JP3936825B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンター、FAXなどの画像形成装置に係り、詳しくは、位置検知用のマークを少なくとも1つ備えたベルト状部材と、該ベルト状部材を回動可能に保持する複数の保持部材と、該ベルト状部材の位置検知用マークを検知する検知センサとを有し、該検知センサの検知結果をシーケンス制御に用いる画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像形成装置においては、その構成部品としてベルト状部材を用いたものが知られている。例えば、回転駆動される回転体からなる感光体に対向配置され、且つ接触した状態で該感光体と同じ周速度で回転される中間転写ベルトを備えたものがある。この種の画像形成装置では、中間転写ベルトに設けられた位置検知用マークの通過領域に該位置検知用マークを検知する検知センサを有している。また、感光体と接した状態を構成する一次転写部に一次転写手段、一次転写手段の配設位置よりも感光体の回転方向上流側の帯電位置に帯電手段をそれぞれ有している。そして画像形成する場合には、上記感光体および中間転写ベルトの回転中に、上記検知センサによる上記位置検知用マークの検知から一定のタイミングで作像プロセスを開始する。具体的には、感光体上に光書込みを開始する。特にカラー画像を形成する画像形成装置では、上記帯電位置を通過して帯電された感光体の帯電領域に光書込みおよび現像により所定の色のトナー像を形成し、この所定の色のトナー像を一次転写部にて一次転写手段により中間転写ベルトに転写する。このような動作を異なる色ごとに繰り返して、中間転写ベルト上にカラーの重ねトナー像を形成し、この重ねトナー像を転写紙上に一括転写することによりカラー画像を得ている。
上記重ねトナー像は、上記異なる色ごとに、上記検知センサの上記位置検知用マークの検知から一定のタイミングで作像プロセスを開始することで、上記中間転写ベルト上に各色が位置ずれなく形成されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記検知センサによる位置検知用マークの検知に読みとり誤差が生じてしまうことがある。検知センサによる読み取り誤差が生じると、作像プロセスを開始するタイミングがずれ、中間転写ベルト上で上記重ねトナー像の位置がずれてしまうおそれがある。上記読み取り誤差が生ずる主な原因としては、中間転写ベルトに設けられた位置検知用マークの汚れによる検知センサの誤検知が挙げられる。通常、位置検知用マークは中間転写ベルトの内周面に設けられているため、該中間転写ベルトを保持するローラと接触する。そして、該保持ローラがトナー飛散等により汚れると、その汚れが位置検知用マークに付着する。すると、上記検知センサとして反射型の光センサを用いた場合、光センサから出射された光のうち位置検知用マークで反射される反射光量が少なくなり、該光センサによる検知が遅れたり、検知できなくなったりする場合がある。
【0004】
図9(a)は、上記光センサで中間転写ベルト内周面に備えられた位置検知用マークを検知する場合の一例の斜視図である。中間転写ベルト501が図中矢印方向に回転移動し、位置検知用マーク550が光センサ514の検知領域を通過すると、図9(b)に示すように、光センサ514から検知信号が出力される。同図(b)は位置検知用マーク550が汚れておらず、光センサ514の読み取り誤差が生じていない場合を示すものである。
これに対して、位置検知用マーク550が汚れていると、図9(c)に示すように、光センサ514による位置検知用マーク550の検知が遅れる場合がある。この検知遅れとしては、中間転写ベルト501の移動方向の距離で、例えば40μm〜10mm(マーク幅弱)である。この検知遅れが、中間転写ベルト501上に前記重ねトナー像を形成するときの位置ずれ要因となる。
【0005】
なお、上記検知センサの読み取り誤差による画像の位置ずれ等の問題は、上記中間転写ベルトに限らず、位置検知用マークを備えたベルト状部材であれば起こり得る問題である。また、上記検知センサの検知結果をシーケンス制御に用いて感光体上に光書込みを行う場合には、該検知センサの読み取り誤差が生じると画像の位置ずれの問題が生じる。
【0006】
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、ベルト状部材に設けられた位置検知用マークの汚れを防止して、検知センサの読み取り誤差を防ぎ、画像の位置ずれ等のない高品質な画像を形成することができる画像形成装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、ベルト内周面に位置検知用のマークを少なくとも1つ備えたベルト状部材と、ベルト内周面に接触して該ベルト状部材を回動可能に保持する複数の保持ローラと、該ベルト状部材の位置検知用マークを検知する検知センサとを有し、該検知センサの検知結果をシーケンス制御に用いる画像形成装置において、該複数の保持ローラのうちの少なくとも1つの保持ローラは、その外周面全体でベルト内周面と接触するものであって、その外周面のローラ軸方向長さがベルト内周面のベルト幅方向長さよりも短く構成されたものであり、該位置検知用のマークは、ベルト内周面上のベルト幅方向一端部であって、該少なくとも1つの保持ローラが接触しないベルト内周面部分に設けられていることを特徴とするものである。
この画像形成装置では、上記複数の保持ローラのうち少なくとも1つの保持ローラは上記位置検知用マークと接触しないため、該保持ローラ表面に付着した汚れが、該位置検知用マークに転移せず、該位置検知用マークの汚れを低減することができる。よって、該位置検知用マークの汚れによる上記検知センサの読み取り誤差を防ぎ、該読み取り誤差のない検知結果をシーケンス制御に用いることが可能となる。
請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、表面に分解画像の潜像を形成する潜像担持体と、内部の現像剤を用いて該潜像を現像する複数の現像器を備えた現像装置と、現像された該分解画像を順次重ね合わせて転写・合成されることにより、合成画像を形成される中間転写体とを有し、該中間転写体として上記ベルト状部材を用いることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2の画像形成装置において、上記少なくとも1つの保持ローラは、装置本体内部の気流の影響で汚れが付着しやすい保持ローラであることを特徴とするものである。
この画像形成装置では、装置本体内部の気流の影響で汚れが付着しやすい保持ローラに上記位置検知用マークが接触しないようにする。このように、汚れが付着しやすい保持ローラに適用することで、該位置検知用マークの汚れを効率よく低減することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
〔実施形態1〕
以下、この発明を画像形成装置である電子写真式カラー複写機(以下「カラー複写機」という)に適用した場合の実施形態の一例について、図面を参照して説明する。
図1は、この実施形態に係るカラー複写機全体の概略構成図である。また、図2は、カラー複写機の主要部である画像形成部の概略構成図である。
【0019】
本実施形態に係るカラー複写機は、図1に示すように、カラー画像読み取り部1(以下「カラースキャナ」という)、画像形成部2、給紙部3及びこれらを駆動制御する制御部などによって構成されている。
上記カラースキャナ1は、原稿のカラー画像情報を、例えばレッド、グリーン、ブルー(以下、それぞれ「R」、「G」、「B」という)の色分解光ごとに読み取り、電気的な画像信号に変換する。そして、このカラースキャナで得たR、G、Bの色分解画像信号の強度レベルをもとにして、図示しない画像処理部で色変換処理を行い、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー(以下、それぞれ「Bk」、「C」、「M」、「Y」という)の画像データを得る。
【0020】
画像形成部2は、像担持体としての感光体ドラム100、帯電手段としての帯電チャージャ200、露光手段としての書き込み光学ユニット220、クリーニングブレード及びファーブラシからなる感光体クリーニング装置300、現像手段としてのリボルバ現像ユニット400、中間転写ユニット500、2次転写ユニット600、及び定着ローラ対701を用いた定着ユニット700などで構成されている。
感光体ドラム100は図中に矢印で示すように半時計方向に回転し、その周囲には、帯電チャージャ200、感光体クリーニング装置300、リボルバ現像ユニット400の選択された現像機、中間転写ユニット500の中間転写体としての中間転写ベルト501などが配置されている。
また、書き込み光学ユニット220は、カラースキャナ1からのカラー画像データを光信号に変換して、帯電チャージャ200によって一様に帯電された感光体ドラム100の表面に、原稿の画像に対応したレーザ光Lを照射して光書き込みを行い、感光体ドラム100の表面に静電潜像を形成する。この書き込み光学ユニット220は、例えば、光源としての半導体レーザ、レーザ発光駆動制御部、ポリゴンミラーとその回転用モータ、f/θレンズ、反射ミラーなどによって構成することができる。
【0021】
上記リボルバ現像ユニット400は、Bkトナーを用いるBk現像機401、Cトナーを用いるC現像機402、Mトナーを用いるM現像機403、Yトナーを用いるY現像機404、及びユニット全体を半時計回りに回転させる現像リボルバ駆動部(図示せず)などによって構成されている。
このリボルバ現像ユニット400に設置された各現像機401〜404は、静電潜像を現像するために現像材の穂を感光体ドラム100の表面に接触させて回転する現像材担持体としての現像スリーブと、現像剤を汲み上げて攪拌するために回転する現像剤パドル、及び現像スリーブを矢印で示す時計方向に回転させる現像スリーブ駆動部などで構成されている。
この実施形態では、各現像機401〜404内のトナーはフェライトキャリアとの攪拌によって負極性に帯電され、また、各現像スリーブには図示しない現像バイアス印加手段としての現像バイアス電源により負の直流電圧Vdc(直流成分)に交流電圧Vac(交流成分)が重畳された現像バイアス電圧が印可され、各現像スリーブが感光体ドラム100の金属基体層に対して所定電圧にバイアスされている。
【0022】
カラー複写機本体の待機状態では、リボルバ現像ユニット400はBk現像機401が現像位置に位置するホームポジションで停止しており、コピースタートキーが押されると、原稿が像データの読み取りを開始し、そのカラー画像データに基づいて、レーザ光Lによる光書き込みすなわち静電潜像形成が始まる(以下、Bk画像データによる静電潜像を「Bk静電潜像」という。C、M、Yについても同様)。
このBk静電潜像の先端部から現像可能にすべく、Bk現像位置に静電潜像の先端部が到達する前に、Bk現像スリーブの回転を開始してBk静電潜像をBkトナーで現像する。そして、以後Bk静電潜像の現像動作を続けるが、Bk静電潜像の後端部がBk現像位置を通過した時点で、速やかに次の色の現像機が現像位置に来るまで、リボルバ現像ユニット400が回転する。これは少なくとも、次の画像データによる静電潜像の先端部が現像位置に到達する前に完了させる。
【0023】
中間転写ユニット500は、図2に示すように、後述する複数のローラに張架された中間転写体である中間転写ベルト501などで構成されている。この中間転写ベルト501の周りには、2次転写ユニット600の転写材担持体である2次転写ベルト601、2次転写電荷付与手段である2次転写バイアスローラ605、中間転写体クリーニング手段であるベルトクリーニングブレード504、潤滑剤塗布手段である潤滑剤塗布ブラシ505などが対向するように配設されている。
この中間転写ベルト501は、1次転写電荷付与手段である1次転写バイアスローラ507、ベルト駆動ローラ508、ベルトテンションローラ509、2次転写対向ローラ510、クリーニング対向ローラ511、及びアースローラ512に張架されている。各ローラは導電性材料で形成され、1次転写バイアスローラ507以外の各ローラは接地されている。
また、中間転写ベルト501の内周面には位置検知用マーク550が備えられており、この位置検知用マーク550の通過領域に検知センサ514が設けられている。検知センサ514としては、例えば反射型の光センサが用いられる。そして、検知センサ514による位置検知用マーク550の検知から一定のタイミングで作像プロセスが開始されるようになっている。具体的には、感光体上に光書込みを開始する。
【0024】
1次転写バイアスローラ507には、定電流または定電圧制御された1次転写電源801により、トナー像の重ね合わせ数に応じて所定の大きさの電流又は電圧に制御された転写バイアスが印可されている。また、中間転写ベルト501は、図示しない駆動モータによって矢印方向に回転駆動されるベルト駆動ローラ508により、矢印方向に駆動される。
また、この中間転写ベルト501は、半導体、または絶縁体で、単層または多層構造となっている。
感光体ドラム100上のトナー像を中間転写ベルト501に転写する転写部(以下「1次転写部」という)では、1次転写バイアスローラ507及びアースローラ512で中間転写ベルト501を感光体ドラム100側に押し当てるように張架することにより、感光体ドラム100と中間転写ベルト501との間に所定幅のニップ部を形成している。
潤滑剤塗布ブラシ505は、板状に形成された潤滑剤としてのステアリン酸亜鉛506を研磨し、この研磨された微粒子を中間転写ベルト501に塗布するものである。この潤滑剤塗布ブラシ505は、中間転写ベルト501に対して離接可能に構成され、所定のタイミングで中間転写ベルト501に接触するように制御される。
【0025】
2次転写ユニット600は、3つの支持ローラ602、603、604に張架された2次転写ベルト601などで構成され、2次転写ベルト601の支持ローラ602と603間の張架部が2次転写対向ローラ510に対して圧接可能になっている。3つの支持ローラ602、603、604の一つは、図示しない駆動手段によって回転駆動される駆動ローラであり、その駆動ローラにより2次転写ベルト601が図中に矢印で示す方向に駆動される。
2次転写バイアスローラ605は、2次転写手段であり、2次転写対向ローラ510との間に中間転写ベルト501と2次転写ベルト601を挟持するように配設され、定電流制御される2次転写電源802によって所定電流の転写バイアスが印加されている。また、上記2次転写ベルト601及び2次転写バイアスローラ605が、2次転写対向ローラ510に対して圧接する位置と離間する位置とを取り得るように、支持ローラ602及び2次転写バイアスローラ605を矢印方向に駆動する図示しない離接機構が設けられている。その離間位置にある2次転写ベルト601及び支持ローラ602を、図2中に2点鎖線で示している。
【0026】
レジストローラ対650は、2次転写バイアスローラ605と2次転写対向ローラ510とに挟持された中間転写ベルト501と2次転写ベルト601との間に、所定のタイミングで転写材である転写紙Pを送り込む。
【0027】
2次転写ベルト601の定着ローラ対701側の支持ローラ603に張架されている部分には、転写材除電手段である転写紙除電チャージャ606と、転写材担持体除電手段であるベルト除電チャージャ607とが対向している。また、2次転写ベルト601の図中下側の支持ローラ604に張架されている部分には、転写材担持体クリーニング手段であるクリーニングブレード608が当接している。
転写紙除電チャージャ606は、転写紙に保持されている電荷を除電することにより、転写紙自体のこしの強さで転写紙を2次転写ベルト601から良好に分離できるようにするものである。ベルト除電チャージャ607は、2次転写ベルト601上に残留する電荷を除電するものである。また、上記クリーニングブレード608は、2次転写ベルト601の表面に付着した付着物を除去してクリーニングするものである。
【0028】
このように構成したカラー複写機において、画像形成サイクルが開始されると、感光体ドラム100は、図示しない駆動モータによって矢印で示す半時計方向に回転され、中間転写ベルト501はベルト駆動ローラ508によって矢印で示す時計回りに回転される。その中間転写ベルト501の回転に伴ってBkトナー像形成、Cトナー像形成、Mトナー像形成、Yトナー像形成が1次転写バイアスローラ507に印可される電圧による転写バイアスにより1次転写が行われ、最終的にBk、C、M、Yの順に中間転写ベルト501上に重ねてトナー像が形成される。
【0029】
例えばBkトナー像形成は次のように行われる。帯電チャージャ200は、コロナ放電によって感光体ドラム100の表面を負電荷で所定電位に一様に帯電する。そして、図示しない書き込み光学ユニットにより、Bkカラー画像信号に基づいてレーザ光によるラスタ露光を行う。このラスタ像が露光されたとき、当初一様帯電された感光体ドラム100の表面の露光された部分は、露光光量に比例する電荷が消失し、Bk静電潜像が形成される。
このBk静電潜像に、Bk現像機401のBk現像ローラ上の負帯電されたBkトナーが接触することにより、感光体ドラム100の電荷が残っている部分にはトナーが付着せず、電荷の無い部分つまり露光された部分にはトナーが吸着し、静電潜像と相似なBkトナー像が形成される。この感光体ドラム100上に形成されたBkトナー像は、感光体ドラム100と接触状態で等速駆動している中間転写ベルト501の表面に転写される。以下、感光体ドラム100から中間転写ベルト501へのトナー像の転写を「ベルト転写」という。
【0030】
上記ベルト転写後の感光体ドラム100の表面に残留している若干の未転写残留トナーは、感光体ドラム100の再使用に備えて、感光体クリーニング装置300で清掃される。
感光体ドラム100側ではBk画像形成工程の次にC画像形成工程に進み、所定のタイミングでカラースキャナによるC画像データの読み取りが始まり、そのC画像データによるレーザ光書き込みによって、感光体ドラム100の表面にC静電潜像を形成する。
そして、先のBk静電潜像の後端部が通過した後で、且つC静電潜像の先端部が到達する前にリボルバ現像ユニット400の回転動作が行われ、C現像機402が現像位置にセットされ、C静電潜像がCトナーで現像される。
【0031】
以後、C静電潜像領域の現像を続けるが、C静電潜像の後端部が通過した時点で、先のBk現像機401の場合と同様にリボルバ現像ユニットの回転動作を行い、次のM現像機403を現像位置に移動させる。これもやはり次のM静電潜像の先端部が現像位置に到達する前に完了させる。
なお、M及びYの画像形成工程については、それぞれのカラー画像データ読み取り、静電潜像形成、現像の動作が上述のBk、Cの工程と同様であるので説明は省略する。
【0032】
中間転写ベルト501上には、感光体ドラム100上に順次形成されるBk、C、M、Yのトナー像が、同一面に順次位置合わせされて転写される。それにより、中間転写ベルト501上には最大で4色が重ね合わされたトナー像が形成される。
上記画像形成動作が開始される時期に、転写紙Pは図示しない転写紙カセット又は手差しトレイなどの給紙部から給送され、レジストローラ対650のニップで待機している。2次転写対向ローラ510及び2次転写バイアスローラによりニップが形成された2次転写部に中間転写ベルト501上のトナー像の先端がさしかかるときに、ちょうど転写紙Pの先端がこのトナー像の先端に一致するようにレジストローラ対650が駆動され、転写紙Pとトナー像とのレジスト合わせが行われる。
【0033】
そして、転写紙Pが中間転写ベルト501上のトナー像と重ねられて2次転写部を通過する。このとき、2次転写電源802によって2次転写バイアスローラ605に印可される電圧による転写バイアスにより、中間転写ベルト501上の4色重ねトナー像が転写紙上に一括転写される。
そして、2次転写ベルト601の移動方向における2次転写部の下流側に配置した転写紙除電チャージャ606との対向部を通過するとき、転写紙Pは除電され、2次転写ベルト601から剥離して定着ローラ対701に向けて送られる。この定着ローラ対701のニップ部でトナー像が溶融定着され、図示しない排出ローラ対で装置本体外に送り出され、図示しないコピートレイに表向きにスタックされ、フルカラーコピーを得る。
【0034】
一方、上記ベルト転写後の感光体ドラム100の表面は、感光体クリーニング装置300でクリーニングされ、図示しない除電ランプで均一に除電される。
また、転写紙Pにトナー像を転写した後の中間転写ベルト501の表面に残留したトナーは、図示しない離接機構によって中間転写ベルト501に押圧されるベルトクリーニングブレード504によってクリーニングされる。
ここで、リピートコピーの時は、カラースキャナの動作及び感光体ドラム100への画像形成は、1枚目の4色目(Y)の画像形成工程に引き続き、所定のタイミングで2枚目の1色目(Bk)の画像形成工程に進む。また、中間転写ベルト501の方は、1枚目の4色重ねトナー像の転写紙への一括転写工程に引き続き、表面の上記ベルトクリーニングブレード504でクリーニングされた領域に、2枚目のBkトナー像がベルト転写されるようにする。その後は、1枚目と同様動作になる。
【0035】
以上は、4色フルカラーコピーを得るコピーモードであったが、3色コピーモード、2色コピーモードの場合は、指定された色と回数の分について、上記同様の動作を行うことになる。
また、単色コピーモードの場合は、所定枚数が終了するまでの間、リボルバ現像ユニット400の所定色の現像機のみを現像動作状態にして、ベルトクリーニングブレード504を中間転写ベルト501に押圧させた状態のままの位置にしてコピー動作を行う。
【0036】
次に、本実施形態の特徴部について説明する。
図3は、上記中間転写ベルト501近傍の側面図であって、装置内部の気流の流れを示す図である。カラー複写機の装置内部には、図中矢印Aに示すような気流が発生している。クリーニングブレード504や潤滑剤塗布ブラシ505からトナーや潤滑剤などが飛散すると、この気流の影響で、特に保持ローラ507表面を汚していた。汚れは保持ローラ507表面の軸方向の端部側が最もひどく、言い換えればマーク接触部が最もひどく汚れた状態であった。保持ローラ507が汚れると、上述したように、この汚れが位置検知用マーク550に転移し、検知センサ514による読み取り誤差が生じる場合がある。検知センサ514の検知結果から一定のタイミングで作像プロセス、具体的には光書込みが開始するので、中間転写ベルト501上で重ねトナー像の位置ずれが発生するおそれがあった。
そこで、本実施形態に係るカラー複写機では、上記気流の影響により配置上で最も汚れの多い保持ローラ507を位置検知用マーク550と接触しないように構成した。
【0037】
図4(a)は、保持ローラ507と位置検知用マーク550を備えた中間転写ベルト501との斜視図である。また、図4(b)は、図4(a)中の矢視B方向から見た図である。
保持ローラ507は、中間転写ベルト501と接触する軸方向の長さを通常の長さよりも短くして、外周面が位置検知用マーク550と接触しないように構成したものである。このように構成することで、位置検知用マーク550と保持ローラ507とが接触しないため、保持ローラ507表面に付着したトナー等の汚れが位置検知用マーク550に転移せず、位置検知用マーク550の汚れを低減することができる。位置検知用マーク550の汚れが低減することで、この汚れによる検知センサ514の読み取り誤差を防止することが可能となる。これにより、中間転写ベルト501上で各色を重ね合わせるときに、検知センサ514の読み取り誤差によって生じる位置ずれを防ぐことが可能となり、高品質な画像形成が可能となる。
【0038】
ここで、保持ローラ507を位置検知用マーク550と接触しないように構成すると、図4(b)に示すように、保持ローラ507の左側端部が寄り止めガイド501aと接触しないので、中間転写ベルト501の寄りが生じるおそれがある。この場合には、中間転写ベルト501の寄りを防止する手段を他に設ければよい。例えば、寄り止め部材520を設けて中間転写ベルト501の図中右側端部をガイドし、寄りを防止する手段などが考えられる。
【0039】
本実施形態では、上記気流の影響により配置上で最も汚れの多い保持ローラ507を位置検知用マーク550と接触しないように構成しているが、中間転写ベルト501を保持する他の保持ローラも位置検知用マーク550と接触しないように構成しても良い。これにより、位置検知用マーク550の汚れをより低減させることができる。
【0040】
なお、本実施形態においては、中間転写ベルトに備えられた位置検知用マークの汚れを低減させて、検知センサの読み取り誤差を防ぐ例について説明したが、上記中間転写ベルトに限らず、位置検知用マークを備えたベルト状部材であれば適用可能である。
【0041】
〔変形例1〕
上記実施形態1においては、保持ローラ507を、その外周面が位置検知用マーク550と接触しないように、軸方向の長さを短くするように構成した。しかし、保持ローラ507表面に溝部を形成して、位置検知用マークと接触しないようにすることもできる。
【0042】
図5(a)は、本変形例に係る保持ローラ507と位置検知用マーク550を備えた中間転写ベルト501との斜視図である。また、図5(b)は、図5(a)中の矢視C方向から見た図である。
保持ローラ507は、位置検知用マーク550と対向する部位に、位置検知用マーク550の厚さよりも深く、かつ、位置検知用マーク550の幅よりも広い溝507aが外周面に形成されている。中間転写ベルト501が回転し位置検知用マーク550が保持ローラ507を通過するときに、位置検知用マーク550と保持ローラ507の溝507aとの間に空間が生じるので、位置検知用マーク550と保持ローラ507とが接触することがない。よって、保持ローラ507に付着した汚れが、位置検知用マーク550に転移せず、位置検知用マーク550の汚れを低減させることができる。
【0043】
図6は、本変形例に係る保持ローラ507のより具体的な構造を示す一例の図である。ローラ端部約1mmの位置から軸方向に長さ約10mm、深さ0.3mm以上の溝部を形成する。従来から使用されている保持ローラの外周面に溝加工を施せばよいので、製造コストのアップを低く抑えることができる。また、上記溝部を形成した側のローラ端部は、中間転写ベルト501の寄り止めガイド501aに接触し、中間転写ベルト501の寄りを防止することができるようになっている。
【0044】
〔実施形態2〕
上記実施形態1及び変形例1では、保持ローラ507と位置検知用マーク550を接触させないようにして位置検知用マーク550を汚さないように構成したが、保持ローラ507を清掃する清掃手段を設けて位置検知用マーク550を汚さないように構成することもできる。図7(a)は、保持ローラ507と清掃用のブラシ560と中間転写ベルト501との斜視図である。また、図8は、中間転写ベルト501近傍の側面図である。
【0045】
図7(a)に示すように、保持ローラ507の位置検知用マーク550と接触する部位をブラシ560によって清掃する。これにより、該接触部位に付着した汚れを除去し、位置検知用マーク550の汚れを低減させることができる。
図7(a)及び図8に示す例では、保持ローラ507のみをブラシ560で清掃する構成としているが、中間転写ベルト501を保持する他の全ての保持ローラにブラシ560を設けて位置検知用マーク550と接触する部位を清掃することで、位置検知用マーク550の汚れをほぼ完全に防止することができる。
さらに、ブラシ560に代えて、図7(b)に示すようなスポンジ部材570によって清掃する構成としても同様の効果が得られる。
【0046】
【発明の効果】
請求項1乃至3の発明によれば、上記位置検知用マークの汚れによる上記検知センサの読み取り誤差を防ぐことで、該読み取り誤差のない検知結果をシーケンス制御に用いることが可能となる。これにより、正確なシーケンス制御が可能となり、形成画像の位置ずれ等を防いで高品質な画像形成が可能となるという優れた効果がある。
特に、請求項3の発明によれば、装置本体内部の気流の影響で汚れが付着しやすい保持ローラに上記位置検知用マークが接触しないので、該位置検知用マークの汚れを低減することが可能となる。これにより、低コストで効果的に上記検知センサの読み取り誤差を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る画像形成装置の一例を示すカラー複写機の概略構成図。
【図2】カラー複写機の1次転写部の拡大図。
【図3】カラー複写機内の気流の流れを示す図。
【図4】(a)は保持ローラ507と中間転写ベルト501の斜視図。
(b)は図(a)中の矢視B方向から見た図。
【図5】(a)は変形例に係る保持ローラ507と中間転写ベルト501の斜視図。
(b)は図(a)中の矢視C方向から見た図。
【図6】変形例に係る保持ローラ507の溝部のより具体的な図。
【図7】(a)は他の実施形態に係る保持ローラ507をブラシ560で清掃している状態を示す斜視図。
(b)は清掃部材としてのスポンジの斜視図。
【図8】中間転写ベルト近傍の側面図。
【図9】(a)は検知センサで中間転写ベルト内周面に設けられた位置検知用マークを検知する状態を示す斜視図。
(b)位置検知用マークが汚れていないときの検知センサ出力を示す図。
(c)は位置検知用マークが汚れているときの検知センサ出力を示す図。
【符号の説明】
100 感光体ドラム
200 帯電チャージャ
300 感光体クリーニング装置
400 リボルバ現像ユニット
500 中間転写ユニット
501 中間転写ベルト
501a 寄り止めガイド
507 保持ローラ(1次転写バイアスローラ)
508 保持ローラ(ベルト駆動ローラ)
514 検知センサ
550 位置検知用マーク
560 清掃用のブラシ
570 清掃用のスポンジ
600 2次転写ユニット
601 2次転写ベルト
602〜604 支持ローラ
Claims (3)
- ベルト内周面に位置検知用のマークを少なくとも1つ備えたベルト状部材と、
ベルト内周面に接触して該ベルト状部材を回動可能に保持する複数の保持ローラと、
該ベルト状部材の位置検知用マークを検知する検知センサとを有し、
該検知センサの検知結果をシーケンス制御に用いる画像形成装置において、
該複数の保持ローラのうちの少なくとも1つの保持ローラは、その外周面全体でベルト内周面と接触するものであって、その外周面のローラ軸方向長さがベルト内周面のベルト幅方向長さよりも短く構成されたものであり、
該位置検知用のマークは、ベルト内周面上のベルト幅方向一端部であって、該少なくとも1つの保持ローラが接触しないベルト内周面部分に設けられていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、
表面に分解画像の潜像を形成する潜像担持体と、
内部の現像剤を用いて該潜像を現像する複数の現像器を備えた現像装置と、
現像された該分解画像を順次重ね合わせて転写・合成されることにより、合成画像を形成される中間転写体とを有し、
該中間転写体として上記ベルト状部材を用いることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2の画像形成装置において、
上記少なくとも1つの保持ローラは、装置本体内部の気流の影響で汚れが付着しやすい保持ローラであることを特徴とする画像形成装置。
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