JP3444606B2 - 往復ピストン型ジーゼル型内燃機関冷却用装置 - Google Patents
往復ピストン型ジーゼル型内燃機関冷却用装置Info
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Description
型内燃機関に於けるシリンダ冷却用装置であって、当該
シリンダ冷却用装置が、シリンダ・ブロックの中に配設
されている少なくとも一つのシリンダ・インサートを有
し、冷媒によって通過される環状室によって囲まれてい
てそして環状室から来る冷媒によって通過されるシリン
ダ・ヘッドによって跨がれていて、当該冷媒が、シリン
ダ・ヘッドを通過した後、冷却機を経由して環状室に戻
るシリンダ冷却用装置に関する。
量の冷媒は最初に環状室を通り、次にシリンダ・インサ
ートの上方端部の中の冷媒ダクトをできうるかぎり通
り、そして最後にシリンダ・ヘッドを通る。冷媒の量
は、エンジンが100%の負荷以下のときにはシリンダ
・インサートの内側表面であって、当該表面がピストン
の為の滑動表面を形成している表面の温度が、常に水の
露点よりいくらか上である様に調整されている。このこ
とが、亜硫酸(H2 SO3 )と硫酸(H2 SO4 )とが
(ジーゼル・エンジンで現在用いられている燃料の高い
硫黄含有量……4%或いはそれ以上……によって)燃焼
室の壁を腐食することを防止している。上述の二つの酸
のうち亜硫酸は特に好ましくない。と言うのは、燃焼生
成物、即ち、亜硫酸を形成するのに必要とされるSO2
が硫酸を形成するのに必要とされるSO3 よりもより低
温の所でそしてより大量に発生しするからである。ま
た、ほんの少ししか発生しない硫酸の凝縮液は潤滑添加
剤で中和することができる。もしも温度が露点より低く
低下すると、それゆえに、顕著な凝縮が起こりやすくな
り、そしてその為に潤滑油の膜が破壊されてシリンダ・
インサートの滑動表面のアドヒージョン損耗とか、ピス
トン・リングとシリンダ・インサートの双方の滑動表面
の腐食損耗となる。ピストン型エンジンを部分負荷で運
転しているときには温度は公知の装置では容易に露点以
下になる。
れた型の冷却用装置を、エンジンを部分負荷で運転して
いるときでさえも亜流酸の形成が確実に防止される様な
方法で改良することである。
て、当該発明に於いては、冷却機から環状室へ通じてい
る管路からシリンダ・ヘッドへ通じている管路が分岐
し、制御器が装備されていて当該制御器は冷却機から来
る冷媒の量をエンジンへの負荷に応じて環状室に通じて
いる管路とシリンダ・ヘッドに通じている管路とに分
け、そしてシリンダ・ヘッドへ通じている管路用接続部
門の下流部門を環状室に通じている管路に導いている迂
回路用管路がシリンダ・ヘッドと冷却機との間の冷媒用
管路に接続されている本発明によって、達成される。シ
リンダ・ヘッドへ通じている管路は、エンジンの運転中
は、幾らかの冷媒を直接シリンダ・ヘッドへ供給する。
残りの冷媒であって、環状室へ流れ、そして迂回用管路
に沿って供給される量によって補足されそして公知の装
置に於けるよりも少なくそして公知の装置に於けるより
もより高い温度である残りの冷媒が、こんどは、滑動表
面温度が上昇する様に、環状室においてやや弱い強度の
冷却を果す。このことが、エンジンの全ての負荷の所
で、温度が露点より下に落ちないでそしてそれゆえに亜
硫酸が形成されないということを確実にする。シリンダ
・インサートとピストン・リングの滑動表面はそれゆえ
に最早腐食に侵されない。
てより詳細に次に記述されるであろう。
内燃機関のシリンダ・ブロック1と、ブロックからその
上端が突出してシリンダ・ブロック1の中に設置されて
いるシリンダ・インサート2と、そしてシリンダ・イン
サート2を跨いでいるシリンダ・ヘッド3とを図解して
いる。上述の三個シリンダ部品は液体冷媒、例えば水、
であって、当該冷媒の為に主循環管路5とそして第二次
循環管路13とが装備されている液体冷媒で冷却され
る。主循環管路5は管路6であって、シリンダ・ヘッド
3から当該管路6に連結されている冷却機7と、冷媒ポ
ンプ8と、そして冷却機7からシリンダ・ブロック1に
通じている管路9とを導いている管路6を含有してい
る。シリンダの内側には、シリンダ・ブロック1の上の
管路9の為の接続部門とシリンダ・ヘッド3の上の管路
6の為の接続部門との間に(点線で示されている)流路
10があり、より詳細に以下に図2を参照して記述され
ている。主循環管路5は冷却機7を迂回している迂回路
用管路11を更に含有している。迂回路用管路11が管
路6から分岐している所には分配弁12であって当該分
配弁がシリンダ・ヘッド3から来てそして主循環管路5
の中に流れこんでいる冷媒を、当該冷媒の温度によっ
て、冷却機7へ流れる量と迂回路用管路11を通って流
れる量とに分岐する分配弁がある。冷却ポンプ8とシリ
ンダ・ブロック1との間に、管路9は更に分配弁17を
含有している。シリンダ・ヘッド3と分配弁12との間
の管路6にはそして分配弁17とシリンダ・ブロック1
との間の管路9には分配管路6′,9′がそれぞれあ
り、それらにエンジンの残りのシリンダ(図示せず)が
連結されている。
該管路が冷媒ポンプ14を含有し、分配管路6′から分
岐しそして分配管路9′に通じている管路15を含有し
ている。分配弁17から管路16が出ていて、当該管路
16はシリンダ・ヘッド3に直接通じそして分配管路
6′,9′にそれぞれ対応している分配管路16′を装
備されている。分配弁17は制御器18であって当該制
御器がエンジンの負荷によって設定信号を信号回線19
から受信する制御器18の制御支配下にある。設定信号
に加えて制御器は少なくとも一つの実稼働値信号であっ
て、当該実稼働値信号がシリンダ・インサート2の滑動
表面の温度に直接的に或いは間接的に拠っているそして
信号回線20によって供給される実稼働値信号を受信す
る。
サート2の下部半分はシリンダ・ブロック1であって、
当該シリンダ・ブロックは、壁1′によって分離され、
冷媒が通る上部室22と掃気が通る下部室23とを有し
ているシリンダ・ブロック1の中に突出している。イン
サート2はその下部にありそしてその周囲に分散されて
いる複数の掃気口24であって垂直に稼働の(その上死
点TDCで只痕跡的に示されている)ピストン50がそ
の下死点BDCの近くの当該掃気口24を露出したとき
に掃気室23からインサートの中に掃気を取り入れる複
数の掃気口24を持っている。インサート2であって、
当該インサートの滑動表面は2′として設計されている
インサート2がその上端部にシリンダ・ヘッド3にし
て、当該シリンダ・ヘッドの中に円盤型排気弁25がイ
ンサートのほぼ中央に装着されているシリンダ・ヘッド
3を装備されている。シリンダ・ヘッド3の中には、
尚、ヘッド3は排気弁25と協同している弁座から始ま
っているが、排気孔26があり、それを通って、弁25
が開いたときに、排気ガスが上昇ピストン50によって
放逐される。図解されているピストンは、それゆえに、
2ストロークの内燃機関であり、縦スカベンジングを持
っている。2ストロークの内燃機関は船舶を駆動するの
に或いは発電機を駆動するのに用いられても良い。排気
孔26に加えてシリンダ・ヘッド3は冷媒が通る室2
7,28を含有している。
・ブロック1の中に受承する孔51との間にスリーブ3
0があり、それはインサートの中央部分をほぼ越えてそ
してインサートの長さのほぼ半分を越えて延伸してい
る。このスリーブはその外側表面にちょっと突出してい
る環状肩を有し、それによってこのスリーブは孔51の
肩に支承されている。スリーブ30の下端部は、間隙を
置いてインサート上のリング31によって装着されてい
る。スリーブ30の上端部の付近ではインサート2は幾
分厚めで、その結果、スリーブ30の上端部とインサー
トの接近外側表面との間に狭い環状間隙32を形成して
いる{図2(b) }。この配列の故に、スリーブ30とそ
れと結合しているインサート2のその部分との間に、よ
どみ冷媒で本質的に充満されている環状中間空間33が
形成されている。環状間隙32のディメンションを調整
することにより或る限度内で中間空間33の中の冷媒温
度をプレセットすることが可能となる。中間空間33は
弱い流れを受承することも出来、その為に(図1)弁3
3’が中間空間に連結されている排出管路の中に装備さ
れている。弁33′は中間空間33を空にするのに更に
やくだっている。
の壁の中に冷媒供給導管路34を有していて、そこへ分
配管路9′から来ている管路9の端部が図示されていな
い方法で連結されている。シリンダ・インサート2は厚
めの、カラー状上端部でインサートの周辺の上方に等し
い間隔で公知の斜めの冷却孔35を含有しているカラー
状上端部を有している。インサート2のカラー状で厚め
の所の下側とシリンダ・ブロック1との間には支承リン
グ36があり、それは結果としてそれ自身とインサート
2との間で環状室37を、そしてそれ自身とスリーブ3
0の上方半分との間で環状室38を形成している。管路
9からの冷媒はそれ故冷媒供給導管路34に沿って流れ
最初に環状室38に、次に環状室37に、そしてそこか
らカラー状で厚めの所の冷却孔35に流れる。
放射状態で外側に向けられていてそしてシリンダ・ヘッ
ド3の中の室27へ通じている管路39に連結されてい
る。更に管路39に連結されているのが管路16で、そ
れは分配弁17の所で管路9から分岐している。
ンダの中で加熱された冷媒は管路6及び分配弁を通って
冷却機7へ流れ、そこで吸収された熱は、例えば、第二
次循環管路の中を流れている海水へ出される。そのよう
にして冷却された冷媒はポンプ8によって管路9に沿っ
てシリンダ・ブロック1へそして管路16に沿ってシリ
ンダ・ヘッド3へ分配される。シリンダ・ブロック1と
シリンダ・ヘッド3へ流れる冷媒の量は、負荷によって
制御器18によって制御される分配弁17によって設定
される。第二次循環管路13の中の管路15を経てシリ
ンダ・ブロック1へ流れる冷媒は常に少量の冷媒を、そ
れは冷却機7の中で冷却されなかったので、より高い温
度で受け入れている。
に導管路34に沿って最初に環状室38を通過する。中
間空間33の中の澱み冷媒のゆえに、シリンダ・インサ
ート2から冷媒への適度の熱伝達がここでは起こる。ス
リーブ30の上方の環状室37の中では熱伝達はより強
い。何故ならば、流れている冷媒がシリンダ・インサー
ト2と接触するからである。同様なことが冷媒が冷却孔
35を通過するときにやはりあてはまる。それが冷却孔
35を去ったあとそしてシリンダ・ヘッド3の中の室2
7に入る前に、再加熱された冷媒は管路39の中に管路
16から冷却機用冷媒の混合物を受け入れる。
は、それ故、シリンダ・ブロック1は管路15からの冷
媒の混合物により比較的に暖かい、そしてそれ故対応的
にインサート2での冷却活動を減少さす減量された冷媒
を受け入れる。シリンダ・ヘッド3の中の室27は、こ
れに反して、常に比較的に低い温度の所で全量の冷媒を
供給されている。管路15からの冷媒の追加による冷却
活動の減少に加えて、冷却活動を弱めることは分配弁1
7による冷媒の量の負荷依存調整を介して作り出され
る。この様にしてインサート2の滑動表面2′の所での
温度は公知の冷却の場合より高い。このことは100%
のエンジン負荷に対して図3から明らかである。図3に
於いて実線Bは公知の冷却の場合の滑動表面の温度を表
し、これに反して一点鎖線Cは本発明を具体化する装置
に対する滑動表面温度を示している。点線Dは水の露点
温度を表している。線Cのコースは、それ故、滑動表面
温度と露点温度との間で顕著な差を示している。線Bは
露点線Dに近いので、エンジンが部分的な負荷で運転し
ているときには、公知の装置に於いては滑動表面温度は
図3に於いて右に移るので、それ故、線Bは図4に於い
て50%の負荷に対して示されている様に露点温度Dの
下に下がる。新規な冷却装置にあっては、これに反し
て、部分的な負荷の下に於いてさえも、滑動表面温度
(線C)は露点線Dの上方に残る。
・ブロック、シリンダ・インサート及び支承リングの設
計は、先行技術どおりである。
循環管路のポンプ8は分配弁12の上流で管路6に配設
されても良いし、そして第二循環管路13の中の管路1
5は、今度は、弁12とこのポンプとの間から分岐され
ても良い。この場合に於いては第二循環管路の為のポン
プ14をはぶいて、そして管路15の中のくびれで置き
換えても良い。
ている場合は、主循環管路5からの冷媒のうち多少のも
のを割いてエンジンと同様に排気タービン過給機を冷却
しても良い。この目的の為には、その排気タービン過給
機を含有している冷媒管路は冷媒ポンプ8と分配弁17
との間の管路9から分岐してそして分配管路6′に通じ
ていても良い。
流れ図。
た軸断面図。(b) は図2(a) のb部分の拡大詳細図。
高さに対する温度の図を描いている温度図形。
さに対する温度の図を描いている温度図形。
Claims (2)
- 【請求項1】 往復ピストン型ジーゼル型内燃機関に於
けるシリンダ冷却用装置であって、当該シリンダ冷却用
装置が、シリンダ・ブロックの中に配設され冷媒によっ
て通過される環状室によって囲まれていてそして環状室
から来る冷媒によって通過されるシリンダ・ヘッドによ
って跨がれている少なくとも一つのシリンダ・インサー
トを有し、当該冷媒が、シリンダ・ヘッドを通過した
後、冷却機を経由して環状室に戻るシリンダ冷却用装置
に於いて、冷却機から環状室を介してシリンダ・ヘッド
へ通じている管路から環状室を介さないでシリンダ・ヘ
ッドへ通じている管路が分岐し、制御器が装備されてい
て当該制御器は冷却機から来る冷媒の量をエンジンへの
負荷に応じて環状室を介してシリンダ・ヘッドに通じて
いる管路と環状室を介さないでシリンダ・ヘッドに通じ
ている管路とに分け、迂回路用管路が、シリンダ・ヘッ
ドと冷却機との間の管路に接続され、且つ、環状室を介
してシリンダ・ヘッドに通じている管路に、環状室を介
さないでシリンダ・ヘッドに通じている管路への分岐点
の下流で、冷却機と前記分岐点とを迂回して接続され
る、装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の装置に於いて、前記シ
リンダ・インサートが、その中央部分に於いてスリーブ
によって囲まれ、そして当該スリーブがインサートのほ
ぼ半分の長さでありそして当該スリーブがそれ自身とイ
ンサートとの間が結果として環状中間空間となり、当該
環状中間空間はスリーブの上方端部の近傍に於いてくび
れを介して環状室に連通しそして当該環状中間空間はエ
ンジンの運転中は不活発な冷媒で充満させられることを
特徴としている装置。
Applications Claiming Priority (2)
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