JP4556134B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
操作部を摘んでレバーを初期位置から嵌合位置へ向けて回動させると、操作部が一方のコネクタの幅方向一端側に近づく。そののちレバーが係合位置に達すると、一方のコネクタの幅方向他端側にてレバーの引掛部が他方のコネクタの受け部を引掛けた状態となる。さらに操作部を嵌合位置側へ押し操作すると、引掛部が操作部に対する押し方向と反対方向に受け部を引っ張り上げ、両コネクタの嵌合姿勢が矯正される。したがって、レバーの回動操作を利用して両コネクタを正規の嵌合状態へと確実に誘導することができる。
引掛部がレバーの両アーム部に凹設され、受け部が他方のコネクタの両側壁に凸設されているから、レバーの両側おいて引掛部と受け部とによる引掛け状態がバランス良く構成され、より円滑な嵌合状況が実現される。
レバーが初期位置から係合位置へと回動される間、一方のコネクタのガイド部と他方のコネクタのガイド受け部とが互いに摺動することで両コネクタの嵌合動作が案内され、レバーが係合位置から嵌合位置へと回動される間、一方のコネクタの引掛部と他方のコネクタの受け部とが引掛け状態となることで同じく両コネクタの嵌合動作が案内される。したがって、両コネクタの嵌合動作が進行する間、常に、円滑な嵌合動作が保障される。
本発明の実施形態1を図1ないし図7によって説明する。本実施形態のコネクタは、分割タイプの防水コネクタとなっており、互いに嵌合可能な雌雄の両コネクタF,Mを備えて構成される。このうち雌型のコネクタFは、複数(図示する場合は4つ)のサブコネクタ10と、各サブコネクタ10を収容可能なフレーム60と、フレーム60に装着されたレバー70とを備え、レバー70の回動操作に基づいて両コネクタF,Mの嵌合動作が進行するようになっている。なお、以下において前後方向については両コネクタF,Mの嵌合面側を前方として説明する。
サブハウジング11は、合成樹脂材により略直方体状をなし、その内部に雌端子金具30を後方から挿入可能な複数のキャビティ12を有している。キャビティ12は、高さ方向に複数段で幅方向に複数列となって配され、その内壁に、前方へ向けて片持ち状に延びるランス18が形成されている。キャビティ12内に正規挿入された雌端子金具30はランス18により弾性的に係止されるようになっている。
サブハウジング11の後面には、ゴム材よりなる一括型のシール部材40が取り付けられている。シール部材40は、サブハウジング11の後面全体に当着可能であって、各キャビティ12と対応する位置毎に電線挿通孔41を有し、各電線挿通孔41の内周面に、雌端子金具30にかしめ接続された電線Wが水密状態で密着可能とされている。また、シール部材40には雄型のサブコネクタ90のフード部91が外嵌可能とされ、これによりシール部材40の外周面に、フード部91の内周面が水密状態で密着可能とされている。
フレーム60に対して最後に挿入されるサブコネクタ10におけるリアホルダ50の上下両面には、フレーム60のロック受け部61と弾性係止可能なロック部50Bが設けられている。ロック部50Bは、被案内部59を被覆する覆い壁59Aの上面に突設され、被案内部59側への撓み変形動作が可能となっている。また、最後に挿入されるサブコネクタ10にはリアホルダ50の片側縁から前方へ突出する保護壁50Hが形成され、この保護壁50Hが、フレーム60の差込口60Aに臨むシール部材40の露出端面を覆い隠すことで、シール部材40が保護状態におかれるようにしてある。
続いて、リテーナ35をサブハウジング11に浅く差し込み、その状態で後方から電線Wに接続された雌端子金具30を、リアホルダ50の差込路53、及びシール部材40の電線挿通孔41を通してキュビティ12内に挿入し、キャビティ12内にてランス18により一次係止する。その後、リテーナ35を深く差し込んんで雌端子金具30を二次係止する。
こうしてレバー70が嵌合位置に至ると、レバー70の後縁が略水平に配された状態で、レバーロック受け部84とレバーロック部74との弾性係止によってレバー70の回動操作が規制される(図3を参照)。また、両コネクタF,Mが正規深さで嵌合され、両コネクタF,Mに収容された雌雄の両端子金具30,94が導通可能に接続される。
次に、本発明の実施形態2を図8によって説明する。実施形態2は、雌型のコネクタFにおいてフレーム60の内面にガイド部85が設けられている点で実施形態1とは異なるが、その他は実施形態1と同様であるので、実施形態1と同じ構造部位には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
実施形態2によれば、両コネクタF,Mの嵌合開始時であってレバー70が係合位置に達していないときに、ガイド部85がフード部91間の谷間99に進入して摺動することにより、両コネクタF,Mの嵌合動作が案内されるようになっており、それ以降は、引掛部79とピン98との係合により両コネクタF,Mの嵌合動作が案内されるようになっているので、両コネクタF,Mの嵌合動作が進行する間、常に、円滑な嵌合動作が保障される。また、フード部91間の谷間99を利用することにより、ガイド部85の相手側にガイド受け部となすべき専用構造を設ける必要がないから、雄型のコネクタMの構造を簡素化できる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、レバーが装着されるコネクタが分割タイプのコネクタとして構成されていたが、本発明によれば、レバーが装着されるコネクタが分割タイプでない通常のコネクタとして構成されてもよい。その場合、レバーはコネクタのハウジングに装着されることが可能である。
(2)上記実施形態では、レバーが装着されるコネクタが雌型のコネクタとして構成されていたが、本発明によれば、レバーが装着されるコネクタが雄型のコネクタとして構成されていてもよい。
(3)上記実施形態では、レバーが操作部と両アーム部とで全体として門型状に形成されていたが、本発明によれば、レバーが一枚板状をなす平板状に形成されていてもよい。
M…雄型のコネクタ(他方のコネクタ)
60…フレーム
62…支持軸
70…レバー
72…操作部
73…アーム部
74…レバーロック部
77…カムフォロア進入溝
78…ピン進入溝
79…引掛部
79A…受け溝
84…レバーロック受け部
90…雄型のサブコネクタ
95…カムフォロア
98…ピン(受け部)
Claims (3)
- 互いに嵌合される一対のコネクタのうちの一方のコネクタには、カム溝を有するレバーが初期位置と嵌合位置との間を回動可能に支持され、他方のコネクタには、前記カム溝と係合可能なカムフォロアが設けられ、
初期位置にある前記レバーのカム溝に前記カムフォロアを進入させつつ前記両コネクタを浅く嵌合した状態からレバーを嵌合位置まで回動させることで、前記カム溝と前記カムフォロアとの係合によるカム作用により両コネクタを互いに引き寄せて正規嵌合するようにしたコネクタにおいて、
前記レバーには、その回動中心を挟んだ一端側に操作部が設けられるとともに、前記回動中心を挟んだ他端側に引掛部が設けられ、
前記他方のコネクタには前記引掛部と係合可能な受け部が設けられており、
前記レバーが嵌合位置へ向かう途中の係合位置にて前記引掛部が前記受け部を引掛けた状態となり、さらに前記操作部を押し操作して前記レバーを係合位置から嵌合位置へ移動させることにより、前記引掛部が前記操作部に対する押し方向と反対方向に前記受け部を引き上げて、前記両コネクタの嵌合姿勢を矯正することが可能な構成としたことを特徴とするコネクタ。 - 前記レバーは、前記操作部とその両端から突出する一対のアーム部とにより全体として門型をなし、前記一方のコネクタに跨るように組み付けられるようになっており、
前記引掛部は前記両アーム部に凹設され、前記受け部は前記他方のコネクタの両側壁に凸設され、前記受け部が前記引掛部に進入することで引掛け状態が構成されることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。 - 前記一方のコネクタには、前記両コネクタの嵌合方向に沿って延びるガイド部が設けられ、他方のコネクタには、ガイド受け部が設けられ、前記レバーが初期位置から係合位置へと回動される間は、前記ガイド部と前記ガイド受け部が互いに摺動することで前記両コネクタの嵌合動作が案内される構成としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
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