JP3662596B2 - 推定車体速度等の算出装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、アンチロック等の車輪挙動制御に必要な車体の推定車体速度等を算出する装置に関し、更に詳述すれば、車輪速度及び重力式加速度計の出力に基づいて車体の推定車体速度等を算出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
アンチロック等車輪挙動制御装置において、スリップ又はスピン算出の基礎である車体速度の推定、及びタイヤと路面の間の摩擦係数の推定は、制御性能を直接左右する重大な要素である。タイヤ路面間の摩擦係数の推定は、制御中に到達した車体加速度の推定値から算出するのが普通であり、車体加速度の推定値は車体速度の推定値に基づいて算出される。従って、車輪挙動制御装置の性能は車体速度の推定精度に大きく依存している。
【0003】
ところで、車体速度を車輪速度のみから推定するのでは車輪に過大なスリップ又はスピンが起ると著しく推定精度が悪くなる。
【0004】
そこで、信頼できる加速度計から求められる加速度と、車輪速度との両者の情報に基づいて、推定車体速度及び推定車体加速度を求めれば、推定精度を著しく高めることができる。加速度計としては、一般に重力式加速度計が用いられている。
【0005】
重力式加速度計は、図3に概略図が示されているように、加速により生じた振動子Fの変位量を抵抗体やピエゾ素子,差動トランス等を用いて電気信号に変換し、加速度を検出する構成を有する。
【0006】
従って、車輪に過大なスリップ又はスピンが起こっていない状態では、車輪速度から推定した推定車体速度等を用いる一方、車輪に過大なスリップ又はスピンが起これば、重力式加速度計の出力に基づいて推定した推定車体速度等を用いることが考えられる。
【0007】
上述の考えに従って、車輪挙動制御システムを構成する場合、過大なスリップ又はスピンの発生判断及び収束判断が下される時点では、車輪速度から求めた推定車体速度と、重力式加速度計から求めた推定車体速度が一致する様になっている必要があり、更に車輪速度から求めた推定車体加速度と、重力式加速度計から求めた推定車体加速度も一致することが望ましい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これ等の必要条件を満たすためには、車輪速度から推定した推定車体速度の算出手段、補正後の重力式加速度計の出力に基づいて推定した推定車体速度の算出手段、及び前者の推定車体速度から後者の推定車体速度へ、又は逆の切替え時の判断手段をどのように構成するかが課題となる。
【0009】
又、推定車体速度を求める際に、なるべく簡単な演算操作で推定車体加速度も同時に求めることが出来るためには、どのように構成すればよいか、更に、スリップ又はスピンの過大の程度に応じて重力式加速度計から求めた推定車体速度及び加速度への依存度が逐次高まる様にするためには、どのように構成すればよいかが課題となる。
【0010】
【課題を解決するための手段】
1番目の課題を解決するため、本発明の請求項1は、
車両の少なくとも一つの車輪の回転速度を計測して、各車輪速度を出力する手段と、
前記各車輪速度に基づき代表速度Vrを算出し出力する手段と、
車両の加速度Amを検出する重力式加速度計と、
前記加速度Amに零点補正等の補正を行って補正加速度Acを出力する手段と、前記補正加速度Acに対し、重力式加速度計に対する安全率Axを加味した代入加速度Asを出力する手段と、
加速度dVvとして、代入加速度Asを用いるか、代表速度Vrに基づく加速度を用いるかの切替指示を出力する手段と、
前記切替指示により選択された加速度dVvを出力する手段と、
前記出力された加速度dVvに基づき、推定車体加速度Av及び推定車体速度Vvを計算する手段とを備え、以上の一連の計算を単位演算サイクル毎に行うものにおいて、
加速度dVvとして、代入加速度Asを用いるか、代表速度Vrに基づく加速度を用いるかの切替指示が、
Asと、A v+(Vr−(V v+A v))*m
(下線を付した変数は前回のサイクル値)
との大小関係で定められることを特徴とする。
【0011】
2番目の課題を解決するため、本発明の請求項2では、加速度dVvとして代表速度Vrに基づく加速度を用いる時、推定車体速度Vv及び推定車体加速度Avを次式
dVv=A v+(Vr−(V v+A v))*m
Vv=V v+dVv
Av=A v+(dVv−A v)*n
(m,nは0≦m≦1,0≦n≦1、下線を付した変数は前回のサイクル値)
で計算する。
【0012】
本発明の請求項3では、加速度dVvとして代入加速度Asを用いる時、推定車体速度Vv及び推定車体加速度Avを次式
dVv=As
Vv=V v+dVv
Av=A v+(dVv−A v)*n
(nは0≦n≦1、下線を付した変数は前回のサイクル値)
で計算する。
【0013】
【実施例】
原理説明
車両の四輪の各車輪速度をV1、V2、V3、V4、この中の最高速度をVh、最低速度をVl、代表速度をVr、推定車体速度をVv、推定車体加速度をAv、補正後の重力式加速度計による加速度をAc、推定車体速度を得るために代入すべきAcに基づいた代入加速度をAs、フィルターの応答速度をm,nとする。なお、m,nは0≦m≦1,0≦n≦1であり、各加速度の単位は重力の加速度と単位演算サイクルの積とする。即ち本明細書では微分演算はすべて単位演算サイクル間の変化量として表記している。
【0014】
先ず代表速度Vrを求める必要が有るが、一例として、
加速過程では Vr=Vl
減速過程では Vr=Vh
とし、加速減速の判断がつかない時は前回値のまま据え置きとする方式が考えられる。加速過程、減速過程の判断の仕方は後述する。その他にも種々の方式が有り得るが、本方式は簡単且つ広範囲に適用できるものである。
【0015】
次に代表速度Vrから推定車体速度Vvと推定車体加速度Avを求める必要が有るが、相互に関連づけ且つ適度なフィルターをかける事が望ましい。
そこで最も素直な方式は、
dVv=(Vr−V v)*m (1)
Vv=V v+dVv (2)
Av=A v+(dVv−A v)*n (3)
である。ここで下線が付してある変数は前回サイクルの値である。
しかしこれではVvにフィルター遅れが生じ、一定加速度時でもVvがVrの不偏推定値にはならない。
【0016】
車輪挙動制御装置としては加速度一定状態は謂わばノーマル状態で有り、この状態の時にVvがVrの不偏推定値にならないのでは非常に具合が悪い。
これを解決するのに極めて有効な手段として、(1)式の代わりに、
dVv=A v+(Vr−(V v+A v))*m (4)
を用いることが考えられる。これで一定加速度時にはVvがVrの不偏推定値になることが保証される。
【0017】
一定加速度時にはVvがVrの不偏推定値となるための条件を考えると、
Vr=V r+dVr
として、
dVr=const
の時、
Vv=Vr
Av=dVr
となる事である。一度これが成立すると、次の時点では、
Vr=V v+A v
となる。従って、dVr=const 時に Vr=V v+A v が恒等的に成立するような方式であれば一定加速度時にVvがVrの不偏推定値となる。
【0018】
勿論V vが変動するとVvがそれを打消す方向に動く安定性が前提となるが、フィルター計算の場合はこれは自動的に保証されている。
従って例えば(2)式を
Vv=V v+A v
に代えても、或いは、
Vv=V v+Av
に代えても、過渡期には差があっても一定加速度時にはVvがVrの不偏推定値になる。
【0019】
ここで(4)式において、
dVv=As (5)
とするとVvは車輪速度による代表速度Vrから離れて、この代入した加速度Asに従って推移することになる。
【0020】
そこでこの代入加速度によって推定車体速度Vv、推定車体加速度Avを求める式を再度書き出すと、
dVv=As (5)
Vv=V v+dVv (2)
Av=A v+(dVv−A v)*n (3)
となる。
【0021】
ここで、Vrから求めたVvとAsから求めたVvが離れ始める点、及び両Vvが再び交差する点を考察する。
As=A v+(Vr−(V v+A v))*m (8)
を変形すると、
(As−A v)/m=Vr−(V v+A v) (9)
であるから、AsとA vが一致する時点において、Vrと(V v+A v)が一致することがわかる。ここでVrは今回サイクルの値であるが、V vとA vは前回サイクルの値であるから(V v+A v)は前回から見たVvの今回予測値であり、この両者が一致する事は、VrとVvの今回値同志がほぼ一致することを示している。
【0022】
従って、(8)式が成立した時に(4)式から(5)式に切り替え、再び(8)式が成立した時(5)式から(4)式に戻せば、車輪速度から求めた推定車体速度及び加速度と、重力式加速度計に基づく代入加速度から求めた推定車体速度及び加速度の間をスムーズに往復できる。
【0023】
(8)式を不等式とし、不等号をスピンに対処する加速時とスリップに対処する減速時で逆向きにすると実際に用いる切替式ができる。即ち加速過程では、
As>Ac
に設定し、
As<A v+(Vr−(V v+A v))*m (8a)
を切替式とし、減速過程では、
As<Ac
に設定し、
As>A v+(Vr−(V v+A v))*m (8b)
を切替式とすればよい。
【0024】
AsとAcの差の絶対値Ax=|As−Ac|は重力式加速度計の補正の確からしさに対する安全率或いは不安度を意味する。もし重力式加速度計の補正が十分確かであればAxを0としても良い。
【0025】
又スリップ又はスピンが極めて大きく車輪速度から推定した車体速度及び加速度の信頼性が全く無い時(これは切替判断式の左辺と右辺の差が大きい事で表される)は、不完全ながらも重力式加速度計から求めた加速度に頼らざるを得ないのでAxを小さく設定するのが良い。
【0026】
しかし、スリップ又はスピンが異常に長期間続くと判断される時は、万一Acが大きく狂っている危険を回避するためAxを大きくする事が望ましい。このための方策として、スリップ又はスピンの継続期間即ち切替式(8b)又は(8a)の成立継続期間に応じてAxを大きくして行く事が出来る。
【0027】
もし重力式加速度計の補正が零点補正のみで感度補正がされていない場合、若しくは感度補正がされていてもなお感度に関する不安がある場合は、Acの絶対値の増大に応じてAxを大きくして行く事が望ましい。
【0028】
ところで、上記の連続条件を満たすのは(8)式だけに限らない。(3)式に(4)式を代入した形を考えると、
Av=A v+(A v+(Vr−(V v+A v))*m−A v)*n
であり、これは
Av=A v+(Vr−V v−A v)*m*n
と変形出来、更に
Av=A v+(A v+(Vr−(V v+A v))*n−A v)*m
と変形する事も出来る。
【0029】
従って上記諸式中で、=A vと書き換えれば結果がAv=A vとなるような部分(一連の項)ならどれでも(8)式の右辺に代わるものとして使う事が出来る。即ち、
As=Vr−V v
As=A v+(Vr−(V v+A v))*n
等も可能である。
【0030】
さて加速過程減速過程の判断が代表速度(Vr)の選択、又切替式(8a)、(8b)の選択に関して必要であった。
【0031】
この判断は基本的には、V rよりVlの方が大きければ加速過程、V rよりVhの方が小さければ減速過程であるが、過大なスピンからの回復過程を減速過程と誤認したり、過大なスリップからの回復過程を加速過程と誤認したりしないよう配慮する必要がある。
【0032】
そのための措置として、V rとVl,Vhとの大小に関係なく、切替式(8a)の成立中は加速過程が継続し、切替式(8b)の成立中は減速過程が継続していると見なす。更にトラクションコントロール制御が行われている期間は加速過程、アンチロック等の制御が行われている期間は減速過程と見なす。特に減速側は、もっと広くブレーキ操作が行われている期間(ブレーキスイッチOnの時)全てを減速過程と見なす。
【0033】
V1<V r<Vhで且つ強制的な加速過程減速過程の判断もされていない時は、Vrに関しては既に述べたように Vr=V r とするが、(8a)、(8b)式については、その前の加速又は減速判断が継続していると見なすか、又は(8)式判断自体を省略する事が出来る。
【0034】
構成
次に、本発明に係る推定車体速度等の算出装置をアンチロック制御装置に組み込んだ構成について説明する。
【0035】
図1は、アンチロック制御装置のブロック図を示し、1〜4はそれぞれ4つの車輪の回転を検出する車輪速センサ、5は重力式加速度計、6は車輪速センサからの信号に基づき四輪それぞれの車輪速度を計算する車輪速度計算装置、7は四輪の車輪速から最高速や最低速あるいは平均速等を状況に応じて選択する車輪速度選択装置、8は重力式加速度計の出力Amに零点補正や他の必要な補正(本出願人による先の出願特願平2−406743号に開示)を加え、補正後の重力式加速度計による加速度Acを出力する加速度計入力の補正装置、9は重力式加速度計の補正の確からしさに対する安全率Axを用いて補正後の加速度Acに更に修正を加え、加速度Acに代用される代入加速度Asを出力する加速度計安全率付加装置、10は加速度dVvの値として、代用加速度Asか、代表速度Vrに基づく加速度((4)式で求めた加速度)のいずれを用いるかを判断して選ぶための切替判断装置、11は選ばれた加速度を用いて推定車体加速度Avを(3)式で計算し出力する推定車体加速度計算装置、12は、選ばれた加速度を用いて推定車体速度Vvを(2)式で計算し出力する推定車体速度計算装置、13は推定車体速度Vv、推定車体加速度Avを参照しつつ、車輪速度計算装置6からの各輪の車輪速度に基づいて車輪のロック兆候を判別し、アンチロック制御信号を出力するアンチロック制御判断装置、14〜17はそれぞれアンチロック制御信号に基づいてブレーキ油圧を制御するソレノイドに送る信号を出力するソレノイド指令出力、及び18〜21はそれぞれソレノイドを駆動するアクチュエータである。
【0036】
次に本発明に係る推定車体速度の算出装置について、図2に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0037】
ステップ#1において加速度計出力Amを読み込み、ステップ#2において四輪それぞれの車輪速度を車輪速センサ1〜4からの出力に基づいて計算する。
【0038】
ステップ#3でアンチロック制御中且つブレーキ操作中か否かを判断し、YESなら減速過程とみなし後述のステップ#8に進む一方、NOであれば、更にステップ#4でトラクションコントロール制御中か否かを判断し、制御中なら加速過程とみなし後述のステップ#6に進む。ステップ#3,#4いずれもNOと判断されれば、ステップ#5で前回サイクルの代表速度V rと4輪のうちの最低速度Vlとを比較し、Vlの方がV rより大きい場合は加速過程であると判断しステップ#6に進む。
【0039】
一方、Vlの方がV rよりも小さい場合はステップ#7に進み、V rと4輪のうちの最高速度Vhとを比較し、Vhの方がV rより小さい場合は減速過程にあると判断してステップ#8に進む。
【0040】
Vhの方がV rより大きい場合、即ちV rがVhとVlの中間にある場合は、Vrは前回値V rをそのまま踏襲し、加減速も前回の過程が続いていると判断して前回値をそのまま踏襲する。ステップ#6は加速フラグを出し、Vlを今回のVrとする一方、ステップ#8は減速フラグを出し、Vhを今回のVrとする。
【0041】
ステップ#9では重力式加速度計の出力Amに零点補正や他の必要な補正を加えて補正後の重力式加速度計による加速度Acを計算すると共に、Acの推定の不安度Axを計算する。ステップ#10で車輪速から算出した推定車体速度の変化量dVvを計算する。ステップ#11で加速過程か減速過程かをチェックし、加速過程であればステップ#12でAcにAxを加えたものを代入加速度Asとし、ステップ#13でこのAsを対比される項であるステップ#10で求めたdVvと比較し、Asが小さければステップ#16でdVvとしてAsを用いるよう代入してステップ#17に進む。
【0042】
減速過程の場合はステップ#14でAcからAxを差引いた値をAsとし、ステップ#15でAsがdVvより大きければステップ#16によりAsを代入する。切替判断式を用いるステップ#13又は#15の結果がNOであれば、dVvはステップ#10で車輪速から求めた値をそのまま用いる。使用するdVvが決ればステップ#17でVvとAvを求めて一連の計算を終了する。
【0043】
【発明の効果】
請求項1では、推定車体速度等を得るために、車輪速以外に重力式加速度計を併用したシステムにおいて、車輪速による代表速度Vrを採用するのか、重力式加速度計に基づく代入加速度Asを採用するかについて、
Asと、A v+(Vr−(V v+A v))*m (下線を付した変数は前回のサイクル値)との大小関係で判定するようにしたので、これらの切替え時での両者間の速度や加速度の食い違いを無くすことができ、精度の高い計測結果が得られる。
【0044】
加速度dVvとして代表速度Vrに基づく加速度を用いる時、および、加速度dVvとして代入加速度Asを用いる時、推定車体速度Vv及び推定車体加速度Avを、それぞれ請求項2および請求項3で示したように簡略な式を用いて正確に計算することができる。
【0045】
請求項4のごとく、加速過程なら代表速度Vr=最低速度Vl、減速過程なら、Vr=最高速度Vh、いずれでもなければ、Vr=V r とすることにより、代表速度Vrを簡便に求めることができ、かつ広範囲に適用できる。
【0046】
請求項5のごとく、各車輪速度中の最高速度Vh及び最低速度Vlと前回の代表速度V rを比較し、V r<Vlなら加速過程、V r>Vhなら減速過程と判断する様にしたので、代表速度Vrを簡便に求めることができ、かつ広範囲に適用できる。
【0047】
請求項6は、代入加速度Asを用いるよう指示し続けている間は、その時の加速過程又は減速過程が継続していると判断するものであり、過大なスピンからの回復過程を減速過程と誤認したり、過大なスリップからの回復過程を加速過程と誤認しないようにできる。
【0048】
請求項7では、上記判断は、トラクションコントロール制御中は加速過程が、アンチロック制御中は減速過程が継続していると判断する様にしたので、過大なスピンからの回復過程を減速過程と誤認したり、過大なスリップからの回復過程を加速過程と誤認しないようにできる。
【0049】
請求項8では、上記判断は、運転者により制動操作手段が操作されている間は減速過程が継続していると判断する様にしたので、過大なスピンからの回復過程を減速過程と誤認したり、過大なスリップからの回復過程を加速過程と誤認しないようにできる。
【0050】
請求項9では、加速過程ならばAs=Ac+Ax、減速過程ならばAs=Ac−Axとすることにより、重力式加速度計の精度が不十分であっても、それなりの精度で、あるいは安全側(例えばアンチスキッド制御においてブレーキがかかる側)にVv、Avを計算することができる。
【0051】
請求項10のように、Asと、A v+(Vr−(V v+A v))*m との差が大きい所定以上に大きい時(信頼性が低い)は、重力式加速度計に対する安全率Axを小さく設定することにより、推定速度および推定加速度の精度を上げる効果が得られる。
【0052】
請求項11では、重力式加速度計に基づく推定車体速度Vvを用いるよう指示し続けている継続時間に応じてAxに所定値を加算するように設定するため、重力式加速度計による加速度Acが大きく狂っている場合でも安全率Axを大きくすることにより、少なくとも安全側(例えばアンチスキッド制御においてブレーキがかかる側)に推定できる。
【0053】
請求項12では、重力式加速度計による加速度Acの補正がなく、感度が小さい場合でも、Acの絶対値が所定値以上のとき、Axの絶対値に応じてAxに所定値を加算するように設定したので、推定速度Vvおよび推定加速度Avの推定値が安全側(例えばアンチスキッド制御においてブレーキがかかる側)に設定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る推定車体速度等の算出装置を備えたアンチロック制御装置ブロック図
【図2】 図1の推定車体速度等の算出装置の動作を説明するフローチャート
【図3】 重力式加速度計の概略図
【符号の説明】
1〜4 車輪速センサ
5 重力式加速度計
8 加速度計入力の補正装置
9 加速度計安全率付加装置
10 切替判断装置
11 推定車体加速度計算装置
12 推定車体速度計算装置
Claims (12)
- 車両の少なくとも一つの車輪の回転速度を計測して、各車輪速度を出力する手段と、
前記各車輪速度に基づき代表速度Vrを算出し出力する手段と、
車両の加速度Amを検出する重力式加速度計と、
前記加速度Amに零点補正等の補正を行って補正加速度Acを出力する手段と、前記補正加速度Acに対し、重力式加速度計に対する安全率Axを加味した代入加速度Asを出力する手段と、
加速度dVvとして、代入加速度Asを用いるか、代表速度Vrに基づく加速度を用いるかの切替指示を出力する手段と、
前記切替指示により選択された加速度dVvを出力する手段と、
前記出力された加速度dVvに基づき、推定車体加速度Av及び推定車体速度Vvを計算する手段とを備え、以上の一連の計算を単位演算サイクル毎に行うものにおいて、
加速度dVvとして、代入加速度Asを用いるか、代表速度Vrに基づく加速度を用いるかの切替指示が、
Asと、A v+(Vr−(V v+A v))*m
(mは0≦m≦1、下線を付した変数は前回のサイクル値)
との大小関係で定められることを特徴とする推定車体速度および推定車体加速度の算出装置。 - 加速度dVvとして代表速度Vrに基づく加速度を用いる時、推定車体速度Vv及び推定車体加速度Avを次式
dVv=A v+(Vr−(V v+A v))*m
Vv=V v+dVv
Av=A v+(dVv−A v)*n
(m,nは0≦m≦1,0≦n≦1、下線を付した変数は前回のサイクル値)
で計算する請求項1記載の推定車体速度および推定車体加速度の算出装置。 - 加速度dVvとして代入加速度Asを用いる時、推定車体速度Vv及び推定車体加速度Avを次式
dVv=As
Vv=V v+dVv
Av=A v+(dVv−A v)*n
(nは0≦n≦1、下線を付した変数は前回のサイクル値)
で計算する請求項1記載の推定車体速度および推定車体加速度の算出装置。 - 更に車体の加速過程、減速過程を判断して出力する手段を有し、各車輪速度に基づき代表速度Vrを算出し出力する手段が、
各車輪速度中の最高速度Vh及び最低速度Vlを算出し、加速過程ならVr=Vl、減速過程なら、Vr=Vh、いずれでもなければ、Vr=V r
(下線を付した変数は前回のサイクル値)
を出力する様になっていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の推定車体速度および推定車体加速度の算出装置。 - 車体の加速過程、減速過程を判断して出力する手段が、各車輪速度中の最高速度Vh及び最低速度Vlと前回の代表速度V rを比較し、V r<Vlなら加速過程、V r>Vhなら減速過程と判断する様になっていることを特徴とする請求項4記載の推定車体速度および推定車体加速度の算出装置。
- 上記判断が加速度dVvとして代入加速度Asを用いるか代表速度Vrに基づく加速度を用いるかの切替指示を出力する手段が、代入加速度Asを用いるよう指示し続けている間は、その時の加速過程又は減速過程が継続していると判断する様になっていることを特徴とする請求項5記載の推定車体速度および推定車体加速度の算出装置。
- 上記判断は、トラクションコントロール制御中は加速過程が、アンチロック制御中は減速過程が継続していると判断する様になっていることを特徴とする請求項5記載の推定車体速度および推定車体加速度の算出装置。
- 上記判断は、運転者により制動操作手段が操作されている間は減速過程が継続していると判断する様になっていることを特徴とする請求項5記載の推定車体速度および推定車体加速度の算出装置。
- 更に車体の加速過程、減速過程を判断して出力する手段を有し、
補正後の重力式加速度計による加速度Acに対し、重力式加速度計に対する安全率Axを加味することで代入加速度Asを得ており、加速過程ならば、As=Ac+Ax、減速過程ならば、As=Ac−Axを出力する様になっていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の推定車体速度および推定車体加速度の算出装置。 - 最終的な推定車体速度として、代表速度Vrに基づいた推定車体速度Vvを用いるか代入加速度Asに基づいた推定車体速度Vvを用いるかの切替指示を出力する手段において、Asと、A v+(Vr−(V v+A v))*m との差が所定以上に大きい時は、重力式加速度計に対する安全率Axから所定値を減算するように設定されていることを特徴とする請求項9記載の推定車体速度および推定車体加速度の算出装置。
- 代表速度Vrに基づいた推定車体速度Vvを用いるか代入加速度Asに基づいた推定車体速度Vvを用いるかの切替指示を出力する手段が、重力式加速度計に基づく推定車体速度Vvを用いるよう指示し続けている継続時間に応じて、安全率Axに所定値を加算するように設定されていることを特徴とする請求項9記載の推定車体速度および推定車体加速度の算出装置。
- 補正後の重力式加速度計による加速度Acが所定値以上のとき、安全率Axの絶対値に応じてAxに所定値を加算するように設定されていることを特徴とする請求項9記載の推定車体速度および推定車体加速度の算出装置。
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