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JP2002214998A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2002214998A
JP2002214998A JP2001351866A JP2001351866A JP2002214998A JP 2002214998 A JP2002214998 A JP 2002214998A JP 2001351866 A JP2001351866 A JP 2001351866A JP 2001351866 A JP2001351866 A JP 2001351866A JP 2002214998 A JP2002214998 A JP 2002214998A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
image
image forming
toner
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001351866A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Kamiyama
英樹 上山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2001351866A priority Critical patent/JP2002214998A/ja
Publication of JP2002214998A publication Critical patent/JP2002214998A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械が長時間使われなかった場合のトナー像
担持体等に当接するブラシ状部材の毛倒れによるバンデ
ィング等を防ぎ、画質が劣化するのを抑制することが可
能な画像形成装置を提供する。 【解決手段】 電源投入時に所定時間以上にわたってク
リーニングブラシ203を回転させ、それ以前の機械不
使用時に感光体ドラム200と接したままになっている
ことによって形成された毛倒れを戻し、毛倒れによる画
像不良を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、詳しくは、
例えば中間転写体等のトナー像担持体を備えた画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置においては、感
光体や転写ベルト等のトナー像担持体上に形成されたト
ナー像を転写ベルトや転写紙等に転写し、残留したトナ
ーをクリーニングする。そのクリーニング手段として
は、表面が移動するように回転するクリーニングブラシ
を用いることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、長期間にわ
たって画像形成動作を行わないと、クリーニングブラシ
も回転しないため、ある一定の部分の毛がトナー像担持
体に接触したままになり、その部分だけ変形(毛倒れ)
した状態になってしまうことがある。その毛倒れしたま
まの状態で画像形成動作を行うと、クリーニングブラシ
が回転する際に、毛倒れした部分と通常の部分でトナー
像担持体に対するクリーニングブラシの回転負荷が変化
して、画像上にバンディングと呼ばれる縞模様(周期的
な濃度変化)が生じ、画質を劣化させる問題が生じてし
まう。
【0004】特開平3−269477号公報に開示の発
明では、クリーニングブラシが含まれるカートリッジの
新品が機械に挿入されたときにブラシを回転させること
によってこの現象を防止している。ところが、上述のよ
うな毛倒れに伴う現象は、ブラシが新しいときよりも機
械が長時間使われなかった場合に多く発生するので、上
記特開平3−269477号公報に開示の発明では十分
な解決になっていなかった。
【0005】また、表面が移動するように回転するブラ
シは、クリーニング以外の目的で画像形成装置に設けら
れることもある。例えば、従来の画像形成装置には、ス
テアリン酸亜鉛等の潤滑剤を転写ベルト等の塗布対象に
塗布する塗布手段として用いられるブラシや、転写紙を
担持搬送する転写紙搬送部材やトナー像担持体等の除電
対象を除電するためのブラシ等を備えたものが知られて
いる。このようなブラシであっても、長期間にわたって
画像形成動作を行わないと、上述のように、ある一定の
部分の毛が塗布対象や除電対象に接触したままになり、
その部分だけ毛倒れした状態となる。その場合、毛倒れ
したままの状態で画像形成動作を行うと、ブラシが回転
する際に、毛倒れした部分と通常の部分で塗布対象や除
電対象に対するブラシの回転負荷が変化し、塗布対象や
除電対象に対する接触状態が不均一となる。その結果、
塗布対象に潤滑剤を均一に塗布したり、除電対象を均一
に除電したりすることができず、やはり画質を劣化させ
る問題が生じてしまう。
【0006】本発明は、上記従来の問題点にかんがみ、
機械が長時間使われなかった場合のブラシ毛倒れによる
バンディング等を防ぎ、画質が劣化するのを抑制するこ
とを可能とした画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
画像形成装置は、上記目的を達成するために、画像形成
動作期間中に、所定の接触対象にブラシ状部材を接触さ
せた状態で表面移動させる表面移動手段を備えた画像形
成装置において、上記表面移動手段は、非画像形成動作
期間中、所定時間にわたり、上記ブラシ状部材を表面移
動させることを特徴とするものである。この画像形成装
置においては、ブラシ状部材が所定の接触対象に接触す
る位置に配置されていると、非画像形成動作期間が長期
間にわたることで、上述のようにブラシ状部材の毛倒れ
現象が生じ得る。しかし、本画像形成装置では、表面移
動手段により、非画像形成期間中に予め決められた所定
の時間にわたってブラシ状部材を表面移動させるので、
非画像形成期間中に、ブラシ状部材の接触対象に接触す
る部分を代えることができる。これにより、ブラシ状部
材が長期間にわたり同じ部分で接触対象に接触するのを
防止することができる。また、多少毛倒れしが生じた場
合でも、本画像形成装置のように非画像形成期間中に所
定時間にわたりブラシ状部材を表面移動させることで、
その毛倒れした部分を戻すこともできる。以上から、本
画像形成装置によれば、ブラシ状部材の毛倒れ現象を抑
制することが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】〔実施形態1〕以下、本発明の実
施の形態を図面を参照して説明する。なお、以下の説明
では、本発明を画像形成装置の一例である電子写真式カ
ラー複写機(以下、「カラー複写機」という。)に適用
した場合の実施形態(以下、本実施形態を「実施形態
1」という。)について説明するが、本発明が複写機に
限定されるものでないことはもちろんである。
【0009】まず図1を用いて、本実施形態に係るカラ
ー複写機の概略構成及び動作について説明する。このカ
ラー複写機は、カラー画像読取装置(以下、「カラース
キャナ」という。)1、カラー画像記録装置(以下、
「カラープリンタ」という。)2、給紙バンク3等で構
成されている。
【0010】カラースキャナ1は、コンタクトガラス1
21上の原稿4の画像を照明ランプ122、ミラー群1
23a,123b,123c及びレンズ124を介して
カラーセンサ125に結像して、原稿4のカラー画像情
報を、例えば赤(Red:以下「R」という。)、緑
(Green:以下「G」という。)、青(Blue:
以下「B」という。)の色分解光毎に読み取り、電気的
な画像信号に変換する。ここで、カラーセンサ125
は、本例ではR、G、Bの色分解手段とCCDのような
光電変換素子で構成され、原稿4の画像を色分解した3
色のカラー画像を同時に読み取っている。そして、この
カラースキャナ1で得たR、G、Bの色分解画像信号強
度レベルをもとにして、図示しない画像処理部で色変換
処理を行い、黒(Black:以下「Bk」とい
う。)、黄(Yellow:以下「Y」という。)、シ
アン(Cyan:以下「C」という。)、マゼンタ(M
agenta:以下「M」という。)のカラー画像デー
タを得る。
【0011】上記Bk、Y、C、Mのカラー画像データ
を得るためのカラースキャナ1の動作は次のとおりであ
る。後述のカラープリンタ2の動作とタイミングを取っ
たスキャナスタート信号を受けて、照明ランプ122及
びミラー群123a、123b、123c等からなる光
学系が図中矢印左方向へ原稿4を走査し、1回の走査毎
に1色のカラー画像データを得る。この動作を合計4回
繰り返すことによって、例えばR、G、Bの色分解光ご
とに読み取り、電気的な画像信号に変換する。あるい
は、R、G、Bの画像データがメモリに格納される。図
示せぬメモリを用いる場合は、1度の走査でR、G、B
3色の画像データを得る。そして、その都度カラープリ
ンタ2で順次顕像化しつつ、これを重ねあわせて最終的
な4色フルカラー画像を形成する。そして、このカラー
スキャナで得たR、G、Bの色分解画像信号の強度レベ
ルをもとにして、図示せぬ画像処理部で色変換処理を行
い、Bk、Y、C、Mの画像データを得る。
【0012】図2は、図1のカラー複写機の主要部であ
るカラープリンタ2の概略構成図である。このカラープ
リンタ2は、図中に矢印で示すように反時計方向に回転
するトナー像担持体としての感光体ドラム200、帯電
手段としての帯電チャージャ201、クリーニングブレ
ード202及びブラシ状部材としてのクリーニングブラ
シ(ファーブラシ)203からなるクリーニング手段と
しての感光体クリーニング装置300、除電手段として
の除電ランプ206、電位センサ204、現像濃度パタ
ーン検知器205、書き込み光学ユニット220(図2
は、露光のためのレーザ光Lのみ示す。)、現像装置と
してのリボルバ現像ユニット230、中間転写ユニット
500、転写装置としての2次転写ユニット600、及
び定着ローラ対701を用いた定着ユニット700等で
構成されている。このうち、書き込み光学ユニット22
0及びリボルバ現像ユニット230は、トナー像形成手
段として機能する。
【0013】書き込み光学ユニット220は、カラース
キャナ1からのカラー画像データを光信号に変換し、帯
電チャージャ201によって一様に帯電された感光体ド
ラム200の表面に、原稿の画像に対応したレーザ光L
を照射して光書き込みを行い、感光体ドラム200の表
面に静電潜像を形成する。この書き込み光学ユニット2
20は、例えば、光源としての半導体レーザ、レーザ発
光駆動制御部、ポリゴンミラーとその回転用モータ、f
/θレンズ、反射ミラー等によって構成する。
【0014】リボルバ現像ユニット230は、Bkトナ
ーを用いるBk現像器231、Yトナーを用いるY現像
器232、Cトナーを用いるC現像器233、Mトナー
を用いるM現像器234、及びユニット全体を半時計回
りに回転させる図示せぬ現像リボルバ駆動部等によって
構成されている。これらリボルバ現像ユニット230に
設置された各現像器231〜234は、静電潜像を現像
するために現像剤の穂を感光体ドラム200の表面に接
触させて回転する現像材担持体としての現像スリーブ
と、現像剤を汲み上げて攪拌するために回転する現像剤
パドル、及び現像スリーブを図に矢印で示す時計方向に
回転させる現像スリーブ駆動部等で構成されている。
【0015】本実施形態では、各現像器231〜234
内のトナーはフェライトキャリアとの攪拌によって負極
性に帯電され、また各現像スリーブには図示せぬ現像バ
イアス印加手段としての現像バイアス電源により負の直
流電圧Vdc(直流成分)に交流電圧Vac(交流成
分)が重畳された現像バイアス電圧が印可され、各現像
スリーブが感光体ドラム200の金属基体層に対して所
定電圧にバイアスされている。
【0016】カラー複写機本体の待機状態では、リボル
バ現像ユニット230はBk現像器231が現像位置に
位置するホームポジションで停止しており、コピースタ
ートキーが押されると、原稿画像データの読み取りを開
始し、そのカラー画像データに基づいて、レーザ光Lに
よる光書き込み、すなわち静電潜像形成が始まる。以
下、Bk画像データによる静電潜像を「Bk静電潜像」
という。Y、C、Mについても同様である。
【0017】このBk静電潜像の先端部から現像可能に
するため、Bk現像位置に静電潜像の先端部が到達する
前に、Bk現像スリーブの回転を開始してBk静電潜像
をBkトナーで現像する。これ以降、Bk静電潜像の現
像動作を続けるが、Bk静電潜像の後端部がBk現像位
置を通過した時点で、速やかに次の色の現像機が現像位
置に来るまで、リボルバ現像ユニット230が回転す
る。これは少なくとも、次の画像データによる静電潜像
の先端部が現像位置に到達する前に完了させる。
【0018】中間転写ユニット500は、後述する複数
のローラに張架されたトナー像担持体としての中間転写
体である中間転写ベルト501等で構成されている。こ
の中間転写ベルト501の周りには、2次転写ユニット
600の転写材担持体としての2次転写ベルト601、
2次転写電荷付与手段である2次転写バイアスローラ6
05、中間転写体クリーニング手段としてのベルトクリ
ーニングブレード504、潤滑剤塗布手段及び除電手段
としてのブラシ状部材としての潤滑剤塗布ブラシ505
等が対向するように配設されている。
【0019】中間転写ベルト501は、1次転写電荷付
与手段である1次転写バイアスローラ507、ベルト駆
動ローラ508、ベルトテンションローラ509、2次
転写対向ローラ510、クリーニング対向ローラ51
1、及びアースローラ512に張架されている。各ロー
ラは導電性材料で形成され、1次転写バイアスローラ5
07以外の各ローラは接地されている。また、位置検知
用マークが中間転写ベルト501の外周面あるいは内周
面に設けられる。但し、中間転写ベルト501の外周面
側については位置検知用マークがベルトクリーニング装
置504の通過域を避けて設ける工夫が必要であって配
置上の困難さを伴うことがあるので、その場合には位置
検知用マークを中間転写ベルト501の内周面側に設け
る。マーク検知用センサとしての光学センサ514は、
中間転写ベルト501が架け渡されているバイアスロー
ラ507と駆動ローラ508との間の位置に設けられ
る。
【0020】1次転写バイアスローラ507には、定電
流または定電圧制御された1次転写電源801により、
トナー像の重ね合わせ数に応じて所定の大きさの電流又
は電圧に制御された転写バイアスが印加されている。ま
た、中間転写ベルト501は、図示せぬ駆動モータによ
って図中矢印方向に回転駆動されるベルト駆動ローラ5
08により、図中矢印方向に駆動される。また中間転写
ベルト501は、後述するが半導体、または絶縁体で、
単層または多層構造となっている。
【0021】感光体ドラム200上のトナー像を中間転
写ベルト501に転写する転写部(以下「1次転写部」
という。)では、1次転写バイアスローラ507及びア
ースローラ512で中間転写ベルト501を感光体ドラ
ム200側に押し当てるように張架することにより、感
光体ドラム200と中間転写ベルト501との間に所定
幅のニップ部を形成している。
【0022】潤滑剤塗布ブラシ505は、その回転駆動
により、板状に形成された潤滑剤としてのステアリン酸
亜鉛506を研磨し、この研磨された微粒子を中間転写
ベルト501に塗布するものである。この潤滑剤塗布ブ
ラシ505も、中間転写ベルト501に対して隣接可能
に構成され、所定のタイミングで中間転写ベルト501
に接触するように制御される。また、この潤滑剤塗布ブ
ラシ505は、2次転写後の中間転写ベルト501上に
残留する電荷を除電する除電ブラシとしても機能してい
る。尚、この除電ブラシは、潤滑剤塗布ブラシ505と
は別個に構成してもよい。
【0023】2次転写ユニット600は、3つの支持ロ
ーラ602、603、604に張架された2次転写ベル
ト601等で構成され、中間転写ベルト501の支持ロ
ーラ602、603間の張架部が2次転写対向ローラ5
10に対して圧接可能になっている。3つの支持ローラ
602、603、604の一つは、図示せぬ駆動手段に
よって回転駆動される駆動ローラであり、その駆動ロー
ラにより2次転写ベルト601が図中に矢印で示す方向
に駆動される。
【0024】2次転写バイアスローラ605は2次転写
手段であり、2次転写対向ローラ510との間に中間転
写ベルト501と2次転写ベルト601を挟み持つよう
に配設され、定電流制御される2次転写電源802によ
って所定電流の転写バイアスが印加されている。また2
次転写ベルト601及び2次転写バイアスローラ605
が、2次転写対向ローラ510に対して圧接する位置と
離間する位置とを取り得るように、支持ローラ602及
び2次転写バイアスローラ605を矢印方向に駆動する
図示せぬ離接機構が設けられている。その離間位置にあ
る2次転写ベルト601及び支持ローラ602を、図2
に2点鎖線で示している。
【0025】図中650はレジストローラ対であり、2
次転写バイアスローラ605と2次転写対向ローラ51
0とに挟まれた中間転写ベルト501と2次転写ベルト
601の間に、所定のタイミングで転写材である転写紙
Pを送り込む。
【0026】2次転写ベルト601の定着ローラ対70
1側(図2に左側)の支持ローラ603に張架されてい
る部分には、転写材除電手段である転写紙除電チャージ
ャ606と、転写材担持体除電手段であるベルト除電チ
ャージャ607とが対向設置されている。また、2次転
写ベルト601の図中下側の支持ローラ604に張架さ
れている部分には、転写材担持体クリーニング手段であ
るクリーニングブレード608が接触している。
【0027】転写紙除電チャージャ606は、転写紙に
保持されている電荷を除電することにより、転写紙自体
のこしの強さで転写紙を2次転写ベルト601から良好
に分離できるようにするものである。ベルト除電チャー
ジャ607は、2次転写ベルト601上に残留する電荷
を除電するものである。またクリーニングブレード60
8は、2次転写ベルト601の表面に付着した付着物を
除去してクリーニングするものである。
【0028】このように構成したカラー複写機におい
て、A4サイズの転写紙の横送りの画像形成サイクルが
開始されると、図示せぬ駆動モータによって矢印で示す
半時計方向に感光体ドラム200と中間転写ベルト50
1は、一次転写位置で矢印で示すように同じ線速度で回
転する。中間転写ベルト501の裏側にはマークMCが
設けられている。このマークMCは中間転写ベルト50
1とともに移動し、マークMCが通過する所定の通過領
域には光学センサ514が不動部材に取り付けられてい
る。
【0029】光学センサ514は反射型フォトセンサや
透過型フォトセンサが用いられる。光学センサ514と
して反射型フォトセンサを用いた場合には中間転写ベル
ト501に反射性のテープ等の部材を貼り、反射型フォ
トセンサにて中間転写ベルト501上の反射性の低い表
面からマークMCに変わる所、あるいはマークMCから
中間転写ベルト501上の反射性の低い表面に変わる所
を読めばよい。
【0030】中間転写ベルト501の回転に伴ってBk
トナー像2画面形成、Yトナー像2画面形成、Cトナー
像2画面形成、Mトナー像2画面形成が1次転写バイア
スローラ507に印加される電圧による転写バイアスに
より1次転写が行われ、最終的にBk、Y、C、Mの順
に中間転写ベルト501上に重ねてトナー像が2画面形
成される。
【0031】例えばBkトナー像形成は次のように行わ
れる。帯電チャージャ201は、コロナ放電によって感
光体ドラム200の表面を負電荷で所定電位に一様に帯
電する。光学センサ514によるマークMCの検知がな
されてから所定時間後に次のようなBKの画像データに
よる光書き込みが行われる。そして、図示せぬ書き込み
光学ユニットにより、RGBメモリに格納された画像デ
ータから変換されたカラー画像信号に基づいて、Bkデ
ータのレーザ光によるラスタ露光を行う。このラスタ像
が露光されたとき、当初一様帯電された感光体ドラム2
00の表面の露光された部分は、露光光量に比例する電
荷が消失し、Bk静電潜像が形成される。このBk静電
潜像に、Bk現像器231のBk現像ローラ上の負帯電
されたBkトナーが接触することにより、感光体ドラム
200の電荷が残っている部分にはトナーが付着せず、
電荷の無い部分つまり露光された部分にはトナーが吸着
し、静電潜像と相似なBkトナー像が形成される。感光
体ドラム200上に形成されたBkトナー像は、感光体
ドラム200と接触状態で等速駆動している中間転写ベ
ルト501の表面に転写される。以下、感光体ドラム2
00から中間転写ベルト501へのトナー像の転写を
「1次転写」という。ベルト転写後の感光体ドラム20
0の表面に残留している若干の未転写残留トナーは、感
光体ドラム200の再使用に備えて、感光体クリーニン
グ装置300で清掃される。
【0032】以下同様に中間転写ベルト501が1周す
る毎に光学センサ514によりマークMCが検知され、
感光体ドラム200側ではBk画像形成工程の次に、B
kと同じタイミングで、つまり、光学センサ514によ
るマークMCの検知がなされてから所定時間後にY画像
データによる光書き込み、C画像データによる光書き込
み、M画像データによる光書き込みがそれぞれ行われ
る。Y画像形成工程に進むと、所定のタイミングでRG
Bメモリから変換されたY画像データの呼び出しが始ま
り、そのY画像データによるレーザ光書き込みによっ
て、感光体ドラム200の表面にY静電潜像を形成す
る。そして、先のBk静電潜像の後端部が通過した後
で、かつY静電潜像の先端部が到達する前にリボルバ現
像ユニット230の回転動作が行われ、Y現像器232
が現像位置にセットされ、Y静電潜像がYトナーで現像
される。
【0033】以後、Y静電潜像領域の現像を続けるが、
Y静電潜像の後端部が通過した時点で、先のBk現像機
231の場合と同様にリボルバ現像ユニットの回転動作
を行い、次のC現像器233を現像位置に移動させる。
これもやはり次のC静電潜像の先端部が現像位置に到達
する前に完了させる。なお、C及びMの画像形成工程に
ついては、それぞれのカラー画像データ呼び出し、静電
潜像形成、現像の動作が上述のBk、Yの工程と同様で
あるので説明は省略する。
【0034】中間転写ベルト501上には、感光体ドラ
ム200上に順次形成されるBk、Y、C、Mのトナー
像が、同一面に順次位置合わせされて転写される。それ
により、中間転写ベルト501上には最大で4色が重ね
合わされたトナー像が2画面形成される。
【0035】上記の画像形成動作が開始される時期に、
転写紙Pは給紙バンク3の転写紙カセット又は手差しト
レイ等の給紙部から給送され、レジストローラ対650
のニップで待機している。2次転写対向ローラ510及
び2次転写バイアスローラによりニップが形成された2
次転写部に中間転写ベルト501上のトナー像の先端が
さしかかる前に2次転写接離クラッチが作動し、2次転
写ユニット600が中間転写ベルト501に接触する。
その後、転写紙Pの先端がこのトナー像の先端に一致す
るようにレジストローラ対650が駆動され、転写紙P
とトナー像とのレジスト合わせが行われる。そして、転
写紙Pが中間転写ベルト501上のトナー像と重ねられ
て2次転写部を通過する。このとき、2次転写電源80
2によって2次転写バイアスローラ605に印加される
電圧による転写バイアスにより、中間転写ベルト501
上の4色重ねトナー像が転写紙上に一括転写される。こ
れを、「2次転写」という。
【0036】そして、2次転写ベルト601の移動方向
における2次転写部の下流側に配置した転写紙除電チャ
ージャ606との対向部を通過するとき、転写紙Pは除
電され、2次転写ベルト601から剥離して定着ローラ
対701に向けて送られる。そして、定着ローラ対70
1のニップ部でトナー像が溶融定着され、図示せぬ排出
ローラ対で装置本体外に送り出され、図示せぬコピート
レイに表向きにスタックされ、フルカラーコピーが得ら
れる。
【0037】一方、1次転写後の感光体ドラム200の
表面に残留した転写残トナーは、図示しない表面移動手
段としての駆動装置からの駆動力を受けて回転駆動する
クリーニングブラシ203及びクリーニングブレード2
02により掻き取られ、感光体クリーニング装置300
でクリーニングされ、図示せぬ除電ランプで均一に除電
される。また、転写紙Pにトナー像を転写した後の中間
転写ベルト501の表面に残留した転写残トナーは、図
示せぬ離接機構によって中間転写ベルト501に押圧さ
れるベルトクリーニングブレード504によってクリー
ニングされる。
【0038】ここで、リピートコピーの時は、カラース
キャナ1の動作及び感光体ドラム200への画像形成
は、1枚目の4色目(M)の画像形成工程に引き続き、
所定のタイミングで2枚目の1色目(Bk)の画像形成
工程に進む。また、中間転写ベルト501の方は、1枚
目の4色重ねトナー像の転写紙への一括転写工程に引き
続き、表面の上記ベルトクリーニングブレード504で
クリーニングされた領域に、2枚目のBkトナー像がベ
ルト転写されるようにする。その後は、1枚目と同様動
作になる。
【0039】以上は、4色フルカラーコピーを得るコピ
ーモードであったが、3色コピーモード、2色コピーモ
ードの場合は、指定された色と回数の分について、上記
同様の動作を行うことになる。また、単色コピーモード
の場合は、所定枚数が終了するまでの間、リボルバ現像
ユニット230の所定色の現像器のみを現像動作状態に
して、ベルトクリーニングブレード504を中間転写ベ
ルト501に押圧させた状態のままの位置にしてコピー
動作を行う。
【0040】上記カラー複写機においては、長期間画像
形成動作を行わないと、クリーニングブラシ203や潤
滑剤塗布ブラシ505が回転しないため、ある一定の部
分の毛が感光体ドラム200や中間転写ベルト501に
接触したままになる。このため、その部分だけ変形(毛
倒れ)した状態になってしまう。クリーニングブラシ2
03が毛倒れした状態を図3に示す。図示のように、こ
の毛倒れが生じたままの状態で上述のような画像形成動
作を行うと、クリーニングブラシ203が回転する際
に、毛倒れした部分と通常の部分で、感光体ドラム20
0に対するブラシの回転負荷が変化し、画像上にバンデ
ィングと呼ばれる縞模様(周期的な濃度変化)が生じて
しまうことは既に述べたが、この回転の変動の状態は、
画像形成動作を行わなかった時間(休止時間)が長いほ
ど大きくなる。尚、所定の接触対象に接触した状態で、
表面移動手段としての駆動装置等により表面移動するブ
ラシ状部材であれば、このように休止時間が長いほど回
転の変動の状態が大きくなる傾向があり、それは潤滑剤
塗布ブラシ505でも同様である。休止時間と回転変動
率の関係を図4に示す。
【0041】図4に示すように、休止時間が長くなれば
回転変動率も漸増するが、時間a以上経過すれば回転変
動率の値がbで飽和する。上述のようなバンディングが
発生せずに画像上問題とならないレベルとするには、そ
の回転変動率の値をc以下に抑える必要がある。そのた
めには、その休止時間中にクリーニングブラシ203を
所定時間回転させ、毛倒れを戻してやればよい。尚、図
4では、クリーニングブラシ203を例に挙げて説明し
ているが、画像上問題とならないレベルとするための回
転変動率の値cは、そのブラシの用途や材質等により異
なる。
【0042】図5に、図4において回転変動率が飽和状
態の値bである状態のクリーニングブラシ203を、あ
る時間にわたって回転させた後の回転変動率を示す。こ
れを値c以下にすればよいわけであるから、時間dだけ
感光体ドラム200を回転させれば、クリーニングブラ
シ203の毛倒れによる画像への影響はなくすことがで
きる。尚、所定の接触対象に接触した状態で、表面移動
手段としての駆動装置等により表面移動するブラシ状部
材であれば、毛倒れした状態のブラシ状部材をある時間
にわたって回転させたときの回転変動率の変化は、図5
に示すものとほぼ同様であり、それは潤滑剤塗布ブラシ
505でも同様である。
【0043】本発明の実施形態1においては、電源投入
時に時間d以上にわたってクリーニングブラシ203を
回転させ、それ以前の機械不使用時に形成された毛倒れ
による画像不良を防止する。また、電源投入時に、単独
でクリーニングブラシ203を回転させるのは、立ち上
がり時間を遅らせてしまうことになるので、これを避け
る本発明の実施形態1としては、定着ユニット700等
のウォームアップと同時に行うものとする。
【0044】また、本実施形態におけるカラー複写機に
おいて、電源投入時にプロセスコントロールを行う場合
がある。ここで、プロセスコントロールとは、具体的に
は、主にトナー付着量や感光体ドラム200の表面電位
を、電位センサ204や現像濃度パターン検知器205
により検出し、その検出結果に基づいて、光書き込みユ
ニット220の光量、帯電電位、現像バイアス、トナー
補給量等を設定するための制御のことをいう。このよう
な制御により、トナーの補給制御、各電位の設定、光量
の設定、ガンマ補正等がなされ、適正な画像形成条件に
フィードバックされる。尚、プロセスコントロールで
は、実際に転写紙P上に画像を出力をする必要はなく、
感光体ドラム200や中間転写ベルト501上に潜像や
トナー像(パッチ画像)等の基準像を形成して、これを
電位センサ204や現像濃度パターン検知器205等に
より検出すればよい。ところが、このような基準像の形
成時に、毛倒れしたクリーニングブラシ203等が回転
させると、画像形成動作時と同様にバンディングが発生
し、その基準像がバンディング等の影響を受けると適正
な画像形成条件が狂う場合が生じる。よって、このよう
なプロセスコントロール動作よりも前、より具体的に
は、そのプロセスコントロールで使用する基準像が形成
される前に、クリーニングブラシ203を回転させるの
が望ましい。
【0045】〔実施形態2〕次に、本発明を、上記実施
形態と同様に、画像形成装置の一例であるカラー複写機
に適用した場合の実施形態(以下、本実施形態を「実施
形態2」という。)について説明する。上記実施形態1
では、1つの感光体ドラム200とリボルバ現像ユニッ
ト230を備えたカラー複写機について説明したが、本
実施形態2では、複数の感光体ドラムを備えたいわゆる
タンデム型のカラー複写機について説明する。尚、カラ
ースキャナの構成は、上記実施形態1と同じであるの
で、以下、カラープリンタについて説明する。
【0046】図6は、カラープリンタの部分拡大図であ
る。このカラープリンタでは、C、M、Y、Bkのトナ
ー像をそれぞれ担持する4つのトナー像担持体としての
感光体ドラム200C,200M,200Y,200B
が設けられている。各感光体ドラム200C,200
M,200Y,200Bのまわりには、上記実施形態1
と同様に、帯電手段としての帯電チャージャ201、ク
リーニングブレード202及びブラシ状部材としてのク
リーニングブラシ203からなるクリーニング手段とし
ての感光体クリーニング装置300、現像装置としての
現像ユニット235、中間転写ユニット500、転写装
置としての2次転写ユニット600、及び定着ローラ対
701を用いた定着ユニット700等で構成されてい
る。
【0047】このカラー複写機では、個々の感光体ドラ
ム200C,200M,200Y,200Bを回転し、
まず帯電チャージャ201C,201M,201Y,2
01Bで感光体ドラムの表面を一様に帯電し、次いでカ
ラースキャナの読取り内容に応じて上述した書き込み光
学ユニットからレーザ光Lを照射して、各感光体ドラム
200C,200M,200Y,200Bにそれぞれ対
応する静電潜像を形成する。その後、各静電潜像は、現
像ユニット235C,235M,235Y,235Bに
より現像され、各感光体ドラム200C,200M,2
00Y,200B上に、それぞれBk、Y、C、Mのト
ナー像が形成される。そして、各色トナー像は、重なり
合うように中間転写ベルト501の表面に1次転写さ
れ、その中間転写ベルト501上の4色重ねトナー像
は、2次転写バイアスローラ605に印加される電圧に
よる転写バイアスにより、転写紙P上に一括転写され
る。その後、2次転写ベルト601上の転写紙Pは、2
次転写ベルト601から剥離して定着ローラ対701に
向けて送られ、定着ローラ対701のニップ部でトナー
像が溶融定着され、図示せぬ排出ローラ対で装置本体外
に送り出され、図示せぬコピートレイに表向きにスタッ
クされ、フルカラーコピーが得られる。
【0048】本実施形態2に係るカラー複写機には、上
記実施形態1と同様に、ブラシ状部材としてのクリーニ
ングブラシ203M,203C,203Y,203Bk
及び潤滑剤塗布ブラシ505が設けられている。更に、
このカラー複写機には、中間転写体クリーニング手段と
して、ベルトクリーニングブレード504のほか、ブラ
シ状部材であるベルトクリーニングブラシ513も設け
られている。また、このカラー複写機には、転写材担持
体クリーニング手段として、上記実施形態1におけるク
リーニングブレード608の代わりに、ブラシ状部材で
あるクリーニングブラシ609が設けられている。
【0049】本発明の実施形態2においても、図示しな
い表面移動手段としての駆動装置により、クリーニング
ブラシ203M,203C,203Y,203Bk、潤
滑剤塗布ブラシ505、ベルトクリーニングブラシ51
3及びクリーニングブラシ609を回転させる。これに
より、電源投入前の機械不使用時に形成された毛倒れに
よる画像不良を防止することができる。尚、電源投入時
に、これらのブラシを単独で回転させずに定着ユニット
700等のウォームアップと同時に行うのが望ましく、
更に、電源投入時にプロセスコントロールを行う場合に
は、その前に回転させるのが望ましいのは、上記実施形
態1と同様である。
【0050】以上、上記実施形態1及び実施形態2にお
ける画像形成装置としてのカラー複写機は、画像形成動
作期間中に、所定の接触対象である感光体ドラム200
等にブラシ状部材としてのクリーニングブラシ203等
を接触させた状態で表面移動させる表面移動手段として
の図示しない駆動装置を備え、その駆動装置により、非
画像形成動作期間中、所定時間にわたりクリーニングブ
ラシ203等を表面移動させるので、長期間にわたりク
リーニングブラシ203等が同じ部分で感光体ドラム2
00等に接触するのを防止できるとともに、毛倒れした
部分を元に戻すことができる。よって、クリーニングブ
ラシ203等の毛倒れ現象を抑制することができ、バン
ディングの発生やブラシの接触不良等を防止して、画質
劣化を抑制できる。また、上記実施形態1及び実施形態
2におけるカラー複写機は、トナー像担持体としての感
光体ドラム200又は中間転写ベルト501と、その感
光体ドラム200等にトナーによるトナー像を形成する
トナー像形成手段としての書き込み光学ユニット220
及び現像装置230,235又は1次転写バイアスロー
ラ507等と、感光体ドラム200等上に形成されたト
ナー像を被転写材としての中間転写ベルト501又は転
写紙Pに転写する転写装置としての1次転写バイアスロ
ーラ507又は2次転写ユニット600を備え、接触対
象がトナー像を担持する感光体ドラム200等であるク
リーニングブラシ等を、非画像形成動作期間中に表面移
動させるので、バンディングによる異常画像を防止する
ことができる。また、上記実施形態1及び実施形態2に
おけるカラー複写機は、感光体ドラム200又は中間転
写ベルト501に接触し、その感光体ドラム200等に
残留した転写残トナーを除去するクリーニングブラシ2
03及びベルトクリーニングブラシ513又はクリーニ
ングブラシ609を、非画像形成動作期間中に表面移動
させるので、一般にトナー像担持体に接触するブラシ状
部材の中で比較的接触圧が高く設定されるクリーニング
を目的とするブラシ状部材を回転させるものであり、よ
り効果的にバンディングによる異常画像を防止すること
ができる。また、上述のように、電源投入時にクリーニ
ングブラシ203等の表面移動を開始させることで、一
般にクリーニングブラシ203等の一定部分が最も長く
接触対象に接触したままの状態となる電源が投入されて
いない間に生じた毛倒れを戻してから、画像形成動作を
行うことができ、ブラシ毛倒れによる異常画像を安定し
て防止することができる。また、上述のように、定着ユ
ニット700等の装置内各部のウォームアップ時間中
に、クリーニングブラシ203等を表面移動させること
で、上述したブラシ毛倒れによる異常画像の防止効果に
加え、ブラシ状部材の回転に余分な時間を取る必要がな
く、立ち上がり時間を遅らせずに済む。特に、上記表面
移動手段は、上記ウォームアップ時間中に行われるプロ
セスコントロール動作よりも前に、クリーニングブラシ
203等を表面移動させれば、上述したブラシ毛倒れに
よる異常画像の防止効果に加え、プロセスコントロール
時に作成する画像もブラシの毛倒れによるバンディング
等の影響を防ぐことができ、画像品質の低下を防止する
ことができる。
【0051】尚、上記実施形態1及び実施形態2では、
電源投入時にクリーニングブラシ203等を回転させる
場合について説明したが、電源が投入されている間の休
止期間中に定期的に回転させるようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】請求項1の画像形成装置は、以上説明し
てきたように、電源投入時から実際に画像形成動作が開
始できるようになるまで、または電源が投入されている
間において画像形成動作がされていない休止期間などの
非画像形成期間中に、クリーニングブラシ等のブラシ状
部材を回転させて表面移動させることにより、ブラシ毛
倒れによる異常画像を防止することができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に係るカラー複写機の概略構成を示
す断面図である。
【図2】図1のカラー複写機の主要部であるカラープリ
ンタの概略構成図である。
【図3】クリーニングブラシに毛倒れが生じた状態を示
す概略図である。
【図4】機械休止時間と、感光体の回転変動率の関係を
示す図である。
【図5】クリーニングブラシの回転時間と感光体ドラム
の回転変動率の関係を示す図である。
【図6】実施形態2に係るカラー複写機の主要部である
カラープリンタの概略構成図である。
【符号の説明】
1 カラースキャナ 2 カラープリンタ 3 給紙バンク 4 原稿 200 感光体ドラム 201 帯電チャージャ 202 クリーニングブレード 203 クリーニングブラシ 204 電位センサ 205 現像濃度パタ−ン検知器 206 除電ランプ 220 光書き込みユニット 230 リボルバ現像ユニット 235 現像ユニット 300 感光体クリーニング装置 500 中間転写ユニット 501 中間転写ベルト 505 潤滑剤塗布ブラシ 507 1次転写バイアスローラ 508 ベルト駆動ローラ 513 ベルトクリーニングブラシ 514 光学センサ 600 2次転写ユニット 601 2次転写ベルト 602〜604 支持ローラ 605 2次転写バイアスローラ 609 クリーニングブラシ 650 レジストローラ対 700 定着ユニット 701 定着ローラ対 801 1次転写電源 802 2次転写電源

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成動作期間中に、所定の接触対象に
    ブラシ状部材を接触させた状態で表面移動させる表面移
    動手段を備えた画像形成装置において、上記表面移動手
    段は、非画像形成動作期間中、所定時間にわたり、上記
    ブラシ状部材を表面移動させることを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の画像形成装置において、トナー
    像担持体と、上記トナー像担持体にトナーによるトナー
    像を形成するトナー像形成手段と、上記トナー像担持体
    上に形成されたトナー像を被転写材に転写する転写装置
    とを備えており、上記所定の接触対象は、上記トナー像
    担持体であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項2の画像形成装置において、上記ブ
    ラシ状部材は、上記トナー像担持体に接触し、該トナー
    像担持体に残留した転写残トナーを除去するクリーニン
    グブラシであることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3の画像形成装置におい
    て、上記表面移動手段は、電源投入時に上記ブラシ状部
    材の表面移動を開始させることを特徴とする画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3又は4の画像形成装置に
    おいて、上記表面移動手段は、装置内各部のウォームア
    ップ時間中に、上記ブラシ状部材を表面移動させること
    を特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項5の画像形成装置において、上記表
    面移動手段は、上記ウォームアップ時間中に行われるプ
    ロセスコントロール動作よりも前に、上記ブラシ状部材
    を表面移動させることを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2019344A2 (en) 2007-07-19 2009-01-28 Konica Minolta Business Technologies, Inc. User-friendly image forming apparatus, image forming method and recording medium
JP2011191524A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Ricoh Co Ltd 作像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2020067607A (ja) * 2018-10-26 2020-04-30 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及びプログラム

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