JP3455267B2 - カラープラズマディスプレイ - Google Patents
カラープラズマディスプレイInfo
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Landscapes
- Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高精細度TV(HDT
V)対応のカラープラズマディスプレイに関する。
V)対応のカラープラズマディスプレイに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、マトリックス表示のプラズマ
ディスプレイパネル(PDP)の内、蛍光体によるフル
カラー表示に適したものとしてAC駆動方式の面放電型
PDPが知られている。たとえば3電極構成の面放電型
PDPは、表示面側の基板上に誘電体層で覆われ互いに
平行に隣接配置された一対の維持電極(透明電極)から
なる複数の電極対と、背面側基板上に蛍光体で覆われ各
電極対に直交するよう配列された複数のアドレス電極と
を有し、維持電極間の面放電によって生じた紫外線によ
って蛍光体を発光させている。
ディスプレイパネル(PDP)の内、蛍光体によるフル
カラー表示に適したものとしてAC駆動方式の面放電型
PDPが知られている。たとえば3電極構成の面放電型
PDPは、表示面側の基板上に誘電体層で覆われ互いに
平行に隣接配置された一対の維持電極(透明電極)から
なる複数の電極対と、背面側基板上に蛍光体で覆われ各
電極対に直交するよう配列された複数のアドレス電極と
を有し、維持電極間の面放電によって生じた紫外線によ
って蛍光体を発光させている。
【0003】一般に、このような面放電型PDPにおい
て、フルカラー表示は、たとえばR(赤),G(緑),
B(青)の3原色発光用の放電セルを設け、発光制御す
ることにより色表示を得るようにしている。
て、フルカラー表示は、たとえばR(赤),G(緑),
B(青)の3原色発光用の放電セルを設け、発光制御す
ることにより色表示を得るようにしている。
【0004】3色の放電セルの配置に関しては、種々の
提案がなされており、図1及び図2はその代表的な例を
示している。
提案がなされており、図1及び図2はその代表的な例を
示している。
【0005】すなわち、図1では、3色の放電セル(赤
用放電セル10R、緑用放電セル10G、青用放電セル
10B)がR,G,Bの順に走査ラインLに沿った方向
(以下、走査ラインLに沿った方向(走査ライン方向)
を横方向、走査ラインLと直交する方向を縦方向とす
る。)に一列に配置され、この横方向に並ぶ各一列の放
電セルが表示における1本の走査ラインLに対応し、各
ライン毎に一対の維持電極11と12、13と14が配
置されている。
用放電セル10R、緑用放電セル10G、青用放電セル
10B)がR,G,Bの順に走査ラインLに沿った方向
(以下、走査ラインLに沿った方向(走査ライン方向)
を横方向、走査ラインLと直交する方向を縦方向とす
る。)に一列に配置され、この横方向に並ぶ各一列の放
電セルが表示における1本の走査ラインLに対応し、各
ライン毎に一対の維持電極11と12、13と14が配
置されている。
【0006】図1では、横方向に一列に並んだ3色の放
電セルが1画素に対応づけられる。また、図2では、1
画素は縦横に並ぶ合計4つの放電セル10R,10G1
,10G2 ,10Bからなり、放電セル10R,10
G2 に対して一対の維持電極15,16が放電セル10
G1 ,10Bに対して一対の維持電極17,18が対応
づけられている。
電セルが1画素に対応づけられる。また、図2では、1
画素は縦横に並ぶ合計4つの放電セル10R,10G1
,10G2 ,10Bからなり、放電セル10R,10
G2 に対して一対の維持電極15,16が放電セル10
G1 ,10Bに対して一対の維持電極17,18が対応
づけられている。
【0007】このような放電セル配置のものをHDTV
対応として高解像度化しようとした場合、図1のもので
は、画素数を増すにつれて各放電セルの縦及び横の寸法
を小さくし、また図2のものでは表示に際して3つの放
電セル10R,10G2 ,10Bと視感度の高いG
(緑)の1つの放電セル10G1 とを独立に発光制御す
ることにより高精細度が可能となる。
対応として高解像度化しようとした場合、図1のもので
は、画素数を増すにつれて各放電セルの縦及び横の寸法
を小さくし、また図2のものでは表示に際して3つの放
電セル10R,10G2 ,10Bと視感度の高いG
(緑)の1つの放電セル10G1 とを独立に発光制御す
ることにより高精細度が可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図1の
ものでは、高精細化しようとすると、放電セルの縦横の
寸法を小さくしなければならず、そうすると放電空間が
狭くなるので、発光効率が低下してしまう問題がある。
ものでは、高精細化しようとすると、放電セルの縦横の
寸法を小さくしなければならず、そうすると放電空間が
狭くなるので、発光効率が低下してしまう問題がある。
【0009】また、図2の放電セル配置では、緑(G)
の放電セルの面積が他の放電セルである赤(R),青
(B)の面積に比べて2倍あるため、緑(G)の輝度を
半減させなければならないという問題がある。
の放電セルの面積が他の放電セルである赤(R),青
(B)の面積に比べて2倍あるため、緑(G)の輝度を
半減させなければならないという問題がある。
【0010】本発明は、このような事情に対処してなさ
れたもので、放電セルの配置を考慮することにより、高
精細のフルカラー表示に適したカラープラズマディスプ
レイを提供することを目的とする。
れたもので、放電セルの配置を考慮することにより、高
精細のフルカラー表示に適したカラープラズマディスプ
レイを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のカラープラズマ
ディスプレイは、上記目的を達成するために、請求項1
に係る発明は、走査ライン方向に所定の順番で赤発光用
の放電セル,青発光用の放電セル及び緑発光用の放電セ
ルが配置されてなるカラープラズマディスプレイにおい
て、赤発光用の放電セル及び青発光用の放電セルに対し
て前記走査ライン方向の寸法が略半分の緑発光用の放電
セルを、前記走査ライン方向に1つの放電セルおきに配
置する共に、前記緑発光用の放電セルは、前記放電セル
における前記走査ラインと直交する方向の寸法の略半分
だけ、前記赤発光用の放電セル又は青発光用の放電セル
における配列に対して前記走査ラインと直交する方向に
ずらして配置されることを特徴とする。請求項2に係る
発明は、前述のカラープラズマディスプレイを前提とし
て、前記走査ライン方向において、前記緑発光用の放電
セル間に、前記赤発光用の放電セルと青発光用の放電セ
ルが交互に配置されていることを特徴とする。請求項3
に係る発明は、前述のカラープラズマディスプレイを前
提として、前記赤発光用の放電セルは、前記青発光用の
放電セルに対して、前記放電セルにおける前記走査ライ
ンと直交する方向の寸法の略半分だけ前記走査ラインと
直交する方向にずれて配置されていることを特徴とす
る。
ディスプレイは、上記目的を達成するために、請求項1
に係る発明は、走査ライン方向に所定の順番で赤発光用
の放電セル,青発光用の放電セル及び緑発光用の放電セ
ルが配置されてなるカラープラズマディスプレイにおい
て、赤発光用の放電セル及び青発光用の放電セルに対し
て前記走査ライン方向の寸法が略半分の緑発光用の放電
セルを、前記走査ライン方向に1つの放電セルおきに配
置する共に、前記緑発光用の放電セルは、前記放電セル
における前記走査ラインと直交する方向の寸法の略半分
だけ、前記赤発光用の放電セル又は青発光用の放電セル
における配列に対して前記走査ラインと直交する方向に
ずらして配置されることを特徴とする。請求項2に係る
発明は、前述のカラープラズマディスプレイを前提とし
て、前記走査ライン方向において、前記緑発光用の放電
セル間に、前記赤発光用の放電セルと青発光用の放電セ
ルが交互に配置されていることを特徴とする。請求項3
に係る発明は、前述のカラープラズマディスプレイを前
提として、前記赤発光用の放電セルは、前記青発光用の
放電セルに対して、前記放電セルにおける前記走査ライ
ンと直交する方向の寸法の略半分だけ前記走査ラインと
直交する方向にずれて配置されていることを特徴とす
る。
【0012】
【作用】本発明のカラープラズマディスプレイでは、赤
(R),青(B)発光用の放電セルに対し緑(G)発光
用の放電セルの横方向の寸法を略半分にして2つの放電
セルに分け、且つ緑(G)発光用の放電セルを横方向に
おいて1つ置きに縦方向の寸法の略半サイズ分段違いに
配置したので、縦方向の解像度を保ちながら放電セルの
縦サイズを倍にすることができる。また、赤(R),緑
(G),青(B)の面積は、同じになるので、従来のよ
うに、緑(G)の輝度を半減させる必要もない。
(R),青(B)発光用の放電セルに対し緑(G)発光
用の放電セルの横方向の寸法を略半分にして2つの放電
セルに分け、且つ緑(G)発光用の放電セルを横方向に
おいて1つ置きに縦方向の寸法の略半サイズ分段違いに
配置したので、縦方向の解像度を保ちながら放電セルの
縦サイズを倍にすることができる。また、赤(R),緑
(G),青(B)の面積は、同じになるので、従来のよ
うに、緑(G)の輝度を半減させる必要もない。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づい
て説明する。図3は、本発明に係るPDPの断面構造を
示す斜視図、図4は図3のPDPの放電セルと維持電極
との配置関係を示す平面図である。
て説明する。図3は、本発明に係るPDPの断面構造を
示す斜視図、図4は図3のPDPの放電セルと維持電極
との配置関係を示す平面図である。
【0014】図3において、PDPは3電極構造の反射
型の面放電PDPであり、放電空間40を介して対向配
置された一対のガラス基板21,31、表示面側のガラ
ス基板21の内面に互いに平行に隣接配置された透明導
電体からなる複数の維持電極(透明電極)S,S・・
・、維持電極を覆う誘電体層23、誘電体層23を覆う
MgO層24、背面側ガラス基板31上に設けられ、縦
方向に延び互いに平行に配置され、各色の発光領域を区
画すると共に、放電空間40の間隙寸法を規定する複数
の隔壁32、各隔壁32間に設けられ、前記維持電極と
直交する方向に延びた複数のアドレス電極D及びアドレ
ス電極を覆うR(赤),G(緑),B(青)の3原色の
蛍光体33R,33G,33B等から構成されている。
型の面放電PDPであり、放電空間40を介して対向配
置された一対のガラス基板21,31、表示面側のガラ
ス基板21の内面に互いに平行に隣接配置された透明導
電体からなる複数の維持電極(透明電極)S,S・・
・、維持電極を覆う誘電体層23、誘電体層23を覆う
MgO層24、背面側ガラス基板31上に設けられ、縦
方向に延び互いに平行に配置され、各色の発光領域を区
画すると共に、放電空間40の間隙寸法を規定する複数
の隔壁32、各隔壁32間に設けられ、前記維持電極と
直交する方向に延びた複数のアドレス電極D及びアドレ
ス電極を覆うR(赤),G(緑),B(青)の3原色の
蛍光体33R,33G,33B等から構成されている。
【0015】内部の放電空間40は、隔壁32によって
横方向に区画され、この放電空間40内には蛍光体を励
起する紫外線を出す放電ガスとしてネオンにキセノン、
ヘリウム等を混合したペニングガスが封入されている。
横方向に区画され、この放電空間40内には蛍光体を励
起する紫外線を出す放電ガスとしてネオンにキセノン、
ヘリウム等を混合したペニングガスが封入されている。
【0016】維持電極(透明電極)には、その導電性を
補うよう維持電極の一部を覆う金属電極層(補助電極)
を設けるようにしてもよい。蛍光体は各隔壁32の間を
埋めるように左方から右方に向かってR,G,B,Gの
順に設けられている。
補うよう維持電極の一部を覆う金属電極層(補助電極)
を設けるようにしてもよい。蛍光体は各隔壁32の間を
埋めるように左方から右方に向かってR,G,B,Gの
順に設けられている。
【0017】このようなPDPにおいては、一対の維持
電極とアドレス電極の各交差部に放電セルが画定され、
縦方向に連続して延びた各蛍光体33R,33G,33
B,33Gの内、各単位発光領域(放電セル)に対応し
た部分を選択的に発光させ、R,G,Bの組合せによっ
てフルカラー表示が行われる。
電極とアドレス電極の各交差部に放電セルが画定され、
縦方向に連続して延びた各蛍光体33R,33G,33
B,33Gの内、各単位発光領域(放電セル)に対応し
た部分を選択的に発光させ、R,G,Bの組合せによっ
てフルカラー表示が行われる。
【0018】図4において、表示画面は、破線で画定さ
れた各単位発光領域、すなわち赤(R)発光用のR放電
セル50a1,a2,c1,c2、緑(G)発光用のG放電セル
60a1,a2,b1,b2,c1,c2、青(B)発光用のB放電
セル70a1,a2,c1,c2から構成されている。そして、
各放電セルには、一対の維持電極が対応づけられてい
る。すなわち、走査ラインL1 では、放電セル50a1,
a2、60a1,a2、70a1,a2に対して一対の維持電極s
1 ,s2 が、走査ラインL2 では、放電セル60b1,b2
に対して一対の維持電極s2 ,s3 が、走査ラインL3
では、放電セル50c1,c2,60c1,c2,70c1,c2に
対して一対の維持電極s3 ,s4 が対応づけられてい
る。
れた各単位発光領域、すなわち赤(R)発光用のR放電
セル50a1,a2,c1,c2、緑(G)発光用のG放電セル
60a1,a2,b1,b2,c1,c2、青(B)発光用のB放電
セル70a1,a2,c1,c2から構成されている。そして、
各放電セルには、一対の維持電極が対応づけられてい
る。すなわち、走査ラインL1 では、放電セル50a1,
a2、60a1,a2、70a1,a2に対して一対の維持電極s
1 ,s2 が、走査ラインL2 では、放電セル60b1,b2
に対して一対の維持電極s2 ,s3 が、走査ラインL3
では、放電セル50c1,c2,60c1,c2,70c1,c2に
対して一対の維持電極s3 ,s4 が対応づけられてい
る。
【0019】なお、図中のR,G,Bは、各放電セルの
発光色を示している。ここで、G放電セルは、その横方
向の寸法がR及びB放電セルの横方向の寸法xに対して
半分のx/2とされ、更に横方向においてR,G,B,
Gの順に配置し、且つ一つ置きに縦方向の寸法yのy/
2だけ縦方向にずらした配置となる。すなわち、G放電
セルは、横方向の寸法が半分にされて2つに分割され、
R放電セルとB放電セルとの間に配置され、且つ横方向
において一つ置きに放電セルの縦方向のサイズの半分だ
け段違いに配置される。
発光色を示している。ここで、G放電セルは、その横方
向の寸法がR及びB放電セルの横方向の寸法xに対して
半分のx/2とされ、更に横方向においてR,G,B,
Gの順に配置し、且つ一つ置きに縦方向の寸法yのy/
2だけ縦方向にずらした配置となる。すなわち、G放電
セルは、横方向の寸法が半分にされて2つに分割され、
R放電セルとB放電セルとの間に配置され、且つ横方向
において一つ置きに放電セルの縦方向のサイズの半分だ
け段違いに配置される。
【0020】図において、1画素分の領域Aに着目する
と、走査ラインL1 ,L2 を1つの走査ラインとして発
光制御すると、R放電セル50a1、G放電セル60a1、
60b1、B放電セル70a1が発光する。
と、走査ラインL1 ,L2 を1つの走査ラインとして発
光制御すると、R放電セル50a1、G放電セル60a1、
60b1、B放電セル70a1が発光する。
【0021】この場合、各色の放電セルの面積は同じな
ので、3つ共同程度の輝度となり、図2のもののように
緑(G)の輝度を半分にする必要がない。
ので、3つ共同程度の輝度となり、図2のもののように
緑(G)の輝度を半分にする必要がない。
【0022】また、走査ラインL1 ,L2 を独立に発光
制御する、すなわちR放電セル50a1、G放電セル60
a1、B放電セル70a1の3つのセルと、G放電セル60
b1を独立に発光制御することによって見掛け上の画素数
を増大させることができ、擬似的な高精細化が可能とな
る。
制御する、すなわちR放電セル50a1、G放電セル60
a1、B放電セル70a1の3つのセルと、G放電セル60
b1を独立に発光制御することによって見掛け上の画素数
を増大させることができ、擬似的な高精細化が可能とな
る。
【0023】このように、G放電セルが横方向に一つお
きに配置されることで、横方向の解像度を、またG放電
セルが一つおきに段違いに配置されることで縦方向の解
像度をそれぞれ高精細化対応として維持することができ
る。更に、同一画面サイズで同一画素数とした場合、本
願の放電セルの縦方向の寸法は、図1、図2のものに比
して2倍の寸法を確保することができることから、放電
空間を広くできると共に放電セル内の維持電極対の対向
する突起部の電極長を長くでき、よって本願の放電セル
は図1、図2のものに比して発光効率が良くなる。
きに配置されることで、横方向の解像度を、またG放電
セルが一つおきに段違いに配置されることで縦方向の解
像度をそれぞれ高精細化対応として維持することができ
る。更に、同一画面サイズで同一画素数とした場合、本
願の放電セルの縦方向の寸法は、図1、図2のものに比
して2倍の寸法を確保することができることから、放電
空間を広くできると共に放電セル内の維持電極対の対向
する突起部の電極長を長くでき、よって本願の放電セル
は図1、図2のものに比して発光効率が良くなる。
【0024】なお、本実施例では、緑(G)のG放電セ
ル60の横方向の寸法を略半分にして2つのセルに分
け、且つ緑(G)のG放電セル60を横方向において1
つ置きに縦方向の寸法の略半分だけ縦方向にずらして半
サイズ分段違いに配置した場合について説明したが、こ
の例に限らず、図5に示すように、緑(G)のG放電セ
ル60及び青(B)のB放電セル70の対を横方向にお
いて1つ置きに縦方向の寸法yの略半分y/2だけ縦方
向にずらすようにしてもよい。
ル60の横方向の寸法を略半分にして2つのセルに分
け、且つ緑(G)のG放電セル60を横方向において1
つ置きに縦方向の寸法の略半分だけ縦方向にずらして半
サイズ分段違いに配置した場合について説明したが、こ
の例に限らず、図5に示すように、緑(G)のG放電セ
ル60及び青(B)のB放電セル70の対を横方向にお
いて1つ置きに縦方向の寸法yの略半分y/2だけ縦方
向にずらすようにしてもよい。
【0025】この場合、R放電セル50a1及びG放電セ
ル60a1と、G放電セル60b1及びB放電セル70b1と
を独立に発光制御することによって見掛け上の画素数を
増大させ、擬似的な高精化が可能となる。
ル60a1と、G放電セル60b1及びB放電セル70b1と
を独立に発光制御することによって見掛け上の画素数を
増大させ、擬似的な高精化が可能となる。
【0026】また、維持電極の構成は、図6及び図7で
示すような構成としてもよい。更にまた、図8に示すよ
うに、緑(G)のG放電セルをその縦方向サイズを半分
にして2つに分割し隣合わせで配設し、両G放電セルの
内、一方のG放電セルを縦方向の寸法yの略半分y/2
だけ縦方向にずらすようにしてもよい。
示すような構成としてもよい。更にまた、図8に示すよ
うに、緑(G)のG放電セルをその縦方向サイズを半分
にして2つに分割し隣合わせで配設し、両G放電セルの
内、一方のG放電セルを縦方向の寸法yの略半分y/2
だけ縦方向にずらすようにしてもよい。
【0027】また、B放電セルも縦方向に略y/2だけ
ずらすように配置してもよい。なお、この場合、横方向
の解像度はG放電セルが隣接配置されることとなるの
で、若干低下するが縦方向の解像度は維持できる。
ずらすように配置してもよい。なお、この場合、横方向
の解像度はG放電セルが隣接配置されることとなるの
で、若干低下するが縦方向の解像度は維持できる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカラープ
ラズマディスプレイによれば、赤(R),青(B)の発
光用の放電セルに対して緑(G)の放電セルの横方向の
寸法を略半分にして2つのセルに分け、且つ緑(G)の
放電セルを横方向において1つ置きに縦方向の寸法の略
半分だけ縦方向にずらして半サイズ分段違いに配置し
た。したがって、放電空間を狭くすること、すなわち発
光効率を低下させることなく見掛け上の画素数を増大さ
せ、擬似的な高精細化が可能となると共に、赤(R),
緑(G),青(B)の面積は、それぞれ同じであるた
め、従来のように、緑(G)の輝度を半減させる必要も
ない。
ラズマディスプレイによれば、赤(R),青(B)の発
光用の放電セルに対して緑(G)の放電セルの横方向の
寸法を略半分にして2つのセルに分け、且つ緑(G)の
放電セルを横方向において1つ置きに縦方向の寸法の略
半分だけ縦方向にずらして半サイズ分段違いに配置し
た。したがって、放電空間を狭くすること、すなわち発
光効率を低下させることなく見掛け上の画素数を増大さ
せ、擬似的な高精細化が可能となると共に、赤(R),
緑(G),青(B)の面積は、それぞれ同じであるた
め、従来のように、緑(G)の輝度を半減させる必要も
ない。
【図1】従来のPDPの放電セルと維持電極との配置関
係を示す平面図である。
係を示す平面図である。
【図2】従来のPDPと放電セルとの配置関係を示す平
面図である。
面図である。
【図3】本発明のPDPの一部の断面構造を示す斜視図
である。
である。
【図4】本発明に係るPDPの放電セルと維持電極との
配置関係を示す平面図である。
配置関係を示す平面図である。
【図5】図4の配置関係を変えた場合の他の実施例を示
す図である。
す図である。
【図6】図4の電極構造を変えた場合の他の実施例を示
す図である。
す図である。
【図7】図5の電極構造を変えた場合の他の実施例を示
す図である。
す図である。
【図8】図4の配置関係を変えた場合の他の実施例を示
す図である。
す図である。
50a1,50a2 R放電セル
60a1,60a2 G放電セル
70a1,70a2 B放電セル
s1 ,s2 ,s3 ,s4 維持電極
Claims (3)
- 【請求項1】 走査ライン方向に所定の順番で赤発光用
の放電セル,青発光用の放電セル及び緑発光用の放電セ
ルが配置されてなるカラープラズマディスプレイにおい
て、 赤発光用の放電セル及び青発光用の放電セルに対して前
記走査ライン方向の寸法が略半分の緑発光用の放電セル
を、前記走査ライン方向に1つの放電セルおきに配置す
る共に、前記緑発光用の放電セルは、前記放電セルにお
ける前記走査ラインと直交する方向の寸法の略半分だ
け、前記赤発光用の放電セル又は青発光用の放電セルに
おける配列に対して前記走査ラインと直交する方向にず
らして配置されることを特徴とするカラープラズマディ
スプレイ。 - 【請求項2】 前記走査ライン方向において、前記緑発
光用の放電セル間に、前記赤発光用の放電セルと青発光
用の放電セルが交互に配置されていることを特徴とする
請求項1に記載のカラープラズマディスプレイ。 - 【請求項3】 前記赤発光用の放電セルは、前記青発光
用の放電セルに対して、前記放電セルにおける前記走査
ラインと直交する方向の寸法の略半分だけ前記走査ライ
ンと直交する方向にずれて配置されていることを特徴と
する請求項1又は2に記載のカラープラズマディスプレ
イ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1758394A JP3455267B2 (ja) | 1994-02-14 | 1994-02-14 | カラープラズマディスプレイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1758394A JP3455267B2 (ja) | 1994-02-14 | 1994-02-14 | カラープラズマディスプレイ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07226945A JPH07226945A (ja) | 1995-08-22 |
JP3455267B2 true JP3455267B2 (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=11947934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1758394A Expired - Fee Related JP3455267B2 (ja) | 1994-02-14 | 1994-02-14 | カラープラズマディスプレイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3455267B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP3864204B2 (ja) * | 1999-02-19 | 2006-12-27 | 株式会社日立プラズマパテントライセンシング | プラズマディスプレイパネル |
TW434628B (en) * | 1999-02-24 | 2001-05-16 | Koninkl Philips Electronics Nv | Color display device |
KR100932991B1 (ko) * | 2003-11-29 | 2009-12-21 | 삼성에스디아이 주식회사 | 전계 방출 표시 장치 및 그의 제조방법 |
-
1994
- 1994-02-14 JP JP1758394A patent/JP3455267B2/ja not_active Expired - Fee Related
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