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JP3391147B2 - フレキシブル配線板およびその製造方法 - Google Patents

フレキシブル配線板およびその製造方法

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JP3391147B2
JP3391147B2 JP13132795A JP13132795A JP3391147B2 JP 3391147 B2 JP3391147 B2 JP 3391147B2 JP 13132795 A JP13132795 A JP 13132795A JP 13132795 A JP13132795 A JP 13132795A JP 3391147 B2 JP3391147 B2 JP 3391147B2
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JP
Japan
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screw
film base
wiring board
flexible wiring
slit
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JP13132795A
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JPH08335752A (ja
Inventor
稔 波戸
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Structure Of Printed Boards (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種電子機器の内部にお
いて、各回路の配線接続に用いられるフレキシブル配線
板およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、機器の小形軽量化、高密度化に対
応するためにフレキシブル配線板が多く使用されるよう
になってきた。このような中において、図3に示すよう
にフレキシブル配線板のフィルムベース31をシャーシ
32などに取り付ける際にビス(ねじ)33などによっ
て取り付けるが、フィルムベース31単体では厚みが薄
く取付けが困難となる。そこで、取付け用の補強板34
をフィルムベース31に両面テープ(接着剤)38によ
り接着しシャーシ32などに取り付ける。この際にビス
取付け孔35を同時加工にて形成するとビス33の締付
け時にビス頭部33aがフィルムベース31を巻き込ん
でしわ36を発生させ、さらにはフィルムベース31の
破損、導体パターン37の切断が多く発生する。
【0003】その対策として、フレキシブル配線板のフ
ィルムベース31に両面テープ(接着剤)38などを貼
付け、図4に示すように、ビス頭部逃げ孔39を加工し
た後に図示していないが両面テープ(接着剤)38の離
形紙を剥がし、ビス取付け孔35の加工された補強板3
4をフィルムベース31に加工されたビス頭部逃げ孔3
9に同芯となるように位置決め接着し、フィルムベース
31にビス頭部33aの影響がないようにビス頭部33
aが直接補強板34を押さえるような構成としている。
【0004】また、このように構成された従来のフレキ
シブル配線板の取付け部の組立工程を図5に示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の対
策を施したフレキシブル配線板においても、図5に示す
ように、ビス取付け部を形成するために、フィルムベー
ス31への両面テープ貼付け、フィルムベース31への
ビス頭部逃げ孔加工、補強板外形と取付け孔加工、補強
板位置決め(同芯とするため貼付け治具への位置決
め)、両面テープ離形紙剥がし・貼付け、と作業工数が
多く、加工金型は、フィルムベース31のビス頭部逃げ
孔加工、補強板外形加工、ビス取付け孔加工、と2〜3
面必要となり、さらにビス頭部逃げ孔39と、ビス取付
け孔35を同芯とするために位置決め治具を用いて組立
を行い費用、工数の増加といった課題があった。
【0006】本発明はこのような従来の課題を解決する
もので、作業工数を低減し安価で高性能なフレキシブル
配線板およびその製造方法を提供することを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のフレキシブル配線板は、導体パターンが形成された
フィルムベースと、このフィルムベースのどちらか一方
の面に接着された補強板と、前記フィルムベースと前記
補強板の同位置に設けられたビス取付け孔と、前記フィ
ルムベース上に設けられた前記ビス取付け孔と同芯で
スのビス頭部の径より大径のスリットを設けると共に、
このスリットの内側と外側のフィルムベース間に前記ビ
スの締め付け力によって分離されるつなぎ部を少なくと
も一ヶ所以上設けた構成としたものである。
【0008】
【作用】上記構成のフレキシブル配線板においては、
ィルムベース上にビス頭部の径より大径のスリットを設
けると共に、このスリットの内側と外側のフィルムベー
ス間にビスの締め付け力によって分離されるつなぎ部を
設けたことにより、ビスの締付け時にビス頭部によって
締付けられる箇所は、スリットの外側のフィルムベース
の導体パターンより分離されるため、フィルムベースの
破損、導体パターンの切断の発生をなくすこととなる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例のフレキシブル配線
板について図面を参照しながら説明する。
【0010】図1に示すように、本実施例のフレキシブ
ル配線板は、フィルムベース1と、フィルムベース1上
に形成された導体パターン2と、フィルムベース1のど
ちらか一方の面に両面テープ(粘着剤)3で接着された
補強板4と、フィルムベース1と補強板4の同位置に設
けられたビス取付け孔5と、フィルムベース1上に設け
られたビス取付け孔5と同芯でビス頭部6の径より大径
のスリット7を備えている。この際に、スリット7はフ
ィルムベース1側より、両面テープ(粘着剤)3まで施
されており、つなぎ部10は内側のフィルムベース1a
がかろうじて保持される幅でつながっている。
【0011】以上のように構成されたフレキシブル配線
板のフィルムベース1を、シャーシ8に取り付ける場
合、ビス(ネジ)9によって締め付けられる。この際、
ビス(ネジ)9の頭部6はスリット7が設けられたフィ
ルムベース1を介して補強板4を押さえ付けるため、ビ
ス(ネジ)9の締付け力によってスリット7の外側と内
側のフィルムベース1と1aをつなぐつなぎ部10が破
損し、スリット7の内側のフィルムベース1aがその外
側のフィルムベース1と分離される。このことによって
フィルムベース1上のスリット7の外側に設けられた導
体パターン2には力が加わることがなく、導体パターン
2の破損や切断を防ぐことができる。
【0012】同時に加工面では、図2に示すように、フ
ィルムベース1への両面テープ貼り、フィルムベース1
へのビス(ネジ)頭部逃げスリット加工、両面テープ離
形紙剥がし、補強板貼付け、フレキシブル配線板外形・
ビス(ネジ)取付け孔加工、の5工程で製造することが
できる。
【0013】あるいは、ビス(ネジ)頭部逃げスリット
加工を、フレキシブル配線板外形・ビス(ネジ)取付け
孔加工をトムソン金型を用いてスリット7とビス取付け
孔5の加工を刃物の高さに差を持たせることによって同
時加工を行えば4工程となり、金型面数低減、作業工数
低減となる。
【0014】さらに上記工程にて組立を行う際には、ス
リット7とビス取付け孔5を同時加工できるため、補強
板4のフィルムベース1に貼付ける精度はさほど必要が
ないため貼付け治具も不要となる。
【0015】なお、上記実施例ではスリット7の加工は
フィルムベース1と両面テープ3の両方に施す構成とし
たが、両面テープ(粘着剤)3の強度が弱い場合には、
両面テープ(粘着剤)3までスリット7がなくても同様
な効果が得られるものであることを付け加えておく。
【0016】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように本発明の
フレキシブル配線板およびその製造方法によれば、電子
機器内部において各回路の配線接続に用いられるフレキ
シブル配線板に対して、ベースフィルムに補強板貼付け
後にビス(ネジ)頭部逃げスリット加工をフレキシブル
配線板外形加工と同時に行え、作業工数を低減し安価で
高性能なフレキシブル配線板を提供することができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施例のフレキシブル配線板
の平面図 (b)(a)のA−A’断面図
【図2】同フレキシブル配線板の組立工程図
【図3】(a)従来のフレキシブル配線板の平面図 (b)(a)のB−B’断面図
【図4】(a)従来のビス巻き込み対策を実施したフレ
キシブル配線板の平面図 (b)(a)のC−C’断面図
【図5】同フレキシブル配線板の組立工程図
【符号の説明】
1 フィルムベース 2 導体パターン 3 両面テープ 4 補強板 5 ビス取付け孔 6 ビス頭部 7 スリット 9 ビス 10 つなぎ部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビスによって締め付けられ取り付けられ
    るフレキシブル配線板であって、導体パターンが形成さ
    れたフィルムベースと、このフィルムベースのどちらか
    一方の面に接着層を介して接着された補強板と、前記フ
    ィルムベースと前記補強板の同位置に設けられたビス取
    付け孔と、前記フィルムベース上に設けられた前記ビス
    取付け孔と同芯で前記ビスのビス頭部の径より大径のス
    リットを設けると共に、このスリットの内側と外側のフ
    ィルムベース間に前記ビスの締め付け力によって分離さ
    れるつなぎ部を少なくとも一ヶ所以上設けたフレキシブ
    ル配線板。
  2. 【請求項2】 フィルムベースに設けたスリットが接着
    層まで施されたものである請求項1記載のフレキシブル
    配線板。
  3. 【請求項3】 フィルムベース上に導体パターンを形成
    し、このフィルムベースのどちらか一方の面に接着層を
    介して補強を貼付けた後、ビス取付け用の貫通孔、な
    らびに前記ビス取付け孔と同芯でビス頭部の径より大径
    のスリットとつなぎ部をフィルムベース側より接着層ま
    で設ける請求項1または2記載のフレキシブル配線板の
    製造方法。
JP13132795A 1995-04-04 1995-05-30 フレキシブル配線板およびその製造方法 Expired - Fee Related JP3391147B2 (ja)

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JP4636827B2 (ja) * 2004-07-30 2011-02-23 三洋電機株式会社 回路モジュール
JP5797548B2 (ja) 2011-12-28 2015-10-21 京セラサーキットソリューションズ株式会社 配線基板およびそれを用いたプローブカード

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