JP3806483B2 - バックライト装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示装置などの薄型表示装置の照明を行う場合に好適なエッジライト式のバックライト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エッジライト式のバックライト装置(実開平3−37420号公報等)は、導光体の側面に線状光源を配置し、この線状光源を囲むように可撓性の反射シートをU字状に折り曲げて配置している。そしてこれらを、支持枠体に配置固定して組み立てられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、支持枠体に導光体や光源等を配置した状態では、これらの固定が成されていないので、固定を行うまでの間の取扱によっては、導光体や光源等が枠体から外れるなどして組立てに支障をきたしたり、導光体や光源等の破損が生じるなどの問題が生じる。また、反射シートとして、アルミニウム等の反射性の良い金属を薄膜化して絶縁性の透明フィルムの間に挟持した導電性部材付きの可撓性反射シートを用いる場合、反射シートの端から金属部分が露出する場合もあるので、照明の対象となる表示装置の構造によっては、この露出金属を介した電気回路部品の短絡が生じる恐れもある。
【0004】
そこで本発明は、組立て作業性の良いバックライト装置を提供することを課題の1つとする。また、反射シートとして導電性部材付の可撓性の反射シートを用いる場合に、この導電性部材による電気部品の短絡を防ぐことを課題の1つとする。また、短絡防止のために絶縁性フィルムを固定する場合に、その固定に伴って反射シートによる反射機能が低下するのを防ぎ、光出射面の状態を良好に保つことを課題の1つとする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、導光体と、該導光体の側面に配置した線状光源と、前記導光体の一端と前記線状光源を挟み込むようにU字状に折り曲げられた可撓性の反射シートと、前記導光体の光出射面が下を向くように前記導光体と前記線状光源を支持する枠体とを備えたバックライト装置において、前記導光体の上面側に位置する前記反射シートを覆うように、フィルムからなる連結部材を配置し、前記導光体の上面と前記枠体を前記連結部材を介して連結するとともに、前記導光体と前記連結部材の固定位置を前記反射シートと前記連結部材が重なる位置を避けた位置としたことを特徴とする。
【0006】
また、本発明は、導光体と、該導光体の側面に配置した線状光源と、前記導光体の一端と前記線状光源を挟み込むようにU字状に折り曲げられた導電性部材付の可撓性の反射シートと、前記導光体の光出射面が下を向くように前記導光体と前記線状光源を支持する枠体とを備えたバックライト装置において、絶縁性フィルムを前記導光体の上面側に位置する前記反射シートを覆うように配置し、この絶縁性フィルムを介して前記導光体と前記枠体とを連結するとともに、前記導光体と前記絶縁性フィルムの固定位置を前記反射シートと前記絶縁性フィルムが重なる位置を避けた位置としたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。図1は、バックライト装置1の平面図、図2は図1のA−A断面図である。
【0008】
バックライト装置1は、導光体2と、この導光体2の側面に配置した線状光源3と、前記導光体2の一端と前記線状光源3を挟み込むようにU字状に折り曲げられた可撓性の反射シート4と、前記導光体2の光出射面2aが下を向くように導光体2と線状光源3を支持する枠体5とを備えた構成としている。
【0009】
導光体2は、アクリル板等の透明な導光板6のみによって構成することもできるが、この例では、光反射面2bとなる上面に反射板7を配置し、光出射面2aとなる下面に光拡散シート8、必要に応じてプリズムシート9、9を積層配置して構成している。
【0010】
可撓性反射シート4は、反射性が良いアルミニウム等の導電性部材(金属)を薄膜化して電気絶縁性の高い透明なフィルムの間に挟持した導電性部材付構造のものを用いているが、透明なフィルムに反射性の良い絶縁性部材層を付加した構造のものを利用することもできる。この反射シート4は、その一端が導光体2の光出射面2a側に両面接着剤などの接着剤によって固定され、他端が導光体2の光反射面2b側に両面接着剤などの接着剤によって固定され、光源3を円弧状に囲むように光源3との間に一定の間隔を保った状態に保持される。ここで、光源3に装着した1〜3個のリング状の間隔部材10によって光源3と反射シート4の間に一定の間隔を保持する構成とすることが反射効率を高める上で好ましい。
【0011】
導光体2の上面と枠体5の側面とは、電気絶縁性のフィルムからなる連結部材11を介して固定している。この連結部材11は、導光体2の上面側に位置する前記反射シート4を覆うに十分な大きさを有した覆部11aと、枠体5の側面側に折り曲げられて枠体5に固定される取付片11bからなる略T字形状を成している。そして、この連結部材11は、まず、取付片11bを両面接着剤などの接着剤12によって枠体5の側面に固定し、次に、覆部11aを導光体2の上面側に位置する反射シート4を覆うように折り曲げ、その先端部分を両面接着剤などの接着剤13によって導光体2の上面に固定する。ここで、連結部材11と導光体2の固定が反射シート4上で行われると、連結部材11に加わる力によって反射シート4にシワなどが生じて反射シート4の反射機能が低下する恐れがあるので、これを防ぐために、連結部材11と導光体2の固定位置、すなわち接着剤13の取付位置は反射シート4と連結部材11が平面的に重なる位置を避けた位置に設定している。その結果、連結部材11に余分な力が加わったとしても、その力は反射シート4に加わらないので、反射シート4の形状を反射効率の良い初期状態に保つことができる。
【0012】
このように、導光体2と枠体5を連結部材11によって連結したので、この連結部材11が、組立て作業中の枠体5に対する導光体2の位置ズレや導光体2の脱落を未然に防ぐように機能する。
【0013】
また、反射シート4として上記のような導電性部材を含みそれを透明フィルム間に挟持した構造のものなどを用いた結果、反射シート4の一部から導電性部材が露出していたとしても、連結部材11を絶縁性フィルムによって構成し、その覆部11aによって反射シート4の上面を幅広く覆うので、反射シート4の上側に電気回路部品を適宜配置することができる。すなわち、連結部材11には、連結機能の他にも電気絶縁機能を持たせているので、連結部材11の上の領域を電気回路部品の配置スペースとして有効に利用することができる。
【0014】
バックライト装置1は、このような組立て状態で面照明として液晶表示装置などの表示装置に組み込んで使用することができる。しかしながら、導光体2の装着状態をより強固にするために、枠体5と対を成して導光体2を挟持するための別枠体(図示せず)を用意し、導光体2を挟持したこの別枠体と枠体5をネジなどによって固定することによってバックライト装置1を構成し、これを表示装置に組み込むようにすることが好ましい。
【0015】
【発明の効果】
本発明は、導光体と、該導光体の側面に配置した線状光源と、前記導光体の一端と前記線状光源を挟み込むようにU字状に折り曲げられた可撓性の反射シートと、前記導光体の光出射面が下を向くように前記導光体と前記線状光源を支持する枠体とを備えたバックライト装置において、前記導光体の上面側に位置する前記反射シートを覆うように、フィルムからなる連結部材を配置し、前記導光体の上面と前記枠体を前記連結部材を介して連結するので、連結部材によって導光体と枠体の位置ズレ等を防いで組立て作業性を良好にすることができる。そして、導光体と連結部材の固定位置を反射シートと連結部材が重なる位置を避けた位置としたので、連結部材の固定に伴って反射シートが変形するのを防ぎ、反射シートの反射機能を良好な状態に保つことができる。
【0016】
そしてまた、本発明は、本発明は、導光体と、該導光体の側面に配置した線状光源と、前記導光体の一端と前記線状光源を挟み込むようにU字状に折り曲げられた導電性部材付の可撓性の反射シートと、前記導光体の光出射面が下を向くように前記導光体と前記線状光源を支持する枠体とを備えたバックライト装置において、絶縁性フィルムを導光体の上面側に位置する反射シートを覆うように配置したので、反射シートに重なるように電気回路部品が配置され、その反射シートの導電性部材が一部露出していたとしても、この露出導電性部材による電気回路部品の短絡を絶縁性フィルムによって防ぐことができる。そして、この絶縁性フィルムを介して導光体と枠体とを連結したので、絶縁性フィルムによって導光体と枠体の位置ズレ等を防いで組立て作業性を良好にすることがでる。そして、導光体と絶縁性フィルムの固定位置を反射シートと絶縁性フィルムが重なる位置を避けた位置としたので、絶縁性フィルムの固定に伴って反射シートが変形するのを防ぎ、反射シートの反射機能を良好な状態に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバックライト装置の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1のA−A拡大断面図である。
【符号の説明】
1 バックライト装置
2 導光体
3 線状光源
4 反射シート
5 枠体
11 連結部材
12 接着剤
13 接着剤
Claims (2)
- 導光体と、該導光体の側面に配置した線状光源と、前記導光体の一端と前記線状光源を挟み込むようにU字状に折り曲げられた可撓性の反射シートと、前記導光体の光出射面が下を向くように前記導光体と前記線状光源を支持する枠体とを備えたバックライト装置において、
前記導光体の上面側に位置する前記反射シートを覆うように、フィルムからなる連結部材を配置し、
前記導光体の上面と前記枠体を前記連結部材を介して連結するとともに、前記導光体と前記連結部材の固定位置を前記反射シートと前記連結部材が重なる位置を避けた位置としたことを特徴とするバックライト装置。 - 導光体と、該導光体の側面に配置した線状光源と、前記導光体の一端と前記線状光源を挟み込むようにU字状に折り曲げられた導電性部材付の可撓性の反射シートと、前記導光体の光出射面が下を向くように前記導光体と前記線状光源を支持する枠体とを備えたバックライト装置において、
絶縁性フィルムを前記導光体の上面側に位置する前記反射シートを覆うように配置し、この絶縁性フィルムを介して前記導光体と前記枠体とを連結するとともに、前記導光体と前記絶縁性フィルムの固定位置を前記反射シートと前記絶縁性フィルムが重なる位置を避けた位置としたことを特徴とするバックライト装置。
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JP05181997A JP3806483B2 (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | バックライト装置 |
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