JP3774937B2 - シートバックフレーム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として車両のシートのシートクッションやシートバックを構成するシートフレーム、及びシートバックを構成するシートバックフレームに関するものである。なお、本明細書においては特に明記する場合を除きシートを構成するシートクッションのクッションフレームと、シートバックを構成するシートバックフレームの総称としてシートフレームの呼称を用いることにする。
【0002】
【従来の技術】
車両の座席は、着座部を構成するシートクッションと背もたれを構成するシートバックによって構成されている。通常のシートクッション及びシートバックはシートフレームとウレタンクッション或いはウレタンパッドとの組合わせにより構成されている。シートフレームはシートクッションやシートバックの基体構造で、そのうちのシートバックに関するシートバックフレームについては、図12に示すようなSバネタイプや図13に示すようなフルフォームタイプが多く採用されている。Sバネタイプは、図12に示すように、略方形の枠状にパイプ材等により構成されたバックフレーム101の縦方向の二辺間に波形に形成したSバネ102を多段に張架して構成されている。多段のSバネ102によって前部に被着されるウレタンパッドの裏受けが形成され、Sバネ102の弾性撓みとウレタンパッドの撓みの双方によって車両のシートの背もたれとしての座り心地性能や乗り心地性能が確保されている。
【0003】
一方、フルフォームタイプは、図13に示すように略方形の枠状にパイプ材等により構成されたバックフレーム101の縦方向の二辺間に多段にワイヤ103を緊張状態に張架して構成されている。多段のワイヤ103によって前部に被着されるウレタンパッドの裏受けが形成され、裏受けで保持されるウレタンパッドの撓みによって車両の座席としての座り心地性能や乗り心地性能が確保されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来のシートバックフレームにおいて、SバネタイプはSバネ102の加工が面倒かつ複雑であり、その組付け作業も煩雑なためコストが割高となるうえ、着座時に背に対する縦方向の連続した支持が不足し勝ちである。一方、フルフォームタイプはワイヤ103の張設といった簡単な作業で製造できるため低コストではあるが、自体には撓み性を具備していないのでウレタンパッドの性能により撓み性や乗り心地性能が規制され、性能面ではSバネタイプのものより劣ることになる。
【0005】
そこで、本発明は上記した従来の問題点を解消するためになされたもので、その課題は、製造が容易で性能の良いシートフレームを得ることであり、また、製造が容易で性能の良いシートバックフレームを得ることであり、シートフレームの機能の向上とコストの低減を推進することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を達成するために請求項1の発明は、略方形の枠状に構成したバックフレームの縦方向の一辺に沿う線分部分と、このバックフレームの上記一辺に隣接する横方向の一辺に沿う線分部分とからなる略L字状のワイヤ二つを間隔をおいて対称状に配し、縦方向の一辺に沿う線分部分が縦方向に連続した背部の支持部を形成し、横方向の一辺に沿う線分部分が腰部に位置するように配置し、腰部の支持部を形成しており、腰部の支持部を形成する部位の線分同士の間隔が狭くなるようワイヤが屈曲されているとともに、屈曲した部分同士の間に伸縮する弾性部材を有する構成とした撓み構造を、その上記各線分部分の自由端側において上記バックフレームに装着してそのバックフレームの枠内に張架する手段を採用する。
【0007】
上記手段を採用することにより、バックフレームに、二本のワイヤを弾性部材で連結した撓み構造をその各線分部分の自由端側において装着することによりシートバックフレームを製造することができ、撓み構造は弾性部材の伸縮によって全体に撓み性が付与されることになる。そして、縦方向の一辺に沿う線分部分により、縦方向に連続した背部に対する支持ができる。そして、腰部に位置するように配置された横方向の一辺に沿う線分部分により、腰部周辺に対する支持ができる。
【0008】
前記課題を達成するために請求項2の発明は、略方形の枠状に構成したバックフレームの縦方向の一辺に沿う線分部分と、このバックフレームの上記一辺に隣接する横方向の一辺に沿う線分部分とからなる略L字状のワイヤ二つを間隔をおいて対称状に配し、縦方向の一辺に沿う線分部分が縦方向に連続した背部の支持部を形成し、横方向の一辺に沿う線分部分が腰部に位置するように配置し、腰部の支持部を形成しており、腰部の支持部を形成する部位の線分同士の間隔が狭くなるようワイヤが屈曲されているとともに、屈曲した部分の間の位置にはコイルスプリングが設けられており、このコイルスプリングは一方側の屈曲部分と結合されているとともに、他方側の屈曲部分に対してはバネ力を可変にする撓み調整手段を介して結合されており、撓み調整手段は、コイルスプリングに連結されたレリーズワイヤと、レリーズワイヤが挿通され、かつ屈曲部分に結合された可撓チューブと、レリーズワイヤを巻取り、巻き戻しする巻取手段を備える手段を採用する。
【0009】
上記手段を採用することにより、バックフレームに、二本のワイヤ間に弾性部材を設けた撓み構造をその各線分部分の自由端側において装着することによりシートバックフレームを製造することができ、撓み構造は弾性部材の伸縮によって全体に撓み性が付与されることになる。そして、縦方向の一辺に沿う線分部分により、縦方向に連続した背部に対する支持ができる。そして、腰部に位置するように配置された横方向の一辺に沿う線分部分により、腰部周辺に対する支持ができる。更に、撓み構造における腰部の支持部の撓み剛性を、コイルスプリングのバネ力を撓み調整手段により変えることにより可変することができる。具体的には、レリーズワイヤを巻取り或いは巻戻すことにより、コイルスプリングの一端が引張られ或いは戻されてコイルスプリングのバネ力が変化する。これにより、腰部の支持部の撓み剛性を調整して、ランバーサポート効果の調整を行うことができる。
【0010】
前記課題を達成するために請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に係る上記手段において、撓み構造を、バックフレームに装着した樹脂製の取付部材にその各自由端側を掛装して上記バックフレームの枠内に張架する手段を採用する。
【0011】
上記手段を採用することにより、請求項1又は請求項2に係る上記機能とともに撓み構造の撓みに伴う各線分部分の自由端側の変位が樹脂製の取付部材において行なわれることになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
発明の実施の形態1.
図1〜図6はこの実施の形態1に関するもので、車両のシートを構成するシートバックについてのシートバックフレーム1を示したものである。このシートバックフレーム1は、図1にその全体を示すように、略方形の枠状の背もたれ形状に構成したバックフレーム2に撓み構造3を張設した構造である。バックフレーム2は背後側に適度な反りを持たせた縦方向の左右の二辺と、この二辺の上下を連結する横方向の上下の二辺からなる略方形の枠状を基本形状として金属のパイプ材等により構成されている。図1に示すものは腰周りの拘束性を得る目的で、左右の二辺の下部が前方に突き出す面構造4となっており、図2に示すものは金属のパイプ材を略方形に構成したパイプフレームタイプである。これらのいずれも上部の辺にはその中央に間隔をおいて二つのヘッドレストサポートブラケット5が固着されている。
【0015】
前記撓み構造3は図3に単独に示すように、バックフレーム2の左右の一辺に沿う長線分部分6と、この左右の一辺に隣接する横方向の一辺に沿う短線分部分7とからなる略L字状に形成したワイヤ8二つを間隔をおいて対称状に配し、このワイヤ8同士の短線分部分7同士の間を伸縮する弾性部材としてのコイルスプリング9で連結した構成である。二本の長線分部分6は間隔をおいて並列に延び、それらの自由端側は背後側にフック状に曲げ返されて取付部10が形成されている。取付部10を除く長線分部分6の長さは、バックフレーム2の左右の一辺の長さより若干短く構成されている。二本の短線分部分7は互いに離反する方向に延び、それらの自由端側は背後側にフック状に曲げ返されて取付部10が形成されている。取付部10を除く各短線分部分7とコイルスプリング9を合せた直線上での長さは、バックフレーム2の上下の一辺の長さより短目に構成されている。
【0016】
前記のような構成の撓み構造3は、バックフレーム2の上部の辺のヘッドレストサポートブラケット5に近接する位置に装着された二個の樹脂製の上部取付部材11と、左右の辺の下部の面構造4に装着された左右の樹脂製の側部取付部材12とを介してバックフレーム2に装着される。図4に示すように、上部取付部材11は鞍状に形成され、バックフレーム2を跨ぐように自体の弾性力により装着されている。上部取付部材11にはバックフレーム2を、その下部側を残して周回する溝部13が設けられていて、この溝部13に撓み構造3の長線分部分6の各自由端側に形成された取付部10が掛着される。図5に示すように、側部取付部材12は略L型に形成され、表面中央には溝部13が設けられ、裏面にはスリーブ14が一体に突出している。側部取付部材12のバックフレーム2への取付けは、各スリーブ14をバックフレーム2の面構造4に開けられた掛止孔4Aに嵌込むことにより行なわれる。バックフレーム2の左右に装着された側部取付部材12の溝部13に撓み構造3の各短線分部分7の各自由端側に形成された取付部10がその端をスリーブ14に挿通させて掛着される。これにより、撓み構造3はバックフレーム2の枠内に緊張状態に張設される。撓み構造3の各取付部10は上部取付部材11或いは側部取付部材12の各溝部13において当該部のバックフレーム2の中心線回りに滑り変位可能である。
【0017】
このように構成されたシートバックフレーム1の前部に、シートバックフレーム1を包み込むようウレタンフォーム等により形成されたシートバックパッドPが装着されて背もたれとして機能する図6に示すシートバックが構成される。撓み構造3はシートバックパッドPの背面に裏面受けとして当っている。このシートバックを備えたシートに人が着座した場合、撓み構造3の長線分部分6により縦方向に連続した背部に対する支持がなされ、短線分部分7により腰部や骨盤部に対する支持がなされるので安定した心地良い着座姿勢をとることができる。そして、着座によりシートバックパッドPが撓み、撓み構造3の各ワイヤ8に荷重が掛かる。このとき、各ワイヤ8を引き寄せているコイルスプリング9が左右に押し広げられることにより撓み構造3全体が後方へ弾性的に撓む。
【0018】
即ち、シートバックパッドPの撓みと撓み構造3の撓みの双方の作用により、車両のシートの背もたれとしての座り心地性能や乗り心地性能が確保される。撓み構造3の撓みに伴い各取付部10がフレーム回りに回転変位するが、樹脂製の上部取付部材11と側部取付部材12の溝部13を滑るように変位するため変位は円滑であり、異音が発生することもない。このようにこの実施の形態1のシートバックフレーム1は、Sバネタイプに比べ構成が簡素であり組立ても容易であるので低コストで製造でき、性能面でも優れている。そして、コイルスプリング9のみの交換で、撓み構造3の撓み剛性の異る種々のシートバックフレーム1を製造することもできる。
【0019】
なお、弾性部材としてはコイルスプリング9が適用し易く機能的であるが、ゴム等で構成してもよい。また、撓み構造3の各自由端側の取付部10をバックフレーム2に掛止孔を開けてこれらに挿通して直接掛け止めるようにすることもできる。この他、各ワイヤ8の長線分部分6と短線分部分7との角度は、図示のものではほぼ90度であるが、腰回りの支持のありかたにより90度よりも大きく設定することもある。
【0020】
発明の実施の形態2.
図7〜図9はこの実施の形態2に関するもので、車両のシートを構成するシートバックについてのシートバックフレーム1を示したものである。この実施の形態2のシートバックフレーム1は実施の形態1で示したシートバックフレーム1の撓み構造3におけるコイルスプリング9のバネ力の作用を調整することができるように構成したものであり、これに係る構成以外は実施の形態1のものと同じである。従って、実施の形態1のものと同じ部分については実施の形態1のものと同じ符号を用い、それらについての説明は省略する。
【0021】
この実施の形態2のシートバックフレーム1は、実施の形態1で示した撓み構造3の撓み剛性をそのコイルスプリング9の伸縮調整により可変にしたものである。即ちコイルスプリング9の一端をレリーズを介してバックフレーム2の面構造4に装着した調整手段15により引張ったり戻したりすることができる構成が採られている。図9に示すように、調整手段15はレリーズワイヤ16を巻取り巻き戻すブレーキ機構17を備えた巻取装置18で構成され、ノブ19の操作でレリーズワイヤ16を巻取り巻き戻すことができる構成である。図8に示すように、レリーズワイヤ16の端はコイルスプリング9の一端に連結され、レリーズワイヤ16が挿通されている可撓チューブ20の一端は一方のワイヤ8の角部分に固定されている。
【0022】
上記構成によりレリーズワイヤ16を調整手段15により巻取り或いは巻戻すことにより、コイルスプリング9の一端が引張られ或いは戻されてコイルスプリング9のバネ力が変化することになる。即ち、撓み構造3の撓み剛性を調整することができ、撓み性の調整により座り心地の調整ができ、ランバサポート効果も得られる。これ以外の機能や利点は実施の形態1のものと同じであるのでその説明は省略する。
【0023】
発明の実施の形態3.
図10はこの実施の形態3に関するもので、車両のシートを構成するシートクッションについてのクッションフレーム21を示したものである。この実施の形態3のクッションフレーム21は実施の形態1で示したバックフレーム2を着座にあった枠構造のフレーム22として構成し、実施の形態1で示した撓み構造3をその枠内に張架した構成である。即ち、撓み構造3をシートクッションのクッションフレーム21に応用したものである。これにより、ウレタンクッションKの撓みと撓み構造3の撓みの双方による座り心地の良いシートクッションが得られる。これ以外の機能や利点は基本的には実施の形態1のものと同じである。
【0024】
なお、図11に示すようにフレーム22には対称状に二組の撓み構造3を張架してもよい。この場合、各ワイヤ8の線分部分に上記各実施の形態で示したような長短を付ける必要が無いこともある。
【0025】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、バックフレームに、二本のワイヤを弾性部材で連結した撓み構造をその各線分部分の自由端側において装着することによりシートバックフレームを製造することができ、撓み構造は弾性部材の伸縮によって全体に撓み性が付与され、しかもその縦方向の一辺に沿う線分部分により縦方向に連続した背部に対する支持ができ、腰部に位置するように配置された横方向の一辺に沿う線分部分により腰部周辺に対する支持ができる。従って、製造が容易で性能も良い低コストのシートバックフレームが得られる。
【0026】
請求項2の発明によれば、バックフレームに、二本のワイヤの間に弾性部材を設けた撓み構造をその各線分部分の自由端側において装着することによりシートバックフレームを製造することができ、撓み構造は弾性部材の伸縮によって全体に撓み性が付与され、しかもその縦方向の一辺に沿う線分部分により縦方向に連続した背部に対する支持ができ、腰部に位置するように配置された横方向の一辺に沿う線分部分により腰部周辺に対する支持ができる。従って、製造が容易で性能も良い低コストのシートバックフレームが得られる。更に、撓み構造の腰部を支持する部位の撓み剛性をコイルスプリングのバネ力の調整によって変えることができ、シートバックフレームの機能が向上する。
【0027】
請求項3の発明によれば、請求項1又は請求項2に係る上記効果とともに撓み構造の腰部を支持する部位の撓みに伴う各線分部分の自由端側の変位が樹脂製の取付部材において行なわれ、異音の発生を防止でき、シートバックフレームの機能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態1のシートバックフレームの斜視図である。
【図2】発明の実施の形態1の他のシートバックフレームの斜視図である。
【図3】発明の実施の形態1の撓み構造の斜視図である。
【図4】図1のA矢印部を主体とした分解斜視図である。
【図5】図1のB矢印部を主体とした分解斜視図である。
【図6】発明の実施の形態1のシートバックフレームを使ったシートバックの断面図である。
【図7】発明の実施の形態2のシートバックフレームの斜視図である。
【図8】図7のC矢印部を主体とした拡大斜視図である。
【図9】発明の実施の形態2のシートバックフレームの調整手段の側面図である。
【図10】発明の実施の形態3のクッションフレームの斜視図である。
【図11】発明の実施の形態3の他のクッションフレームの平面図である。
【図12】従来のシートバックフレームの斜視図である。
【図13】従来の他のシートバックフレームの斜視図である。
【符号の説明】
1 シートバックフレーム
2 バックフレーム
3 撓み構造
6 長線分部分
7 短線分部分
8 ワイヤ
9 コイルスプリング
10 取付部
11 上部取付部材
12 側部取付部材
15 調整手段
21 クッションフレーム
22 フレーム
Claims (3)
- 略方形の枠状に構成したバックフレームの縦方向の一辺に沿う線分部分と、このバックフレームの上記一辺に隣接する横方向の一辺に沿う線分部分とからなる略L字状のワイヤ二つを間隔をおいて対称状に配し、
前記縦方向の一辺に沿う線分部分が縦方向に連続した背部の支持部を形成し、
前記横方向の一辺に沿う線分部分が腰部に位置するように配置し、腰部の支持部を形成しており、
前記腰部の支持部を形成する部位の前記線分同士の間隔が狭くなるよう前記ワイヤが屈曲されているとともに、
前記屈曲した部分同士の間に伸縮する弾性部材を有する構成とした撓み構造を、その上記各線分部分の自由端側において上記バックフレームに装着してそのバックフレームの枠内に張架した構成としたことを特徴とするシートバックフレーム。 - 略方形の枠状に構成したバックフレームの縦方向の一辺に沿う線分部分と、このバックフレームの上記一辺に隣接する横方向の一辺に沿う線分部分とからなる略L字状のワイヤ二つを間隔をおいて対称状に配し、
前記縦方向の一辺に沿う線分部分が縦方向に連続した背部の支持部を形成し、
前記横方向の一辺に沿う線分部分が腰部に位置するように配置し、腰部の支持部を形成しており、
前記腰部の支持部を形成する部位の前記線分同士の間隔が狭くなるよう前記ワイヤが屈曲されているとともに、
前記屈曲した部分の間の位置にはコイルスプリングが設けられており、このコイルスプリングは一方側の屈曲部分と結合されているとともに、他方側の屈曲部分に対してはバネ力を可変にする撓み調整手段を介して結合されており、
撓み調整手段は、コイルスプリングに連結されたレリーズワイヤと、レリーズワイヤが挿通され、かつ前記屈曲部分に結合された可撓チューブと、レリーズワイヤを巻取り、巻き戻しする巻取手段を備えることを特徴とするシートバックフレーム。 - 請求項1又は請求項2に記載のシートバックフレームであって、
撓み構造をバックフレームに装着した樹脂製の取付部材にその各自由端側を掛装して上記バックフレームの枠内に張架した構成としたことを特徴とするシートバックフレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP12033196A JP3774937B2 (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | シートバックフレーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP12033196A JP3774937B2 (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | シートバックフレーム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09299177A JPH09299177A (ja) | 1997-11-25 |
JP3774937B2 true JP3774937B2 (ja) | 2006-05-17 |
Family
ID=14783622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP12033196A Expired - Lifetime JP3774937B2 (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | シートバックフレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5387174B2 (ja) * | 2009-06-30 | 2014-01-15 | トヨタ紡織株式会社 | 車両用シート |
-
1996
- 1996-05-15 JP JP12033196A patent/JP3774937B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JPH09299177A (ja) | 1997-11-25 |
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