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JPH074744Y2 - 操作釦装置 - Google Patents

操作釦装置

Info

Publication number
JPH074744Y2
JPH074744Y2 JP1988002373U JP237388U JPH074744Y2 JP H074744 Y2 JPH074744 Y2 JP H074744Y2 JP 1988002373 U JP1988002373 U JP 1988002373U JP 237388 U JP237388 U JP 237388U JP H074744 Y2 JPH074744 Y2 JP H074744Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation button
front panel
hook
regulation surface
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988002373U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01107820U (ja
Inventor
勝治 清野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP1988002373U priority Critical patent/JPH074744Y2/ja
Publication of JPH01107820U publication Critical patent/JPH01107820U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH074744Y2 publication Critical patent/JPH074744Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、電子機器に用いて好適な操作釦装置に関す
る。
(ロ)従来の技術 ビデオテープレコーダ等の電子機器に用いられる操作釦
には様々なものが提案され、特に融着によらずにフロン
トパネルに取り付け可能なものは、取付け作業性及び取
り外しが容易で好都合であり賞用されている。
例えば、実開昭62−34725号公報(H01H13/14)には、タ
クトスイツチを押圧可能な押圧片をフロントパネルにヒ
ンジ部を介在させて配設し、この押圧片に対向する位置
に操作釦を配置するべく、操作釦にフツク部を一体に形
成し、このフツク部をフロントパネルに係合させて抜け
止めとし、操作釦の押圧時に、フツク部とフロントパネ
ルの係合を解除し、押圧部を押圧してヒンジ部を弾性変
形させタクトスイツチをONする技術が示されている。
(ハ)考案が解決しようとする課題 前記従来技術によると、操作釦の押圧時に操作釦の移動
案内を為す手段がなく、操作釦自体のガタ付きは避け得
ない。
(ニ)課題を解決するための手段 裏面に押圧リブと、両側に抜け止め用のフツク部を有す
る操作釦と、フツク部を嵌合し摺動案内を為す断面がコ
字状の案内部を有するフロントパネルと、ヒンジ部を介
してフロントパネルに一体的に形成され、操作釦の押圧
時に押圧リブが当接して弾性変形し押釦を押圧する押釦
部とから成ることを特徴とする。
(ホ)作用 本考案は上述の如く構成したので、ガタツキがなく、操
作感に優れた操作釦装置が実現可能となる。
(ヘ)実施例 以下、図面に従い本考案の一実施例について説明する。
(1)は樹脂製のフロントパネルであり、このフロント
パネルの下方の操作釦取付位置には開口部(2)が形成
され、この開口部を閉塞する様に受けリブ(3)が一体
成形され、更に肉薄で弾性を有するヒンジ部(4)
(4)を介してベース(押圧部)(5)も一体成形され
ている。
(6)(6)はフロントパネル(1)をコ字状に切欠い
た切欠部であり、この切欠部(6)(6)に沿ってコ字
状の案内リブ(案内部)(7)(7)が一体成形されて
いる。
案内リブ(7)(7)の上壁(上規制面)(7a)(7a)
の水平面に対する勾配は第2図に示す様に0.2mm/1cm
(水平方向1cm進むにつれて上方向に0.2mm上昇)以内に
抑えられ、下壁(下規制面)(7b)(7b)の勾配は前方
部分のみ0.8mm/1cm〜1.0mm/1cmに設定され、後方の勾配
は上壁(7a)の勾配に略等しい。
(8)は樹脂製の操作釦であり、第3図に示す様に両側
壁にフツク部(9)(9)が一体成形され、更にこのフ
ツク部(9)に平行に4本のリブ(10)(10)(10)
(10)が一体成形されている。尚、操作釦(8)の操作
面(8a)は、フロントパネルの下方に配された場合の操
作性の向上を図るために、下方が突出した傾斜面をなし
ている。
第4図及び第5図に示す様に、フツク部(9)(9)を
切欠部(6)(6)に挿入して案内リブ(7)(7)の
先端と係合せしめて抜け止めとし、更にリブ(10)(1
0)(10)(10)をベース(5)と当接せしめることに
より組み立てが完了する。
この組み立て状態より、操作釦(8)の操作面(8a)に
矢印方向の押圧力を付与すると、フツク部(9)(9)
が案内リブ(9)(9)から徐々に離間し、同時にリブ
(10)(10)(10)(10)がベース(5)を押圧するこ
とになり、これによりヒンジ部(4)(4)が弾性変形
しベース(5)裏面に形成された突起(5a)が機器本体
に配設されたタクトスイツチ(押釦)(11)を押圧する
ことになる。
この押圧動作途中において、案内リブ(7)の上壁(7
a)の勾配が小さいためにフツク部(9)の上方向への
動きは抑えられ、また下壁(7b)の勾配が中央から前方
において大きく設定されているために、操作釦(8)の
動きはヒンジ部(4)の弾性変形に伴うベース(5)の
動きと全く同一の円弧状の軌跡を描き、また中央から後
方においては勾配が小さく設定されているために、操作
釦(8)の上下方向のガタは少なく、更に案内リブ
(7)(7)の奥行を長くすることによりフツク部
(9)(9)と案内リブ(7)(7)との接触範囲が大
きくとれるため安定した動作が可能となる。
尚、操作面(8a)の裏面に4本のリブ(10)…を配設し
たので、疑似的に面接触の効果が得られ、幅広の操作釦
についても4本のリブのピツチを大きくすることによ
り、操作面の端部を押圧した場合でも中央を操作した場
合と同様の感触が得られる。
また、矢印方向の押圧力を取り除くと、ヒンジ部の弾性
変形からの復帰力により操作釦(8)は元の位置に復帰
する。
更に上述の実施例ではヒンジ部(4)のフロントパネル
(1)との連設位置は開口部(2)の上側に位置する
が、これを下側にて連設させることも可能であり、この
場合には前述の実施例とは逆に、下壁(7b)(7b)の勾
配を小さくし、上壁(7a)(7a)の勾配を大きくして操
作釦の円弧状の軌道を可能とする必要がある。
(ト)考案の効果 上述の如く本考案によれば、操作釦を元の位置に復帰さ
せる弾性部材は、フロントパネルに一体形成されている
ために部品点数の削減が可能となり、更に案内部にて操
作釦の抜け止め防止を為すフツク部を案内すると共に、
該案内部の一方の規制面の勾配を他方の規制面の勾配よ
り大きくしたことにより、操作釦の動きが弾性部材の円
弧状の軌跡に沿った動きとなり、ガタ付きのない操作感
に優れた操作釦装置が実現可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は全て本考案の一実施例に係り、第1図はフロント
パネルの斜視図、第2図及び第5図は側断面図、第3図
は操作釦の斜視図、第4図は断面図である。 (10)……(押圧)リブ、(9)……フツク部、(8)
……操作釦、(7)……案内リブ(案内部)、(1)…
…フロントパネル、(4)……ヒンジ部、(11)……タ
クトスイツチ(押釦)、(5)……ベース(押圧部)、
(7a)、(7b)……上、下壁(上下規制面)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】裏面に押圧リブを、両側に抜け止め用のフ
    ック部を有する操作釦と、 前記フック部を嵌合し摺動案内を為す断面がコ字状の案
    内部を有するフロントパネルと、 ヒンジ部を介して該フロントパネルに一体的に形成さ
    れ、前記操作釦の押圧時に前記押圧リブが当接して押釦
    を押圧する押圧部とから成り、 前記案内部が前記フック部の上下を規制する上規制面と
    下規制面とを有し、該両規制面のうち、前記ヒンジ部の
    前記フロントパネルとの固定位置からより遠く離れてい
    る側の規制面の傾斜を他方の規制面に比べ大きくするこ
    とにより、前記操作釦は操作時、円弧状の回動軌跡を描
    くことを特徴とする操作釦装置。
JP1988002373U 1988-01-12 1988-01-12 操作釦装置 Expired - Lifetime JPH074744Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988002373U JPH074744Y2 (ja) 1988-01-12 1988-01-12 操作釦装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988002373U JPH074744Y2 (ja) 1988-01-12 1988-01-12 操作釦装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01107820U JPH01107820U (ja) 1989-07-20
JPH074744Y2 true JPH074744Y2 (ja) 1995-02-01

Family

ID=31203082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988002373U Expired - Lifetime JPH074744Y2 (ja) 1988-01-12 1988-01-12 操作釦装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH074744Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61206239U (ja) * 1985-06-14 1986-12-26
JPS6234725U (ja) * 1985-08-20 1987-02-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01107820U (ja) 1989-07-20

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