JP5939470B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
また、リテーナおよびフロントマスクが共に正規状態でコネクタハウジングに装着されれば、検知部がロック爪の外面に当接可能となって、係止を解除する方向の撓みを規制するため、フロントマスクの装着状況を強化することができる。
リテーナは、コネクタハウジングに対し端子金具がキャビティに対する抜き差し自在である仮係止位置と、端子金具に係止してキャビティからの抜けを防止する本係止位置との間を移動可能である一方、検知部は、リテーナの基部からフロントマスクが装着されるコネクタハウジングの前端側へ向けて延出して形成され、検知部はリテーナを本係止位置から仮係止位置へ戻し操作をするための解除操作部を兼ねている構成としてもよい。
このような構成によれば、検知部はフロントマスクの不完全装着を検知する機能とリテーナの戻し操作を行うための解除操作部としての機能を併せ持つことができる。したがって、これら機能を別個の部位に付与する構成に比較して構成を簡素化することができる。
次に、本発明のコネクタを具体化した実施例について、図面を参照しつつ説明する。
図1及び図2に示すように、本実施例の倍力機構付きコネクタは、基板1上に二つの固定側コネクタ(第1、第2の固定側コネクタF1,F2)が並列して配置された固定側コネクタユニットUと、各固定側コネクタF1,F2に対して嵌合可能な第1、第2のレバー側コネクタL1,L2とから構成されている。
固定側ユニットUは基板1を有し、この基板1上に第1、第2の固定側コネクタF1,F2が装着されている。図3に示すように、第1固定側コネクタF1と第2固定側コネクタF2とは、基板1に対しそれぞれの長辺同士が両固定側コネクタF1,F2の並び方向に沿って同一線上に並ぶようにして装着されている。
第1レバー側コネクタL1には、第1固定側コネクタF1のカムフォロア17に係合する、倍力機構としてのスライダー19が組込まれているとともに(図29、図30等参照)、このスライダー19を移動させるためのレバー20を備えている(図9、図10参照)。本実施例においては、第1レバー側コネクタL1のコネクタハウジングは、図12等に示されるように、外側のケーシングとなるアウタハウジング21と、その内部に組込まれるインナハウジング22とから構成されている。
第2レバー側コネクタL2は、その構成部材としては基本的に第1レバー側コネクタL1と同様である。このため、重複した説明は省略する。主たる相違点は、第2レバー側コネクタL2にはスライダーが備えられていないこと、レバー70の操作方向が第1レバー側コネクタL1とは直交する関係にあること、電線カバー71における電線引き出し口72の開口方向が第1レバー側コネクタL2とは反対方向であることである。以下、これらの相違点に関する構成を説明する。
(1)本実施例では、並列する第1固定側コネクタF1と第2固定側コネクタF2とにおいて、カムフォロア17,18が設けられている面の向きが相互に直交する関係とした。これに伴い、第1レバー側コネクタL1と第2レバー側コネクタL2とではレバー20,70の回動方向もまた相互に直交する関係となる。したがって、レバー20,70の回動方向を相互に平行配置とした場合に比較して、レバー20,70同士が両固定側コネクタF1,F2間で干渉する事態を回避し易く、その分だけ両固定側コネクタF1,F2間の距離を縮めることができるから、固定側コネクタユニットUを小型化することができる。
さらに、両レバー側コネクタL1,L2における電線Wの配索方向を共に両固定側コネクタF1,F2の並び方向外方(反対方向)に設定したため、上記と同様に、両固定側コネクタF1,F2間の距離を縮めることに寄与する。
さらに、第2レバー側コネクタL2において、レバー70が初期位置にあるときに、レバー70の操作部70Bが電線カバー71におけるくびれ部79の近傍で、くびれ部79の延び方向に沿って位置するようにしたため、初期位置にあるレバー70を電線カバー71に干渉させることなく配置させることができる。
さらに、リテーナ61の検知部65が、コネクタL1の前方からの操作によりリテーナ61を本係止位置から仮係止位置へと戻す際の解除操作部としての機能を併せ持つようにしたため、これら機能を別途に設定する場合に比べて構成を簡素化することができる。
(5)第1レバー側コネクタL1において、初期位置においてアウタハウジング21から突出するスライダー19の突出端部と等しいか、それより後方にレバー20の保護縁部38を位置させ、かつこの保護縁部38を回動軸34から近い位置に設定する、という簡単な構成でスライダー19の不用意な押込みを回避することができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、第1レバー側コネクタL1にスライダー19とレバー20との双方を組み込むようにしたが、いずれか一方を組み込むようにしてもよい。また、逆に、第2レバー側コネクタL2にレバー70とスライダーとの双方を組み込むようにしてもよい。
(2)上記実施例では、第1、第2の両レバー側コネクタL1、L2のコネクタハウジングをアウタ・インナの2部材構成としたが、単一部材で構成してもよい。その場合には、コネクタハウジング(アウタハウジング)の奥壁23を別体に形成しておくとよい。また、かかる構成では別体形成された奥壁23にも位置決めピンを形成しておき、一括ゴム栓39に対しその表裏に形成された位置決め孔51へ位置決めピン48を差し込むようにするとよい。
(4)上記実施例では、リテーナ61を仮係止位置と本係止位置の2位置で保持されるようにしたが、必ずしも仮係止位置を設定する必要はない。
(5)上記実施例では、フロントマスク53をインナハウジング22の前方(嵌合方向に沿う方向)から嵌着する形式を示したが、嵌合方向と直交する方向(例えば水平方向)から組み付けるようにしてもよい。
(6)上記実施例では、リテーナ61の組み付け方向がロック爪58の撓み方向と同方向であったが、直交する方向であってもよい。
25…雌端子金具
47…キャビティ
53…フロントマスク
58…ロック爪
61…リテーナ
65…検知部
Claims (2)
- コネクタハウジングの前端面に装着され、内部に収容される端子金具の前止まりを行うフロントマスクを備えたコネクタであって、
前記コネクタハウジングに形成されたキャビティ内へ挿通される端子金具と、
前記フロントマスクにおいて形成され前記フロントマスクが前記コネクタハウジングに装着される途上では、コネクタハウジングの外面から外方へ撓み変形し装着が完了すると弾性復帰して前記コネクタハウジングに対して係止されるロック爪と、
前記コネクタハウジングに装着されて前記端子金具に係止可能なリテーナと、
前記リテーナに形成され前記リテーナが前記コネクタハウジングに装着される過程で前記ロック爪の撓み領域へ進入可能な検知部とを備えており、
前記リテーナは、前記コネクタハウジングに対し前記ロック爪の撓み方向に沿う方向から装着され、装着状態では前記検知部が前記ロック爪の外面に当接可能となって前記ロック爪の撓みが規制可能となっていることを特徴とするコネクタ。 - 前記リテーナは、前記コネクタハウジングに対し前記端子金具が前記キャビティに対する抜き差し自在である仮係止位置と、前記端子金具に係止して前記キャビティからの抜けを防止する本係止位置との間を移動可能である一方、
前記検知部は、前記リテーナの基部から前記フロントマスクが装着される前記コネクタハウジングの前端側へ向けて延出して形成され、前記検知部は前記リテーナを前記本係止位置から前記仮係止位置へ戻し操作をするための解除操作部を兼ねていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
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