JP2686298B2 - ガス温度計測装置と、これを用いたガス分析装置 - Google Patents
ガス温度計測装置と、これを用いたガス分析装置Info
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Description
析装置に係り、特にガス組成が変化した場合にも、その
ガス温度を正確に計測するガス温度計測装置、およびこ
のガス温度計測装置により決定された音速定数からガス
組成を逆算するガス分析装置に関する。
接触式のものと非接触式のものとの2つに分けられる。
接触式のものは、熱電対に代表されるように、挿入点の
温度を極めて高精度に測定することができる。これに対
して、輻射温度計のような非接触式のものは、精度はや
や落ちるものの、高温の物体を遠距離からでも測定でき
ることから、工業的には利用度が高い。
近では音波を用いる方式が着目されている。第10図は、
ボイラ火炉の温度計測に音響式温度計を使用した代表的
な例を示す。
ており、この高温の燃焼ガス(約1300K)は伝熱管50を
通過して蒸気を発生させた後、低温のガス(約600K)と
なって煙突へ出ていく。火炉出口にはガス温度計測用の
音波の送信器4と受信器5が設けられている。
11から発せられた微弱なパルス電気信号は、アンプ9で
増幅されて送信器4に到る。そして、パルス状の音波に
変換され、火炉61内の高温ガス2を伝播して受信器5に
到る。到達した音波は、再び微弱なパルス電気信号に変
換され、アンプ10で増幅されて伝播時間測定器11に戻
る。伝播時間測定器11はパルス電気信号が発せられてか
ら戻ってくるまでの伝播時間ι(sec)を計測する。
がある。
ス組成で決まる音速定数である。
るから、音波の伝播時間ιの計測によってガス温度Tが
求まる。この演算をガス温度算出器12で行ない、ディス
プレイ41に表示する。
3は低温ガスを示す。
い限り一定である。ところが、第10図に示したボイラな
どでは排ガス組成が変化する。例えば、起動時には炉内
には大気が流れており、その主な組成は窒素が76%、酸
素が20%、水蒸気が3%程度である。これに対して、全
負荷運転時のガス組成は窒素が63%、酸素が2%、二酸
化炭素が11%、水蒸気が23%程度である。
示すグラフである。
ガス酸素濃度、縦軸には大気の音速定数を基準にした変
化率である。この第11図より、音速定数は約3%変化す
ることがわかる。全負荷時の温度は約1300Kであるか
ら、40℃の測定誤差が発生することになる。
る。なお、頻繁に行なう負荷変動時にはこれほどの変化
はないが、やはり音速定数は2%程度変化し、無視でき
ない。
要があるが、高温場での計測であり、装置の構成が大が
かりとなり、ほとんど不可能である。したがって、何の
補正も行なっていないのが現状である。
による音速定数の補正を行なっていないため、測定誤差
が大きいという問題がある。
と負荷運転時とでガス組成が変化したような場合でも、
高温側のガス温度を正確に計測し得るガス温度計測装置
を提供することにある。
直交する方向の断面)内におけるガス温度分布を測定し
得るガス温度計測装置を提供することにある。
とガス温度計とをコンパクトにまとめることができ、か
つ簡単に取付け、または取外して点検し得るガス温度計
測装置を提供することにある。
けず、より一層正確にガス温度を計測し得るガス温度計
測装置を提供することにある。
て計測された音速定数からガス組成を逆算し得るガス組
成分析装置を提供することにある。
測装置において、前記ガス流路の低温ガス側に、前記ガ
ス温度測定用の送、受信器とは別に、音速定数決定用の
少なくとも一対の送、受信器と、ガス温度を直接計測可
能なガス温度計とを設け、前記音速定数決定用の送、受
信器を伝播時間測定器に接続するとともに、この伝播時
間測定器と前記ガス温度計とを、音波の伝播時間と送、
受信器間の距離とガス温度から音速定数を決定し、この
音速定数に基づいて非測定部のガス温度を算出するガス
温度算出器に接続したことにより、達成される。
を、ガス流路の横断面のほぼ全域にわたって音波を送、
受可能に配置したことにより、達成される。
受信器とガス温度計とを、単一の筒体に組込んだことに
より、達成できる。
け部材に、防振材を介して取付けたことにより、達成さ
れる。
度計測装置を使用し、このガス温度計測装置におけるガ
ス温度算出器に、このガス温度算出器で算出された音速
定数からガス組成を逆算するガス組成算出器を接続した
ことにより、達成される。
ガス側に設けられたガス温度計により、ガス温度を直接
計測し、計測したガス温度Tをガス温度算出器に送り込
む。また、同じく低温ガス側に設けられた音速定数決定
用の伝播時間測定器→送信器→受信器に音波を送り、そ
の音波を受信器→伝播時間測定器に戻し、伝播時間測定
器により音波の伝播時間を計測し、その計測した音波の
伝播時間ιをガス温度算出器に送り込む。なお、音速定
数決定用の送信器と受信器間の距離Lは、取付け位置に
よって決まる既知値であり、あらかじめ測定されてガス
温度算出器に挿入されている。
伝播時間ιと、音速定数決定用の送信器と受信器間の距
離Lとを前記(1)式に代入し、現状の音速定数aを算
出する。次いで、前記ガス温度算出器はガス温度測定用
の送、受信器および伝播時間測定器から被測定部の音波
の伝播時間ιを取込み、ガス温度測定用の送信器と受信
器間の距離Lは既知値として受入れ、前記算出された現
状での音速定数aとを前記(1)式に代入し、被測定部
のガス温度Tを算出する。
どのように、起動時と負荷運転時とで、ガス組成が変化
したような場合でも、高温側のガス温度を正確に計測す
ることができる。
用の送、受信器を、ガス流路の横断面のほぼ全域にわた
って音波を送、受し得るように設置しているので、ガス
流路の横断面内のガス温度分布を測定し、知ることがで
きる。
定用の送、受信器とガス温度計とを単一の筒体に組込ん
でいるので、前記送、受信器とガス温度計とをコンパク
トにまとめることができ、かつ簡単に取付けることがで
き、また簡単に取外して点検することが可能となる。
信器を導波管等の被取付け部材に、防振材を介して取付
けているので、被測定部の振動に影響されることなく、
音速を正確に測定することができ、その結果ガス温度を
より一層正確に計測することができる。
測装置のガス温度算出器で算出した音速定数aをガス組
成算出器に送り込む。この音速定数aは、ガス組成によ
って決まる値であるから、前記ガス組成算出器では音速
定数aに基づいてガス組成を逆算し、出力する。したが
って、本発明のガス分析装置では前記ガス温度計測装置
のガス温度算出器から送り込まれる音速定数aをもと
に、現状におけるガスの組成を知ることができる。
系統図である。
クト1の高温ガス2側に設けられたガス温度測定用の音
響式温度計と、低温ガス3側に設けられた音速決定用の
音響式温度計およびガス温度を直接計測するガス温度計
8と、ガス温度算出器12とを備えている。
クト1内はこの伝熱管50を境に高温ガス2側と、低温ガ
ス3側とに区分される。
11と、ダクト1に導波管15を介して取付けられた送信器
4と、この送信器4に対応させ、かつダクト1に導波管
15を介して取付られた受信器5とを有している。前記送
信器4は、ケーブル14およびアンプ10を介して前記伝播
時間測定器11に接続されている。前記受信器5は、ケー
ブル14およびアンプ9を介して同じ伝播時間測定器11に
接続されている。前記伝播時間測定器11は、前記ガス温
度算出器12に接続されている。
測定器11′と、ダクト1に導波管15を介して取付けられ
た送信器6と、この送信器6に対応させ、かつダクト1
に導波管15を介して取付けられた受信器7とを有してい
る。前記送信器6は、ケーブル14およびアンプ10を通じ
て前記伝播時間測定器11′に接続されている。前記受信
器7は、ケーブル14およびアンプ9を通じて、同じ伝播
時間測定器11′に接続されている。前記送信器6および
受信器7は、前記ガス温度測定用の送信器4および受信
器5の設置場所を通るガスの流線上に設置されている。
前記伝播時間測定器11′も、前記ガス温度算出器12に接
続されている。前記ガス温度計8は、受信器7になるべ
く接近した位置に取付けられている。このガス温度計8
には、通常熱電対を用いる。このガス温度計8も、ケー
ブル14を通じて前記ガス温度算出器12に接続されてい
る。
温ガス2側の音波の伝播時間ιが送り込まれ、伝播時間
測定器11′から低温ガス3側の音波の伝播時間ιが送り
込まれるほか、あらかじめ測定された送、受信器4、5
間の距離Lと、送、受信器6、7間の距離Lとが送入さ
れている。
し、ガス温度を計測する。
定器11′から発せられた微弱のパルス電気信号は、アン
プ10で増幅され、送信器6に到る。この送信器6から
は、パルス状の音波が発せられ、対向位置に設置された
受信器7に届く。この音波は、微弱のパルス電気信号に
変換され、アンプ9で増幅されて前記伝播時間測定器1
1′に戻る。伝播時間測定器11′では、音波の伝播時間
ιを測定し、その測定値をガス温度算出器12に送り込
む。
度計8により、低温ガス3側のガス温度Tが測定され、
この測定値も前記ガス温度算出器12に送り込む。
らかじめわかっているので、前記ガス温度算出器12に送
入しておく。
と、低温ガス3側のガス温度Tと、送、受信器6、7間
の距離Lとを前記(1)式に代入し、現状における音速
定数aを算出する。
間測定器11により送信器4と受信器5間の音波の伝播時
間ιを測定し、その測定値をガス温度算出器12に送り込
む。
あらかじめ測定してわかっているので、前記ガス温度算
出器12に送入しておく。現状における音速定数aは、前
述のごとく、既に算出されている。
と、送、受信器4、5間の距離Lと、音速定数aとを前
記(1)式に代入し、高温ガス2側のガス温度Tを算出
し、出力する。
算出し、この音速定数aを用いて高温ガス2側のガス温
度を計測するようにしているので、ボイラのごとく、起
動時と負荷運転時とで、ガス組成が変化しても、そのと
きのガス温度を正確に計測することができる。
適用した場合の、ダクトの低温ガス側の横断面図であ
る。
の送信器6と受信器7とガス温度計8とが二対設置され
ている。また、上流の被測定部である高温ガス2側に
も、前記送信器6および受信器7に対応させて、送信器
および受信器が二対設置されているが、第2図中では省
略されている。
て左右のガス温度にアンバランスが発生するが、この第
2図に示す実施例によれば、ガス温度をより一層正確に
計測することができる。
すもので、高温ガス側における音波の送、受信器が取付
けられている位置の横断面図である。
側の横断面(ガス流と直交する方向の断面)において、
その上下および左右に送、受信器20が設置され、音波の
伝播経路21がダクト1の横断面内のほぼ全域にわたるよ
うに構成されている。その結果、ダクト1の横断面内に
おけるガス温度分布を測定し、知ることが可能である。
すもので、低温ガス側の縦断面図、第5図はこの実施例
の要部の拡大縦断面図である。
数決定用の送信器6と受信器7とガス温度計8とが、単
一の筒体である校正筒22に組込まれている。前記校正筒
22には、第5図に示すように、多数の穴23が設けられて
おり、この穴23を通じて校正筒22内をガスが流れるよう
になっている。前記校正筒22は、第4図に示すように、
ダクト1の低温ガス3側に取付けられている。前記送信
器6は、第5図に示すように、校正筒22の底部側に設け
られ、受信器7は送信器6に対応させて、校正筒22の上
部に設けられ、ガス温度計8は受信器7に接近した位置
に設けられている。
信器6、7とガス温度計8とを組込んでいるので、これ
らの部材をコンパクトにまとめることができ、かつ簡単
に取付けて使用することができる。
示す要部の縦断面図である。
に、音速定数決定用の送、受信器20と、ガス温度計8と
が組込まれている。そして、前記導波管24はダクト1の
低温ガス3側に、セットボルト25により着脱可能に取付
けられている。
送、受信器20とガス温度計8とをコンパクトにまとめる
ことができるほか、セットボルト25により簡単に取付け
て使用でき、また点検保守時に簡単に取外すことができ
る。
施例を示す縦断面図である。
送、受信器20が防振材であるダンパ30で包み込んで取付
けられている。
ることなく、音波の送、受を行なうことができ、音波の
伝播時間をより一層正確に計測することができる。
系統図である。
に示すガス温度計測装置を使用し、このガス温度計測装
置のガス温度算出器12に接続されたガス組成算出器40
と、このガス組成算出器40に接続されたディスプレイ41
とを備えている。
かつガス温度算出器12で算出された音速定数aが送り込
まれるようになっている。この音速定数aは、ガスの組
成によって決まる。そこで、ガス組成算出器40では、前
記音速定数aをもとにガスの組成を逆算し、その算出値
をディスプレイ41に出力する。前記ディスプレイ41は、
この実施例ではガス温度算出器12で算出されたガスの温
度情報42と、ガス組成算出器40で算出したガス組成情報
43とを表示するようになっている。
は、前記低温ガス3側で求めた音速定数aに基づいてガ
ス組成算出器40でガス組成を算出し、ディスプレイ41に
表示することにより現状でのガス組成を知ることができ
る。
示す系統図である。この第9図に示す使用例では、バー
ナ60および火炉61を有するボイラに、本発明ガス温度計
測装置を適用している。なお、この第9図にはこれまで
に説明したガス温度計測装置の構成部材と同じ部材には
同じ符号を付けて示し、これ以上の説明を省略する。
度計を備えたガス温度計測装置において、前記ガス流路
の低温ガス側に、前ガス温度測定用の送、受信器とは別
に、音速定数決定用の少なくとも一対の送、受信器と、
ガス温度を直接計測可能なガス温度計とを設け、前記音
速定数決定用の送、受信器を伝播時間測定器に接続する
とともに、この伝播時間測定器と前記ガス温度計とを、
音波の伝播時間と送、受信器間の距離とガス温度から音
速定数を決定し、この音速定数に基づいて非測定部のガ
ス温度を算出するガス温度算出器に接続しているので、
ガス温度計により直接計測したガス温度Tと、音波の
送、受信器と伝播時間測定器とにより測定された低温ガ
ス側の音波の伝播時間ιと、既知値である送、受信器管
の距離Lとをガス温度算出器で前記(1)式に代入し、
現状における音速定数aを決定し、この音速定数aと、
ガス温度測定用の送、受信器と伝播時間測定器とにより
測定された被測定部の音波の伝播時間ιと、既知値であ
る送、受信器管の距離Lとを再びガス温度算出器で前記
(1)式に代入することにより、ボイラなどのように、
起動時と負荷運転時とで、ガス組成が変化したような場
合でも、被測定部としての高温側のガス温度を正確に計
測し得る効果がある。
ス温度測定用の送、受信器を、ガス流路の横断面のほぼ
全域にわたって音波を送、受し得るように設置している
ので、ガス流路の横断面内のガス温度分布を測定し、知
り得る効果がある。
音速定数決定用の送、受信器とガス温度計とを単一の筒
体に組込んでいるので、前記送、受信器とガス温度計と
をコンパクトにまとめることができ、かつ簡単に取付け
ることができ、また簡単に取外して点検し得る効果があ
る。
ば、送、受信器を導波管等の被取付け部材に、防振材を
介して取付けているので、振動に影響されることなく、
音速を正確に測定することができ、その結果被測定部の
ガス温度をより一層正確に計測し得る効果がある。
ガス温度計測装置におけるガス温度算出器に、このガス
温度算出器で算出された音速定数からガス組成を逆算す
るガス組成算出器を接続しており、前記ガス温度計測装
置のガス温度算出器で算出した音速定数aをガス組成算
出器に送り込み、ガス組成算出器では音速定数aに基づ
いてガス組成を逆算し、出力するようにしているので、
前記ガス温度計測装置のガス温度算出器から送り込まれ
る音速定数aをもとに、現状におけるガスの組成を知り
得る効果がある。
統図、第2図は、大型のダクトに本発明ガス温度計測装
置を適用した場合の、ダクトの低温ガス側の横断面図、
第3図は、本発明ガス温度計測装置の別の実施例を示す
もので、高温ガス側における音波の送、受信器が取付け
られている位置の横断面図、第4図は、本発明ガス温度
計測装置の他の実施例を示すもので、低温ガス側の縦断
面図、第5図は、この実施例の要部の拡大縦断面図、第
6図は、本発明ガス温度計測装置の異なる実施例を示す
要部の縦断面図、第7図は、本発明ガス温度計測装置の
さらに異なる実施例を示す縦断面図、第8図は、本発明
ガス分析装置の一実施例を示す系統図、第9図は、本発
明ガス温度計測装置をボイラに適用した使用例を示す系
統図、第10図は、従来の音響式温度計をボイラに適用し
た使用例の系統図、第11図は、ボイラにおけるガス組成
と音速定数との関係を示す図である。 1……ガス流路であるダクト、2……高温ガス、3……
低温ガス、4、5……高温ガス側の音波の送、受信器、
6、7……低温ガス側の音波の送、受信器、8……ガス
温度計、11……高温ガス側の音波の伝播時間測定器、1
1′……低温ガス側の音波の伝播時間測定器、12……ガ
ス温度算出器、14……ケーブル、15……導波管、20……
音波の送、受信器、21……音波の伝播経路、22……校正
筒、24……エルボ型の導波管、30……防振材であるダン
パ、40……ガス組成算出器、41……ディスプレイ、50…
…ダクト内に設置された伝熱管。
Claims (5)
- 【請求項1】ガス流路に、ガス温度測定用の少なくとも
一対の音波の送、受信器を配置し、この送、受信器間の
音速を計測することにより、前記送、受信器間を流れる
ガスの温度を算出する音響式温度計を備えたガス温度計
測装置において、前記ガス流路の低温ガス側に、前記ガ
ス温度測定用の送、受信器とは別に、音速定数決定用の
少なくとも一対の送、受信器と、ガス温度を直接計測可
能なガス温度計とを設け、前記音速定数決定用の送、受
信器を伝播時間測定器に接続するとともに、この伝播時
間測定器と前記ガス温度計とを、音波の伝播時間と送、
受信器間の距離とガス温度から音波定数を決定し、この
音速定数に基づいて非測定部のガス温度を算出するガス
温度算出器に接続したことを特徴とするガス温度計測装
置。 - 【請求項2】前記ガス温度測定用の送、受信器を、ガス
流路の横断面のほぼ全域にわたって音波を送、受可能に
配置したことを特徴とする請求項(1)記載のガス温度
計測装置。 - 【請求項3】前記音波定数決定用の送、受信器とガス温
度計とを、単一の筒体に組込んだことを特徴とする請求
項(1)記載のガス温度計測装置。 - 【請求項4】前記送、受信器を被取付け部材に、防振材
を介して取付けたことを特徴とする請求項(1)記載の
ガス温度計測装置。 - 【請求項5】請求項(1)ないし(4)のいずれかに記
載のガス温度計測装置におけるガス温度算出器に、この
ガス温度算出器で算出された音速定数からガス組成を逆
算するガス組成算出器を接続したことを特徴とするガス
分析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63330282A JP2686298B2 (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 | ガス温度計測装置と、これを用いたガス分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63330282A JP2686298B2 (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 | ガス温度計測装置と、これを用いたガス分析装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02176434A JPH02176434A (ja) | 1990-07-09 |
JP2686298B2 true JP2686298B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=18230909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63330282A Expired - Lifetime JP2686298B2 (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 | ガス温度計測装置と、これを用いたガス分析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2686298B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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SE0100379D0 (sv) | 2001-02-07 | 2001-02-07 | Siemens Elema Ab | Arrangement for and method of acoustic determination of fluid temperature |
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CN114252167B (zh) * | 2020-09-21 | 2024-11-22 | 深圳市福晟实业有限公司 | 一种基于声波测量烟气温度的方法 |
-
1988
- 1988-12-27 JP JP63330282A patent/JP2686298B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02176434A (ja) | 1990-07-09 |
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