JP3415612B1 - チェーン張力付与装置 - Google Patents
チェーン張力付与装置Info
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Abstract
荷を分散軽減して耐摩耗性を向上させ、部品加工や組み
立て加工時における加工精度及び加工負担を軽減できる
チェーン張力付与装置を提供すること。 【解決手段】 チェーンに向けて突出するプランジャ1
20と、プランジャ120を嵌挿するプランジャ摺動孔
111が形成されたハウジング本体110と、プランジ
ャ120を付勢する突出付勢用バネ130と、プランジ
ャ摺動孔111の開口先端側に形成したテーパー状カム
摺動座部112に遊挿されてプランジャ120外周を二
分割する対向位置に刻設した二筋のラック121、12
1に係合自在にそれおぞれ配置された一対の楔状のカム
チップ140、140と、これらのカムチップ140、
140をプランジャ摺動孔111に押し込むように付勢
するカム付勢用バネ150と、プランジャ摺動孔111
の開口先端側に当接配置するスペーサ160とを備えた
チェーン張力付与装置。
Description
内部で掛け回される伝動チェーンに適正な張力を付与す
るために用いられるチェーン張力付与装置に関し、特
に、クランクシャフト側スプロケットとカムシャフト側
スプロケットとの間で回転を伝達するタイミングチェー
ンに用いられるチェーンテンショナと称するものであ
る。
ン張力付与装置は、ハウジング本体から突出するプラン
ジャがエンジン本体側に揺動自在に軸支されているテン
ショナレバーの揺動端近傍の背面を押圧することによ
り、テンショナレバーのシュー面がチェーンの弛み側に
摺動接触して張力を付加する構成となっている。
ット式テンショナ500は、走行するチェーンに向けて
突出するように設けられたプランジャ510と、このプ
ランジャ510を突出方向に付勢するプランジャ用ばね
520と、このプランジャ510を摺動自在に突出させ
るプランジャ摺動孔531を形成したハウジング本体5
30と、このハウジング本体530に支持された軸支ピ
ン540に揺動自在に軸支するラチェット爪体550
と、このラチェット爪体550をプランジャ510側に
揺動させるように付勢するラチェット爪体用ばね560
を備えている。
0は、ラチェット爪体550のラチェット爪551をプ
ランジャ510の外周一側面に刻設したラチェット歯5
11に係合させることによって、走行するチェーンの弛
緩に応じてプランジャ510をテンショナレバーに向け
て突出させたとき、あるいは、プランジャ510がテン
ショナレバーから衝撃力を受けたときに、プランジャ5
10の後退変位を阻止するバックストップ機能を作動さ
せるようになっている。
ラチェット式テンショナ500は、前述したようなバッ
クストップ機能が作動すると、プランジャ510のラチ
ェット歯511に係合して揺動するラチェット爪551
がラチェット歯511に噛み込んだ位置でプランジャ5
10をハウジング本体530に押し付ける方向の分力を
作用させ、この分力によって図10に示すような偏荷重
F1、F2が惹起するため、このハウジング本体530
がアルミ材である場合には局部的な偏摩耗が発生し易い
という問題があった。
00では、プランジャ510がテンショナレバーから過
大な衝撃力を受けた場合、この過大な衝撃力がプランジ
ャ510の外周部位で対向するラチェット歯511とラ
チェット爪551に直接的かつ集中的に負荷されるた
め、これらの歯先の摩耗が著しく、軈ては歯欠けなどに
よる動作不良を生じる恐れもあるという問題があった。
0では、走行するチェーンに対する張力調整の応答性能
がラチェット歯511とラチェット爪551との噛み合
い動作に大きく依存しており、この噛み合い動作を円滑
に達成するために、軸支ピン540のピン外径、軸支位
置に高度な加工精度及び取り付け精度が要求されるとと
もに、この軸支ピン540に揺動自在に軸支されるラチ
ェット爪体550のピン孔径についても高度な加工精度
及び過度の加工負担が要求されるという製作上の面倒で
厄介な問題があった。
従来技術の問題点を解消するものであって、バックスト
ップ時にプランジャから受ける負荷を分散軽減して耐摩
耗性を発揮させることができ、部品加工や組み立て加工
時における加工精度及び加工負担を軽減することができ
るチェーン張力付与装置を提供することである。
のチェーン張力付与装置は、走行するチェーンに向けて
突出する円柱状のプランジャと、前記プランジャを突出
自在に嵌挿する円筒状のプランジャ摺動孔が形成された
ハウジング本体と、前記ハウジング本体に対してプラン
ジャを突出方向に付勢する突出付勢用バネと、前記プラ
ンジャ摺動孔の開口先端側に形成したテーパー状カム摺
動座部に遊挿されて前記プランジャの外周を少なくとも
二分割する対向位置にそれぞれ刻設したラックに係合自
在に配置された楔状のカムチップと、前記プランジャに
遊嵌して楔状のカムチップをプランジャ摺動孔に押し込
むように付勢するカム付勢用バネと、前記プランジャ摺
動孔の開口先端側に当接配置してカム付勢用バネを支持
するスペーサとを備え、前記円柱状のプランジャをハウ
ジング本体に対してプランジャ軸心回りに回転させたと
き、前記ラックと楔状のカムチップとの係合を強制的に
解除できるようにしたことによって、前述した課題を解
決するものである。
装置は、請求項1に記載された構成に加えて、前記突出
付勢用バネがプランジャの先端部とスペーサとの間に介
在していることにより、前述した課題をさらに解決する
ものである。
は、請求項2に記載された構成に加えて、前記スペーサ
が突出付勢用バネによってハウジング本体の先端側に押
圧固定されていることにより、前述した課題をさらに一
段と解決するものである。
は、請求項1に記載された構成に加えて、前記突出付勢
用バネがプランジャの後端部とプランジャ摺動孔の底部
との間に介在していることにより、前述した課題をさら
に解決するものである。
は、請求項4に記載された構成に加えて、前記スペーサ
がハウジング本体の先端側に螺着されていることによ
り、前述した課題をさらに一段と解決するものである。
は、走行するチェーンに向けて突出するプランジャと、
前記プランジャを突出自在に嵌挿するプランジャ摺動孔
が形成されたハウジング本体と、前記ハウジング本体に
対してプランジャを突出方向に付勢する突出付勢用バネ
と、前記プランジャ摺動孔の開口先端側に形成したテー
パー状カム摺動座部に遊挿されて前記プランジャの外周
を少なくとも二分割する対向位置にそれぞれ刻設したラ
ックに係合自在に配置された楔状のカムチップと、前記
プランジャに遊嵌して楔状のカムチップをプランジャ摺
動孔に押し込むように付勢するカム付勢用バネと、前記
プランジャ摺動孔の開口先端側に当接配置してカム付勢
用バネを支持するスペーサとを備え、前記スペーサがプ
ランジャの先端部とスペーサとの間に介在している突出
付勢用バネによってハウジング本体の先端側に押圧固定
されていることにより、前述した課題をさらに一段と解
決するものである。
は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載された構成
に加えて、前記ハウジング本体の後端部に、外部油供給
源から油圧をプランジャの後端部に作用させてプランジ
ャの突出付勢力を調整するための油圧バルブ機構を設け
たことにより、前述した課題をさらに一段と解決するも
のである。
内装式と称するエンジン内部に密閉装着されるチェーン
張力付与装置、外装式と称するエンジン外部から挿入装
着されるチェーン張力付与装置の何れであっても良い。
とカムチップに形成された歯形については、走行するチ
ェーンに向けてプランジャが突出する場合に順応すると
ともにプランジャ摺動孔に押し戻される場合に噛み合い
抵抗を生じるように形成されていれば、如何なる歯形で
あっても差し支えない。
するチェーンに向けて突出する円柱状のプランジャと、
このプランジャを突出自在に嵌挿する円筒状のプランジ
ャ摺動孔が形成されたハウジング本体と、このハウジン
グ本体に対してプランジャを突出方向に付勢する突出付
勢用バネとを備えていることによって、走行するチェー
ンが弛緩してくると、突出付勢用バネによって突出方向
に付勢されているプランジャが直ちに前進する。
向けて前進するとき、本発明のチェーン張力付与装置
が、プランジャ摺動孔の開口先端側に形成したテーパー
状カム摺動座部に遊挿されてプランジャの外周を少なく
とも二分割する対向位置にそれぞれ刻設したラックに係
合自在に配置された楔状のカムチップと、このプランジ
ャに遊嵌してカムチップを押し込むように付勢するカム
付勢用バネとを備えていることによって、プランジャの
ラックがカムチップをプランジャ摺動孔から突出方向に
引きずり出そうとしても、カムチップがカム付勢用バネ
によってプランジャ摺動孔内へ押し込むように付勢され
ているため、楔状のカムチップはテーパー状カム摺動座
部のテーパー面上を摺動してプランジャのラックとの係
合が外れるまで迫り上がる。
座部のテーパー面上を迫り上がってラックとの係合が外
れ、プランジャがラックの一歯分だけ前進した瞬間、楔
状のカムチップは、カム付勢用バネによって瞬時にプラ
ンジャ摺動孔内へ押し込まれて潜り、プランジャに対し
てクサビ作用を発揮してプランジャの後退変位を阻止す
るバックストップ機能が作動する。
バックストップ機能が作動するとき、プランジャの外周
を少なくとも二分割する対向位置にそれぞれ刻設したラ
ックに係合自在に配置された楔状のカムチップを備えて
いることによって、前述したプランジャから受ける力が
プランジャの外周を少なくとも二分割する対向位置にそ
れぞれ分散負荷されて軽減される。
与装置は、走行するチェーンが弛緩してくると、プラン
ジャが一歯分ずつ順次前進して適正なチェーン張力を付
与するとともにその都度バックストップ機能を発揮して
適正なチェーン張力を維持する。そして、本発明のチェ
ーン張力付与装置は、エンジン始動時などにおいてプラ
ンジャがチェーン側からテンショナレバーを介して過大
な衝撃力を受けた場合にも、前述したようなバックスト
ップ機能を発揮して適正なチェーン張力を維持する。
の外周を少なくとも二分割する対向位置にそれぞれ刻設
した場合は、組み立て加工時やタイミングチェーンの保
守点検時に、この円柱状のプランジャをハウジング本体
に対してプランジャ軸心回りに回転させてラックとカム
チップとの係合と解除を任意に選択できる。また、前記
突出付勢用バネがプランジャの先端部とスペーサとの間
に介在している場合は、別途の固定手段を用いることな
く、スペーサが突出付勢用バネによってハウジング本体
の先端側に押圧固定される。
装置の好ましい実施の形態にある実施例を図面に基づい
て説明する。まず、本発明の第1実施例であるチェーン
張力付与装置100について説明する。図1は、本発明
の第1実施例であるチェーン張力付与装置の設置図であ
り、図2は、図1に示すチェーン張力付与装置を一部破
断した概要図であり、図3は、図1に示すチェーン張力
付与装置の分解組み立て図であり、図4は、図1に示す
チェーン張力付与装置の動作説明図であって、(a)
は、バックストップ機能が作動する直前の状態を示す
図、(b)は、バックストップ機能が解除される瞬間の
状態を示す図、(c)はプランジャがラックの一歯分だ
け前進してバックストップ機能が作動した状態を示す図
であり、図5は、図1に示すチェーン張力付与装置のバ
ックストップ状態における負荷を示した図である。
は、図1に示すような自動車用エンジンのクランクシャ
フト側スプロケットS1とカムシャフト側スプロケット
S2との間に掛け回されたタイミングチェーンTCの走
行時に生じる振動を抑止し、かつ、適正な張力を維持す
るために、エンジン外部から挿入装着する外装式チェー
ン張力付与装置として用いたものであって、エンジンブ
ロック壁Eに装着されるハウジング本体110の前方を
走行するタイミングチェーンTCに向けて突出してバネ
付勢される円柱状のプランジャ120がエンジンブロッ
ク壁Eに揺動自在に軸支されているテンショナレバーT
Lの揺動端近傍の背面を押圧することにより、テンショ
ナレバーTLのシュー面がタイミングチェーンTCの弛
み側に摺動接触して張力を付加するようになっている。
なお、図1における符号TGは、エンジンブロック壁E
に固定されてタイミングチェーンTCを横振れしないよ
うに走行案内するテンショナガイドである。
100は、図2乃至図4に示すように、前記円柱状のプ
ランジャ120を突出自在に嵌挿する円筒状のプランジ
ャ摺動孔111が形成されたハウジング本体110と、
このハウジング本体110に対してプランジャ120を
突出方向に付勢する突出付勢用バネ130と、前記プラ
ンジャ摺動孔111の開口先端側に形成したテーパー状
カム摺動座部112、112に遊挿されてプランジャ1
20の外周を二分割する対向位置にそれぞれ刻設した二
筋のラック121、121に係合自在に配置された一対
の楔状のカムチップ140、140と、前記プランジャ
120に遊嵌して一対のカムチップ140、140をプ
ランジャ摺動孔111に押し込むように付勢するカム付
勢用バネ150と、前記突出付勢用バネ130によって
プランジャ摺動孔111の開口先端側に押圧固定されて
カム付勢用バネ150を支持するスペーサ160とを備
えている。
部には、図示しない外部油供給源から油圧をプランジャ
120の後端部に作用させてプランジャ120の突出付
勢力をきめ細かに調整するための油圧バルブ機構170
が設けられ、この油圧バルブ機構170は、ハウジング
本体110に圧入されたボールシート171と、このボ
ールシート171に対して当接自在となるチェックボー
ル172と、このチェックボール172を保持するリテ
ーナ173などから構成されており、プランジャ摺動孔
111とプランジャ120の後端部との間に形成される
高圧油室180への油の流入を許容し逆に高圧油室18
0からの油の逆流を阻止するので、プランジャ120を
介したチェーン張力の付与と維持をより円滑に実行す
る。
与装置100は、走行するタイミングチェーンTCが弛
緩してくると、突出付勢用バネ130によって突出方向
に付勢されているプランジャ120が直ちに前進する。
ミングチェーンTCに向けて前進するとき、図4の
(a)に示すように、プランジャ120のラック12
1、121が楔状のカムチップ140、140をプラン
ジャ摺動孔111から突出方向に引きずり出そうとする
が、楔状のカムチップ140、140がカム付勢用バネ
150によってプランジャ摺動孔111内へ押し込むよ
うに付勢されているため、図4の(b)に示すように、
一対のカムチップ140、140はテーパー状カム摺動
座部112、112のテーパー面上を摺動してプランジ
ャ120のラック121、121との係合が外れるまで
迫り上がる。
のカムチップ140、140がテーパー状カム摺動座部
112、112のテーパー面上を迫り上がってラック1
21、121との係合が外れ、プランジャ120がラッ
ク121、121の一歯分だけ前進した瞬間、図4の
(c)に示すように、楔状のカムチップ140、140
は、カム付勢用バネ150によって瞬時にプランジャ摺
動孔111内へ押し込まれて潜り、プランジャ120に
対してクサビ作用を発揮してプランジャ120の後退変
位を阻止するバックストップ機能が作動する。このと
き、プランジャ120から受ける力Fは、図5に示すよ
うに、プランジャ120の外周を少なくとも二分割する
対向位置でそれぞれf1、f1に分散負荷されて軽減さ
れる。
付与装置100は、走行するタイミングチェーンTCが
弛緩してくると、図4に示すように、プランジャ120
が一歯分ずつ順次前進して適正なチェーン張力を付与す
るとともにその都度バックストップ機能を発揮して適正
なチェーン張力を維持することができ、ハウジング本体
110がアルミ材であるにも拘わらず、従来のようなハ
ウジング本体に発生した偏摩耗を解消して耐摩耗性を充
分に発揮して装置全体の大幅な軽量化を達成することが
できる。
をテーパー状カム摺動座部112、112にそれぞれ遊
挿した簡素なカム支持構造を採用しているため、従来の
ような軸支ピンのピン外径、軸支位置に要求された高度
な加工精度及び取り付け精度やラチェット爪体のピン孔
径に要求された高度な加工精度及び過度の加工負担を回
避して、部品加工や組み立て加工時における加工精度及
び加工負担を軽減することができるなど、その効果は甚
大である。
ペーサ160との間に介在させた突出付勢用バネ130
の付勢力を利用してスペーサ160をプランジャ摺動孔
111の開口先端側に当接させることにより、一対のカ
ムチップ140、140をプランジャ摺動孔111に簡
便に封入することができ、簡便な装置構成とその取り扱
いを可能にする。
を円柱状のプランジャ120の外周を二分割する対向位
置にそれぞれ刻設したことにより、この円柱状のプラン
ジャ120をハウジング本体110に対してプランジャ
軸心回りに90度回転させてラック121、121と一
対のカムチップ140、140との係合と解除を任意に
選択できるため、組み立て加工時の組み立てを簡便に実
施したり、エンジン内においてラック121、121と
カムチップ140、140との係合を容易に解除したり
することができ、タイミングチェーンTCの保守点検を
簡便に実施することができる。
張力付与装置200を図6乃至図7に基づいて説明す
る。ただし、本実施例のチェーン張力付与装置200
は、前述した第1実施例の装置構造と基本的に同様なエ
ンジン外部から挿入装着する外装式のものであるため、
それぞれの部材については対応する符号を付すことによ
ってその説明を省略する。
最も特徴とする構造は、図6乃至図7に示すように、突
出付勢用バネ230をプランジャ220の後端部とプラ
ンジャ摺動孔211の底部との間に介在させるとともに
スペーサ260をハウジング本体210の先端側に螺着
させたことであり、これ以外の構成は、上述した第1実
施例と何ら変わりはなく、その作用効果においても同様
に奏する。
ン張力付与装置200は、プランジャ220の先端部か
らハウジング本体210の先端部に至る間隔をプランジ
ャ220の突出ストロークに支障がない程度に縮小した
小型化を達成することができるばかりでなく、走行する
タイミングチェーンTCにより一段と接近して設置する
ことができ、タイミングチェーンTCの張力変動に対す
る応答性がより一段と向上する。しかも、走行するタイ
ミングチェーンTCに向けて突出するプランジャ220
がスペーサ260とプランジャ摺動孔211との間で常
時支持されているため、プランジャ260の突出振れを
確実に防止して、走行するタイミングチェーンTCに対
して正確に張力を付加することができるなど、その効果
は甚大である。
ン張力付与装置300を図8に基づいて説明する。ただ
し、本実施例のチェーン張力付与装置300は、前述し
た第1実施例の装置構造と基本的に同様であるため、そ
れぞれの部材については対応する符号を付すことによっ
てその説明を省略する。
最も特徴とする構造は、図8に示すように、エンジン内
部に密閉装着されるようにエンジンブロック壁Eに取り
付けるための取り付け孔313をハウジング本体310
に設けた、所謂、内装式と称するものであり、これ以外
の構成は、上述した第1実施例と何ら変わりはなく、そ
の作用効果においても同様に奏することができる。
付与装置は、エンジンのクランクシャフト側スプロケッ
トS1とカムシャフト側スプロケットS2との間に掛け
回されるタイミングチェーンTCを対象にして説明して
いるが、エンジンのクランクシャフト側スプロケットS
1とカムシャフト側スプロケットS2との間に掛け回さ
れるタイミングベルトであっても適用可能であることは
言うまでもない。
のような本発明に特有の効果を奏する。すなわち、本請
求項1記載のチェーン張力付与装置によれば、プランジ
ャの外周を少なくとも二分割する対向位置にそれぞれ刻
設したラックに係合自在に配置された楔状のカムチップ
を備えていることにより、走行するチェーンが弛緩して
くると、プランジャが一歯分ずつ順次前進して適正なチ
ェーン張力を付与するとともにその都度プランジャの後
退変位を阻止するバックストップ機能を発揮して適正な
チェーン張力を維持することができ、さらに、このよう
なバックストップ機能が作動するとき、プランジャから
受ける力がプランジャの外周を少なくとも二分割する対
向位置にそれぞれ分散負荷されて軽減されるので、従来
のようなハウジング本体に発生した偏摩耗を解消して耐
摩耗性を充分に発揮することができる。特に、本発明の
チェーン張力付与装置における全重量の大半を占めるハ
ウジング本体がアルミ材であっても、従来のような局部
的な偏摩耗を解消することができるので、装置全体の大
幅な軽量化を達成することができる。
装置によれば、楔状のカムチップをテーパー状カム摺動
座部に遊挿した簡素なカム支持構造を採用しているた
め、従来のような軸支ピンのピン外径、軸支位置に要求
された高度な加工精度及び取り付け精度やラチェット爪
体のピン孔径に要求された高度な加工精度及び過度の加
工負担を回避して、部品加工や組み立て加工時における
加工精度及び加工負担を軽減することができ、カムチッ
プに歯欠けなどが万が一生じた場合でも簡便に交換保守
することができる。
与装置によれば、ラックを円柱状のプランジャに刻設し
たことにより、円柱状のプランジャをハウジング本体に
対してプランジャ軸心回りに回転させてラックとカムチ
ップとの係合と解除を任意に選択することができるた
め、組み立て加工時の組み立てを簡便に実施することが
でき、また、エンジン内においてラックとカムチップと
の係合を容易に解除することができるので、チェーンの
保守点検を簡便に実施することができる。
与装置によれば、請求項1に記載されたチェーン張力付
与装置による効果に加えて、突出付勢用バネがプランジ
ャの先端部とスペーサとの間に介在していることによ
り、突出付勢用バネ自体の取り扱いが簡便となり、しか
も、突出付勢用バネの付勢力を利用してスペーサをプラ
ンジャ摺動孔の開口先端側に当接させてカムチップをプ
ランジャ摺動孔に簡便に封入することができる。
よれば、請求項2に記載されたチェーン張力付与装置に
よる効果に加えて、スペーサが突出付勢用バネによって
ハウジング本体の先端側に押圧固定されていることによ
り、スペーサをハウジング本体に対して格別の固定手段
を設けることなく簡便に固定することができる。
与装置によれば、請求項1に記載されたチェーン張力付
与装置による効果に加えて、突出付勢用バネがプランジ
ャの後端部とプランジャ摺動孔の底部との間に介在して
いることにより、プランジャの先端部からハウジング本
体の先端部に至る間隔をプランジャの突出ストロークに
支障がない程度に縮小することができるため、走行する
チェーンにより接近して設置することができ、チェーン
の張力変動に対する応答性がより一段と向上する。
よれば、請求項4に記載されたチェーン張力付与装置に
よる効果に加えて、スペーサがハウジング本体の先端側
に螺着されていることにより、走行するチェーンに向け
て突出するプランジャがスペーサとプランジャ摺動孔と
の間で常時支持されているため、プランジャの突出振れ
を確実に防止して、走行するチェーンに対して正確に張
力を付加することができる。
装置によれば、走行するチェーンが弛緩してくると、プ
ランジャが一歯分ずつ順次前進して適正なチェーン張力
を付与するとともにその都度プランジャの後退変位を阻
止するバックストップ機能を発揮して適正なチェーン張
力を維持することができ、バックストップ機能が作動す
るとき、プランジャから受ける力がプランジャの外周を
少なくとも二分割する対向位置にそれぞれ分散負荷され
て軽減されるので、従来のようなハウジング本体に発生
した偏摩耗を解消して耐摩耗性を充分に発揮することが
できる。しかも、前記スペーサがプランジャの先端部と
スペーサとの間に介在している突出付勢用バネによって
ハウジング本体の先端側に押圧固定されていることによ
って、突出付勢用バネ自体の取り扱いが簡便となり、突
出付勢用バネの付勢力を利用してスペーサをプランジャ
摺動孔の開口先端側に当接させてカムチップをプランジ
ャ摺動孔に簡便に封入することができ、スペーサをハウ
ジング本体に対して格別の固定手段を設けることなく簡
便に固定することができる。
よれば、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載された
チェーン張力付与装置による効果に加えて、ハウジング
本体の後端部に油圧バルブ機構を設けたことにより、外
部油供給源から油圧をプランジャの後端部に作用させて
プランジャの突出付勢力をきめ細かに調整できるため、
走行するチェーンに向けて突出するプランジャを介して
適正なチェーン張力の付与と維持をより円滑に実行する
ことができる。
装置の設置図。
した概要図。
立て図。
図であって、(a)は、バックストップ機能が作動する
直前の状態を示す図、(b)は、バックストップ機能が
解除される瞬間の状態を示す図、(c)はプランジャが
ラックの一歯分だけ前進してバックストップ機能が作動
した状態を示す図。
トップ状態における負荷を示した図。
装置を一部破断した概要図。
装置の概要図。
図。
Claims (7)
- 【請求項1】 走行するチェーンに向けて突出する円柱
状のプランジャと、前記プランジャを突出自在に嵌挿す
る円筒状のプランジャ摺動孔が形成されたハウジング本
体と、前記ハウジング本体に対してプランジャを突出方
向に付勢する突出付勢用バネと、前記プランジャ摺動孔
の開口先端側に形成したテーパー状カム摺動座部に遊挿
されて前記プランジャの外周を少なくとも二分割する対
向位置にそれぞれ刻設したラックに係合自在に配置され
た楔状のカムチップと、前記プランジャに遊嵌して楔状
のカムチップをプランジャ摺動孔に押し込むように付勢
するカム付勢用バネと、前記プランジャ摺動孔の開口先
端側に当接配置してカム付勢用バネを支持するスペーサ
とを備え、 前記円柱状のプランジャをハウジング本体に対してプラ
ンジャ軸心回りに回転させたとき、前記ラックと楔状の
カムチップとの係合を強制的に解除できるようにしたこ
とを特徴とするチェーン張力付与装置。 - 【請求項2】 前記突出付勢用バネが、プランジャの先
端部とスペーサとの間に介在していることを特徴とする
請求項1記載のチェーン張力付与装置。 - 【請求項3】 前記スペーサが、突出付勢用バネによっ
てハウジング本体の先端側に押圧固定されていることを
特徴とする請求項2記載のチェーン張力付与装置。 - 【請求項4】 前記突出付勢用バネが、プランジャの後
端部とプランジャ摺動孔の底部との間に介在しているこ
とを特徴とする請求項1記載のチェーン張力付与装置。 - 【請求項5】 前記スペーサが、ハウジング本体の先端
側に螺着されていることを特徴とする請求項4記載のチ
ェーン張力付与装置。 - 【請求項6】 走行するチェーンに向けて突出するプラ
ンジャと、前記プランジャを突出自在に嵌挿するプラン
ジャ摺動孔が形成されたハウジング本体と、前記ハウジ
ング本体に対してプランジャを突出方向に付勢する突出
付勢用バネと、前記プランジャ摺動孔の開口先端側に形
成したテーパー状カム摺動座部に遊挿されて前記プラン
ジャの外周を少なくとも二分割する対向位置にそれぞれ
刻設したラックに係合自在に配置された楔状のカムチッ
プと、前記プランジャに遊嵌して楔状のカムチップをプ
ランジャ摺動孔に押し込むように付勢するカム付勢用バ
ネと、前記プランジャ摺動孔の開口先端側に当接配置し
てカム付勢用バネを支持するスペーサとを備え、 前記スペーサが、プランジャの先端部とスペーサとの間
に介在している突出付勢用バネによってハウジング本体
の先端側に押圧固定されていることを特徴とするチェー
ン張力付与装置。 - 【請求項7】 前記ハウジング本体の後端部に、外部油
供給源から油圧をプランジャの後端部に作用させてプラ
ンジャの突出付勢力を調整するための油圧バルブ機構を
設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれ
かに記載されたチェーン張力付与装置。
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