JP3647442B2 - プラズマディスプレイパネル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラズマディスプレイパネルに係るもので、詳しくは、開口率を増加させて、アラインを容易にし得るプラズマディスプレイパネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、プラズマディスプレイパネル(PDP)は、He+Xe、Ne+Xe、He+Ne+Xeなどのガスが放電する時に発生する147nmの真空紫外線(Vuv)により、蛍光体から光を放出させて、文字またはグラフィックを含んだ画像を表示する。PDPは、薄型化と大型化が容易であるため、大面積の平板ディスプレイとして注目を浴びている。
【0003】
図9(A)及び図9(B)は、従来3電極交流方式のPDPの構造を示した図である。
図示したように、PDPは、下部ガラス基板1と、その上方に所定ギャップはなして配向に配置された上部ガラス基板7とを備えている。下部ガラス基板1は、その上の所定部分に互いに平行に一定のギャップで形成されるアドレス電極2と、アドレス電極2を覆うように下部ガラス基板1の全面に形成される下部誘電体層9と、複数の放電セルを夫々分割するために下部誘電体層9上の所定部分に設けられた隔壁3と、隔壁3上に所定厚さで形成されて、紫外線の供給を受けて、夫々赤色、緑色、青色の可視光を放出する蛍光層8とを備えている。一方、上部ガラス基板7は、アドレス電極2と直交するように上部ガラス基板7の所定部分に形成されるスキャン電極6−1及び維持電極6−2と、スキャン電極6−1、維持電極6−2を覆うように上部ガラス基板7の全面に形成される上部誘電体層5と、上部誘電体層5を保護するために上部誘電体層5上に形成される保護層4とを備えている。スキャン電極6−1は、上部ガラス基板7の所定部分上に形成される透明電極6−1Aと、透明電極6−1A上の所定部分に形成される金属バス電極6−1Bとから構成されている。また、同様に維持電極6−2も、上部ガラス基板2上の所定部分に形成される透明電極6−2Aと、透明電極6−2A上の所定部分に形成される金属バス電極6−2Bとから構成されている。このスキャン電極6−1と維持電極6−2を維持電極対6−1、6−2と称する。スキャン電極6−1と維持電極6−2からなる維持電極対は金属バス電極6−1B、6−2Bともども一つのセルの放電空間に配置される。
【0004】
以下、このような従来プラズマディスプレイパネルの動作に対して説明する。
所定ギャップで平行に配置される上部ガラス基板7と下部ガラス基板1は、それら間の放電空間に注入された混合ガスを保持している。混合ガスが放電する時、光を放出する蛍光層8が隔壁3上に塗布されている。
【0005】
上部ガラス基板7上には、上部誘電体層5と保護層4が順次積層されて、上部ガラス基板7と上部誘電体層5の間に形成された金属バス電極6−1B、6−2Bと、透明電極6−1A、6−1Aとから構成された維持電極対6−1、6−2が、アドレス電極2と垂直方向に並んで配置される。前記したように、上部ガラス基板7上には透明電極6−1A、6−2Aが形成され、それらの透明電極6−1A、6−2Aの所定部分上に金属バス電極6−1B、6−2Bが形成されている。
【0006】
下部ガラス基板1にはアドレス電極2が形成され、下部ガラス基板1とアドレス電極2の全面には下部誘電体層9が積層されている。下部誘電体層9上にはアドレス電極2を間に置いて隔壁3が互いに平行に、かつアドレス電極と平行に延びている。
【0007】
下部誘電体層9上に形成された隔壁3は、各セル間の電気的及び光学的干渉を遮断し、各上部及び下部ガラス基板1、7間に形成されて、セル内部に放電空間を形成している。
【0008】
隔壁3上に塗布される蛍光層8は、放電空間内のガスが放電する時に発生する短い波長の真空紫外線により励起されて、3種類の色の可視光線を発生する。よって、各セルから光の三原色である赤色、緑色、青色の光が夫々放出される。
【0009】
上部及び下部誘電体層5、9は、ガスが放電する時、電荷を蓄積する。保護層4は、ガスが放電する時、各プラズマ粒子のスパッタリング現象から上部誘電体層5を保護する。保護層5は主に酸化マグネシウムで形成される。
【0010】
維持電極対6−1、6−2は、アドレス放電に引き続いて維持電極対6−1、6−2の間に印加された電圧により放電を起こさせ、その放電を維持させる。維持電極対6−1、6−2を夫々形成する透明電極6−1A、6−2Aは、光透過率が90%以上の透明な導電性物質(例えば、ITO)で形成され、蛍光層8から放出された可視光をほとんど通過させる。しかし、ITOのような物質は、光透過率が高い反面、導電率が低くて抵抗値が非常に大きいため、電力が効率的に伝達されない。このような問題を解決するために、透明電極6−1A、6−2A上には、AgやCuなどのように、導電性の高い物質で形成された金属バス電極6−1B、6−2Bを形成することになっている。金属バス電極6−1B、6−2Bは、維持電極対6−1、6−2の抵抗値を低下させて、透明電極6−1A、6−2Aの高い抵抗による電圧降下を防止する。
【0011】
一方、他の従来プラズマディスプレイパネル及びその製造方法においては、1998年11月17日に登録された米国特許番号5,838,106、2001年6月5日に登録された米国特許番号6,242,859及び2002年2月5日に登録された米国特許番号6,344,080に詳細に記載されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
然るに、従来のPDPにおいては、上記のように、一つのセルの放電空間の上側、すなわち観測側に金属バス電極6−1B、6−2Bが形成されているので、それによって放電空間から放出される可視光の一部分が遮断される。したがって、PDPの輝度及び効率が減少するという不都合な点があった。
【0013】
すなわち、従来のPDPにおいては、一つのセルの放電空間の上側に金属バス電極6−1B、6−2Bが形成されているので、開口率を減少させることになっていた。
【0014】
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたもので、開口率を増加させて、アラインを容易にし得るプラズマディスプレイパネルを提供することを目的とする。
【0015】
且つ、格子状の隔壁を採用して、開口率を向上し得るプラズマディスプレイパネルを提供することを目的とする。
【0016】
さらに、セルが均一に見えると共に、静電容量の増加やセルの大きさの減少を最小化させて、同時に金属バス電極を共有し得るようにしたプラズマディスプレイパネルを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、本発明に係るプラズマディスプレイパネルは、複数の放電セルと、それら複数の放電セルを分離するために形成された隔壁の先端部に対応するように形成される金属バス電極とを備えている。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、複数の放電セルを夫々分離するために形成された隔壁の先端部に対応するように金属バス電極を形成することで、開口率を増加させ、アラインを容易にし、セルが均一に見えると共に、静電容量の増加及びセル大きさの減少を最小化して、同時に金属バス電極を共有し得るプラズマディスプレイパネルの実施形態に対し、図1〜図8を用いて説明する。
【0019】
図1は、本発明に係るプラズマディスプレイパネル(PDP)の第1参考例の構造を示した平面図で、図1は図2を用いて説明する。
図2は、図1に示したA−A’を沿って切り取ったPDPを示した断面図である。
図示されたように、本発明に係るPDPの第1参考例は、下部ガラス基板50と上部ガラス基板43とを備えている。下部ガラス基板50は、その上に形成されるアドレス電極49と、アドレス電極49上に形成される下部誘電体層48と、複数の放電セルを夫々分割するために、下部誘電体層48上の所定部分に形成された隔壁46Bと、隔壁46Bの側面及び各隔壁46B間に露出された下部誘電体層48上に所定厚さに形成されて、紫外線の供給を受けて、夫々赤色、緑色、青色の可視光を放出する蛍光層47とを備えている。上部ガラス基板43は、アドレス電極49と垂交するように上部ガラス基板43上の所定部分に形成されるスキャン電極41及び共通維持電極42と、スキャン電極41と共通維持電極42が形成された上部ガラス基板2の全面に形成される上部誘電体層44と、上部誘電体層44を保護するために上部誘電体層44上に形成される保護層45とを備えている。スキャン電極41は、アドレス電極49と直交するように上部ガラス基板43上の所定部分に形成される透明電極41Aと、その透明電極41A上の所定部分に形成されるバス電極(金属バス電極)41Bとから構成されている。共通維持電極42は、隣接した放電セルと共通に使用される維持電極であり、アドレス電極49と直交するように上部ガラス基板43上の所定部分に形成される透明電極42Aと、透明電極42A上の所定部分に形成されるバス電極42Bとから構成されている。このとき、隣接したセルと共通に使用される透明電極42Aは隔壁46Bの上に対応する部分に形成される。また、共通維持電極42のバス電極42Bは、隔壁46Bと平行な方向に形成されて、双方のセルに跨って配置された透明電極42Aの中心部に沿って形成される。
【0020】
以下、本発明に係るプラズマディスプレイパネルの電極及び隔壁構造に対して説明する。
【0021】
まず、本参考例に係るPDPで図面上上下に相互隣接した各放電セル(Cell 1、Cell 2)は、共通維持電極42のバス電極42Bを共有する。即ち、各放電セル(Cell 1、Cell 2)は、上部ガラス基板43上に形成されたスキャン電極41及び共通維持電極42と、下部ガラス基板50上に形成されるアドレス電極49とを含んでいる。このとき、スキャン電極41は、透明電極41Aと透明電極41A上に形成されるバス電極41Bとから構成されている。また、共通維持電極42は、透明電極42Aと透明電極42A上に形成されるバス電極42Bとから構成されている。スキャン電極41と共通維持電極42を維持電極対41、42と称す。
【0022】
透明電極41A、42Aは、透明伝導性物質のインジウム−スズ酸化物(ITO)等で形成され、バス電極41B、42Bは、透明電極41A、42Aの抵抗成分を補償するためにクロム(Cr)のような金属物質で形成される。
【0023】
一方、上部誘電体層44と保護層45は、維持電極対41、42の形成された上部ガラス基板43の上に順次形成される。上部誘電体層44には、プラズマが放電する時に発生された壁電荷が蓄積される。保護層45は、スパッタリング現象による上部誘電体層44の損傷を防止し、2次電子の放出効率を高める。保護層45としては酸化マグネシウム(Mgo)が利用される。
【0024】
アドレス電極49上には、同様に、壁電荷蓄積のための下部誘電体層48が形成される。また、下部誘電層48上にはウエルタイプ、すなわちセルごとに区切った格子状の隔壁46が形成される。このとき、隔壁46は、画素の列ごとに形成される第1隔壁46Aと、第1隔壁46Aと交差されるように画素の行ごとに形成されて、バス電極42Bと対応するように形成される第2隔壁46Bとから構成されている。なお、本参考例は図示のように、共通維持電極42を図面上上下に隣接するセルが共通に利用するので、1つのセル内に維持電極対を配置するために2つの共通維持電極42の間に2つのスキャン電極41が配置されており、第2隔壁46Bは共通維持電極42のバス電極42B1に対応させて設けると共に、スキャン電極どうしの間にも設けられている。
【0025】
下部誘電層48とウエルタイプの隔壁46Bの表面には蛍光層47が塗布される。ウエルタイプの隔壁46Bは、放電空間で発生された紫外線及び可視光線が隣接した各放電セルに漏洩されないように紫外線及び可視光線をセルごとで遮断する。蛍光層47は、プラズマが放電する時に発生された紫外線により励起されて、赤色、緑色及び青色中何れか一つの可視光線を発生する。上部ガラス基板43及び下部ガラス基板50と隔壁46B間に設けられた放電空間には、ガス放電のための不活性ガスが注入される。
【0026】
このように、本発明の第1参考例におけるウエルタイプの隔壁46は、維持電極対41、42と垂直方向に形成される第1隔壁46Aと、第1隔壁46Aと直交するように形成される第2隔壁46Bとから構成されている。すなわち、1つのセルが双方の隔壁で他のセルから分離されている。
【0027】
ウエルタイプの隔壁46の第2隔壁46Bと対応するバス電極42Bを間に置いて放電セル(Cell 1、Cell 2)が隣接している。即ち、図面上一番上である第1番目のスキャン電極41を有する第1番目の放電セル(Cell 1)は、第1番目の共通維持電極42のバス電極42Bを間にして、第2番目のスキャン電極41−1を有する第2放電セル(Cell 2)と隣接している。即ち、k(ただ、kは1以上の奇数)番目の放電セルの第k番目のスキャン電極と、隣接する第k+1番目の放電セル(k+1)の第k+1番目のスキャン電極(K+1)間に第(k+1)/2番目の共通維持電極((K+1)/2)が形成される。したがって、偶数番目のセルとその次の奇数番目のセルとの間には共通維持電極は形成されない。
【0028】
共通維持電極42の共有バス電極42Bは透明電極42Aの所定部分に形成される。中央であることが望ましい。透明電極42Aの第1の側の面46A1は第k番目のスキャン電極と対向するように形成され、透明電極42Aの第2の側の面46A2は第K+1番目のスキャン電極(K+1)と対向するように形成される。このとき、スキャン電極41の幅は、共通維持電極42の透明電極42Aの第1または第2の側の面42A1、42A2の幅と同じであり、共有バス電極42Bの幅は、PDPがXGA級(1365×768mm)の場合、約70μmが好ましい。即ち、透明電極41Aの幅は透明電極42Aの幅の1/2である。
【0029】
透明電極41A、42Aの構造は多様な形態に変更することができる。変形された透明電極の構造に対し、図3を用いて説明する。図3は、図1及び図2に示した透明電極の他の形態を示した平面図である。図示されたように、透明電極41A、42A上に空隙部51を形成することで、図2に示した透明電極より相対的に面積を減少させて、消費電力を減らしている。
【0030】
これらの参考例は、相互に隣接している放電セル(Cell 1、Cell 2)は、共通維持電極42のバス電極42Bを相互共有するため、隣接した放電セル(Ce111、Cell 2)内に形成された一つの共通維持電極42には所定の双方のセルに共通の電圧が印加されるが、隣接した放電セル(Ce111、Cell 2)内に形成されている二つのスキャン電極41、41−1は夫々独立的に存在するため、独立的に形成された二つのスキャン電極41、41−1は、異なる電圧を加えることができる。同様に、その印加時間をも変えることもできる。したがって、スキャン時間をも変えることができる。
【0031】
第k番目のアドレス電極と第k番目の維持電極間の対向放電により選択された後、各維持電極対(K、(K+1)/2)間の面放電により放電を維持することになる。また、第k番目のアドレス電極と第K+1番目のスキャン電極(K+1)間の対向放電により選択された後は、各維持電極対((K+1)、(K+1)/2)間の面放電により放電を維持する。
【0032】
このような放電セルにおいては、上記のようにして維持放電の時に発生される紫外線により蛍光層47から光が放出されて可視光がセルの外部に放出される。よって、従来同様各放電セルは、放電が維持される期間を調節して階調を実現することができ、それらの放電セルがマトリックス状に配列されたPDPで画像を表示できる。
【0033】
このように、本発明に係るPDPにおいては、相互隣接した放電セルが一つの共通維持電極42を共有する。即ち、スキャン電極41がM個形成されると、共通維持電極42はM/2個形成される。M/2個形成される共通維持電極42と連結されるパッド(図示せず)の出力端子数は半分に減少するため、アラインが容易になる。
【0034】
また、ウエルタイプの隔壁46B上に形成されるバス電極42Bにより一つの放電セルを通るバス電極が2個から1個に減少することで、相対的に開口率が増加し、PDPの輝度及び効率が増加する。また、隔壁がそれぞれのセルごとに形成されるので、クロストーク現象が減少する。
【0035】
第2参考例
図4は、本発明に係るプラズマディスプレイパネル(PDP)の第2参考例の構造を示した平面図である。即ち、図4は、プラズマディスプレイパネルにおける維持電極対の構造と隔壁構造を示した平面図である。電極及び隔壁以外の構成は図2の構成と同様であるため、これに対する説明は省略する。
【0036】
図示されたように、本発明に係るPDPの第2参考例においては、各セルの中央部分に位置するスキャン電極71と、横隔壁70Aに重畳される維持電極72とからなる維持電極対71、72を備えている。スキャン電極71は、上部ガラス基板43上に形成される透明電極71Aと、透明電極71A上の所定部分に形成されるバス電極71Bとから構成されている。維持電極72は、上部ガラス基板43上に形成される透明電極72Aと、透明電極72A上の所定部分に形成され、横隔壁70Aの上部に重畳されるバス電極72Bとから構成されている。
【0037】
維持電極対71、72のスキャン電極71には、パネル走査のためのスキャン信号と放電維持のための維持信号が供給され、維持電極(共通維持電極42を意味する)72には放電維持のための維持信号が供給される。スキャン電極71のバス電極71Bはセルの中央部分に位置し、維持電極72のバス電極72Bはセルの一方の縦隔壁70Bに対応するように位置する。また、バス電極71B、72Bは、導電性の高い金属物質、例えば、銀(Ag)や銅(Cu)で形成される。維持電極対71、72の各透明電極71A、72Aはセル領域内で相互対向するように形成される。
【0038】
セル領域を区画するように形成される格子状の隔壁70は、横方向に形成された横隔壁70Aと縦方向に形成された縦隔壁70Bとが夫々交差することで、各セルが4面の隔壁に囲まれる。本発明に係るPDPの第2参考例においては、先の参考例のように二つのセルが一つの維持電極を共用するのではなく、それぞれのセルごとに電極対が存在するので、従来のPDPのパターンを若干変更した維持電極対71、72のパターンを有する。そのため、追加工程なしに、従来の維持電極対を製造するためのマスクのパターンを修正するだけで、従来の製作工程に従って製作が可能になる。
【0039】
以下、図4に示されたプラズマディスプレイパネルにおける維持電極対の構造と隔壁構造に対し、図5を用いて説明する。
【0040】
図5は、図4に示されたプラズマディスプレイパネルの構造を示した断面図で、特に、図4に示されたプラズマディスプレイパネルにおける維持電極対の構造と隔壁構造を示した断面図である。
【0041】
図示されたように、本発明に係るPDPの第2参考例で採用される維持電極72のバス電極72Bは横隔壁70Aに重畳され、スキャン電極71のバス電極71Bはセルのほぼ中央部分に位置する。正確に中央である必要はない。即ち、一つのセル内には、光透過率を低下させる金属成分を有するバス電極71Bは一つだけである。
【0042】
例えば、従来のPDPにおいては、一つのセル領域内に二つのバス電極が形成され、それら二つのバス電極により一つのセル領域の放電空間内で放出される可視光の一部が遮断されていた。それに対して、本発明に係るPDPの第2参考例においては、一つのセル領域内に一つのバス電極のみが形成されるため、従来のPDPより多量の可視光を画像表示領域に放出することができる。即ち、一つのセル領域の放電空間から画像表示領域に放出される可視光の量を増加させることができる。
【0043】
従って、本発明に係るPDPの第2参考例は輝度特性が向上する。また、従来のPDPに比べて同じ電力を消耗しても、輝度特性が向上しているため、効率特性が向上しているということができる。
【0044】
また、本発明に係るPDPの第2参考例においては、電極配置によって一つの放電セル内で起きる維持電極対71、72間の主放電以外に、隣接したセルの境界部で一つのセルのスキャン電極71とその一つのセルに隣接したセルの維持電極72の間で誤放電が起きることもある。その誤放電を防止するためには、一つのセルのスキャン電極71と隣接したセルの維持電極72間のギャップ(G2)を一つのセル内の維持電極対71、72のギャップ(G1)より広くする必要がある。通常、ギャップ(G2)のギャップはギャップ(G1)の1.5倍〜2倍程度が好ましい。
【0045】
また、横隔壁70Aに一部分が重畳される維持電極72の透明電極72Aは、横隔壁70Aに重畳され、隣接したセル内に位置しないように形成する。一方、維持電極72のバス電極72Bは、横隔壁70Aの一方側の上部のみに対応するように形成される。
【0046】
PDPに駆動電圧が印加される時、バス電極71B、72B付近には高い電界が発生するため、スキャン電極71のバス電極71Bをセルの中央方向に偏るように形成する。即ち、スキャン電極71のバス電極71Bが一つのセルの中心部分近くに配置されると、一つのセルに隣接したセルのバス電極72Bと距離が遠ざかるため、誤放電の発生確率が減少する。また、スキャン電極71のバス電極71Bをセルの中央部分に偏るように形成すると、アドレス電極49が放電する時、隔壁に形成される壁電荷の形成が容易になり、アドレス電極49に印加される駆動電圧であるアドレス電圧が低くなる。
【0047】
また、セルの中央部分に形成されるスキャン電極71のバス電極71Bにより放電セルはほぼ対称になり、従来の共通維持電極を採用したPDPと同様に、二つのセルが一つに見える現象が防止される。すなわち、本発明に係るPDPの第2参考例は、パネルの視覚的特性が一層向上する。
【0048】
従って、本発明の第2参考例においては、維持電極72のバス電極72Bを横隔壁70Aの上側に対応するように形成し、スキャン電極71のバス電極71Bをセルの中央部分に位置するように形成することで、一つのセル内に位置するバス電極の数を減少させることができる。したがって、一つのセル内に位置するバス電極の数を減少させて、PDPの輝度及び効率特性を向上させることができる。また、隣接した二つのセルが一つのセルに見えて、不均一な画像が表示される現象を防止することができる。
【0049】
第1実施形態
図6は、本発明に係るプラズマディスプレイパネルの第1実施形態の構造を示した断面図である。図6は、プラズマディスプレイパネルの維持電極対の構造と隔壁構造を示した断面図である。本発明に係るPDPの第1実施形態においては、従来のPDPに比べて変形されたパターンを有する維持電極対81〜83で構成されている。したがって、追加工程なしに、維持電極対を製造するためのマスクのパターンを修正するだけで、従来の製作工程によって製作が可能になる。
【0050】
図6に示したように、本発明に係るPDPの第1実施形態においては、上部ガラス基板43上に形成されて、横隔壁80Aの上部に対応するように形成されるスキャン電極82と、スキャン電極82の下に一部を絶縁材を介して重畳させるように形成されるスキャン電極81と、上部ガラス基板43上に形成されて、横隔壁80Aの上部に対応するように形成される共通維持電極83とを備えている。この時、スキャン電極82は、上部ガラス基板43上に形成される透明電極82Aと、その透明電極82A上の所定部分に形成されるバス電極82Bとから構成されている。維持電極83は、上部ガラス基板43上に形成される透明電極83Aと、その透明電極83A上の所定部分に形成されて、横隔壁80Aの上側に重畳されるバス電極83Bとから構成されている。また、スキャン電極82の下に一部分が重畳されるように形成されるスキャン電極81は、隔壁80Aとスキャン電極82の間に形成されて、透明電極81Aと、その透明電極81A上の所定部分に形成されるバス電極81Bとから構成されている。即ち、PDP内に位置する各バス電極81B、82B、83Bは、一つのセルの放電空間内に形成されずに、各セル間に形成された隔壁80Aの上部に対応するように位置する。
【0051】
維持電極対8〜83のスキャン電極81、82には、水平に隣接した複数のセルで構成される水平ラインの一つを選択するようにパネル走査のためのスキャン信号が供給されると共に放電維持のための維持信号が供給される。共通維持電極83には、選択された水平ラインの放電維持のための維持信号が供給される。維持電極対81〜83のバス電極81B〜83Bは、セルの両側縁部、即ち、隔壁80Aの上部に位置し、導電性の高い金属物質、例えば、銀(Ag)や銅(Cu)で形成される。維持電極対81〜83の透明電極81A〜83Aは、セル領域内で相互対向するように形成される。
【0052】
セル領域を区画するように形成される格子状の隔壁は、横方向に形成される横隔壁80Aと縦方向に形成される縦隔壁(図示せず)とが夫々交差して形成されることで、各セルが4面の隔壁で囲まれる。即ち、本発明に係るPDPの第1実施形態においては、共通維持電極83及び重畳されたスキャン電極81、82を採用することで、維持電極対81〜83の全ての金属バス電極81B〜83Bは、横隔壁80Aの上部に重畳されるように形成される。そのため一つのセル内には、光透過率の優秀な各透明電極81A〜83Aのみが位置するようになる。
【0053】
例えば、従来のPDPにおいては、一つのセル領域内に二つのバス電極が形成され、それら二つのバス電極により、一つのセル領域の放電空間内で放出される可視光の一部が遮断されていた。一方、本発明に係るPDPの第1実施形態においては、一つのセル領域内にバス電極を形成せず、バス電極を隔壁の先端部に対応するように形成することで、従来のPDPより多量の可視光を画像表示領域に放出することができる。即ち、一つのセル領域の放電空間から画像表示領域に放出される可視光の量を増加させることができる。
【0054】
従って、本発明に係るPDPの第1実施形態は輝度特性がより向上する。また、従来のPDPに比べて同じ電力を消耗しても、輝度特性が向上するため、効率特性が向上する。
【0055】
また、本発明に係るPDPの第1実施形態においては、従来のように共通維持電極を採用し、スキャン電極81、82を重畳して形成することで、隔壁を厚く形成せずにも、従来の共通維持電極対を採用したPDPで隣接したセルが一つのセルに見えるという短所をなくすことができる。即ち、横隔壁をすべて厚く形成した従来PDPの他の形態に比べて横隔壁80Aを厚く形成する必要がないため、セルの有効体積を減少させずに、セルが均一に見える。よって、スキャン電極81、82と共通維持電極83に隣接した横隔壁80Aを最小限に必要な厚さに形成して、スキャン電極81及び共通維持電極83間の静電容量の増加を最小化することができる。
【0056】
また、本発明に係るPDPの第1実施形態においては、スキャン電極81、82と共通維持電極83のバス電極81B〜83Bを横隔壁80Aの上側に重畳されるように形成することで、セルが不均一に見える現象を防止して、PDPの表示品質を向上させ、静電容量の増加及びセル大きさの減少を最小化することができる。
【0057】
第2実施形態
図7は、本発明に係るプラズマディスプレイパネルの第2実施形態の構造を示した断面図である。即ち、図7は、本発明に係るプラズマディスプレイパネルの第2実施形態の隔壁及び維持電極対を示した断面図である。
【0058】
このような本発明に係るPDPの第2実施形態においては、従来のPDPに比べて変形されたパターンを有する維持電極対91〜93で構成されている。よって、追加工程なしに、維持電極対を製造するためのマスクのパターンを修正するだけで、従来の製作工程によって製作が可能になる。
【0059】
図7に示したように、本発明に係るPDPの第2実施形態においては、上部ガラス基板43に形成されて、横隔壁80Aの上に対応するように形成されるスキャン電極92と、そのスキャン電極92の下に一部分が重畳されるように形成されるスキャン電極91と、上部ガラス基板43上に形成されて、横隔壁80Aの上に対応するように形成される共通維持電極93とを備えている。
【0060】
この時、スキャン電極92は、上部ガラス基板43上に形成される透明電極92Aと、その透明電極92A上の所定部分に形成されるバス電極92Bとから構成されている。維持電極93は、上部ガラス基板43上に形成される透明電極93Aと、その透明電極93A上の所定部分に形成されて、横隔壁80Aの上部に重畳されるバス電極93Bとから構成されている。また、スキャン電極92の下に絶縁材を介して一部分が重畳されるように形成されるスキャン電極91は、隔壁80Aとスキャン電極92の間に形成されて、透明電極91Aと、その透明電極91A上の所定部分に形成されるバス電極91Bとから構成されている。この時、スキャン電極92のセル1内の維持電極93との電極ギャップG1はセル2の同様の電極ギャップG2より大きく形成される。
【0061】
維持電極対91〜93のスキャン電極91、92には、水平に隣接した複数のセルで構成される水平ラインを選択するようにパネル走査のためのスキャン信号が供給されると共にその後の放電維持のための維持信号が主に供給される。共通維持電極93には、選択された水平ラインの放電維持のための維持信号が主に供給される。維持電極対91〜93のバス電極92B、93Bは、セルの両側縁部に位置して、導電性の高い金属物質、例えば、銀(Ag)や銅(Cu)で形成される。維持電極対91〜93の透明電極91A〜93Aは、セル領域内で相互対向するように形成される。
【0062】
セル領域を区画するように形成される格子状の隔壁は、横方向に形成される横隔壁90Aと縦方向に形成される縦隔壁(図示せず)とが夫々交差して形成され、各セルが4面の隔壁で囲まれる。このように、本発明に係るPDPの第2実施形態においては、共通維持電極93及び重畳された各スキャン電極91、92を採用することで、維持電極対91〜93のバス電極91B〜93Bは、横隔壁80Aの上に重畳されるように形成されている。この時、スキャン電極91は、横隔壁81Aとスキャン電極92間に形成され、スキャン電極91のバス電極91Bは、横隔壁81Aと対応する位置に形成される。
【0063】
従って、一つのセル内には、光透過率の優秀な透明電極91A、92A、93Aのみが位置するようになる。これによって、本発明に係るPDPの第2実施形態においては、従来PDPのセル領域内に形成されるバス電極(金属バス電極)により遮断される可視光を画面表示領域に放出させることができる。即ち、PDPのセル領域内にバス電極を形成しないことで、可視光がバス電極により遮断されない。その結果、本発明に係るPDPの第2実施形態は輝度特性が向上する。また、従来のPDPに比べて同じ電力を消耗しても、輝度特性が向上するため、本発明に係るPDPの第2実施形態は効率特性が向上する。
【0064】
また、本発明に係るPDPの第2実施形態においては、従来のように共通維持電極を採用し、スキャン電極91のバス電極91Bをスキャン電極92と重畳して形成することで、隔壁を厚く形成する必要なしに、従来の共通維持電極対を採用したPDPで隣接した各セルが一つのセルに見えるという短所をなくすことができる。即ち、従来の横隔壁をすべて厚く形成した従来のPDPの他の形態に比べて、横隔壁80Aを厚く形成する必要がないため、セルの有効体積を減少させずに、セルが均一に見えるようにすることができる。
【0065】
従って、本発明に係るPDPの第2実施形態においては、セル2の電極92、93のギャップ(G2)を隣接したセル1の電極92、93ギャップ(G1)より小さく形成することで、セル1とセル2の電極間の有効誘電体の厚さの差を補償し、各セルの駆動電圧を同様にすることができる。第1実施形態においては、スキャン電極81、82が二つの層として形成されることで、セル1(Cell 1)のスキャン電極82、維持電極83及びアドレス電極49間の有効誘電体の厚さがセル2(Cell 2)のスキャン電極82、維持電極83及びアドレス電極49間の有効誘電体の厚さより小さく形成される。即ち、セル1の駆動電圧がセル2の駆動電圧より小さくなり、各セル毎に駆動電圧が夫々異なって、PDPの不均一を招き、PDPの表示品質及び効率特性を低下させる。
【0066】
従って、本発明に係るPDPの第2実施形態においては、電極間の有効誘電体の厚さを同様にするために、セル1の電極間のギャップ(G1)を隣接したセル2の電極間のギャップ(G2)より大きく形成する。また、スキャン電極92と共通維持電極93に隣接した横隔壁80Aを最小限に必要な厚さに形成することで、スキャン電極92及び維持電極93間の静電容量の増加を最小化することができる。また、スキャン電極92と共通維持電極93のバス電極92B、93Bを横隔壁80Aの上に重畳されるように形成することで、セルが不均一に見える現象を防止して、PDPの表示品質を向上させ、静電容量の増加及びセル大きさの減少を最小化することができる。
【0067】
第3実施形態
図8は、本発明に係るプラズマディスプレイパネルの第3実施形態の構造を示した断面図である。即ち、図8は、本発明に係るプラズマディスプレイパネルの第3実施形態の隔壁及び維持電極対を示した断面図である。本発明に係るPDPの第3実施形態においては、従来のPDPに比べて変形されたパターンを有する維持電極対101〜104で構成されている。
【0068】
従って、本発明に係るPDPの第3実施形態においては、追加工程なしに、維持電極対を製造するためのマスクのパターンを修正するだけで、従来の製作工程によって製作が可能になる。
【0069】
図8に示したように、本発明に係るPDPの第3実施形態においては、上部ガラス基板43上に形成されて、横隔壁80Aの上部に対応するように形成されるスキャン電極102と、そのスキャン電極102の下に一部分が絶縁材を介して重畳されるように形成されるスキャン電極101と、上部ガラス基板43上に形成されて、横隔壁80Aの上に対応するように形成される維持電極104と、その維持電極104の下に一部分が絶縁材を介して重畳されるように形成される維持電極103とを備えている。
【0070】
この時、スキャン電極102は、上部ガラス基板43上に形成される透明電極102Aと、その透明電極102A上の所定部分に形成されるバス電極102Bとから構成されている。維持電極104は、上部ガラス基板43上に形成される透明電極104Aとその透明電極104A上の所定部分に形成されて、横隔壁80Aの上に重畳されるバス電極104Bとから構成されている。また、スキャン電極102の下に一部分が重畳されるように形成されるスキャン電極101は、隔壁80Aとスキャン電極102の間に形成されて、透明電極101Aと、その透明電極101Aの上の所定部分に形成されるバス電極101Bとから構成されている。維持電極104の下に一部分が重畳されるように形成される維持電極103は、隔壁80Aと維持電極104の間に形成されて、透明電極103Aと、その透明電極103A上の所定部分に形成されるバス電極103Bとから構成されている。即ち、スキャン電極102と隔壁80Aの間にはスキャン電極101が位置し、維持電極104と隔壁80Aの間には維持電極103が位置する。したがって、スキャン電極101、102及び維持電極103、104の全てのバス電極101B、102B、103B、104Bが横隔壁80Aに重畳されるように形成されている。
【0071】
維持電極対101〜104のスキャン電極101、102には、水平に隣接した複数のセルで構成される水平ラインを選択するようにパネル走査のためのスキャン信号が供給されると共にその後の放電維持のための維持信号が主に供給される。維持電極103、104には、選択された水平ラインの放電維持のための維持信号が主に供給される。維持電極対101〜104の金属バス電極101B〜104Bはセルの両縁部に位置し、導電性の高い金属物質、例えば、銀(Ag)や銅(Cu)で形成される。維持電極対102〜103の透明電極102A〜103Aがセル領域内で相互に対向するように形成される。また、維持電極対101,104の透明電極101A、104Aもセル領域内で相互に対向するように形成される。
【0072】
セル領域を区画するように形成される格子状の隔壁は、横方向に形成される横隔壁80Aと縦方向に形成される縦隔壁(図示せず)とが夫々交差して形成されることで、各セルが4面の隔壁で囲まれる。
【0073】
以上説明したように、本発明に係るPDPの第3実施形態においては、重畳された維持電極103、104及び重畳されたスキャン電極101、102を採用することで、維持電極対101〜104の全ての金属バス電極101B〜104Bは、横隔壁80Aの上部に重畳されるように形成される。
【0074】
従って、一つのセル内には、光透過率の優秀な透明電極101A、102A、103A、104Aのみが位置するようになる。これによって、本発明に係るPDPの第3実施形態においては、従来のPDPのセル領域内に形成されるバス電極(金属バス電極)により遮断される可視光を外部に放出させることができる。即ち、PDPのセル領域内にバス電極を形成しないことで、可視光がバス電極により遮断されることはない。その結果、本発明に係るPDPの第3実施形態は輝度特性が向上する。また、従来のPDPに比べて同じ電力を消耗しても、輝度特性が向上するため、本発明に係るPDPの第3実施形態は効率特性が向上する。
【0075】
また、本発明に係るPDPの第3実施形態においては、維持電極対101〜104の金属バス電極101B〜104Bを横隔壁80Aの上に重畳して形成することで、セルが不均一に見える現象をなくすことができる。即ち、隔壁を厚く形成しなくても、従来の共通維持電極対を採用したPDPで相互隣接したセルが一つのセルに見える短所をなくすことができる。例えば、従来の横隔壁をすべて厚く形成した従来のPDPに比べて横隔壁80Aを厚く形成する必要がないため、セルの有効体積を減少させずにセルが均一に見えるようにする。
【0076】
さらに、本発明に係るPDPの第3実施形態においては、各セルが同じ構造で配置された電極を有するため、各セルの駆動電圧も同じになる。即ち、スキャン電極101、102及び維持電極103、104が二つの層として形成されるため、セル2(Cell 2)のスキャン電極102、維持電極103及びアドレス電極49間の有効誘電体の厚さとセル3(Cell3)のスキャン電極104、維持電極104及びアドレス電極49間の有効誘電体の厚さと同様になる。
【0077】
従って、本発明に係るPDPの第3実施形態においては、スキャン電極101、102と維持電極103、104に隣接した横隔壁80Aを最小限必要な厚さで形成して、スキャン電極102及び維持電極104間の静電容量の増加を最小化することができる。また、スキャン電極101,102と維持電極103,104の金属バス電極101B〜104Bを横隔壁80Aに重畳されるように形成することで、セルが不均一に見える現象を防止して、PDPの表示品質を向上させ、静電容量の増加及びセル大きさの減少を最小化することができる。
【0078】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るプラズマディスプレイパネルにおいては、金属バス電極を相互隣接した放電セルと共有されるように形成することで、共通維持電極の個数を半分に減らすことができるし、また、プラズマディスプレイパネルの共通維持電極の個数を半分に減らすことで、アラインが容易になるという効果がある。
【0079】
また、プラズマディスプレイパネル内のセルの放電空間内に形成されて、可視光を遮断するバス電極の少なくとも一方を隔壁の先端部に対応するように形成することで、開口率が増加するようになり、PDPの輝度及び効率が上昇するという効果がある。
【0080】
さらに、プラズマディスプレイパネルのセル領域内に位置する維持電極対の各金属バス電極中何れか一つを隔壁に重畳させて、他の一つの金属バス電極をセル中央部に位置させることで、従来の共通維持電極を採用したPDPに比べてセルが不均一に見える現象を防止することができ、パネルの視覚的特性がより向上するという効果がある。
【0081】
さらに、一つのセル内に位置される金属バス電極の数を減らすことで、PDPの輝度特性をより向上し得るという効果がある。
【0082】
さらに、従来のPDPと同じ電力を消耗しても、輝度特性が向上するため、効率特性を向上し得るという効果がある。
【0083】
さらに、二つの層として形成されたスキャン電極と維持電極及び共通維持電極を採用することで、従来の共通維持電極を採用したPDPに比べてセルが不均一に見える現象を防止することができ、また、二つの層として形成されたスキャン電極と維持電極及び共通維持電極を採用することで、静電容量の増加を最小化し得るという効果がある。
【0084】
さらに、一つのセルに形成された各金属バス電極を隔壁上に重畳させて、スキャン電極と維持電極に隣接した横隔壁を最小限に必要な厚さで形成することで、スキャン電極及び維持電極間、または、維持電極対及びアドレス電極間の静電容量の増加及びセル大きさの減少を最小化し得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るプラズマディスプレイパネル(PDP)の第1参考例の構造を示した平面図である。
【図2】 図1に示したA−A’を沿って切り取ったPDPを示した断面図である。
【図3】 図1及び図2に示した透明電極の他の形態を示した平面図である。
【図4】 本発明に係るプラズマディスプレイパネル(PDP)の第2参考例の構造を示した平面図である。
【図5】 図4に示したプラズマディスプレイパネルの構造を示した断面図である。
【図6】 本発明に係るプラズマディスプレイパネルの第1実施形態の構造を示した断面図である。
【図7】 本発明に係るプラズマディスプレイパネルの第2実施形態の構造を示した断面図である。
【図8】 本発明に係るプラズマディスプレイパネルの第3実施形態の構造を示した断面図である。
【図9】 従来3電極交流方式のPDPの構造を示した図である。
【符号の説明】
41:スキャン電極 42:共通維持電極
43:上部ガラス基板 44:上部誘電体層
45:保護層 46:隔壁
47:蛍光層 48:下部誘電体層
49:アドレス電極 50:下部ガラス基板
Claims (16)
- 第1スキャン電極と、この第1スキャン電極と交差される方向に形成されたアドレス電極を夫々有する複数の放電セルと、
それら複数の放電セルを夫々分離するための隔壁と、
前記アドレス電極と交差される方向に形成されて、前記隔壁の先端部に対向するように形成される維持電極とを備え、
前記隔壁に対向する位置に、前記第1スキャン電極を有する放電セルに隣接する放電セルのスキャン電極である第2スキャン電極が形成され、この第2スキャン電極は、前記第1スキャン電極と前記隔壁との間に形成される
ことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。 - 前記第1スキャン電極がM個形成され、前記維持電極はM/2個形成されることを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネル。
- 前記隔壁は、
ウエルタイプに形成されることを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネル。 - 前記維持電極は、
プラズマディスプレイパネルの上部ガラス基板上に形成される透明電極と、
その透明電極の所定部分に形成される金属バス電極とから構成されて、金属バス電極は、前記隔壁の先端部に対向するように形成されることを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネル。 - 前記金属バス電極は、
前記透明電極の中心部を沿って形成されることを特徴とする請求項4記載のプラズマディスプレイパネル。 - 前記第1スキャン電極は、
プラズマディスプレイパネルの上部ガラス基板上に形成される透明電極と、
その透明電極の所定部分に形成される金属バス電極とから構成され、
前記第1スキャン電極の幅は、
前記維持電極の透明電極の幅の半分であることを特徴とする請求項4記載のプラズマディスプレイパネル。 - 前記第1スキャン電極の透明電極及び前記維持電極の透明電極は、
複数の空隙部を有することを特徴とする請求項6記載のプラズマディスプレイパネル。 - 前記複数の放電セル中何れか一つのセル内に位置する前記第1スキャン電極と前記一つのセルに隣接したセルの維持電極間のギャップは、
前記一つのセル内に位置した前記第1スキャン電極及び維持電極のギャップより大きいことを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネル。 - 前記第2スキャン電極は、
透明電極と、
その透明電極の所定部分に形成される金属バス電極とから構成され、前記第2スキャン電極と前記第1スキャン電極は、前記隔壁の先端部に誘電体を介して重畳されることを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネル。 - 前記第2スキャン電極の金属バス電極は、
前記第1スキャン電極の金属バス電極と前記隔壁との間に対向するように位置することを特徴とする請求項9記載のプラズマディスプレイパネル。 - 前記第1スキャン電極は、
前記維持電極と同様な高さに位置することを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネル。 - 前記複数の放電セル中何れか一つの放電セルに形成された前記第1スキャン電極及び前記維持電極のギャップは、
前記一つのセルに隣接したセルに形成された前記第1スキャン電極及び前記維持電極のギャップと相異に設定されることを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネル。 - 前記複数の放電セル中何れか一つのセルに形成された前記第1スキャン電極及び前記維持電極のギャップは、
前記一つのセルに隣接したセルに形成された前記第1スキャン電極及び前記維持電極のギャップと交番的に相異に設定されることを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネル。 - 前記維持電極と前記隔壁との間に、前記維持電極を有する放電セルに隣接する放電セルの維持電極である第2維持電極が形成される
ことを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネル。 - 前記第2維持電極は、
透明電極と、
その透明電極の所定部分に形成される金属バス電極と、から構成されて、前記第2維持電極と前記維持電極は、前記隔壁の先端部に誘電体を介して重畳されることを特徴とする請求項14記載のプラズマディスプレイパネル。 - 前記第2維持電極の金属バス電極と前記維持電極の金属バス電極は、
前記隔壁の先端部に対向するように位置することを特徴とする請求項15記載のプラズマディスプレイパネル。
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