JP3659880B2 - 印刷装置、印刷指示装置、印刷処理システム、および再印刷処理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の印刷指示に基づいて印刷を実行する印刷装置に係り、より詳しくは、画像データが印刷される記録紙の紙詰まり(ジャム)等のトラブルに対する復帰を行う印刷装置等に関する。
【0002】
【従来の技術】
レーザプリンタに代表される高速プリンタ等の印刷装置では、ホストコンピュータから受信したプリントデータをラスタライズし、ビットマップイメージに展開した後に、プリンタエンジン(印刷機構部)によって記録紙(用紙)に印刷して出力している。基幹業務にて代表されるような大量印刷ジョブの場合には、印刷ジョブはホストコンピュータから一括バッチ処理で行われる場合が多く、印刷装置における印刷量も数千、数万ページに及ぶことも珍しくない。
【0003】
このような形態のジョブ実行中(印刷処理中)に用紙搬送エラー等が発生した場合、そこからの復帰(リカバリ)処理が非常に重要となってくる。従来の技術では、ユーザによるエラー解除が行われた後に、印刷装置自身の判断やバッチ処理を行ったホスト側の判断によって、再印刷を開始するページが決定され、自動的に再印刷処理が開始されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、用紙搬送エラー等が発生し、例えばジャムを起こした紙を取り除く等のエラーを解除した際に、印刷処理システム側(広い意味で印刷装置、ホストコンピュータを含むシステム全体)がエラーとは判断しなかったような用紙でも、大きなダメージを生じている場合がある。例えば、不要トナーによる用紙の汚れ、用紙の折れ、斜行(スキュー)等のダメージによって実質的にエラーと判断されること等が挙げられる。更には、エラー解除の際に、正常に印刷が完了している用紙に対しても、ユーザのオペレーションの誤り等によって、前述のようなエラーと認定される状態に変わる場合がある。例えば、エラー解除の際、印刷装置の給紙トレイ、排紙スタッカ、カバーのオープン/クローズ動作によって、処理完了の用紙に対して何らかの悪影響が出る可能性もある。エラー発生に際し、このように印刷システムとしては再印刷の対象とはしていないが、実質的に再印刷が必要なページが発生した場合に、基幹系のバッチジョブ環境においては、最初から印刷する以外に効果的な解決方法はない。例えば、10万ページの印刷ジョブにおいて、9万ページ目でエラーが発生した際には、更に最初から印刷することになるので、1回目の9万ページの印刷コストおよび人件費や印刷時間が無駄なことになる。
【0005】
ここで、再印刷を行うものとして、特開平10−269036号公報に開示された技術がある。この特開平10−269036号公報では、印刷データに保存指定がある場合に、印刷装置内に印刷データを蓄積し、ユーザが再印刷を希望する場合にWebブラウザを介して保存ファイルの属性情報一覧ファイルの転送を要求する。ユーザは、Webサーバを介して受信したこの属性情報一覧ファイルに基づいて表示ファイルを選択し、この選択に基づいて、保存ファイルの印刷イメージを確認してから再印刷を指定することを可能としている。しかしながら、この公報に開示された技術では、蓄積や再印刷を行う処理単位がジョブ(ファイル)単位であり、ページ単位ではない。その結果、印刷ページが膨大な単一のジョブに対しては上述と同様な無駄な再印刷が発生してしまう。
【0006】
また、特開平7−61061号公報では、印刷装置内に印刷画像データをラスタスキャンデータの形で記憶して出力すると共に、印刷後のラスタスキャンデータを少なくとも1ページ相当分以上、メモリの特定領域に残している。その後、紙詰まり等の不具合があった場合には、メモリ上の残されたラスタスキャンデータによって再印刷を行うことにより、ホストコンピュータから印刷画像データの再伝送指示を不要とする技術について開示されている。しかしながら、この技術では、障害発生時、印刷装置が停止した状態から再印刷を行う際に、どのページから再印刷を行うかを指示することが難しい。この技術では、排紙が完了したページを基点として、何ページ前から再開するかをユーザ自身で計算して指示する必要がある。即ち、的確なリカバリを行うためには、ユーザは印刷されるジョブの詳細なページ構成について、印刷開始以前から把握しておく必要がある。また、例えば、あるページについては10部の複写をする等、ラスタライズする前に複雑なコマンドが含まれている場合などでは、正確な再印刷の開始ページを指定することは事実上困難である。
【0007】
本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、印刷装置における用紙搬送不良等のエラーから復帰・再印刷する際に、好ましいページからの再印刷動作を実現することにある。
また他の目的は、ユーザに対して印刷物の印刷順番、印刷イメージ等の詳細な確認を即座に行わせることにある。
更に他の目的は、ページ単位のビットマップイメージの蓄積と共に、ビューイング、再印刷ページの指示を細かく行うことを可能とし、エラー発生時には、ジョブ処理中であってもリアルタイムなエラー発生ページの表示・復帰の指示を可能とすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本発明は、印刷装置の印刷処理と同時に、ページ毎のビットマップイメージを圧縮・蓄積し、用紙ジャム等のエラー発生時には、エラーが発生したページ付近のイメージを印刷装置に付帯等する表示装置に即座に解凍・表示することにより、ビジュアルに再印刷開始ページを確認し、更には再印刷ページをユーザ側から詳細に指定することにある。また、印刷後においても、ページ順序や両面印刷時の表裏面を正確に確認する。即ち、本発明が適用される印刷装置は、入力されまたは展開されたビットマップイメージに対してページ毎の識別を施して蓄積する蓄積手段と、入力されまたは展開されたビットマップイメージを媒体に印刷する印刷手段と、印刷手段による印刷中または印刷後において、蓄積手段におけるページ毎の識別に基づいて、蓄積されたビットマップイメージを読み出し、表示させるために出力する出力手段とを備えたことを特徴としている。
【0009】
また、印刷手段により印刷される媒体の供給/搬送系不良を検出する検出手段とを更に備え、出力手段は、供給/搬送系不良により正常に印刷出力されなかったとこの検出手段によって認識されるページに対し、ページ毎の識別に基づいて所定のビットマップイメージを読み出して出力することを特徴としている。
ここで、蓄積手段は、ジョブ単位を超えたページ単位で識別するページIDを用いてビットマップイメージを識別して蓄積することを特徴とすれば、複数のジョブが混在した場合や、1万ページの印刷といった大きな作業を行う1つのジョブにおいても、無駄のないエラー対処が可能となる点で好ましい。
【0010】
また、出力手段により出力されたビットマップイメージを表示する表示手段と、表示されたビットマップイメージの中から、印刷を開始するページを指定する指定手段とを更に備え、印刷手段は、指定手段による指定によって決定されるページ毎の識別に基づいて、所定ページからの印刷を実行することを特徴とすることができる。この表示手段や指定手段は、例えばタッチパネル機能を備えた液晶表示パネルタイプのコントロールパネル等、印刷装置の筐体内に設けることも可能であり、また、印刷装置に接続され、付帯されているコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ等)を含めて「印刷装置」として定義することも可能である。また、ネット等に接続された遠隔地にあるコンピュータ装置を含めて「印刷装置」として定義しても構わない。
【0011】
更に、印刷手段により印刷された媒体をスタックするスタック手段とを更に備え、指定手段は、このスタック手段によりスタックされた媒体のページ順番に不整列が生じた場合に、正しい整列に戻すために必要なページを指定することを特徴とすることができる。
また、この表示手段は、ビットマップイメージに対して媒体の表面または裏面に印刷される旨を識別して表示し、指定手段は、表示された表面または裏面への印刷を変更する指定を行うことを特徴とすることができる。
【0012】
他の観点から把えると、本発明が適用される印刷装置は、入力されたデータをビットマップイメージに展開するビットマップイメージ展開手段と、展開されたビットマップイメージを蓄積する蓄積手段と、展開されたビットマップイメージを媒体に印刷する印刷手段と、この印刷手段によってビットマップイメージを前記媒体に印刷する際に生じたジャムエラー等のエラーを検出するエラー検出手段と、エラー検出手段によるエラー検出に基づき、蓄積手段から所定のビットマップイメージを読み出して表示させるために出力する出力手段と、出力された所定のビットマップイメージを表示する表示手段と、表示されたビットマップイメージの中から、印刷を再開すべきページを指定する指定手段と、ユーザからの指示に基づいて、指定されたページに関する特定のビットマップイメージから印刷手段による媒体への印刷を実行する実行手段とを備えている。
【0013】
一方、本発明は、ビットマップイメージを媒体に印刷する印刷部に接続され、この印刷部に対して印刷指示を行う印刷指示装置であって、印刷されるページ毎に識別されたページ識別情報と共に特定のページに対するページビットイメージを印刷部から受信する受信手段と、受信したページビットイメージを表示する表示手段と、表示されたページビットイメージの中から、印刷部にて印刷を行うページを指定する指定手段と、指定されたページの有するページ識別情報を印刷部に対して出力する出力手段とを備えたことを特徴としている。
【0014】
ここで、この受信手段は、印刷部において発生したジャムエラー等の所定のエラーに関係するページビットイメージを印刷部から受信し、表示手段は、所定のエラーに関係するページビットイメージに対して強調表示等、所定のエラー表示を施してページビットイメージを表示することを特徴とすれば、ユーザに対して最も再印刷を開始する可能性の高く、確認の必要なページを明確化できる点で優れている。
ここで、この受信手段は、印刷部からインターネットを介してページ識別情報およびページビットイメージを受信することを特徴とすれば、プリンタエンジンや印刷装置等の印刷部から離れた場所にてエラーの確認と再開指示を施すことが可能となる点で好ましい。
【0015】
また、表示手段に表示されたページビットイメージにおける前後のページを表示するためのスクロール指示を実行するスクロール指示手段とを更に備え、受信手段は、このスクロール指示手段により指示されたスクロール指示に関するページビットイメージを順次、受信し、表示手段は、順次、受信されたページビットイメージを順次、表示することを特徴とすれば、例えば、印刷部では印刷が正常に終了したと判断されているページに対しても、ユーザが表示手段により確認した後に印刷を再開することが可能となる。
【0016】
本発明は、媒体に対して印刷を施す印刷装置と、印刷装置に接続され印刷装置に対して所定の指示を行う表示指示装置とを備えた印刷処理システムであって、この印刷装置は、入力されたプリントデータをビットマップイメージに展開するラスタライザと、展開されたビットマップイメージに対してページ毎の識別情報をもとに蓄積するメモリと、展開されたビットマップイメージを媒体に印刷するエンジンと、を備え、この表示指示装置は、印刷装置から出力される所定のビットマップイメージを表示するディスプレイと、表示された所定のビットマップイメージの中から特定ビットマップイメージに対するユーザからの指定を受け付けると共に、指定された特定ビットマップイメージのページに対応する識別情報を印刷装置に対して出力する対象ページ指定部とを備えたことを特徴としている。
【0017】
ここで、この表示指示装置は、ディスプレイに表示されたビットマップイメージに対してページ単位のスクロールを指定するスクロール指示部を備え、このディスプレイは、スクロール指示部からの指示に基づいて印刷装置から受信した所定のビットマップイメージを表示することを特徴としている。これによれば、表示指示装置側ではビットマップ展開を行わず、既に展開されたビットマップイメージを読み出すだけで表示することが可能となり、ユーザに対して即座に指定されたページを表示することが可能となる。
【0018】
他の観点から把えると、本発明は、入力されたデータに対してラスタライズ処理を施してページビットイメージを作成すると共に、作成されたページビットイメージを紙(用紙)等の媒体に対して印刷する印刷装置と、この印刷装置に接続されて所定のイメージを表示すると共に、印刷装置に対して所定の指示を行う表示指示装置とを備えた印刷処理システムであって、この印刷装置は、ラスタライズ処理が施されたページビットイメージをメモリに蓄積し、エラー発生に基づいて、メモリの中から所定のページビットイメージを読み出して表示指示装置に対して出力し、表示指示装置は、印刷装置から出力された所定のページビットイメージを表示すると共に、表示された所定のページビットイメージの中から特定のページビットイメージを指定して、印刷装置に対して再印刷指示を出力することを特徴としている。
【0019】
本発明が適用される再印刷処理方法は、入力されまたは展開されたビットマップイメージをページ毎の識別情報をもとに蓄積し、入力されまたは展開されたビットマップイメージを媒体に対して印刷し、媒体に対して印刷する際に生じるジャムエラー等のエラー検出、またはユーザからの確認指示、スクロール指示等の各種指示に基づき、蓄積されているビットマップイメージの中から所定のビットマップイメージをページ単位に区別して表示し、表示された所定のビットマップイメージに対するユーザの再印刷指示をページ単位で受け付け、ページ単位で再印刷指示が受け付けられたビットマップイメージの有する識別情報に基づいて再印刷処理を実行することを特徴としている。
ここで、所定のビットマップイメージをページ単位で区別して表示すると共に、媒体に対して表面または裏面の何れに印刷するかを区別して表示することを特徴とすれば、実際に出力されている両面印刷に対して、正しく表裏に印刷されているか否かをユーザ自身によって確認できる点で好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態における印刷処理システムの全体構成を示すブロック図である。本実施の形態における印刷処理システムは、大きく、プリンタ装置等の印刷装置10とコンピュータ装置等からなるジャム(JAM)リカバリユーザインターフェース部30とで構成されている。プリントデータ9は、プリントデータ9を生成するホストコンピュータ装置(図示せず)からコマンドデータの形式で印刷装置10に転送される。印刷装置10は、データ受信部11、データスプール部12、データ解析部13、ビットイメージ展開済データ保存部14、ビットイメージ展開済データ読出部15を備えている。また、エンジンとしてのビットマップ展開済データ印刷部20、メカニカル出力である印刷物出力部18を経て印刷物19を出力している。また、ページID監視制御部50を備えている。尚、図1では、印刷装置10に対して、データ受信部11、データスプール部12、データ解析部13、ビットイメージ展開済データ保存部14、ビットイメージ展開済データ読出部15、ページID監視制御部50を設けるように構成したが、ビットマップ展開済データ印刷部20や印刷物出力部18とは別の筐体にこれらの機能を備え、ネットワークや所定のラインを介して、ビットマップイメージデータの転送やページID監視制御部50とのやり取りを実行するように構成することも可能である。
【0021】
本実施の形態ではネットワークプリンタを想定していることから、データ受信部11は、例えば、TCP/IPプロトコルによるファイル転送によってテキストデータを受信するTCP/IPポートとして機能している。データスプール部12は、データ受信部11で受信したテキストデータを蓄積している。例えばTCP/IPのアプリケーションであるLPD(行印刷装置デーモン)のプロトコルやLPR(ライン・プリンタ・リクエスタ)のプロトコルで受信した場合には、これらの形式にて蓄積される。このデータスプール部12にて蓄積されたデータの状態については、ページID監視制御部50に送られ、テキストデータで蓄積されたデータの状態もページID監視制御部50にて監視される。データ解析部13は、データスプール部12に蓄積されたテキストデータをビットマップイメージに展開するラスタライザである。即ち、コマンド形式のデータを、完全な“1”と“0”の形式ではないがそれに近い形式のページビットイメージに変換している。このデータ解析部13の状態もページID監視制御部50にて監視されている。
【0022】
ビットイメージ展開済データ保存部14は、データ解析部13によって変換されたビットマップイメージを必要に応じて圧縮しながら記憶しており、ハードディスク等の記憶媒体で構成される。例えば解像度の高いビットマップイメージでは、1ページあたり1Mバイト〜2Mバイトやそれ以上のデータ量のものも存在しており、圧縮して蓄積することが有効である。本実施の形態では、このビットイメージ展開済データ保存部14に蓄積される際に、ページ毎に区別するためのページIDを付与している。また、印刷後のビットマップイメージもそのまま蓄積しており、ジャム等の用紙搬送不良や再印刷が必要となるようなエラーが生じた場合に、付随するコンソール等の表示装置に対して、ページ表示のために出力することが可能である。即ち、本実施の形態では、必要に応じて、印刷中および印刷後を問わず、ビットイメージ展開済データ保存部14からラスタライズ処理済みのページビットイメージを即座に読み出し、ビジュアルに表示することが可能である。また、ユーザからの再印刷指示に対し、ページIDに基づいて印刷後の所定ページからの再印刷を可能としている。
【0023】
ビットイメージ展開済データ読出部15は、ビットマップ展開済データ印刷部20での印刷タイミングに合わせて、ビットイメージ展開済データ保存部14に蓄積されているページビットイメージを読み出し、ビットマップ展開済データ印刷部20に対して出力している。このとき、ページビットイメージが圧縮された状態でビットイメージ展開済データ保存部14に蓄積されている場合には、解凍処理を実施している。このビットイメージ展開済データ読出部15による動作は、ページID監視制御部50によって監視されると共に、ページID監視制御部50からの指示によって、ジャムリカバリユーザインターフェース部30のコンソールパネル等の表示装置に対してページビットイメージを出力している。また、ユーザから再印刷指示があった場合に、指定されたページIDに基づいてページビットイメージをビットイメージ展開済データ保存部14から読み出している。
【0024】
ビットマップ展開済データ印刷部20は、例えば高速レーザプリンタとしてのエンジンであり、図示しない画像記録部(レーザ露光部、現像部、転写部、定着部等)や用紙搬送部等を備えている。また、この用紙搬送部に設けられる複数のジャム(JAM)センサ21とジャム(JAM)センサ信号処理部22を備えている。複数のジャムセンサ21は、用紙搬送部の中で、例えば、給紙部、レジスト部、印字部、両面記録用搬送部、排出部等の箇所に対して、10〜20個程度が設けられており、ジャムセンサ信号処理部22では、給紙不良や、どの箇所にて搬送不良が生じたかを即座に認識することができる。更には、搬送タイミングを常時、監視しており、ジャムの発生時に、どのページまでがビットマップ展開済データ印刷部20の機械内に残っているかのほぼ正確な内容を認識することができる。これらのジャムや未出力ページの状態等は、ページID監視制御部50に送られる。また、ジャム等の搬送不良が生じた場合には、ジャムリカバリユーザインターフェース部30に対してその情報が出力される。
【0025】
印刷物出力部18は、例えば、レーザプリンタの定着部から出力された印刷物19をスタックしている。この印刷物出力部18は、例えば前述したジャムセンサ21の排出部に設けられたセンサを用いて、出力された印刷物19の正常な出力を監視し、この印刷物出力部18からの出力結果は、正常な出力完了として、ページID監視制御部50に対して出力される。尚、この印刷物出力部18として、複数のビンを設け、用紙の帳合やスタック、また、ステープル処理や穴あけ処理等を実行するスタッカ等の後処理装置を配置することも可能である。
【0026】
ジャムリカバリユーザインターフェース部30は、ジャム(JAM)発生箇所表示部31、ページビットイメージ表示部32、およびリカバリ対象ページ指定部33を備えている。例えば、ビットマップ展開済データ印刷部20等を有するプリンタ装置に隣接して設けられるパーソナルコンピュータ等(コンピュータ装置)であり、ページビットイメージを表示するためのディスプレイと、表示されたページビットイメージの指示や表示面のスクロール等を行うポインティングデバイスやキーボード等から構成される。尚、印刷装置10に隣接せずに、ネットワークに接続されたコンピュータ装置に対して、このような機能を備えても構わない。
【0027】
ジャムリカバリユーザインターフェース部30のジャム発生箇所表示部31は、ジャムの発生したページを赤で色分けする等、所定の強調表示を付加して表示している。また、ユーザにとっては、実際にジャムの原因となったページではなく、正常に出力できなかったものが重要であることから、装置側で正常に出力できなかったと判断されるページに対して強調表示を付加するように構成しても構わない。ページビットイメージ表示部32は、高速ページスクロール機能を備え、例えば、ディスプレイ上に2枚のページが表示されている場合には、ユーザのスクロール指示によって、前後のページに対してページスクロールを可能としている。リカバリ対象ページ指定部33は、例えば、ページビットイメージ表示部32に表示された所定のページをポインティングデバイスによって指示することで、再印刷すべきページを指定することができる。即ち、クライアントとしてのジャムリカバリユーザインターフェース部30は、サーバとしての印刷装置10と予め決められたプロトコルに従って双方向通信を行うことにより、必要なページビットイメージを直接あるいはネットワークを通して解凍・受信し、即座にページビットイメージ表示部32のスクリーン上にページビットイメージをビジュアルに表示することができる。
【0028】
図2は、本実施の形態が適用された印刷処理システムにおける処理の流れを示すフローチャートである。まず、データ受信部11によってコマンドデータであるプリントデータ9が受信される(ステップ101)。また、データスプール部12によって、コマンドデータのままの形式にてプリントデータ9が蓄積される(ステップ102)。その後、データ解析部13にてプリントデータ9がラスタライズ処理されてビットマップイメージに展開される(ステップ103)。ビットイメージ展開済データ保存部14では、展開されたビットマップイメージにページIDが付され、ページビットイメージとして蓄積される(ステップ104)。
【0029】
次に、ビットイメージ展開済データ読出部15によって、ビットマップ展開済データ印刷部20の印刷処理のタイミングに合わせて、ビットイメージ展開済データ保存部14に格納されているビットマップイメージが読み出される(ステップ105)。その後、ビットマップ展開済データ印刷部20によって印刷処理が実行される(ステップ106)。ここで、ジャムが発生したか否かの判断がジャムセンサ信号処理部22によってなされ(ステップ107)、ジャムが発生しない場合に、印刷処理が終了したか否かが判断される(ステップ108)。終了していない場合には、ステップ105に戻って処理が繰り返される。印刷処理が終了した場合には、ビットイメージ展開済データ保存部14に格納されている保存ビットマップイメージが削除されて(ステップ109)、一連の印刷処理が終了する。尚、ステップ107では、ジャムが発生したか否かを判断しているが、ジャム以外のエラー処理の有無についても同様に判断することができる。また、ステップ109における保存ビットマップイメージの削除は、ユーザからの指示を待って削除するように構成しても良い。
【0030】
ステップ107にてジャムが発生したと判断される場合には、ページID監視制御部50によってジャムの発生箇所とジャム発生の被害を受けたページデータにおけるページIDが検出される(ステップ111)。そして、検出されたページIDに基づいて、ビットイメージ展開済データ読出部15によってビットイメージ展開済データ保存部14からジャム発生付近のページビットイメージが読み出され、ジャムリカバリユーザインターフェース部30のジャム発生箇所表示部31およびページビットイメージ表示部32によって、読み出されたページビットイメージがディスプレイに表示される(ステップ112)。その後、ジャムの取り除き手作業がユーザによってなされたか否かが判断され(ステップ113)、なされていない場合には、ステップ112に戻り、なされている場合には、再印刷の指示があるか否かが判断される(ステップ114)。
【0031】
ステップ114にて、再印刷指示がない場合には、ユーザからの画面のスクロール指示があるか否かが判断される(ステップ115)。指示がない場合には、ステップ112に戻る。指示がある場合には、スクロール指示に基づいて、ビットイメージ展開済データ読出部15によってビットイメージ展開済データ保存部14から該当するページビットイメージが読み出され、ページビットイメージ表示部32によって指定されたページビットイメージが表示される(ステップ116)。そして、ステップ114に戻り、再印刷の指示を待つ。ステップ114にて再印刷指示があった場合には、リカバリ対象ページ指定部33によって再印刷開始ページのページIDが特定される(ステップ117)。そして、例えば、ビットマップ展開済データ印刷部20に残っているデータを削除する等の再印刷処理の開始準備がなされ(ステップ118)、ステップ105に戻って再印刷処理が実行される。
【0032】
図3は、ページID監視制御部50にて管理される情報の内容を示した図である。このページID監視制御部50では、印刷ページ毎に付与されるID情報51が管理される。このID情報51に基づいて、例えばトータルで10000バッファからなる情報(10000ページ分の情報)を有することが可能である。ID情報51は、媒体の両面に印刷される場合には表面と裏面とで異なったものとなる。また、同一の印刷情報(プリント情報)を複数ページに印刷するコピー動作の場合にも、各部数に対して全て異なるIDが付与される。更に、ページID監視制御部50では、ビットイメージ展開済データ保存部14に圧縮されて格納されたビットマップイメージデータに対して、ポインタを用いて対応させた圧縮イメージデータのポインタ情報52が管理される。また、前後のページに対するポインタ値であるリンク情報53も管理される。これによって、前後のページを引き出して、ページビットイメージ表示部32に対して表示することが可能となる。
【0033】
また、リンクされるページID監視制御部50には、片面なのか、両面の表面または裏面なのかを識別するためのページ面情報54が含まれ、また、コピー無しか、またはコピー付きの場合に何部目のページか等を示したコピー情報55が管理されている。更に、現在の処理ステート56、現在の位置情報57、ジャムに代表されるジャムエラー情報58が各々管理される。
【0034】
図4(a)〜(c)は、処理ステート(PRC)56、位置情報(LOC)57、およびジャムエラー情報(ERR)58の状態とその内容を示した図である。図4(a)は処理ステート(PRC)56を、図4(b)は位置情報(LOC)57を、図4(c)はジャムエラー情報(ERR)58の内容を説明している。
まず、図4(a)に示す処理ステート(PRC)56では、0〜6の7つの状態に層別して管理されている。本実施の形態では、状態0は初期状態、状態1はページ(イメージ)作成中(保存中)、状態2はページ(イメージ)エンジンへ転送中、状態3はページ(イメージ)の給入搬送中(紙へのマッピング前)、状態4は紙へのページイメージのマッピング中、状態5はページ(イメージ)の排紙搬送中(紙へのマッピング後)、状態6はページ(イメージ)の排紙完了として、各ID情報51毎に処理ステート(PRC)56が管理されている。
【0035】
図4(b)に示す位置情報(LOC)57では、媒体(紙)の存在する位置に応じて、0〜8の9つの状態に層別して管理されている。状態0は入力トレイ(給紙トレイ)上にある(ピックアップされていない)状態を示し、状態1はピックアップされて搬送上の第1センサにかかっていない状態を示している。状態2は搬送上の第1センサ〜第nセンサにある状態、状態3は搬送上の第nセンサ〜レーザ吸着位置(転写位置)にある状態、状態4はレーザ吸着位置(転写位置)にある状態、状態5は搬送上のレーザ吸着位置〜センサmにある状態、状態6は搬送上のセンサm〜最終センサ上にある状態、状態7は搬送上の最終センサを通り過ぎてスタッカへ排紙される前の状態、状態8は排紙スタッカ上にある(印刷完了)状態を示している。
【0036】
また、図4(c)に示すジャムエラー情報(ERR)58では、0〜5の6つの状態に層別して管理されている。状態0はエラー無しを、状態1は給入ジャムを、状態2は搬送ジャムを、状態3は転写ジャムを、状態4は排紙ジャムを、状態5はその他のジャムを示しており、エンジンであるビットマップ展開済データ印刷部20による各センサにて検出された状態に基づいて管理されている。
【0037】
また、本実施の形態では、ページIDの更新(付加・廃棄)として、2つのステージを定義している。第1のステージはページIDの付加、第2のステージはページIDの廃棄である。第1のステージであるページIDの付加では、前述したように、ビットイメージ展開済データ保存部14で付加される。第2のステージであるページIDの廃棄は、基本的には行われない。但し、更新されるのは、リングバッファとして変数領域がトグル(10000バッファを使い切った際、最も古いページID構造に上書きをして再利用する)場合と、プリンタのリスタート時である。
【0038】
図5は、ジャム時におけるページID監視制御部50の管理状態の一例を示した図である。ビットマップ展開済データ印刷部20であるプリンタエンジン内には最大4ページの紙が蓄積可能であり、片面に対する印刷を行う場合を例に示している。ここでは、ID情報51として、ID:656〜ID:662の7ページの管理状態を示しており、ID:658〜ID:661までの4ページ(4枚)がプリンタエンジン内に滞留している状態を示している。このID:658〜ID:661の4枚がジャムエラーの対象として管理されている。この管理状態に基づいて、ページID監視制御部50は、ID:658のビットマップイメージをビットイメージ展開済データ保存部14から引き出し、ページビットイメージ表示部32に表示させ、リカバリ位置をユーザ(オペレータ)に確認する。しかしながら、実際にプリンタ内部からジャムを取りに行った際に、例えばID:657の部分も用紙端が折れていて、ユーザが復帰の対象としたい場合には、ジャムリカバリユーザインターフェース部30にて前ページであるID:657を表示する要求が出される。この要求を受けたページID監視制御部50は、ID:657のビットマップイメージをビットイメージ展開済データ保存部14から引き出し、ページビットイメージ表示部32に表示させる。これによって、ユーザは、ID:657に対する再印刷の指示を実行することができる。
【0039】
図6(a),(b)は、ディスプレイに表示されたページビットイメージの状態の一例を示す図である。図6(a)はページ毎にジャムの発生した状態を示す図であり、図6(b)はジャムリカバリユーザインターフェース部30に基づく表示状態を示している。この図6(b)に示す装置は、印刷装置10に直接、接続されて、印刷装置10に隣接して設けられても構わないし、印刷装置10とネットワークを介して離れた場所に設けられても構わない。
【0040】
図6(a)に示すように、ここでは、例えばページ34までは印刷装置10が正常にプリントアウトしたと認識し、ページ35からはジャムが発生して正常に出力できなかったものと認識している状態を示している。図6(b)に示すディスプレイ71には、ページビットイメージ表示72と共に、例えば、「ジャムが発生しました」等の警告メッセージ73、「ページ35から再印刷を行います。よろしいですか?」等の再印刷指定メッセージ74が示される。また、ここでは、印刷装置10にてジャムが発生したと認識されるページ35に対して、赤色の枠等で表現された強調表示75を付加している。また、スクロール指示表示76を設けており、ユーザによるキーボード77やマウス78等の指示部の操作によって、前後のページを表示することができる。更に、各ページに対するページビットイメージの表示と共に、媒体である紙への印刷が表面になされるのか裏面になされるのか、の識別ができるように表示がなされる。図6(b)では、各ページビットイメージに対して表面/裏面の文言にて表示がなされている。
【0041】
ここで、例えば、ユーザにより、実際にジャムが発生したものが印刷装置10の認識したページ35であることを認識したが、ページ34もページ33も汚れていて、印刷物として不適当であるものとする。このとき、ユーザは、例えばマウス78によってスクロール指示表示76を操作し、ページ33のイメージおよびページ32のイメージを表示させる。そして、実際に出力されて汚れているページ33と再印刷が不要である汚れていないページ32を確認し、マウス78やキーボード77を用いて再印刷開始のページとしてページ33を指定する。再印刷指定メッセージ74により、ページ33からの再印刷を確認し、マウス78等を用いて再印刷を指示する。これによって、印刷装置10は、ページ33から再印刷を行うことが可能となる。尚、図6(b)では、パーソナルコンピュータ等のディスプレイ71、キーボード77、マウス78を用いたものにて説明したが、例えば、印刷装置10自身に、タッチパネルとして機能する大型の液晶ディスプレイを備えたコントロールパネル等を設け、この液晶ディスプレイの表示部分を押圧することで、これらの指示を行うように構成しても構わない。
【0042】
また、本実施の形態では、ジャム等の用紙供給/搬送系に関するエラー処理だけではなく、例えば、スタック装置(スタッカ)にてページ順番に不整列が生じた場合に、そのページ順番を正しい整列に戻すことが可能である。例えば、不整列が生じたページから印刷を開始する指示をマウス78やキーボード77にて指示する態様が挙げられる。また、例えば、スタック装置(スタッカ)が20段程度のスタックビンを備えて印刷物を整理している場合には、ディスプレイ71におけるページビットイメージ表示72に際し、本来、スタックされるべきビンの番号等を同時に表示することも可能である。ユーザはかかるビン番号と実際のスタック状況に応じて、出力すべきビンを新たに選択して、印刷の再開を実行させることも可能である。
【0043】
また、上述のように、印刷される面が紙の表面か裏面か、を表示することが可能であるが、マウス78やキーボード77を用いて、この表面への印刷または裏面への印刷をそれぞれ変更するように指定することも可能である。このように構成すれば、ユーザは、実際にページ画面を見て、出力されるページを確認しながら表裏の指定、変更を行うことが可能である。
【0044】
このように、本実施の形態では、印刷装置10内での用紙ジャムなどの用紙搬送エラー発生あるいは排紙スタック(印刷済みの用紙を順に格納すること)エラー発生に際し、ビットマップ展開済データ印刷部20に設けられたジャムセンサ21に基づいてエラーの発生したページ位置を認識することができる。また、確認のために用いられるページビットイメージは、イメージ変換前のデータではなく、ラスタリング処理された後のビットマップイメージである。これによって、認識されたページ位置に基づくページビットイメージを、付帯された、またはネットワーク等で接続されたジャムリカバリユーザインターフェース部30のディスプレイに速やかに表示することが可能となり、印刷装置10自身が検知して判断した再印刷開始ページの位置について、使用者に対して即座に確認を促すことができる。
【0045】
一方、ジャムリカバリユーザインターフェース部30では、ユーザインターフェース部分であるページビットイメージ表示部32およびリカバリ対象ページ指定部33を用いて、使用者自身が印刷装置10自身の判断による再印刷開始位置を訂正し、再印刷開始位置を指示することができる。この訂正および指示に基づいて、ジャムリカバリユーザインターフェース部30から明確な再印刷開始位置の訂正・指示を印刷装置10側に送ることが可能となる。
【0046】
また、用紙搬送中にはジャムとして検知されなかったが、用紙搬送後のスタック不具合やユーザ介入等によって、印刷物19にページ折れやページの順番に不整列が生じる場合がある。かかる場合に、本実施の形態では、使用者のスクロール操作指示によって、ページビットイメージ表示部32に該当するページビットイメージを表示した後、十分な確認を行って、必要なページだけを選択し、再印刷させることができる。例えば、整列不具合の場合には、その順番をビジュアルに確認し、正しい整列に戻すことが可能である。
【0047】
更に、印刷装置10が両面印刷をサポートしている場合には、ページビットイメージ表示部32に印刷するページビットイメージを呼び出すことで、表裏を確認することができる。即ち、印刷途中や印刷終了後に、印刷物19の面が表面か裏面かを確認できるようなページ番号等の識別子が印字されていない場合でも、ページビットイメージ表示部32にて表裏を明らかにしてページビットイメージを表示することで、容易に表裏を確認することが可能となる。
【0048】
以上詳述したように、本実施の形態によれば、ジョブ単位ではなく、ページ単位で再印刷箇所をビジュアルに確認し、更に、ユーザ側から訂正・指示を可能とすることで、ジャム等のエラー処理からの確実・正確な復帰が可能となる。これにより、印刷ジョブの中身を知らない使用者(プリンタオペレータ)でも、ジャムが発生した場合に、正確に出力の再開/確認ができる。また、大量印刷をする場合には、的確な再印刷動作を指示することができ、トナー等のプリンタ消耗品、使用する紙の量、運用時間等の印刷コストの大幅な節約・低減に結びつけることができる。また、印刷物19の印刷順番、印刷イメージ等の詳細な確認が即座に行える画期的なユーザインターフェースの提供により、運用面での人的コストの低減や、ユーザによる快適な運用が可能となる。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、印刷装置における用紙搬送不良等のエラーから復帰・再印刷する際に、好ましいページからの再印刷動作を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態における印刷処理システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】 本実施の形態が適用された印刷処理システムにおける処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】 ページID監視制御部50にて管理される情報の内容を示した図である。
【図4】 (a)〜(c)は、処理ステート(PRC)56、位置情報(LOC)57、およびジャムエラー情報(ERR)58の状態とその内容を示した図である。
【図5】 ジャム時におけるページID監視制御部50の管理状態の一例を示した図である。
【図6】 (a),(b)は、ディスプレイ71に表示されたページビットイメージの状態の一例を示す図である。
【符号の説明】
9…プリントデータ、10…印刷装置、11…データ受信部、12…データスプール部、13…データ解析部、14…ビットイメージ展開済データ保存部、15…ビットイメージ展開済データ読出部、18…印刷物出力部、19…印刷物、20…ビットマップ展開済データ印刷部、21…ジャム(JAM)センサ、22…ジャム(JAM)センサ信号処理部、30…ジャム(JAM)リカバリユーザインターフェース部、31…ジャム(JAM)発生箇所表示部、32…ページビットイメージ表示部、33…リカバリ対象ページ指定部、50…ページID監視制御部、51…ID情報、52…圧縮イメージデータのポインタ情報、53…リンク情報、54…ページ面情報、55…コピー情報、56…処理ステート、57…位置情報、58…ジャムエラー情報、71…ディスプレイ、72…ページビットイメージ表示、73…警告メッセージ、74…再印刷指定メッセージ、75…強調表示、76…スクロール指示表示、77…キーボード、78…マウス
Claims (4)
- 入力されまたは展開されたビットマップイメージに対してページ毎の識別を施して蓄積する蓄積手段と、
入力されまたは展開された前記ビットマップイメージを媒体に印刷する印刷手段と、
前記印刷手段による印刷中または印刷後において、前記蓄積手段におけるページ毎の識別に基づいて、蓄積されたビットマップイメージを読み出し、表示させるために出力する出力手段と、
前記印刷手段により印刷される媒体の供給/搬送系不良を複数の箇所で検出する検出手段と、
前記出力手段により出力されたビットマップイメージを表示する表示手段と、
前記表示手段により表示されたビットマップイメージの中から、印刷を開始するページを指定する指定手段と、を備え、
前記出力手段は、前記印刷手段に対して前記媒体の存在する位置を層別して管理し、管理された当該位置に基づき、前記検出手段によって供給/搬送系不良により正常に印刷出力されなかったと認識されるページに応じて前記ビットマップイメージを読み出し、
前記印刷手段は、前記指定手段による指定によって決定されるページ毎の識別に基づいて、所定ページからの印刷を実行することを特徴とする印刷装置。 - ビットマップイメージを媒体に印刷する印刷部に接続され、当該印刷部に対して印刷指示を行う印刷指示装置であって、
印刷されるページ毎に識別されたページ識別情報と共に特定のページに対するページビットイメージを前記印刷部から受信する受信手段と、
前記受信手段により受信した前記ページビットイメージを表示する表示手段と、
前記表示手段に表示された前記ページビットイメージの中から、前記印刷部にて印刷を行うページを指定する指定手段と、
前記指定手段により指定された前記ページの有するページ識別情報を前記印刷部に対して出力する出力手段と、
前記表示手段に表示されたページビットイメージにおける前後のページを表示するためのスクロール指示を実行するスクロール指示手段とを備え、
前記受信手段は、前記印刷部において発生したジャムに関係するページビットイメージを当該印刷部における前記媒体の存在する位置に応じて当該印刷部から受信し、更に前記スクロール指示手段により指示されたスクロール指示に関するページビットイメージを順次受信し、
前記表示手段は、ジャムに関係する前記ページビットイメージに対して所定のエラー表示を施して当該ページビットイメージを表示し、更に前記受信手段により順次受信されたページビットイメージを順次表示することを特徴とする印刷指示装置。 - 入力されたデータに対してラスタライズ処理を施してページビットイメージを作成すると共に、作成されたページビットイメージを媒体に対して印刷する印刷装置と、前記印刷装置に接続されてジャム発生時にページビットイメージを表示すると共に、当該印刷装置に対して所定の指示を行う表示指示装置と、を備えた印刷処理システムであって、
前記印刷装置は、ラスタライズ処理が施されたページビットイメージをメモリに蓄積し、用紙搬送部の複数の箇所でジャムを監視し、ジャム発生に際して層別して管理された前記媒体の存在する位置に基づき、当該メモリの中から前記位置に対応するページビットイメージを読み出して前記表示指示装置に対して出力し、
前記表示指示装置は、前記印刷装置から出力されたページビットイメージを表示すると共に、ユーザのスクロール指示によってページスクロールを実行し、表示されたページビットイメージの中から特定のページビットイメージを指定して、前記印刷装置に対して再印刷指示を出力することを特徴とする印刷処理システム。 - 入力されまたは展開されたビットマップイメージをページ毎の識別情報をもとに蓄積し、
入力されまたは展開されたビットマップイメージを媒体に対して印刷し、
用紙搬送部の複数の箇所でジャムを監視し、
媒体に対して印刷する際にジャムが生じた場合に、当該媒体の存在する位置を層別して管理し、
管理された前記位置に基づいて、蓄積されているビットマップイメージの中から前記位置に応じた所定のビットマップイメージをページ単位に区別して表示し、
表示された所定のビットマップイメージに対するユーザの再印刷指示をページ単位で受け付け、
ページ単位で再印刷指示が受け付けられたビットマップイメージの有する識別情報に基づいて再印刷処理を実行することを特徴とする再印刷処理方法。
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