JP2015003576A - 乗物用シート - Google Patents
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Abstract
【課題】着座感を満たしつつクッション性を長期間保持するとともに、重量の増加を抑制可能な乗物用シートを提供すること。
【解決手段】クッションフレーム20と、少なくともその一部がクッションフレーム20の上方に配置されるパッドと、前後に掛け渡すように配置されておりパッドを下方から支えるパッド支持部材6と、を有する乗物用シートであって、パッド支持部材6は、金属製のワイヤで弾性変形可能に形成された前側弾性変形部62と、前側弾性変形部62よりも後方に配置され金属製のワイヤで弾性変形可能に形成された後側弾性変形部63と、前側弾性変形部62と後側弾性変形部63の双方と接続される樹脂製の板状体として構成される中間受け部61と、を備えている構成とする。
【選択図】図3
【解決手段】クッションフレーム20と、少なくともその一部がクッションフレーム20の上方に配置されるパッドと、前後に掛け渡すように配置されておりパッドを下方から支えるパッド支持部材6と、を有する乗物用シートであって、パッド支持部材6は、金属製のワイヤで弾性変形可能に形成された前側弾性変形部62と、前側弾性変形部62よりも後方に配置され金属製のワイヤで弾性変形可能に形成された後側弾性変形部63と、前側弾性変形部62と後側弾性変形部63の双方と接続される樹脂製の板状体として構成される中間受け部61と、を備えている構成とする。
【選択図】図3
Description
本発明は、乗物用シートに関する。詳しくは、乗物用シートのクッションフレームに関する。
従来から、乗物用シートのシートクッションにパッドなどを支持する支持部材を設けることが広く知られている。例えば、フレームに掛け渡された板状のクッションパンによりパッドを支持することが知られている。当該構成の場合、クッションパン自体にはクッション性が無く、クッション性はパッドにより確保されている。しかしながら、パッドは長期間使用されると、圧縮された状態から回復することが困難になるため、クッション性が劣化しやすい。つまり、クッション性を長期間保つという点に関しては改善の余地があった。
また、フレームに掛け渡したスプリングによりパッドを支持することも知られている。当該構成であると、クッション性はパッド及びスプリングにより保たれる。そのため、クッション性という点においては良いが、着座したときにしっかりと固定されている感じを受けることができにくく、いわゆる着座感については改善の余地があった。
また、板状体とスプリングを併せて使用する技術が特許文献1に記載されている。具体的には、特許文献1には、スプリングの上にクリップ止めした板状体にソケットを設けることで車載電源網の配線に寄与することができる技術が記載されている。特許文献1が開示しようとしている技術の観点とは異なるが、このような形態であれば着座感とクッション性を両立させることが可能となることが予想される。
また、フレームに掛け渡したスプリングによりパッドを支持することも知られている。当該構成であると、クッション性はパッド及びスプリングにより保たれる。そのため、クッション性という点においては良いが、着座したときにしっかりと固定されている感じを受けることができにくく、いわゆる着座感については改善の余地があった。
また、板状体とスプリングを併せて使用する技術が特許文献1に記載されている。具体的には、特許文献1には、スプリングの上にクリップ止めした板状体にソケットを設けることで車載電源網の配線に寄与することができる技術が記載されている。特許文献1が開示しようとしている技術の観点とは異なるが、このような形態であれば着座感とクッション性を両立させることが可能となることが予想される。
しかしながら、特許文献1に記載された技術にも、なお改良の余地がある。特許文献1に記載の技術においては、成形された線からなるスプリングの上に板状体を載置する構成であるため、板状体が載置されている部分においては、スプリングの重量も板状体の重量も加算されることが不可避なものであり、重量という点においては改善すべき点があった。
本発明は、上記した点に鑑みて創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、着座感を満たしつつクッション性を長期間保持するとともに、重量の増加を抑制可能な乗物用シートを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は次の手段をとる。
先ず、第1の発明は、クッションフレームと、少なくともその一部がクッションフレームの上方に配置されるパッドと、前後に掛け渡すように配置されておりパッドを下方から支えるパッド支持部材と、を有する乗物用シートであって、パッド支持部材は、金属製のワイヤで弾性変形可能に形成された前側弾性変形部と、前側弾性変形部よりも後方に配置され金属製のワイヤで弾性変形可能に形成された後側弾性変形部と、前側弾性変形部と後側弾性変形部の双方と接続される樹脂製の板状体として構成される中間受け部と、を備えていることを特徴とする。
先ず、第1の発明は、クッションフレームと、少なくともその一部がクッションフレームの上方に配置されるパッドと、前後に掛け渡すように配置されておりパッドを下方から支えるパッド支持部材と、を有する乗物用シートであって、パッド支持部材は、金属製のワイヤで弾性変形可能に形成された前側弾性変形部と、前側弾性変形部よりも後方に配置され金属製のワイヤで弾性変形可能に形成された後側弾性変形部と、前側弾性変形部と後側弾性変形部の双方と接続される樹脂製の板状体として構成される中間受け部と、を備えていることを特徴とする。
この第1の発明によれば、クッションフレームと、少なくともその一部がクッションフレームの上方に配置されるパッドと、前後に掛け渡すように配置されておりパッドを下方から支えるパッド支持部材と、を有する乗物用シートに関し、パッド支持部材は、金属製のワイヤで弾性変形可能に形成された前側弾性変形部と、前側弾性変形部よりも後方に配置され金属製のワイヤで弾性変形可能に形成された後側弾性変形部と、前側弾性変形部と後側弾性変形部の双方と接続される樹脂製の板状体として構成される中間受け部と、を備えている。このため、着座感を満たしつつクッション性を長期間保持するとともに、重量の増加を抑制することが可能となる。
第2の発明は、第1の発明において、パッド支持部材は、前側弾性変形部と後側弾性変形部がクッションフレームと係合するように掛け渡されており、前側弾性変形部と後側弾性変形部はクッションフレームに対して中間受け部を吊り下げる役割を担うことを特徴とする。
この第2の発明によれば、パッド支持部材は、前側弾性変形部と後側弾性変形部がクッションフレームと係合するように掛け渡されており、前側弾性変形部と後側弾性変形部はクッションフレームに対して中間受け部を吊り下げる役割を担う。そのため、前側弾性変形部と中間受け部と後側弾性変形部が水平方向に面を形成するように並列配置されているような状態と異なり、中間受け部が下方に変位しやすい。したがって、着座による荷重を受けても中間受け部が変形することを抑制することが可能となる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、中間受け部には、保持部材を取り付け可能な保持部材取り付け孔を備えていることを特徴とする。
この第3の発明によれば、中間受け部には、クランプなどの保持部材を取り付け可能な保持部材取り付け孔を備えているため、保持部材を取り付けることにより、ワイヤーハーネスなどの電気配線を掛け渡すことが可能となる。
本発明によれば、着座感を満たしつつクッション性を長期間保持するとともに、重量の増加を抑制可能な乗物用シートを提供することが可能となる。
以下に、本発明を実施するための形態について、適宜図面を用いながら説明する。
なお、本明細書における前後方向、上下方向、左右方向などの方向は、図1に示したXが前方向、Yが左方向、Zが上方向と規定される。例えば、通常、乗員が着座した際に視界に入るほうが前方で、視界に入らない後頭部側が後方となる。
本実施の形態の乗物用シート1は、車両に用いられる乗物用シート1であり、運転席又は助手席となるフロントシートである。また、当該乗物用シート1は、図示しないヘッドレストと、乗員の背凭れ部となるシートバック3と、着座面を形成するシートクッション2を備えている。シートバック3とシートクッション2は、主として金属で構成されたフレームを骨格として使用している。シートクッション2のフレームであるクッションフレーム20は、シートバック3のフレームであるバックフレーム30に対して接続される構成である。
なお、本明細書における前後方向、上下方向、左右方向などの方向は、図1に示したXが前方向、Yが左方向、Zが上方向と規定される。例えば、通常、乗員が着座した際に視界に入るほうが前方で、視界に入らない後頭部側が後方となる。
本実施の形態の乗物用シート1は、車両に用いられる乗物用シート1であり、運転席又は助手席となるフロントシートである。また、当該乗物用シート1は、図示しないヘッドレストと、乗員の背凭れ部となるシートバック3と、着座面を形成するシートクッション2を備えている。シートバック3とシートクッション2は、主として金属で構成されたフレームを骨格として使用している。シートクッション2のフレームであるクッションフレーム20は、シートバック3のフレームであるバックフレーム30に対して接続される構成である。
シートクッション2のフレームであるクッションフレーム20は、その左右位置において前後方向に延びるロアアーム21を有している。当該ロアアーム21は、その後側において略円筒形状のリアロッド23が回動可能に接続されている。また、その前側において略円筒形状のフロントロッド22が回動可能に接続されている。また、ロアアーム21の前側部にはフロントパネル25が接続されており、ロアアーム21の後端にはプレート部材であるリクライニングプレート24が接続されている。このようにフロントロッド22やロアアーム21やリアロッド23などが接続されることによりクッションフレーム20が形成されている(図1参照)。また、クッションフレーム20は、床面Fに対して前後及び上下に移動可能な構成となっている。
なお、リクライニングプレート24は、バックフレーム30と回動可能に接続されている。そして、リクライニングプレート24とバックフレーム30とがなす角度を設定するために使用されるリクライナー(図示せず)も設けられている。
クッションフレーム20の上方には、少なくともパッド(図示せず)の一部が配置されている。当該パッドは表皮(図示せず)によって圧迫された状態でフレームに固定されている。
本実施の形態の乗物用シート1には、パッドを支持するパッド支持部材6をクッションフレーム20とは別に備えている。また、当該パッド支持部材6は、ロアアーム21に回動可能に支持されているフロントロッド22とリアロッド23に掛け渡すように、配置している。
なお、リクライニングプレート24は、バックフレーム30と回動可能に接続されている。そして、リクライニングプレート24とバックフレーム30とがなす角度を設定するために使用されるリクライナー(図示せず)も設けられている。
クッションフレーム20の上方には、少なくともパッド(図示せず)の一部が配置されている。当該パッドは表皮(図示せず)によって圧迫された状態でフレームに固定されている。
本実施の形態の乗物用シート1には、パッドを支持するパッド支持部材6をクッションフレーム20とは別に備えている。また、当該パッド支持部材6は、ロアアーム21に回動可能に支持されているフロントロッド22とリアロッド23に掛け渡すように、配置している。
次に、パッド支持部材6について説明する。
パッド支持部材6はパッドなどを介して着座者の着座面周囲を支持する部位であり、前後に掛け渡すように配置されている。つまり、パッド支持部材6に対して前後方向に張力が働くように固定配置されている。
パッド支持部材6は前側の部分を構成する前側弾性変形部62と、後側の部分を構成する後側弾性変形部63と、前側弾性変形部62と後側弾性変形部63の間の部分を構成する中間受け部61と、を備えている。なお、前側弾性変形部62と後側弾性変形部63とは、その撓み方が異なるものを採用している。
パッド支持部材6のうち、主に着座者の臀部の真下に位置することになる中間受け部61は、樹脂で構成された板状体である。当該中間受け部61は着座者からの荷重を受けても、自身の形態を保持可能な剛性を持つものである。中間受け部61の形状は、図2に示すように平たい板を前後2箇所で折り曲げたような形状であり、その中央に位置する中央樹脂部位611は、主として着座者の坐骨周りを支持することになる部分である。当該中央樹脂部位611は、略水平に配置される部位である。なお、中央樹脂部位611には通気可能なように、円形状の通気孔部77を設けている。
フロントロッド22とリアロッド23との間において、やや下方の位置に中央樹脂部位611が配置されることを可能とするため、中間受け部61には中央樹脂部位611から前方向に傾斜するように延びる前側樹脂部位612と中央樹脂部位611から後方向に傾斜するように延びる後側樹脂部位613とを備えている。
前側樹脂部位612は、前側弾性変形部62と接続されており、後側樹脂部位613は後側弾性変形部63と接続されている。
パッド支持部材6はパッドなどを介して着座者の着座面周囲を支持する部位であり、前後に掛け渡すように配置されている。つまり、パッド支持部材6に対して前後方向に張力が働くように固定配置されている。
パッド支持部材6は前側の部分を構成する前側弾性変形部62と、後側の部分を構成する後側弾性変形部63と、前側弾性変形部62と後側弾性変形部63の間の部分を構成する中間受け部61と、を備えている。なお、前側弾性変形部62と後側弾性変形部63とは、その撓み方が異なるものを採用している。
パッド支持部材6のうち、主に着座者の臀部の真下に位置することになる中間受け部61は、樹脂で構成された板状体である。当該中間受け部61は着座者からの荷重を受けても、自身の形態を保持可能な剛性を持つものである。中間受け部61の形状は、図2に示すように平たい板を前後2箇所で折り曲げたような形状であり、その中央に位置する中央樹脂部位611は、主として着座者の坐骨周りを支持することになる部分である。当該中央樹脂部位611は、略水平に配置される部位である。なお、中央樹脂部位611には通気可能なように、円形状の通気孔部77を設けている。
フロントロッド22とリアロッド23との間において、やや下方の位置に中央樹脂部位611が配置されることを可能とするため、中間受け部61には中央樹脂部位611から前方向に傾斜するように延びる前側樹脂部位612と中央樹脂部位611から後方向に傾斜するように延びる後側樹脂部位613とを備えている。
前側樹脂部位612は、前側弾性変形部62と接続されており、後側樹脂部位613は後側弾性変形部63と接続されている。
本実施の形態においては、図2に示すように、棒状の金属製のワイヤを二つ用いて、前側弾性変形部62を構成している。
前側弾性変形部62は、弾性力のある面状の部位を有するように、棒状のワイヤを折り曲げて形成している。具体的には、棒状のワイヤを蛇行させることでパッドを面で受けることが可能な形態としている。
棒状のワイヤの一端及び他端には、フロントロッド22と係合可能な部位である前側係合曲げ部位621を備えている。前側係合曲げ部位621は、略弧を描くようにフック状に形成されており、フロントロッド22に対して周方向に沿うように係合可能とした構成である。
棒状のワイヤにおける中央部分の部位が前側樹脂部位612と接続される構成である。この前側樹脂部位612と接続される部位と前側係合曲げ部位621との間に、弾性力のある面状の部位を形成している。
なお、本実施の形態においては、棒状のワイヤと前側樹脂部位612との接続は、一体成形を行うことにより達成している。接続手段はこれだけに限らず、棒状のワイヤを樹脂部材に嵌め合わせるなど、係合による接続とすることも可能である。
前側弾性変形部62は、弾性力のある面状の部位を有するように、棒状のワイヤを折り曲げて形成している。具体的には、棒状のワイヤを蛇行させることでパッドを面で受けることが可能な形態としている。
棒状のワイヤの一端及び他端には、フロントロッド22と係合可能な部位である前側係合曲げ部位621を備えている。前側係合曲げ部位621は、略弧を描くようにフック状に形成されており、フロントロッド22に対して周方向に沿うように係合可能とした構成である。
棒状のワイヤにおける中央部分の部位が前側樹脂部位612と接続される構成である。この前側樹脂部位612と接続される部位と前側係合曲げ部位621との間に、弾性力のある面状の部位を形成している。
なお、本実施の形態においては、棒状のワイヤと前側樹脂部位612との接続は、一体成形を行うことにより達成している。接続手段はこれだけに限らず、棒状のワイヤを樹脂部材に嵌め合わせるなど、係合による接続とすることも可能である。
図2に示すように、本実施の形態においては、金属製の環状のワイヤを二つ用いて、後側弾性変形部63を構成している。
後側弾性変形部63は、弾性力のある面状の部位を有するように、環状のワイヤを折り曲げて形成している。具体的には、環状のワイヤの一部を蛇行させることでパッドを面で受けることが可能な形態としている。
環状のワイヤの一端側には、リアロッド23と係合可能な部位である後側係合曲げ部位631を備えている。後側係合曲げ部位631は、略弧を描くようにフック状に形成されており、リアロッド23に対して周方向に沿うように係合可能とした構成である。
環状のワイヤにおける他端側の部位が後側樹脂部位613と接続される構成である。この後側樹脂部位613と接続される部位と後側係合曲げ部位631との間に、弾性力のある面状の部位を形成している。
本実施の形態においては、環状のワイヤと後側樹脂部位613との接続は、一体成形を行うことにより達成している。接続手段はこれだけに限らず、環状のワイヤを樹脂部材に嵌め合わせるなど、係合による接続とすることも可能である。
後側弾性変形部63は、弾性力のある面状の部位を有するように、環状のワイヤを折り曲げて形成している。具体的には、環状のワイヤの一部を蛇行させることでパッドを面で受けることが可能な形態としている。
環状のワイヤの一端側には、リアロッド23と係合可能な部位である後側係合曲げ部位631を備えている。後側係合曲げ部位631は、略弧を描くようにフック状に形成されており、リアロッド23に対して周方向に沿うように係合可能とした構成である。
環状のワイヤにおける他端側の部位が後側樹脂部位613と接続される構成である。この後側樹脂部位613と接続される部位と後側係合曲げ部位631との間に、弾性力のある面状の部位を形成している。
本実施の形態においては、環状のワイヤと後側樹脂部位613との接続は、一体成形を行うことにより達成している。接続手段はこれだけに限らず、環状のワイヤを樹脂部材に嵌め合わせるなど、係合による接続とすることも可能である。
パッド支持部材6には、図示しない保持部材を取り付け可能な保持部材取り付け孔91を備えている。当該保持部材取り付け孔91は、パッドと接触する面に設けた凹部の一部に穿設した貫通孔として形成されている(図2参照)。当該保持部材取り付け孔91に対して保持部材が挿入されて、固定可能とされている。保持部材取り付け孔91は、凹部の一部に穿設した貫通孔により形成されていることから、保持部材が取り付けられた状態においても凹部内に保持部材の頭部を収めることが可能となる。そのため、パッドと保持部材との接触を抑制することが可能となる。
また、本実施の形態のパッド支持部材6においては、前後及び左右方向に複数の保持部材取り付け孔91を備えている。当該保持部材取り付け孔91に設けられた保持部材により、電気配線に使用されるワイヤーハーネスなどを固定することが可能であり、配索ルートを定めることが可能となる。
特に、本実施の形態においては、乗員が着座してもほとんど変形しないほどの剛性を有する中間受け部61であるため、当該保持部材間においては、保持部材間の長さと当該部分に配索されるワイヤーハーネスの長さを略同一とすることが可能である。これは、中間受け部61の変形に起因してワイヤーハーネスが引っ張られる事態が発生することを抑制することが可能だからである。
また、本実施の形態のパッド支持部材6においては、前後及び左右方向に複数の保持部材取り付け孔91を備えている。当該保持部材取り付け孔91に設けられた保持部材により、電気配線に使用されるワイヤーハーネスなどを固定することが可能であり、配索ルートを定めることが可能となる。
特に、本実施の形態においては、乗員が着座してもほとんど変形しないほどの剛性を有する中間受け部61であるため、当該保持部材間においては、保持部材間の長さと当該部分に配索されるワイヤーハーネスの長さを略同一とすることが可能である。これは、中間受け部61の変形に起因してワイヤーハーネスが引っ張られる事態が発生することを抑制することが可能だからである。
本実施の形態においては、図2に示すパッド支持部材6に対して、図3に示すように前側摺接部材71と後側摺接部材72とを付設する。
前側摺接部材71は、前側係合曲げ部位621が係止することを可能とするために前側係止部位711を備えている。前側係止部位711は前側係合曲げ部位621を嵌め合わせて固定することが可能な前側係止溝を備えた構成である。前側係止部位711とフロントロッド22とが接する面積を抑制するために、前側係止部位711の裏面には、フロントロッド22の周方向に沿わせた複数の突部を設けており、当該複数の突部により摺接面を形成している。
また、前側係止部位711同士の左右方向の間隔を保持するために前側間隔保持部位712を設けている。前側間隔保持部材712はフロントロッド22の周に沿うように、断面視弧状の形状としている。
前側摺接部材71は、前側係合曲げ部位621が係止することを可能とするために前側係止部位711を備えている。前側係止部位711は前側係合曲げ部位621を嵌め合わせて固定することが可能な前側係止溝を備えた構成である。前側係止部位711とフロントロッド22とが接する面積を抑制するために、前側係止部位711の裏面には、フロントロッド22の周方向に沿わせた複数の突部を設けており、当該複数の突部により摺接面を形成している。
また、前側係止部位711同士の左右方向の間隔を保持するために前側間隔保持部位712を設けている。前側間隔保持部材712はフロントロッド22の周に沿うように、断面視弧状の形状としている。
後側摺接部材72は、後側係合曲げ部位631が係止することを可能とするために後側係止部位721を備えている。後側係止部位721は後側係合曲げ部位631を嵌め合わせて固定することが可能な後側係止溝を備えた構成である。後側係止部位721とリアロッド23とが接する面積を抑制するために、後側係止部位721の裏面には、リアロッド23の周方向に沿わせた複数の突部を設けており、当該複数の突部により摺接面を形成している。
また、後側係止部位721同士の左右方向の間隔を保持するために後側間隔保持部位722を設けている。後側間隔保持部材722はリアロッド23の周に沿うように、断面視弧状の形状としている。
当該後側摺接部材72を、リアロッド23に嵌めあわせる位置を定めるために、リアロッド23には二つの位置決め突部79を設けている(図3参照)。位置決め突部79は、後側摺接部材72の左右方向の位置を定めることになるので、パッド支持部材6全体の左右方向の位置を定めることになる。
また、後側係止部位721同士の左右方向の間隔を保持するために後側間隔保持部位722を設けている。後側間隔保持部材722はリアロッド23の周に沿うように、断面視弧状の形状としている。
当該後側摺接部材72を、リアロッド23に嵌めあわせる位置を定めるために、リアロッド23には二つの位置決め突部79を設けている(図3参照)。位置決め突部79は、後側摺接部材72の左右方向の位置を定めることになるので、パッド支持部材6全体の左右方向の位置を定めることになる。
次に、乗物用シート1にパッド支持部材6を組み込む工程、及び、パッド支持部材6上にパッドを配置する工程を説明する。
パッド支持部材6に前側摺接部材71と後側摺接部材72を取り付ける。また、パッド支持部材6に図示しない保持部材を取り付け、保持部材に対し、電気配線であるワイヤーハーネスを取り付ける。ワイヤーハーネスは、シートクッション2の前後方向の長さと同程度のものであり、その両端が他の電気部品と接続されていないものである。
この状態のパッド支持部材6について前側摺接部材71をフロントロッド22に取り付け、後側摺接部材72をリアロッド23に取り付けることで、前側摺接部材71及び後側摺接部材72を介してパッド支持部材6をシートクッション2の一部として組み込む。
この状態においては、パッド支持部材6は、前側弾性変形部62と後側弾性変形部63がクッションフレーム20と係合するように掛け渡されることになる。また、中間受け部61が底面を形成し、前側弾性変形部62と後側弾性変形部63が側面を形成するような構成となるため、前側弾性変形部62と後側弾性変形部63は、クッションフレーム20に対して中間受け部61を吊り下げる役割を担うことになる。
パッド支持部材6が取り付けられたクッションフレーム20に対して、その上方にパッドを配置する。パッドは上面側を表皮で覆われた状態で締め付けるように固定される。
なお、ワイヤーハーネスの両端は他の電気部品などに接続させることにより、通電可能な状態とする。
パッド支持部材6に前側摺接部材71と後側摺接部材72を取り付ける。また、パッド支持部材6に図示しない保持部材を取り付け、保持部材に対し、電気配線であるワイヤーハーネスを取り付ける。ワイヤーハーネスは、シートクッション2の前後方向の長さと同程度のものであり、その両端が他の電気部品と接続されていないものである。
この状態のパッド支持部材6について前側摺接部材71をフロントロッド22に取り付け、後側摺接部材72をリアロッド23に取り付けることで、前側摺接部材71及び後側摺接部材72を介してパッド支持部材6をシートクッション2の一部として組み込む。
この状態においては、パッド支持部材6は、前側弾性変形部62と後側弾性変形部63がクッションフレーム20と係合するように掛け渡されることになる。また、中間受け部61が底面を形成し、前側弾性変形部62と後側弾性変形部63が側面を形成するような構成となるため、前側弾性変形部62と後側弾性変形部63は、クッションフレーム20に対して中間受け部61を吊り下げる役割を担うことになる。
パッド支持部材6が取り付けられたクッションフレーム20に対して、その上方にパッドを配置する。パッドは上面側を表皮で覆われた状態で締め付けるように固定される。
なお、ワイヤーハーネスの両端は他の電気部品などに接続させることにより、通電可能な状態とする。
本実施の形態の乗物用シート1であると、着座感の確保とクッション性の保持と重量の軽減を達成することが可能となる。特に、前側弾性変形部62及び後側弾性変形部63は金属性のワイヤであるため、部材の体積を増やさずに、適切な剛性を保つことが可能である。また、しっかりとした支持面として形成する板状体が樹脂製であるため、軽量化が図られる。したがって、適切な剛性を保ちつつ軽量化を図ることが可能となる。
また、パッド支持部材6がフロントロッド22とリアロッド23に掛け渡すように、配置されていることから、中間受け部61を前後方向に長く形成することが可能となる。そのため、着座者の坐骨位置の下方に中間受け部61が位置することになり易い。したがって、着座位置の個人差があっても、着座感の良さを感じやすくなる。
また、前側弾性変形部62が形成するパッドの支持面は後方になるほど下がるように緩やかに傾斜しているため、前側弾性変形部62により着座者の大腿部周りを適切に支持することが可能である。
また、中間受け部61が前後方向で支えられているため、支えるための部材が中間受け部61の左右方向に配設されていない。したがって、中間受け部61の左右幅方向を大きくすることが可能となり、着座者を適切に支持することがしやすくなる。
また、剛性度の高いパッド支持部材6に付設した保持部材により電気配線を保持する形態を採用しているため、保持部材間の電気配線を撓ませて配索する必要性が無く、シート下部が有効に利用できる。また、電気配線が床面に擦れて損傷することを抑制することも可能である。
また、シートクッション2の真下に配索する電気配線について、乗物用シートを乗物に設置する前に予め配索しておくことが可能であるため、電気配線の配索を容易にすることが可能である。また、電気配線を配索するタイミングの自由度を高めることも可能である。
また、フロントロッド22及びリアロッド23の周方向にパッド支持部材6を沿わせるように係合させる構成としていることから、その周方向に摺動可能である。例えば、乗員が着座した際にパッド支持部材6の中間受け部61が下方に押し下げられた際にも、パッド支持部材6がフロントロッド22及びリアロッド23との係合状態を保ったまま摺動可能である。そのため、係合部分が無理に折り曲げられる状態となることが無く、過度な負荷がかかることを抑制することが可能となる。また、回動するフロントロッド22及びリアロッド23に対して係合させることが可能であり、パッド支持部材6を支持するために新たな部材を設けなくとも設置が可能である。
また、前側弾性変形部62及び後側弾性変形部63が弾性変形することにより、クッション性をもたらすため、パッドを比較的薄くすることも可能である。
また、通常の着座による荷重では中間受け部61が撓まないため、中間受け部61の下方のスペースを有効に利用することが可能である。
なお、板状体の中間受け部61の前側に配設する前側弾性変形部62と、板状体の中間受け部61の後側に配設する後側弾性変形部63とが別体で形成されている構成であるため、板状体の前側や後側の弾性力を調整することが比較的容易に行える。つまり、板状体の中間受け部61の後側が沈み込みやすい態様や、板状体の中間受け部61の前側が沈み込みやすい態様などにすることが比較的容易に行える。
また、パッド支持部材6がフロントロッド22とリアロッド23に掛け渡すように、配置されていることから、中間受け部61を前後方向に長く形成することが可能となる。そのため、着座者の坐骨位置の下方に中間受け部61が位置することになり易い。したがって、着座位置の個人差があっても、着座感の良さを感じやすくなる。
また、前側弾性変形部62が形成するパッドの支持面は後方になるほど下がるように緩やかに傾斜しているため、前側弾性変形部62により着座者の大腿部周りを適切に支持することが可能である。
また、中間受け部61が前後方向で支えられているため、支えるための部材が中間受け部61の左右方向に配設されていない。したがって、中間受け部61の左右幅方向を大きくすることが可能となり、着座者を適切に支持することがしやすくなる。
また、剛性度の高いパッド支持部材6に付設した保持部材により電気配線を保持する形態を採用しているため、保持部材間の電気配線を撓ませて配索する必要性が無く、シート下部が有効に利用できる。また、電気配線が床面に擦れて損傷することを抑制することも可能である。
また、シートクッション2の真下に配索する電気配線について、乗物用シートを乗物に設置する前に予め配索しておくことが可能であるため、電気配線の配索を容易にすることが可能である。また、電気配線を配索するタイミングの自由度を高めることも可能である。
また、フロントロッド22及びリアロッド23の周方向にパッド支持部材6を沿わせるように係合させる構成としていることから、その周方向に摺動可能である。例えば、乗員が着座した際にパッド支持部材6の中間受け部61が下方に押し下げられた際にも、パッド支持部材6がフロントロッド22及びリアロッド23との係合状態を保ったまま摺動可能である。そのため、係合部分が無理に折り曲げられる状態となることが無く、過度な負荷がかかることを抑制することが可能となる。また、回動するフロントロッド22及びリアロッド23に対して係合させることが可能であり、パッド支持部材6を支持するために新たな部材を設けなくとも設置が可能である。
また、前側弾性変形部62及び後側弾性変形部63が弾性変形することにより、クッション性をもたらすため、パッドを比較的薄くすることも可能である。
また、通常の着座による荷重では中間受け部61が撓まないため、中間受け部61の下方のスペースを有効に利用することが可能である。
なお、板状体の中間受け部61の前側に配設する前側弾性変形部62と、板状体の中間受け部61の後側に配設する後側弾性変形部63とが別体で形成されている構成であるため、板状体の前側や後側の弾性力を調整することが比較的容易に行える。つまり、板状体の中間受け部61の後側が沈み込みやすい態様や、板状体の中間受け部61の前側が沈み込みやすい態様などにすることが比較的容易に行える。
以上、1つの実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態のほか、その他各種の形態で実施可能なものである。
例えば、実施の形態においては、前側弾性変形部をフロントロッドに係合させているが、フロントパネルに係合させることやその他の部位に係号させることも可能である。
また、後側弾性変形部をリアロッドに係合させる構成とせずに、後側弾性変形部を支持するためだけの部材に対して係合させる構成とすることも可能である。
また、実施の形態においては、パッド支持部材の裏面に電気配線を施しているが、パッド支持部材の裏面に電気配線を配索しないものとしてもよい。その際、保持部材取り付け孔には何も取り付けないようにすることも可能であるし、保持部材取り付け孔を塞ぐための部材を取り付けることも可能である。更には、保持部材取り付け孔を設けない構成とすることも可能である。
また、本実施の形態においては、中間受け部における中央樹脂部位と、前側樹脂部位又は後側樹脂部位とがなす相対角度は固定化されているものであるが、相対角度が変化しやすいように境界部分を屈曲可能に構成することも可能である。また、中間受け部は全体を平らなプレート形状とすることも可能である。
また、本実施の形態においては、フロントロッドやリアロッドが回動可能な形態であるが、回動しない形態とすることも可能である。
本実施の形態における金属製のワイヤに関し、環状のものを棒状にすることや、棒状のものを環状とすることも可能である。また、前後2つずつ配設するに限らず、1つ若しくは3つ以上とすることも可能であるし、前側に配置した金属製のワイヤの数と、後側に配置した金属製のワイヤの数を異なるものとすることも可能である。
また、乗物としては、車両であることに限らず、飛行機やヘリコプターなど空中を飛行する乗物や、船舶や潜水艇など海面や海中などを移動する乗物としてもよい。
例えば、実施の形態においては、前側弾性変形部をフロントロッドに係合させているが、フロントパネルに係合させることやその他の部位に係号させることも可能である。
また、後側弾性変形部をリアロッドに係合させる構成とせずに、後側弾性変形部を支持するためだけの部材に対して係合させる構成とすることも可能である。
また、実施の形態においては、パッド支持部材の裏面に電気配線を施しているが、パッド支持部材の裏面に電気配線を配索しないものとしてもよい。その際、保持部材取り付け孔には何も取り付けないようにすることも可能であるし、保持部材取り付け孔を塞ぐための部材を取り付けることも可能である。更には、保持部材取り付け孔を設けない構成とすることも可能である。
また、本実施の形態においては、中間受け部における中央樹脂部位と、前側樹脂部位又は後側樹脂部位とがなす相対角度は固定化されているものであるが、相対角度が変化しやすいように境界部分を屈曲可能に構成することも可能である。また、中間受け部は全体を平らなプレート形状とすることも可能である。
また、本実施の形態においては、フロントロッドやリアロッドが回動可能な形態であるが、回動しない形態とすることも可能である。
本実施の形態における金属製のワイヤに関し、環状のものを棒状にすることや、棒状のものを環状とすることも可能である。また、前後2つずつ配設するに限らず、1つ若しくは3つ以上とすることも可能であるし、前側に配置した金属製のワイヤの数と、後側に配置した金属製のワイヤの数を異なるものとすることも可能である。
また、乗物としては、車両であることに限らず、飛行機やヘリコプターなど空中を飛行する乗物や、船舶や潜水艇など海面や海中などを移動する乗物としてもよい。
1 乗物用シート
2 シートクッション
3 シートバック
6 パッド支持部材
20 クッションフレーム
21 ロアアーム
22 フロントロッド
23 リアロッド
61 中間受け部
62 前側弾性変形部
63 後側弾性変形部
91 保持部材取り付け孔
2 シートクッション
3 シートバック
6 パッド支持部材
20 クッションフレーム
21 ロアアーム
22 フロントロッド
23 リアロッド
61 中間受け部
62 前側弾性変形部
63 後側弾性変形部
91 保持部材取り付け孔
Claims (3)
- クッションフレームと、少なくともその一部がクッションフレームの上方に配置されるパッドと、前後に掛け渡すように配置されておりパッドを下方から支えるパッド支持部材と、を有する乗物用シートであって、
パッド支持部材は、金属製のワイヤで弾性変形可能に形成された前側弾性変形部と、前側弾性変形部よりも後方に配置され金属製のワイヤで弾性変形可能に形成された後側弾性変形部と、前側弾性変形部と後側弾性変形部の双方と接続される樹脂製の板状体として構成される中間受け部と、を備えていることを特徴とする乗物用シート。 - 請求項1に記載の乗物用シートであって、
パッド支持部材は、前側弾性変形部と後側弾性変形部がクッションフレームと係合するように掛け渡されており、前側弾性変形部と後側弾性変形部はクッションフレームに対して中間受け部を吊り下げる役割を担うことを特徴とする乗物用シート。 - 請求項1又は2に記載の乗物用シートであって、
中間受け部には、保持部材を取り付け可能な保持部材取り付け孔を備えていることを特徴とする乗物用シート。
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- 2013-06-20 JP JP2013129140A patent/JP2015003576A/ja active Pending
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