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JP3559166B2 - 自動車用制御装置 - Google Patents

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JP3559166B2
JP3559166B2 JP16711198A JP16711198A JP3559166B2 JP 3559166 B2 JP3559166 B2 JP 3559166B2 JP 16711198 A JP16711198 A JP 16711198A JP 16711198 A JP16711198 A JP 16711198A JP 3559166 B2 JP3559166 B2 JP 3559166B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、制御プログラムに従い制御量を演算処理するエンジン制御、トランスミッション制御等の自動車用制御装置に係り、制御プログラムを格納するメモリを制御装置に組み付けた状態で書換可能にするマイクロコンピュータ搭載型の自動車用制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車用制御装置では、温度変化や振動などの厳しい環境にさらされるため、特にエンジン制御などでは耐振性向上のため、制御プログラムを格納するマイクロコンピュータやROM(リードオンリメモリ)等の取り付けにはソケットが使用できず、制御装置組立前に専用機でROM(リードオンリメモリ)にプログラムを書き込み、基板に直接半田付けされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来装置は以上のような理由からマイクロコンピュータやROM(リードオンリメモリ)を基板に直接半田付けせざる得なかったが、その場合以下のような問題点が発生する。
【0004】
エンジン制御装置では、量産時のエンジン個体差による制御データのアンマッチ等により、制御プログラムを変更しなければならない場合がある。この場合、従来技術では、一旦マイクロコンピュータやROMを基板から取り外して制御プログラムを書換した後、再び半田付けをしなければならず、工数がかかると共に、半田付け部の信頼性が低下する問題があった。
【0005】
又、制御プログラムを格納しているデバイスが消去・再書換できない場合には、基板から取り外した上記デバイスを廃却して新たなデバイスに交換する必要があるため、コストが割高になる問題もあった。
【0006】
係る問題を解消すべく、特開平8−203288号公報では、マイクロコンピュータに内蔵された電気的に消去・書換可能な不揮発性メモリの一種であるEEPROM(エレクトリカリ・イレーサブル・プログラマブル・リードオンリメモリ)を用い、不揮発性メモリをプリント基板に取り付けた状態で新しいプログラムに書換る制御装置が提案されている。
【0007】
図6は特開平8−203288号公報に示された発明の構成図であるが、マイクロコンピュータ(1−2)を書換モードに設定するためには、制御装置であるユーザ基板(1−1)に書換用電源であるVPP電源(1−12)と、モード設定関連端子である複数のインターフェース端子(1−5)とを、外部装置である書込治具(1−8)から供給する必要がある。
【0008】
又、マイクロコンピュータ保護目的である電源出力端子(1−18)が専用に必要な構成となっている。そのため、ユーザ基板(1−1)並びに書込治具(1−8)を接続するためのハーネスとコネクタ端子が多数必要となるため、ハーネスの複雑化・コネクタ端子数増大・基板大型化・重量増加等の問題が生じる。
【0009】
そのため、EEPROMを自動車用制御装置に適用する場合には、複数の制御装置(エンジン制御、トランスミッション制御、ブレーキ制御、等)に用いられるため、さらなるハーネスの複雑化、重量増加による燃費悪化と排気ガス悪化、コストUPを招き、最悪はスペース制約等により搭載が不可能となる問題が生じる。
【0010】
この発明は、上記の問題点を解消するためになされたもので、書換用電源の供給のみで、マイクロコンピュータを書換モードに設定することができる自動車用制御装置を得ることを目的とする。
【0011】
【解決を解決するための手段】
請求項1の発明に係る自動車用制御装置は、制御プログラムを格納した電気的に消去・書換可能な不揮発性メモリをアクセスして制御処理を行うマイクロコンピュータと、前記不揮発メモリに対する書換用プログラムとこの書換用プログラムに従って書換用電圧を発生する書換用電圧源とを内蔵した外部装置と、この外部装置より発生した書換用電圧の有無によってマイクロコンピュータのモード設定関連端子を書換モード又は読出モードに設定する信号を生成する論理回路とを備え、前記不揮発性メモリに格納される制御プログラムは前記外部装置とマイクロコンピュータとの間に接続されたシリアル通信回路を介して送受信されるものであるとともに、書込み又は消去動作時において前記不揮発性メモリに印加する前記書換用電圧は、読出動作時のものよりも高い電圧出力である
【0013】
請求項の発明に係る自動車用制御装置は、前記書換用電圧源は更に、前記マイクロコンピュータの電源電圧を外部装置で確認する電圧確認用手段を備えていて、前記マイクロコンピュータの電源が印加されていないときには前記書換用電圧を発生しないように構成されている。
【0014】
請求項の発明に係る自動車用制御装置は、制御プログラムを格納した電気的に消去・書換可能な不揮発性メモリをアクセスして制御処理を行うマイクロコンピュータと、前記不揮発メモリに対する書換用プログラムとこの書換用プログラムに従って書換許可信号を発生する書換許可信号源を内蔵した外部装置と、この外部装置より発生した書換許可信号の有無によってマイクロコンピュータのモード設定関連端子を書換モード又は読出モードに設定する信号を生成する論理回路とを備え、前記不揮発性メモリに格納される制御プログラムは前記外部装置とマイクロコンピュータとの間に接続されたシリアル通信回路を介して送受信されるものであるとともに、書込み又は消去動作時において前記不揮発性メモリに印加する書換用電圧は、読出動作時の電圧と同じレベルの電圧出力であって、かつ、読出動作時とは別のモード設定関連端子に印加される。
【0015】
請求項の発明に係る自動車用制御装置は、不揮発性メモリがマイクロコンピュータの外部にバス接続で設けられており、前記マイクロコンピュータを書換モードに設定する事で前記不揮発性メモリの書換を行うものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1に係る自動車用制御装置を図について説明する。図1は本実施の形態に係る自動車用制御装置の構成図である。図において、1Aは制御装置、2は書換用プログラム2−1と、書換用電圧源2−2を内蔵する外部装置である。
【0017】
3はマイクロコンピュータであり、書換可能な不揮発性メモリ3−1を内蔵しており、不揮発性メモリ3−1には各種演算処理を行うための制御プログラムが格納されている。
【0018】
4は各種入力情報の取り込みや各種出力制御を行うI/Oである。5は定電圧源であり、電源投入スイッチSW1を通して供給されるバッテリ電源6から、マイクロコンピュータ3並びにI/O4を動作させるための5V程度の制御用電源VCC3aを生成する。
【0019】
又、定電圧源5は、マイクロコンピュータ3を制御するためのリセット信号5bを生成しており、リセット信号5bはVCC3a投入時にマイクロコンピュータ3を所定時間リセット状態に保つためのパワーオンリセット制御、並びにマイクロコンピュータ3から発せられるウオッチドックパルス信号5aが適正な間隔毎に検出されない時に、定期的にリセット信号を発生するウオッチドックリセット制御機能を有する。
【0020】
7Aは論理回路装置であり、書換用電圧源2−2から供給される書換用電源1bと定電圧源5から供給されるリセット信号5bとを基に、マイクロコンピュータ3のモード設定関連端子であるリセット端子3b、MODE1端子3d、MODE2端子3e、VPP端子3cへの設定電圧を生成している。書換用電源1bに約12Vの書換電源が印加された時は書換モードに、書換用電源1bに電圧が供給されていない時は読出モードに設定するよう論理構成がなされている。
尚、電源安定装置7−4は書換用電圧源2−2より出力される書換用電源1bのノイズを除去して平滑して書換電圧VPP:12Vをマイクロコンピュータ3に供給する。
【0021】
又、マイクロコンピュータ3を書モードに設定した後に、消去/書換/照合などの命令並びにデータの送受信はシリアル通信ライン1c及び1dを通して行われる。
【0022】
上記構成において、I/O4にはエンジン回転数を計測するためにのクランク角信号4a、エンジンに吸入される空気量を計測する為の吸入空気量信号4bが入力される。マイクロコンピュータ3は、これらの入力信号に基づいてエンジンへの燃料噴射量を演算し、演算結果による制御量を燃料噴射量信号4cとしてI/O4を介して出力する。上記では、エンジン制御の代表的な制御である燃料噴射制御について説明したが、トランスミッション制御など他の自動車用制御装置に適用することも可能である。
【0023】
次に本実施の形態におけるプログラム書換動作について図2及び図1を用いて説明する。図2は図1で示す不揮発性メモリ3−1を書換るための各端子にかかる信号入出力のタイミングチャートである。
【0024】
時間t1から時間t4までは電源投入から読出モードでの通常動作状態、時間t5から時間t9までは書換用電源1b印加状態での書換モード状態、時間t10から時間t13までは書換電源の印加停止後の通常動作状態への復帰状態、の3通りの代表的動作状態を示している。
【0025】
まず、上記通常動作状態(時間t1から時間t4)につき説明する。
時間t1でユーザがSW1をONにすることで外部電源1aが供給され、時間t2で制御装置1全体に定電圧源5より約5VのVCC3aが供給される。時間t2にて論理回路装置7は、不揮発性メモリ3−1を読出モードに設定する論理を構築する。この場合、MODE1端子3d=5V、MODE2端子3e=5V、VPP端子3c=0Vとなるように、各電圧がバッファ7−、インバータ7−8、トランジスタ7−、7−を通して各端子に印加される。しかし、定電圧源5によるパワーオンリセット制御によりリセット端子3bにOR回路7−3、AND7−6を通してリセット電圧である0Vに設定されるため、マイクロコンピュータ3はリセット状態を保つ。
【0026】
マイクロコンピュータ3はリセット解除のエッジでMODE1端子3d、MODE2端子3e、VPP端子3cの状態を取り込み動作モードを決定するため、時間t3によるパワーオンリセット解除時にリセット出力5bは5V(ハイ)に立ち上がり不揮発性メモリ3−1が読出モードとなる。時間t4で制御装置1Aは制御プログラムに従って演算処理を行い制御量を出力する通常の動作状態となる。
【0027】
又、時間t4では制御プログラムが正常に動作することにより、マイクロコンピュータ3から所定の間隔毎にウオッチドックパルス信号5aが出力され、定電源回路5でウオッチドックパルス信号5aが適正な間隔で出力されているか否かを監視している。
【0028】
次に、書モード状態(時間t5から時間t9)につき説明する。
時間t5にてユーザが不揮発性メモリ3−1の内容を書換えるためにSW2をONすることにより、約12Vの書込用電源1bが論理回路装置7に供給される。この際、VCC3aが0Vの状態で書込用電源1bを供給した場合、マイクロコンピュータ3が破壊する危険性があるため、VCCの電圧確認用手段7−1を設けることにより、外部装置2によって書込用電源1bを印加する前にVCC3a有無の確認を行い、VCC3aが0V時には書込用電源1bの印加を禁止することができる。
【0029】
時間t6では、論理回路装置7Aにより、不揮発性メモリ3−1を書換モードに設定する論理として、MODE1端子3d=0V、MODE2端子3e=12V、VPP端子3c=12Vとなるように各端子の電圧が設定されるとともに、1ショット回路7−2Aによってリセット端子3bに所定時間のリセット信号(0V)が入力され、時間t7(リセット解除されるエッジ)でリセット端子3bにリセット解除信号(5V)が入力され、マイクロコンピュータ3が書換モードに設定される。
【0030】
時間t8では、不揮発性メモリ3−1を書換るための消去/書込命令と書換データが、外部装置2よりシリアル通信ライン1cを通して送信され、マイクロコンピュータ3よりシリアル通信ライン1dを通して、書込完了信号/エラー信号/照合データが外部装置2へ返送され、書込の実行ならびに完了確認が行われる。
【0031】
また、時間t6から時間t8では、マイクロコンピュータ3が書換モードに設定される。この時不揮発性メモリ3−1に内蔵された制御プログラムは実行されないため、ウオッチドック信号5aは停止して定電圧源5から周期的リセット信号5bが出力される。しかし、リセット信号5bは論理回路装置7内のOR回路7−3にてマスクされるため、マイクロコンピュータ3にリセットがかかることなく書換モードを維持することができる。
【0032】
最後に通常状態(時間t9から時間t13)への復帰状態につき説明する。外部装置2はシリアル通信により書換の正常終了を確認した後、時間t9にて、書込用電源1bの供給を止める。これにより、MODE1端子3d、MODE2端子3e、VPP端子3cに印加される電圧は、論理回路装置7により時間t2同様に読出モード時の電圧設定になる。だが、リセットのエッジがないため、時間t10でマイクロコンピュータ3は書換モードを維持しており、不揮発性メモリ3−1に書き込まれた新制御プログラムを実行できない。
【0033】
しかし、時間t9にて、OR回路7−3によるリセット信号5bのマスクが解除されるため、時間t5から継続的に発生している周期リセット信号5bにより、時間t11でマイクロコンピュータ3がリセット解除されて読出モードに切り換わり、時間t12で不揮発性メモリ3−1に書き込まれた新制御プログラムにより制御を開始する。ユーザは不揮発性メモリ3−1が正常に書換られ、通常動作を開始したことを確認の後、SW2をOFFして書換動作を終了する。
【0034】
実施の形態2.
実施の形態lにおいて、電源安定装置7−4は約12Vの書換電源1bのノイズを除去し平滑化することを目的としている。しかし、ハーネスによる電圧降下、制御装置1Aと外部装置2のグランド電位差等により、書換電源をマイクロコンピュータ3の規格内の電源電圧にすることが困難な場合が想定される。その場合、書換電源1bを16V程度として、電源安定装置7−4にてマイクロコンピュータ3規格値内の約12Vにレギュレーションしても良い。
これにより、車両の相違や書換時の状態に係わらず安定した書換を実現できる。
【0035】
実施の形態3.
実施の形態2では書換電源1bを16V程度に設定したが、本実施の形態では書換電源1bを5V程度に設定し、電源安定装置7−4にてマイクロコンピュータ3規格値内の約12Vに昇圧しても良い。
【0036】
実施の形態4.
図3は本発明の実施の形態4に係る自動車用制御装置の構成図である。尚、図中、図1と同一符号は同一または相当部分を示す。
【0037】
図において、1Bは本実施の形態に係る制御装置である。本実施の形態による制御装置1Bはウオッチドックパルス5aを持たない構成である。従って図2に示すタイミングチャート中で、時間t10における周期的リセットで通常状態への復帰ができないため、1ショット回路7−2Bに書換電源1bの変化(時間t5及び時間t9)でリセット端子3bに所定時間のリセット信号(0V)を発生する機能を持たせることにより、書換完了後の読出モードへの自己復帰を行うことができる。
【0038】
実施の形態5.
図4は本発明の実施の形態5に係る自動車用制御装置の構成図である。尚、図中、図1と同一符号は同一または相当部分を示す。図において、1Cは本実施の形態に係る制御装置である。
【0039】
本実施の形態による制御装置1Cでは、約12Vの書換電圧VPP3cを必要とせず、約5VのVCC3aのみで書換モードに設定できるマイクロコンピュータ3を使用することを特徴としている。
【0040】
本実施の形態に係る制御装置1Cは、書換許可信号源2−3を内蔵した外部装置より供給される論理レベルの書換許可信号1eからマイクロコンピュータ3のモード設定関係信号を生成する論理回路装置7Cを設けたものである。
【0041】
従って、図2に示すタイミングチャートにおけるMODE1端子3dとMODE2端子3eの設定値が異なり、書換モード時はMODE1端子3d=0V、MODE2端子3e=5となるように各端子の電圧が設定される。また、読出モード時はMODE1端子3d=5V、MODE2端子3e=0Vとなるように各端子の電圧が設定される。これにより、書換用電源を必要としないマイクロコンピュータを使用する場合においても実施の形態1と同様に書換ができ、さらに電源安定装置7−4が不要な分だけ論理回路装置7Cの簡易化が可能となる。
【0042】
実施の形態6.
図5は本発明の実施の形態6に係る自動車用制御装置の構成図である。尚、図中、図1と同一符号は同一または相当部分を示す。図において、1Dは本実施の形態に係る制御装置である。
【0043】
本実施の形態による制御装置1Dは、制御プログラムを格納する不揮発性メモリ3−2がマイクロコンピュータ3に内蔵されておらず、マイクロコンピュータ3の外部に設置され、バス3fで接続されていることを特徴としている。
【0044】
この場合では、マイクロコンピュータ3と不揮発性メモリ3−2はバス3f(アドレスバス・データバス・コントロール端子・クロック端子)で接続されており、外部不揮発性メモリ3−2は論理回路装置7DからのVPP3cと、マイクロコンピュータ3からのバス信号で書モードに設定される。
【0045】
本実施の形態は、マイクロコンピュータ3に不揮発性メモリ3−1を内蔵しない以外は実施の形態lと同一の構成をしており、書換の動作に関しては図2に示すタイミングチャートで示す動作と同一である。これにより、マイクロコンピュータ内蔵の不揮発性メモリ3−1の容量不足等の際に、外部に不揮発性メモリ3−2を増設することができ、あらゆる制御装置への適用が可能になる。
【0046】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、自動車用制御装置が何らかの要因で制御プログラムの変更が必要となった場合に、マイクロコンピュータやROMを取り外すことなしに制御プログラムの書換が可能になるため、制御プログラム変更時の工数が低減する他、市場での不具合処置が敏速かつ安価に行うことができる。
【0047】
又、書換に必要な制御装置の端子が最小限に抑制でき、外部装置も制御装置に内蔵しているマイクロコンピュータ品種に影響されず標準化が可能であるため、ハーネス簡素化・ECU小型化を阻害せずに、あらゆる自動車用制御装置に対して車両装着状態での書換機能を持たせることが可能となる。
【0048】
本発明によれば、マイクロコンピュータやROMを取り外さずに制御プログラムの書換が可能になる他、書換用電源の供給のみで書換モードに設定できるためシステムの簡素化が図れ、安価・小型・軽量な制御装置を提供することができ、複数の自動車用制御装置に同時に盛り込むことが可能となる。
【0049】
又、外部装置はマイクロコンピュータの品種の影響を受けないため、異なるマイクロコンピュータが搭載される複数の自動車用制御装置に於いて、外部装置を標準化することが可能となり、サービス性向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である自動車用制御回路と外部装置を示す1実施の形態lである。
【図2】第1図における回路動作タイミングを示すタイミング図である。
【図3】本発明の実施の形態4を示す構成図である。
【図4】本発明の実施の形態5を示す構成図である。
【図5】本発明の実施の形態6を示す構成図である。
【図6】従来の制御装置の1例で、特開平8−203288図1抜粋である。
【符号の説明】
1A〜1D 制御装置、2 外部装置、3 マイクロコンピュータ、4 I/O、5 定電圧源、6 バッテリ源、7A〜7D 論理回路装置、SW1 制御装置1電源投入スイッチ、 SW2 外部装置2電源投入スイッチ。

Claims (4)

  1. 制御プログラムを格納した電気的に消去・書換可能な不揮発性メモリをアクセスして制御処理を行うマイクロコンピュータと、
    前記不揮発メモリに対する書換用プログラムとこの書換用プログラムに従って書換用電圧を発生する書換用電圧源とを内蔵した外部装置と、
    この外部装置より発生した書換用電圧の有無によってマイクロコンピュータのモード設定関連端子を書換モード又は読出モードに設定する信号を生成する論理回路とを備え、
    前記不揮発性メモリに格納される制御プログラムは前記外部装置とマイクロコンピュータとの間に接続されたシリアル通信回路を介して送受信されるものであるとともに、書込み又は消去動作時において前記不揮発性メモリに印加する前記書換用電圧は、読出動作時のものよりも高い電圧出力であることを特徴とする自動車用制御装置。
  2. 前記書換用電圧源は更に、前記マイクロコンピュータの電源電圧を外部装置で確認する電圧確認用手段を備えていて、前記マイクロコンピュータの電源が印加されていないときには前記書換用電圧を発生しないように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車用制御装置。
  3. 制御プログラムを格納した電気的に消去・書換可能な不揮発性メモリをアクセスして制御処理を行うマイクロコンピュータと、
    前記不揮発メモリに対する書換用プログラムとこの書換用プログラムに従って書換許可信号を発生する書換許可信号源を内蔵した外部装置と、
    この外部装置より発生した書換許可信号の有無によってマイクロコンピュータのモード設定関連端子を書換モード又は読出モードに設定する信号を生成する論理回路とを備え、
    前記不揮発性メモリに格納される制御プログラムは前記外部装置とマイクロコンピュータとの間に接続されたシリアル通信回路を介して送受信されるものであるとともに、書込み又は消去動作時において前記不揮発性メモリに印加する書換用電圧は、読出動作時の電圧と同じレベルの電圧出力であって、かつ、読出動作時とは別のモード設定関連端子に印加されることを特徴とする自動車用制御装置。
  4. 前記不揮発性メモリがマイクロコンピュータの外部にバス接続で設けられており、前記マイクロコンピュータを書換モードに設定する事で前記不揮発性メモリの書換を行うことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の自動車用制御装置。
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