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JP6225650B2 - 椅子 - Google Patents

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JP6225650B2
JP6225650B2 JP2013234466A JP2013234466A JP6225650B2 JP 6225650 B2 JP6225650 B2 JP 6225650B2 JP 2013234466 A JP2013234466 A JP 2013234466A JP 2013234466 A JP2013234466 A JP 2013234466A JP 6225650 B2 JP6225650 B2 JP 6225650B2
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  • Chairs Characterized By Structure (AREA)

Description

本発明は、枠体に外装材を設けた座や背凭れを備える椅子に関するものである。
従来、着座者の座り心地を良くするために、背凭れにランバーサポート装置を備えた椅子が種々知られている(例えば、下記特許文献1を参照)。このランバーサポート装置は、左右の側枠を含む枠体間に外装材である張地を張り設けて形成された背凭れ面の後側に配されるもので、左の側枠に一端側が取り付けられるとともに右の側枠に他端側が取り付けられた単一の帯状の支持部材を主体に構成されている。そして、この支持部材の端部を側枠に設けられた複数の部位に係り止めすることにより、支持部材の撓み具合を変化することができるようになっている。このようなランバーサポート装置は、着座者の好みに合わせて支持部材の撓み具合を予め調整しておくことができ、着座者に快適な座り心地を提供し得るものである。
しかしながら、このような椅子を複数の着座者が使用する場合には、着座者の個々の体格の違いによりそれぞれ快適な支持部材の撓み具合が異なる場合がある。また、単一の着座者が使用する場合であっても、着座中に姿勢が変化するため、それぞれの状況において快適な支持部材の撓み具合は異なるという事情がある。
このような事情は、ランバーサポート装置が配される背凭れの腰部のみならず、着座者の荷重を受ける座や背凭れの腰部以外の部分においても同様に生じ得る。
特許第4127193号公報
本発明は、上述した事情に鑑みて、着座者の体格の違いや姿勢の変化にかかわらず、快適な座り心地を与えることができる椅子を提供することを目的とする。
本発明は、以上のような課題を解決するために、次のような構成を採用したものである。すなわち、本発明に係る椅子は、左右の側枠と、これら側枠間に架け渡された互いに隣接する複数の線条体と、少なくとも2つの線条体の張り具合を相反的に変化させる張設状態調整機構とを具備してなることを特徴とする。
前記線条体の具体的な一例としては、可撓変形可能なワイヤが好ましい。
少なくとも2つの線条体が、前記側枠内において相反的に張り具合が変化するように案内されているものが好ましい。
前記張設状態調整機構は、複数の線条体をループ状に連結した1本の線条素材により構成し、各線条体同士を前記側枠内において特定の線条体に加わる外力により他の線条体の張り具合が相反的に変化するように案内してなるものである。
前記張設状態調整機構の他の態様は、前記線条体の張り具合により作動する天秤の動きを利用して、特定の線条体に加わる外力により他の線条体の張り具合を相反的に変化させるものである。
前記張設状態調整機構の好適なさらに他の態様としては、各線条体の張り具合を個別に変更するものが挙げられる。
背凭れにランバーサポート装置を備えた椅子の場合には、前記ランバーサポート装置が、前記背凭れの左右の側枠と、前記線条体と、前記張設状態調整機構とを備えたものが好ましい。
前記左右の側枠の具体的な一態様としては、前記背凭れの側縁を構成する左右の側枠本体と、これら側枠本体に組み付けられ前記線条体を保持する左右の保持材とを備えたものが挙げられる。
前記線条体は、当該線条体の外周を個別に被覆する被覆部材により覆われたものが好ましい。
本発明は、以上のような構成であるから、着座者の体格の違いや姿勢の変化にかかわらず、快適な座り心地を与えることができる。
本発明の一実施形態に係る椅子の前側から見た斜視図。 同実施形態に係る椅子の右側面図。 同実施形態に係る椅子の背面図。 同実施形態に係る椅子の平面図。 同実施形態に係る椅子の張り部材を省略した分解斜視図。 同実施形態に係る椅子の要部を示す分解斜視図。 同実施形態に係る椅子の要部を示す分解斜視図。 図4のA−A線断面図。 図4のB−B線断面図。 図4のB−B線断面で示す作用説明図。 同実施形態のスライド案内機構を模式的に示す作用説明図。 同実施形態のスライド案内機構を模式的に示す作用説明図。 同実施形態に係る椅子の要部を示す分解斜視図。 同実施形態に係る椅子の要部を分解して示す正面図。 同実施形態に係る椅子の要部を拡大して示す背面図。 図15のC−C線断面図。 図15のD−D線断面図。 図15のE−E線断面図。 図2のF矢視図。 図3のG−G線断面図。 同実施形態に係る椅子の要部を示す分解斜視図。 図3のH−H線断面図。 図3のH−H線断面で示す作用説明図。 同実施形態に係るランバーサポート装置の要部を一部省略して示す斜視図。 同実施形態に係るランバーサポート装置の要部を一部省略して示す正面図。 同実施形態に係る肘掛けの要部を示す右側面図。 同実施形態に係る肘掛けの要部を示す背面図。 本発明の変形例にかかる側枠及び線条体を示す模式図。 本発明の他の変形例にかかる側枠及び線条体を示す模式図。 本発明のさらに他の変形例にかかる側枠及び線条体を示す模式図。 本発明のさらに他の変形例にかかる側枠及び線条体を示す模式図。 本発明のさらに他の変形例にかかる側枠及び線条体を示す模式図。
以下、本発明をシンクロチルト式の事務用回転椅子Cに適用した場合の一実施形態につき、図面を参照して説明する。
この椅子Cは、図1〜図4に示すように、椅子本体C1に肘掛け7を装着したものである。
前記椅子本体C1は、脚体1と、この脚体1の上部に支持され水平旋回可能な支持基部2と、この支持基部2に座フレーム3を介して支持された座4と、前記支持基部2に背フレーム5を介して後傾動作可能に支持された背凭れ6とを具備してなる。
<脚体>
前記脚体1は、図1〜図5に示すように、キャスタ13を有した脚羽根タイプの脚ベース11と、この脚ベース11の中心部に立設した脚支柱12とを具備してなる。前記脚支柱12は、ガススプリングを主体に構成された通常のもので、この脚支柱12の上端部に前記支持基部2が取り付けられている。
<支持基部>
前記支持基部2は、図2、図5、図6、図8〜図10及び図13に示すように、前記脚体1によって水平旋回可能かつ上下方向に昇降可能に支持されたもので、前記脚支柱12に装着されたハウジング21と、このハウジング21の両側壁211に貫装される背凭れ支持用の主軸22と、この主軸22まわりに回動可能に設けられ第1の回動端231に反力受け軸232を備えるとともに第2の回動端233に前記背フレーム取付用の取付部235を備えたブラケット23と、このブラケット23の反力受け軸232を付勢して前記背凭れ6の後傾動作に対して弾性反発力を発生させる傾動反力発生機構24とを具備してなる。
前記ハウジング21の両側壁211の前端部には、後述する前連結部材47を前後方向にスライド移動可能に支持するための長孔212が形成されている。
前記ブラケット23は、前記ハウジング21の両側にそれぞれ設けられた対をなす板状のブラケット本体234と、これら左右のブラケット本体234の第1の回動端231同士を連結する前記反力受け軸232と、前記各ブラケット本体234の第2の回動端233に外側方に延出させて設けられた前記取付部235とを備えたものである。前記取付部235には、ねじ孔236が形成されており、このねじ孔236に螺着された図示しないボルトにより当該ブラケット23に後述する背フレーム5の背支桿51が固定されている。
前記傾動反力発生機構24は、コイルスプリング241を用いて前記反力受け軸232に弾性反発力を付与し得るように構成されたものであるが、通常のものであるため詳細な説明を省略する。
<座フレーム>
前記座フレーム3は、図2及び図5〜図14に示すように、後端部33に後述する後連結部材46を保持し前記座4の全体を支持する座フレーム本体31と、この座フレーム本体31の前端部34に設けられ後述する前連結部材47を上下動可能に保持する座前傾ガイド32とを備えたものである。
前記座フレーム本体31は、合成樹脂により一体に成形されたもので、左右の側枠部35を有する枠状をなしている。座フレーム本体31の側枠部35の後端部33は、前記後連結部材46を保持する軸受部351を備えている。座フレーム本体31の前記側枠部35の前端部34は、前記座前傾ガイド32を取り付けるための取付部352を備えている。また、前記両側枠部35の中間部内側には、ガススプリング取付部353が設けられている。
前記座前傾ガイド32は、前記座フレーム本体31の側枠部35間に配されるガイド本体36と、このガイド本体36を前記側枠部35の取付部352に固定するための取付片37とを備えたもので、板金素材により一体に構成されている。前記ガイド本体36は、前記座フレーム本体31の側枠部35間に嵌挿されるもので、前記座フレーム本体31の側枠部35よりも上方に位置する天壁361と、この天壁361の両側縁から下方に垂下する側壁363とを備えている。前記天壁361の前縁には、下方に湾曲しながら延びるアーム受け部362が形成されている。前記両側壁363には、前記前連結部材47を上下方向に移動可能に保持するガイド用の長孔364が形成されている。前記取付片37は、前記両側壁363から外側方に延出させた板状のもので、この取付片37を図示しないビスにより前記座フレーム本体31の下面に取り付けている。
<座>
前記座4は、図1、図2、図4、図5及び図7〜図12に示すように、前記座フレーム3上に取り付けられたアウターシェル41と、このアウターシェル41上に設けられたインナーシェル421を有する座本体42とを備えたものである。前記アウターシェル41と前記インナーシェル421との間には、アウターシェル41に対してインナーシェル421を前後方向にスライド移動させるためのスライド案内機構43と、前記インナーシェル421を所望のスライド位置に移動させてロックするためのスライド位置決め機構44とが設けられている。
前記アウターシェル41は、上面側に着座者からの荷重を受け止める荷重受け面411を有したものである。この荷重受け面411は、後半領域に設定された座位基準点Tを中心にして形成されたもので、その座位基準点Tよりも前側に前方に向かって漸次上昇する傾斜部分412を備えている。この傾斜部分412を設けることによって、着座者の前方へのずれを抑制することができるとともに、着座時のフィット感を向上させることができるようにしてある。
なお、このアウターシェル41の下方に設けられた操作グリップS1は、反力調整用のもので、前記支持基部2内に設けられた前記傾動反力発生機構24のスプリング予圧を調整するようになっている。アウターシェル41の下面には、座4の高さ位置を調整するため高さ調整用のレバーS2と、前記背凭れ6を所望のロック位置でロックするための傾動ロック用のレバーS3と、前記スライド案内機構43を操作するためのスライド位置ロック用の押しボタンS4とが設けられている。また、アウターシェル41の前縁角部には、後述する座前傾手段45を操作するための前傾用のレバーS5が設けられている。
前記座本体42は、前記アウターシェル41上にスライド案内機構43を介して前後方向にスライド移動可能に配設されたインナーシェル421と、前記インナーシェル421上に配されたクッション422と、このクッション422及び前記インナーシェル421
の周縁部425下面をくるむ座表皮材423とを備えたものである。
前記インナーシェル421は、前記荷重受け面411に対応する部位に着座者からの荷重を前記荷重受け面411に担持させるための荷重伝達部分424を備えたものである。このインナーシェル421は、周縁近傍部に周縁部425側が高くなる段部426を備えたシェル状をなしており、弾性変形可能な合成樹脂により一体に成形されている。前記段部426に囲まれた領域は、前記アウターシェル41の前半領域に摺動可能に密接し得る前半シェル部分427と、前記アウターシェル41の後半領域に摺動可能に密接し得る後端シェル部分428と、この後端シェル部分428の前縁を前記前半シェル部分427の後縁に滑らかに連続させる中間シェル部分429とを主体にして構成されている。そして、前記中間シェル部分429に前記荷重伝達部分424が設けられている。
この荷重伝達部分424は、前記中間シェル部分429に前後方向に伸びる複数本のスリット420を、左右方向に間隔をあけて形成したものである。そして、無負荷状態においては、前記荷重伝達部分424の下面と前記荷重受け面411との間に空間P1が形成されている。この荷重伝達部分424は、前記スリット420の存在により、厚み方向に比較的容易に弾性変形し得るようになっている。すなわち、荷重伝達部分424は、着座者からの荷重を受けた場合に、下方に弾性変形して、前記アウターシェル41の荷重受け面411に当接するように構成されている。換言すれば、着座者からの荷重は、前記荷重伝達部分424を介して最終的に前記アウターシェル41の荷重受け面411によって受け止められるようにしてある。
そして、このインナーシェル421は、スライド案内機構43を介して前記アウターシェル41上に所定の範囲内で前後方向にスライド移動可能に配されている。その際、前記荷重受け面411の連動移行を伴うことなしに、当該座4の着座奥行寸法を変更することができるようになっている。すなわち、図11及び図12に模式的に示すように、このインナーシェル421をアウターシェル41に対してスライド移動させることによって、座4の着座奥行寸法を変更することができるが、前記荷重受け面411はアウターシェル41に設けられているため、前記インナーシェル421のスライド移動に連動して移動することはない。
前記スライド案内機構43は、前記インナーシェル421の複数個所に形成され前後方向に延びる案内スリット431と、これら各案内スリット431にそれぞれスライド自在に貫装され上端に前記インナーシェル421の上面に摺接する抜止頭部433を有した複数のスライダ432と、これら各スライダ432の下端部434を固定すべく前記アウターシェル41に設けられた複数のスライダ取付部435とを備えたものである。前記各スライダ432は、対応する前記案内スリット431に沿ってスライドし得る角柱状をなすものであり、下端が図示しないビスにより前記アウターシェル41に取り付けられている。
以上の構成をなすスライド案内機構43により案内されて前後方向にスライドするインナーシェル421は、前記スライド位置決め機構44により所望のスライド位置で位置決めしロックすることができるようになっている。
前記スライド位置決め機構44は、下ロック位置から上ロック解除位置までの間で昇降動作可能な操作部材441と、インナーシェル421のスライド移動に伴ってこの操作部材441に選択的に対応する複数の位置決め用の係合部443とを具備してなる。このスライド位置決め機構44は、前記操作部材441が前記下ロック位置に降下して対応する係合部443に係合した状態で前記インナーシェル421のスライド移動が禁止され、前記操作部材441が前記上ロック解除位置まで上昇した状態で前記係合部443との係合
が解除されて前記インナーシェル421のスライド移動が許容されるようにしたものである。前記操作部材441の操作端は、前記アウターシェル41の下面側に突出させてある。操作部材441の押しボタンS4を上方に操作することで、当該操作部材441を含む座4の主要部を前記アウターシェル41に対して移動させ、座4の着座奥行寸法を変更することができるようになっている。
前記クッション422は、例えばモールドウレタンの下面に不織布を貼設したものである。詳述すれば、このクッション422は、前記インナーシェル421の上面に載設されており、前記インナーシェル421の周縁部425とともに布等により作られた前記座表皮材423によりくるまれたものである。
以上説明した座4は、座前傾手段45を介して前記支持基部2に支持されている。
<座前傾手段>
前記座前傾手段45は、図5、図6、図9及び図10に示すように、支持基部2上に配された座4の全体をその後部を中心にして、図9において実線で示すとともに図10において太い二点鎖線で示す標準姿勢(A)から、図10において実線で示す前傾姿勢(B)までの間で傾動させるためのものである。この座前傾手段45は、前記座4の全体を支持する前記座フレーム3と、この座フレーム3の後端部33に設けられ前記支持基部2に前記背フレーム5を介して間接的に枢支された後連結部材46と、前記座フレーム3の前端部34に設けられ前記支持基部2の前端部に支持された前連結部材47と、この前連結部材47に対する前記座フレーム3の前端部34の位置を上下方向に変更して所望の位置でロックするロック機構48とを備えてなる。
前記後連結部材46は、前記座フレーム3の後端部33に設けられた軸受部351に保持された軸状のもので、その両端部が背フレーム5の軸受部513に枢着されている。
前記前連結部材47は、前記座フレーム3の座前傾ガイド32に設けられた長孔364に上下移動可能に保持された軸状のもので、前記支持基部2の長孔212に前後スライド可能に嵌挿されている。
前記ロック機構48は、一端491を前記座フレーム3に支持させ、その一端453に対する他端454の位置を変更可能なガススプリング451と、このガススプリング451の他端454の位置変化を前記座フレーム3の前端部34の前記前連結部材47に対する上下方向の位置変化に変換する動作変換部452とを備えたものである。
前記ガススプリング451は、ロック状態と伸縮可能な非ロック状態との間で切り替え可能なものである。
前記動作変換部452は、一端491を前記前連結部材47を介して支持基部2に前後移動可能に取り付けられた座前傾ベース49と、この座前傾ベース49の他端492に中間支点401を枢着し、一方の回動端402を前記座フレーム3に接続するとともに他方の回動端404を前記ガススプリング451に接続した座前傾調整アーム40とを備えたものである。
前記座前傾ベース49は、略水平に配された平板493の左右両側縁に垂下板495を設けたもので、前記垂下板495の前端に前記前連結部材47を保持する軸受部496が形成されている。また、前記平板493の後縁部に対をなす起立壁494が立設されており、これら起立壁494に座前傾調整アーム40の中間支点401が枢着されている。この座前傾ベース49の平板493の下面は、前記支持基部2上に前後摺動可能に支持され
ており、座前傾ベース49の下方への回動が禁止されている。なお、後述するシンクロロッキング機構Rの作用により、背凭れ6の後傾動作に連動して座4が沈み込み動作を行う際には、前記座前傾ベース49が前記前連結部材47とともに前後方向に移動するように構成されている。
前記座前傾調整アーム40は、前記起立壁494間に配設され得る幅寸法を備えたもので、前記起立壁494に枢着された中間支点401の位置で屈曲する側面視L字形をなしている。座前傾調整アーム40の一方の回動端402には、軸状突部403が設けられている。そして、この軸状突部403を前記座フレーム3の座前傾ガイド32のアーム受け部362に回動可能に枢支させている。座前傾調整アーム40の他方の回動端404には、軸孔405が形成されている。この回動端404は、前記軸孔405に挿通した連結軸406を介して前記ガススプリング451の他端492に枢着されている。
この実施形態においては、以上説明したように、前記座フレーム3に、前記ロック機構48の全ての構成部品を組み付けてユニット化している。
<背フレーム>
前記背フレーム5は、図2、図3、図5、図9、図10、図13〜図18、図22及び図23に示すように、立ち上がり部を有する側面視L字状をなすもので、ほぼ前後方向に水平に延びる左右の背支桿51と、これら背支桿51の後端に取り付けられ前記立ち上がり部を形成する左右の連結部材52と、前記左右の背支桿51を連結する横架材53とを備えている。換言すれば、背凭れ6を支持する背フレーム5は、脚体1上に設けられた支持基部2に支持されて後方に延びる左右の背支桿51と、これら背支桿51の後端から上方に延びる左右の前記連結部材52とを主体に構成されており、左右の背支桿51の上側に連結部材52をそれぞれ取り付け、それら連結部材52を介して背凭れ6の下端部を支持させている。
前記各背支桿51は、内側に開放されたもので、アルミダイキャストにより一体に形成されている。各背支桿51の基端部は、前記主軸22の端部に嵌合するボス部511を有するとともに、基端部近傍に前記ブラケット23の取付部235に図示しないボルトを用いて固定される中間リブ512を備えている。各背支桿51の中間部は、後連結部材46を枢着するための軸受部513を備えている。各背支桿51の先端部は、前記横架材53をビス止めするための取付台座514を有するとともに、上方に一体に延びる板状の連結部材取付突部515を備えている。左右の背支桿51は、そのボス部511を前記主軸22に嵌合させた状態で前記中間リブ512を前記ブラケット23の取付部235にビス止めすることにより、支持基部2に回動可能に取り付けられている。
前記連結部材52は、正面視において前記背凭れ6の左右両側縁間に収まる寸法形状のものである。各連結部材52は、背凭れ6と背支桿51との間に介在させたもので、前記背支桿51及び背凭れ6とはそれぞれ別体をなしている。各連結部材52は、対向する挟圧面541、551をそれぞれ備えた対をなす対面壁54、55を一体に備えたものである。すなわち、各連結部材52は、背凭れ6の下縁を支持する上の対面壁54と、この上の対面壁54の下方に配設された下の対面壁55と、これら両対面壁54、55の基端側を一体に結合する基端側結合壁56と、前記両対面壁54、55の先端部を除く前縁部同士を結合する奥側結合壁57とを備えたもので、アルミダイキャストにより一体に成形されている。
前記上の対面壁54の上面には、背凭れ6を取り付けるためのナット部545を有した背凭れ取付突部542を備えている。上の対面壁54には、基端側に設けられた後述する肘掛け7を取り付けるための第1取付ボルトB4との干渉を防止するための逃げ孔544
と、先端側に設けられた後述する肘掛け7を取り付けるためのナット部545とが設けられている。
前記下の対面壁55には、前記第1取付ボルトB4に対応するボルト挿通孔552と、前記ナット部545に螺着するための第2取付ボルトB5を挿通させるためのボルト挿通孔553とが設けられている。下の対面壁55には、連結部材取付突部515を挿入可能な開口部554が形成されている。
前記基端側結合壁56は、上下の対面壁54、55の基端を剛結するためのもので、左右の基端側結合壁56同士の内側面間には、前記左右の背支桿51の間に形成されている空間P3に連続する空間P2が形成されている。
前記奥側結合壁57は、前記下の対面壁55の開口部554に挿入した連結部材取付突部515を重ね合わせた状態で後方から挿入した図示しないボルトにより、当該連結部材取付突部515が連結部材52に止着されている。すなわち、前記奥側結合壁57には、ナット部571が設けられているとともに、前記連結部材取付突部515にはボルト挿通孔516が前記ナット部571に軸心を一致させて形成されている。そして、このボルト挿通孔516を通して前記ナット部571に螺着した前記ボルトにより前記連結部材52が背支桿51に固定されている。
前記各連結部材52の上下の対面壁54、55は、その先端側が自由端構造をなしており、部材の弾性変形を利用して前記挟圧面541、551同士を接近させ得るように構成されている。なお、少なくとも挟圧面541、551を有した対面壁54、55と奥側結合壁57とによって、後方に開放された取付領域58が形成されている。換言すれば、前記取付領域58は、背凭れ6を備えた椅子本体C1の背面に背凭れ6の下縁に沿って左右方向に延びるもので、オプション部材である肘掛け7を当該取付領域58に取り付けるようにしている。すなわち、この取付領域58は、椅子本体C1の特定部分を凹陥させて形成されたものであり、具体的には、背フレーム5の立ち上がり部である前記連結部材52に設けられたものである。
前記横架材53は、背支桿51の先端部同士を結合するためのもので、その両端が各背支桿51の取付台座514にボルトB6により止着されている。この横架材53と前記支持基部2との間には、前記空間P3に位置させて後傾ロック用のガススプリング50が配設されている。このガススプリング50は、ロック状態においては背フレーム5の後傾動作を所望の位置で固定する機能を有し、ロック解除状態においてはその弾性反発力により前記傾動反力発生機構24の付勢力を補助する機能を有している。
<背凭れ>
前記背凭れ6は、図1〜図5、図9、図10及び図13〜図27に示すように、いわゆる背枠と称される枠状の背支持部材61と、この背支持部材61に張り設けられ着座者の荷重を受けるメッシュ状の張り部材62と、前記背支持部材61に設けられたランバーサポート装置8とを備えたもので、前記背フレーム5の連結部材52上に取り付けられている。
前記背支持部材61は、少なくとも左右の側枠64と、この側枠64の上端部間に配される上枠66とを備えた門型をなすものである。具体的には、背支持部材61は、合成樹脂により一体に成型されたもので、左右の側枠64と、この側枠64の下端同士を結合する下枠65と、前記側枠64の上端同士を結合する上枠66とを備えている。
前記各側枠64は、前記背凭れ6の側縁を構成する側枠本体641a、642aと、こ
れら側枠本体641a、642a内に組み付けられ前記ランバーサポート装置8の一部を構成する保持材たるランバー支持部材81a、82aとを備えたものである。
前記側枠本体641a、642aは、第1の背面643を備えた前枠部を形成する第1のフレームと、この第1のフレームの後側に一体的に配され前記第1の背面643に隣接する第2の背面644を備えた後枠部を形成する第2のフレームとを備えている。第1の背面643と第2の背面644とは、上部646において互いに面一をなしているが、途中から下方に向かって漸次前後方向に離間するように形成されている。すなわち、第1の背面643に対して第2の背面644は下方に向かって漸次後方に位置するように設定されており、側枠本体641a、642a全体が、途中から前後方向の厚み寸法を漸次増大させるような形態をなしている。換言すれば、前枠部と後枠部とは、中央部が最も前方に張り出した着座者の腰付近に対応する突出部において前後方向に大きく離れており、この部分に配された前後方向に延びる壁によって前枠部と後枠部とがつながっている。そのため、側枠本体641a、642aは、着座者の腰に対応する部分の強度を高めることができるとともに、この部分にランバーサポート装置8を取り付けることができるように構成されている。詳述すれば、側枠本体641a、642aは、中央部より少し下が最も前方に張り出すとともに前記2つの背面643、644が最も離間した腰部645と、この腰部645から後方に傾斜しつつ上方に延びる上部646とを備えたもので、前後寸法が最も大きい腰部645にランバーサポート装置8を取り付けるためのランバー装置取付部が形成されており、前記腰部645のランバー装置取付部に前記ランバーサポート装置8が設けられている。
前記側枠本体641a、642aの腰部645は、底壁647b、648bと、左右の側壁647d、648dと、天壁647e、648eと、後壁647f、648fとを備えたもので、前方に開放された前記ランバー装置取付部たるランバー取付空間647a、648aを形成してなる。なお、正面視左側の側枠本体641aの左ランバー取付空間647aは、正面視右側の側枠本体642aの右ランバー取付空間648aよりも深い形状をなしている。また、前記左ランバー取付空間647aを形成する後壁647fの背面647gは、前記第1、第2の背面643、644よりも部分的に後方に突出している。左右の側枠本体641a、642aの底壁647b、648bには、前記連結部材52のナット部545に対応するボルト挿通孔647c、648cが形成されており、これらボルト挿通孔647c、648cを通して上側から前記ナット部545の上半部に螺着したボルトB7、B8により、背支持部材61を連結部材52に止着している。また、側枠64の前縁近傍部には、前記張り部材62の端縁を収容するための取付溝649が形成されている。なお、ランバー取付空間647a、648aに線条体83の端部831、834を直接支持するランバー支持部材81a、82aを含む後述するランバーサポート装置8を嵌め込んだ上でその前側に張り部材62を配し、側枠64の外周に形成された取付溝649に前側からまわり込んだ張り部材62の端部を押し込んで固定するようにしている。
前記下枠65は、左右方向中央に位置する中央部651と、この中央部651の両端から前方に漸次迫り出しつつ斜め上方に延びて前記側枠64の下端内側面に連続して一体化する左右の両端部652とを一体に備えたもので、前記左右の両端部652が前記左右の連結部材52に取り付けられている。詳述すれば、下枠65は、下方に開放された中空体状のもので、前構造壁653と、この前構造壁653の後側に設けられた後構造壁656と、この後構造壁656の後側に設けられた化粧壁658とを備えている。
前記前構造壁653は、前端側にボルトB1の頭部を通過可能な座ぐり孔を有した複数のボルト挿通孔654を備えている。そして、これらボルト挿通孔654に前側から挿入したボルトB1を前記連結部材52の背凭れ取付突部542のナット部543に螺着することにより、前記背支持部材61を前記連結部材52に固定している。すなわち、前記連
結部材52の背凭れ取付突部542は、前記下枠65の前構造壁653と後構造壁656との間に挿入され、この連結部材52の上面で前記前構造壁653の下端及び後構造壁656の下端を当接した状態で、前記背支持部材61が前記連結部材52に取り付けられている。この取付状態において、前記連結部材52の背面59と前記下枠65の後構造壁656の背面657とは、面一になるように設定されている。また、下枠65の後構造壁656の背面657は、前記側枠64の第1の背面643と面一に連続させてあり、化粧壁658の背面659は前記側枠64の第2の背面644と面一に連続させてある。なお、前記前構造壁653の下端部には、前記張り部材62の端縁を収容するための取付溝655が形成されている。
前記上枠66は、左右の側枠64の上端間を連結するもので、背支持部材61の上縁部の端縁667に前記張り部材62の縁を固定するための縁固定部である取付溝661が設けられている。上枠66は、前記取付溝661よりも前側に設けられ前記張り部材62をバックアップ可能で滑らかに取付溝661に導く裏当て曲面662と、前記取付溝661よりも後側に設けられオプション部材であるハンガーの取付部を着脱可能に取り付けるための溝663とを備えている。この溝663は、前記端縁667に沿って形成されたもので、中央から外側方に向かって漸次幅寸法を異ならせてある。具体的には、この溝663は、前側の内側面664と後側の内側面665との離間距離L1である幅寸法を、中央から左右両外側方に向かって漸次小さく設定したものである。後側の内側面665は、中央にオプション部材の取付部に形成された稜線に対応する稜線対応部分666を有した背面視扁平なV字状をなすように形成されている。
また、この背凭れ6は、図19及び図20に示すように、当該背支持部材61の端縁667が延びる方向から見た前記張り部材62の着座面側の視認縁部621と前記縁固定部に固定された固定側の視認縁部622との離間距離L2を部分的に異ならせたものである。具体的には、前記上枠66に固定された張り部材62の前記離間距離L2が、中央から外側方に向かって漸次小さくなるようにしたものである。すなわち、この実施形態においては、上枠66の端縁667に、当該端縁667が延びる方向に開口する取付溝661が形成されており、この取付溝661に張り部材62の縁を挿入して固定している。そして、この取付溝661に固定されている側の視認可能な縁を前記固定側の視認縁部622と称している。なお、「端縁667が延びる方向」とは、図2及び図20で示すように、上枠66の厚み方向中心線が延びる方向を意味しており、前記取付溝661もこの方向に沿って形成されている。そして、前記裏当て曲面662に案内されて着座面を形成している側の視認可能な縁を前記着座面側の視認縁部621と称している。
前記張り部材62は、着座者の荷重を受けるメッシュ状のものである。詳述すれば、張り部材62は、左右の縁を側枠64の取付溝642に挿入して固定し、下の縁を下枠65の取付溝655に挿入して固定し、上の縁を上枠66の取付溝661に挿入して固定することによって、枠状をなす背支持部材61に張設されている。
前記ランバーサポート装置8は、前記左右の側枠64と、これら側枠64間に架け渡された複数行の線条体83と、特定行の線条体83に加わる外力により他の行の線条体83の張り具合を相反的に変化させる張設状態調整機構84とを具備してなる。本実施形態では、複数の線条体83は互いに平行に配されており、「行」とは、左右方向に伸びている状態の各線条体83をカウントするために便宜的に用いているものである。
正面視左の側枠64は、前記側枠本体641aと、この側枠本体641aの左ランバー取付空間647a内に配設され前記線条体83を支持するランバー支持部材81aと、このランバー支持部材81aの前面側を覆うカバー81dとを備えたものである。そして、前記ランバー支持部材81aと前記カバー81dとは、前側から挿入したボルトB9によ
り、側枠本体641aの後壁647fから突設した取付ボス647hの先端に共締め状態で止着されている。このランバー支持部材81aと前記後壁647fとの間には、前記張設状態調整機構84の主要部が配設されている。前記ランバー支持部材81aは、前記複数行の線条体83の左側の端部831を摺動可能に支持しつつ後方に案内する複数本の屈曲案内部81bが設けられており、これら屈曲案内部81bの前面側は前記カバー81dにより塞がれている。
正面視右の側枠64は、前記側枠本体642aと、この側枠本体642aの右ランバー取付空間648a内に配設されるランバー支持部材82aと、このランバー支持部材82aの前面側を覆うカバー82dとを備えたものである。そして、前記ランバー支持部材82aと前記カバー82dとは、前側から挿入したボルトB10により、側枠本体642aの後壁648fに設けられた取付ボス648hの先端に共締め状態で止着されている。前記ランバー支持部材82aは、前記複数行の線条体83の右側の端部834を摺動可能に支持する複数本の直線案内部82bと、上下に隣接する直線案内部82bの外方端同士を滑らかに連続させる半円弧状をなす湾曲案内部82cとが設けられており、これら直線案内部82b及び湾曲案内部82cの前面側は前記カバー82dにより塞がれている。詳述すれば、このランバー支持部材82aは、正面視横向きU字状の溝状をなす湾曲案内部82cを上下方向3箇所に備えており、その中央の湾曲案内部82cでは、線条体83の右側の端部834が摺動不能となるように固定されている。すなわち、後述するように線条体83は1本のワイヤ素材により構成されているものの、その中間部において移動不能に固定されているため、例えば、特定の線条体83が元の状態に戻ることが困難になるほど側枠64間で撓んでしまう、という不具合の発生を抑制できるように構成されている。
前記線条体83は、可撓変形可能なワイヤ製のもので、複数行の線条体83は、1本のワイヤ素材により構成されている。すなわち、一番上の行の線条体83の左側の端部832と、一番下の行の線条体83の左側の端部833とを除いて、各行の線条体83は、ランバー取付空間647a、648a内において一体に連続している。換言すれば、1本のワイヤ素材により各行の線条体83と、隣接する線条体83の端部831、834同士を側枠64内において連結する連結線条部835とを構成している。各行の線条体83は、上下方向に延びる左右の側枠64の縦向き部間に、左右方向に平行に配されている。なお、この実施形態における各行の線条体83は、着座者の荷重を受ける張り部材62の近傍に位置されており、前記張り部材62に対して相対移動可能なものである。そして、各行の線条体83は、前記側枠64間に張設された状態で配されており、着座時に後方に変形した張り部材62と接触する。そのため、張り部材62の損傷を防ぐことを目的として、その外周が被覆部材836により個別に覆われている。
前記被覆部材836は、線条体83と別体をなし、前記線条体83の全周を覆うチューブ状のものである。具体的には、前記被覆部材836は、前記線条体83の全周を覆うメインチューブ837と、このメインチューブ837の両端部を含め前記線条体83の枠近接部分を覆う露出防止用のサブチューブ838とを備えたものである。
前記張設状態調整機構84は、差動的に複数行の線条体83の張力配分を変化させるもの、換言すれば、複数行の線条体83の相対的強弱を出すためのものであって、前記側枠本体641aに保持されて前記ランバー取付空間647a内に配設された支点部材841と、上下方向中央部をこの支点部材841に回動可能に支持されて前記ランバー取付空間647a内において前後方向に天秤動作し得る調整アーム842とを具備してなる。前記支点部材841及び調整アーム842は、前記ランバー支持部材81aと後壁647fとの間に配設されている。調整アーム842は、一端側が一方向に傾くと他端側が逆方向に傾くシーソー構造を有するものであり、ランバー支持部材81aに対して変位可能なものである。調整アーム842は、上下両端部に設けられた線条体83の端部を取り付けるた
めの端部取付部843と、中間に設けられワイヤ素材を滑らかに案内する複数の湾曲案内部844とを備えている。各湾曲案内部844は、調整アーム842の側面に形成された半円弧状の案内突部845を主体に構成されたもので、この案内突部845の突出端には、ワイヤ素材が外れるのを防止するための鍔846が一体に設けられている。
そして、前記左のランバー支持部材81aと右のランバー支持部材82aとの間に複数行の線条体83を上下に間隔をあけて並設し、隣接する各行の線条体83の左側の端部831同士を連結する左側の連結線条部835を前記屈曲案内部81bにより後方に案内して、調整アーム842の湾曲案内部844に摺動可能に支持させるとともに、隣接する各行の線条体83の右側の端部834同士を連結する右側の連結線条部835を前記右のランバー支持部材82aの湾曲案内部82cに摺動可能に支持させている。また、最も上の行の線条体83の左側の端部832は、前記屈曲案内部81bにより後方に案内して調整アーム842の上側の端部取付部843に回動可能に取り付けられている。そして、最も下の行の線条体83の左側の端部833は、前記屈曲案内部81bにより後方に案内して調整アーム842の下側の端部取付部843に回動可能に取り付けられている。
なお、このランバーサポート装置8は、前記各行の線条体83の平均張力を変更するための張力調整部85をも備えている。張力調整部85は、前記支点部材841の保持位置を前後方向に変更するためのもので、前記支点部材841にねじ孔851を設けるとともに、このねじ孔851に螺合させたねじ棒852を側枠本体641aの後壁647fに回転可能に貫設し、このねじ棒852の外方への貫通端にこのねじ棒852を回転操作するための操作グリップ853を設けたものである。なお、ねじ棒852の前端は、前記ランバー支持部材81aに回転可能に支持されている。
このようなランバーサポート装置8は、特定行の線条体83に加わる外力により、調整アーム842が適宜前後方向に回動し、他の行の線条体83の張り具合を相対的に変化させるようになっている。具体的には、例えば、上側の線条体83が後方に押されると、調整アーム842の上端側が前方に牽引されて回動し、すなわち、調整アーム842の回転軸である支点部材84を境にして上下で相対的に線条体83の張り具合が変更されて、調整アーム842の下端側に取付または保持されている他の行の線条体83の張り具合が強くなる。すなわち、調整アーム842が天秤動作することと、線条体83の端部831、834が側枠64内で摺動し線条体83の固着部の位置が移動することとが相俟って、各線条体83の張り具合が変化する。換言すれば、調整アーム842が特定の行の線条体83が受ける外力により回動動作することと、各行の線条体83が連結線条部835により連結されていることとが相俟って、各行の線条体83を差動的にその張り具合を変化させるように各部が構成されている。
また、操作グリップ853を回転操作して支点部材841の保持位置を前後方向に変更すると、全ての行の線条体83の張力が変化することになる。なお、前述したように各行の線条体83の張り具合が相反的に変化する場合には、前記各連結線条部835が対応する湾曲案内部82c、844に対して適宜摺動することとなる。
以上のように構成をなすランバーサポート装置8は、左右のランバー支持部材81a、82aと、ランバー支持部材81a、82aの後側に配される調整アーム842と、前記ランバー支持部材81a、82a及び調整アーム842に架け渡される線条体83と、操作グリップ853を除く張力調整部85とを備えたユニット86を具備しており、このユニット86を前記側枠本体641a、642aに前側から組み込むようにしている。張力調整部85のねじ棒852は、支点部材841に螺合させたねじ棒本体854と、このねじ棒本体854の後端に螺着される抜け止め鍔855とを備えてなる。そして、前記ユニット86を側枠本体641aに取り付ける際には、前記抜け止め鍔846を外した状態で
前記ねじ棒本体854を側枠本体641aの後壁647fに貫通させ、そのねじ棒本体854の貫通端部外周に操作グリップ853を装着した上で、その貫通端に抜け止め鍔855を螺着するようにしている。前記ランバー支持部材81a、82aは、ランバー取付空間647a、648aに収容された状態でカバー81d、82dとともに側枠本体641a、642aにビス止めされて固定される。すなわち、本実施形態では、前面に配されるカバー81d、82dを含めたランバーサポート装置8が左右の側枠64の側枠本体641a、642aに着脱可能なユニット構造となっており、前記側枠本体641a、642a内に配される係り止め部材であるランバー支持部材81a、82a及び調整アーム842に複数行の線条体83の端部831、834をまとめて係り止めするようにしている。
以上のような構成をなす背凭れ6と前述した座4とは、シンクロロッキング機構Rにより、一定の比率で傾動動作を行うようになっている。
<シンクロロッキング機構>
前記シンクロロッキング機構Rは、図9及び図10に示すように、前記座フレーム3に保持された前連結部材47を前記支持基部2に前後動可能に支持させるとともに、前記座フレーム3に保持された後連結部材46を前記背フレーム5に枢支させて、背凭れ6の後傾動作と座4の沈み込み動作とを連動させるようにしたものである。すなわち、シンクロロッキング機構Rは、座4を支持する座フレーム3の前端側を前記前連結部材47を介して支持基部2の前端部34に前後移動可能に連設するとともに、前記座フレーム3の後端側を前記後連結部材46を介して背フレーム5に枢支させたものである。具体的には、前記前連結部材47は、前記支持基部2の前端部に設けられた前後方向に延びる長孔212に前後摺動可能に保持されている。前記後連結部材46は、前述した座前傾手段45の回動支点を兼ねるもので、前記背フレーム5の背支桿51に設けられた軸受部513に回動可能にされている。
<肘掛け>
前記肘掛け7は、図1〜図5、図13〜図18、図22、図23、図26及び図27に示すように、前記椅子本体C1に着脱可能に取り付けられたオプション部材の1つであり、基端部73を前記椅子本体C1の連結部材52における取付領域58に取り付けた肘フレーム71と、この肘フレーム71の先端部75に設けられた肘掛け本体72とを備えたものである。
前記肘フレーム71は、前記背凭れ6の下縁に沿って延びる基端部73と、この基端部73に連続して設けられ前上方に向けて屈曲する中間屈曲部74と、この中間屈曲部74に連続して設けられ前上方に延びる先端部75とを備えたものである。前記先端部75の上端には、前記肘掛け本体72が設けられている。
前記肘掛け本体72は、前記肘フレーム71と一体に成形された肘受け721と、この肘受け721上に取り付けられた肘当て722とを備えたものである。前記肘受け721は、前記肘フレーム71と合成樹脂により一体に成形されている。
この肘掛け7の基端部に相当する前記肘フレーム71の基端部73は、前記連結部材52の凹陥した取付領域58に嵌合する形状をなしており、主として後側から前記取付領域58に嵌め込まれるようになっている。すなわち、肘フレーム71の基端部73は、前記連結部材52の上の対面壁54に密接またはごく近接する上面731と、前記下の対面壁55に密接またはごく近接する下面732と、前記基端側結合壁56に密接またはごく近接する基端面733と、前記連結部材52の背面59と面一となる背面734と、前記連結部材52の奥側結合壁57に対応する前面735とを備えたものである。この前面735は、前記ボルトの頭部に対面する内側領域76と、前記奥側結合壁57に当接する中間
領域77と、前記奥側結合壁57の外側縁572よりも外側に位置する外側領域78とを備えてなる。前記内側領域76と中間領域77との境界には、背支桿51の連結部材取付突部515の縁に係わり合う内側段部79が形成されている。また、前記中間領域77と外側領域78との境界には、前記奥側結合壁57の外側縁572に係わり合う外側段部70が形成されている。
この肘フレーム71の基端部73は、第1取付ボルトB4及び第2取付ボルトB5を用いて連結部材52に固定されている。詳述すれば、前記肘フレーム71の基端部73には、前記連結部材52のボルト挿通孔552及び逃げ孔544に軸心を合致させた第1のボルト挿通孔736と、前記連結部材52のボルト挿通孔553及びナット部545に軸心を合致させた第2のボルト挿通孔738とが設けられている。前記第1のボルト挿通孔736の途中には、埋設ナット737が配設されている。そして、連結部材52のボルト挿通孔552及び肘フレーム71の第1のボルト挿通孔736に下側から挿入した第1取付ボルトB4を前記埋設ナット737に螺合させて締め付けることにより、前記基端部73を前記連結部材52の下の対面壁55に密着させ固定している。なお、第1取付ボルトB4の前記埋設ナット737を通過した先端は、前記上の対面壁54に設けた逃げ孔544内に挿入されている。また、連結部材52のボルト挿通孔553及び肘フレーム71の第2のボルト挿通孔738に下側から挿入した第2取付ボルトB5を前記連結部材52の上の対面壁54に設けられたナット部545の下半部に螺合させて締め付けることにより、前記基端部73を前記連結部材52の上下の対面壁54、55に密着させ固定している。換言すれば、前記基端部73は、締め付け部材である第2取付ボルトB5の緊締力により上の対面壁54の挟圧面541と下の対面壁55の挟圧面551とにより上下から挟圧され固定されている。すなわち、上下の対面壁54、55の奥側結合壁57に支持されていない先端部分は、片持ち支持構造をなしている。そのため、この上下の対面壁54、55の先端部分同士を第2取付ボルトB5により弾性変形させ、挟圧面541、551同士を接近させることによって前記基端部73が前記連結部材52に強固に固定されている。
なお、椅子本体C1に肘掛け7が取り付けられない場合には、肘掛け7に代えてオプション部材の1つであるカバー7aが取り付けられる。このカバー7aは、図26及び図27に示すように、前記椅子本体C1の連結部材52における取付領域58に取り付けられるもので、前記背凭れ6の下縁に沿って延びている。すなわち、カバー7aは、前述した肘掛け7の基端部73と同じ形状をなすものであり、前記連結部材52の凹陥した取付領域58に嵌合する形状をなし、このカバー7aを椅子本体C1に取り付けた状態で、連結部材52の上下の対面壁54、55の先端縁とカバー7aの外側縁とが一致するように構成されている。
以上説明したように、本実施形態の椅子Cは、左右の側枠64と、これら側枠64間に架け渡された互いに隣接する複数の線条体83と、少なくとも2つの線条体83の張り具合を相反的に変化させる張設状態調整機構84とを具備してなる。このようなものであるため、着座者の体格の違いや姿勢の変化にかかわらず、常に着座面を着座者にフィットさせることができ、快適な座り心地を与えることができる。
特に、線条体83が、可撓変形可能なワイヤであるので、着座者の体格の違いや姿勢の変化に細かく対応できる。
少なくとも2つの線条体83が、前記側枠64内において相反的に張り具合が変化するように案内されているので、特定の線条体83と他の線条体83との張り具合の調整を比較的簡単な構造で実現できる。特に、本実施形態では、一番上の線条体83の左側の端部832と一番下の線条体83の左側の端部833を除いて全ての行の線条体83が側枠64内において連結されているので、1本の線条素材で構成することができる。
前記張設状態調整機構84が、前記線条体83の張り具合により作動する天秤の動きを利用して、特定の線条体83に加わる外力により他の線条体83の張り具合を相反的に変化させるものであるので、特定の線条体83と他の線条体83との張り具合の調整を比較的簡単な構造で実現できる。
特に、本実施形態では、背凭れ6にランバーサポート装置8を備えた椅子Cであって、前記ランバーサポート装置8が、前記背凭れ6の左右の側枠64と、前記線条体83と、前記張設状態調整機構84とを備えたものであるので、着座者の姿勢変化が生じやすい腰部645を着座者の姿勢に柔軟にフィットさせることができる。すなわち、背凭れ6のうち、側面視最も前方に突出したランバーサポートの取付け位置に前記線条体83が配されているので、着座者の荷重を受けて各行の線条体83の張り具合を相対的に変化させやすい。
また、前記左右の側枠64が、前記背凭れ6の側縁を構成する左右の側枠本体641a、642aと、これら側枠本体641a、642a内に組み付けられ前記線条体83を保持する左右のランバー支持部材81a、82aとを備えたものであるので、ランバー支持部材81a、82aと線条体83とをユニット化しておいて、後で側枠本体641a、642aに取り付けることができる。したがって、比較的とりまわしの大変な線条体83を先にランバー支持部材81a、82aに架け渡しておけば、組み立て作業の効率化を図ることができる。特に、本実施形態のランバー支持部材81a、82aは、前方に開放する側枠本体641a、642aのランバー取付空間647a、648a内にカバー81d、82dで蓋着された状態で配されているので、隣接する線条体83の端部831、834の連結部分である連結線条部835に外部から容易にアクセスできなくなっている。そのため、側枠64内での案内状態を一定の状態に保つことができる。
さらに、本実施形態の線条体83は、当該線条体83の外周を個別に被覆する被覆部材836により覆われたものであるので、着座時に張り部材62が後方に変形して張り部材62と線条体83とが接触しても、被覆部材836により張り部材62の損傷を防ぐことができる。
また、本実施形態のランバーサポート装置8は、前記各行の線条体83全体の平均的な張力を変える張力調整部85、具体的にはシーソー動作する調整アーム842の前後方向の位置移動機構をさらに備えている。そのため、調整アーム842の位置を移動させることによって線条体83全体の撓み変化量を変化させることができ、着座荷重の移動に伴って受動的に動く張設状態調整機構84と相俟って、快適な座り心地を与えることができる。
なお、本発明は以上に述べた実施形態に限られない。
上述した実施形態では、張設状態調整機構が、前記線条体の張り具合により作動する天秤の動きを利用して、特定の線条体に加わる外力により他の線条体の張り具合を相反的に変化させるものであったが、天秤の回動方向は前後方向に限らず種々変更可能である。例えば、図28に模式的に示すように、各線条体の端部が連結されており、左右方向に回動するものであってもよい。以下、図28〜図32では、符号X1は側枠を示し、符号X2は線条体を示している。
また、天秤を用いることなく、張設状態調整機構が、複数行の線条体をループ状に連結した1本の線条素材により構成し、各行の線条体同士を前記側枠内において相反的に張り具合が変化するように案内してなるものであってもよい。すなわち、複数の線条体がつな
がった環状のものであれば、特定の線条体の張り具合に連動して他の線条体の張り具合を相対変化させることができる。具体的な一例としては、図29に模式的に示すように、各線条体の全てをループ状に連結したものや、図30に模式的に示すように、複数の線条体をそれぞれ複数のグループに分けて、各グループの線条体をそれぞれループ状に連結したもの等が考えられる。なお、このような1本の線条素材と前述した天秤動作を併用してもよい。
さらに、前記張設状態調整機構は、各線条体X2の張り具合を個別に変更するものであってもよい。このような一例としては、図31に模式的に示すように、各線条体X2の端部が連結されていないものであって、一方側の端部に設けられ回転軸を中心として屈曲形状をなす側枠X1が天秤動作するとともに、他方側の端部に、各線条体X2の張り具合を個別に変更するための張設状態調整機構を備えたものが挙げられる。このような張設状態調整機構の具体的な一態様としては、側枠X1に設けられた雌ねじ孔X3と、線条体X2の端部に設けられ前記雌ねじ孔X3に進退動作可能に螺合される雄ねじ部X4とを備えたものが好ましい。また、他の一例としては、図32に模式的に示すように、各線条体X2の端部が連結されていないものであって、一方側の端部に設けられた直線状をなす側枠X1が天秤動作するとともに、他方側の端部に、各線条体X2の張り具合を個別に変更するための張設状態調整機構を備えたものが挙げられる。本変形例においても、図31のものに準じた張設状態調整機構を採用している。このようなものであれば、張設状態調整機構の働きにより、すなわち、着座する前もしくは着座中に、雄ねじ部X4の雌ねじ孔X3への螺合度合いを変更することによって左右の側枠X1間に露出する線条体X2の長さ寸法を変更し、各線条体X2の張り具合を個別に変更することができる。なお、図31及び図32において、左右両側の側枠X1を天秤動作させるようなものであってもよいし、天秤を用いないものであってもよい。
また、図示していないが、張設状態調整機構が、複数の線条体をループ状に連結した1本の線条素材により構成し、かつ、これら線条体が架け渡される天秤の動きを利用するものや、複数の線条体を1本の線条素材により構成し、線条体の端部を巻き取り/解放させることにより線条体の長さを調節可能な巻取り解放機構を備えたもの、または、複数の各線条体が端部で連結されていないものであって、特定の線条体に加わる外力により他の線条体の張り具合を個別に変更するアクチュエータを線条体の端部に備えたもの等であってもよい。また、天秤動作は、平面的な動きに限られず、3次元的な動きをするものであってもよい。
本発明は、背凭れのランバーサポート装置以外に適用されるものであってもよいのはもちろんである。すなわち、着座者の荷重を受ける座や背凭れの腰部以外の部分に適用してもよい。座に適用する場合には、前後方向に延びる左右の側枠と、これら側枠間に架け渡された複数の線条体と、張設状態調整機構とを備えたものであればよく、背凭れを有していないものであってもよい。このようなものであれば、各着座者の体格の違いや着座者の姿勢の変化に応じて、座を着座者の臀部や大腿部にフィットさせることができる。背凭れの腰部以外の部分、具体的には背凭れの上部に適用する場合には、上下方向に延びる左右の側枠と、これら側枠間に架け渡された複数の線条体と、張設状態調整機構とを備えたものであればよい。このようなものであれば、各着座者の体格の違いや着座者の姿勢の変化に応じて、背凭れを着座者の背中にフィットさせることができる。また、背凭れの全面、すなわち上下方向全体に本発明を適用してもよいのはもちろんである。
線条体は、可撓変形可能なより線であるワイヤ以外にも種々変更可能であり、例えば、より線でないピアノ線等が適用できる。なお、線条体は、被覆部材により覆われていないものであってもよいが、本実施形態のように張り部材の背面側に線条体が位置する場合には、張り部材と線条体とが擦れることによる張り部材の破損を防止するために被覆部材を
設けているものが好ましい。
線条体の配される数は、上述した6つに限られず種々変更可能である。また、各線条体は一定の間隔で配されるものに限られず、例えば、姿勢変化が生じやすい部分の密度を大きく設定する等してもよい。さらに、各線条体は、平行に配されるものに限られず、ねじれの関係をもって配されるものであってもよい。
また、少なくとも2つの線条体が、前記側枠内において相反的に張り具合が変化するように案内されていればよく、案内の方法は、上述した実施形態のように側枠に設けた溝を利用するものの他、側枠の厚み方向に突出する突部を利用するもの等種々変更可能である。
上述した実施形態では、各側枠が、側枠本体と、これら側枠本体内にそれぞれ組み付けられる保持材であるランバー支持部材とを備えていたが、背凭れや座の外装材を直接支持する側枠に直接線条体を架け渡すようなものであってもよい。しかしながら、本実施形態のようなランバー支持部材を備えたものであれば、とりまわしの比較的難しい線条体をランバー支持部材に予め架け渡した状態でユニット化し、側枠間に組み付けることができるため、組み立て作業を効率的に行うことが可能となるという効果が得られる。
さらに、左右の保持材は、側枠本体内に組み付けられるものには限られず、側枠本体の外部、例えば、側枠本体の内側に取り付けられるものであってもよい。
また、側枠間に架け渡された線条体よりも着座面側には、上述したような着座荷重を受けて伸縮する張り部材を、当該線条体と空間を介して設けたものの他、ウレタン等のクッションの表面を張地で覆った外装材を、当該線条体とクッションの裏面とを接触させた状態で設けたもの等であってもよい。
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変更してよい。
C…椅子
6…背凭れ
64…側枠
641a、642a…側枠本体
8…ランバーサポート装置
81a、82a…ランバー支持部材(保持材)
83…線条体
84…張設状態調整機構

Claims (8)

  1. 左右の側枠と、これら側枠間に架け渡された互いに隣接する複数の線条体と、少なくとも2つの線条体の張り具合を相反的に変化させる張設状態調整機構とを具備してなるものであり、
    前記張設状態調整機構が、複数の線条体をループ状に連結した1本の線条素材により構成し、各線条体同士を前記側枠内において特定の線条体に加わる外力により他の線条体の張り具合が相反的に変化するように案内してなることを特徴とする椅子。
  2. 左右の側枠と、これら側枠間に架け渡された互いに隣接する複数の線条体と、少なくとも2つの線条体の張り具合を相反的に変化させる張設状態調整機構とを具備してなるものであり、
    前記張設状態調整機構が、前記線条体の張り具合により作動する天秤の動きを利用して、特定の線条体に加わる外力により他の線条体の張り具合を相反的に変化させるものであることを特徴とする椅子。
  3. 前記線条体が、可撓変形可能なワイヤである請求項1又は2記載の椅子。
  4. 少なくとも2つの線条体が、前記側枠内において相反的に張り具合が変化するように案内されている請求項1、2または記載の椅子。
  5. 前記張設状態調整機構が、各線条体の張り具合を個別に変更するものである請求項1、2、3または4記載の椅子。
  6. 背凭れにランバーサポート装置を備えた椅子であって、前記ランバーサポート装置が、前記背凭れの左右の側枠と、前記線条体と、前記張設状態調整機構とを備えたものである請求項1、2、3、4または5記載の椅子。
  7. 前記左右の側枠が、前記背凭れの側縁を構成する左右の側枠本体と、これら側枠本体に組み付けられ前記線条体を保持する左右の保持材とを備えたものである請求項記載の椅子。
  8. 前記線条体が、当該線条体の外周を個別に被覆する被覆部材により覆われたものである請求項1、2、3、4、5、6または7記載の椅子。
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