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JP3547654B2 - ゲート駆動回路 - Google Patents

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JP3547654B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電圧駆動形スイッチング素子のゲート駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、例えばIGBT、IEGTのような電圧駆動形スイッチング素子を用いた3相出力PWMインバータ装置は、図10に示す回路構成である。このPWMインバータ装置において、Vdは直流電源、FCは直流平滑コンデンサ、QU,QV,QW,QX,QY,QZは電圧駆動形スイッチング素子、GCU,GCV,GCW,GCX,GCY,GCZはこれらの素子各々を駆動するゲート駆動回路である。また、CONTはインバータ装置の速度制御回路で、UVW3相のそれぞれの速度制御回路CONT−U,CONT−V,CONT−Wによって構成されている。
【0003】
そして、速度制御回路CONTによるPWMインバータ装置の制御動作は次のようである(以下では、U相の制御回路CONT−Uについて説明するが、V,W各相についても同様である)。最初、速度指令値Vrefと速度検出値Voとを比較して偏差erを出力する。この偏差erと、速度Voに比例して出力する正弦波回路VSINの出力単位正弦波Esinとを乗算し、その演算結果Irefと電流フィードバック信号Ioとを比較器S1で比較する。比較器S1の出力は増幅器AM1を介して電圧指令値Erefとして比較器S2に入力し、この比較器S2で三角波発生器VTRの出力Etrと比較する。比較器S2の出力は波形整形回路SHAによって1と0との信号に変換され、U相のゲート駆動回路GCUに入力され、また反転器MAを経てもう1つのゲート駆動回路GCXにも同時に入力され、これらゲート駆動回路GCU,GCXによってU相の電圧形スイッチング素子QU,QXが交互にオン/オフ制御され、その出力が電動機MにU相電流IUとして供給される。V,W相についても同様に制御される。この結果、正弦波電流IU,IV,IWが電動機Mに供給され、速度制御される。
【0004】
このような構成のPWMインバータ装置におけるゲート駆動回路GCU,GCV,GCW,GCX,GCY,GCZ各々は、図11に示す構成である。図11は、電圧形スイッチング素子であるIGBTに対するゲート駆動回路を示している。このゲート駆動回路において、POWは高周波電源、POCはこの高周波電源POWの交流を直流に変換する電源回路、PGRは論理制御回路、PDRはドライブ回路である。またPRはゲート抵抗回路であり、抵抗RA,RBから成っている。そしてPHCは論理制御回路PGRに対してゲート制御信号VIを入力する入力回路である。
【0005】
このゲート駆動回路は図12に示すシーケンスにより動作する。すなわち、入力信号GU(これはU相のスイッチング素子QUに対する信号であるが、他のスイッチング素子に対する動作も同様である)に対して、入力回路PHCがゲート制御信号VIを論理制御回路PGRに出力する。論理制御回路PGRはこの入力信号VIにより、制御信号VGA,VGBをそれぞれドライブ回路PDRのトランジスタTRA,TRBに出力する。
【0006】
そこで、入力信号GU、そしてVIが1の期間、VGAも1となり、これによってトランジスタTRAが導通し、ゲート抵抗RAを介してスイッチング素子IGBTのゲートGに正電圧+Vを印加して素子をオン状態にする。
【0007】
また入力信号GU、そしてVIが0の期間、ドライブ回路PDRのトランジスタTRBが導通し、ゲート抵抗RBを介してスイッチング素子IGBTのゲートGに負電圧−Vを印加して素子をオフ状態にする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のゲート駆動回路にあっては、次のような問題点があった。電圧駆動形スイッチング素子は大容量、高耐圧になるほどに、図13に示す各端子間の浮遊キャパシタンスCcg,Cge,Cceが増大する。その結果、図14に示すU相の両アームの素子GU,GXのように、他の素子がオフからオンにスイッチングすると浮遊キャパシタンスを介してオフゲート電圧Vgu,Vgxに0V以上の誤パルスが入り、最悪の場合にはこの誤パルスによってオフしていた素子が再びオンして短絡モードを発生し、素子を破壊することがある問題点があった。特に、図10に示したようなPWMインバータ装置では、上下アームの素子間による影響が現れ、小電流領域で最も激しい。しかもゲート駆動回路は素子の近傍に設置されているため、電磁ノイズ、誘導ノイズの影響にさらされやすい環境で使用されている。
【0009】
本発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたもので、ノイズの影響を受けにくく、動作の信頼性の高いゲート駆動回路を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、スイッチング素子のゲートに所定の第1電圧のオン信号を印加して所定期間だけ導通させ、当該ゲートに所定の第2電圧のオフ信号を印加して所定の期間だけ不導通にするゲート駆動回路にあって、前記ゲートに印加する前記所定の第1電圧を時間的に2段階にずらして印加する遅延ドライブ手段を備え、前記遅延ドライブ手段は、交互にオン/オフ制御される第1のゲート駆動用トランジスタ及びゲートオフ用トランジスタとの1対で、それぞれ前記スイッチング素子のゲートにゲート抵抗を介して接続されている1対のトランジスタと、前記第1のゲート駆動用トランジスタと並列に設けられ、前記ゲートに対してゲート抵抗を介さずに接続されている第2のゲート駆動用トランジスタと、前記第2のゲート駆動用トランジスタを前記第1のゲート駆動用トランジスタに対して一定の遅延時間を介して駆動する遅延回路とを有するものである。
【0011】
請求項1の発明のゲート駆動回路では、スイッチング素子のゲートに所定の第1電圧のオン信号を印加するのに、遅延ドライブ回路により時間的に2段階にずらして印加する制御を行う。これにより、スイッチング素子のゲートに対して安定したオンゲート電圧を与え、またスイッチング素子のコレクタ−エミッタ間の電圧の下降時間を短縮し、スイッチング時のオン損失を低減する。
【0012】
請求項2の発明は、スイッチング素子のゲートに所定の第1電圧のオン信号を印加して所定期間だけ導通させ、当該ゲートに所定の第2電圧のオフ信号を印加して所定の期間だけ不導通にするゲート駆動回路にあって、前記ゲートに印加する前記所定の第2電圧を時間的に2段階にずらして印加する遅延ドライブ手段を備え、前記遅延ドライブ手段は、交互にオン/オフ制御されるゲート駆動用トランジスタ及び第1のゲートオフ用トランジスタとの1対で、それぞれ前記スイッチング素子のゲートにゲート抵抗を介して接続されている1対のトランジスタと、前記第1のゲートオフ用トランジスタと並列に設けられ、前記ゲートに対してゲート抵抗を介さずに接続されている第2のゲートオフ用トランジスタと、前記第2のゲートオフ用トランジスタに対して一定の遅延時間を介して駆動する遅延回路とを有するものである。
【0013】
請求項2の発明のゲート駆動回路では、スイッチング素子のゲートに所定の第2電圧のオフ信号を印加するのに、遅延ドライブ回路により時間的に2段階にずらして印加する制御を行う。これにより、スイッチング素子のゲートに対して安定したオフゲート電圧を与え、またスイッチング素子のコレクタ−エミッタ間の電圧のホール時間を短縮し、スイッチング時のオフ損失を低減する。
【0014】
請求項3の発明は、スイッチング素子のゲートに所定の第1電圧のオン信号を印加して所定期間だけ導通させ、当該ゲートに所定の第2電圧のオフ信号を印加して所定の期間だけ不導通にするゲート駆動回路にあって、前記ゲートに印加する前記所定の第1電圧を時間的に2段階にずらして印加する第1の遅延ドライブ手段と、前記ゲートに印加する前記所定の第2電圧を時間的に2段階にずらして印加する第2の遅延ドライブ手段とを備え、前記第1の遅延ドライブ手段は、交互にオン/オフ制御される第1のゲート駆動用トランジスタ及びゲートオフ用トランジスタとの1対で、それぞれ前記スイッチング素子のゲートにゲート抵抗を介して接続されている1対のトランジスタと、前記第1のゲート駆動用トランジスタと並列に設けられ、前記ゲートに対してゲート抵抗を介さずに接続されている第2のゲート駆動用トランジスタと、前記第2のゲート駆動用トランジスタを前記第1のゲート駆動用トランジスタに対して一定の遅延時間を介して駆動する遅延回路とを有し、前記第2の遅延ドライブ手段は、交互にオン/オフ制御されるゲート駆動用トランジスタ及び第1のゲートオフ用トランジスタとの1対で、それぞれ前記スイッチング素子のゲートにゲート抵抗を介して接続されている1対のトランジスタと、前記第1のゲートオフ用トランジスタと並列に設けられ、前記ゲートに対してゲート抵抗を介さずに接続されている第2のゲートオフ用トランジスタと、前記第2のゲートオフ用トランジスタに対して一定の遅延時間を介して駆動する遅延回路とを有するものである。
【0015】
請求項3の発明のゲート駆動回路では、スイッチング素子のゲートに所定の第1電圧のオン信号を印加するのに、第1の遅延ドライブ回路により時間的に2段階にずらして印加する制御を行い、またスイッチング素子のゲートに所定の第2電圧のオフ信号を印加するのに、第2の遅延ドライブ回路により時間的に2段階にずらして印加する制御を行う。
【0016】
これにより、スイッチング素子のゲートに対して安定したオンゲート電圧、オフゲート電圧を与え、またスイッチング素子のコレクタ−エミッタ間の電圧の下降時間、ホール時間を短縮し、スイッチング損失を低減する。
【0017】
請求項4の発明は、請求項1のゲート駆動回路において、ゲート制御信号線の正側と前記スイッチング素子のエミッタとの間に挿入されたコンデンサを備えたことを特徴とするものである。
【0018】
請求項4の発明のゲート駆動回路では、スイッチング素子のゲートに所定の第1電圧のオン信号を印加するのに、遅延ドライブ回路により時間的に2段階にずらして印加する制御を行う。そして、コンデンサにより第1段階のオンゲート電圧をゲート共にエミッタに与えた状態で第2段階のオンゲート電圧をゲートに印加する。
【0019】
これにより、スイッチング素子のゲートに対してより安定したオンゲート電圧を印加し、またスイッチング素子のコレクタ−エミッタ間の電圧の下降時間を短縮し、スイッチング時のオン損失を低減し、加えてコンデンサが低インピーダンスでノイズを効果的に吸収してノイズの影響を受けにくくする。
【0020】
請求項5の発明は、請求項2のゲート駆動回路において、ゲート制御信号線の負側と前記スイッチング素子のエミッタとの間に挿入されたコンデンサを備えたことを特徴とするものである。
【0021】
請求項5の発明のゲート駆動回路では、スイッチング素子のゲートに所定の第2電圧のオフ信号を印加するのに、遅延ドライブ回路により時間的に2段階にずらして印加する制御を行う。そして、コンデンサにより第1段階のオフゲート電圧をゲート共にエミッタに与えた状態で第2段階のオフゲート電圧をゲートに印加する。
【0022】
これにより、スイッチング素子のゲートに対して安定したオフゲート電圧を与え、またスイッチング素子のコレクタ−エミッタ間の電圧のホール時間を短縮し、スイッチング時のオフ損失を低減し、加えてコンデンサが低インピーダンスでノイズを効果的に吸収してノイズの影響を受けにくくする。
【0023】
請求項6の発明は、請求項3のゲート駆動回路において、ゲート制御信号線の正側と前記スイッチング素子のエミッタとの間に挿入された第1のコンデンサと、ゲート制御信号線の負側と前記スイッチング素子のエミッタとの間に挿入された第2のコンデンサとを備えたものである。
【0024】
請求項6の発明のゲート駆動回路では、スイッチング素子のゲートに所定の第1電圧のオン信号を印加するのに、第1の遅延ドライブ回路により時間的に2段階にずらして印加する制御を行い、また第1のコンデンサにより第1段階のオンゲート電圧をゲート共にエミッタに与えた状態で第2段階のオンゲート電圧をゲートに印加する。そして、スイッチング素子のゲートに所定の第2電圧のオフ信号を印加するのに、第2の遅延ドライブ回路により時間的に2段階にずらして印加する制御を行い、また第2のコンデンサにより第1段階のオフゲート電圧をゲート共にエミッタに与えた状態で第2段階のオフゲート電圧をゲートに印加する。
【0025】
これにより、スイッチング素子のゲートに対してより安定したオンゲート電圧、オフゲート電圧それぞれを印加し、また第1、第2のコンデンサが低インピーダンスでノイズを効果的に吸収してノイズの影響を受けにくくする。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳説する。図1は本発明のゲート駆動回路の第1の実施の形態の構成を示している。
【0027】
図1に示すゲート駆動回路は、図10に示した一般的なPWMインバータ装置におけるUVW各相の片方の電圧形スイッチング素子IGBTに対するものを示している。したがって、図10に示したPWMインバータ装置における、電圧形スイッチング素子QU,QX,QV,QY,QW,QZそれぞれに対するゲート駆動回路GCU,GCV,GCW,GCX,GCY,GCZそれぞれに対して、図1に示したゲート駆動回路が適用される。また図1に示したゲート駆動回路における入力PV,IV,AG,VIはそれぞれ、図11に示した従来例と同様の電源回路POC、入力回路PHCから入力されるものである。
【0028】
図1に示したゲート駆動回路において、PGRは従来と同様の論理制御回路、PDRAは第1の実施の形態の特徴をなすドライブ回路、RA,RBはゲート抵抗である。
【0029】
ドライブ回路PDRAには、交互にオン/オフ制御される1対のトランジスタTRA,TRBが設けられ、またトランジスタTRAと並列に第2ドライブトランジスタTRAAが設けられている。この第2ドライブトランジスタTRAAには、遅延回路DRCAが接続してある。
【0030】
このゲート駆動回路は図2に示すシーケンスにより動作する。
【0031】
<オンゲート出力>
ゲート制御入力信号VIは、図11,図12に示した従来例と同様に論理制御回路PGRに入力される。論理制御回路PGRはこの入力信号VIにより、0,1が互いに逆相になったオン/オフ制御信号VGA,VGBをそれぞれドライブ回路PDRAのトランジスタTRA,TRBに出力する。また制御信号VGAは遅延回路DRCAにも入力される。遅延回路DRCAは信号VGAをその立上がりタイミングがΔt1だけ遅延した信号VGAAにして第2ドライブトランジスタTRAAに出力する。
【0032】
これにより、入力信号VIが1の期間t1〜t3の間VGAも1となり、これによってトランジスタTRAが導通し、ゲート抵抗RAを介してスイッチング素子IGBTのゲートGにオンゲート電圧Vtraを期間t1〜t3の間印加し、さらに第2ドライブトランジスタTRAAからΔt1の遅延の後に、期間t2〜t3の間オンゲート電圧Vtraaを素子IGBTのゲートに印加する。この結果、スイッチング素子IGBTのゲートG−エミッタE間にはオンゲート電圧VGGが与えられる。
【0033】
<オフゲート出力>
入力信号VIが0の期間t3〜t4の間、制御回路PRGの出力する制御信号VGAが0となってドライブトランジスタTRA,TRAAがオフし、逆に制御信号VGBが1となってドライブトランジスタTRBがオンする。これにより、ゲートG−エミッタE間の電圧VGGに−Vの負電圧が印加され、スイッチング素子IGBTをオフする。
【0034】
このようにして、第1の実施の形態のゲート駆動回路では、オンゲート動作において、トランジスタTRAより第1段のオンゲート電圧を与えた後、Δt1の遅延後に第2ドライブトランジスタTRAAより第2段のオンゲート電圧を与えることで、安定したオンゲート電圧を供給することができる。また、dV/dt(電圧の時間変化率)を小さくして反対側のスイッチング素子のゲートに誘起されるパルスノイズレベルを下げ、誤動作を防ぐことができる。さらにスイッチング素子IGBTのコレクタC−エミッタE間の電圧の下降時間trが短縮され、スイッチングのオン損失Eonが減少する。
【0035】
次に、本発明のゲート駆動回路の第2の実施の形態を、図3に基づいて説明する。第2の実施の形態のゲート駆動回路は、図1に示した第1の実施の形態に対して、さらに直流電源の正側PVとスイッチング素子IGBTのエミッタEとの間にコンデンサCHAを設置したこと特徴とする。したがって、その他の構成は図1に示した第1の実施の形態と共通である。
【0036】
第2の実施の形態のゲート駆動回路では、上記の第1の実施の形態によるオンゲート出力動作において、特に第2ドライブトランジスタTRAAが第2段のオンゲート電圧Vraaを出力するときにさらに安定したゲート電圧VGGを与えることができる。またコンデンサCHAは低インピーダンスなのでノイズを効果的に吸収することができ、ノイズの影響を受けにくくできる。
【0037】
次に、本発明のゲート駆動回路の第3の実施の形態を、図4に基づいて説明する。図4に示す第3の実施の形態のゲート駆動回路は図1に示した第1の実施の形態と同様に、図10に示した一般的にPWMインバータ装置におけるUVW各相の片方の電圧形スイッチング素子IGBTに対するものを示している。したがって、図10に示したPWMインバータ装置における、電圧形スイッチング素子QU,QX,QV,QY,QW,QZそれぞれに対するゲート駆動回路GCU,GCV,GCW,GCX,GCY,GCZそれぞれに対して、図4に示したゲート駆動回路が適用される。また図4に示したゲート駆動回路における入力PV,IV,AG,VIはそれぞれ、図11に示した従来例と同様の電源回路POC、入力回路PHCから入力されるものである。
【0038】
図4に示したゲート駆動回路において、PGRは従来と同様の論理制御回路、PDRBは第3の実施の形態の特徴をなすドライブ回路、RA,RBはゲート抵抗である。
【0039】
ドライブ回路PDRBには、交互にオン/オフ制御される1対のトランジスタTRA,TRBが設けられ、またトランジスタTRBと並列に第2ドライブトランジスタTRBBが設けられている。この第2ドライブトランジスタTRBBには、遅延回路DRCBが接続してある。
【0040】
このゲート駆動回路は図5に示すシーケンスにより動作する。
【0041】
<オンゲート出力>
論理制御回路PGRは入力信号VIにより、0,1が互いに逆相になったオン/オフ制御信号VGA,VGBをそれぞれドライブ回路PDRBのトランジスタTRA,TRBに出力する。入力信号VIが1の期間t1〜t2の間、制御回路PRGの出力する制御信号VGAが1となってドライブトランジスタTRAがオンし、逆に制御信号VGBが0となってドライブトランジスタTRB,TRBBがオフする。これにより、ゲートG−エミッタE間の電圧VGGに+Vのゲート電圧が印加され、スイッチング素子IGBTをオンする。
【0042】
<オフゲート出力>
論理制御回路PGRは入力信号VIが0の期間t2〜t4の間、制御信号VGAを0とし、制御信号VGBを1にして出力する。制御信号VGAは0でドライブトランジスタTRAをオフにする。
【0043】
一方、制御信号VGBは1で、ドライブトランジスタTRBを期間t2〜t4の間オンする。また制御信号VGBは遅延回路DRCBにも入力される。遅延回路DRCBの信号VGBをその立下がりタイミングがΔt2だけ遅延した信号VGBBにして第2ドライブトランジスタTRBBに出力する。
【0044】
これにより、期間t2〜t4の間トランジスタTRBが導通し、ゲート抵抗RBを介してスイッチング素子IGBTのゲートGにオフゲート電圧Vtrbを印加し、さらに第2ドライブトランジスタTRBBからΔt2の遅延の後に、期間t3〜t4の間オフゲート電圧Vtrbbを素子IGBTのゲートに、ゲート抵抗を介さずに直接に印加する。この結果、スイッチング素子IGBTのゲートG−エミッタE間にはオフゲート電圧VGGが与えられる。
【0045】
このようにして、第3の実施の形態のゲート駆動回路では、オフゲート動作において、トランジスタTRBより第1段のオフゲート電圧を与えた後、Δt2の遅延後に第2ドライブトランジスタTRBBより第2段のオフゲート電圧をゲート抵抗を介さずに直接に与えることで、安定したオフゲート電圧を供給することができ、反対側のスイッチング素子のゲートオンによるパルスノイズが誘起されないようにできる。また、スイッチング素子IGBTのコレクタC−エミッタE間の電圧のホール時間tfが短縮され、スイッチングのオフ損失Eoffが減少する。
【0046】
次に、本発明のゲート駆動回路の第4の実施の形態を、図6に基づいて説明する。第4の実施の形態のゲート駆動回路は、図4に示した第3の実施の形態に対して、さらに直流電源の負側NVとスイッチング素子IGBTのエミッタEとの間にコンデンサCHBを設置したこと特徴とする。したがって、その他の構成は図4に示した第3の実施の形態と共通である。
【0047】
第4の実施の形態のゲート駆動回路では、上記の第3の実施の形態によるオフゲート出力動作において、特に第2ドライブトランジスタTRBBが第2段のオフゲート電圧Vrbbを出力するときにさらに安定したゲート電圧VGGを与えることができる。またコンデンサCHBは低インピーダンスなのでノイズを効果的に吸収することができ、ノイズの影響を受けにくくできる。
【0048】
次に、本発明のゲート駆動回路の第5の実施の形態を、図7に基づいて説明する。第5の実施の形態のゲート駆動回路は、図1に示した第1の実施の形態と図4に示した第3の実施の形態とを組み合わせた構成を特徴としている。すなわち、図11に示した従来のゲート駆動回路に対して、論理制御回路PRGからの制御信号VGAの立上がりタイミングをΔt1だけ遅延させて制御信号VGAAとして出力する第1の遅延回路DRCA、制御信号VGBの立下りタイミングをΔt2だけ遅延させて制御信号VGBBとして出力する第2の遅延回路DRCBを設け、また、ドライブ回路PDRCに1対のドライブトランジスタTRA,TRBと共に、第2ドライブトランジスタTRAA,TRBBを設けている。
【0049】
これにより、第5の実施の形態のゲート駆動回路は、図8に示したシーケンスのように動作する。
【0050】
<オンゲート出力>
第1の実施の形態の場合と同様であり、制御回路PGRは入力信号VIが1の期間t1〜t3の間、制御信号VGAを1にしてドライブ回路PDRCのトランジスタTRAをオンさせる。また制御信号VGAは第1の遅延回路DRCAにも入力され、ここで立上がりタイミングをΔt1だけ遅延させた信号VGAAにして第2ドライブトランジスタTRAAに出力し、これをt2〜t3の期間オンさせる。
【0051】
これにより、入力信号VIが1の期間t1〜t3の間スイッチング素子IGBTのゲートGにオンゲート電圧Vtraを印加し、さらに第2ドライブトランジスタTRAAからΔt1の遅延の後に、期間t2〜t3の間オンゲート電圧Vtraaを素子IGBTのゲートに印加する。この結果、スイッチング素子IGBTのゲートG−エミッタE間にはオンゲート電圧VGGが与えられる。
【0052】
<オフゲート出力>
第3の実施の形態の場合と同様であり、制御回路PGRは入力信号VIが0の期間t3〜t5の間、制御信号VGAを0にしてドライブ回路PDRCのトランジスタTRBをオンさせる。また制御信号VGBは第2の遅延回路DRCBにも入力され、ここで立下がりタイミングをΔt2だけ遅延させた信号VGBBにして第2ドライブトランジスタTRBBに出力し、これをt4〜t5の期間オンさせる。
【0053】
これにより、入力信号VIが0の期間t3〜t5の間スイッチング素子IGBTのゲートGにオフゲート電圧Vtrbを印加し、さらに第2ドライブトランジスタTRBBからΔt2の遅延の後に、期間t4〜t5の間オフゲート電圧Vtrbbを素子IGBTのゲートに印加する。この結果、スイッチング素子IGBTのゲートG−エミッタE間にはオフゲート電圧VGGが与えられる。
【0054】
このようにして、第5の実施の形態のゲート駆動回路では、第1の実施の形態と第3の実施の形態の作用効果を組み合わせたものとなり、オンゲート動作においては、トランジスタTRAより第1段のオンゲート電圧を与えた後、Δt1の遅延後に第2ドライブトランジスタTRAAより第2段のオンゲート電圧を与えることで、安定したオンゲート電圧を供給することができる。また、dV/dt(電圧の時間変化率)を小さくして反対側のスイッチング素子のゲートに誘起されるパルスノイズレベルを下げ、誤動作を防ぐことができる。さらに、スイッチング素子IGBTのコレクタC−エミッタE間の電圧の下降時間trが短縮され、スイッチングのオン損失Eonが減少する。
【0055】
またオフゲート動作においては、トランジスタTRBより第1段のオフゲート電圧を与えた後、Δt2の遅延後に第2ドライブトランジスタTRBBより第2段のオフゲート電圧をゲート抵抗を介さずに直接に与えることで、安定したオフゲート電圧を供給することができ、反対側のスイッチング素子のゲートオンによるパルスノイズが誘起されないようにできる。また、スイッチング素子IGBTのコレクタC−エミッタE間の電圧のホール時間tfが短縮され、スイッチングのオフ損失Eoffが減少する。
【0056】
次に、本発明のゲート駆動回路の第6の実施の形態を、図9に基づいて説明する。第6の実施の形態のゲート駆動回路は、図3に示した第2の実施の形態と図6に示した第4の実施の形態とを組み合わせた構成である。すなわち、図7に示した第5の実施の形態に対して、さらに、直流電源の正側PVとスイッチング素子IGBTのエミッタEとの間にコンデンサCHAを設置し、かつ直流電源の負側NVとスイッチング素子IGBTのエミッタEとの間にコンデンサCHBを設置したこと特徴としている。その他の構成は図7に示した第5の実施の形態と共通である。
【0057】
これにより、第6の実施の形態のゲート駆動回路では、第5の実施の形態の作用効果に加えて、第1の実施の形態に対する第2の実施の形態のように、また第3の実施の形態に対する第4の実施の形態のように、コンデンサCHA,CHBが低インピーダンスなのでノイズを効果的に吸収することができ、ノイズの影響を受けにくくできる。
【0058】
なお、上記の各実施の形態では電圧形スイッチング素子にIGBTを例示したが、これに限定されず、例えば、IEGTに適用するのも有効である。
【0059】
【発明の効果】
以上のように請求項1の発明によれば、スイッチング素子のゲートに対して安定したオンゲート電圧を与えることができ、またスイッチング素子のコレクタ−エミッタ間の電圧の下降時間を短縮し、スイッチング時のオン損失を低減することができる。
【0060】
請求項2の発明によれば、スイッチング素子のゲートに対して安定したオフゲート電圧を与えることができ、またスイッチング素子のコレクタ−エミッタ間の電圧のホール時間を短縮し、スイッチング時のオフ損失を低減することができる。
【0061】
請求項3の発明によれば、スイッチング素子のゲートに対して安定したオンゲート電圧、オフゲート電圧を与え、またスイッチング素子のコレクタ−エミッタ間の電圧の下降時間、ホール時間を短縮し、スイッチング損失を低減することができる。
【0062】
請求項4の発明によれば、スイッチング素子のゲートに対してより安定したオンゲート電圧を印加することができ、またスイッチング素子のコレクタ−エミッタ間の電圧の下降時間を短縮し、スイッチング時のオン損失を低減することができ、加えてコンデンサが低インピーダンスでノイズを効果的に吸収してノイズの影響を受けにくくすることができる。
【0063】
請求項5の発明によれば、スイッチング素子のゲートに対して安定したオフゲート電圧を与えることができ、またスイッチング素子のコレクタ−エミッタ間の電圧のホール時間を短縮し、スイッチング時のオフ損失を低減することができ、加えてコンデンサが低インピーダンスでノイズを効果的に吸収してノイズの影響を受けにくくすることができる。
【0064】
請求項6の発明によれば、スイッチング素子のゲートに対してより安定したオンゲート電圧、オフゲート電圧それぞれを印加し、またスイッチング素子のコレクタ−エミッタ間の電圧の下降時間、ホール時間を短縮し、スイッチング損失を低減することができ、加えて第1、第2のコンデンサが低インピーダンスでノイズを効果的に吸収してノイズの影響を受けにくくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の回路ブロック図。
【図2】上記の第1の実施の形態の動作シーケンス図。
【図3】本発明の第2の実施の形態の回路ブロック図。
【図4】本発明の第3の実施の形態の回路ブロック図。
【図5】上記の第3の実施の形態の動作シーケンス図。
【図6】本発明の第4の実施の形態の回路ブロック図。
【図7】本発明の第5の実施の形態の回路ブロック図。
【図8】上記の第5の実施の形態の動作シーケンス図。
【図9】本発明の第6の実施の形態の回路ブロック図。
【図10】一般的なPWMインバータ装置の回路ブロック図。
【図11】従来のゲート駆動回路のブロック図。
【図12】従来のゲート駆動回路の動作シーケンス図。
【図13】従来例におけてスイッチング素子の浮遊キャパシタンスの分布を示す説明図。
【図14】従来例による誤動作の原理を示す動作シーケンス図。
【符号の説明】
PV 電源(正)
NV 電源(負)
AG 中性点電位
VI 入力信号
PGR 制御回路
DRCA,DRCB 遅延回路
PDRA,PDRB,PDRC ドライブ回路
TRA,TRB トランジスタ
TRAA,TRBB 第2ドライブトランジスタ
RA,RB ゲート抵抗
IGBT スイッチング素子
CHA,CHB コンデンサ

Claims (6)

  1. スイッチング素子のゲートに所定の第1電圧のオン信号を印加して所定期間だけ導通させ、当該ゲートに所定の第2電圧のオフ信号を印加して所定の期間だけ不導通にするゲート駆動回路にあって、
    前記ゲートに印加する前記所定の第1電圧を時間的に2段階にずらして印加する遅延ドライブ手段を備え
    前記遅延ドライブ手段は、交互にオン/オフ制御される第1のゲート駆動用トランジスタ及びゲートオフ用トランジスタとの1対で、それぞれ前記スイッチング素子のゲートにゲート抵抗を介して接続されている1対のトランジスタと、前記第1のゲート駆動用トランジスタと並列に設けられ、前記ゲートに対してゲート抵抗を介さずに接続されている第2のゲート駆動用トランジスタと、前記第2のゲート駆動用トランジスタを前記第1のゲート駆動用トランジスタに対して一定の遅延時間を介して駆動する遅延回路とを有することを特徴とするゲート駆動回路。
  2. スイッチング素子のゲートに所定の第1電圧のオン信号を印加して所定期間だけ導通させ、当該ゲートに所定の第2電圧のオフ信号を印加して所定の期間だけ不導通にするゲート駆動回路にあって、
    前記ゲートに印加する前記所定の第2電圧を時間的に2段階にずらして印加する遅延ドライブ手段を備え
    前記遅延ドライブ手段は、交互にオン/オフ制御されるゲート駆動用トランジスタ及び第1のゲートオフ用トランジスタとの1対で、それぞれ前記スイッチング素子のゲートにゲート抵抗を介して接続されている1対のトランジスタと、前記第1のゲートオフ用トランジスタと並列に設けられ、前記ゲートに対してゲート抵抗を介さずに接続されている第2のゲートオフ用トランジスタと、前記第2のゲートオフ用トランジスタに対して一定の遅延時間を介して駆動する遅延回路とを有することを特徴とするゲート駆動回路。
  3. スイッチング素子のゲートに所定の第1電圧のオン信号を印加して所定期間だけ導通させ、当該ゲートに所定の第2電圧のオフ信号を印加して所定の期間だけ不導通にするゲート駆動回路にあって、
    前記ゲートに印加する前記所定の第1電圧を時間的に2段階にずらして印加する第1の遅延ドライブ手段と、前記ゲートに印加する前記所定の第2電圧を時間的に2段階にずらして印加する第2の遅延ドライブ手段とを備え
    前記第1の遅延ドライブ手段は、交互にオン/オフ制御される第1のゲート駆動用トランジスタ及びゲートオフ用トランジスタとの1対で、それぞれ前記スイッチング素子のゲートにゲート抵抗を介して接続されている1対のトランジスタと、前記第1のゲート駆動用トランジスタと並列に設けられ、前記ゲートに対してゲート抵抗を介さずに接続されている第2のゲート駆動用トランジスタと、前記第2のゲート駆動用トランジスタを前記第1のゲート駆動用トランジスタに対して一定の遅延時間を介して駆動する遅延回路とを有し、
    前記第2の遅延ドライブ手段は、交互にオン/オフ制御されるゲート駆動用トランジスタ及び第1のゲートオフ用トランジスタとの1対で、それぞれ前記スイッチング素子のゲートにゲート抵抗を介して接続されている1対のトランジスタと、前記第1のゲートオフ用トランジスタと並列に設けられ、前記ゲートに対してゲート抵抗を介さずに接続されている第2のゲートオフ用トランジスタと、前記第2のゲートオフ用トランジスタに対して一定の遅延時間を介して駆動する遅延回路とを有することを特徴とするゲート駆動回路。
  4. ゲート制御信号線の正側と前記スイッチング素子のエミッタとの間に挿入されたコンデンサを備えたことを特徴とする請求項1に記載のゲート駆動回路。
  5. ゲート制御信号線の負側と前記スイッチング素子のエミッタとの間に挿入されたコンデンサを備えたことを特徴とする請求項2に記載のゲート駆動回路。
  6. ゲート制御信号線の正側と前記スイッチング素子のエミッタとの間に挿入された第1のコンデンサと、ゲート制御信号線の負側と前記スイッチング素子のエミッタとの間に挿入された第2のコンデンサとを備えたことを特徴とする請求項3に記載のゲート駆動回路。
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