JP3317396B2 - サーマルヘッド及びその作製方法 - Google Patents
サーマルヘッド及びその作製方法Info
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- printed wiring
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Description
びその作製方法に関する。
マルヘッドは、支持板1上に発熱体4と該発熱体4を通
電する電極5を形成したヘッド基板3と前記発熱体4を
駆動する複数の駆動IC6を搭載したプリント配線板7
とが当接して固定されている。前記支持板1には、その
厚み方向に貫通する開口部11が形成されており、前記
プリント配線板7の外部接続回路(図示せず)と接続す
るためのコネクタ10が前記開口部11にコネクタピン
8を通して前記プリント配線板7に固定されている。
構成において、支持板1のほぼ全面に両面接着テープ2
を貼り付けてプリント配線板7を支持板1に接着する
と、プリント配線板7の支持板1との接着側の外部接続
用コネクタランド9が両面接着テープ2で覆われること
となり、図7の断面図に示すように、コネクタ10を取
り付ける際にコネクタピン8やコネククタランド9に両
面接着テープ2bが付着する。また、コネクタ10のは
んだ付けの際、コネクタランド9やコネクタピン8に両
面接着テープ2bが付着していると、はんだが付かずに
はんだ付け不良の原因となっていた。
接着テープ2を開口部11を避けて支持板1の外形に沿
った形で貼り付ければ良いが、この場合は両面接着テー
プ2を開口部11を避けた形で型抜きする必要があり、
型抜きのための金型が余分に必要になる。また、図5の
断面図に示すように、両面接着テープ2の幅を狭くして
開口部11に掛からないように貼り付けた場合は、支持
板1上の両面接着テープ2で接着されるプリント配線板
7の範囲が小さくなり、貼り付け強度が弱くなって、コ
ネクタ脱着時に力が加わるとプリント配線板7が支持板
1から剥れ不良を起こすことがあった。
側のほぼ全面に両面接着テープを貼り付けても、前記問
題点を解決できるサーマルヘッド及びその作製方法を提
供するものである。
熱体を設けたヘッド基板とプリント配線板とを固定し、
前記支持板の厚み方向を貫通する開口部又は支持板側面
に切り欠き部を設け、前記プリント配線板の外部接続回
路と接続するためのコネクタを前記支持板の開口部又は
切り欠き部に前記コネクタのコネクタピンを通してプリ
ント配線板に固定して成るサーマルヘッドにおいて、前
記支持板全面に両面接着テープを貼り付け、該両面接着
テープで前記ヘッド基板と前記プリント配線板とを前記
支持板に貼り付けて固定し、前記プリント配線板のコネ
クタランドに付着している両面接着テープに支持板側か
ら圧縮空気を当てて除去する。
1乃至図4及び図8を参照しながら説明する。図1及び
図8の断面図に示すように、支持板1のほぼ全面に両面
接着テープ2を貼り付け、該支持板1上に発熱体4を設
けたヘッド基板3とプリント配線板7とを当接して貼り
付ける。前記支持板1には、その厚み方向に貫通する開
口部11が形成されており、前記プリント配線板7の外
部接続回路(図示せず)と接続するためのコネクタ10
が前記開口部11にコネクタピン8を通して前記プリン
ト配線板7に固定されている。
板7とを支持板1上に貼り付けた後に、前記支持板1の
側からプリント配線板7の外部接続用コネクタ搭載用の
コネクタランド9に圧縮空気12を当てることにより、
コネクタランド9に付着している両面接着テープのみを
除去する。このように両面接着テープを除去して開口部
11からコネクタピンを挿入しても、コネクタピン8や
コネクタランド9に両面接着テープ2bが付着する(図
7)ようなことはなくなり、はんだ付け不良が発生しな
くなる。
ド9に圧縮空気12を当てる際、プリント配線板7側か
ら当てると両面接着テープ2がコネクタランド9を含む
広範囲でプリント配線板7より浮き上がり圧縮空気の圧
力が分散されて両面接着テープ2が部分的に破れてコネ
クタランド9に一部残り、これがコネクタピンに付着し
てはんだ付け不良の原因になることがある。
ら圧縮空気12を当てることにより両面接着テープ2は
圧縮空気12の圧力によりプリント配線板7に密着し、
プリント配線板7を貫通しているコネクタランド9に付
着している両面接着テープ2aに圧力が集中して、コネ
クタランド9に付着している両面接着テープ2aのみが
除去される。
開口部11で2〜3重に重なっていてもコネクタランド
9内の両面接着テープのみの除去が可能であることが分
かった。他の実施の形態として、支持板の形状は、支持
板を貫通する開口部に代えて図4の斜視図に示すよう
に、切り欠き部13、13を支持板1に形成して両面接
着テープ2を切り欠き部13領域を含むほぼ全面に貼り
付けても同様の効果が得られる。この場合もプリント配
線板のコネクタ部以外は両面接着テープ2により支持板
1に接着でき、プリント配線板の貼り付け強度を確保で
きる。
用の開口部や切り欠き部があっても両面接着テープを開
口部や切り欠き部に沿って型抜きする必要がなく、ほぼ
支持板の幅のまま貼り付けることができる。その結果、
両面接着テープを型抜きする金型の必要がなく製造上の
費用を節減できる。また、両面接着テープを型抜きしな
いことから、両面接着テープをリール状に巻き、連続供
給ができるのでテープ貼りの自動化が可能となる。さら
に、支持板やプリント配線板の幅を広げることなく支持
板へのプリント配線板の貼り付け強度を確保できる。
面図である。
る。
題点の説明図である。
面図である。
る。
る。
配線板 8・・コネクタピン 9・・コネクタランド
11・・開口部 13・・切り欠き部
Claims (4)
- 【請求項1】 支持板上に発熱体を設けたヘッド基板と
プリント配線板とを固定し、前記支持板の厚み方向を貫
通する開口部を設け、前記プリント配線板の外部接続回
路と接続するためのコネクタを前記支持板の開口部に前
記コネクタのコネクタピンを通してプリント配線板に固
定して成るサーマルヘッドにおいて、 前記支持板の面に両面接着テープを貼り付け、該両面接
着テープで前記ヘッド基板と前記プリント配線板とを前
記支持板に貼り付けて固定し、前記プリント配線板のコ
ネクタランドに付着している両面接着テープを除去して
コネクタを取り付けたことを特徴とするサーマルヘッ
ド。 - 【請求項2】 支持板上に発熱体を設けたヘッド基板と
プリント配線板とを固定し、前記支持板の厚み方向を貫
通する開口部を設け、前記プリント配線板の外部接続回
路と接続するためのコネクタを前記支持板の開口部に前
記コネクタのコネクタピンを通してプリント配線板に固
定して成るサーマルヘッドの作製方法において、 前記支持板の面に両面接着テープを貼り付け、該両面接
着テープで前記ヘッド基板と前記プリント配線板とを前
記支持板に貼り付けて固定し、前記プリント配線板のコ
ネクタランドに付着している両面接着テープを、前記支
持板側から圧縮空気を当てて除去することを特徴とする
サーマルヘッドの作製方法。 - 【請求項3】 支持板上に発熱体を設けたヘッド基板と
プリント配線板とを固定し、前記支持板の側面に切り欠
き部を設け、前記プリント配線板の外部接続回路と接続
するためのコネクタを前記支持板の切り欠き部に前記コ
ネクタのコネクタピンを通してプリント配線板に固定し
て成るサーマルヘッドにおいて、 前記支持板の面に両面接着テープを貼り付け、該両面接
着テープで前記ヘッド基板と前記プリント配線板とを前
記支持板に貼り付けて固定し、前記プリント配線板のコ
ネクタランドに付着している両面接着テープを除去して
コネクタを取り付けたことを特徴とするサーマルヘッ
ド。 - 【請求項4】 支持板上に発熱体を設けたヘッド基板と
プリント配線板とを固定し、前記支持板の側面に切り欠
き部を設け、前記プリント配線板の外部接続回路と接続
するためのコネクタを前記支持板の切り欠き部に前記コ
ネクタのコネクタピンを通してプリント配線板に固定し
て成るサーマルヘッドの作製方法において、 前記支持板の面に両面接着テープを貼り付け、該両面接
着テープで前記ヘッド基板と前記プリント配線板とを前
記支持板に貼り付けて固定し、前記プリント配線板のコ
ネクタランドに付着している両面接着テープを、前記支
持板側から圧縮空気を当てて除去することを特徴とする
サーマルヘッドの作製方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2656699A JP3317396B2 (ja) | 1999-02-03 | 1999-02-03 | サーマルヘッド及びその作製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2656699A JP3317396B2 (ja) | 1999-02-03 | 1999-02-03 | サーマルヘッド及びその作製方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000218842A JP2000218842A (ja) | 2000-08-08 |
JP3317396B2 true JP3317396B2 (ja) | 2002-08-26 |
Family
ID=12197103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2656699A Expired - Lifetime JP3317396B2 (ja) | 1999-02-03 | 1999-02-03 | サーマルヘッド及びその作製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3317396B2 (ja) |
-
1999
- 1999-02-03 JP JP2656699A patent/JP3317396B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000218842A (ja) | 2000-08-08 |
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