JP3853998B2 - 操作装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばゲームコントローラ用の入力部に使用される操作装置に係り、特に操作ボタンを押圧し筐体内でスライドさせてスイッチ操作を行なう操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は、ゲームコントローラ用の操作装置の一部を示す分解斜視図である。
図6に示すように、前記操作装置には、筐体30と、押釦31と、押え部材32とが設けられ、さらに図示していないが前記押釦31により操作されるスイッチが設けられている。なお、前記スイッチは、筐体30内に収納されたプリント配線基板に実装されている。
【0003】
前記筐体30には、前方へ突出する収納部が形成され、その前面には押釦31が突出する挿通孔38が形成され、また筐体30の内部には支持体35が設けられている。前記支持体35の支持板35aは、筐体30と一体に形成されており、その両端に押釦31の一部を支持する支持板35b,35bが同じく筐体30と一体に形成されている。また前記支持板35aのうちの中央部の支持板35a2の上端にはねじ穴37が形成され、両側の支持板35a1、35a3にはそれぞれ上方へ向けてピン36,36が突設されている。また前記挿通孔38の近傍には、押釦31が外方へ抜け出るのを防止するための抜け止め掛止部35c,35c(一方は図示せず)が設けられている。
【0004】
前記押釦31には、両端上部が下部よりも後方へ向けて長く形成されたスライド部45,45が形成され、前記スライド部45,45は、前記支持板35b,35bの上端に掛かるように逆L字型に形成されている。また押釦31の上面には上方へ突出する掛止突起40が、側面には外側方へ突出する掛止突起39,39が一体に形成されている。
【0005】
前記押え部材32は板状の部材であり、ねじ止め用のねじ挿通穴41と、前記ねじ挿通穴41の両側には前記ピン36,36が挿通されるピン挿通穴42,42と、開口部43とが一体に形成されている。前記開口部43には、前記掛止突起40が挿通される抜け止め掛止部44が切り欠かれている。
【0006】
上記のようにして形成された操作装置は、組み立て時、筐体30の上方から押釦31が挿入される。押釦31は前記挿通孔38から外方へ突出するように装着され、このとき、押釦31は掛止突起39,39と抜け止め掛止部35c,35cとで掛止され、押釦31が筐体30の外方へ抜け出ることが防止される。
【0007】
前記押釦31が取付けられた後またはその前に、スイッチを支持するプリント配線基板が、支持体35と押釦31との間に位置するように挿入される。そして、押釦31の上部から押え部材32が取り付けられ、押釦31が位置決めされる。このとき、ピン挿通穴42,42は、それぞれピン36,36に挿通され、ねじ穴37とねじ挿通穴41とが一致するように位置決めされた後に、ねじ34が押え部材32側から挿通されてねじ止めされる。このときまた掛止突起40が、抜け止め掛止部44に挿通されることで、押釦31が、筐体30から所定量を越えて突出しないように規制される。
【0008】
前記操作装置では、押釦31が押圧されると、前記スライド部45,45は、支持板35b,35bの上端を摺動しながらスライドし、押え部材32の枠46,46の底面によって、押釦31が前方へ傾いて筐体30から外方へ抜け出てしまうことが防止される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の操作装置では、組立てる工程が面倒であり、コスト的に安価に製造することができなかった。
まず、前記操作装置を組み立てる際に、筐体30に上方から押釦31を挿入し、押釦31を挿通孔38から前方へ突出させ、その後に押え部材32で押釦31を位置決めした後にねじ34でねじ止めしなければならなかった。しかも押釦31を筐体30に挿入しただけでは、筐体30や押釦31の湾曲形状により、押釦31が挿通孔38から突出しすぎたり、あるいは斜めの姿勢に位置したりして、掛止突起40と抜け止め掛止部44とが掛合できず、押え部材32を位置決めできない。そのため掛止突起40と抜け止め掛止部44とが掛合可能な姿勢となるように、押釦31の向き等を調整しながら押え部材32を取付けなければならない。
【0010】
また、押え部材32やねじ34を使用しなければならず、部品点数が多くなり、コスト的に不利であった。また、このような構造の操作装置が複数ある場合には、さらに製造工程が面倒であり、時間もかかるとともにコスト的に安価に製造することができなかった。
【0011】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、容易に組み立てることができ且つコスト的に安価に製造することができる操作装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、挿通孔が形成された前記筐体と、前記挿通孔内に押圧方向に沿って進退自在に取り付けられる押釦と、前記押釦で操作されるスイッチ機構とを有する操作装置において、
前記スイッチ機構は前記押釦の操作で切り換えられるスイッチ部と前記スイッチ部が設けられる支持ベースと抜け止め掛止部とを有し、前記筐体は前記支持ベースを支持する支持体を有し、前記押釦は複数の掛止突起を有しており、
前記支持ベースが、前記挿入孔を形成する筐体と前記支持体との間に形成された空間に、前記押圧方向と直交する上下方向から挿入されて設けられ、かつ、前記押釦が前記挿通孔に対し押圧方向にスナップインされて設けられたときに、前記抜け止め掛止部とこれに対応する掛止突起とが掛止し合うようにしたことを特徴とするものである。
【0013】
この場合、前記挿入孔の両端に、前記押釦が筐体の外方へ抜け出るのを防止する他の抜け止め掛止部が設けられているものが好ましい。
前記他の抜け止め掛止部は、押釦が筐体の外方へ抜け出ることを防止すると共に押釦が筐体の外方へ所定量を越えて突出することを防止する。また前記案内部は、押釦を押圧方向と直交する方向の動きを規制してがたつきを防止することができる。
【0014】
また、前記支持ベースには、前記押釦の押圧方向と直交する方向への押釦の動きを規制するとともに前記押釦の押圧方向の動きを案内する案内部が設けられていることが好ましい。
上記手段により、スイッチ部を支持する支持ベースを利用して押釦の押圧方向への案内を可能にするとともに押釦の押圧方向と直交する方向への動きを規制することが可能になる。しかも押釦を位置決めする部品やねじ止めする部品等を不要にして部品点数を減らすことができるためコスト的に安価に製造することができる。
【0015】
また本発明では、前記筐体には、前記他の抜け止め掛止部の内方に前記押圧方向に沿って形成され、且つ前記他の抜け止め掛止部を乗り越えた掛止突起が摺動するとともに、前記案内部と前記上下方向の逆側から押釦に対向して前記案内部とで押釦の上下動を規制する規制部が設けられていることが好ましい。
前記規制部を設けることで、押釦を押圧方向へ案内することができるとともに、押釦の上下動方向のがたつきを防止することができる。
【0018】
本願発明では、筐体内にスイッチ部を含む支持ベースを取り付けた後に最後に押釦を筐体の外部から嵌め込むことができるため、従来のように押釦を組込んで位置決めしてねじ止めするという工程が不要になり組立てが簡素化され且つ組立て時間も短縮される。
【0019】
また押釦に設けられた突起の筐体側に対向する部分がテーパ状に形成されると、押釦を筐体に装着するときに突起の前記テーパ状の面が摺動しながら撓むため、押釦の筐体への装着が容易になる。なお、前記テーパ形状は筐体側の突起に形成してもよく、あるいは両者に形成してもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の操作装置を図1ないし図5を参照して説明する。図1はゲームコントローラの外観を示す斜視図、図2は操作装置を示す分解斜視図、図3は操作装置を示す正面図、図4は図3の4−4線で切断したときの断面図、図5は図3の5−5線で切断したときの部分断面図である。
【0021】
本発明の操作装置は、例えば図1に示すようにゲーム用のコントローラ10に使用することができる。コントローラ10は、下側の筐体1と上側の筐体1Aとが組み合わされて構成され、下側の筐体1の前面に本発明の操作装置としての押釦型の入力部2,2が設けられている。さらに前記入力部2,2の上部には、押釦型の入力部13,13が設けられ、またその他の入力部11a,11b,11c,11c,11dが筐体1の上面に設けられ、図示しないゲーム機本体とケーブル12で接続される。
【0022】
前記入力部2は、図2に示すように、筐体1と、押釦3と、スイッチ部5と支持ベース6からなるスイッチベース4とで構成される。
前記押釦3は、その前面が四角型で且つ前面が湾曲した押圧面となっており、両側面には略三角形状の側板3a,3a、そしてその上端面には略コ字状の上板3bが一体に形成されている。これにより、押釦3の上側両端の角部は、断面略逆L字型のスライド部9,9が形成される。
【0023】
前記側板3a,3aには、側方へ突出する掛止突起7a,7a(一方は図示せず)が形成され、前記上板3bには、上方へ突出する掛止突起7bが形成されている。前記掛止突起7bは、支持ベース6と対向する側がテーパ状に形成されている。また掛止突起7a,7aの上方では側板3a,3aに押釦3の押圧方向に沿って切り込み8aが形成され、掛止突起7aが横方向へ弾性的に変形可能である。また前記掛止突起7bの両側では、上板3bに押釦3の押圧方向に沿って切り込み8b,8bが形成され、掛止突起7bが上下方向へ弾性変形可能である。
【0024】
前記スイッチベース4は、スイッチ部5と支持ベース6とから構成される。前記スイッチ部5は、板状のスイッチ板5aを有し、前記スイッチ板5aには押釦3が当接する部分に円形のゴムキャップ5bが取付けられている。このゴムキャップ5bが押釦3で押圧されると、前記スイッチ板5aの表面に設けられているフィルム状基板上の電極(図示せず)が導通されてスイッチがオンになる。
【0025】
前記支持ベース6は、前記スイッチ部5の両側部および上下を覆うようにして形成されて前面の凹部内に前記スイッチ部5が設けられ、その上方には入力部13が設けられている。また支持ベース6は、両側面に押釦3の押圧方向に沿って延びる案内部6aが形成されている。また前記押釦13の下側には縦断面が略L字型の抜け止め掛止部6bが下方へ向けて突出形成されており、上端は支持ベース6と一体に形成されている。
【0026】
図2では、コントローラ10を中央部分で上下に2分割したときの下側の筐体1の一部分を示している。筐体1には、押釦3が収納される収納部が前方に膨出する形状に曲面形成されており、その前面には押釦3を装着する挿通孔14が形成されている。さらに筐体1の内部には前記スイッチベース4を支持する支持体16が筐体1と一体に形成されている。また前記挿通孔14の両端には、抜け止め掛止部15,15(一方は図示せず)が筐体1と一体に形成されている。
【0027】
前記抜け止め掛止部15は、略四角柱状に形成されており、筐体1の内面の挿通孔14の両端の近傍に設けられている。また抜け止め掛止部15は、押釦3が挿通孔14から挿入されたときに掛止突起7a,7aと対向する位置(高さ)に形成される。
【0028】
前記支持体16は、5枚の支持板が筐体1と一体に形成されて構成されている。中央部には3枚の支持板16a(16a1,16a2,16a3)が、この支持板16aの両側に各々1枚の支持板16b,16bが形成されている。前記支持板16aは、上面から見たときにE字型に配置されており、中央の支持板16a2の高さが両側の支持板16a1,16a3の高さよりも低く形成されている。さらに、両側に配置されている前記支持板16b,16bの高さは、前記支持板16a1,16a3よりも低く形成され、且つ支持板16b,16bの先端は、支持板16aの先端よりも挿通孔14側へ突出して形成されている。
【0029】
次に本発明の操作装置としての入力部2を組み立てる工程を説明する。
最初に筐体1にスイッチベース4が取り付けられる。このとき図2において矢印Aで示されるように、筐体1の上方から、挿通孔14と支持体16との間に設けられている空間に支持ベース6の下端部分が挿入される。スイッチベース4の上端部分は、上側の筐体1Aに装着保持されており、上側の筐体1Aが筐体1に組み合わされる際に、スイッチベース4を構成する前記支持ベース6の下端部分が下側の筐体1内に挿入される。なお、上下の筐体1Aと1とが組み合わされる時点で押釦3,3は装着されない。
【0030】
上記組立の際、支持板16aの前縁と支持ベース6の裏面とが接触し、且つ支持板16bの内側面と支持ベース6の外側面とが接触した状態でスイッチベース4が筐体1へ挿入される。図4の断面図に示すように、支持ベース6の裏面は3個の支持板16a1,16a2,16a3で筐体1の内方から支えられ、支持ベース6の両側外面は、両側に位置する支持板16b,16bの内面に支持されて幅方向(図4の図示上下方向)へがたつくことなく保持される。
【0031】
またスイッチベース4が完全に筐体1内に装着された状態では、支持板16b,16bの上端面16c,16cと支持ベース6に下向きに形成された案内部6a,6aの下面との間に隙間が形成される。
【0032】
次に、筐体1の挿通孔14に対して、押釦3が図2において矢印Bで示すように外側から水平に装着される。
このとき、最初にスライド部9,9が挿通孔14から筐体1内に挿入され、続いて掛止突起7a,7aの先端のテーパ状の部分が挿通孔14の両端に当接する。その後の押釦3の挿入力により、テーパ状の部分が挿通孔14の内側へ案内されて掛止突起7a,7aが弾性的に内側方へ撓み、掛止突起7a,7aが挿通孔14を越えると掛止突起7a,7aが弾性復帰する。さらに押釦3が挿入されると、掛止突起7a,7aが抜け止め掛止部15,15に当接し、このときも掛止突起7a,7aが内側へ弾性的に変形し、係止突起7a,7aが抜け止め掛止部15,15を乗り越えた時点で弾性復帰して、掛止突起7a,7aが抜け止め掛止部15,15の内側に掛合可能となる。
【0033】
また、押釦3に形成された掛止突起7bは、支持ベース6に形成された抜け止め掛止部6bの下端に当たるが、このとき掛止突起7bの先部のテーパ状の部分の案内力により掛止突起7bが下方向へ弾性的に変形し、掛止突起7bが抜け止め掛止部6bを乗り越えると掛止突起7bが弾性復帰し、図5に示すように、掛止突起7bが抜け止め掛止部6bの内方へ掛止可能になる。
【0034】
上記のように押釦3が挿入されるときに、押釦3のスライド部9,9が、支持板16b,16bの上端面16c,16cと案内部6a,6aの下面との隙間をスライドしながら挿入される。前記案内部6a,6aによりスライド部9,9が案内されながら押釦3が装着されるため、押釦3が斜めの姿勢に傾いて装着されるようなことがなく、よって掛止突起7a,7aが抜け止め掛止部15,15を確実に乗り越えることができ、また掛止突起7bが抜け止め掛止部6bを確実に乗り越えることができる。
【0035】
図5に示すように、掛止突起7a,7aが抜け止め掛止部15,15を乗り越えた時点で、掛止突起7a,7aの下端が、筐体1において抜け止め掛止部15,15の内方に形成された規制部16d上を摺動する。この時点で、押釦3は案内部6a,6aの下面と、前記規制部16dとの間で上下方向へがたつくことなく保持され、しかも押釦3は、スライド部9,9と案内部6a,6aの下面とが押釦3の押圧方向へ長い距離に渡って互いに面当接しているため、押釦3は安定して押圧方向へ動作できる。
【0036】
よって、組立完了後に、押釦3を操作するときに押釦3の中心を押さずに、中心よりも上側を押圧した場合、あるいは中心よりも下側を押圧した場合でも、前記スライド部9,9と案内部6a,6aの下面の面摺動により、押釦3が安定した姿勢で押圧方向へ動作できる。
【0037】
さらに、図4に示すように、押釦3の両側外面は、筐体1に形成された抜け止め掛止部15,15により両側から規制されるため、押釦3が幅方向(図4の上下方向)へがたつくことなく押圧動作可能である。
【0038】
また図4の断面図に示すように、掛止突起7a,7aが抜け止め掛止部15,15を乗り越えた時点で、押釦3の裏面に突設された押圧部3cの先端がスイッチ部5のゴムキャップ5bに当接しまたはゴムキャップ5bが前記先端で少し押し込まれた状態となる。前記ゴムキャップ5bは押釦3を常に外方へ押し出す方向に付勢力を発揮するものであるため、押圧部3cの先端がゴムキャップ5bに当接した状態では、押釦3は、前記ゴムキャップ5bと抜け止め掛止部15とで前後から拘束され、図4の図示左右方向のがたつきが生じなくなる。
【0039】
なお、図4に示す状態はスイッチオフの状態であるが、押釦3が押圧されると、ゴムキャップ5bが押圧されて変形し、所定のストロークで押込まれた後にスイッチ部5の裏面に設けられた導電体5b1が、スイッチ板5aの表面に設けられたフィルム基板の電極を導通させてスイッチがオンになる。
【0040】
また図4に示すように、支持ベース6の背面は、支持板16a(16a1,16a2,16a3)で支持され、支持ベース6の上下方向および前後方向のがたつきが防止される。また支持ベース6の側面は、支持板16b,16bの内側の側面で支持され、支持ベース6の左右方向のがたつきが防止される。よって押釦3に与えられる押圧力は前記支持板16aで受け止められる。
【0041】
本発明の操作装置としての入力部2は、筐体1にスイッチベース4を装着してコントローラ10の押釦3を除く部分を組み立てた後に、最後に押釦3をコントローラ10の外部から、挿通孔14を通して挿入することにより、コントローラ10の組み立てを完了することができる。なお、スイッチベース4を筐体1に装着する前に、先に押釦3を筐体1に装着することも可能であるが、好ましくは、前者による組立て手順である。
なお本発明の操作装置は、上記したゲームコントローラ用の入力部に限定されるものではなく、その他の押釦タイプのスイッチ等に適用することができる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、押釦はその他の部分を組み立てた後に最後に取り付けることが可能であるため製造工程が簡素化され、しかも部品点数を減らすことができるためコスト的に安価に製造することができる。また押釦は、筐体内で安定してがたつきを生じることなく動作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ゲームコントローラの外観を示す斜視図、
【図2】本発明の操作装置を示す分解斜視図、
【図3】本発明の操作装置を示す正面図、
【図4】図3の4−4線で切断したときの断面図、
【図5】図3の5−5線で切断したときの部分断面図、
【図6】従来の操作装置を示す分解斜視図、
【符号の説明】
1 筐体
3 押釦
3a 側板
3b 上板
4 スイッチベース
5 スイッチ部
5a スイッチ板
5b ゴムキャップ
6 支持ベース
6a 案内部
6b 抜け止め掛止部
7a,7b 掛止突起
8a,8b 切り込み
9 スライド部
14 挿通孔
15 抜け止め掛止部
16 支持体
16a,16b 支持板
16d 規制部
Claims (4)
- 挿通孔が形成された前記筐体と、前記挿通孔内に押圧方向に沿って進退自在に取り付けられる押釦と、前記押釦で操作されるスイッチ機構とを有する操作装置において、
前記スイッチ機構は前記押釦の操作で切り換えられるスイッチ部と前記スイッチ部が設けられる支持ベースと抜け止め掛止部とを有し、前記筐体は前記支持ベースを支持する支持体を有し、前記押釦は複数の掛止突起を有しており、
前記支持ベースが、前記挿入孔を形成する筐体と前記支持体との間に形成された空間に、前記押圧方向と直交する上下方向から挿入されて設けられ、かつ、前記押釦が前記挿通孔に対し押圧方向にスナップインされて設けられたときに、前記抜け止め掛止部とこれに対応する掛止突起とが掛止し合うようにしたことを特徴とする操作装置。 - 前記挿入孔の両端に、前記押釦が筐体の外方へ抜け出るのを防止する他の抜け止め掛止部が設けられている請求項1記載の操作装置。
- 前記支持ベースには、前記押釦の押圧方向と直交する方向への押釦の動きを規制するとともに前記押釦の押圧方向の動きを案内する案内部が設けられている請求項1または2記載の操作装置。
- 前記筐体には、前記他の抜け止め掛止部の内方に前記押圧方向に沿って形成され、且つ前記他の抜け止め掛止部を乗り越えた掛止突起が摺動するとともに、前記案内部と前記上下方向の逆側から押釦に対向して前記案内部とで押釦の上下動を規制する規制部が設けられている請求項3記載の操作装置。
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