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JP3623488B2 - 動脈狭窄検査装置および足首血圧測定装置 - Google Patents

動脈狭窄検査装置および足首血圧測定装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、動脈狭窄の有無を検査する動脈狭窄検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
動脈硬化の一種として、脂質,特にコレステロールが動脈壁内面に沈着して丘状に肥厚するアテローム(粥状)硬化症がある。このアテローム硬化症は、血管に狭窄が生じることによって血管径が狭くなることから、動脈狭窄あるいは閉塞性動脈硬化ともいう。動脈狭窄を検査する装置として、狭窄があるとその下流部位では血圧が低下するという事実を利用して狭窄を検査する下肢上肢血圧指数測定装置が知られている。たとえば、特許第3140007号公報に記載の装置がそれである。下肢上肢血圧指数測定装置は、上肢および下肢にカフを装着して上肢血圧値および下肢血圧値を測定し、その上肢血圧値と下肢血圧値との比である下肢上肢血圧指数を算出して、その下肢上肢血圧指数に基づいて動脈狭窄の有無を検査している。
【0003】
たとえば、下肢上肢血圧指数に基づく閉塞性動脈硬化の検査では、下肢最高血圧値を上肢最高血圧値で割ることにより下肢上肢血圧指数を算出し、その下肢上肢血圧指数が0.9よりも大きい場合には動脈狭窄はなく、下肢上肢血圧指数が0.9以下の場合には動脈狭窄の疑いがあると判断する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記下肢上肢血圧指数測定装置では、下肢として足首が選択され、足首にカフが装着されることが一般的である。ところで、足首には、前脛骨動脈および後脛骨動脈の2本の太い動脈があり、一方の動脈には狭窄があるが、他方の動脈には狭窄がないこともある。前述のように、狭窄があると下流部位では血圧が低下するが、足首の場合には2本の太い動脈があり、一方の動脈にしか狭窄がない場合には、狭窄がなく血圧が低下していない側の血圧が足首血圧値として測定されてしまう。従って、一方の動脈に狭窄があっても、測定される足首血圧は正常値を示し、その足首血圧に基づいて算出される下肢上肢血圧指数も正常値となってしまうので、下肢上肢血圧指数から狭窄を発見できない場合もある。
【0005】
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、下肢における狭窄の有無を精度よく判定できる下肢上肢血圧指数を算出するための足首血圧測定装置、および下肢における狭窄の有無を精度よく判定できる動脈狭窄検査装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための第1の手段】
上記目的を達成するための第1発明は、(a)生体の足首に装着されるカフと、(b)そのカフの圧迫圧力を、そのカフの装着部位における最高血圧よりも高い圧力から徐速降圧させるカフ圧制御装置と、(c)そのカフが装着されている部位よりも下流部位に装着されて、その部位において発生する下流脈波を検出する下流脈波検出装置と、(d)前記カフ圧制御装置により前記カフの圧迫圧力が徐速降圧させられている過程で前記下流脈波検出装置により逐次検出される下流脈波の大きさが大きく増加する増加点を検出する増加点検出手段と、(e)その増加点検出手段により2つ目の増加点が検出されたときの前記カフの圧迫圧力を、狭窄がある側の脛骨動脈の最高血圧値に決定する足首血圧値決定手段とを含むことを特徴とする足首血圧測定装置である。
【0007】
【第1発明の効果】
この発明によれば、足首に装着されたカフの圧迫圧力が徐速降圧させられる過程で、足首より下流部位に装着された下流脈波検出装置により下流脈波が逐次検出され、増加点検出手段により下流脈波の大きさが大きく増加する増加点が検出される。前脛骨動脈および後脛骨動脈のうち一方の脛骨動脈に狭窄があると、狭窄がある側の脛骨動脈の血流が再開するときのカフの圧迫圧力は、狭窄がない側の脛骨動脈の血流が再開するときのカフの圧迫圧力よりも低くなるので、カフの下流部位では血流の大きさが2度比較的大きく増加する。従って、一方の脛骨動脈に狭窄があると増加点検出手段により2つの増加点が検出されるので、足首血圧値決定手段により、増加点検出手段により2つ目の増加点が検出されたときのカフの圧迫圧力を、狭窄がある側の脛骨動脈の最高血圧値に決定することができる。
【0008】
【課題を解決するための第2の手段】
上記足首血圧測定装置により測定された、狭窄がある側の脛骨動脈の最高血圧値を用いて下肢上肢血圧指数を算出し、その下肢上肢血圧指数から動脈狭窄の有無を判定すると、動脈狭窄の有無を精度よく判定できる。すなわち、前記目的を達成するための第2発明は、前記足首血圧測定装置と、前記生体の上肢における上肢最高血圧値を測定する上肢血圧測定装置と、前記足首血圧測定装置により測定された最高血圧値と、前記上肢血圧測定装置により測定された上肢最高血圧値とに基づいて、下肢上肢血圧指数を算出する下肢上肢血圧指数算出手段とを含むことを特徴とする動脈狭窄検査装置である。
【0009】
【第2発明の効果】
この発明によれば、下肢上肢血圧指数算出手段により、足首血圧測定装置により測定された、狭窄がある側の最高血圧値に基づいて、下肢上肢血圧指数が算出されるので、その下肢上肢血圧指数から動脈狭窄の有無を判定すれば、動脈狭窄の有無を精度よく判定することができる。
【0010】
【課題を解決するための第3の手段】
また、前述のように、一方の脛骨動脈に狭窄があると増加点検出手段により2つの増加点が検出されるので、増加点が2つ検出されたことに基づいて動脈狭窄があると判断することもできる。すなわち、前記目的を達成するための第3発明は、(a)生体の足首に装着されるカフと、(b)そのカフの圧迫圧力を、そのカフの装着部位における最高血圧よりも高い圧力から徐速降圧させるカフ圧制御装置と、(c)そのカフが装着されている部位よりも下流部位に装着されて、その部位において発生する下流脈波を検出する下流脈波検出装置と、(d)前記カフ圧制御装置により前記カフの圧迫圧力が徐速降圧させられている過程で前記下流脈波検出装置により逐次検出される下流脈波の大きさが大きく増加する増加点を検出する増加点検出手段と、(e)その増加点検出手段により2つ目の増加点が検出されたことに基づいて狭窄があると判定する狭窄判定手段とを含むことを特徴とする動脈狭窄検査装置である。
【0011】
【第3発明の効果】
この発明によれば、足首に装着されたカフの圧迫圧力が徐速降圧させられる過程で、足首より下流部位に装着された下流脈波検出装置により下流脈波が逐次検出され、増加点検出手段により下流脈波の大きさが大きく増加する増加点が検出され、狭窄判定手段により、増加点検出手段により2つの増加点が検出されたことに基づいて狭窄があると判定されるので、一方の脛骨動脈には狭窄がなくても、他方の脛骨動脈に狭窄がある場合には狭窄があると判定されるので、狭窄の有無の判定精度が向上する。
【0018】
【発明の好適な実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明が適用された動脈狭窄検査装置10の構成を説明する図である。この動脈狭窄検査装置10は、足首12における血圧値BPすなわち足首血圧値BP(A)を測定するとともに、上腕14における血圧値BPすなわち上腕血圧値BP(B)を測定し、その足首血圧値BP(A)および上腕血圧値BP(B)から、下肢上肢血圧指数として足首上腕血圧指数ABIを算出し、その足首上腕血圧指数ABIから動脈狭窄の有無を検査する装置である。
【0019】
図1において、動脈狭窄検査装置10は、足首12における血圧を測定する足首血圧測定装置16、および上腕14における血圧を測定し、上肢血圧測定装置として機能する上腕血圧測定装置18を備えている。
【0020】
足首血圧測定装置16は、ゴム製袋を布製帯状袋内に有して患者の足首12に巻回される足首用カフ20、この足首用カフ20に配管22を介して接続された圧力センサ24、調圧弁26、および配管27を介して調圧弁26に接続された空気ポンプ28を備えている。調圧弁26は、空気ポンプ28から供給される圧縮空気を、その圧力を調圧して足首用カフ20内へ供給し、或いは、足首用カフ20内の空気を排気することにより足首用カフ20内の圧力を調圧する。
【0021】
圧力センサ24は、足首用カフ20内の圧力を検出してその圧力を表す圧力信号SP1を静圧弁別回路30および脈波弁別回路32にそれぞれ供給する。静圧弁別回路30はローパスフィルタを備え、圧力信号SP1に含まれる定常的な圧力すなわち足首用カフ20の圧迫圧力(以下、この圧力を足首カフ圧PCという)を表す足首カフ圧信号SCを弁別してその足首カフ圧信号SCをA/D変換器34を介して電子制御装置36へ供給する。
【0022】
上記脈波弁別回路32はバンドパスフィルタを備え、圧力信号SP1の振動成分である足首脈波信号SMを周波数的に弁別してその足首脈波信号SMをA/D変換器38を介して電子制御装置36へ供給する。上記足首脈波信号SMは足首用カフ20内の圧力振動である足首脈波を表すので、脈波弁別回路32は足首脈波検出装置として機能する。
【0023】
上腕血圧測定装置18は、前記足首血圧測定装置16に備えられたものと同一の構成を有するカフすなわち上腕用カフ40、圧力センサ42、調圧弁44および空気ポンプ45を備えており、上腕用カフ40は上腕14に巻回され、調圧弁44と空気ポンプ45は配管46により接続され、上腕用カフ40、圧力センサ42および調圧弁44は配管47により相互に接続されている。圧力センサ42は、上腕用カフ40内の圧力を表す圧力信号SP2を、前記足首血圧測定装置16に備えられたものと同一の構成を有する静圧弁別回路48および脈波弁別回路50にそれぞれ供給する。静圧弁別回路48は圧力信号SP2に含まれる定常的な圧力すなわち上腕用カフ40の圧迫圧力(以下、この圧力を上腕カフ圧PCという)を表す上腕カフ圧信号SCを弁別してその上腕カフ圧信号SCをA/D変換器52を介して電子制御装置36へ供給し、脈波弁別回路50は、圧力信号SP2の振動成分である上腕脈波信号SMを周波数的に弁別してその上腕脈波信号SMをA/D変換器54を介して電子制御装置36へ供給する。
【0024】
下流脈波検出装置として機能する光電脈波センサ56は足の指先に装着され、指先の毛細血管内の血液容積の変動によって発生する容積脈波を検出し、その容積脈波に対応する容積脈波信号SMを、A/D変換器57を介して前記電子制御装置36へ出力する。上記容積脈波信号SMが表す容積脈波は、指先において発生した脈波であるので、以下、この容積脈波を指尖脈波という。なお、光電脈波センサ56は脈波足首用カフ20が装着されている部位よりも下流部位に装着されていることから、光電脈波センサ56により検出される指尖脈波は下流脈波である。
【0025】
上記光電脈波センサ56の構成を図2に示す。光電脈波センサ56は、指尖部などの生体の一部を収容可能なハウジング58内に、ヘモグロビンによって反射可能な波長帯の赤色光或いは赤外光、好ましくは酸素飽和度によって影響を受けない800nm程度の波長を生体の表皮に向かって照射する発光素子59と、ハウジング58の発光素子59に対向する側に設けられ、上記生体の一部を透過してきた光を検出する受光素子60とを備えている。
【0026】
上記電子制御装置36は、CPU62,ROM64,RAM66,および図示しないI/Oポート等を備えた所謂マイクロコンピュータにて構成されており、CPU62は、ROM64に予め記憶されたプログラムに従ってRAM66の記憶機能を利用しつつ信号処理を実行することにより、I/Oポートから駆動信号を出力して空気ポンプ28、45および調圧弁26、44を制御する。CPU62は、それら空気ポンプ28、45および調圧弁26、44を制御することにより、足首用カフ20内の圧力および上腕用カフ40内の圧力を制御する。また、CPU62は、電子制御装置36に供給される信号に基づいて演算処理を実行することにより足首血圧値BP(A)、上腕血圧値BP(B)、足首上腕血圧値ABIを決定するとともに、決定したそれらの値を表示器68に表示する。
【0027】
図3は、電子制御装置36の制御機能の要部を示す機能ブロック図である。足首カフ圧制御手段70は、後述する足首血圧値決定手段78からの指令信号に従って、静圧弁別回路30から供給される足首カフ圧信号SCに基づいて空気ポンプ28およびそれに接続された調圧弁26を制御して、足首カフ圧PCを以下のように制御する。すなわち、足首カフ圧PCを足首12における最高血圧値BP(A)SYSよりも高い圧力に設定された所定の第1目標圧力値PCM1(たとえば240mmHg)まで急速昇圧させた後、その足首カフ圧PCを3mmHg/sec程度の速度で徐速降圧させる。さらに、足首最低血圧値BP(A)DIAが決定された後に足首カフ圧PCを大気圧とする。本実施形態に示す動脈狭窄検査装置10では、この足首カフ圧制御手段70、足首カフ圧制御手段70により制御される空気ポンプ28および調圧弁26、足首カフ圧制御手段70に足首カフ圧信号SCを供給するための装置である圧力センサ24および静圧弁別回路30により足首カフ圧制御装置が構成される。
【0028】
基準脈波値決定手段72は、カフ圧制御手段70により足首カフ圧PCが徐速降圧させられている過程で光電脈波センサ56により逐次検出される指尖脈波について、一拍分程度の期間乃至数拍分程度の期間に設定された所定期間内の基準脈波値を逐次決定する。この基準脈波値とは、上記所定期間内の指尖脈波の平均値、最大値、最小値などをいう。変化値算出手段74は、上記基準脈波値決定手段72により逐次決定された基準脈波値の変化値(すなわち変化率または変化量)を算出する。このようにして算出した変化値は、脈拍に対応した脈波の変化の影響を受けないので、足首用カフ20の圧迫圧力の低下による血流量の変化を精度よく表している。
【0029】
増加点検出手段76は、変化値算出手段74により算出された変化値の変化率を算出し、その変化率が所定の判断基準値THを超えた点を、指尖脈波の大きさが大きく増加した増加点Gとして検出する。図4は、足首カフ圧制御手段70により、足首カフ圧PCが降圧させられている過程で検出される足首脈波および指尖脈波の変化を概念的に示す図である。足首カフ圧PCが足首12内の前脛骨動脈または後脛骨動脈のうち最高血圧が高い側の圧力よりも低くなると、足首12における血流が再開される。図4のt1時点はその状態を示す。足首12において血流が再開されると、その下流でも血流が再開するので、指尖脈波も大きくなる。従って、t1時点で最初の増加点G1が検出される。前脛骨動脈にも後脛骨動脈にも狭窄がない場合には、2つの動脈の血圧はそれほど違わないので、足首12内の前脛骨動脈および後脛骨動脈において血流が再開する時期はほぼ等しくなる。しかし、一方の動脈に狭窄があると、狭窄がある側の血圧は低下するので、狭窄がある側の動脈では足首12において血流が再開する時期が遅れる。足首カフ圧PCが、狭窄がある側の動脈の最高血圧値よりも低くなると、狭窄がある側の動脈の血流も再開され、足首12の下流側の血流量も大きく増加するので、2つ目の増加点G2が検出される。図4のt2時点はその状態を示す。
【0030】
足首血圧値決定手段78は、カフ圧制御手段70により足首カフ圧PCが徐速降圧させられている過程において、静圧弁別回路30から逐次供給される足首カフ圧信号SCおよび脈波弁別回路32から逐次供給される足首脈波信号SMから、足首カフ圧PCおよび足首脈波の振幅の変化を逐次決定し、その決定した足首カフ圧PCおよび足首脈波の振幅の変化に基づいて、良く知られたオシロメトリックアルゴリズムを用いて足首12における血圧値すなわち足首最高血圧値BP(A)SYS、足首平均血圧値BP(A)MEAN、足首最低血圧値BP(A)DIAを決定する。たとえば、足首最高血圧値BP(A)SYSの決定については、足首カフ圧PCの低下により足首12における血流が再開することに基づいて足首脈波が増加する点を足首最高血圧値BP(A)SYSに決定する。さらに、足首血圧値決定手段78は、増加点検出手段76により2つ目の増加点G2が検出された場合には、その2つ目の増加点G2が検出された時点の足首カフ圧PCを第2足首最高血圧値BP(A)SYS2に決定する。
【0031】
上腕カフ圧制御手段80は、後述する上腕血圧値決定手段82からの指令信号に従って、静圧弁別回路50から供給される上腕カフ圧信号SCに基づいて空気ポンプ45およびそれに接続された調圧弁44を制御して上腕カフ圧PCを以下のように制御する。すなわち、上腕カフ圧PCを上腕14における最高血圧値BP(B)SYSよりも高い圧力に設定された所定の第2目標圧力値PCM2(たとえば180mmHg)まで急速昇圧させた後、その上腕カフ圧PCを3mmHg/sec程度の速度で徐速降圧させる。さらに、上腕最低血圧値BP(B)DIAが決定された後に上腕カフ圧PCを大気圧とする。
【0032】
上腕血圧値決定手段82は、上腕カフ圧制御手段80による上腕カフ圧PCの徐速降圧過程において、静圧弁別回路50から逐次供給される上腕カフ圧信号SCおよび脈波弁別回路50から逐次供給される上腕脈波信号SMから、上腕カフ圧PCおよび上腕脈波の振幅の変化を逐次決定し、その決定した上腕カフ圧PCおよび上腕脈波の振幅の変化に基づき、よく知られたオシロメトリック法を用いて上腕14における血圧値すなわち上腕最高血圧値BP(B)SYS、上腕平均血圧値BP(B)MEAN、および上腕最低血圧値BP(B)DIAを決定する。
【0033】
下肢上肢血圧指数算出手段84は、足首血圧値決定手段78により第2足首最高血圧値BP(A)SYS2が決定されている場合には、その第2足首最高血圧値BP(A)SYS2と上腕血圧値決定手段82により決定された上腕最高血圧値BP(B)SYSとに基づいて足首上腕血圧指数ABIを算出し、第2足首最高血圧値BP(A)SYS2が決定されていない場合には、足首血圧値決定手段78により決定された足首最高血圧値BP(A)SYSと上腕最高血圧値BP(B)SYSとに基づいて足首上腕血圧指数ABIを算出する。ここで、足首上腕血圧指数ABIは、足首最高血圧値BP(A)SYSまたは第2足首最高血圧値BP(A)SYS2を上腕最高血圧値BP(B)SYSで割ることによって、或いは、上腕最高血圧値BP(B)SYSを足首最高血圧値BP(A)SYSまたは第2足首最高血圧値BP(A)SYS2で割ることによって算出する。
【0034】
図5乃至図7は、図3の機能ブロック図に示した電子制御装置36の制御作動をさらに具体化して示すフローチャートであって、図5は足首血圧値決定ルーチン、図6は上腕血圧値決定ルーチン、図7は足首上腕血圧指数ABI算出ルーチンである。
【0035】
まず、図5の足首血圧値決定ルーチンを説明する。図5において、まず、ステップSA1(以下、ステップを省略する。)では、空気ポンプ28および調圧弁26を制御することにより、足首カフ圧PCの急速昇圧を開始する。続くSA2では、足首カフ圧PCがたとえば240mmHgに設定された第1目標圧力値PCM1以上となったか否かを判断する。この判断が否定された場合にはこのSA2の判断を繰り返し実行する。一方、この判断が肯定された場合には、続くSA3において、空気ポンプ28を停止させ且つ調圧弁26を制御することにより、予め設定した3mmHg/sec程度の速度での足首カフ圧PCの徐速降圧を開始する。
【0036】
続くSA4では、タイマtの内容に「0」を入力する。そして、続くSA5では、静圧弁別回路30から供給される足首カフ圧信号SC、脈波弁別回路32から供給される足首脈波信号SM、および光電脈波センサ56から供給される容積脈波信号SMを読み込む。
【0037】
続くSA6では、血圧値決定ルーチンを実行する。すなわち、上記SA5で読み込んだ足首カフ圧信号SCおよび足首脈波信号SMから、上腕カフ圧PCおよび足首脈波の振幅を一拍毎に決定し、その振幅の変化に基づいて良く知られたオシロメトリック方式の血圧値決定アルゴリズムに従って足首最高血圧値BP(A)SYS、足首平均血圧値BP(A)MEAN、足首最低血圧値BP(A)DIAを決定する。
【0038】
続くSA7では、タイマtが、脈拍の一拍分に相当する期間に予め設定された期間T1を超えたか否かを判断する。このSA7の判断が否定された場合には、前記SA5以下を繰り返し実行することにより、足首カフ圧信号SC、足首脈波信号SM、容積脈波信号SMを逐次読み込み、その読み込んだ信号に基づいて血圧値ルーチンを継続する。
【0039】
一方、SA7の判断が肯定された場合には、基準脈波値決定手段72に相当するSA8において、前記SA5乃至SA7の繰り返しにより読み込んだT1期間分の指尖脈波の大きさを平均した平均値を算出する。
【0040】
そして、続くSA9では、このSA9の直前のSA8で算出した平均値を、前回SA8で算出した平均値で割ることにより平均値の変化率を算出する。このSA9が変化値算出手段74に相当する。
【0041】
続くSA10では、SA9で算出した変化率が予め実験に基づいて設定された判断基準値THを超えたか否かを判断する。このSA10の判断が肯定されるのは、T1期間分の指尖脈波の平均的な大きさが急に大きくなる場合、すなわち、増加点Gが発生した場合であるので、SA10の判断が肯定された場合には増加点を検出したことになり、SA10は増加点検出手段76に相当する。図4に示す指尖脈波の場合には、t1時点やt2時点でSA10の判断が肯定される。
【0042】
SA10の判断が否定された場合には、後述するSA13の判断を直接実行する。一方、SA10の判断が肯定された場合には、続くSA11において、その変化率が判断基準値THを超えたのが2回目であるか否かを、さらに判断する。このSA11の判断が肯定されるのは、前脛骨動脈および後脛骨骨動脈のうち最高血圧値が低い側の動脈の血流が再開された場合であるので、SA11の判断が肯定された場合には、続くSA12において、そのときの足首カフ圧PCすなわち前記SA5で読み込んだ足首カフ圧信号SCが表す足首カフ圧PCのうち最新の足首カフ圧PCを第2足首最高血値BP(A)SYS2に決定する。なお、前記SA10の判断が最初に肯定されるのは、図4のt1時点であり、このときには前記SA6で足首最高血圧値BP(A)SYSが決定されるので、第2足首最高血値BP(A)SYS2は、前脛骨動脈および後脛骨動脈のうち狭窄があることによって低くなっている側の最高血圧値である。
【0043】
上記SA12を実行した場合、前記SA10またはSA11の判断が否定された場合には、SA13を実行する。SA13では、前記SA6において足首血圧値BP(A)の決定が完了したか否か、すなわち、足首最高血圧値BP(A)SYS、足首平均血圧値BP(A)MEAN、足首最低血圧値BP(A)DIAを全て決定したか否かを判断する。この判断が否定された場合には、前記SA4以下を繰り返し実行することにより、足首カフ圧信号SC、足首脈波信号SM、容積脈波信号SMをさらに読み込み、それらの信号に基づいて第2足首最高血圧値BP(A)SYS2を含む足首血圧値BP(A)の決定を継続する。図5では、SA6およびSA11乃至SA13が足首血圧値決定手段78に相当する。
【0044】
SA13の判断が肯定された場合には、続くSA14において、足首最高血圧値BP(A)SYS、足首平均血圧値BP(A)MEAN、足首最低血圧値BP(A)DIAを表示器68に表示する。そして、続くSA15では、調圧弁26を制御することにより足首カフ圧PCを大気圧とし、足首用カフ20による足首12の圧迫を終了させる。図5では、SA1乃至SA3および上記SA15が足首カフ圧制御手段70に相当する。
【0045】
続いて、図6に示す上腕血圧値決定ルーチンを説明する。なお、この上腕血圧値決定ルーチンは、割り込み処理或いは時分割処理などによって、図5の足首血圧値決定ルーチンと並列的に実行するか、または、図5の足首血圧値決定ルーチンの直前或いは直後に実行するようになっている。
【0046】
まず、SB1では、空気ポンプ45および調圧弁44を制御することにより、上腕カフ圧PCの急速昇圧を開始する。続くSB2では、上腕カフ圧PCがたとえば180mmHgに設定された第2目標圧力値PCM2以上となったか否かを判断する。この判断が否定された場合にはこのSB2の判断を繰り返し実行する。一方、この判断が肯定された場合には、続くSB3において、空気ポンプ45を停止させ且つ調圧弁44を制御することにより、予め設定した3mmHg/sec程度の速度での上腕カフ圧PCの徐速降圧を開始する。
【0047】
続くSB4では、静圧弁別回路48から供給される上腕カフ圧信号SCおよび脈波弁別回路50から供給される上腕脈波信号SMを読み込む。そして、続くSB5では、図5のSA6と同様の血圧値決定ルーチンを実行することにより、上腕最高血圧値BP(B)SYS、上腕平均血圧値BP(B)MEAN、上腕最低血圧値BP(B)DIAを決定する。
【0048】
続くSB6では、上記SB5において上腕血圧値BP(B)の決定が完了したか否か、すなわち、上腕最高血圧値BP(B)SYS、上腕平均血圧値BP(B)MEAN、上腕最低血圧値BP(B)DIAを全て決定したか否かを判断する。この判断が否定された場合には、前記SB4以下を繰り返し実行することにより、上腕カフ圧信号SC、上腕脈波信号SMをさらに読み込み、血圧値決定ルーチンを継続する。従って、上記SB5乃至SB6が上腕血圧値決定手段82に相当する。
【0049】
SB6の判断が肯定された場合には、続くSB7において、上腕最高血圧値BP(B)SYS、上腕平均血圧値BP(B)MEAN、上腕最低血圧値BP(B)DIAを表示器68に表示する。そして、続くSB8では、調圧弁44を制御することにより上腕カフ圧PCを大気圧とし、上腕用カフ40による上腕14の圧迫を終了させる。図6では、SB1乃至SB3および上記SB8が上腕カフ圧制御手段80に相当する。
【0050】
続いて図7に示す足首上腕血圧指数ABI算出ルーチンを説明する。この足首上腕血圧指数ABI算出ルーチンは、下肢上肢血圧指数算出手段84に相当する。まず、SC1では、図5の足首血圧値決定ルーチンにおいて第2足首最高血圧値BP(A)SYS2が決定されているか否かを判断する。このSC1の判断が肯定された場合には、続くSC2において、第2足首最高血圧値BP(A)SYS2を上腕最高血圧値BP(B)SYSで割ることにより足首上腕血圧指数ABIを算出する。一方、SC1の判断が否定された場合には、SC3において、足首最高血圧値BP(A)SYSを上腕最高血圧値BP(B)SYSで割ることにより足首上腕血圧指数ABIを算出する。そして、SC4では、SC2またはSC3において算出した足首上腕血圧指数ABIを表示器68に表示する。
【0051】
上述のフローチャートに基づく実施形態によれば、足首カフ圧PCが徐速降圧させられる過程で、足首用カフ20が装着された側の足首12の指先に装着された光電脈波センサ56により指尖脈波が逐次検出され、SA8において、その逐次検出された指尖脈波の期間T1内の平均値が算出され、SA9(変化値算出手段72)においてその平均値の変化率が算出され、さらに、SA10(増加点検出手段76)において、その変化率に基づいて指尖脈波の大きさが大きく増加する増加点Gが検出される。一方の脛骨動脈に狭窄があるとSA10(増加点検出手段76)において2つの増加点Gが検出されるので、SA12(足首血圧値決定手段78)において、SA10(増加点検出手段76)で2つ目の増加点G2が検出されたときの足首カフ圧PCを、狭窄がある側の脛骨動脈の最高血圧値すなわち第2最高血圧値BP(B)SYS2に決定することができる。
【0052】
また、上述のフローチャートに基づく実施形態によれば、SC1乃至SC4(下肢上肢血圧指数算出手段84)において、足首血圧測定装置16により測定された、狭窄がある側の最高血圧値すなわち第2最高血圧値BP(B)SYS2に基づいて足首上腕血圧指数ABIが算出されるので、その足首上腕血圧指数ABIから動脈狭窄の有無を判定すれば、動脈狭窄の有無を精度よく判定することができる。
【0053】
次に、本発明の他の実施形態を説明する。なお、以下の説明において、前述の実施形態と同様の構成を有する部分には同様の符号を付して説明を省略する。
【0054】
図8は、図1とは別の動脈狭窄検査装置90の構成を説明する図である。図8に示す動脈狭窄検査装置90は、上腕血圧測定装置18に相当する部分を有していないことが図1の動脈狭窄検査装置10と異なる。
【0055】
図9は、図8の動脈狭窄検査装置90における電子制御装置36の制御機能の要部を示す機能ブロック図である。足首カフ圧制御手段92は、静圧弁別回路30から供給される足首カフ圧信号SCに基づいて空気ポンプ28およびそれに接続された調圧弁26を制御して、足首カフ圧PCを足首12における最高血圧値BP(A)SYSよりも高い圧力に設定された所定の第1目標圧力値PCM1(たとえば240mmHg)まで急速昇圧させた後、その足首カフ圧PCを3mmHg/sec程度の速度で徐速降圧させる。そして、足首カフ圧PCが所定の第3目標圧力値PCM3まで低下したら足首カフ圧PCを大気圧とする。この第3目標圧力値PCM3は、狭窄があることによって足首最高血圧値BP(A)SYSが低下している場合であっても、その足首最高血圧値BP(A)SYSよりも低くなるような値に設定されている。
【0056】
基準脈波値決定手段72、変化値算出手段74および増加点検出手段76は、前述の実施形態の場合と同様である。従って、増加点検出手段76では、光電脈波センサ56により逐次検出される指尖脈波の大きさが大きく増加する増加点Gを検出する。
【0057】
狭窄判定手段94は、増加点検出手段76により、2つ目の増加点が検出されたことに基づいて狭窄があると判定し、狭窄があることを示す文字または記号を表示器68に表示する。
【0058】
波形表示手段96は、足首カフ圧制御手段92により足首カフ圧PCが徐速降圧させられている過程で、脈波弁別回路32および光電脈波センサ56により逐次検出される足首脈波および指尖脈波を、足首カフ圧PCとともに表示器68に表示する。すなわち、波形表示手段96は、たとえば前述の図4に示すように、足首脈波、指尖脈波および足首カフ圧PCを表示する。
【0059】
図10は、図9に示した電子制御装置36の制御機能をさらに具体化して示すフローチャートである。図10において、SD1乃至SD5では前述の図5のSA1乃至SA5と同じ処理を実行する。SD6は波形表示手段96に相当し、SD5で読み込んだ足首カフ圧信号SC、足首脈波信号SM、容積脈波信号SMに基づいて、表示器68に、足首カフ圧PC、足首脈波および指尖脈波を表示する。
【0060】
SD7乃至SD11では前述の図5のSA7乃至SA11と同じ処理を実行する。従って、SD11では、SD9で算出した変化率が判断基準値THを超えたのが2回目であるか否かを判断する。このSD11の判断が肯定された場合には、前脛骨動脈または後脛骨動脈に狭窄がある場合であるので、続くSD12では、表示器68に「狭窄有り」と表示する。上記SD11乃至SD12が狭窄判定手段94に相当する。
【0061】
SD10またはSD11の判断が否定された場合、またはSD12を実行した場合には、SD13を実行し、足首カフ圧PCがたとえば90mHgとされた第3目標圧力値PCM3まで低下したか否かを判断する。この判断が否定された場合には、前記SD4以下を繰り返し実行することにより、足首カフ圧PCの徐速降圧過程において、脈波の表示および増加点Gの検出処理を継続する。一方、SD13の判断が肯定された場合には、SD14において調圧弁26を制御することにより足首カフ圧PCを大気圧とし、足首用カフ20による足首12の圧迫を終了させる。図10では、SD1乃至SD3およびSD13乃至SD14が足首カフ圧制御手段92に相当する。
【0062】
上述の実施形態によれば、足首カフ圧PCが徐速降圧させられる過程で、足首用カフ20が装着された側の足首12の指先に装着された光電脈波センサ56により指尖脈波が逐次検出され、SD8において、その逐次検出された指尖脈波の期間T1内の平均値が算出され、SD9(変化値算出手段72)においてその平均値の変化率が算出され、さらに、SD10(増加点検出手段76)において、その変化率に基づいて指尖脈波の大きさが大きく増加する増加点Gが検出される。一方の脛骨動脈に狭窄があるとSD10(増加点検出手段76)において2つの増加点Gが検出されるので、SD11(狭窄判定手段94)において、SD10(増加点検出手段76)で2つ目の増加点G2が検出されたことに基づいて狭窄があると判定することができる。
【0080】
以上、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
【0081】
たとえば、前述の実施形態では、光電脈波センサ56は指先に装着されていたが、足首用カフ20が装着されている部位よりも下流であれば、指先よりも上流側、たとえば足の甲(足背動脈の上部)に装着されてもよい。
【0083】
なお、本発明はその主旨を逸脱しない範囲においてその他種々の変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された動脈狭窄検査装置の構成を説明する図である。
【図2】図1の光電脈波センサの構成を説明する図である。
【図3】図1の動脈狭窄検査装置における電子制御装置の制御機能の要部を説明する機能ブロック図である。
【図4】図3の足首カフ圧制御手段により足首カフ圧PCが降圧させられている過程で検出される、足首脈波および指尖脈波の変化を概念的に示す図である。
【図5】図3の機能ブロック図に示した電子制御装置の制御作動をさらに具体化して示すフローチャートであって、足首血圧値決定ルーチンを示すフローチャートである。
【図6】図3の機能ブロック図に示した電子制御装置の制御作動をさらに具体化して示すフローチャートであって、上腕血圧値決定ルーチンを示すフローチャートである。
【図7】図3の機能ブロック図に示した電子制御装置の制御作動をさらに具体化して示すフローチャートであって、足首上腕血圧指数ABI算出ルーチンを示すフローチャートである。
【図8】本発明の第2実施形態の動脈狭窄検査装置の構成を示す図である。
【図9】図8の動脈狭窄検査装置における電子制御装置の制御機能の要部を示す機能ブロック図である。
【図10】図9に示した電子制御装置の制御機能をさらに具体化して示すフローチャートである。
【符号の説明】
10:動脈狭窄検査装置
16:足首血圧測定装置
18:上腕血圧測定装置(上肢血圧測定装置)
20:足首用カフ
56:光電脈波センサ(下流脈波検出装置)
68:表示器
70:足首カフ圧制御手段
76:増加点検出手段
78:足首血圧値決定手段
84:下肢上肢血圧指数算出手段
94:狭窄判定手段

Claims (3)

  1. 生体の足首に装着されるカフと、
    該カフの圧迫圧力を、該カフの装着部位における最高血圧よりも高い圧力から徐速降圧させるカフ圧制御装置と、
    該カフが装着されている部位よりも下流部位に装着されて、該部位において発生する下流脈波を検出する下流脈波検出装置と、
    前記カフ圧制御装置により前記カフの圧迫圧力が徐速降圧させられている過程で前記下流脈波検出装置により逐次検出される下流脈波の大きさが大きく増加する増加点を検出する増加点検出手段と、
    該増加点検出手段により2つ目の増加点が検出されたときの前記カフの圧迫圧力を、狭窄がある側の脛骨動脈の最高血圧値に決定する足首血圧値決定手段と
    を含むことを特徴とする足首血圧測定装置。
  2. 請求項1に記載の足首血圧測定装置と、
    前記生体の上肢における上肢最高血圧値を測定する上肢血圧測定装置と、
    前記足首血圧測定装置により測定された最高血圧値と、前記上肢血圧測定装置により測定された上肢最高血圧値とに基づいて、下肢上肢血圧指数を算出する下肢上肢血圧指数算出手段と
    を含むことを特徴とする動脈狭窄検査装置。
  3. 生体の足首に装着されるカフと、
    該カフの圧迫圧力を、該カフの装着部位における最高血圧よりも高い圧力から徐速降圧させるカフ圧制御装置と、
    該カフが装着されている部位よりも下流部位に装着されて、該部位において発生する下流脈波を検出する下流脈波検出装置と、
    前記カフ圧制御装置により前記カフの圧迫圧力が徐速降圧させられている過程で前記下流脈波検出装置により逐次検出される下流脈波の大きさが大きく増加する増加点を検出する増加点検出手段と、
    該増加点検出手段により2つ目の増加点が検出されたことに基づいて狭窄があると判定する狭窄判定手段と
    を含むことを特徴とする動脈狭窄検査装置。
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