[go: up one dir, main page]

JP4037191B2 - 自動車のドアのサッシュモール用クリップ - Google Patents

自動車のドアのサッシュモール用クリップ Download PDF

Info

Publication number
JP4037191B2
JP4037191B2 JP2002195938A JP2002195938A JP4037191B2 JP 4037191 B2 JP4037191 B2 JP 4037191B2 JP 2002195938 A JP2002195938 A JP 2002195938A JP 2002195938 A JP2002195938 A JP 2002195938A JP 4037191 B2 JP4037191 B2 JP 4037191B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plastic material
end cap
clip
lip
soft plastic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002195938A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004034856A (ja
Inventor
秀彰 中西
貴 山中
秀彰 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankei Giken Kogyo Co Ltd
Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd
Original Assignee
Sankei Giken Kogyo Co Ltd
Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankei Giken Kogyo Co Ltd, Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd filed Critical Sankei Giken Kogyo Co Ltd
Priority to JP2002195938A priority Critical patent/JP4037191B2/ja
Priority to US10/611,148 priority patent/US7055291B2/en
Priority to CNB031277861A priority patent/CN1294034C/zh
Publication of JP2004034856A publication Critical patent/JP2004034856A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4037191B2 publication Critical patent/JP4037191B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J5/00Doors
    • B60J5/04Doors arranged at the vehicle sides
    • B60J5/0401Upper door structure
    • B60J5/0402Upper door structure window frame details, including sash guides and glass runs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/20Sealing arrangements characterised by the shape
    • B60J10/21Sealing arrangements characterised by the shape having corner parts or bends
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R13/00Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
    • B60R13/04External Ornamental or guard strips; Ornamental inscriptive devices thereon
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05FDEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05F11/00Man-operated mechanisms for operating wings, including those which also operate the fastening
    • E05F11/38Man-operated mechanisms for operating wings, including those which also operate the fastening for sliding windows, e.g. vehicle windows, to be opened or closed by vertical movement
    • E05F11/382Man-operated mechanisms for operating wings, including those which also operate the fastening for sliding windows, e.g. vehicle windows, to be opened or closed by vertical movement for vehicle windows
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/50Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
    • E05Y2900/53Type of wing
    • E05Y2900/55Windows

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のドアのサッシュモールをドアに固定するクリップに関し、特に、サッシュモールのエンド部分をドアピラーに固定するサッシュモール用クリップに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のドアの上縁部にはドアガラスを受けるフレームが設けられ、更に、そのフレーム及びガラス縁部をカバーするサッシュモールが設けられる。図1において、フロントドア1の上縁部にサッシュモール2が自動車の進行方向の前側から後側にドア1の上縁部に沿って長く設けられている。サッシュモール2の後端のエンド部分3には、窓ガラス5を移動可能に支持するドアピラー6が上下方向に延びている。図1の円IIにおける拡大図である図2において、サッシュモール2は、ドアピラー6の上端を覆って外観を良くするとともに、エンド部分3を含むサッシュモール部分は、サッシュモール用クリップによってドアピラー6に固定される。図2のIII−III線断面図である図3の(A)において、サッシュモール2のエンド部分3の空洞には、サッシュモール用クリップ7が挿入される。クリップ7は、エンド部分3の空洞を塞いで外観をよくするとともに、ドアピラー6に固定される固着部(図示せず)を有し、サッシュモール2のエンド部分3をドアピラー6に固定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
図3(A)に図示のように、サッシュモール用クリップ7は、サッシュモール2をドアピラー6に適正な姿勢で固定する。しかし、ドアピラー6とサッシュモール2の下縁部との間には隙間9ができてしまい、外観を損なうとともに、雨水等の浸入を防止するシール性も低くなる。そのため、図3(B)に示すように、ドアピラー6に交差するモール2の部分の下縁部には、ドアピラー6の全幅に渡って軟質プラスチック材料でなるリップ10を接合し、モール2をドアピラー6に取付けるとリップ10が隙間9を塞ぐようにした。しかし、リップ10は、隙間9を塞ぐためにドアピラー6の幅11(図2参照)の全体に、モール2に接合せねばならず、モール2に一体成形することは困難であった。そこで、モール2へリップ10を接着剤で接合していたが、組立現場での作業であり、量産性が低く、リップ10を確実に且つ安定して接合するのには熟練を必要とし、コストアップにもなっていた。従って、リップをモールへ接合せずに、モールとドアピラーとの隙間を塞ぐことができることが望まれている。
【0004】
日本国の実開平3−51616号公報には、サッシュモールとドアピラーとの隙間を塞ぐため、ガラスラン(移動可能な窓ガラスの縁部を受ける部材)に、サッシュモールとドアピラーの間の隙間に延びる突出片をパッキンとなるように形成する構造が記載されている。この構造は、隙間を塞ぐために窓枠に渡って長く延びるガラスランを特定の形状に形成するもので、隙間を塞ぐためにサッシュモール用クリップを利用するものではない。日本国の特開平7−186724号公報には、自動車のドアのサッシュモールのエンド部分に挿入して塞ぐエンドキャップが開示されている。このエンドキャップには、ドアピラー側に延びるロック部が設けられ、他方、ドアピラーのピラーカバーにはロック部を受けるフックが設けられている。エンドキャップをモールに挿入するとロック部がドアピラーに隣接し、ピラーカバーのフックをロック部に係合後させることによって、ピラーカバーをサッシュモールに対して適正な位置関係に維持するものである。このエンドキャップは、ピラーカバーをサッシュモールに対して適正な位置関係に維持するものであって、サッシュモールとドアピラーとの間の隙間を塞ぐリップについては何も示唆していない。日本国の特開平8−300953号公報には、シール機能と窓ガラスのガイド機能を向上するガラスラン構造が開示されている。このガラスラン構造は、フロントドアとリヤドアの間でサッシュモールに連続感を与えるものであって、サッシュモールとドアピラーとの間の隙間を塞ぐようにリップを改良するものではなく、隙間を塞ぐためにサッシュモール用クリップを利用するものではない。
【0005】
従って、本発明の目的は、サッシュモールのエンド部分をドアピラーに固定するとともに、サッシュモールとドアピラーの間の隙間を塞ぐリップを有するサッシュモール用クリップを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、本発明に係る自動車のドアのサッシュモール用クリップは、サッシュモールのエンド部分の空洞に挿入される細長いエンドキャップ部と、サッシュモールに延びるドアピラーの部分に固定される固着部と、サッシュモールとドアピラーとの間の隙間を埋めるリップとを包含し、固着部とエンドキャップ部とは、硬質プラスチック材料で一体成形されており、固着部は、エンドキャップ部に対して、該エンドキャップ部がサッシュモールに挿入されると該固着部がドアピラーの所定位置に固定できる位置にあるように一体成形されており、リップは、軟質プラスチック材料で成り、該リップは、溶融した軟質プラスチック材料がエンドキャップ部の所定位置に流し込まれて固化することによって所定の形状をもって該エンドキャップ部に一体的に連結されていることを特徴とする。
【0007】
かかるクリップによれば、エンドキャップ部と固着部とが硬質プラスチック材料で一体成形され、この一体成形部材に、溶融した軟質プラスチック材料を流し込んでリップが成形されるので、モールへリップを接合することが不要になり、リップはエンドキャップ部に融着によって連結されるのでエンドキャップ部への連結強度は高く維持され、クリップは型成形によって形成できるので、品質を高く維持しながら量産することができ、エンドキャップ部をサッシュモールのエンド部分に挿入して固着部をドアピラーに固着するだけで、サッシュモールとドアピラーとの隙間を熟練を必要とせずに塞ぐことができる。
【0008】
上記サッシュモール用クリップにおいて、エンドキャップ部の端部には、リップから連続する軟質プラスチック材料のカバー部が一体的に連結されている。これによって、エンドキャップ部の意匠面とリップが切れ目なく連続して、モールエンドのシール機能とそのエンド部分全体を見栄えのよい外観にする。また、エンドキャップ部には軟質プラスチック材料が流れ込む複数の貫通穴が形成され、該軟質プラスチック材料が該貫通穴に流れ込んで固定アンカーを形成して軟質プラスチック材料が硬質プラスチック材料に連結されるのが強化されるのが好ましい。その場合、貫通穴の直径が軟質プラスチック材料の入口より出口で大径に形成されて固定アンカーが該貫通穴から抜けるのを阻止するように形成されるのが好ましい。これによって、リップやカバー部がエンドキャップ部に更に強固に連結される。
【0009】
上記クリップにおいて、硬質プラスチック材料はポリカーボネート系ポリマーアロイであり、軟質プラスチック材料は、熱可塑性エラストマー(TPE)であって、硬質プラスチック材料への熱融着性が高いものであることが好ましい。軟質プラスチック材料は、エンドキャップ部の長手方向に沿って及び該エンドキャップの端部に沿って連結されており、該エンドキャップの長手方向の連結縁部及び端部は凸凹のラインに形成されて、軟質プラスチック材料が硬質プラスチック材料に連結するのが強化されているのが好ましい。上記のクリップにおいて、固着部は、ドアピラーの取付穴に挿入及び固定されるようにエンドキャップ部から突出する錨脚形状に形成されているのが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図4〜図8には、本発明の実施例に係るサッシュモール用クリップ15が示されており、図9及び図10には、リップが連結される前の、クリップ15のエンドキャップ部17が示されている。図4〜図8に示すように、本発明のサッシュモール用クリップ15は、サッシュモールのエンド部分(図2のサッシュモール2のエンド部分3を参照されたい)の空洞に挿入される細長いエンドキャップ部17と、サッシュモールに延びるドアピラー(図2のドアピラー6を参照されたい)の部分に固定される固着部18(図6を参照されたい)と、サッシュモールとドアピラーとの間の隙間を埋めるリップ19とを包含する。
【0011】
本発明において、固着部18とエンドキャップ17部とは、硬質プラスチック材料で一体成形されている。図9及び図10には、固着部18が隠れて見えないエンドキャップ部17が示されている。エンドキャップ部17は、サッシュモールのエンド部分を塞ぐ大きさの本体部21とモールの長手方向にドアピラーの幅(図2のドアピラー6の幅11を参照)包含する長さ延びるリップ支持部22とを有し、図9及び図10の裏面側には、固着部18が一体成形によって固着されている。かかる硬質プラスチック材料としては、ポリカーボネート(PC)系のポリマーアロイ、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT)を相手材としたPC/PBTアロイが挙げられる。
【0012】
本発明において、リップ19は軟質プラスチック材料で成る。かかる軟質プラスチック材料としては、熱可塑性エラストマー(TPE)が好ましく、殊に、ポリエステル系熱可塑性エラストマーが好ましい。この熱可塑性エラストマー材料は上記のPC/PBTアロイに対して熱融着性が高い利点がある。リップ19の形成のため、ドアピラーとサッシュモールの間の隙間を塞ぐようにドアピラーの幅(図2の幅11参照)に延びる、所定の形状に形成された成形型を、硬質プラスチック材料で成形されたエンドキャップ部17の本体部21及びリップ支持部22の長手方向の延びる縁部に沿って配置して、その型に溶融した軟質プラスチック材料を流し込んで固化させて、所定の形状に形成されたリップ19を得る。リップ19は、エンドキャップ部17の長手方向に延びる縁部の所定位置に融着されて、エンドキャップ部17に一体的に連結される。
【0013】
サッシュモール用クリップ15には、エンドキャップ部17の本体部21の端部に、リップ19から連続する、リップ19と同じ軟質プラスチック材料のカバー部23が一体的に連結されている。リップ19を形成するための成形型は、カバー部23を一緒に成形する形状の型であるのが好ましく、リップ19とカバー部23を一体成形できる。リップ19とカバー部23を一体的に連結したので、エンドキャップ部17が塞ぐモールエンド部分の意匠面となるカバー部23とリップ19が切れ目なく連続して、モールエンド部分のシール機能を向上し、エンド部分の全体を見栄えのよい外観にする。
【0014】
図9及び図10を参照すると、エンドキャップ部19には、軟質プラスチック材料が流れ込む複数の貫通穴25が形成されている。貫通穴25は、リップ19が連結される、本体部21及びリップ支持部22の長手方向縁部に沿って間隔をおいて複数形成され、またカバー部23が形成される本体部21の端縁に沿って形成されている。これらの貫通穴25には、リップ19及びカバー部23を形成する際に、軟質プラスチック材料が流れ込んで、固化した後に固定アンカーを形成する。これによって、軟質プラスチック材料で形成されるリップ19及びカバー部23は、硬質プラスチック材料で成るエンドキャップ部17への連結強度が向上する。これらの貫通穴25は、図7及び図8に示すように、直径が軟質プラスチック材料が流し込まれる入口側の直径bより出口側の直径aが大径に形成されている。これによって、貫通穴に形成された固定アンカー26は貫通穴25から抜けるのが阻止され、これによって、リップ19やカバー部23はエンドキャップ部17に更に強固に連結される。更に、図5、9及び10に図示のように、硬質プラスチック材料で成るエンドキャップ部17の本体部21及びリップ支持部22の長手方向に延びる縁部の形状及び本体部21の端縁の形状が、直線ではなく、凸部又は凹部を有する凸凹のラインに形成されている。これによって、軟質プラスチック材料が、その凸凹のラインに沿ってエンドキャップ部17へ融着され、エンドキャップ部17へ接合する面積が増大するとともに、長手方向又は端縁方向への動きが規制されて一層分離しにくくなり、軟質プラスチック材料が硬質プラスチック材料に連結するのが一層強化される。
【0015】
固着部18は、図6に図示のように、エンドキャップ部17に対して、エンドキャップ部17がサッシュモールに挿入されると固着部18がドアピラーの所定位置に固定できる位置に一体成形され、その形状もドアピラーに固定するのに適した形状に形成される。図示の例では、固着部18は、ドアピラーの取付穴に挿入及び固定されるようにエンドキャップ部17から突出する錨脚係止部27として形成されている。この形状は、クリップ15をドアピラーに固着する固着部として機能する限り任意の形状に形成できる。また、固着すべき、ドアピラーは、文字通りのドアピラーの外に、ドアスキン等と呼ばれるドアピラーに設けられるピラーカバー等も含む。
【0016】
図11は、本発明に係るサッシュモール用クリップ15を用いて、サッシュモール2をドアピラー6に固定した様子を示す、図2のIII−III線に沿った横断面図である。図11において、クリップ15のエンドキャップ部17の本体部はサッシュモール2の空洞部にあり、エンドキャップ部17の下縁部からはリップ19が一体的に延び出て、サッシュモール2の下縁部とドアピラー6の隙間に延び出る。リップ19は軟質プラスチック材料から形成されるので、隙間においてドアピラー6又はモール2の形状に沿って容易に撓み、隙間を密に塞ぐことができる。なお、図12は、固着部18がドアピラー6の取付穴29に挿入されてクリップ15がドアピラー6に固定され、これによって、モール2がドアピラー6に固定される様子を示す。
【0017】
【発明の効果】
本発明のサッシュモール用クリップによれば、エンドキャップ部と固着部とが硬質プラスチック材料で一体成形され、その一体成形部材に、溶融した軟質プラスチック材料を流し込んでリップが成形されるので、モールへリップを接合することが不要になり、リップはエンドキャップ部に固定アンカー及び融着によって連結されるのでエンドキャップ部への連結強度は高く維持され、クリップは型成形によって形成できるので、品質を高く維持しながら量産することができ、エンドキャップ部をサッシュモールのエンド部分に挿入して固着部をドアピラーに固着するだけで、サッシュモールとドアピラーとの隙間を熟練を必要とせずに塞ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フロントドアの一部を示す正面図である。
【図2】図1の円IIで囲んだ部分の拡大図である。
【図3】従来のサッシュモール用クリップとサッシュモールとの関係を示す図2のIII−III線に沿った断面図であり、(A)はモールとドアピラーの間に隙間がある状態を示しており、(B)はモールに隙間を塞ぐリップが接合されている状態を示している。
【図4】本発明の実施例に係る、サッシュモール用クリップの上方から見た斜視図である。
【図5】図4のサッシュモール用クリップの平面図である。
【図6】図4のクリップを底部側から見た斜視図である。
【図7】図5のクリップのVII−VII断面図である。
【図8】図5のクリップのVIII−VIII線断面図である。
【図9】図4のクリップにおいて、リップ及びカバー部が形成される前のエンドキャップ部を上方から見た斜視図である。
【図10】図9のエンドキャップ部の平面図である。
【図11】本発明に係るサッシュモール用クリップとサッシュモールとの関係を示す、図2のIII−III線に沿った断面図である。
【図12】図11のサッシュモール用クリップの固着部がドアピラーに固定された様子を示す、固着部を含む断面図である。
【符号の説明】
1 フロントドア
2 サッシュモール
3 モールのエンド部分
5 窓ガラス
6 ドアピラー
7 従来のサッシュモール
9 隙間
10 リップ
11 ドアピラーの幅
15 本発明に係るサッシュモール用クリップ
17 エンドキャップ部
18 固着部
19 リップ
21 エンドキャップ部の本体部
22 エンドキャップ部のリップ支持部
23 エンドキャップ部のカバー部
25 貫通穴
26 固定アンカー
27 錨脚係止部
29 取付穴

Claims (7)

  1. 自動車のドアのサッシュモール用クリップであって、
    前記サッシュモールのエンド部分の空洞に挿入される細長いエンドキャップ部と、前記サッシュモールに延びるドアピラーの部分に固定される固着部と、前記サッシュモールと前記ドアピラーとの間の隙間を埋めるリップとを包含し、前記固着部と前記エンドキャップ部とは、硬質プラスチック材料で一体成形されており、前記固着部は、前記エンドキャップ部に対して、該エンドキャップ部がサッシュモールに挿入されると該固着部が前記ドアピラーの所定位置に固定できる位置にあるように一体成形されており、前記リップは、軟質プラスチック材料で成り、該リップは、溶融した軟質プラスチック材料が前記エンドキャップ部の所定位置に流し込まれて固化することによって所定の形状をもって該エンドキャップ部に一体的に連結されていることを特徴とするクリップ。
  2. 請求項1に記載のクリップにおいて、前記エンドキャップ部の端部には、前記リップから連続する軟質プラスチック材料のカバー部が一体的に連結されていることを特徴とするクリップ。
  3. 請求項1又は2に記載のクリップにおいて、前記エンドキャップ部には前記軟質プラスチック材料が流れ込む複数の貫通穴が形成され、該軟質プラスチック材料が該貫通穴に流れ込んで固定アンカーを形成して軟質プラスチック材料が硬質プラスチック材料に連結されるのが強化されていることを特徴とするクリップ。
  4. 請求項3に記載のクリップにおいて、前記貫通穴の直径が軟質プラスチック材料の入口より出口で大径に形成されて前記固定アンカーが該貫通穴から抜けるのを阻止することを特徴とするクリップ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のクリップにおいて、前記硬質プラスチック材料はポリカーボネート系ポリマーアロイであり、前記軟質プラスチック材料は、熱可塑性エラストマーであり、前記硬質プラスチック材料への熱融着性が高いことを特徴とするクリップ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のクリップにおいて、前記軟質プラスチック材料は前記エンドキャップ部の長手方向に沿って及び前記端部に沿って連結されており、該エンドキャップの長手方向の連結縁部及び端部は凸凹のラインに形成されて、前記軟質プラスチック材料が前記硬質プラスチック材料に連結するのが強化されていることを特徴とするクリップ。
  7. 請求項1〜6に記載のクリップにおいて、前記固着部は、前記ドアピラーの取付穴に挿入及び固定されるように前記エンドキャップ部から突出する錨脚形状に形成されていることを特徴とするクリップ。
JP2002195938A 2002-07-04 2002-07-04 自動車のドアのサッシュモール用クリップ Expired - Fee Related JP4037191B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002195938A JP4037191B2 (ja) 2002-07-04 2002-07-04 自動車のドアのサッシュモール用クリップ
US10/611,148 US7055291B2 (en) 2002-07-04 2003-07-02 Clip for sash molding of vehicle door
CNB031277861A CN1294034C (zh) 2002-07-04 2003-07-04 汽车车门的窗框模制件用夹子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002195938A JP4037191B2 (ja) 2002-07-04 2002-07-04 自動車のドアのサッシュモール用クリップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004034856A JP2004034856A (ja) 2004-02-05
JP4037191B2 true JP4037191B2 (ja) 2008-01-23

Family

ID=30112353

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002195938A Expired - Fee Related JP4037191B2 (ja) 2002-07-04 2002-07-04 自動車のドアのサッシュモール用クリップ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7055291B2 (ja)
JP (1) JP4037191B2 (ja)
CN (1) CN1294034C (ja)

Families Citing this family (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7210730B2 (en) * 2004-02-26 2007-05-01 Nishikawa Rubber Co., Ltd. Mounting structure of automobile door
JP4272564B2 (ja) * 2004-03-10 2009-06-03 シロキ工業株式会社 モールディング構造
EP1580056B1 (en) * 2004-03-25 2011-10-12 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Doorframe structure
DE102004032682A1 (de) * 2004-04-08 2005-10-27 Dura Automotive Plettenberg Entwicklungs- Und Vertriebs Gmbh Säulenblende für ein Kraftfahrzeug
CN100447021C (zh) * 2004-10-01 2008-12-31 爱信精机株式会社 嵌条端盖
ES2325891T3 (es) * 2007-01-12 2009-09-23 RAINFOREST R&D LIMITED Tira de sujecion para utilizar con una junta para precintar una ventana en la puerta de un vehiculo.
US8001727B2 (en) * 2007-07-24 2011-08-23 Magna International Inc Sealing molding with insert for forming closeout surface
JP5223312B2 (ja) * 2007-11-29 2013-06-26 アイシン精機株式会社 ドア縁部材の接続部構造
JP4588074B2 (ja) * 2008-01-22 2010-11-24 西川ゴム工業株式会社 サッシュモール端部の保持構造
DE102008020151A1 (de) * 2008-04-22 2009-11-05 Dura Automotive Body & Glass Systems Gmbh Zierteil für ein Kraftfahrzeug
JP5432544B2 (ja) * 2009-02-23 2014-03-05 シロキ工業株式会社 車両ドアサッシュモールのエンドキャップ構造
DE102009016258A1 (de) * 2009-04-03 2010-10-14 GM Global Technology Operations, Inc., Detroit Zierblendenanordnung für Kraftfahrzeuge
US8631609B2 (en) * 2009-04-16 2014-01-21 Cooper-Standard Automotive Inc. Integral trim to seal off weatherstrip and remove need for foam pads
US20100313487A1 (en) * 2009-06-16 2010-12-16 Ellis Peter J Applique with integrated end cap and window molding
DE102009026070B4 (de) * 2009-06-29 2018-08-16 Dura Automotive Holdings U.K., Ltd. Säulenblende mit integrierter Fixierhilfe
CA2791940C (en) * 2010-03-03 2020-05-05 Cooper-Standard Automotive Inc. Co-extruded roll formed bright extrusion with integral end forms
DE102011014540A1 (de) * 2011-03-19 2012-09-20 Audi Ag Profildichtung mit Zierleiste für ein Fahrzeug
CN103534140B (zh) * 2011-04-13 2015-12-23 片山工业株式会社 嵌条用端帽
US8572897B2 (en) * 2011-09-14 2013-11-05 Ford Global Technologies, Llc Weatherstrip cinch clip
JP5909959B2 (ja) * 2011-09-26 2016-04-27 アイシン精機株式会社 モールエンドキャップの取付方法
US9038318B2 (en) 2012-08-01 2015-05-26 Henniges Automotive Sealing Systems North America, Inc. Dual end cap for a seal assembly
JP6298778B2 (ja) * 2015-02-10 2018-03-20 株式会社ファルテック エンドキャップ及びモールディング
JP2018507808A (ja) * 2015-03-09 2018-03-22 キム キイルKIM, Ki Il 自動車用ドアピラー及びそのドアピラーの製造方法
KR101559697B1 (ko) 2015-03-24 2015-10-13 김기일 자동차용 도어필라
WO2017035492A1 (en) 2015-08-26 2017-03-02 Cooper-Standard Automotive Inc. End cap clip lock
KR101790968B1 (ko) * 2016-01-29 2017-11-09 우영산업 주식회사 자동차용 프레임 몰딩 엔드피스 및, 상기 엔드피스와 몰딩의 결합구조
US10272756B2 (en) 2016-03-10 2019-04-30 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle door assembly, and methods of use and manufacture thereof
KR101720905B1 (ko) * 2016-08-30 2017-03-29 김기일 자동차용 도어필러
CN106515397B (zh) * 2016-11-03 2023-06-20 华南理工大学 一种汽车后门窗框亮条总成
EP3421299A1 (de) 2017-06-29 2019-01-02 DURA Automotive Holdings U.K., Ltd. Rahmenleiste mit einer weichmaterialstruktur zur spaltüberbrückung
JP7053251B2 (ja) * 2017-12-26 2022-04-12 西川ゴム工業株式会社 自動車ドア用グラスラン
JP7206774B2 (ja) * 2018-10-10 2023-01-18 株式会社アイシン 車両用ドアフレーム
JP7406515B2 (ja) * 2021-02-04 2023-12-27 東海興業株式会社 ベルトモール及びその製造方法

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2786249A (en) * 1952-09-11 1957-03-26 Illinois Tool Works Sealing molding clip
US2961723A (en) * 1957-12-06 1960-11-29 Illinois Tool Works Molding clip
US3680903A (en) * 1970-10-08 1972-08-01 Mccord Corp Protective device
US4348046A (en) * 1979-07-16 1982-09-07 Toyo Kogyo Co., Ltd. Rear side door structure for a four-door type automobile
JPS591611B2 (ja) * 1980-12-12 1984-01-13 日産自動車株式会社 車体構造
JPS6119931Y2 (ja) * 1981-05-22 1986-06-16
US4463539A (en) * 1981-09-25 1984-08-07 Vinylex Corporation Means for securing the components of a decorative molding system
US4442634A (en) * 1982-03-26 1984-04-17 Nifco Inc. Retainer device for car wind-up window
JPH0611206Y2 (ja) * 1987-04-20 1994-03-23 日産自動車株式会社 自動車のドア用昇降窓ガラスの抑え具
US4830898A (en) * 1987-12-16 1989-05-16 Sterling Engineered Products Inc. Extruded vinyl molding incorporating a stiffener
US4911349A (en) * 1989-07-03 1990-03-27 Starboard Industries, Inc. End cap with captive stud for article carriers
JPH0351616A (ja) 1989-07-19 1991-03-06 Takagi Ind Co Ltd 燃焼器具の逆風による危険防止方法
US5186509A (en) * 1992-06-01 1993-02-16 General Motors Corporation Body side molding attachment
US5275455A (en) * 1992-10-07 1994-01-04 Chrysler Corporation Integral molding snap-in attachment fastener
US5433038A (en) * 1993-12-03 1995-07-18 Gencorp Inc. Vehicle window weather sealing strip with retaining clip
JPH07186724A (ja) 1993-12-24 1995-07-25 Nissan Motor Co Ltd 自動車のドアサッシュ構造
GB2306410B (en) * 1994-08-31 1997-11-12 Toyota Motor Co Ltd Door trim energy absorbing structure
US5860692A (en) * 1994-09-28 1999-01-19 Toyoda Gosei Co., Ltd. Weather strip for motor vehicle and method for manufacturing the same
JP3602177B2 (ja) * 1994-12-26 2004-12-15 本田技研工業株式会社 ドアモールの取付け構造
US5820198A (en) * 1995-03-03 1998-10-13 Toyoda Gosei Co., Ltd. Weather strip for motor vehicle and method for manufacturing the same
JPH08300953A (ja) 1995-05-11 1996-11-19 Nissan Motor Co Ltd 自動車のドアグラスラン構造
JPH08324247A (ja) * 1995-05-31 1996-12-10 Nishikawa Rubber Co Ltd ウエストシールインナー
US5519968A (en) * 1995-07-13 1996-05-28 Gencorp Inc. Vehicle window sealing strip with integral downward retaining flange
JP3066948B2 (ja) * 1995-11-06 2000-07-17 片山工業株式会社 自動車用ベルトラインモールディング
DE19711487C2 (de) * 1997-03-19 2001-10-11 Metzeler Automotive Profiles Dichtungsprofil für Kraftfahrzeuge
JP2000043571A (ja) * 1998-07-27 2000-02-15 Togo Seisakusho Corp クリップ
US6416113B1 (en) * 2000-09-07 2002-07-09 Guardian Industries Corp. Applique for vehicle B-pillar
US6409256B1 (en) * 2001-01-23 2002-06-25 Guardian Industries Corp. Multi-piece applique for vehicle B-pillar

Also Published As

Publication number Publication date
US7055291B2 (en) 2006-06-06
US20040006923A1 (en) 2004-01-15
CN1294034C (zh) 2007-01-10
JP2004034856A (ja) 2004-02-05
CN1486869A (zh) 2004-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4037191B2 (ja) 自動車のドアのサッシュモール用クリップ
JP5610308B2 (ja) ガラスラン
CA2731148C (fr) Exterior trim for motor vehicle door frame, and sealing module incorporating same
JP6237391B2 (ja) 自動車用ガラスラン
US8429855B2 (en) Window weatherseal with molded weatherstrip
KR101019362B1 (ko) 지퍼 파스너 단부 멈춤부
US8490334B2 (en) Glass run
JP2006143032A (ja) 自動車用ガラスラン
JP2007090987A (ja) 自動車用ガラスラン
JP2008149739A (ja) ガラスラン
JP3671912B2 (ja) 自動車のリヤウインドウ構造
JP4059448B2 (ja) 車両用のウェザーストリップ
KR100776653B1 (ko) 자동차의 도어 프레임 밀폐구조
KR100795697B1 (ko) 자동차의 도어 프레임 밀폐구조
JP2008114804A (ja) 自動車ドアのシール構造
JP2004306824A (ja) ウェザーストリップ
JP3925115B2 (ja) 自動車ドアのパーティションサッシ構造
JP4017871B2 (ja) 車両用ドアウエストモールディング結合構造
JP4228509B2 (ja) 自動車用ドアトリム
JP7397725B2 (ja) ウェザストリップ
JP3281197B2 (ja) ドアグラスランのコーナー部接合構造
JP2008213497A (ja) 自動車用ドアウエザストリップ
JP2007091009A (ja) 自動車用ガラスラン
JP3526543B2 (ja) クリップ付モール及びクリップ付モール製造金型
KR100463161B1 (ko) 자동차의 도어 프레임 밀폐구조

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050304

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071015

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071031

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111109

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111109

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121109

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131109

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees