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JP3923330B2 - 流体温度の音響測定アレンジメントおよび方法 - Google Patents

流体温度の音響測定アレンジメントおよび方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体の温度、特に組成が不明な気体の温度を音響的に測定するアレンジメントおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の、熱電対、サーミスタおよび抵抗温度計等の非音響的な温度センサは、自らの温度をモニターすること、例えば、温度により誘導された、それらが製造されている材料の電気的特性の変化を監視することによって動作するため、一般に、温度を監視しようとしている気体の組成に対しては感度が低い。しかし、一般に、従来の温度センサの時間定数は比較的に長い(数秒のオーダ)ため、一般的に急激な温度変化に対して感度が低い。
【0003】
音響温度センサは、音波、典型的には超音波が、組成が既知の流体を通過する伝搬時間を測定する方法に従って動作することが知られており、その流体中の音響速度は伝搬時間tと伝搬長Lとの間の既知の関係に従って得られる。この関係は以下の式ににより表すことができる。
【0004】
V=L/t (1)
次に、例えば以下の式(2)により表される周知の関係を用いてこの流体の温度が求められる。音響温度センサの時間定数は比較的に短い(約数ミリ秒のオーダ)ため、流体の瞬間的な温度を効果的に測定する。これによりこの種のセンサは、例えば流体内の相応する急激かつ一時的な圧力のゆらぎにより誘発される流体系の急激かつ一時的な変化を測定するのに十分適したものとなる。しかし、音響速度はそれが伝搬する流体の組成に左右されることも知られているため、音響温度センサは温度を監視しようとしている流体の組成に対して感度が高い。
【0005】
知られている音響測定センサは機能的には、温度が測定される流体内の音響速度を監視する手段と、モニターされた速度に関連する出力信号を発生する手段とから構成されている。プロセッサがこの手段に接続され、前記出力信号を受信し、流体の温度Tと音響速度(例えば、前記の式(1)を用いて得られる)との間の周知の関係に基づいてその流体の温度が算出される。この関係は以下の式により表すことができる。
【0006】
T=kV (2)
ここで、kは流体の組成に関連する定数を表している。
【0007】
典型的には、出力信号を生成する手段は、音響信号トランスミッタと、該トランスミッタに関連して設置され、音響信号が流体を介して所定の距離伝搬した後にこのトランスミッタから音響信号を受信する相補形音響信号レシーバと、該レシーバによる音響信号の受信に応答してトランスミッタとレシーバとの間の音響信号の伝搬時間を測定し、かつこの伝搬時間を表す信号を前記プロセッサに供給する、前記レシーバに接続されたタイミング装置とから構成されており、プロセッサでこの信号が流体温度の算出に使用される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来の技術に比べて一層改善された、瞬間的な流体温度を音響測定するためのアレンジメントおよび方法を提供することである。
【0009】
【問題を解決するための手段】
本発明の第1のカテゴリーによれば、請求項1の上位概念において規定されかつ請求項の特徴部分において特徴付けられている瞬間的な流体温度を音響測定するためのアレンジメントが提供される。
【0010】
急激な温度の変動に対して感度の低い従来の非音響的温度センサを用い、流体温度を直接感知することによって温度が提供され、監視された音響速度に基づいてその流体の組成に関する情報が引き出され、かつ瞬間的な流体温度の測定に使用される。このため、流体の組成が不明であるか、時間と共に変化する(従来の温度センサの時間定数を超える)という状況において、本発明のアレンジメントを使用することができる。
【0011】
【外3】
Figure 0003923330
【0012】
本発明の第2のカテゴリーによれば、本発明の請求項1に記載されかつ特徴付けられた瞬間的な流体温度の音響測定の方法が提供されており、この方法を用いることにより本発明の請求項1に記載されかつ特徴付けられたアレンジメントが動作する。このようにして、流体中の音響速度の値を得て、従来の温度センサを用いて測定された流体温度の値を得ることによって、流体の組成が不明な場合であっても、得られた音響速度の値および測定された流体温度に基づいて瞬間的な流体温度を求めることが可能になる。
【0013】
測定された流体温度は、上記の式(2)を用いて、流体の組成に関する情報および好適には得られた温度の時間平均値を得るのに使用され、続いて、得られた音響速度に従って瞬間的な流体温度を測定するのに使用される。
【0014】
【実施例】
次に、本発明のアレンジメントの模範的な実施例について、添付図面を参照して説明する。
【0015】
ここで図1を参照すると、瞬間的な流体温度の音響測定のためのアレンジメントが示されており、信号処理プロセッサ4に作用接続された音響速度モニタ2と、温度が音響的に測定される流体10の流路を定める導管8内に設けられかつ信号処理プロセッサ4と作用接続された従来の温度センサ6とから構成されている。この信号処理プロセッサ4は便宜的に、パーソナル・コンピュータ内に従来のプロセッサを備えてよく、このコンピュータは適切にプログラムされ、ここに記載した外部装置との通信を可能にするようにインタフェース・カードを備えている。
【0016】
本発明の実施例では、従来の温度センサ6は、電気的出力をその温度に直接関連付ける知られている抵抗型の温度計から構成されているが、その代わりに、動作が流体の組成に依存しないが、流体の温度を感知するために使用されているサーミスタまたは熱電対等の知られている従来のセンサを使用してもよい。
【0017】
音響速度モニタ2は音響温度センサの技術では周知のタイプのものであるため、その動作原理がわかる程度にだけ説明する。このモニタは送信トランスデューサ12を備え、これは信号発生器から供給される所望の周波数の電気的信号を相応する音波、典型的には超音波に変換して導管8の流体10に送ることができる。また、流体10から入ってくる音響信号を相応する電気的信号に変換可能な受信トランスデューサ16は検出器18に接続されるようにもなっている。この検出器18は受信トランスデューサ16に存在する信号を表す出力を供給し、周知の零交差形検出器(ゼロクロッシング)であってよく、好適には、トランスデューサ12が送信した1つの周波数または複数の周波数以外の受信された音響信号を区別するための弁別器回路が設けられてよい。従来のタイマ20は信号発生器14と検出器18とに作用接続されていて、本実施例では信号発生器14からタイマ20に出力されるタイミング信号として表す、信号発生器14による電気的信号の供給と、本実施例では検出器18からタイマ20に出力される検出信号として表す、受信トランスデューサ16による信号の受信との間の経過時間を測定する。このタイマ20は、例えば経過時間を直接示するものか、またはさらなる処理の後に算出された音響速度を直接示すものとしてのいずれかの形の、測定された経過時間に関連する出力信号を生成する。以下にさらなる詳細を示すように、タイマ20および温度センサ6からの出力信号は信号処理プロセッサ4によって受信され、このプロセッサはこれらの信号から瞬間的な流体温度の値を測定するように適合されている。本実施例に示すように、この信号処理プロセッサは、表示装置22を作動させて測定された瞬間的な流体温度を表示するようにさらに適合されてよい。
【0018】
この実施例では、送信トランスデューサ12および受信トランスデューサ16は、この送信トランスデューサ12から入射する音響放射線を受信トランスデューサ16に向けて反射するように、このトランスデューサ12および16と対向して位置するリフレクタ要素24に関して平行にされているトランスデューサ12および16は、相互間隔が実質的にはリフレクタからの距離未満になるように設けられている。このことは送信された音および反射された音が同じ経路(矢印線26aおよび26bによりそれぞれ示されているように)に沿って効果的に伝搬することを意味している。このことは流体10の動きの測定された速度に及ぼす影響を低減する点で重要である。これはこれで有用であるが、トランスデューサ12および16が導体8を介して互いに対向して設けられてもよいことは当業者には自明である。
【0019】
さらに図1を参照して、本発明のアレンジメントを作動させる方法について図2〜図4のフローチャートも参照して説明することにする。
【0020】
図2には基本的方法が示されている。ステップ28は流体10の中の音響速度を得る。このステップ28では、流体10を通る音響信号の通過(transit)時間tがモニタ2によって測定され、次に信号処理プロセッサ4まで送られて、前述の式(1)から速度Vの値が求められる。
【0021】
V=L/t
ここでLは流体10を通る伝搬経路26aおよび26bの長さを表し、これは所定の値であり信号処理プロセッサ4に格納されている。
【0022】
ステップ30では流体10の感知された温度Tが得られる。このSテップ30では、従来の温度センサ6からの出力は感知された温度Tの測定値として信号処理プロセッサ6に供給される。
【0023】
ステップ32は瞬間的な流体温度TAを測定する。このステップ32では、信号処理プロセッサ6は前述の式(2):
=kV
から瞬間的な流体の温度Tを測定するように動作する。
【0024】
信号処理プロセッサ6はさらに、次式(2)に従って定数kの値を算出するように適合されて動作するように構成されている:
k=T/V
ステップ32において瞬間温度Tの測定に用いられる定数kの値は、感知された温度Tの得られた値および速度Vに基づいて種々の方法で算出することできる。例えば、定数kは、対応する前述のステップ28および30で得られた値である速度Vおよび感知された温度Tを用いて単純に計算されてよい。定数kの値は、例えば図3の方法ステップで示されるようなローリング値(rolling value)として算出されてよい。
【0025】
【外4】
Figure 0003923330
【0026】
このような手法で瞬間的な温度Tを測定する場合には流体の組成(故に、kの値)は平均化する時間間隔内では一定であるあるいは僅かしか変化しないものと仮定される。また、温度センサ6によって監視される温度Tが周期的に変動する状況において、および平均化の時間が温度センサ6の時間定数を超える場合には、平均化の時間および前記の第1の時間間隔は、好適には検知ないし測定された温度Tの周期の全数と一致するように選択される必要がある。これは、較正段階で温度Tを監視することによって容易に定めることができる。
【0027】
ここで、図3を参照すると、図2に関して説明された方法ステップが同じ参照番号を用いて示されている。ここでは、図1のアレンジメントは、定数kを次の瞬間温度Tの測定に用いるローリング値として算出するような構成になっている。
【0028】
ステップ28では、図2に関して前述したように流体10内の音響速度Vが得られる。
【0029】
ステップ30では、図2に関して前述したように流体10の測定された温度Tが得られる。温度センサ6の時間定数が比較的長いために、温度センサ6により出力される温度を音響速度Vを得る毎に獲得する必要がないことは当業者には明白であろう。
【0030】
ステップ34では次に使用するために定数の値を次式(2):
k=T/V
に従って算出する。
【0031】
ステップ36では先のステップ34で算出された定数kの値が、対応する先のステップ28および30でそれぞれ得られた音響速度Vおよび測定された温度Tの値を用いて得られる。
【0032】
ステップ32では瞬間的な気体の温度Tが測定される。このステップ32では、信号処理プロセッサ4は、本発明のステップ28で得られた音響速度Vおよび本発明のステップ36で得られた定数kの値を用いて、次式(2)から瞬間的な気体の温度Tを測定するように動作する。
【0033】
=kV
【0034】
【外5】
Figure 0003923330
【0035】
ステップ28では、図2および図3に関して前述したように、流体10の音響速度Vの値が信号処理プロセッサ4で得られる。
【0036】
ステップ30では、図2および図3に関して前述したように、流体10の測定された温度Tの値が信号処理プロセッサ4で得られる。
【0037】
【外6】
Figure 0003923330
【0038】
ステップ40では経過時間tが所定の第1の時間間隔PT1より小さいかどうかが決定される。この本発明の実施例では、信号処理プロセッサ4はその内部クロックの周波数に基づき当該技術では一般的な方法で、経過時間tの測定値としてタイミング信号を生成するように構成されている。
【0039】
他の実施例では、このタイミング信号は、付属の装置から生成されるかトリガーされるようにしてもよい。例えば本発明のアレンジメントが知られている患者用のベンチレータシステムにおける気体温度の測定に使用される場合、時間間隔PT1は有効的にはこのベンチレータが発生する呼吸サイクルの吸息段階または呼息段階でありかつタイミング信号はこの適切な段階でベンチレータによってトリガーされるか生成される。
【0040】
経過時間tが第1の時間間隔PT1の範囲内にある場合、経過時間がステップ40により測定されたPT1の値を上回るまでステップ28、30および38が繰り返される。
【0041】
【外7】
Figure 0003923330
【0042】
【外8】
Figure 0003923330
【0043】
【外9】
Figure 0003923330
【0044】
【外10】
Figure 0003923330
【0045】
【外11】
Figure 0003923330
【0046】
本発明によるアレンジメントの別の実施例を図5に示す。
【0047】
1対の超音波トランシーバ48および48′が、互いに対向し、かつ流体媒質が流れる導管50を挟んで離間して設けらており、これは流量測定の技術においては一般的なアレンジメントである。超音波フローメータによって、それぞれのトランシー48,48′は交互に相補的な超音波トランスミッタおよびレシーバとして動作することができるので、トランスミッタとして動作する一方のトランシーバ(例えば48′)により送信された超音波信号はレシーバとして動作する他方のトランシーバ(例えば48)によって検出され、かつ2つのトランシーバ48,48′の間の反対方向の音響速度を得ることができ、この得られた音響速度から、流体流によって影響を受けない音響速度Vを、以下に説明するようにして得ることができる。
【0048】
動作の点で図1の回路18に類似する検出器回路54は、両トランシーバ48および48′と作用接続され、一方のトランシーバから送信された超音波信号の到着を他方のトランシーバにて検出する。この検出器回路54は、信号の検出を示す出力信号を適切にプログラムされたパーソナル・コンピュータ56で使用されるように供給する。従来の温度センサ58が導管50内に設けられており、導管50内の流体52の測定された温度Tの測定値をパーソナル・コンピュータ56に供給する。
【0049】
パーソナル・コンピュータ56は、適切なプログラミングおよび標準的なインタフェース・カードを用いて、動作の点で図1の要素14、20および4とそれぞれ類似する信号発生器60、タイマ62および信号処理プロセッサ64の機能を果たせるように適合されている。したがって、パーソナル・コンピュータ56は、流体56が、例えば、矢印68により示された、第2のトランシーバ48の方向に向かって流れる経路66に沿って伝搬する超音波信号をトランシーバ48′に生成させる電気パルスを出力するように動作する。タイマ62はパーソナルコンピュータ56の内部クロック周波数で動作する増分カウンタを備えてよい。このカウンタは、コンピュータ56が電気信号をトランシーバ48′に出力するとスタートし、トランシーバ48が超音波信号を受信したことを示す検出回路54からの出力がコンピュータ56によって受信されると停止する。したがって、この計数された値は、経路66に沿った一方向の超音波信号の移動時間tの測定値を表している。続いて、コンピュータ56は超音波信号を他方のトランシーバ48に生成させる電気パルスを出力するように動作し、経路66に沿って反対方向の第2の移動時間tが、この超音波信号によって前述した時間tと同様の方法で得られる。
【0050】
次に、移動時間tおよびtに関連する超音波信号V1およびV2の速度は、前述の式(1)に従って信号処理位プロセッサ64によって算出される。本実施形例では、流体52は48から48′方向の音響経路66に沿って、矢印68により示された方向に速度成分Vで流れている。このようにして得られた音響速度VおよびVは、流体の速度Vに関連する以下の式で表される成分を有している。
【0051】
=V−V (5)
=V+V (6)
ここでVは気体中の音響速度を表す。
【0052】
式(5)および(6)からは、図2〜図4のステップ28のように、得られた速度VおよびVを引くようにコンピュータ56の信号処理プロセッサ64をプログラムすれば、流体の流れ(流量)Vの値が得られ、速度VおよびVを加えるようにコンピュータ56をプログラムすれば、音響速度Vが得られることが分かる。コンピュータ56はさらに、図1のアレンジメントに関し記載しかつ図3および図4に示した方法の1つまたは他の方法に従って、瞬間的な気体温度Tを測定するようにプログラムされる。この温度Tを表す信号は、瞬間的な温度Tを目で見えるように表示するために表示装置70を起動させるのに適した形式で出力されるか、または外部の付属装置を制御するため、または容積補正をするため、あるいは流体測定の技術では一般的な補正方法のために適した形式でアクセス可能な外部のインタフェースに出力されてよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1のアレンジメントを示す略図である。
【図2】瞬間的温度を測定するための本発明のアレンジメントのオペレーションを示すフローチャートである。
【図3】本発明のアレンジメントにおいて定数kの値を算出するための選択的オペレーションを示すフローチャートである。
【図4】本発明のアレンジメントにおいて定数kの値を算出するための選択的オペレーションを示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2のアレンジメントを示す略図である。
【符号の説明】
24 リフレクタ要素、 10 流体、 2 音響速度モニタ、 12,16トランスデューサ、 6 温度センサ、 8 導管、 18 検出器、 14信号発生器、 20 タイマ、 4 信号処理プロセッサ、 22 表示装置、 48、48′ 超音波トランシーバ、 50 溝、 60 経路、 52 流体、 58 温度センサ、 54 検出器回路、 56 パーソナル・コンピュータ、 60 信号発生器、 62 タイマ、 64 信号処理プロセッサ、
70 表示装置

Claims (8)

  1. 瞬間的な流体温度を音響測定するためのアレンジメントであって、
    瞬時の温度を有する流体領域内の流体中へ音響的エネルギーを放出し、該流体領域内の流体中の音響速度を監視しかつ該音響速度に関する音響速度出力信号を生成するように構成された手段(12、14、16、18、20;48、48'、60、54、62)と、
    前記出力信号を受信しかつ瞬間的な流体温度(T)を該受信に基づいて測定するように構成された信号処理プロセッサ(4;46)と
    から成っているアレンジメントにおいて、
    該流体領域内の流体の流体温度(T)を測定しかつ該温度に関する流体温度出力信号を生成するように構成された従来の温度センサ(6;58)がさらに設けられたことと、
    前記信号処理プロセッサ(4;64)が前記従来の温度センサ(6;58)からの出力信号を受信しかつ音響的エネルギーが放出された該流体領域内の前記瞬間的な流体温度(T)をさらに該音響速度出力信号と流体温度出力信号に基づいて求めるような構成にさらに成っていることと
    を特徴とする音響測定アレンジメント。
  2. 前記信号処理プロセッサ(4;64)が、前記センサ(6;58)からの流体温度出力信号を処理して、該流体領域内の前記流体の組成に関する情報を引き出し、かつ該引き出された情報に基づいて前記瞬間的な流体温度(T)を測定するように構成された
    請求項1記載の流体温度の音響測定アレンジメント。
  3. 前記信号処理プロセッサ(4;64)が、前記手段(12、14、16、18、20;48、48'、60、54、62)からの音響速度出力信号と前記センサ(6、58)からの流体温度出力信号を処理し、かつ関係k=T/Vに基づいて定数kを前記引き出された情報として算出し、
    前記定数kの算出された値に基づいて、前記瞬間的な流体温度(T)を計算するように構成されており、
    ここでTは前記センサ(6;58)により測定された測定された流体温度であり、Vは前記手段(12、14、16、18、20;48、48′、60、54、62)により監視された音響速度である
    請求項2記載の流体温度の音響測定アレンジメント。
  4. Figure 0003923330
    請求項3記載の流体温度の音響測定アレンジメント。
  5. 瞬間的な流体温度の音響測定方法であって、
    音響的エネルギーを、流体領域内に存在する瞬時の温度を有する流体内へ放出するステップと、
    流体中の音響速度を監視する手段(12、14、16、18、20;48、48′、60、54、62)から得られた該流体領域内の音響速度を信号処理プロセッサ(4;64)において処理するステップと、
    前記流体の測定された温度(T)を信号処理プロセッサ(4;64)において従来の温度センサ(6;58)から受信するステップと、
    前記信号処理プロセッサ(4;64)を操作して、前記得られた音響速度の値(V)および前記測定された温度の値(T)に基づいて、該流体領域内の前記瞬間的な流体温度(T)を測定するステップと
    から構成されたことを特徴とする流体温度の音響測定方法。
  6. 前記信号処理プロセッサ(4;64)を操作するステップが、前記瞬間的な流体温度(T)の測定に用いられる、流体領域内の前記流体の組成に関する前記感知された温度の値(T)から情報を引き出すステップを含む
    請求項5記載の流体温度の音響測定方法。
  7. 前記信号処理プロセッサ(4;64)を操作して情報を引き出す前記ステップが、前記関係k=T/Vに基づいて定数kを算出するステップを含み、
    ここでTは前記センサにより感知された流体領域内の流体の測定された温度の値であり、Vは前記手段によって得られた音響速度の値である
    請求項6記載の流体温度の音響測定方法。
  8. Figure 0003923330
    請求項7に記載の流体温度の音響測定方法。
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