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JP3620193B2 - 過酸化水素の製造方法 - Google Patents

過酸化水素の製造方法 Download PDF

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文郷 後藤
浩三 田中
俊夫 佐々木
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は過酸化水素を製造する方法に関する。さらに詳しくは、本発明は水素と酸素を直接反応させて過酸化水素を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
過酸化水素は、漂白剤(紙・パルプ、天然繊維)、工業薬品(酸化剤および可塑剤、ゴム薬品、公害処理などの還元剤)、医薬品(酸化剤)、食品(水産加工の漂白殺菌剤、その他の各種漂白剤)など、用途が多岐にわたる最も重要な工業製品の一つである。
【0003】
現在最も一般的な過酸化水素の工業的製造法は、アルキルアントラキノンを用いる自動酸化法によっている。しかしこの方法の問題点として、アルキルアントラキノンの還元、酸化や生成過酸化水素の抽出分離、精製、濃縮等多くの工程が必要であり、プロセスが複雑になるという点があげられる。またアルキルアントラキノンの損失や還元触媒の劣化なども問題となっている。
【0004】
これらの問題点を解決するために従来、白金族金属担持触媒存在下に水性媒体中で水素と酸素を接触させ、過酸化水素を直接合成する方法が提案されている(特公昭55−18646号公報、特公昭56−47121号公報、特公平1−23401号公報、特開昭63−156005号公報等)。これらでは、いずれも反応媒体として酸や無機塩を添加した溶液が使用されている。
【0005】
例えば特開昭63−156005号公報においては支持体に白金族金属を担持した金属触媒を用い、高圧条件下水性媒体中で水素と酸素からある程度高い濃度の過酸化水素を製造できるとしているが、高濃度となる量の酸を添加する必要、および解離してハロゲンイオンを生成する化合物、例えば臭化ナトリウム等を共存させる必要があり、これらを加える工程が必要である。
【0006】
特開昭57−92506号公報には反応媒体としてアルコール、ケトン、エーテル、エステル、アミドなどを用いることができるが、特にメタノールが優れている点が記載されている。しかしながらここで用いられている触媒系は、やはり、支持体に白金族金属を担持した金属、酸およびハロゲンイオンであり、さらに、生成する過酸化水素の分解を抑えるためにメタノール中にホルムアルデヒドを共存させる必要があった。したがって、これらを添加する工程、および場合によってはホルムアルデヒドを取り除くための工程が必要となり、工業的に不利となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題、即ち本発明の目的は、酸やハロゲンイオン、そしてホルムアルデヒド等の添加剤のいずれをも添加せずとも、生成する過酸化水素の分解も抑制され、高濃度の過酸化水素を製造する方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記の状況に鑑み、反応媒体中で水素と酸素を直接反応させる過酸化水素の製造方法について鋭意研究を続け、本発明を完成させるに至った。即ち本発明は、白金族金属のハロゲン化合物を含有する反応媒体中で、水素と酸素を反応させる過酸化水素の製造方法にかかるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明で使用する白金族金属のハロゲン化合物における白金族金属としては、ロジウム、イリジウム、白金、パラジウム等が挙げられる。好ましくは白金、パラジウムであり、さらに好ましくはパラジウムが使用される。またハロゲン化合物としては、フッ素化合物、塩素化合物、臭素化合物、ヨウ素化合物が用いられるが、好ましくは塩素化合物、臭素化合物が用いられる。かかる白金族金属のハロゲン化合物の具体例としては、塩化ロジウム、臭化ロジウム、塩化イリジウム、臭化イリジウム、塩化白金、臭化白金、フッ化パラジウム、塩化パラジウム、臭化パラジウム、ヨウ化パラジウム、ジクロロジアンミンパラジウム等が挙げられる。好ましくは、臭化白金、塩化白金、塩化パラジウム、臭化パラジウム、ジクロロジアンミンパラジウムであり、特に好ましくは塩化パラジウム、臭化パラジウム、ジクロロジアンミンパラジウムである。
【0010】
本発明においては反応媒体を使用するが、例えば反応系内で液状である水や有機化合物、それらの混合液などである。かかる有機化合物としては、例えばアルコール、ケトン、エーテル、エステル、アミド等が挙げられる。本発明で使用する反応媒体として好ましくは、水および/またはアルコールである。さらに好ましくは、アルコール単独またはアルコールと水との混合液であり、該混合液の場合、好ましくは容積にしてアルコールを80%以上、さらにはアルコールを90%以上含むことが好ましい。
【0011】
アルコールの具体例としては、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコールなどの炭素原子数1〜8、好ましくは炭素原子数1〜4のアルコールや、エチレングリコールなどのグリコールなどが挙げられ、これらは単独で用いても混合して用いてもかまわない。好ましくはメタノール、エタノールであり、さらに好ましくはメタノールである。
【0012】
本発明においては酸を添加せずとも高濃度の過酸化水素溶液を得ることができるが、反応後の過酸化水素溶液への酸の共存が問題とならない場合には、硫酸、塩酸、りん酸などの酸を添加してもよい。
【0013】
白金族金属のハロゲン化合物の使用量は特に制限はないが、通常、反応液100mlに対して1mg以上、好ましくは10mg以上で実施される。白金族金属のハロゲン化合物の形態は微粉状、ペレット等任意のものでよいが、微粉状のものが好ましく、その表面積が0.01〜10000m/gのものが好ましく使用される。本発明においては、白金族金属のハロゲン化合物を単一で用いることも、適当な担体に担持して用いることも可能である。一般には担持した方が金属重量あたりの活性は大きい。
【0014】
担体としては、例えば、アルミナ、シリカ、チタニア、マグネシア、ジルコニア、セリア、ゼオライト、グラファイト、活性炭、シリカゲル、含水ケイ酸、炭化ケイ素等があげられ、アルミナ、シリカ、チタニア、ゼオライト、グラファイト、活性炭が好ましく用いられる。
【0015】
担体に担持する方法としては、例えば、白金族金属のハロゲン化合物の溶液に担体を懸濁させ蒸発乾固する方法など、担持できれば特に制限はない。
【0016】
本発明の反応は連続式、バッチ式のどちらも可能で、反応装置は懸濁床式や固定床式等を用いることができる。これらはいずれも特に限定されるものではない。
【0017】
例えば本発明の反応は、白金族金属のハロゲン化合物を反応媒体中に入れ、その中に水素および酸素のガスをバブリングさせる方法により実施され得る。このような方法を実施する際には、反応ガスの泡をより長時間反応媒体に接触させるなどの目的で、反応媒体とは相溶しない溶媒をさらに添加して、強撹袢下に反応を行うこともある。このような溶媒としては、例えば反応媒体にメタノールを用いた場合にはオクタン等を選ぶことができる。また、このような溶媒の使用量は、反応を阻害しない限り幾らでもよいが、一般には容積にして80%以下、好ましくは70%以下の量で使用される。
【0018】
酸素と水素の分圧比は、1対50から50対1の範囲で実施することができる。不活性ガスで希釈して反応を行うことも、酸素の代わりに空気を用いて反応を行うことも可能であるが、安全上、爆発範囲外で反応を行うことが好ましい。反応温度は5℃〜70℃、好ましくは10℃〜50℃の範囲で一般に実施される。また反応圧力は特に制限はないが、大気圧〜150kg/cm・G、特に5〜50kg/cm・Gの範囲で実施される。
【0019】
【実施例】
以下、実施例および比較例によって本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0020】
実施例1〜4および比較例1〜2における過酸化水素濃度は、硫酸酸性(0.2N)条件下で、容量分析用0.02mol/l過マンガン酸カリウム溶液(和光純薬工業株式会社製)を用いた滴定法で室温において求めた。滴定には、京都電子工業株式会社製電位差自動測定装置AT−310を使用した。
【0021】
実施例5〜15および比較例3における過酸化水素濃度は、硫酸酸性(0.2N)条件下でヨウ化カリウム(和光純薬工業株式会社製)を過剰に添加し、遊離したヨウ素を容量分析用0.1mol/1チオ硫酸ナトリウム溶液(和光純薬工業株式会社製)を用いた滴定法で室温において求めた。滴定には、京都電子工業株式会社製電位差自動測定装置AT−310を使用した。
【0022】
また比表面積はマイクロメリティックス社製フローソーブII2300形を用いて測定した。
【0023】
実施例1
PdBr(ナカライテスク株式会社製:比表面積0.4m/g)30mgと反応媒体としてイオン交換水120gを仕込んだ内容積300mlのガラス製内筒を、内容積400mlのオートクレーブに装着した。ガス吹き込み管により水素ガスを80ml/min、酸素ガスを800ml/minで各々流入した。安全のため、気相部に窒素ガスを2500ml/minで導入、希釈した。オートクレーブ内圧が9kg/cm・Gになるように圧力を保持し、外部冷却により反応液を20℃に保った。
反応開始から2時間後の反応液中の過酸化水素濃度は0.05wt%であった。なおPdBr 1mgあたりの過酸化水素生成量は0.06mmolであった。
【0024】
比較例1
PdBrをPd粉末(田中貴金属工業製:比表面積10.8m/g)30mgにしたことを除いて、実施例1と同じ条件で反応を行った。反応開始から2時間後の反応液中の過酸化水素濃度は検出限界以下(0.00wt%)であった。
【0025】
実施例2
反応媒体を1N−HSO水溶液6gとイオン交換水114gの混合物にしたことを除いて、実施例1と同じ条件で反応を行った。反応開始から2時間後の反応液中の過酸化水素濃度は0.09wt%であった。なおPdBr 1mgあたりの過酸化水素生成量は0.10mmolであった。
【0026】
比較例2
PdBrをPd/C(エヌ・イー・ケムキャット株式会社製:Pd含量5wt%:比表面積800m/g)30mgにしたことを除いて、実施例2と同じ条件で反応を行った。反応開始から2時間後の反応液中の過酸化水素濃度は検出限界以下(0.00wt%)であった。
【0027】
実施例3
PdBrをPdCl(和光純薬工業株式会社製:比表面積0.4m/g)30mgにしたことを除いて、実施例1と同じ条件で反応を行った。反応開始から2時間後の反応液中の過酸化水素濃度は0.05wt%であった。なおPdCl 1mgあたりの過酸化水素生成量は0.06mmolであった。
【0028】
実施例4
PdBrをPd(NHCl(アルドリッチ社製)30mgにしたことを除いて、実施例1と同じ条件で反応を行った。反応開始から2時間後の反応液中の過酸化水素濃度は0.09wt%であった。なおPd(NHCl 1mgあたりの過酸化水素生成量は0.10mmolであった。
【0029】
実施例5
反応媒体をメタノール120mlにしたことを除いて、実施例1と同じ条件で反応を行った。反応開始から2時間後の反応液中の過酸化水素濃度は0.15wt%であった。なおPdBr 1mgあたりの過酸化水素生成量は0.12mmolであった。
【0030】
実施例6
PdBrをPdCl(和光純薬工業株式会社製:比表面積0.4m/g)30mgにしたことを除いて、実施例5と同じ条件で反応を行った。反応開始から2時間後の反応液中の過酸化水素濃度は0.33wt%であった。なおPdCl 1mgあたりの過酸化水素生成量は0.26mmolであった。
【0031】
実施例7
PdBrをPtBr(アクロス社製)30mgにしたことを除いて、実施例5と同じ条件で反応を行った。反応開始から2時間後の反応液中の過酸化水素濃度は0.08wt%であった。なおPtBr 1mgあたりの過酸化水素生成量は0.06mmolであった。
【0032】
実施例8
PdBrをPtCl(和光純薬工業株式会社製)30mgにしたことを除いて、実施例5と同じ条件で反応を行った。反応開始から2時間後の反応液中の過酸化水素濃度は0.02wt%であった。なおPtCl 1mgあたりの過酸化水素生成量は0.02mmolであった。
【0033】
実施例9
反応媒体をイオン交換水60mlとメタノール60mlの混合物にしたことを除いて、実施例5と同じ条件で反応を行った。反応開始から2時間後の反応液中の過酸化水素濃度は0.06wt%であった。なおPdBr 1mgあたりの過酸化水素生成量は0.05mmolであった。
【0034】
実施例10
反応媒体をイオン交換水18mlとメタノール102mlの混合物にしたことを除いて、実施例5と同じ条件で反応を行った。反応開始から2時間後の反応液中の過酸化水素濃度は0.11wt%であった。なおPdBr 1mgあたりの過酸化水素生成量は0.10mmolであった。
【0035】
実施例11
反応媒体をメタノール60mlとn−オクタン60mlの混合物にしたことを除いて、実施例5と同じ条件で反応を行った。反応開始から2時間後のメタノール相中の過酸化水素濃度は0.39wt%であった。なおPdBr 1mgあたりの過酸化水素生成量は0.15mmolであった。
【0036】
実施例12
反応媒体をエチレングリコール60mlとn−オクタン60mlの混合物にしたことを除いて、実施例5と同じ条件で反応を行った。反応開始から2時間後のエチレングリコール相中の過酸化水素濃度は0.07wt%であった。なおPdBr 1mgあたりの過酸化水素生成量は0.04mmolであった。
【0037】
実施例13
反応媒体をエタノール120mlにしたことを除いて、実施例5と同じ条件で反応を行った。反応開始から2時間後の反応液中の過酸化水素濃度は0.09wt%であった。なおPdBr 1mgあたりの過酸化水素生成量は0.07mmolであった。
【0038】
実施例14
反応媒体をイソプロパノール120mlにしたことを除いて、実施例5と同じ条件で反応を行った。反応開始から2時間後の反応液中の過酸化水素濃度は0.03wt%であった。なおPdBr 1mgあたりの過酸化水素生成量は0.02mmolであった。
【0039】
実施例15
(1)担持PdBrの調製
チタノシリケートへのPdBrの担持調製を以下の方法により行った。即ちPdBr(ナカライテスク株式会社製)50mgを臭化水素酸(和光純薬製、47.0〜49.0%)1.5gに溶解した後にイオン交換水20mlで希釈した溶液に、チタノシリケート(エヌ・イー・ケムキャット株式会社製:Si/Ti原子比100)1gを懸濁させた。この懸濁液を1時間攪拌した後、ホットプレート上で蒸発乾固した。イオン交換水およびエタノールで洗浄してろ過した後、乾燥機中で100℃にて1時間乾燥して、PdBr/チタノシリケート(5wt%−PdBr)を得た。
【0040】
(2)過酸化水素の製造
PdBrを上記(1)で調製したPdBr/チタノシリケート(5wt%−PdBr)30mgにしたことを除いて、実施例5と同じ条件で反応を行った。反応開始から2時間後の反応液中の過酸化水素濃度は0.06wt%であった。なおPdBr/チタノシリケート 1mgあたりの過酸化水素生成量は0.04mmolであり、PdBr 1mgあたりの過酸化水素生成量は0.83mmolであった。
【0041】
比較例3
PdBrをPd/C(エヌ・イー・ケムキャット株式会社製:Pd含量5%:比表面積800m/g)30mgにしたことを除いて、実施例5と同じ条件で反応を行った。反応開始から2時間後の反応液中の過酸化水素濃度は検出限界以下(0.00wt%)であった。
【発明の効果】
本発明の過酸化水素の製造方法は、酸やハロゲンイオンを添加する工程を必要とせず、かつ調製工程の少ない化合物を用いることにより反応が進行し、該化合物あたりの過酸化水素生成量も多い。その結果、はるかに簡略化されたプロセスでの過酸化水素の製造が可能となる。

Claims (10)

  1. 白金族金属のハロゲン化合物と、アルコールとを含有する反応媒体中で、水素と酸素を反応させることを特徴とする過酸化水素の製造方法。
  2. 白金族金属のハロゲン化合物を投入した反応媒体であって、アルコールを含有する反応媒体中で、水素と酸素を反応させることを特徴とする過酸化水素の製造方法。
  3. 白金族金属のハロゲン化合物が、担体に担持されていることを特徴とする請求項1または2記載の過酸化水素の製造方法。
  4. アルコールを含有する反応媒体が、水およびアルコール(炭素原子数1〜8)の混合液であるかまたはアルコール(炭素原子数1〜8)単独であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の過酸化水素の製造方法。
  5. アルコールを含有する反応媒体が、アルコール(炭素原子数1〜8)単独であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の過酸化水素の製造方法。
  6. アルコールを含有する反応媒体が、メタノール単独、メタノールとn−オクタンの混合物、エチレングリコールとn−オクタンの混合物またはエタノール単独のいずれかであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の過酸化水素の製造方法。
  7. 担体がチタノシリケートであることを特徴とする請求項3記載の過酸化水素の製造方法。
  8. 白金族金属がパラジウムまたは白金であることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の過酸化水素の製造方法。
  9. 白金族金属のハロゲン化合物がパラジウムまたは白金のいずれかの塩化物または臭化物であることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の過酸化水素の製造方法。
  10. 白金族金属のハロゲン化合物がパラジウムの塩化物または臭化物であることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の過酸化水素の製造方法。
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