JP3667652B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、リテーナを備えたコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のコネクタの一例として、いわゆるサイドリテーナタイプと称するものが知られている。このものは、キャビティを設けたハウジングの側面側からリテーナを差し込んで端子金具の被係止部に係止するものであり、通常は端子金具のキャビティへの挿抜を許容すべく後退した仮係止位置と、端子金具に係止すべく前進した本係止位置とにそれぞれ保持できる構造となっている。
ここで、このサイドリテーナタイプのものでは、リテーナが仮係止位置にあるときには、リテーナの差込方向の後端がハウジングの側面から突出し、本係止位置に至るとリテーナの差込方向後端面とハウジングの側面とが面一状になることで、作業者がハウジングを手にした感触によって容易にリテーナの位置検知を行えるようにしている。
なお、このようなコネクタが特許第2627357号に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、例えば雌側の防水コネクタのように、キャビティの形成された端子収容部の回りがフード部で囲まれたような形状のコネクタにおいて、その端子収容部に上記のようなサイドタイプのリテーナを装着する場合には、リテーナがフード部の内側に引っ込んだ位置に配されることになる。このため、リテーナの位置検知については、リテーナの差込方向手前側端面が端子収容部の側面に対して面一になったか否かを前方から目視することで判別していた。
しかしながら、リテーナと端子収容部とが面一かどうかの位置関係は、リテーナを目視する角度が正規の角度から僅かでも傾くと、正確に視認できなくなってしまうため、リテーナの正確な位置検知を行うのが困難であった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、リテーナの位置検知を正確に行うことができるコネクタを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、端子金具が挿入可能とされるコネクタハウジングには、その側方から前記端子金具の挿入方向と交差する向きに沿って差し込まれて、正規位置に達したところで端子金具に係止されるリテーナが備えられているものにおいて、前記コネクタハウジングには、外部へ開口する開口部が設けられるとともに、前記リテーナには、リテーナが前記正規位置に達したときに始めて前記開口部に臨んで外部から視認可能とされる検知部が設けられており、前記リテーナは、合成樹脂製とされるとともに差込方向奥側部分が二股状に形成された基部を備え、この基部の二股部分には、前記コネクタハウジング側の保持凸部に係止されることでリテーナを保持可能な保持凹部が設けられるのに加えて、前記検知部が設けられている構成としたところに特徴を有する。
【0005】
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記コネクタハウジングが、前記端子金具を収容するとともに前記リテーナが装着される端子収容部と、この端子収容部の外側を取り囲むフード部とを備えているものにおいて、前記リテーナが前記端子収容部に対して前記正規位置に至る前では、リテーナの差込方向手前側端部が端子収容部から外側へ突出して配され、リテーナが正規位置に達すると、前記リテーナの差込方向手前側端部が端子収容部内に収容されるとともに、前記検知部が前記開口部に臨んで配されるところに特徴を有する。
【0006】
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記検知部には、前記コネクタハウジングにおける前記開口部の周縁部分とは異なる色が配色されているところに特徴を有する。
【0007】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
検知部が開口部に臨んで外部から視認できるか否かによってリテーナの取付位置を正確に検知することができる。
【0008】
<請求項2の発明>
リテーナの差込方向手前側端部が端子収容部内に収容されたか、検知部が開口部に臨んだかによってリテーナの取付位置を検知できる。検知部と、リテーナの差込方向手前側端部との2箇所を目視することで、より正確なリテーナの位置検知を期することができる。
【0009】
<請求項3の発明>
検知部を目視により確認し易くなるから、一層正確なリテーナの位置検知を行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図1ないし図16によって説明する。この実施形態では、防水機能を備えた雌コネクタを示す。この雌コネクタは、大まかには、図3に示すように、端子金具13を収容可能なハウジング本体10に対して、前方からは防水用のゴムリング30と端子金具13を支持するための保持部材50とが組み付けられ、側方からは端子金具13に係止してその抜け止めを図るためのリテーナ40が組み付けられて構成される。なお、以下では、上下方向については、図3、図5、図8、図10、図13及び図15以外の各図面を基準とし、前後方向については特に断らない限りハウジング本体10に対する端子金具13の挿入方向を前方として説明する。また、この実施形態では、ハウジング本体10に保持部材50を組み付けたものが特許請求の範囲に記載したコネクタハウジングに相当している。
【0011】
ハウジング本体10は、合成樹脂製とされ、図3及び図4に示すように、後方から端子金具13が挿入されるキャビティ19を幅方向に5室並べて備えた端子収容部11と、この端子収容部11を取り囲むフード部12とを備えている。端子金具13は、箱形の接続部14と、電線Wの端末に圧着接続されるバレル部15とを前後に備えており、電線Wの被覆端部に嵌着されたゴム栓16がバレル部15によってかしめ固定されている。キャビティ19は、前半部分が端子金具13の接続部14に合わせて略角形に形成される一方、後半部分がゴム栓16に合わせて円形に形成されることでゴム栓16がキャビティ19の内周面に密着してキャビティ19内を防水できるようになっている。各キャビティ19の前部上面側からは片持ち状のランス20が端子金具13の挿入方向に沿って延出して設けられていて、このランス20はキャビティ19内に挿入される端子金具13によって上方の撓み空間21内へ一旦弾性変形された後、端子金具13が正規深さに至ると弾性復帰して接続部14の上面に突設された被係止部17に係止されるようになっている。このとき端子金具13は、その前端部を端子収容部11から前方へ突き出した状態で収容される。なお、この端子金具13の突出部分(前端部)については後に詳しく説明する保持部材50によって支持される(図9参照)。
【0012】
隣り合う各キャビティ19の前半部分を仕切る隔壁22には、ランス20の根元位置から前方へ開放する切欠部23がそれぞれ設けられている。この切欠部23は、図1に示すように、隔壁22の上部をその高さ寸法の半分強にわたって(隔壁22の上端位置からランス20の下端部よりも下方位置まで)開放して形成されている。各切欠部23の奥端面からは、ランス20の図1の左側面に対して全長にわたって連結される解除操作片24が突設されており、この解除操作片24を治具などによって押圧操作することで、ランス20を強制的に撓み変形させて、端子金具13に対するランス20の係止状態を解除できるようになっている。この解除操作片24の幅寸法は、切欠部23の幅寸法の半分程度となっている。切欠部23のうち解除操作片24とその図1の左隣のランス20との間の空間には、後に詳しく説明する保持部材50の仕切り壁60が前方から挿入可能とされている。切欠部23の上下面には、仕切り壁60が嵌合可能とされる略V字型の位置決め溝25が凹んで形成され、この位置決め溝25は仕切り壁60の挿入方向に沿って真っ直ぐに延出して形成されている。また、上記隔壁22の幅寸法は、キャビティ19の前半部分の幅寸法よりも僅かに小さい程度の大きさとされている。
【0013】
端子収容部11におけるランス20のやや後方位置には、図3及び図4に示すように、幅方向に沿って端子収容部11を貫通するリテーナ取付孔26が各キャビティ19に連通して形成されている。このリテーナ取付孔26内には、キャビティ19内に突出して端子金具13に係止されるリテーナ40が側方から取付可能とされている。リテーナ取付孔26の孔縁のうち、リテーナ40の差込方向奥側には、図5に示すように、リテーナ40を保持するための保持凸部27が前後に一対対向して設けられている。また、保持凸部27よりもリテーナ40の差込方向奥側には、保持凸部27の奥端面を成形するための型抜き孔28が前方へ開放して形成されている。端子収容部11の上下面には、図4に示すように、保持部材50を保持するための一対の保持溝部29が幅方向に沿って側方へ開放して形成されている。また、端子収容部11の前端面には、保持部材50の取り付け動作を案内するためのテーパ面が上下に一対ずつ設けられている。
【0014】
フード部12は、端子収容部11の後部周面から径方向に張り出す連結部分を介して端子収容部11と連結されるとともに、前方へ開放する略角筒状に形成されている。このフード部12と端子収容部11との間には、前方から相手側の雄コネクタ(図示せず)が嵌合可能とされており、端子収容部11の外周面に嵌着されるゴムリング30が端子収容部11と上記雄コネクタとの間に狭まれた状態で両者に密着することで、両コネクタ間の防水が図られるようになっている。フード部12の上部における幅方向の中央には、雄コネクタを嵌合状態に保持するためのロックアーム31が設けられている。ロックアーム31は、その後端部が一対の支持アーム32によって端子収容部11に連結されるとともに、図5に示すように、両側縁部がフード部12と部分的に連結されることで支持されて上下方向に弾性変形可能とされている。フード部12における図5の右側部には、リテーナ40を挿通可能なリテーナ挿通孔33が側方に開口して設けられている。図2に示すように、このリテーナ挿通孔33を介して端子収容部11のリテーナ取付孔26と、保持溝部29とが側方外部へ露出しており、これらリテーナ挿通孔33、リテーナ取付孔26及び保持溝部29は、ハウジング本体10の成形時に同じ金型によって成形されている。また、フード部12の両側部及び下部は、図1に示すように、それぞれ部分的に外方へ膨出して形成されることで、雄コネクタの嵌合動作を案内するためのガイド溝部34が3つ設けられている。
【0015】
リテーナ40は、合成樹脂製とされるとともにゴムリング30とは異なる色に着色されており、リテーナ取付孔26内に差し込まれる細長い板状の基部41を備えるとともに、基部41の下面側には、各キャビティ19内に突入して端子金具13に係止可能な係止突部42が5つ、キャビティ19間のピッチに合わせて並んで設けられている。基部41のうち、端子収容部11に対する差込方向手前側端部の上面には、リテーナ40の取り付け時に側方から治具によって押圧操作可能な取付操作突部43が設けられている。基部41の差込方向手前側端部の前面には、取り外し時に前方から治具によって押圧操作が可能な薄肉状の取外操作片部44が前方へ突設されている。基部41における差込方向奥側の先端には、基部41よりも太く形成された検知部45が設けられている。また、リテーナ40の差込方向手前側端部の側面は、後記する保持部材50の外形に合わせて緩やかな弧状に形成されている。
【0016】
基部41における差込方向奥側部分の前後面には、図5に示すように、奥側から順に第1保持凹部46と第2保持凹部47とが一対ずつ並んで設けられている。そして、これら第1保持凹部46または第2保持凹部47がリテーナ取付孔26内の保持凸部27に係止されることで、リテーナ40は端子収容部11に対して仮係止位置と本係止位置(正規位置)との2位置に保持されるようになっている。
【0017】
詳しくは、図8に示すように、第1保持凹部46が保持凸部27に係止すると、リテーナ40は仮係止位置に保持される。このとき、図10に示すように、各係止突部42がキャビティ19から退避して隔壁22と同じ位置に配されることで、キャビティ19内への端子金具13の挿抜が許容されるとともに、図11に示すように、リテーナ40の差込方向手前側端部が端子収容部11の側面から図示右側に突出して配され、且つ検知部45が端子収容部11内に留められる。
【0018】
一方、リテーナ40が奥側に移動して、図13に示すように、第2保持凹部47が保持凸部27に係止すると、リテーナ40は本係止位置に保持される。このとき、図14に示すように、各係止突部42がキャビティ19内に突入して端子金具13の接続部14の後端に形成されたあご部18に係止されるとともに、図16に示すように、リテーナ40の差込方向手前側端部が後記する保持部材50の内側に収容されて、その差込方向手前側側面が保持部材50の側面とほぼ面一になり、且つ検知部45が端子収容部11の図示左方へ突出して配される。また、上記した係止突部42の幅寸法は、隔壁22の幅寸法よりも僅かに小さい程度であり、端子金具13のあご部18のほぼ全幅にわたって係止されるようになっている。
【0019】
保持部材50は、合成樹脂製とされるとともにリテーナ40とは異なる色に着色されており、図6に示すように、略長円形状の前壁51を備えるとともに、前壁51からは上下に分かれた保持板52が後方へ突出して設けられている。上下の保持板52は、図4に示すように、端子収容部11の外周面に嵌合可能とされるとともに、その内面に一対ずつ設けられた保持突部53が端子収容部11に凹設された保持溝部29に係止されることで、保持部材50が端子収容部11に一体的に組み付けられた状態に保持されるようになっている。このとき、両保持板52がゴムリング30の前端面に係合可能とされることで、ゴムリング30の抜け止めが図られるようになっている(図9参照)。上側の保持板52における図6の右端部下面には、端子収容部11の型抜き孔28内に進入可能な膨出部54が設けられている(図11参照)。上下の保持板52における図6の左端部間には、リテーナ取付孔26及びリテーナ挿通孔33に連通する連通部55が側方へ開口して設けられている。この連通部55の前方には、図12に示すように、本係止位置とされたリテーナ40の取外操作片部44を前方外部へ臨ませるとともに、取外操作片部44を操作するための治具を挿通可能な治具挿通凹部56が前壁51を凹ませて設けられている。
【0020】
前壁51には、図3及び図4に示すように、端子収容部11から前方へ突き出す各端子金具13の前端部が嵌合可能とされる嵌合凹部57がキャビティ19間のピッチに合わせた位置に5つ並んで設けられている。端子金具13の前端部は、嵌合凹部57によって支持されることで上下方向、幅方向及び前方へ遊動不能に保持される。図6に示すように、前壁51のうち嵌合凹部57の中央位置には、相手側の雄コネクタの雄端子金具を挿通可能な挿通孔58が貫通して形成されている。前壁51には、嵌合凹部57のうち図6の右上部分に連通する治具挿入孔59が前後に貫通して形成されている。この治具挿入孔59は、図7に示すように、ランス20の解除操作片24が前方外部へ臨むような位置に形成されるとともに、前方から解除操作片24を操作するための治具が挿入可能とされている。この治具挿入孔59は、上記挿通孔58に対して斜めにずれた位置に配されているから、両コネクタの嵌合時に相手側の雄コネクタが上下方向または幅方向について傾いた姿勢とされた場合でも、雄端子金具が誤って治具挿入孔59内に入り難くなっている。
【0021】
図6に示すように、前壁51の後面のうち、治具挿入孔59の図6の右隣で、且つ嵌合凹部57の左隣の位置には、それぞれ4本の仕切り壁60が後方へ突出して設けられている。これらの仕切り壁60は、保持部材50を端子収容部11に組み付けるのに伴って、図11に示すように、各切欠部23内に挿入可能とされている。仕切り壁60は、図10に示すように、その後端部が切欠部23の奥端面に当接する位置(ランス20の根元位置)まで挿入されることで、切欠部23を全域にわたって塞ぐ。この仕切り壁60により、隣り合うキャビティ19内に挿入される端子金具13が互いに絶縁状態に隔離されるとともに、仕切り壁60の側面がキャビティ19の側面の一部を構成する。この仕切り壁60の幅寸法は、隔壁22(切欠部23)の半分程度とされており、仕切り壁60とランス20または解除操作片24との間には、ランス20の弾性変形動作を阻害しない程度の最低限の隙間が確保されている。詳しくは、仕切り壁60の図示左側面は、嵌合凹部57及びキャビティ19の内側面に対して僅かに引っ込んで形成されている。
【0022】
仕切り壁60の上下端部には、図11に示すように、上下に突出する略三角形の位置決め突部61が形成されており、その位置決め突部61が、切欠部23に形成された略V字型の位置決め溝25内に嵌合されることで、仕切り壁60が幅方向にずれることなく正規位置に位置決めされるようになっている。詳しくは、仕切り壁60の上下面における図11の左端には、右側の位置決め突部61へとつながる水平部分が僅かに確保されており、この水平部分が切欠部23の上下面に当接可能とされている。
【0023】
保持部材50のうち上記連通部55とは反対側(リテーナ40の差込方向奥側)には、図7及び図8に示すように、前後方向に沿って延出する開口部62が保持部材50の全長にわたって形成されている。この開口部62は、上下の保持板52の図6の右端部間に配されるとともに前壁51を切り欠いて形成されている。開口部62は、図11に示すように、保持部材50が端子収容部11に取り付けられた状態においてリテーナ取付孔26、すなわちリテーナ40の検知部45とほぼ同じ高さ位置に配されるようになっている。そして、リテーナ40が仮係止位置に取り付けられたときは、図7及び図8に示すように、リテーナ40の検知部45が端子収容部11内に配されるとともに開口部62からは退避して配されることで前方から視認不能とされる一方、図12及び図13に示すように、リテーナ40が本係止位置に移動されると、始めて検知部45が開口部62に突出して前方から検知部45を視認可能とされるようになっている。ここで、リテーナ40は、ゴムリング30及び保持部材50とは異なる配色とされているから、検知部45と開口部62の口縁部分とのコントラストがはっきりとして、検知部45を視認し易くなっている。
【0024】
続いて、雌コネクタの組み付け方法について説明する。まず、ハウジング本体10の端子収容部11の外周面にゴムリング30を嵌着した後、その前方から保持部材50を端子収容部11に組み付ける。すると保持板52の内周面が端子収容部11の外周面に嵌合されるとともに、図9に示すように、保持突部53がテーパ面に乗り上げた後に保持溝部29内に進入してその前端面が保持溝部29の前端面に係止されることで、保持部材50が端子収容部11に対して一体的に保持される。このとき、保持板52の後端面がゴムリング30の前端面に対して係合可能とされることで、ゴムリング30の前方への抜け止めが図られる。この過程では、図10及び図11に示すように、各仕切り壁60が各切欠部23内に差し込まれるのに伴って、上下の位置決め突部61が対応する位置決め溝25内に進入されることで幅方向について位置決めされるから、仕切り壁60がランス20や解除操作片24に干渉することなく円滑に切欠部23に挿入される。仕切り壁60は、その後端面が切欠部23の奥端面に当接される深さ、つまりランス20の根元に至る長さにわたって挿入されることで、隣り合うキャビティ19間を仕切るとともにその側面がキャビティ19の側面を構成する。また、このとき保持部材50の前端面とハウジング本体10の前端面とが面一状となる。
【0025】
その一方で、ハウジング本体10の側方からリテーナ40を、フード部12のリテーナ挿通孔33を通して、端子収容部11のリテーナ取付孔26内に差し込む。図8に示すように、基部41が第1保持凹部46が保持凸部27に係止する深さまで差し込まれたところで、リテーナ40は仮係止位置に保持される。このとき、図7に示すように、リテーナ40における差込方向手前側端部が幅方向について保持部材50とフード部12との間に配されることで前方から視認可能とされるとともに、図11に示すように、検知部45が開口部62から差込方向手前側に退避した位置に配されて視認不能となっている。なお、これら保持部材50とリテーナ40の取り付け作業は、どちらが先であっても構わない。
【0026】
続いて、キャビティ19内に端子金具13を挿入すると、途中で接続部14がランス20を押圧することでランス20が上方の撓み空間21内へ一旦弾性変形され、端子金具13が正規深さに至ると、図9に示すように、ランス20が弾性復帰して被係止部17に係止されることで端子金具13が一次係止される。このとき、図9及び図10に示すように、端子金具13の前端部が保持部材50の嵌合凹部57内に嵌合されることで、端子金具13が前止まり状態に支持される。収容された端子金具13は、仕切り壁60によって切欠部23が塞がれていることで、隣り合うキャビティ19内の端子金具13に対して絶縁状態に隔離される。全ての端子金具13をキャビティ19内に挿入したら、リテーナ40を本係止位置(正規位置)へと移動させる。その際には、側方からリテーナ挿通孔33を通した治具によってリテーナ40の取付操作突部43を押圧することで、リテーナ40を奥側へ押し込み、図13に示すように、第1保持凹部46が保持凸部27から抜け出した後、第2保持凹部47が保持凸部27に係止されることで、リテーナ40は本係止位置に保持される。すると、図14及び図15に示すように、リテーナ40の係止突部42がキャビティ19内に突入して、あご部18に係止されることで端子金具13が二次係止される。
【0027】
リテーナ40が仮係止位置から本係止位置へと移動する過程では、図12に示すように、リテーナ40の差込方向手前側端部のうち取外操作片部44を除いた部分が次第に保持部材50に隠れて前方から視認できなくなるとともに、検知部45が端子収容部11の奥側へ突出して開口部62を介して前方から視認される。これにより、リテーナ40が本係止位置(正規位置)に至ったことが検知される。このとき、リテーナ40の差込方向手前側側面が保持部材50の側面とほぼ面一に配される。ここで、仮に開口部62を介して検知部45が視認できない、あるいはリテーナ40の差込方向手前側端部が保持部材50から外側に突出して視認される場合には、リテーナ40が本係止位置に至っていないことが検知される。
【0028】
一方、メンテナンスなどの事情により端子金具13を取り外す場合には、まずリテーナ40を本係止位置から仮係止位置へ移動させる。このとき、リテーナ40の取外操作片部44に対して前方から保持部材50の治具挿通凹部56を通して突っ込んだ治具を操作することで、リテーナ40を仮係止位置へ移動させる。その後、保持部材50の治具挿入孔59に対して上記とは別の治具を前方から挿入するとともに、治具挿入孔59に臨んだランス20の解除操作片24を治具によって押圧操作することで、ランス20を端子金具13の被係止部17との係止状態を解除しつつ強制的に弾性変形させてから、端子金具13をキャビティ19から引き抜くようにする。
【0029】
以上説明したように本実施形態によれば、リテーナ40が本係止位置(正規位置)に達したときに始めて検知部45が開口部62に臨み、外部から開口部62を通して検知部45を目視できるようにしたから、検知部45を視認できるか否かによってリテーナ40の取付位置を正確に検知することができる。
【0030】
さらには、リテーナ40が仮係止位置のときは、検知部45が開口部62から退避して配されるとともに、リテーナ40の差込方向手前側端部が保持部材50から外側に突出して配され、リテーナ40が本係止位置に達すると、検知部45が開口部62に臨むとともに、リテーナ40の差込方向手前側端部が保持部材50の内側に収容されるようにしたから、検知部45とリテーナ40の差込方向手前側端部との2箇所を目視することで、より正確なリテーナ40の位置検知を行うことができる。
【0031】
しかも、リテーナ40をゴムリング30及び保持部材50とは異なる配色とすることで、検知部45と開口部62の口縁部分とのコントラストをはっきりとさせることができるから、検知部45を視認し易くなって、一層正確なリテーナ40の位置検知を行うことができる。
【0032】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記した実施形態では、端子収容部に別体の保持部材を組み付けて一体化させる構成のものを示したが、保持部材がハウジング本体に一体成形されたタイプのコネクタについても本発明を適用することができる。
【0033】
(2)上記した実施形態では、リテーナ全体がゴムリング及び保持部材と異なる配色とした場合を示したが、例えばリテーナ及び保持部材を同じ色として、検知部についてのみ、リテーナ、ゴムリング及び保持部材とは異なる色を着色するようにしてもよく、そのようなものも本発明に含まれる。
【0034】
(3)上記した実施形態では、フード部を備えた雌コネクタについて示したが、フード部を備えていない雌コネクタについても本発明を適用することができる。
(4)上記した実施形態では、雌コネクタについて示したが、雄コネクタについても本発明を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るハウジング本体、保持部材及びリテーナの正面図
【図2】ハウジング本体、保持部材及びリテーナの側面図
【図3】雌コネクタを分解した状態を示す図1のA−A線断面図
【図4】雌コネクタを分解した状態を示す図1のB−B線断面図
【図5】ハウジング本体とリテーナの図1のC−C線断面図
【図6】保持部材の背面図
【図7】保持部材を装着したハウジング本体にリテーナを仮係止位置に取り付けた状態を示す正面図
【図8】図7のC−C線断面図
【図9】図7のB−B線断面図
【図10】図7のA−A線断面図
【図11】図10のD−D線断面図
【図12】リテーナを本係止位置に移動した状態を示す正面図
【図13】図12のC−C線断面図
【図14】図12のB−B線断面図
【図15】図12のA−A線断面図
【図16】図15のD−D線断面図
【符号の説明】
10…ハウジング本体(コネクタハウジング)
11…端子収容部
12…フード部
13…端子金具
40…リテーナ
45…検知部
50…保持部材(コネクタハウジング)
62…開口部
Claims (3)
- 端子金具が挿入可能とされるコネクタハウジングには、その側方から前記端子金具の挿入方向と交差する向きに沿って差し込まれて、正規位置に達したところで端子金具に係止されるリテーナが備えられているものにおいて、
前記コネクタハウジングには、外部へ開口する開口部が設けられるとともに、前記リテーナには、リテーナが前記正規位置に達したときに始めて前記開口部に臨んで外部から視認可能とされる検知部が設けられており、
前記リテーナは、合成樹脂製とされるとともに差込方向奥側部分が二股状に形成された基部を備え、この基部の二股部分には、前記コネクタハウジング側の保持凸部に係止されることでリテーナを保持可能な保持凹部が設けられるのに加えて、前記検知部が設けられていることを特徴とするコネクタ。 - 前記コネクタハウジングが、前記端子金具を収容するとともに前記リテーナが装着される端子収容部と、この端子収容部の外側を取り囲むフード部とを備えているものにおいて、
前記リテーナが前記端子収容部に対して前記正規位置に至る前では、リテーナの差込方向手前側端部が端子収容部から外側へ突出して配され、リテーナが正規位置に達すると、前記リテーナの差込方向手前側端部が端子収容部内に収容されるとともに、前記検知部が前記開口部に臨んで配されることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。 - 前記検知部には、前記コネクタハウジングにおける前記開口部の周縁部分とは異なる色が配色されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のコネクタ。
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