JP3943040B2 - 高速順方向パケット接続方式を使用する移動通信システムにおける逆方向の送信電力オフセット情報を送受信する装置及び方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は高速順方向パケット伝送サービスを支援する符号分割多重接続移動通信システムで高速専用物理制御チャンネルに対する電力制御装置及び方法に係り、特に、高速専用物理制御チャンネルを伝送するための逆方向送信電力オフセット値を送/受信する装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、高速順方向パケット接続(High Speed Downlink Packet Access、以下、“HSDPA”と称する)方式はUMTS(Universal Mobile Terrestrial System)通信システムで順方向高速パケットデータ伝送を支援するための順方向データチャンネルである高速順方向共有チャンネル(High Speed-Downlink Shared Channel :HS−DSCH)とその関連制御チャンネルを含むデータ伝送方式を総称する。前記HSDPAを支援するために適応的変調及び符号化方式(Adaptive Modulation and Coding:AMC)、複合再伝送方式(Hybrid Automatic Retransmission Request:HARQ)及び速いセル選択方式(Fast Cell Select:FCS)が提案されている。
【0003】
第一に、AMC方式について説明する。
AMC方式は特定の基地局(Node B)と端末機(User Equipment:UE)との間のチャンネル状態に応じて相異なるデータチャンネルの変調及び符号化方式を決定して前記基地局全体の使用効率を向上させるデータ伝送方式をいう。したがって、前記AMC方式は複数の変調及び符号化方式を備え、その変調及び符号化方式を組み合わせてデータチャンネル信号を変調及び符号化する。通常的に前記変調及び符号化方式の組み合わせの各々を変調及び符号化スキーム(Modulation and Coding Scheme:MCS)といい、前記MCSの数に応じてレベル1からレベルnまで複数のMCSを定義することができる。すなわち、前記AMC方式は前記MCSのレベルを前記UEと現在無線接続状態の基地局との間のチャンネル状態に応じて適応的に決定して全体システムの効率を向上させる方式である。
【0004】
第二に、HARQ方式、特に、多チャンネル停止-待機混和自動再伝送方式(n-channel Stop And Wait Hybrid Automatic Retransmission Request、以下、“n-channel SAW HARQ”と称する)について説明する。
前記HARQ方式はARQ(Automatic Retransmission Request)方式の伝送効率を向上させるために次のような二種の方案を適用したものである。一番目の方案は前記HARQはUEとNode Bとの間における再伝送要求及び応答を行うことであり、二番目の方案はエラーの発生したデータを一時的に貯蔵し、該当データの再伝送データと結合して伝送することである。さらに、HSDPA方式では従来の停止-待機自動再伝送(SAW ARQ)方式の短所を補完するために前記n-channel SAW HARQ方式を導入した。前記SAW ARQ方式の場合、以前のパケットデータに対するACK(Acknowledgement)信号を受信した後、次のパケットデータを伝送する。上述したように以前のパケットデータに対するACK信号を受信した後、次のパケットデータを伝送するので、パケットデータを現在伝送できるにもかかわらず、ACK信号を待機すべき場合がある。一方、前記n-channel SAW HARQ方式では前記以前のパケットデータに対するACK信号を受信しない状態で多数のパケットデータを連続的に伝送してチャンネルの使用効率を高めることができる。すなわち、端末機と基地局との間にn個の論理的なチャンネルを設定し、特定時間又はチャンネル番号で前記n個のチャンネルの各々を識別できるなら、パケットデータを受信する前記UEは任意の時点に受信したパケットデータがどのチャンネルを通じて伝送されたパケットデータであるかを確認することができる。さらに、受信順序でパケットデータを再構成するか、該当パケットデータをソフト結合(soft combine)することができる。
【0005】
次はFCS方式を説明する。
前記FCS方式は前記HSDPA方式を使用している端末機が重畳地域、すなわち、ソフトハンドオーバー領域に位置する場合、複数のセルのうち、チャンネル状態のよいセルを迅速に選択する方法である。前記FCS方式は具体的には次の通りである。(1)前記HSDPAを使用している端末機が以前の基地局と新たな基地局とのセル重畳地域に進入する場合、前記端末機は複数のセル、すなわち、複数の基地局との無線リンク(Radio Link)を設定する。この際、前記端末機と無線リンクを設定したセルの集合を活性集合(active set)と称する。(2)前記活性集合に含まれたセルのうち、最も良好なチャンネル状態を維持しているセルのみからHSDPA用のパケットデータを受信して全体的な干渉を減少させる。ここで、前記活性集合でチャンネル状態が最も良好でHSDPAパケットデータを伝送するセルをベストセル(best cell)という。前記端末機は前記活性集合に属するセルのチャンネル状態を周期的に検査して現在のベストセルより良好なチャンネル状態を有するセルが発生する場合、前記現在のベストセルをより良好な状態のセルに変えるためにベストセル指示子(Best Cell Indicator:BCI)などを前記活性集合に属するセルに伝送する。前記BCIにはベストセルとして選択されたセルの識別子(ID)が含まれる。前記活性集合内のセルは前記BCIを受信して前記BCIに含まれたセル識別子を検査する。前記活性集合内のセルの各々は前記BCIが自分に該当するBCIであるかを検査する。その結果、ベストセルとして選択された該当セルは高速順方向共有チャンネル(HS-DSCH)を用いて前記端末機へパケットデータを伝送する。
【0006】
図1は通常的なHSDPA方式を支援する移動通信システムの順方向チャンネル構造を概略的に示した図である。図1を参照すれば、前記HSDPA方式を支援する移動通信システムの順方向チャンネルは順方向専用物理チャンネル(Down-Link Dedicated Physical Channel、以下、“DL_DPCH”と称する)、順方向共有制御チャンネル(Down_Link Shared Control Channel、以下、“DL_SHCCH”と称する)及びHS-DSCHを含む。
【0007】
前記DL_DPCHを通じては既存の符号分割多重接続移動通信システム(例えば、Release-99)で要求される情報と伝送するHSDPAパケットデータが存在するかを示す高速順方向の共通チャンネル指示子(HS-DSCH Indicator、以下、“HI”と称する)とが伝送される。一方、前記HIを通じて該当端末機が受信すべきSHCCHを知らせる。
【0008】
例えば、前記HSDPAパケットデータがN(=N1+N2)スロットの単位で伝送される場合(すなわち、HSDPA伝送時区間(TTI:Transmission Time Interval)=Nスロット)、前記HIをN1スロットに分けて伝送し、残りN2のスロットで前記HIを伝送する部分は不連続伝送(Discontinuous Transmission:DTX)として処理する。しかし、伝送するHSDPAパケットデータが存在しなければ、一つのTTIを構成するすべてのスロットのHIを伝送する部分はDTX処理される。但し、前記場合は前記TTI内でスロットの構造が変更されず、固定されていると仮定する。図1には、前記HSDPAパケットデータが3スロットの単位で伝送される場合(すなわち、HSDPA 1 TTI=3スロット)、HIは3スロットのうち、いずれか一つのスロットを通じて伝送される。
【0009】
前記SHCCHは該当端末機が前記HS-DSCHを通じてHSDPAパケットデータを受信するために要求される制御情報を伝送する。前記SHCCHを通じて伝送されるHS-DSCH制御情報は次の通りである。
(1) 伝送フォーマット及び資源関連情報(Transport Format and Resource related Information:TFRI):HS-DSCHで使用されるMCSレベル、HS-DSCHのチャンネル化コード情報、伝送ブロックセットのサイズ及び伝送チャンネルの識別子などを示す。
(2) HARQ情報:HARQを支援するために要求される情報を示す。
(a) HARQプロセス番号:n-channel SAW HARQを使用する場合、HARQのための論理的なチャンネルのうち、特定のパケットデータが属するチャンネルを知らせる。
(b) HARQパケット番号:FCSでベストセルが変わる場合、新たに選択されたベストセルにUEがHSDPAデータの伝送状態を知らせるように順方向パケットデータの番号を前記UEに知らせる。
【0010】
前記SHCCHには一つ又は二つ以上のチャンネル化コードを割当てることができる。図1は最大四つのSHCCHを割当てる例を示している。この場合、該当UEが受信すべきSHCCHに対する情報は2ビットのHIとして表現されることができる。例えば、HIが00であれば、UEはSHCCH#1を受信し、01の場合はSHCCH#2を、10の場合はSHCCH#3を、11の場合はSHCCH#4を受信する。
【0011】
前記HS−DSCHは前記HSDPAパケットデータが伝送されるチャンネルである。前記HS−DSCHを通じては高速パケットデータが伝送されるべきなので、拡散率(Spreading Factor、以下、“SF”と称する)が非常に低いOVSF(Orthogonal Variable Spreading Factor)コードを割当てる。例えば、前記HS-DSCHに対応してSF=16であるOVSFコードを割当てることができる。
【0012】
上述した三つの順方向チャンネル、すなわち、DL_DPCH、SHCCH、HS-DSCHを用いて前記UEがHSDPAサービスを受ける過程を説明すると、次の通りである。
【0013】
前記UEはDL_DPCH信号を受信してHIフィールドを検査する。前記HIフィールドがDTX処理されると、前記UEはHSDPAパケットデータが存在しないと認知していずれのSHCCHも受信せず、次のTTIまで待機する。しかし、前記HIフィールドに特定のビット値が検査されると、前記UEはHSDPAパケットデータが存在すると認知して前記特定のビット値に応じて該当SHCCH信号を受信する。その後、前記受信したSHCCH信号を復号化してHS-DSCHの復調に必要なMCSレベル、チャンネル化コード情報及びHARQ関連制御情報を抽出する。その後、前記UEは前記抽出した制御情報を用いてHS-DSCH信号を受信して復調及び復号化することにより、HSDPAパケットデータを検出する。
【0014】
上述したように、UEがHS−DSCH信号を復調するためにはDL_DPCH信号とSHCCH信号を受信して制御情報を確認することが先行されるべきである。したがって、図1ではDL_DPCHとSHCCHの開始時点がHS-DSCHの開始時点より早い。
【0015】
図2は既存の順方向のデータサービスのためのフィールドにHSDPAサービスのためのHIフィールドを追加したDL_DPCHの構成例を示している。
【0016】
図2を参照すれば、既存の順方向データサービスのためのフィールドは第1及び第2データフィールド、TPC(Transmit Power Control)フィールド、TFCI(Transmit Format Combination Indicator)フィールド及びパイロットフィールドから構成される。前記第1及び第2データフィールドを通じては上位階層動作を支援するためのデータ又は音声などの専用サービスを支援するためのデータが伝送される。前記TPCフィールドを通じては端末の伝送電力を制御するための下向き伝送電力制御命令を伝送し、前記TFCIフィールドを通じては前記第1及び第2データフィールドの伝送フォーマット組み合わせ識別情報を伝送する。
【0017】
前記パイロットフィールドを通じては予め約束されたシンボル列として端末が下向きチャンネルの状態を推定するためのパイロット信号を伝送する。前記HSDPAサービスのためのHIフィールドは前記第1又は第2データフィールドの一部を穿孔して生成させることもできる。
【0018】
図3は通常的なHSDPA方式を支援する移動通信システムの逆方向専用物理チャンネルの概略的な構成を示した図である。
【0019】
図3を参照すれば、逆方向の専用物理チャンネルは既存のRelease-99を支援する逆方向専用物理データチャンネル(UL_DPDCH)、逆方向専用物理制御チャンネル(UL_DPCCH)及びHSDPAサービスを支援するための高速逆方向専用物理制御チャンネル(HS-DPCCH)からなる。前記逆方向の専用物理チャンネルの各々に対しては別途のチャンネル化コードを割当てて管理する。すなわち、HSDPAサービスのために既存の逆方向制御チャンネルを変更せず、チャンネル化コードを割当てて新たな逆方向制御チャンネルとしてHS-DPCCHを定義している。これは既存の逆方向制御チャンネルを修正する場合、既存のシステムとの好換性問題、チャンネル構造の複雑度などを解除するためである。このようにHSDPAサービスのためにHS-DPCCHを新たに割当てることは逆方向の場合にUEに対してすべてのOVSFコードの割当てが可能でチャンネル化コード資源が十分であるからだ。
【0020】
前記UL_DPDCHを通じては各スロットの単位で上位階層データが伝送され、前記UL_DPCCHを通じては各スロットの単位でパイロットシンボル、伝送フォーマット組み合わせ表示(TFCI)ビット、FBIシンボル及び伝送出力制御シンボル(TPC)が伝送される。前記パイロットシンボルは基地局で逆方向チャンネルの状態を推定するための信号として利用し、前記TFCIビットは現在のフレームで伝送されるデータがいずれの伝送組み合わせを使用するかを示す。前記FBIシンボルは送信ダイバシティ技術の使用時にフィードバック情報を示し、前記伝送出力制御シンボル(TPC)は順方向チャンネルの送信出力を制御するためのものである。前記UL_DPCCHのために使用される直交コードの拡散率SFは256に固定されている。
【0021】
前記HS-DPCCHを通じては受信した高速パケットデータのエラー可否による確認信号と順方向チャンネル品質(channel quality indicator:CQI)情報が伝送される。前記確認信号はエラーが発生しないことを示す認知信号ACKとエラーの発生による不定的認知信号NACKに分けられる。前記CQI情報はHSDPAサービスのためのAMCSを支援するためにUEが基地局に提供する情報である。三つのスロットが一つのTTIを構成すると仮定すると、前記ACK/NACKは三つのスロットのうち、いずれか一つのスロットにかけて伝送され、前記CQI情報は残り二つのスロットにかけて伝送される。前記ACK/NACK又はCQI情報の伝送が必要でない場合、前記ACK/NACK又はCQIフィールドをDTX処理して伝送する。
【0022】
図4は一般的な第3世代の非同期移動通信システムでUEがハンドオーバー状況に位置する場合を説明するための図である。
【0023】
図4では、UEの活性集合に三つのNode Bが存在すると仮定し、前記三つのNode Bのうち、Node#B1 405とNode#B2 406は同じ基地局制御器(Radio Network Controller、以下、“RNC”と称する)402に属し、Node#B3420は他のRNC404に属すると仮定する。図4でRNS(Radio Network System)は第3世代の非同期移動通信標準でRNCと前記RNCが制御するNodeBとを総称する意味として使用される。RNS A 401はRNC A 402と前記RNC A 402により制御されるNode#B1 405及びNode#B2 406を含み、RNS B 403はRNC B 404と前記RNC B 404により制御されるNode#B3 420を含む。前記RNC A 402をSRNC(Serving RNC)と仮定し、前記RNC B 404をDRNC(Drift RNC)と仮定する。前記SRNCは該当UEのサービスを管理し、核心網(Core Network:CN)との連結を行うRNCを称する。該当UEのデータを処理するRNCのうち、SRNCに該当しないすべてのRNCをDRNCと称する。
【0024】
以下、UEがハンドオーバー状況で行う具体的な動作を図4を参照して説明する。
UE419はNode#B1 405内のセル#1 407からDL_DPCH、SHCCH、HS-DSCH411を通じてHSDPAサービスを受けるとき、セル#1 407から遠くなる状況が発生する。もちろん、UE419は逆方向でDPDCH、DPCCH、HS-DPCCHを伝送している。この際、前記UE419は前記セル#1 407とともに他のセルからの受信信号の強度が十分に大きい場合、ソフトハンドオーバーを行う。前記UEは持続的に各種セルの受信信号を監視して信号の強度が大きいセルを順次に活性集合に含ませる。これにより、図4に示したように、セル#2 408、Node#B2 406内のセル#3 409及びNode#B3 420内のセル#4 410を活性集合に含ませる。したがって、前記UEは前記セル#1 407とともに前記他のセル408,409,410から同時にDL_DPCH 412,413,414を通じて信号の受信が可能になる。
【0025】
かかるハンドオーバー状況で前記UE419は前記セル#1 407からのDL_DPCH、SHCCH、HS-DSCHのみならず、活性集合内の他のセル#2、#3及び#4からDL_DPCHを受信する。すなわち、前記UE419は前記セル#1 407のみからHSDPAサービスによるSHCCHとHS−DSCHを受信する。これは前記HS-DSCHがソフトハンドオーバーを支援しないからである。その理由は他のNode B 406、420が高速のデータを伝送するNode B#1のデータパケット伝送状況を把握して迅速にデータパケットを伝送するのには具現上の難点が多いからである。端末は前記四つのセル407、408、409、410からのDL_DPCHをソフト結合して解釈する。前記ソフト結合とは、UE419がフィンガーを通じて相異なる経路の信号をそれぞれ受信して結合することをいう。前記ソフト結合の目的は相異なる経路を通じて受信される同じ情報を合算した後、これを解釈してUEに受信信号に対する多重経路ダイバシティ効果を与えて受信信号に影響を及ぼす雑音を減らすためである。一方、通常的に移動通信システムではNode BとUEとのチャンネルに対しては電力制御が行われる。しかし、HSDPAサービスを支援するために提案されたHS-DPCCHにおける電力制御は別途に行われず、前記UL_DPCCHに対する電力制御が同じく適用される。言い換えれば、DPCCHとHS-DPCCHは一定の電力比を備え、所定の電力制御により前記UL_DPCCHの送信電力が増加又は減少すると、これに対応して前記HS-DPCCHの送信電力も増加又は減少する。ここで、前記UL_DPCCHの送信電力はDL_DPCHのTPCフィールドを通じて伝送される制御命令であるTPCにより制御される。上述したように、前記HS-DPCCHの伝送電力をDPCCHの伝送電力との比を用いて制御することにより発生する恐れのあるHS−DPCCHの電力制御に対する問題点を図4に参照して説明する。
【0026】
既存のRelease-99における通常的な逆方向電力制御過程について調べると、基地局はUL_DPCCHを通じてパイロット信号を受信し、前記受信したパイロット信号により上向きSIR(Signal-to-Interference Ratio)を測定する。前記測定されたSIRを目標SIR(Target SIR)と比較してDL_DPCHを通じてTPCを伝送する。例えば、前記測定されたSIRが前記目標SIRより小さい場合はDL_DPCHのTPCフィールドを通じて上向き伝送電力の増加命令をUEに伝送する。しかし、前記測定されたSIRが前記目標SIRより大きい場合は伝送電力の減少命令をUEに伝送する。
【0027】
一方、ハンドオーバー状況における逆方向チャンネルに対する電力制御を説明すると、UEは活性集合に含まれたすべてのNode BからDL_DPCHを通じてTPCを受信する。さらに、前記受信したTPCのうち、いずれか一つでも減少命令を含むと、逆方向チャンネルに対する送信電力を減少させる。例えば、セル#1 407から電力増加命令を受信し、他のNode B 406、420からは電力減少命令を受信すると、前記UE419は逆方向チャンネルの送信電力を低める。すなわち、HSDPAサービスを提供するセル#1 407が続けて電力増加を命令しても、UL_DPCCHの送信電力が減少する。これは前記UL_DPCCHと一定の比を保持しながら同じ電力制御を行うHS-DPCCHの送信電力も減少するということである。従来ではこのように電力制御が行われても問題が発生しなかったのは、UL_DPDCH、UL_DPCCHがハンドオーバー領域内のすべてのセルに伝送されて上位階層であるRNC A 402で結合を行えるからである。しかし、HSDPAサービスによるHS-DPCCHは一つのセル407のみを通じて受信されることにより、RNC A 402では結合を行うことができない。したがって、上述したような逆方向電力制御はHSDPAサービスのために大事なACK/NACK及びCQI情報を伝送するHS-DPCCHの信頼性を低下させるという問題が発生する。
【0028】
かかる問題点を解決するためにはUEがハンドオーバー領域に位置するとき、既存の逆方向電力制御とは異なる電力制御方法が要求される。例えば、HS-DPCCHをUL_DPCCHの送信電力に対して一定値だけ増加させた送信電力を用いて伝送させる。
【0029】
このために、Node Bは測定されたSIRと目標SIRを比較し、前記測定されたSIRが前記目標SIRより一定の臨界値以上小さい場合、UEがハンドオーバー領域に位置するか、チャンネル環境が良くない場合として判断する。その後、Node Bは前記目標SIRと前記測定されたSIRとの差をHS-DPCCHの逆方向送信電力オフセット(Up-Link Power offset)値として決定し、これらをUEに伝送する。前記UEはHS-DPCCHの送信電力を前記逆方向送信電力のオフセット値だけ増加させて伝送する。
【0030】
上述した電力制御を行うためには前記逆方向送信電力オフセット値を決定する方法と、前記決定した逆方向送信電力オフセット値をUEに伝送する方式とに対する具体的な定義が必要である。一般的にはNode Bが逆方向送信電力オフセット値をUEに物理チャンネルの一定のフィールドを用いて伝送する方法もある。しかし、その方法は逆方向送信電力オフセット値を伝送する必要がない場合でも、物理チャンネルに固定されたフィールドを常に割当てるべきなので、資源を効率的に使用できないという短所がある。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、HSDPAサービスを使用する移動通信システムでハンドオーバー地域に位置する移動端末に対する高速専用物理制御チャンネルの送信電力オフセット値を決定する装置及び方法を提供することにある。
【0032】
本発明の他の目的は、HSDPAサービスを使用する移動通信システムの無線網制御器がハンドオーバー地域に位置する移動端末に高速専用物理制御チャンネルの送信電力オフセット値を伝送する方法を提供することにある。
【0033】
本発明のまた他の目的は、HSDPAサービスを使用する移動通信システムの無線網制御器がハンドオーバー地域に位置する移動端末に対する高速専用物理制御チャンネルの送信電力オフセット値を基地局に伝送する方法を提供することにある。
【0034】
さらに、本発明の他の目的は、HSDPAサービスを使用する移動通信システムの無線網制御器がハンドオーバー地域に位置する移動端末に対する高速専用物理制御チャンネルの送信電力オフセット値を無線資源制御メッセージを用いて移動端末に伝送する方法を提供することにある。
【0035】
本発明のまた他の目的は、HSDPAサービスを使用する移動通信システムの無線網制御器がハンドオーバー地域に位置する移動端末に対する高速専用物理制御チャンネルの送信電力オフセット値をNBAPメッセージを用いて基地局に伝送する方法を提供することにある。
【0036】
さらに、本発明の他の目的は、HSDPAサービスを使用する移動通信システムの無線網制御器がハンドオーバー地域に位置する移動端末に対する高速専用物理制御チャンネルの送信電力オフセット値をフレームプロトコールを用いて基地局に伝送する方法を提供することにある。
【0037】
本発明のまた他の目的は、HSDPAサービスを使用する移動通信システムの無線網制御器がハンドオーバー地域に位置する移動端末に対する高速専用物理制御チャンネルの送信電力オフセット値をデータフレームを用いて基地局に伝送する方法を提供することにある。
【0038】
さらに、本発明の他の目的は、HSDPAサービスを使用する移動通信システムの無線網制御器がハンドオーバー地域に位置する移動端末に対する高速専用物理制御チャンネルの送信電力オフセット値を高速媒体接続制御パケットデータユニットを通じて移動端末に伝送する方法を提供することにある。
【0039】
【課題を達成するための手段】
前記目的を達成するための本発明は、基地局制御器(RNC)と、前記基地局制御器に連結された基地局(Node B)と、前記基地局により占有される少なくとも二つのセル領域のうち、一つのセル領域に位置する移動端末(UE)とを備え、前記基地局は前記移動端末へ高速順方向共有チャンネル(HS-DSCH)を通じてデータを伝送し、前記移動端末は前記データの受信可否を示す情報を逆方向の高速専用物理制御チャンネル(HS-DPCCH)を通じて前記基地局へ伝送する移動通信システムで、前記移動端末がハンドオーバー領域に進入するとき、前記基地局制御器が前記逆方向の高速専用物理制御チャンネルの送信電力を制御するための送信電力オフセットを伝送する方法において、前記移動端末が前記ハンドオーバー領域に位置することが確認されると、前記逆方向の高速専用物理制御チャンネルの送信電力増加分を決定するように前記送信電力オフセットを前記移動端末に知らせる過程と、前記基地局が前記送信電力オフセットに応じて前記データの受信可否を示す情報を判断するための臨界値を決定するように前記送信電力オフセットを前記基地局に知らせる過程とを含むことを特徴とする。
【0040】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を添付図面に参照して詳細に説明すると、次の通りである。
まず、本発明で提案する逆方向送信電力オフセット値の適用例を図5A及び図6Bに参照して具体的に説明する。
【0041】
図5A乃至5DはHSDPAサービスを支援する移動通信システムで逆方向チャンネルUL_DPCCHとHS-DPCCHの送信電力を設定する例を示した図である。
【0042】
図5AはUL_DPCCHの送信電力設定例を示した図である。前記UL_DPCCHの送信電力は一般に一つのスロット内で一定値を備え、基本的にP(単位はdB)に設定される。前記Pは前記UL_DPCCHのサービス品質(Quality of Service、以下、“QoS”と称する)により決定される値である。図5B及び5CはHSDPAサービスのためのHS-DPCCHの送信電力をハンドオーバーにかかわらず設定する例を示した図である。図5BのHS-DPCCHの送信電力は図5AのUL_DPCCHの送信電力Pと一定比を有するように伝送される。すなわち、HS-DPCCHの送信電力はUL_DPCCHの送信電力Pと送信電力オフセット値Poffset0との和として決定される。図5Bは一つのTTI内でACK/NACK情報とCQI情報に対するPoffset0とが同じである場合を示した図である。しかし、実際のUTRANではACK/NACKとCQI情報に対して要求するQoSは相違した場合がある。図5Cは前記CQI情報に比べて相対的に高いQoSを要求するACK/NACKに高い送信電力を割当てる例を示した図である。すなわち、前記ACK/NACKに対する送信電力オフセット値Poffset0を前記CQI情報に対する送信電力オフセット値Poffset0_ 1とは相違した値に設定する。前記HS-DPCCHに対する送信電力を図5B又は5Cのいずれの方式に設定するかは予めUTRANとUEとが約定すべきである。しかし、ハンドオーバー領域で図5B又は5Cの方式でHS-DPCCHの送信電力を設定する場合、Node BにおけるHS-DPCCH受信電力が適宜でない場合が発生することもある。
【0043】
図5Dはかかる問題を克服するためにハンドオーバー領域でHS-DPCCHの送信電力をさらに増加させる例を示した図である。すなわち、図5DはUEがハンドオーバー領域に位置する場合、図5Cにより設定された基本的なHS-DPCCHの送信電力にPoffset 1をさらに適用する方案を提案している。したがって、ACK/NACKとCQI情報の送信電力がPoffset 1だけさらに増加する。図5Dでは、前記ACK/NACKと前記CQI情報に対して同じ送信電力オフセット値Poffset 1を設定しているが、要求されるQoSに応じて前記ACK/NACKと前記CQI情報に対して相異なる送信電力オフセット値を設定することもできる。ここでは、説明の便宜上、図5DのようにACK/NACKとCQI情報に対して同じ送信電力オフセット値を設定すると仮定する。
【0044】
図6A及び6BはHS−DPCCHを通じて伝送されるACKとNACKに対して相異なる送信電力を設定する例を示した図である。実際のUTRANでACK/NACK情報がACK又はNACKであるかに応じて要求するQoSは相違に設定されている。一般に、HSDPAサービスを提供する基地局から受信した高速パケットデータに対応してUEがACKを伝送したが、Node BがNACKとして認識する場合はシステムに対する影響は少ない。これはNode BがNACKとして認知すると、既に適宜に受信された高速パケットデータを再び伝送するオーバーヘッドのみ発生するからである。しかし、UEがNACKを伝送したが、Node BがACKとして認識する場合はシステムに対する影響は大きくなる。これはUEが適宜に受信されない高速パケットデータをそれ以上受信できないからである。上述したように、UTRANが要求するNACKのQoSがACKのQoSより相対的に大きくなる。したがって、図5B又は5CのようにACK/NACKに対する基本的な送信電力がPとPoffset0との和になるとしても、ACKとNACKの各々に対して実際適用送信電力は図6A及び6Bに示した値を有する。
【0045】
図6AはACKを伝送する場合の送信電力を設定する例を示す。図6Aでは、ACK/NACK情報がACKである場合の送信電力は図5B及び5Cの方法を適用してPとPoffset0との和として表現される。図6Bでは、ACK/NACK情報がNACKである場合の送信電力はACKのものより要求されるQoSが大きいため、図5B及び5Cの方法を適用したPとPoffset0との和に送信電力オフセット値P2を加算した値となる。
【0046】
図5A乃至図6Bを参照して説明した本発明の内容を再び整理すると、UEがハンドオーバー地域に位置するか、チャンネル環境が良くない場合、HS-DPCCHの送信電力が適宜でない場合が発生するおそれがあるため、前記HS-DPCCHの送信電力設定に別途の送信電力オフセットを使用する。UEが前記送信電力オフセット値を適用してHS-DPCCHの送信電力を設定するためには、前記送信電力オフセット値を認知すべきである。したがって、UTRANが前記送信電力オフセット値をUEに知らせるための方法が必要である。
【0047】
本発明はUTRANが前記別途の送信電力オフセット値を決定し、UEに知らせるための二つの方法を提案する。第1の方法ではRNCでUEがハンドオーバー地域に位置するかを判断してハンドオーバー地域に位置する場合のみ、別途の送信電力オフセット情報を上位階層のシグナリングを通じてUEとNode Bに知らせる。第2の方法では、Node BがHS-DPCCHの受信電力を測定し、前記測定した受信電力に応じて決定された送信電力オフセット値をHSDPAサービスのための高速媒体接続制御(Medium Access Control-High speed、以下、“MAC-hs”と称する)パケットデータユニット(Packet Data Unit、以下、“PDU”と称する)を通じて伝送する。
【0048】
以下、添付図面に参照して本発明の実施例を具体的に説明すると次の通りである。
第1実施例
前記第1の方法を第1実施例として説明する。ここでは、説明の便宜上、UEがハンドオーバー状況である場合を考慮する。HS-DPCCHの送信電力が適宜でない場合はUEがハンドオーバー地域に位置する場合をいう。図4を参照すれば、SRNCであるRNC A 402はUE419がハンドオーバー地域に位置するか否か及び各無線経路の集合に対する情報を備えている。前記無線経路はセルとUEとの経路をいい、UE419に信号を伝送できるセルの集合を一般に活性集合(Active Set)という。すなわち、図4では、セル#1 407、セル#2 408、セル#3 409及びセル#4 410が活性集合に属する。
【0049】
前記SRNCはUEがハンドオーバー地域に位置するかを前記UEからのリポートを通じてわかる。前記過程を説明すると、UEは常にCPICH(Common Pilot Channel)を通じてUE周辺の基地局に対する受信電力を測定している。UE419がセル#1 407から遠くなり、セル#2 408に近づくことにより、前記セル#1 407のCPICHから測定した受信電力は徐々に減少し、前記セル#2 408のCPICHから測定した受信電力は徐々に増加する。この際、前記セル#2 408の受信電力が前記セル#1 407の受信電力より一定量だけ大きくなると、WCDMA標準ではイベント(event)1Aが発生したという。前記イベント1Aは前記セル#2 408からの無線経路を活性集合に追加すべきであるということを示す。前記UE419はPRACH(Physical Random Access Channel)を用いて測定結果をリポートすることにより、前記イベント1Aが発生したことをUTRANに報告する。この際、DPCHが設定されている場合は前記DPCHを通じて前記測定結果をリポートすることもできる。前記PRACHは現在の標準ではALOHA(additive links online Hawaii area)方式で各UEがランダムアクセスする。前記PRACHは前記DPCHとは異なり衝突問題が発生して測定結果リポートを信頼できる伝送が不可能な場合も発生する。したがって、PRACHを認知モード(Acknowledged Mode、以下、“AM”という)で動作させて測定結果リポートを信頼できるように伝送する。すなわち、PRACHで伝送される測定結果リポートがUTRANに正しく伝送されなければ、UTRANは再びUEに再伝送を要請して測定結果リポートを正しく受信するまで再伝送する。前記セル#1 407が前記UE419から測定結果リポートを正しく受信すると、その結果をRNC A 402に伝送する。
【0050】
このようにUEがハンドオーバー地域に位置する場合、HS-DPCCHのための別途の送信電力オフセットが必要なので、前記送信電力オフセット値をRNC A 402がUE419に知らせる方法が必要である。
【0051】
3GPP標準ではDPCHに対する新たな無線経路が追加又は削除される場合、SRNCがUEに活性集合アップデート(Active Set Update)メッセージを通じてすべての無線経路に対する情報を伝送し、これに対応してUEは活性集合アップデート完了(Active Set Update Complete)メッセージを伝送する。本発明ではSRNCが前記別途の送信電力オフセット値を活性集合アップデートメッセージという上位階層メッセージを通じてUEに伝送する。
【0052】
1.HS-DPCCHの送信電力オフセット値をUEへ伝送
図7は本発明の実施例によるHS-DPCCHの送信電力オフセット値をSRNC402がUE419に提供するためのシグナリングを示した図である。すなわち、SRNC402が送信電力オフセット値を活性集合アップデートメッセージ703を通じてUE419に伝送し、前記UE419は前記メッセージに対応して活性集合アップデート完了メッセージ704を前記SRNC402に伝送する例を示している。
下記の表1は活性集合アップデートメッセージ703の一例を示す。
【0053】
【表1】
【0054】
まず、前記活性集合アップデートメッセージ703を通じてはUE419が追加又は削除される無線経路の受信を始める絶対時間を示すActivation timeが伝送される。さらに、無線経路が追加される場合、すなわち、UE419がセル#2 408の方向へ移動しながらハンドオーバーされる場合、SRNC402は各順方向リンクに対する情報を前記UE419に伝送する。前記UE419に伝送されるメッセージとしては前記セル#2 408のCPICH情報であるPrimary CPICH infoと各経路のDPCH情報であるDownlink DPCH info for each RLなどがある。
【0055】
活性集合のアップデート度ごとに前記UE419に逆方向チャンネルのリソースを知らせるが、これに対するメッセージとしては最大上向き伝送電力であるMaximum allowed UL Tx powerがある。また、本発明の第1実施例によるHS-DPCCHの送信電力オフセット値をSRNC402がUE419に伝送するためのHS-DPCCH power offsetメッセージも伝送されることができる。図5B及び5Cに示したように、UE419がハンドオーバー地域に位置しない場合、HS-DPCCHの送信電力は基本的にUL_DPCCHの送信電力にPoffset0を加算した電力値に設定される。前記UE419がハンドオーバー地域に位置する場合、前記SRNC402は前記活性集合アップデートメッセージ703を通じてHS-DPCCH power offsetメッセージを前記UE419に伝送する。その後、図5Dに示したように、前記UE419はHS-DPCCHの送信電力をP、Poffset0及びPoffset 1の和に対応して増加させて前記Activation timeに合わせて前記HS-DPCCHを伝送する。前記UE419がハンドオーバー状況である場合に加算される前記Poffset 1は適当なQoSを満足するように実験により定められた値となり得る。表1には本発明の説明に必要なメッセージのみを示したが、その他にも必要に応じて追加メッセージが伝送されることができる。前記表1のメッセージをUE419が受信して活性集合アップデートが成功的に行われると、前記UE419はSRNC402に活性集合アップデート完了メッセージ704を伝送する。
【0056】
2.HS-DPCCHの送信電力オフセット値をNode Bに伝送
図7に示したように、RNCがUEに直接的にHS-DPCCHの送信電力オフセット値をシグナリングして前記HS-DPCCHの送信電力を調節する。この際、Node BがHS-DPCCHのACK/NACK情報を抽出するためには前記送信電力オフセット値を認知すべきである。前記Node Bが前記送信電力オフセット値を認知すべき理由を図8に参照して詳細に説明する。
【0057】
DL_DPCHを通じてHIが伝送された後、HS-DSCHを通じて高速パケットデータがUEに伝送されると、前記UEは受信された高速パケットデータのエラーを検査した後、HS-DPCCHを通じてACK/NACK情報を伝送する。前記HIが伝送されなければ、UEは受信する高速パケットデータがないと判断して前記HS-DPCCHのACK/NACKフィールドをDTX処理する。したがって、前記UEがHIを正確に復号化したと仮定すると、Node BはHIの有無に応じてACK/NACK情報の伝送可否を正確に予測することができる。前記Node BはACK/NACK情報の伝送が予測されるときはACK又はNACKであるかのみを判別すればよい。
【0058】
図8A乃至8CはNode BがHS-DPCCHを通じて伝送されるACK/NACKを判別するための臨界線(decision threshold)を決定する一例を示した図である。図8AはUEがHIを正確に抽出すると仮定した状況でNode BがACK/NACKの伝送可否を予測できる場合、ACK/NACKを判別するための臨界線を示した図である。Node BはHS-DPCCHのACK/NACKフィールドを通じて伝送される情報が臨界線803に基づいてACK801又はNACK802であるかを判別することができる。
【0059】
しかし、UEがHIを適宜に復号化しなくてHIが伝送されないと判断する場合が発生する。この場合、UEは高速パケットデータを受信せず、HS-DPCCHのACK/NACKフィールドをDTX処理する。したがって、Node BはDTXを考慮してACK又はNACKを判別すべきである。すなわち、HS-DPCCHのACK/NACKフィールドはACK/NACK情報のみならず、DTXの伝送にも使用されるので、図8Aの臨界線によりACK/NACKを判別すると、DTXをACKとして不正確に判断する確率が高くなる。その場合、Node BはUEに正確に伝送しない高速パケットデータを正しく伝送することと判断する問題点が発生する。
【0060】
このようにHIに発生するエラーに対比してNode Bは図8Bに示したACK/NACK判別臨界線を決定する必要がある。図8BはUEがハンドオーバー地域に位置しない場合、UEによりACK/NACKフィールドがDTX処理されて伝送される場合に鑑みてACK/NACKを判別するための臨界線を示した図である。図8Bからわかるように、Node BがDTX804をACK801として判断する確率を減少させるために、ACK/NACK判別のための臨界線805がACK801の方へ偏るようにすることもできる。すなわち、Node Bが前記DTX804をACK801でないNACK802として判断するようにする。このように臨界線805を決定することにより、HIエラーによりUEに伝送されない高速パケットデータはNode Bで再伝送されることができる。
【0061】
図8Cは、ハンドオーバー地域に位置するUEがACK/NACK情報の送信電力を本発明による送信電力オフセットだけ増加させる場合に鑑みたACK/NACK判別臨界線を示した図である。本発明によれば、UEがハンドオーバー地域に位置する場合、ACK801、NACK802の送信電力はそうでない場合のACK801、NACK802の送信電力より送信電力オフセットだけ高くなる。したがって、ACK801、NACK802を判別するための臨界線806は図8Bにおける臨界線805に比べて座標位置が原点からより遠くなる。上述したように、送信電力オフセットの適用可否に応じてACK801、NACK802を判断するための臨界線は相違に適用されるべきである。したがって、NodeBは前記ACK/NACKを判別するために好適な臨界線を決定するようにHS-DPCCHの送信電力オフセット適用可否を認知すべきなので、SRNCはUEに送信電力オフセット値を伝送する同時にHSDPAサービスを管理するNodeBにも知らせるべきである。
【0062】
以下、送信電力オフセット値をSRNCからNode Bへ伝送する二つの方法による実施例を図面に参照して詳細に説明する。
SRNCがNode Bへ送信電力オフセット値を伝送する第1の方法にはNode BとSRNCとの間の信号メッセージであるNBAP(Node B Application Part)メッセージを用いる方法がある。前記NBAPメッセージはRNCとNode Bとの間のシグナリングメッセージを称する。SRNCがNode Bへ送信電力オフセット値を伝送する第2の方法はSRNCがHS-DSCHを伝送するとき、送信電力オフセット値をともに伝送する方法である。これは後述するフレームプロトコールを用いて送信電力オフセット値の伝送が可能であると認められる。
【0063】
まず、前記第1の方法について具体的に説明する。
図4に示したように、HSDPAサービスを管理するNode#B1 405の属するRNC A 402をSRNCと仮定すれば、前記RNC A 402はNBAPメッセージのみを通じて前記Node#B1 405に送信電力オフセット値を伝送することができる。前記Node#B1 405の属するRNC A 402がDRNCであり、RNC B 404がSRNCであると仮定すれば、前記RNC B 404はRNC A 402にRNC間のシグナリングメッセージであるRNSAP(Radio Network Subsystem Application Part)メッセージを用いて送信電力オフセット値を知らせるべきである。その後、前記RNC A 402は前記Node#B1 405にNBAPメッセージを用いて前記送信電力オフセット値を再度知らせる。本発明の実施例ではRNC A 402がSRNCである場合のみを考慮したシグナリングメッセージを説明する。
【0064】
図9はSRNCのRNC A 402がNode#B1 405にNBAPメッセージを通じて送信電力オフセット値を提供するためのシグナリングの一例を示した図である。図9では送信電力を伝送するためのNBAPメッセージとして無線リンク再構成要請メッセージを使用している。
【0065】
SRNC402はNode#B1 405に無線リンク再構成要請(RADIO LINK RECONFIGURATION REQUEST)メッセージ903を伝送する。前記無線リンク再構成要請メッセージは送信電力オフセット値を含む。前記Node#B1 405は前記送信電力オフセット値によりチャンネル資源を再構成することができる。前記Node#B1 405は前記無線リンク再構成要請メッセージ903に対応して無線リンク再構成応答(RADIO LINK RECONFIGURATION RESPONSE)メッセージ904をSRNC402に伝送する。
ここで、無線リンク再構成要請メッセージ903に含まれるパラメータを表2に示した。
【0066】
【表2】
【0067】
表2に示したように、前記無線リンク再構成要請メッセージに含まれるパラメータはUL_DPCH情報、UL_HS-DPCCH及びDL_DPCH情報に分けられる。前記UL_DPCH情報にはUL_DPCHの伝送フォーマット組み合わせであるTFCSパラメータが含まれる。前記DL_DPCH情報には前記DL_DPCHの伝送フォーマット組み合わせであるTFCSとTFCI伝送方式を示すTFCI-シグナリングモードなどのパラメータが含まれる。前記情報は従来の3GPP標準案で既に定義されたパラメータを示す。さらに、本発明によるHS-DPCCH情報としては、RNC A 402がNode#B1 405へ伝送すべき送信電力オフセット値であるHS-DPCCH power offsetパラメータが表2で新たに定義されている。前記Node#B1 405は前記送信電力オフセット値を認知すると、図8Cに示したようにACK/NACK判別のための臨界線を決定できる。表2には本発明の説明に必要なパラメータのみを示したが、その他の追加パラメータも伝送されることができる。
【0068】
次は前記第2の方法について具体的に説明する。
図4ではRNC A 402がUE419のSRNCである場合を仮定する。第2の方法で使用されるフレームプロトコールは制御フレーム構造を規定する公式的な過程としてフレーム伝送を支援する。前記フレームプロトコールを利用する第2の方法にはRNC A 402がHSDPAサービスを管理するNode#B1 405に制御フレームを伝送する方法が含まれる。
【0069】
図10はフレームプロトコールを用いてSRNCがNode Bへ送信電力オフセット値を伝送するための制御フレームの一例を示した図である。図10に示したように、送信電力オフセット値を制御フレームの剰余フィールド1001に添加して伝送することもできる。前記フレームプロトコールを利用する場合、前記RNC A 402からHS-DSCHを伝送するセル#1 407のみへHS-DSCHデータフレームを伝送する方法がある。
【0070】
図11はフレームプロトコールを用いて前記SRNCがNode Bへ送信電力オフセットを伝送するためのデータフレームの一例を示した図である。図11に示したように、送信電力オフセット値をデータフレームを構成するヘッダー(header)部分の空地に添加して伝送することもできる。但し、隣接した電力オフセット1102はHS-DPCCHのための送信電力オフセットでない、データ電力オフセットである。図11は本発明で追加される送信電力オフセット値がTFIビットと並列状態の剰余ビットに追加されることを示している。この際、剰余ビットは3ビットなので、SRNCからNode Bへ伝送可能な送信電力オフセット値の場合の数は8となる。
【0071】
3.送信電力オフセットによるHS-DPCCHの送信電力調節
図12は本発明の第1実施例によるUE419の制御流れを示している。ステップ1201を開始としてUEはステップ1202で図5B又は5Cのように基本的に設定された送信電力でHS-DPCCHを伝送する。ステップ1203でUEは各種Node BからのCPICHの受信電力を測定する。この際、セル#1 407の受信電力がセル#2 408の受信電力より一定量だけ大きくなると、イベント1Aが発生する。ステップ1204でイベント1Aが発生すると、前記セル#2 408を活性集合に含ませるべきと判断してステップ1205に進行してSRNCに測定結果を知らせる。しかし、前記ステップ1203でイベント1Aが発生しなければ、前記UEは前記ステップ1202に戻ってHS-DPCCHを基本電力で伝送する。前記UEはステップ1205でSRNCに測定結果を伝送した後、UTRANが活性集合アップデートのための設定を完了すると、ステップ1206に進行する。前記測定結果を受信した前記SRNCはUEにHS-DPCCHのための送信電力オフセット値が含まれた活性集合アップデート(ACTIVE SET UPDATE)メッセージを伝送する。前記活性集合アップデートメッセージは表1に示したパラメータを含む。前記UEは前記ステップ1206で前記活性集合アップデートメッセージを受信し、前記活性集合アップデートメッセージに含まれた送信電力オフセット値を検査する。前記UEは前記送信電力オフセット値に応じてHS-DPCCHに適用する送信電力を決定し、前記決定された送信電力で前記HS-DPCCHを伝送する。前記UEはステップ1206が成功的に行われると、ステップ1207に進行してSRNCに活性集合アップデート完了(ACTIVE SET UPDATE COMPLETE)メッセージを伝送した後、ステップ1208で動作を終了する。
【0072】
図13は本発明の第1実施例によるSRNCの制御流れを示している。ステップ1301を開始としてSRNCはステップ1302でUEから測定結果リポートを受信する。前記SRNCは前記測定結果リポートに対応してステップ1303で表1のようにHS-DPCCHのための送信電力オフセット値を含む活性集合アップデートメッセージを前記UEに伝送する。その後、ステップ1304で前記SRNCは端末から前記活性集合アップデートメッセージが正常的に行われたことを示す活性集合アップデート完了メッセージを受信する。図8に示したように、Node BがHS-DPCCHのACK/NACK情報を判断するために前記送信電力オフセット値を認知すべきなので、ステップ1305では前記送信電力オフセット値を前記Node Bへ知らせるべきである。
【0073】
本発明ではSRNCが前記送信電力オフセット値をNode Bへ伝送する二つの方法を提案している。その第1の方法には図9に示したようにSRNCがNode Bへ表2のようにHS-DPCCHのための送信電力オフセット値を含む無線リンク再構成要請メッセージを伝送し、Node Bから無線リンク再構成応答メッセージを受信する方法がある。第2の方法には図10又は図11に示したようにSRNCがNode BへHS-DPCCHのための送信電力オフセットが含まれたHS-DSCH制御フレーム又はデータフレームを伝送する方法がある。上述したように、SRNCはNode Bへ送信電力オフセット値を知らせた後、ステップ1306ですべての動作を終了する。
【0074】
図14は本発明の第1実施例によるNode Bの制御流れを示している。ステップ1401を開始としてステップ1402でNode BはSRNCから送信電力オフセット値を受信する。前記送信電力オフセット値は無線リンク再構成要請メッセージを通じて受信するか、HS-DSCHの制御フレーム又はデータフレームを通じて受信することができる。前記Node Bはステップ1403で前記受信した送信電力オフセット値を反映してACK/NACKを判別するための臨界線を決定した後、ステップ1404ですべての動作を終了する。
【0075】
図15は本発明の第1実施例に応じて上位階層シグナリングを通じて送信電力オフセット値をUEに伝送するためのNode Bの送信装置の一例を示す。特に、図15は図7の活性集合アップデートメッセージがDL_DPCHを通じて伝送される場合のNode B送信機を示している。活性集合アップデートメッセージを含む使用者データ1501は符号器1502によりチャンネル符号化された後、レートマッチング部1503により物理チャンネルで伝送されるビット数だけレートマッチングされる。前記レートマッチング部1503の出力はHS-DSCH指示子1505、TFCI 1507、パイロット 1508及びTPC 1509とともに多重化器(MUX)1510に印加されて一つのビットストリームとして出力される。前記ビットストリームは直/並列変換機1511によって二つのビットストリームに変換される。拡散器1512では前記二つのビットストリームを同じチャンネル化コードを使用して拡散させて他のチャンネル化コードを使用する信号との直交性を有する。この際、前記拡散器1512から出力される二つのビットストリームのうち、Q信号は乗算機1513でjと乗算されて残り一つのビットストリームであるI信号と加算機1514で加算されて一つの複素数ストリームとして出力される。前記複素数ストリームは混和器(scrambler)1515によってチップの単位で複素混和コードと乗算されて他の混和コードを使用する信号と区別される。前記混和器1515の出力は再び乗算機1516によりチャンネル利得と乗算される。前記チャンネル利得はDL_DPCHの送信電力を決定するパラメータであって、一般に拡散率が低い場合に大きい値が乗算される。前記チャンネル利得は使用者データの種類に応じて変わる。
【0076】
さらに、図15はSHCCHのための伝送装置を示しているが、HS-DSCHのための制御情報1517は直/並列変換機1518によって二つのビットストリームに変換された後、拡散器1519により拡散される。前記拡散器1519から出力される二つのビットストリームのうち、Q信号は乗算機1520によりjが乗算され、残り一つのビットストリームであるI信号と加算機1521により加算されて一つの複素数ストリームとして出力される。前記複素数ストリームは混和器1522によってチップの単位で複素混和コードと乗算された後、乗算機1523でチャンネル利得と乗算される。前記乗算機1516からのDL_DPCHと前記乗算機1523からのSHCCHとは合算機1524で合算された後、変調器1525で変調される。前記変調信号はRF部1526でRF帯域信号に変換された後、アンテナ1527を通じて送信される。
【0077】
図16は図15に示したNode B送信機に対応するUEの送受信機の構造図であって、Node Bから送信電力オフセット値を受信してHS-DPCCHに対する送信電力を調整した後、他の逆方向チャンネルとともに伝送することを示している。図16を参照すれば、使用者情報1601は符号器1602に入力されて畳込み符号(convolutional code)又はターボ符号でチャンネル符号化された後、レートマッチング部1603に入力される。前記レートマッチング部1603は前記符号化ビットストリームに対してシンボル穿孔又はシンボル反復及びインターリービング過程を通じてUL_DPDCHでの伝送に好適な形式を備えるデータを生成する。前記レートマッチング部1603で生成されたデータは拡散器1604へ入力されてUL_DPDCHに対応するチャンネル符号で拡散される。前記拡散器1604で拡散された使用者データは乗算機1605でチャンネル利得と乗算される。前記チャンネル利得の乗算されたUL_DPDCH信号は合算機1606に入力される。
【0078】
TPC 1607、パイロット1608、TFCI 1609、FBI 1610は多重化器1611で多重化されて一つのビットストリームとして出力され、前記一つのビットストリームは拡散器1612でDPCCHに対応するチャンネル符号で拡散された後、乗算機1613でDPCCHのためのチャンネル利得と乗算された後、乗算機1614で複素数jと乗算される。前記乗算機1614で複素数jを乗算することは、UL_DPCCHとUL_DPDCHを虚数側と実数側に区別して無線周波数上の星座図でゼロクロッシング(Zero Crossing)の発生頻度を減らすためである。前記ゼロクロッシングの発生頻度を減らすと、UEの送信機はPAR(Peak to Average Ratio)を低めることができる。一般に、無線周波数上の星座図でゼロクロッシングが発生するとPARは増加し、前記増加されたPARがUEの送信機上に良くない影響を与えるということは知られている。前記乗算機1614により虚数値を有するUL_DPCCH信号は前記合算機1606に入力されて前記UL_DPDCH信号と合算されるが、この合算は実数と虚数との間で行われるため、その性質は変わらない。
【0079】
ACK/NACK1615とCQI情報1616は多重化器1617によって伝送時点が区分された後、拡散器1618によりHS-DPCCHのための拡散符号で拡散される。一方、UEは受信アンテナ1619から受信されたデータを処理する受信部1620を用いて送信電力オフセット値1621を抽出する。その後、制御部1622は前記UL_DPCCHと一定の電力比を保持する既存のHS-DPCCHの送信電力が前記送信電力オフセット値だけ増加するようにチャンネル利得を調整する。乗算機1623は前記チャンネル利得と前記拡散器1618からのHS-DPCCH信号を乗算する。すなわち、UEは前記UL_DPDCHと前記UL_DPCCHに対するチャンネル利得は既存の方式で適用し、HS-DPCCHに対するチャンネル利得のみ送信電力オフセット値を用いて調整する。前記乗算機1623でチャンネル利得と乗算された後、前記合算機1606へ入力される前記HS-DPCCH信号は前記UL_DPDCH信号及びUL_DPCCH信号と合算される。
【0080】
上述したように、UL_DPCCHは複素数jが乗算されて虚数値を有するので、HS-DPCCHと合算されても固有の特性を保持し、前記UL_DPDCHと前記HS-DPCCHは相異なるチャンネル符号で拡散されたため、受信端で逆拡散される場合、相互影響はない。前記UL_DPCCHとは異なり、前記HS-DPCCHと前記UL_DPDCHを混合してIチャンネルで伝送し、前記UL_DPCCHをQチャンネルで伝送することは、実数側へ伝送される前記UL_DPDCH上に使用者情報又は上位階層のシグナリングが存在しない場合、HS-DPCCHが伝送されないからである。前記UL_DPDCHが伝送されない場合、虚数側のチャンネル(Qチャンネル)で二つのDPCCHを伝送すると、ゼロくロッシングの発生頻度数が増加してUE送信機のPARも増加するおそれがあるため、HS-DPCCHを実数チャンネルで伝送することにより、UE送信機のPARを最大限減らす。前記合算機1606で合算されたUL_DPDCH、UL_DPCCH及びHS-DPDCHはI+Jの形態で乗算機1624でUEで使用される複素数逆方向混和符号(scrambling code)と乗算されて混和された後、変調器1625に入力されて変調される。前記変調された信号はRF部1626で無線周波数に変換されてアンテナ1627を通じてNode Bへ伝送される。前記乗算機1624で使用された逆方向混和符号はUMTSでUEを区別するために使用する符号であって、Gold符号から生成される複素符号である。前記乗算機1624で使用された逆方向混和符号は前記UEによって伝送された信号を受信したNode Bでの逆混和に再度使用される。
【0081】
上述した第1実施例のようにUEがハンドオーバー地域に位置する場合のみ、上位階層シグナリングでHS-DPCCHの送信電力オフセット値を知らせる場合はHS-DPCCH電力制御を流動的に調節しにくいという短所がある。かかる短所を克服するための第2実施例では、Node BがHS-DPCCHの受信電力を測定しながら、受信電力に応じて決定された送信電力オフセット値を流動的に伝送するための法案を提案する。
【0082】
第2実施例
以下、本発明の第2実施例として送信電力オフセット値をHSDPAサービスのための高速媒体接続制御(MAC-hs)パケットデータユニット(PDU:Packet Data Unit)を通じて伝送する方法を説明する。
【0083】
まず、図17及び表3を参照して本発明の第2実施例による送信電力オフセット値をNode Bが決定する方式及び前記送信電力オフセット値に対するビットの例を説明する。通常的にUEがハンドオーバー領域に位置するとき、HS-DPCCHの送信電力が減少する場合が発生する。この場合、Node BでUEがハンドオーバー領域に位置するかを連続的に監視することは難しい。したがって、本発明ではNode Bが目標SIR(SIRtarget)とUL_DPCCHで伝送されるパイロットビットで測定された上向きSIR(SIRest)との差が臨界値より大きければ、チャンネルの状態が良好でないと判断する。
【0084】
ここで、HS-DPCCHのACK/NACK情報とCQI情報は相異なる送信電力を備えることができるので、Node BはACK/NACKに対する目標SIRとCQIに対する目標SIRを相違に設定する。一方、前記ACK/NACK、CQI情報が不必要な場合はDTX処理される。すなわち、Node BはACK/NACKが受信されるときはACK/NACKに対する目標SIRと測定SIRを比較し、CQI情報が受信されるときはCQI情報に対する目標SIRと測定SIRを比較する。説明の便宜上、本発明ではNode BがACK/NACKとCQIに対する目標SIRを同一に設定すると仮定する。
【0085】
その後、SIRの差を臨界値と比較して逆方向チャンネル環境に応じて送信電力オフセット値を決定する。すなわち、Node BはUEがソフトハンドオーバー状況にある場合のみならず、逆方向チャンネル環境が良くない場合でも逆方向送信電力を補償する。
【0086】
図17は上位階層での電力制御において、Node Bが目標SIR(SIRtarget)と逆方向測定SIR(SIRest)との差を用いて本発明の実施例による送信電力オフセット値を決定する例を示す。ここで、臨界値は任意に指定が可能であるが、後述する例では2dBの倍数を臨界値として仮定する。例えば、臨界値2dBに対して二つのSIR値の差が2dB以上、4dB以下であれば、逆方向送信電力オフセット値を2dBとしてUEの逆方向送信電力を送信電力オフセット値2dBだけ増加させる。残り臨界値4、6、8dBに対しても同様に適用される。一方、本発明では目標SIRとUL_DPCCHのSIRとの差をオフセットとして決定してHS-DPCCHの送信電力のみオフセットだけ増加させ、残り前記UL_DPCCH、UL_DPDCHの送信電力は既存の方式を適用する。この際、HS-DPCCHの送信電力は毎瞬間ごとに既存のUL_DPCCHの送信電力との比に応じて決定された電力に基づいてチャンネル状況が良くない場合のみ、オフセット値を増加させる。
【0087】
表3は図17のように決定された送信電力オフセット値を順方向へ伝送するためのビットに変換させた例を示す。前記送信電力オフセット値の数が2kであれば、順方向伝送ビットをkに設定することができる。表3では、オフセット値が0、2、4、6dBの4種なので、オフセット値を2ビットでも表現することができ、オフセット値の伝送ビットをそれぞれ00、01、10、11として定義することもできる。
【0088】
【表3】
【0089】
本発明の第2実施例はNode Bが図17と表3の方法で決定したHS-DPCCHの送信電力オフセットビットをMAC-hs PDUとともにUEへ伝送する方法を提供し、前記MAC-hs PDUの構造を図18に参照して説明する。図18は本発明の他の実施例によるMAC-hs PDUの構造を示した図である。
【0090】
図18を参照すれば、MAC-hs PDUはMAC-hsヘッダーフィールド1811と、MAC-hs SDU(Service Data Unit)+MAC-hs制御メッセージフィールド1813と、CRC(Cyclic Redundancy Check)フィールド1815とを含む。前記MAC-hsヘッダーフィールド1811は次のような多数の情報を含む。
(1)優先順位:MAC-hs SDU1813の優先順位キューの識別子であり、3ビットが割当てられる。
(2)伝送シーケンス番号(TSN:Transmission Sequence Number):優先順位キューでMAC-hs SDU1813が再整列(re-ordering)されるときに使用する一連の番号であり、5ビット乃至6ビットが割当てられる。
(3)SID_X:MAC-hs SDU1813を構成するMAC-d(MAC dedicated) PDUの集合のうち、x番目のMAC-d PDU集合に属するMAC-d PDUのサイズを示し、2ビット乃至3ビットが割当てられる。
(4)N_x:x番目のMAC-d PDU集合に属するMAC-d PDUの個数を示し、7ビットが割当てられる。
(5)F(Flag):F値が1に設定される場合、次のフィールドがMAC-hs SDUであることを示し、F値が0に設定される場合は次のフィールドがSIDであることを示すフラグである。1ビットが割当てられる。
(6)SID_MAC_C 601:SID_xと同じサイズを備え、意味もない情報である。送信機及び受信機の両方が前記SID_MAC_C値を無視する。
(7)C_I 602:N_xとFとの和と同じサイズを備え、MAC-hs PDUにMAC-hs制御メッセージが存在するか否かを示す。C_IでN_xに該当する部分はN_xで使用しない値を用いて常に同じ値で符号化される。受信機はMAC-hsヘッダーの最終N_x部分に予め設定した値が受信されると、MAC-hs PDUにMAC-hs制御メッセージが含まれていると判断する。本発明では前記最終N_x部分に設定する値を“0000000”に固定する。したがって、C_Iは常に“0000000 1”に設定される。
(8)MAC_hs制御メッセージ:MAC-hs SDUの次に位置し、MAC-hs制御パートヘッダー(control part header)、フラグ(Flag)606及びMAC-hs制御ペイロード(control payload)607から構成される。前記MAC-hs制御パートヘッダーはタイプフィールド604とサイズフィールド605フィールドを含む。ここで、前記タイプフィールド604は前記MAC-hs制御メッセージの種類を示し、3ビットからなる。前記タイプフィールド604は次の表4に示した意味を有する。
【0091】
【表4】
【0092】
前記サイズフィールド605はMAC-hs制御メッセージのサイズをビットの単位で示し、13ビットが割当てられる。前記フラグ606は該当MAC-hs制御メッセージ以後の他のMAC-hs制御メッセージの存在可否を示す。さらに、前記MAC-hs制御ペイロード607はMAC-hs制御メッセージの実際データを構成する部分である。
【0093】
図19は本発明の第2実施例によるMAC-hs PDUの他の構造を示した図である。図19では、図18に示したようにSID_MAC_C601とC_I602情報を使用せず、MAC-hs PDUにMAC-hs制御メッセージが存在するか否かを示すために1ビットのC_Fフラグ608を使用することができる。前記C_Fフラグ608はMAC-hs PDUの最前部分に位置するか、優先順位フィールドの直後又は伝送シーケンス番号TSNの直後にも位置することができる。前記C_Fフラグ608により指示されたMAC-hs制御メッセージはMAC-hs SDUの最前又は図18のようにMAC-hs SDUの最後に位置することができる。
【0094】
ここで、前記MAC-hs制御ペイロードの構成について説明する。
前記MAC-hs制御ペイロードは前記MAC-hs制御メッセージの種類によって決定される。例えば、前記MAC-hs制御ペイロードの構成は図20に示した通りであり、図20を参照してMAC-hs制御ペイロードの構成を説明する。
【0095】
図20は本発明の第2実施例によるMAC-hs制御ペイロード(control payload)の構造を示した図である。図20を参照すれば、メッセージのタイプがHS-DPCCH power offsetに設定されており、表3のような方法で決定されたHS-DPCCHのための送信電力オフセットビットは図20のペイロードの方に伝送される。図20のサイズフィールドにはMAC-hs制御ペイロードのサイズ、2ビットを示す“00000000000010”が挿入され、フラグフィールドには次のMAC-hs制御メッセージの存在可否に応じて決定される値が挿入される。さらに、前記MAC-hs制御ペイロード部分にはHS-DPCCHのための送信電力オフセットビットが挿入される。
【0096】
図21はNode B受信機の構造図であって、UEからNode Bへ伝送されるUL_DPCHとそれから図17の方式でNode Bが逆方向送信電力オフセット値を決定するブロックを示した図である。図21を参照すれば、アンテナ2101を通じて受信されたUEからの信号はRF部2102を通じて基底帯域(Baseband)のRF信号に変換された後、復調器2103で復調されて乗算機2104で混和符号と乗算されて逆混和される。
【0097】
前記乗算機2104の出力信号は逆拡散器2105,2106,2107で逆拡散される。前記逆拡散器2105で使用されるチャンネル符号は図14の拡散器1404で使用されるチャンネル符号と同一であり、前記逆拡散器2106で使用されるチャンネル符号は図14の拡散器1412で使用されるチャンネル符号と同一であり、前記逆拡散器2107で使用されるチャンネル符号は図14の拡散器1418で使用されるチャンネル符号と同一である。前記チャンネル符号は直交符号なので、前記逆拡散器2105,2106,2107で逆拡散された信号はUL_DPDCH、UL_DPCCH及びHS-DPCCHに分けられる。前記逆拡散されたUL_DPCCHは乗算機2111で−jと乗算されて実数信号に復元される。前記実数UL_DPCCH信号は逆多重化器2119と乗算機2112に入力される。
【0098】
前記逆多重化器2119はUL_DPCCHを通じて受信される信号のうち、逆方向チャンネル推定のためのパイロット信号2114のみを区別してチャンネル推定器2118とチャンネル状態決定器2125に入力させる。前記チャンネル状態決定器2125は本発明による逆方向送信電力オフセット値をUEへ伝送するか否かを決定する。このために前記チャンネル状態決定器2125は前記パイロット信号2114から測定されたSIRと目標SIRとの差を計算して前記差が臨界値より大きいかを判別する。その後、伝送電力決定器2126は図17と表3の方式に応じて前記SIRの差と臨界値を比較して逆方向送信電力オフセット値2127を決定する。
【0099】
前記チャンネル推定器2118に入力されたパイロット信号2114はUEからNode Bまでのチャンネル環境を推定するデータとして使用され、前記推定されたチャンネル環境に対する補償値がチャンネル推定器2118で計算されて乗算機2112、2108及び2121に入力される。前記UL_DPCCHは乗算機2112に入力されてチャンネル推定器2118で計算されたチャンネル環境に対する補償値であるチャンネル推定値と乗算されて逆多重化器2113に入力される。前記逆多重化器2113では前記UL_DPCCHを通じて受信される信号のうち、パイロット信号2114を除いたTPC 2115、TFCI 2116、FBI 2117を逆多重化する。前記TPC 2115は順方向送信電力の制御に、TFCIはUL_DPDCHの解釈に、FBIは閉ループ送信アンテナの利得調整に使用される。前記乗算機2104の出力信号は逆拡散器2105で逆拡散されてUL_DPDCHの信号に復元される。前記逆拡散器2105は前記UL_DPDCHを除いた他の信号は取り除く。前記復元されたUL_DPDCH信号は乗算機2108でチャンネル推定値と乗算された後、復号器2109で使用されたチャンネル符号、すなわち、畳込み符号又はターボ符号に応じて復号されて使用者情報又は上位階層のシグナリング信号2128に復元されて上位階層へ伝送される。前記乗算機2104の出力信号は逆拡散器2107で逆拡散されてHS-DPCCHの信号に復元されるが、前記逆拡散器2107はHS-DPCCHを除いた他の信号を取り除く。前記HS-DPCCHは乗算機2121でチャンネル推定器2118から出力されたチャンネル推定値と乗算されてチャンネルが補償された後、逆多重化器2122を通じてACK/NACK2123及びCQI情報2124に逆多重化される。すなわち、ACK/NACKが受信されるときはACK/NACK2123が、他の制御情報が受信されるときはCQI情報2124が使用される。
【0100】
図22は本発明の第2実施例に応じてHS-DPCCHのための送信電力オフセットビットがMAC-hs PDU、すなわち、HS-DSCHで伝送される場合のNode B送信機を示している。HS-DSCHを通じた順方向高速パケットデータ2201とともに図21で決定した送信電力オフセット値を表3に応じて変換したHS-DPCCH送信電力オフセットビット2215はMAC-hs PDU生成器2223に入力される。前記MAC-hs PDU生成器2223は前記高速パケットデータ2201と前記送信電力オフセット値2215を用いて図18のような構造を有するMAC-hs PDUを生成する。この際、MAC-hs制御ペイロードは図19に示した構造を用いて前記ペイロードの方に上向きオフセットビットを伝送する。
【0101】
前記MAC-hs PDU生成器2223の出力は符号器2202で符号化されて符号化シンボルを出力する。前記符号化シンボルはレートマッチング器2203に入力され、前記レートマッチング部2203は前記符号化シンボルをシンボル反復及び穿孔して伝送区間(TTI)に前記シンボルを伝送できるシンボルの数だけ出力する。前記レートマッチングされたシンボルはインターリーバー2204に入力されてインターリービングされた後、変調器2205に印加される。前記変調器2205は前記入力されたインターリービングシンボルをQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、8PSK(8-ary Phase Shift Keying)又はM-ary QAM(Quadrature Amplitude Modulation)信号に変調してビットストリームを出力する。前記ビットストリームは直/並列変換機2206により二つのビットストリームに変換され、拡散器2207は前記二つのビットストリームを同じチャンネル化コードを使用して拡散させて他のチャンネル化コードを使用する信号との直交性を有する。この際、前記拡散器2207からの二つのビットストリームI、Q信号は乗算機2208と加算機2209によって一つの複素数ストリームとして出力される。前記複素数ストリーム出力は混和器2210によってチップの単位で複素混和コードと乗算されて他の混和コードを使用する信号との区分が可能になる。前記混和器2210の出力は再び乗算機2211でチャンネル利得2212と乗算される。前記チャンネル利得はHS-DSCHの送信電力を決定するパラメータであって、一般に拡散率が低い場合に大きい値が乗算される。さらに、前記チャンネル利得は使用者データの種類に応じて変わる。
【0102】
DL_DPCHを通じて伝送されるデータ2216は符号器2217でチャンネル符号化され、レートマッチング部2218によって物理チャンネルで伝送されるビットの数だけレートマッチングされる。前記レートマッチングされたデータはインターリーバー2219でインターリービングされた後、変調器2220で変調される。前記変調器2220の出力はHS-DSCH指示子2222、TFCI 2224、パイロット2225、TPC2226とともに多重化器2227に印加されて一つのビットストリームとして出力される。前記ビットストリームは直/並列変換機2228で二つのビットストリームに変換され、拡散器2229は前記二つのビットストリームを同じチャンネル化コードを使用して拡散させて他のチャンネル化コードを使用する信号との直交性を有する。この際、前記拡散器2229からの二つのビットストリームI、Q信号は乗算機2230と加算機2231によって一つの複素数ストリームとして出力される。前記複素数ストリーム出力は混和器2232によってチップの単位で複素混和コードと乗算されて他の混和コードを使用する信号との区分が可能になる。前記混和器2232の出力は再び乗算機2233でチャンネル利得2234と乗算される。
【0103】
一方、図22はSHCCHのための伝送装置を示す。HS-DSCH制御情報2235は直/並列変換機2236によって二つのビットストリームに変換されて拡散器2237で拡散された後、再び乗算機2238と加算機2239によって一つの複素数ストリームに変換される。前記加算機2239の複素数出力は混和器2240によってチップの単位で複素混和コードと乗算された後、乗算機2241でチャンネル利得2242と乗算される。前記乗算機2211から出力されるHS-DSCH信号、前記乗算機2233から出力されるDL_DPCH信号及び前記乗算機2241から出力されるSHCCH信号は合算機2243で合算された後、フィルター2244によってフィルタリングされる。前記フィルターリング信号はRF部2245でRF帯域信号に変換された後、アンテナ2246を通じて送信される。
【0104】
図23は図22の構造に対応して本発明の第2実施例によるUEの受信装置の例を示した図である。図23を参照すれば、アンテナ2301を通じて受信されたRF帯域信号はRF部2302で基底帯域信号に変換された後、フィルター2303によってフィルタリングされて三つの逆混和器2304、2316、2327に印加される。前記逆混和器2304ではHS-DSCH信号が出力され、前記逆混和器2316ではDL_DPCH信号が出力され、前記逆混和器2327ではSHCCH信号が出力される。前記逆混和器2304の複素数出力はチャンネル分離機2305によって実数信号のI信号と虚数信号のQ信号に分離され、前記I信号とQ信号は逆拡散器2306でチャンネル化コードと乗算されて逆拡散される。前記逆混和器2316の複素数出力はチャンネル分離機2317によって実数信号のI信号と虚数信号のQ信号に分離され、前記I信号とQ信号は逆拡散器2318でチャンネル化コードと乗算されて逆拡散される。さらに、チャンネル分離機2327の複素数出力はチャンネル分離機2328によって実数信号のI信号と虚数信号のQ信号に分離され、前記I信号とQ信号は逆拡散器2329でチャンネル化コードと乗算されて逆拡散される。
【0105】
前記逆拡散器2318によって逆拡散されたI信号とQ信号は逆多重化器2307に印加され、前記逆多重化器2307はパイロット信号2308を出力する。前記パイロット信号2308はチャンネル推定器2309に印加されて無線チャンネルによる歪曲推定を通じたチャンネル推定値をチャンネル補償器2310、2319、2330に印加する。前記チャンネル補償器2310、2319、2330は前記チャンネル推定値を用いて無線チャンネルによる歪曲を補償する。前記チャンネル補償器2310はHS-DSCHのデータを二つのビットストリームとして出力し、前記チャンネル補償器2319はDL_DPCHのデータを二つのビットストリームとして出力し、前記チャンネル補償器2330はSHCCHのデータを二つのビットストリームとして出力する。並/直列変換機2311は二つのビットストリームとして出力されたHS-DSCHデータを一つのビットストリームに変換させる。並/直列変換機2331は二つのビットストリームとして出力されたSHCCHデータを一つのビット ストリームに変換させて最終的に前記HS-DSCHに対する制御情報2332を出力する。前記並/直列変換機2320は二つのビットストリームとして出力されたDL_DPCHのデータを一つのビットストリームに変換させ、前記並/直列変換機2320の出力ビットストリームは逆多重化器2321によってTPC 2322、TFCI 2323及びHS-DSCH指示子2324に出力される。さらに、前記逆多重化器2321は逆多重化を通じて順方向データ信号を出力し、前記順方向データ信号は復調器2333、デインターリーバー2334及び復号器2335によってチャンネル復号化されて順方向使用者データ2336に出力される。
【0106】
前記並/直列変換機2311はHS-DSCHを通じたデータ信号を出力するが、前記データ信号は復調器2312、デインターリーバー2313及び復号器2314によってチャンネル復号化されてMAC-hs PDU解釈器2325に印加される。前記MAC-hs PDU解釈器2325は図22で説明したMAC-hs PDU生成器2223の逆過程を行う。すなわち、前記MAC-hs PDU解釈器2325は前記復号器2314から出力されるデータから高速パケットデータ2315とHS-DPCCHのための送信電力オフセット値2326を抽出する装置である。前記送信電力オフセット値2326は図19で説明したMAC-hs制御ペイロードから抽出された情報である。UEは上述した過程によって抽出された送信電力オフセット値を図16に示した構成に適用することにより、HS-DPCCHを送信することができる。すなわち、図16に示した制御部1622は前記送信電力オフセット値2326を用いてチャンネル利得を調整する。
【0107】
図24及び図25は本発明の第2実施例による逆方向送信電力オフセット値を処理するためにNode B及びUEで行われる制御流れを示した図である。
【0108】
具体的には、図24はNode Bが逆方向送信電力オフセット値を決定し、これをUEに知らせるための制御流れを示した図である。図24を参照すれば、ステップ2401を開始としてNode Bはステップ2402で受信したHS-DPCCHのSIRを測定する。前記Node Bはステップ2403で前記測定されたSIRと目標SIRを比較して図17と表3のようにHS-DPCCHのための送信電力オフセットビットを決定する。その後、ステップ2404で前記Node Bは前記送信電力オフセットビットを伝送するためのMAC-hs制御メッセージを生成する。前記MAC-hs制御メッセージの一例は図20に示した通りである。ステップ2405で前記Node Bは上位階層から提供されたパケットデータとMAC-hs制御メッセージを結合してMAC-hs PDUを生成する。前記MAC-hs PDUの例は図18と図19に示した通りである。その後、前記NodeBは前記MAC-hs PDUをデコーディングしてインターリービングした後、HS-DSCHを通じてUEに伝送してステップ2406ですべての動作を終了する。
【0109】
図25はUEが逆方向送信電力オフセット値を処理するための制御流れを示した図である。図25を参照すれば、ステップ2501を開始としてステップ2502でUEはNode Bが伝送したHS-DSCHを受信する。その後、前記UEはステップ2503で前記HS-DSCHを通じて受信したMAC-hs PDUから送信電力オフセット値を抽出する。ステップ2504では前記抽出された送信電力オフセット値を用いてHS-DPCCHの送信電力を調整し、前記調整された送信電力で前記HS-DPCCHを伝送する。ステップ2505ではHS-DPCCHに対する送信電力を決定するすべての動作を終了する。
【0110】
【発明の効果】
上述したように、本発明は高速順方向パケット接続方式を使用する移動通信システムで任意のUEに割当てられる順方向送信電力のような制御情報の伝送において、Node BとUEとの直接伝送を可能にする利点を有する。さらに、前記Node BとUEとの間の制御情報を直接伝送することにより、Node BとUEとの間の信号遅延を減らし、Iub伝送資源も節約してシステムの性能を向上させる利点もある。その上、高速媒体接続制御パケットデータユニットを通じてオフセットを伝送する場合、逆方向送信電力を流動的に調節することができる。
【0111】
以上、具体的な実施例に参照して説明したが、本発明はこれに限るものでなく、各種の変形が本発明の特許請求の範囲を逸脱しない限り、該当技術分野における通常の知識をもつ者により可能なのは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 HSDPAサービスを支援する移動通信システムで通常的な順方向チャンネルを示した図である。
【図2】 図1に示した順方向専用物理チャンネルの構造を示した図である。
【図3】 HSDPAサービスを支援する移動通信システムで通常的な逆方向専用物理チャンネルを示した図である。
【図4】 ハンドオーバー状況に位置する移動端末において、逆方向送信電力オフセットの必要性を説明するための図である。
【図5A】 HSDPAサービスを支援する移動通信システムで逆方向専用物理チャンネルの送信電力を設定する例を示した図である。
【図5B】 HSDPAサービスを支援する移動通信システムで逆方向専用物理チャンネルの送信電力を設定する例を示した図である。
【図5C】 HSDPAサービスを支援する移動通信システムで逆方向専用物理チャンネルの送信電力を設定する例を示した図である。
【図5D】 HSDPAサービスを支援する移動通信システムで逆方向専用物理チャンネルの送信電力を設定する例を示した図である。
【図6A】 HSDPAサービスを支援する移動通信システムでHS-DPCCHのACK/NACK情報に対する送信電力設定例を示した図である。
【図6B】 HSDPAサービスを支援する移動通信システムでHS-DPCCHのACK/NACK情報に対する送信電力設定例を示した図である。
【図7】 本発明の第1実施例による逆方向送信電力オフセットを移動端末へ伝送するための無線網制御器と移動端末との間のシグナリングを示した図である。
【図8A】 HSDPAサービスを支援する移動通信システムの基地局がHS-DPCCHを通じて伝送されるACK/NACKを判別するための臨界線を決定する例を示した図である。
【図8B】 HSDPAサービスを支援する移動通信システムの基地局がHS-DPCCHを通じて伝送されるACK/NACKを判別するための臨界線を決定する例を示した図である。
【図8C】 HSDPAサービスを支援する移動通信システムの基地局がHS-DPCCHを通じて伝送されるACK/NACKを判別するための臨界線を決定する例を示した図である。
【図9】 本発明の第1実施例による逆方向送信電力オフセット値を基地局に知らせるための無線網制御器と基地局との間のシグナリングを示した図である。
【図10】 本発明の第1実施例による逆方向送信電力オフセット値を無線網制御器がフレームプロトコールを用いて基地局に知らせるための制御フレームの一例を示した図である。
【図11】 本発明の第1実施例による逆方向送信電力オフセット値を無線網制御器がフレームプロトコールを用いて基地局に知らせるためのデータフレームの一例を示した図である。
【図12】 本発明の第1実施例に応じて移動端末で行われる制御流れを示した図である。
【図13】 本発明の第1実施例に応じて無線網制御器で行われる制御流れを示した図である。
【図14】 本発明の第1実施例に応じて基地局で行われる制御流れを示した図である。
【図15】 本発明の第1実施例に応じて基地局の送信装置を示した図である。
【図16】 本発明の第1実施例に応じて移動端末の送受信装置を示した図である。
【図17】 本発明の第2実施例に応じて上位階層での電力制御過程を概念的に示した図である。
【図18】 本発明の第2実施例に応じて高速媒体接続制御パケットデータユニット(MAC-hs PDU)構造の一例を示した図である。
【図19】 本発明の第2実施例に応じて高速媒体接続制御パケットデータユニット構造の他の例を示した図である。
【図20】 本発明の第2実施例に応じてMAC-hs制御ペイロードの構造を示した図である。
【図21】 本発明の第2実施例に応じて基地局の受信装置を示した図である。
【図22】 本発明の第2実施例に応じて基地局の送信装置の一例を示した図である。
【図23】 本発明の第2実施例に応じて端末機の受信装置を示した図である。
【図24】 本発明の第2実施例に応じて基地局で行われる制御流れを示した図である。
【図25】 本発明の第2実施例に応じて移動端末で行われる制御流れを示した図である。
Claims (41)
- 基地局制御器(RNC)と、前記基地局制御器に連結された基地局(Node B)と、前記基地局により占有される少なくとも二つのセル領域のうち、一つのセル領域に位置する移動端末(UE)とを備え、前記基地局は前記移動端末へ高速順方向共有チャンネル(HS-DSCH)を通じてデータを伝送し、前記移動端末は前記データの受信可否を示す情報を逆方向の高速専用物理制御チャンネル(HS-DPCCH)を通じて前記基地局へ伝送する移動通信システムで、前記移動端末がハンドオーバー領域に進入するとき、前記基地局制御器が前記逆方向の高速専用物理制御チャンネルの送信電力を制御するための送信電力オフセット(電力増加情報)を伝送する方法において、
前記移動端末が前記ハンドオーバー領域に位置することが確認されると、前記逆方向の高速専用物理制御チャンネルの送信電力増加分を決定するように前記送信電力オフセットを前記移動端末に知らせる過程と、
前記基地局が前記送信電力オフセットに応じて前記データの受信可否を示す情報を判断するための臨界値を決定するように前記送信電力オフセットを前記基地局に知らせる過程とを含み、
前記送信電力オフセットは、無線資源制御 ( MAC ) メッセージと、NBAP (Node B application part) メッセージと、フレームプロトコールとのうちのいずれかを用いて伝送されることを特徴とする前記方法。 - 前記送信電力オフセットは無線資源制御(MAC)メッセージを通じて前記移動端末へ伝送されることを特徴とする請求項1に記載の前記方法。
- 前記無線資源制御メッセージは活性集合アップデートメッセージであることを特徴とする請求項2に記載の前記方法。
- 前記送信電力オフセットはNBAP(Node B application part)メッセージを通じて前記基地局へ伝送されることを特徴とする請求項1に記載の前記方法。
- 前記NBAPメッセージは無線リンク再構成要求メッセージであることを特徴とする請求項4に記載の前記方法。
- 前記送信電力オフセットはフレームプロトコールを用いて前記基地局へ伝送されることを特徴とする請求項1に記載の前記方法。
- 前記フレームプロトコールを利用する場合、前記基地局制御器は前記送信電力オフセットを制御フレームの剰余フィールドを通じて前記基地局へ伝送することを特徴とする請求項6に記載の前記方法。
- 前記フレームプロトコールを利用する場合、前記基地局制御器は前記送信電力オフセットをデータフレームのヘッダー領域のうち、剰余ビットに挿入して前記基地局へ伝送することを特徴とする請求項6に記載の前記方法。
- 前記データの受信可否を示す情報はACK(Acknowledgement)とNACK(Negative ACK)のうち、いずれか一つとして決定され、前記ACKとNACKに対して相異なる送信電力オフセットを提供することを特徴とする請求項1に記載の前記方法。
- 前記送信電力オフセットによる送信電力増加分は前記データの受信可否を示す情報として前記ACKが決定される場合に比べて前記NACKが決定される場合に相対的に大きい値を有することを特徴とする請求項9に記載の前記方法。
- 前記逆方向の高速専用物理制御チャンネルは前記データの受信可否を示す情報のみならず、前記基地局から前記移動端末へのチャンネルに対するチャンネル品質情報(CQI)を伝送し、前記データの受信可否を示す情報と前記チャンネル品質情報に対応して相異なる送信電力オフセットを提供することを特徴とする請求項1に記載の前記方法。
- 前記送信電力オフセットによる前記チャンネル品質情報の送信電力増加分が前記データの受信可否を示す情報の送信電力増加分に比べて相対的に大きい値を有することを特徴とする請求項11に記載の前記方法。
- 基地局制御器と、前記基地局制御器に連結された基地局と、前記基地局により占有される少なくとも二つのセル領域のうち、一つのセル領域に位置する移動端末とを備え、前記基地局は前記移動端末へ高速順方向共有チャンネルを通じてデータを伝送し、前記移動端末は前記データの受信可否を示す情報を逆方向の高速専用物理制御チャンネルを通じて前記基地局へ伝送する移動通信システムで、前記移動端末がハンドオーバー領域に進入するとき、前記逆方向の高速専用物理制御チャンネルの送信電力を制御するための送信電力オフセットを送/受信する装置において、
前記移動端末が前記ハンドオーバー領域に位置することが確認されると、前記逆方向の高速専用物理制御チャンネルの送信電力増加分を決定するように送信電力オフセットを前記移動端末と前記基地局に知らせる前記基地局制御器と、
前記送信電力オフセットに応じて前記逆方向の高速専用物理制御チャンネルの送信電力を増加させ、前記増加された送信電力で前記逆方向の高速専用物理制御チャンネルを伝送する前記移動端末と、
前記送信電力オフセットによって予測される前記逆方向の高速専用物理制御チャンネルの送信電力に鑑みて所定の臨界値を決定し、前記臨界値により前記移動端末から受信されるデータの受信可否を示す情報を判断する前記基地局とを含み、
前記送信電力オフセットは、無線資源制御 ( MAC ) メッセージと、NBAP (Node B application part) メッセージと、フレームプロトコールとのうちのいずれかを用いて伝送される構成であることを特徴とする前記装置。 - 前記送信電力オフセットは無線資源制御メッセージを通じて前記移動端末へ伝送されることを特徴とする請求項13に記載の前記装置。
- 前記無線資源制御メッセージは活性集合アップデートメッセージであることを特徴とする請求項14に記載の前記装置。
- 前記送信電力オフセットはNBAPメッセージを通じて前記基地局へ伝送されることを特徴とする請求項13に記載の前記装置。
- 前記NBAPメッセージは無線リンク再構成要求メッセージであることを特徴とする請求項16に記載の前記装置。
- 前記送信電力オフセットはフレームプロトコールを用いて前記基地局へ伝送されることを特徴とする請求項13に記載の前記装置。
- 前記フレームプロトコールを利用する場合、前記基地局制御器は前記送信電力オフセットを制御フレームの剰余フィールドを通じて前記基地局へ伝送することを特徴とする請求項18に記載の前記装置。
- 前記フレームプロトコールを利用する場合、前記基地局制御器は前記送信電力オフセットをデータフレームのヘッダー領域のうち、剰余ビットに挿入して前記基地局へ伝送することを特徴とする請求項18に記載の前記装置。
- 前記データの受信可否を示す情報はACKとNACKのうち、いずれか一つとして決定され、前記基地局制御器は前記ACKとNACKに対して相異なる送信電力オフセットを提供することを特徴とする請求項13に記載の前記装置。
- 前記送信電力オフセットによる送信電力増加分は前記データの受信可否を示す情報として前記ACKが決定される場合に比べて前記NACKが決定される場合に相対的に大きい値を有することを特徴とする請求項21に記載の前記装置。
- 前記逆方向の高速専用物理制御チャンネルは前記データの受信可否を示す情報のみならず、前記基地局から前記移動端末へのチャンネルに対するチャンネル品質情報(CQI)を伝送し、前記データの受信可否を示す情報と前記チャンネル品質情報に対応して相異なる送信電力オフセットを提供することを特徴とする請求項13に記載の前記装置。
- 前記電力増加情報による前記チャンネル品質情報の送信電力増加分が前記データの受信可否を示す情報の送信電力増加分に比べて相対的に大きい値を有することを特徴とする請求項23に記載の前記装置。
- 基地局制御器と、前記基地局制御器に連結された基地局と、前記基地局により占有される少なくとも二つのセル領域のうち、一つのセル領域に位置する移動端末とを備え、前記基地局は前記移動端末へ高速順方向共有チャンネルを通じてデータを伝送し、前記移動端末は前記データの受信可否を示す情報を逆方向の高速専用物理制御チャンネルを通じて前記基地局へ伝送する移動通信システムで、前記移動端末がハンドオーバー領域に進入するとき、前記逆方向の高速専用物理制御チャンネルの送信電力を制御する方法において、
前記ハンドオーバー領域への進入を前記基地局制御器に報告する過程と、
前記基地局制御器からの前記報告に対応して活性集合アップデートメッセージを通じて送信電力オフセット値を受信する過程と、
前記送信電力オフセット値に応じて前記逆方向の高速専用物理制御チャンネルの送信電力を増加させ、前記増加された送信電力により前記逆方向の高速専用物理制御チャンネルを送信する過程とを含むことを特徴とする前記方法。 - 前記データの受信可否を示す情報はACKとNACKのうち、いずれか一つとして決定され、前記ACKとNACKに対して相異なる送信電力オフセットを提供することを特徴とする請求項25に記載の前記方法。
- 前記送信電力オフセットによる送信電力増加分は前記データの受信可否を示す情報として前記ACKが決定される場合に比べて前記NACKが決定される場合に相対的に大きい値を有することを特徴とする請求項26に記載の前記方法。
- 前記逆方向の高速専用物理制御チャンネルは前記データの受信可否を示す情報のみならず、前記基地局から前記移動端末へのチャンネルに対するチャンネル品質情報(CQI)を伝送し、前記データの受信可否を示す情報と前記チャンネル品質情報に対応して相異なる送信電力オフセットを提供することを特徴とする請求項25に記載の前記方法。
- 前記送信電力オフセットによる前記チャンネル品質情報の送信電力増加分が前記データの受信可否を示す情報の送信電力増加分に比べて相対的に大きい値を有することを特徴とする請求項28に記載の前記方法。
- 基地局制御器と、前記基地局制御器に連結された少なくとも一つの基地局とを備え、前記基地局は移動端末へ高速順方向共有チャンネルを通じて高速パケットデータを伝送し、前記移動端末は前記高速パケットデータの受信可否を示す応答情報を逆方向の高速専用物理制御チャンネルを通じて前記基地局へ伝送する移動通信システムで、前記移動端末がハンドオーバー領域に進入するとき、前記基地局で所定の送信電力オフセットだけ増加した送信電力で前記高速逆方向の専用物理制御チャンネルを通じて伝送される前記応答情報に応じて前記高速パケットデータの受信可否を判断する方法において、
前記所定の送信電力オフセットをNBAPメッセージを通じて前記基地局制御器から受信する過程と、
前記所定の送信電力オフセットによって前記増加された送信電力を予測し、前記予測される送信電力に鑑みて所定の臨界値を決定する過程と、
前記応答情報を前記所定の臨界値と比較することにより、前記高速パケットデータの受信可否を判断する過程とを含むことを特徴とする前記方法。 - 前記NBAPメッセージは無線リンク再構成要求メッセージであることを特徴とする請求項30に記載の前記方法。
- 移動端末がハンドオーバー領域に位置することが確認されると、逆方向の高速専用物理制御チャンネルの送信電力を制御するように送信電力オフセットを送/受信する移動通信システムにおいて、
基地局制御器と、
前記基地局制御器に連結される基地局と、
前記基地局により占有されるセル領域に位置する移動端末とを備え、
前記移動端末が前記ハンドオーバー領域に位置することが確認されると、前記基地局制御器は前記逆方向の高速専用物理制御チャンネルの送信電力増加分を決定するように送信電力オフセットを前記移動端末と前記基地局に知らせ、
前記基地局は前記高速順方向共有チャンネルを通じて高速のパケットデータを前記移動端末に伝送し、移動端末から伝送される応答情報に応じてデータの受信可否を判断し、
前記移動端末は前記送信電力オフセットに応じて前記逆方向の高速専用物理制御チャンネルの送信電力を増加させ、前記増加された送信電力で逆方向の高速専用物理制御チャンネルを通じて前記データの受信可否を示す応答情報を前記基地局に伝送し、
前記基地局制御器は、無線資源制御 ( MAC ) メッセージと、NBAP (Node B application part) メッセージと、フレームプロトコールとのうちのいずれかを用いて、前記送信電力オフセットを前記移動端末と前記基地局に伝送するものであることを特徴とする前記システム。 - 前記送信電力オフセットは上位階層メッセージを通じて前記移動端末へ伝送されることを特徴とする請求項32に記載の前記システム。
- 前記上位階層メッセージは活性集合アップデートメッセージであることを特徴とする請求項33に記載の前記システム。
- 前記送信電力オフセットはNBAPメッセージを通じて前記基地局へ伝送されることを特徴とする請求項32に記載の前記システム。
- 前記NBAPメッセージは無線リンク再構成要求メッセージであることを特徴とする請求項35に記載の前記システム。
- 前記データの受信可否を示す情報はACK(Acknowledgement)とNACK(Negative ACK)のうち、いずれか一つとして決定され、前記ACKとNACKに対して相異なる送信電力オフセットを提供することを特徴とする請求項32に記載の前記システム。
- 前記NACKの送信電力オフセットが前記ACKの送信電力オフセットより大きい値を有することを特徴とする請求項37に記載の前記システム。
- 前記逆方向の高速専用物理制御チャンネルは前記データの受信可否を示す情報のみならず、前記基地局から前記移動端末へのチャンネルに対するチャンネル品質情報を伝送し、前記データの受信可否を示す情報と前記チャンネル品質情報に対応して相異なる送信電力オフセットを提供することを特徴とする請求項32に記載の前記システム。
- 前記チャンネル品質情報の送信電力オフセットが前記データの受信可否を示す情報の送信電力オフセットより小さい値を有することを特徴とする請求項39に記載の前記システム。
- 前記基地局は前記送信電力オフセットに応じて臨界値を決定して移動端末が前記臨界値に鑑みて応答情報に応じてデータを受信するか否かを判断するようにすることを特徴とする請求項32に記載の前記システム。
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