JP3938227B2 - 異物検査方法および装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、異物検査装置、特に、被検査面上の微小異物を高感度で検出する技術に関し、例えば、半導体ウエハ(以下、ウエハという。)の表面に付着した異物を検出して検査するのに利用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
今日、半導体集積回路装置(以下、ICという。)の高集積化および回路パターンの微細化が進み、回路パターンの線幅は1μm程度またはそれ以下になっている。このようなICを高歩留りで製造するためには、ウエハの表面に付着した異物を検出して、そのサイズや形状および物性等を検査し、各種半導体製造装置や工程の清浄度を定量的に把握し、製造プロセスを的確に管理する必要がある。そこで、従来から、ICの製造工場においては、製造プロセスを的確に管理するために、ワークであるウエハについてウエハ異物検査装置によるウエハ異物検査方法が実施されている。
【0003】
従来のウエハ異物検査装置は、大別して2つのカテゴリーに分けられる。第1は、垂直落射照明による明視野中の画像と予め記憶された標準パターンとの比較を行う画像比較方式のウエハ異物検査装置(以下、外観検査装置という。)である。第2は、斜方照明による暗視野における散乱光を検出して散乱光を検出した時点の座標により異物の有無や異物の位置座標および個数を認識する方式のウエハ異物検査装置(以下、異物検査装置という。)である。
【0004】
なお、ウエハ異物検査装置を述べてある例としては、株式会社日経BP社発行の「日経マイクロデバイセズ1997年3月号」P97〜P116、がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記した外観検査装置は、検査精度が高いという長所があるが、スループットが低く高価格であるという短所がある。そして、外観検査装置によれば画像データが得られるため、外観検査装置は所謂レビュー(画像による確認ないし検証作業)を実行することができる。しかし、外観検査装置は検査ウエハ枚数が少ない割に微小欠陥等のレビュー不必要情報が多いため、致命欠陥補足率が低く、レビュー効率がきわめて低いという問題点があることが本発明者によって明らかにされた。
【0006】
前記した異物検査装置は、検査精度が外観検査装置に比較すると低いという短所があるが、外観検査装置に比較してスループットが高く、価格が低いという長所がある。そして、異物検査装置から得られるデータはウエハ内の異物の位置座標と散乱光の強度であるため、異物検査装置では異物のサイズ(粒径)や形状に関する情報を得ることができない。したがって、これらの情報を得るためには、外観検査装置またはSEM(走査形電子線顕微鏡)等の検査時間の長い解析系のウエハ異物分析装置を使用しなければならない。
【0007】
本発明の目的は、効率よく異物のサイズおよび形状を検査することができる異物検査技術を提供することにある。
【0008】
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、次の通りである。
【0010】
すなわち、検査光照射装置によって被検査物を斜方照明し、暗視野下の被検査物における検査光の散乱光を散乱光検出器によって検出することにより、異物を検査する異物検査方法において、
前記散乱光検出器の検出に基づいて特定された異物の座標位置を同一装置内に配置した明視野照明下で撮像し、この撮像に基づいて抽出した異物画像によって少なくとも異物のサイズ、形状、色、性状のいずれか一つを特定することを特徴とする。
【0011】
前記した手段によれば、少なくとも異物のサイズを認識することができるため、異物のレビューを効率よく実行することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施形態である異物検査装置を示す斜視図である。図2は同じく異物検査方法を示すフロー図である。図3以降はその作用を説明するための説明図である。
【0013】
本実施形態において、本発明に係る異物検査装置は、被検査物であるウエハに斜方照明による暗視野下における散乱光を検出して散乱光を検出した時点の座標により異物の有無や位置座標および個数を認識する方式の異物検査装置10として構成されている。被検査物であるウエハ1は第1主面2にICの一例であるDRAMをチップ部4毎に作り込まれる過程にあり、チップ部4はウエハ1に切設されたオリエンテーション・フラット(以下、オリフラという。)3に対して縦横に規則正しく配列されている。ウエハ1の第1主面2に異物5が付着していると、不良の原因になるため、ウエハ1の第1主面2に付着した異物5を異物検査装置10によって検出し、検出した異物の位置や個数、サイズ、形状、色、性状を検査し、各種半導体製造装置や工程の清浄度を定量的に把握し、製造プロセスを的確に管理することが実施される。
【0014】
異物検査装置10はステージ装置11を備えており、このステージ装置11は被検査物としてのウエハ1を走査させるためのXYテーブル12と、θ方向に回転させるθテーブル13と、自動焦点合わせ機構(図示せず)と、これらを制御するコントローラ14とを備えている。そして、ウエハ1の表面全体を検査するために、ステージ装置11によってウエハ1のX・Y走査が実行される。この走査中、コントローラ14からは被検査物としてのウエハ1についての座標位置情報が後記する異物判定装置へ逐次入力されるようになっている。
【0015】
ステージ装置11の斜め上方には検査光照射装置20が設備されている。検査光照射装置20はウエハ1に検査光としてのレーザ光21を照射するレーザ光照射装置22と、レーザ光21を集光する集光レンズ23とを備えており、集光したレーザ光21をステージ装置11上に保持された被検査物としてのウエハ1に低角度で照射することにより、ウエハ1を斜方照明するようになっている。
【0016】
ステージ装置11の真上には散乱光検出装置30が設備されている。この散乱光検出装置30は、レーザ光21がウエハ1の表面に斜めに照射されるのに伴ってウエハ1の表面において乱反射された散乱光31を集光する対物レンズ32と、対物レンズ32で集光された散乱光31を散乱光検出器34の受光面に結像させるリレーレンズ33と、散乱光31を検出する散乱光検出器34とを備えている。すなわち、散乱光検出装置30は暗視野下における散乱光31を検出するように構成されている。本実施形態においては、散乱光検出器34は固体撮像光電変換素子が細長く配列されたラインセンサによって構成されており、ステージ移動方向に直交するY方向に長くなるように配置されている。
【0017】
散乱光検出器34には異物判定装置35が接続されており、この異物判定装置35は散乱光検出器34からの散乱光の検出時点に基づいてウエハ1の異物の有無を判定するとともに、この判定したデータと、ステージ装置11のコントローラ14からの座標位置データと照合することにより、異物の座標位置を特定するように構成されている。また、散乱光検出器34は散乱光強度を異物判定装置35に送信するようになっている。
【0018】
本実施形態において、ステージ装置11の真上には落射照明装置40が設備されており、落射照明装置40はウエハ1に明視野照明光としての白色光41を照射する白色光照射装置42と、白色光41を垂直に落射させるハーフミラー43と、白色光41をスポット形状に形成するレンズ44とを備えており、白色光41をステージ装置11上に保持された被検査物としてのウエハ1に垂直に照射して落射照明するようになっている。
【0019】
落射照明装置40の反射位置には撮像装置45が設備されている。すなわち、撮像装置45は固体撮像光電変換素子が細長く配列されたラインセンサによって構成されており、ハーフミラー43の透過側における落射照明装置40の光軸上においてステージ移動方向に直交するY方向に長くなるように配置されている。すなわち、撮像装置45は明視野下における乱反射光による像を撮映するようになっている。
【0020】
撮像装置45の画像処理部46には比較部47が接続されており、比較部47の出力端には検証部48が接続されている。検証部48の出力端には分類部49が接続されている。比較部47の他の入力端および検証部48の他の入力端には異物判定装置35が接続されており、異物判定装置35は異物検査装置10を統括するホストコンピュータ36、比較部47および検証部48に判定結果を送信するようになっている。
【0021】
次に、前記構成に係る異物検査装置10による本発明の一実施形態である異物検査方法を図2について説明する。
【0022】
ウエハ1上に検査光照射装置20により検査光としてのレーザ光21が低傾斜角度で照射されると、このレーザ光21の照射により、ウエハ1の第1主面2に付着した異物5および回路パターン(図示せず)から暗視野下の散乱光31が発生する。この散乱光31は対物レンズ32によって集光されるとともに、リレーレンズ33を通して散乱光検出器34上に結像される。
【0023】
このとき、回路パターンからの散乱光31は規則性があるため、ウエハ1におけるパターン面のフーリエ変換面に設けられた空間フィルタあるいは検光子から成る遮光素子(図示せず)により、回路パターンからの散乱光31は遮光されることになる。他方、異物5からの散乱光31は不規則性であるため、空間フィルタあるいは検光子を通過して散乱光検出器34上に結像されることになる。したがって、異物5のみが検出される。
【0024】
そして、散乱光検出器34によって検出された異物5からの暗視野下の散乱光31による検出信号は、異物判定装置35に入力される。異物判定装置35はこの検出信号に基づいて異物5の有無を判定するとともに、この判定データと、ステージ装置11のコントローラ14からの座標位置データとを照合することにより、異物5の座標位置を特定する。このようにして特定された異物5の座標位置は異物判定装置35から、例えば、異物検査装置10を統括的に実行するホストコンピュータ36に出力されるとともに、撮像装置45に電気的に連なる比較部47および検証部48に送信される。
【0025】
異物判定装置35から送信された異物5の座標位置が撮像装置45の撮像位置すなわち落射照明装置40の落射照明スポットに来ると、比較部47は撮像装置45からの明視野下の画像信号を取り込む。異物判定装置35によれば、この座標位置には異物5が付着しているはずであるから、その画像には異物5が図3(a)に示されているように映されるはずである。
【0026】
その後、異物判定装置35から送信された異物5の座標位置から丁度1チップ部4の分だけずれた座標位置が撮像装置45の撮像位置に来ると、比較部47は撮像装置45からの明視野下の画像信号を取り込む。異物判定装置35によれば、この座標位置には異物5が付着していないはずであるから、その画像には異物5が図3(b)に示されているように映されていないはずである。
【0027】
続いて、比較部47は先に取り込んだ異物5が付着しているはずのチップ部4の座標位置の画像と、後に取り込んだ異物5が付着していないチップ部4の座標位置の画像とを比較する。すなわち、図3(d)に示されているように、比較部47は隣合う一対のチップ部4、4における同一部位の一対の画像をそれぞれ取り込んで比較する状態になる。そして、図3(a)の異物5が付着している画像と、図3(b)の異物5が付着していない画像との差画像である図3(c)を形成する。(a)の画像と、(b)の画像との差は異物5だけであるから、図3(c)においては、異物画像6だけが抽出される状態になる。
【0028】
そして、比較部47は抽出した異物画像6を検証部48に送信する。異物判定装置35から送信された異物5の座標位置について比較部47から異物画像6が送信されて来た場合には、検証部48は異物判定装置35の異物有りの判定は適正であることを検証する。これに反して、異物判定装置35から送信された異物5の座標位置について比較部47から異物画像6が送信されて来なかった場合には、検証部48は異物判定装置35の異物有りの判定は誤りであると認定する。誤判定であると認定すると、検証部48はその旨をホストコンピュータ36に送信する。
【0029】
また、抽出された異物画像6は分類部49に転送される。分類部49は予め設定されたアルゴリズムによって異物5のサイズ、形状、色、性状である有機物または無機物を分類する。例えば、図4(a)に示されているように、異物画像6の画素数の計数によって異物画像6の縦aおよび横bの寸法が特定される。異物画像6の縦aと横bとの積(a×b)によって、異物5の面積すなわちサイズが図4(b)に示されているように特定される。異物画像6の縦aと横bとの商(a/b)によって、異物5の形状が特定される。例えば、a/b=1である場合には、異物5は図4(c)に示されているように円形であると、特定される。a/b>1またはa/b<1である場合には、異物5は図4(d)に示されているように細長い形状であると、特定される。
【0030】
落射照明光として白色光41が使用されているため、異物画像6の色相と明度(画像を構成する階調)に基づいて色を特定することができる。この結果、例えば、抽出された異物全体がほぼ同一の濃紺系統の色相と階調ならば、異物は偏平で膜厚がほぼ均一な誘電体膜であると推定できる。
【0031】
また、散乱光検出器により検出された異物の散乱光信号と、異物画像6により特定した異物の大きさ、性状と、を用いることによって表面の凹凸を認識することができる。すなわち、ウエハ1上に検査光照射装置20により検査光としてのレーザ光21が低傾斜角度で照射されると、このレーザ光21の照射により、異物5から暗視野下の散乱光31が発生する。この散乱光強度は散乱断面積と表面の凹凸に関連して強度を変えるので、検出時に記録された散乱光強度と、異物画像6から算出したレーザ照射方向に垂直な方向の異物の長さとを用いて解析することによって表面の凹凸状態を認識することができる。この結果、例えば、凹凸が少ない場合には、シリカ(ガラス)やシリコン片および金属片等の無機物と、特定される。凹凸が多い場合には、人間を起因とする発塵や樹脂等の有機物と、特定される。
【0032】
以上のようにして分類された異物5の分類結果は分類部49からホストコンピュータ36に送信される。ホストコンピュータ36は分類部49からの分類データおよび異物判定装置35からの異物5の座標位置データや個数データを使用することにより、図5に示されている各種分析資料を適宜に作成し、モニタやプリンタ等の出力装置によって適時に出力する。作業者は出力された各種分析資料によって、ICの製造プロセスを的確かつ迅速に管理することができる。
【0033】
図5(a)は異物サイズ別マップであり、異物サイズデータと異物の座標位置データとによって作成される。図5(b)は異物サイズ別ヒストグラムであり、横軸には区間分けした変数として異物サイズが取られ、縦軸には各異物サイズに属する測定値の回数として検出個数が取られている。
【0034】
図5(c)は異物形状別マップであり、異物形状データと異物の座標位置データとによって作成される。図5(d)は異物形状別ヒストグラムであり、横軸には区間分けした変数として異物形状が取られ、縦軸には各異物形状に属する測定値の回数として検出個数が取られている。
【0035】
図5(e)は検査結果時系列推移グラフであり、検査日と異物サイズデータ、異物形状データ(例えば、細長)および異物性状の一例である有機物データとによって作成される。なお、時系列はロット番号やウエハ番号等を使用してもよい。
【0036】
前記実施形態によれば次の効果が得られる。
▲1▼ 異物検査装置によって異物の座標位置の他に異物のサイズや形状、色、有機物または無機物を特定することにより、作業者はICの製造プロセスを的確かつ迅速に管理することができるため、ICの製造歩留りを高めることができる。
【0037】
▲2▼ 散乱光検出器に基づく異物判定部の判定を明視野下の撮像装置に連なる検証部によって検証することにより、異物検査装置における検査精度を高めることができるため、前記▲1▼とあいまって、異物検査装置の品質および信頼性を高めることができる。
【0038】
▲3▼ 検査時間の長い外観検査装置やきわめて高価な異物分析装置を使用することなく、異物の座標位置の他に異物のサイズや形状、色、有機物または無機物を特定することができるため、単位面積当たり(ウエハ一枚当たり)の検査時間およびレビュー時間を大幅に短縮することができる。その結果、ロット全数検査を実現することができるとともに、作業者はICの製造プロセスを的確かつ迅速に管理することができる。
【0039】
図6は本発明の実施形態2である異物検査装置を示す斜視図である。図7は同じく異物検査方法を示すフロー図である。図8はその作用を説明するための説明図である。
【0040】
本実施形態2に係る異物検査装置10Aが前記実施形態1に係る異物検査装置10と異なる点は、落射照明装置40が検出光照射装置20の光学系を共用するように構成されているとともに、撮像装置45Aが散乱光検出器を兼用するように構成されている点にある。
【0041】
本実施形態2に係る異物検査装置10Aによる異物検査方法においては、図7に示されているように、まず、検査光照射装置20や散乱光検出器兼用撮像装置45Aおよび異物判定装置35によって異物5の座標位置がウエハ1の第1主面2の全体にわたって特定される。これらの異物座標位置はホストコンピュータ36のメモリー(図示せず)に記憶される。
【0042】
例えば、ホストコンピュータ36は異物座標位置データに基づき、ウエハ1の第1主面2の全体における異物5群を図8(a)に示されているようにグルーピング(距離の近い異物群をまとめる。)し、各グループの代表を撮像対象としてサンプリングする。このサンプリングによって撮像対象を減少させることができるため、検査時間をより一層短縮することができる。
【0043】
また、ホストコンピュータ36は異物判定装置35からの異物座標位置データと散乱光強度との組み合わせに基づき、ウエハ1の第1主面2の全体における異物5群を図8(b)に示されているようにクラスタリング(散乱光強度で異物のサイズ等をクラス分けする。)し、各クラスの代表を撮像対象としてサンプリングする。このサンプリングによって撮像対象を減少させることができるため、検査時間をより一層短縮することができる。ちなみに、これらサンプリングに際して、ホストコンピュータ36は最短距離で撮像することができるように異物の撮像の順番を指定することにより、検査時間をより一層短縮させるとともに、検査効率を高める。
【0044】
以上のようにして指定された撮像対象の異物座標位置は、ホストコンピュータ36から比較部47および検証部48に送信される。指定された異物5の座標位置が散乱光検出器兼用撮像装置45Aの撮像位置すなわち落射照明装置40の落射照明スポットに来ると、比較部47は散乱光検出器兼用撮像装置45Aからの明視野下の画像信号を取り込む。
【0045】
その後、比較部47は隣接したチップ部4の同一座標位置の画像信号を取り込む。次いで、比較部47は先に取り込んだ異物5が付着しているはずの座標位置の画像と、後に取り込んだ異物5が付着していないチップ部4の画像とを比較することにより、異物画像6を抽出する。
【0046】
そして、比較部47は抽出した異物画像6を検証部48に送信する。ホストコンピュータ36が指定した異物5の座標位置について比較部47から異物画像6が送信されて来た場合には、検証部48は異物判定装置35の異物有りの判定は適正であることを検証する。これに反して、ホストコンピュータ36が指定した異物座標位置について比較部47から異物画像6が送信されて来なかった場合には、検証部48は異物判定装置35の異物有りの判定は誤りであると認定する。誤判定であると認定すると、検証部48はその旨をホストコンピュータ36に送信する。
【0047】
また、抽出された異物画像6は分類部49に転送される。分類部49は予め設定されたアルゴリズムによって異物5のサイズ、形状、色、性状の一例である有機物または無機物を分類する。分類された異物5の分類結果は分類部49からホストコンピュータ36に送信される。ホストコンピュータ36は分類部49からの分類データおよび異物判定装置35からの異物5の座標位置データや個数データおよび散乱光強度を使用することにより、各種分析資料を適宜に作成し、モニタやプリンタ等の出力装置によって適時に出力する。作業者は出力された各種分析資料によって、ICの製造プロセスを的確かつ迅速に管理する。
【0048】
図9は本発明の実施形態3である異物検査装置を示す斜視図である。
【0049】
本実施形態3に係る異物検査装置10Bが前記実施形態1に係る異物検査装置10と異なる点は、落射照明装置40および撮像装置45等による明視野撮像ステージ50が専用的に設備されている点にある。
【0050】
本実施形態3に係る異物検査装置10Bによる異物検査方法は前記実施形態2に係る異物検査方法に準ずるので、詳細な説明は省略するが、本実施形態3に係る異物検査装置10Bは明視野撮像ステージ50が設備されているため、異物の検出および座標位置の特定と異物画像の抽出とを併行処理することができ、全体としての検査時間を短縮することができる。
【0051】
図10は本発明の実施形態4である異物検査装置を示す斜視図である。
【0052】
本実施形態4に係る異物検査装置10Cが前記実施形態1に係る異物検査装置10と異なる点は、撮像装置45がラインセンサからエリアセンサ45Bに変更されている点にある。
【0053】
本実施形態4に係る異物検査装置10Cによる異物検査方法は前記実施形態2に係る異物検査方法に準じ、図7のフロー図に従って検査するので、詳細な説明は省略する。
【0054】
本実施形態4に係る異物検査装置10Cはエリアセンサ型撮像装置45Bが設備されているため、異物画像をステージ停止状態で撮像することができ、高分解能の画像を容易に得ることができ、異物検査結果の品質と信頼性を向上することができる。
【0055】
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0056】
例えば、暗視野下の散乱光検出による異物位置の特定は、遮光素子によって実行するように構成するに限らず、繰り返しパターンにおける同一位置の検出データを比較することによって実行するように構成してもよい。その場合、比較用のデータは隣接するチップの検出データであってもよいし、予め記憶された設計パターンデータや標準パターンデータであってもよい。
【0057】
撮像装置としては、ラインセンサを使用した例ではラインセンサに限らず、エリアセンサや撮像管等を使用することができる。
【0058】
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明をその背景となった利用分野であるウエハの異物検査技術に適用した場合について説明したが、それに限定されるものではなく、ホトマスクや液晶パネル等の板状物における異物検査技術全般に適用することができる。
【0059】
【発明の効果】
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、次の通りである。
【0060】
異物検査装置によって異物の座標位置の他に異物のサイズや形状、色、性状を特定することにより、作業者は製造プロセスを的確かつ迅速に管理することができるため、製造歩留りを高めることができる。
【0061】
散乱光検出器に基づく異物判定部の判定を明視野下の撮像装置に連なる検証部によって検証することにより、異物検査装置における検査精度を高めることができるため、前記効果とあいまって、異物検査装置の品質および信頼性を高めることができる。
【0062】
検査時間の長い外観検査装置や異物分析装置を使用することなく、異物の座標位置の他に異物のサイズや形状、色、性状を特定することができるため、単位面積当たり(ウエハ一枚当たり)の検査時間およびレビュー時間を大幅に短縮することができる。その結果、ロット全数検査を実現することができるとともに、作業者は製造プロセスを的確かつ迅速に管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である異物検査装置を示す斜視図である。
【図2】同じく異物検査方法を示すフロー図である。
【図3】異物画像の抽出作用を示しており、(a)は異物が付着した状態の画像図、(b)は異物が付着しない状態の画像図、(c)は抽出した異物画像図である。
【図4】分類作用を示す各説明図であり、(a)は異物の縦横寸法の特定作用、(b)は異物サイズの特定作用、(c)は円形の異物の特定作用、(d)は細長い異物の特定作用をそれぞれ示している。
【図5】各種分析資料を示す各説明図であり、(a)は異物サイズ別マップ、(b)は異物サイズ別ヒストグラム、(c)は異物形状別マップ、(d)は異物形状別ヒストグラム、(e)は検査結果時系列推移グラフである。
【図6】本発明の実施形態2である異物検査装置を示す斜視図である。
【図7】同じく異物検査方法を示すフロー図である。
【図8】その作用を説明するための説明図であり、(a)はグルーピングを示しており、(b)はクラスタリングを示している。
【図9】本発明の実施形態3である異物検査装置を示す斜視図である。
【図10】本発明の実施形態4である異物検査装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…ウエハ(被検査物)、2…第1主面、3…オリフラ、4…ペレット部、5…異物、6…異物画像、10、10A、10B、10C…異物検査装置、11…ステージ装置、12…XYテーブル、13…θテーブル、14…コントローラ、20…検査光照射装置、21…レーザ光(検査光)、22…レーザ光照射装置、23…集光レンズ、30…散乱光検出装置、31…散乱光、32…対物レンズ、33…リレーレンズ、34…散乱光検出器、35…異物判定装置、36…ホストコンピュータ、40…落射照明装置、41…白色光(明視野照明光)、42…白色光照射装置、43…ハーフミラー、44…レンズ、45…撮像装置、45A…散乱光検出器兼用撮像装置、45B…エリアセンサ型撮像装置、46…画像処理部、47…比較部、48…検証部、49…分類部、50…明視野撮像ステージ。
Claims (9)
- 検査光照射装置によって回路パターンの形成された被検査物を斜方照明し、
暗視野下の被検査物における検査光の散乱光から、回路パターンによる散乱光を遮光素子によって遮光し、遮光素子を通過した散乱光を散乱光検出器によって検出することにより、異物を検査する異物検査方法において、
前記散乱光検出器の検出に基づいて特定された異物の座標位置とこれに対応する他の位置とを同一装置内に配置した明視野照明下でそれぞれ撮像し、
この双方の画像の比較により抽出した異物画像の画素数の計数に基づいて特定された異物のサイズと、散乱光検出器によって検出された散乱光信号から、該異物の表面状態を認識することを特徴とする異物検査方法。 - 検査光照射装置によって回路パターンの形成された被検査物を斜方照明し、
暗視野下の被検査物における検査光の散乱光から、回路パターンによる散乱光を遮光素子によって遮光し、遮光素子を通過した散乱光を散乱光検出器によって検出することにより、異物を検査する異物検査方法において、
前記散乱光検出器の検出に基づいて特定された異物の座標位置とこれに対応する他の位置とを同一装置内に配置した明視野照明下でそれぞれ撮像し、
この双方の画像の比較により抽出した異物画像の画素数の計数に基づいて特定された異物のサイズと、散乱光検出器によって検出された散乱光信号から該異物の表面状態を認識し、この認識結果に基づいて該異物の性状を特定することを特徴とする異物検査方法。 - 請求項1または2に記載の異物検査方法において、前記異物画像の有無により、前記散乱光検出器の検出に基づく異物の座標位置の特定に対する適否を検証することを特徴とする異物検査方法。
- 請求項1または2に記載の異物検査方法において、前記異物画像の縦横寸法を用いて異物サイズを特定することを特徴とする異物検査方法。
- 請求項1または2に記載の異物検査方法において、前記異物画像の縦横寸法を用いて異物の形状を特定することを特徴とする異物検査方法。
- 回路パターンが形成された被検査物と、
前記被検査物を載置して該被検査物の表面全体を走査するステージ装置と、
前記被検査物に検査光を斜方照明する検査光照射装置と、
前記被検査物の散乱光から前記回路パターンで発生したものを遮光して異物の散乱光を抽出する遮光素子と、
前記異物の散乱光を暗視野下で検出する散乱光検出器と、
前記散乱光検出器の検出に基づいて前記被検査物上の前記異物の座標位置を特定する異物判定装置と、
同一装置内に配置され前記被検査物に照明光を照射する落射照明装置と、
前記異物判定装置により特定された前記異物の座標位置とこれに対応する他の位置との一対の画像信号を採取する明視野の撮像装置と、
前記一対の画像信号から差画像を形成して異物画像を抽出する比較部と、
前記異物画像から得られる画素数の計数に基づいて特定されたサイズと前記散乱光検出器にて検出された散乱光信号から該異物の表面状態を認識する分類部と、
を備えたことを特徴とする異物検査装置。 - 回路パターンが形成された被検査物と、
前記被検査物を載置して該被検査物の表面全体を走査するステージ装置と、
前記被検査物に検査光を斜方照明する検査光照射装置と、
前記被検査物の散乱光から前記回路パターンで発生したものを遮光して異物の散乱光を抽出する遮光素子と、
前記異物の散乱光を暗視野下で検出する散乱光検出器と、
前記散乱光検出器の検出に基づいて前記被検査物上の前記異物の座標位置を特定する異 物判定装置と、
同一装置内に配置され前記被検査物に照明光を照射する落射照明装置と、
前記異物判定装置により特定された前記異物の座標位置とこれに対応する他の位置との一対の画像信号を採取する明視野の撮像装置と、
前記一対の画像信号から差画像を形成して異物画像を抽出する比較部と、
前記異物画像から得られる画素数の計数に基づいて特定されたサイズと前記散乱光検出器にて検出された散乱光信号から該異物の表面状態を認識し、この認識結果に基づいて前記異物の性状を特定する分類部と、
を備えたことを特徴とする異物検査装置。 - 請求項6または7に記載の異物検査装置において、前記撮像装置が前記散乱光検出器と兼用に構成されていることを特徴とする異物検査装置。
- 請求項6または7に記載の異物検査装置において、前記落射照明装置および前記ステージ装置が、前記検出光照明装置および前記散乱光検出器のステージ装置とは別に配設されていることを特徴とする異物検査装置。
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