JP3373129B2 - プログラム開発支援方法 - Google Patents
プログラム開発支援方法Info
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- JP3373129B2 JP3373129B2 JP05266597A JP5266597A JP3373129B2 JP 3373129 B2 JP3373129 B2 JP 3373129B2 JP 05266597 A JP05266597 A JP 05266597A JP 5266597 A JP5266597 A JP 5266597A JP 3373129 B2 JP3373129 B2 JP 3373129B2
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- 102100030155 CDC42 small effector protein 2 Human genes 0.000 description 3
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- 101000794295 Homo sapiens CDC42 small effector protein 1 Proteins 0.000 description 1
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラムの開
発、及びプログラムの保守における作業の効率化を推進
するプログラム開発支援方法及びそれを実施するプログ
ラムを有する記憶媒体に適用して有効な技術に関するも
のである。
発、及びプログラムの保守における作業の効率化を推進
するプログラム開発支援方法及びそれを実施するプログ
ラムを有する記憶媒体に適用して有効な技術に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来では、コンピュータプログラムを開
発する事前段階で、開発するプログラムで用いるデータ
の項目、及びそのデータの項目に関する処理を含む属性
を定義して格納したプログラムの保守に利用されるデー
タ項目辞書を事前に作成し、そのデータ項目辞書を基に
データの入出力を定義する入出力仕様書を作成し、その
入出力仕様書を基にプログラム開発が行われていた。
発する事前段階で、開発するプログラムで用いるデータ
の項目、及びそのデータの項目に関する処理を含む属性
を定義して格納したプログラムの保守に利用されるデー
タ項目辞書を事前に作成し、そのデータ項目辞書を基に
データの入出力を定義する入出力仕様書を作成し、その
入出力仕様書を基にプログラム開発が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
プログラムの開発においては、事前段階としてプログラ
ム内で利用されるすべてのデータ項目を事前に分析し、
データ項目辞書として登録し、それを基に入出力仕様書
を作成する必要があった。
プログラムの開発においては、事前段階としてプログラ
ム内で利用されるすべてのデータ項目を事前に分析し、
データ項目辞書として登録し、それを基に入出力仕様書
を作成する必要があった。
【0004】データ項目辞書には、プログラム全体で共
通に利用するデータを表現する基本属性を有するデータ
項目と、ファイル、画面、及び帳票などの入出力の形態
の違いにより、それらデータ項目と一部異なった属性を
それぞれ有する入出力項目とが登録されており、この入
出力項目から入出力仕様書が作成される。
通に利用するデータを表現する基本属性を有するデータ
項目と、ファイル、画面、及び帳票などの入出力の形態
の違いにより、それらデータ項目と一部異なった属性を
それぞれ有する入出力項目とが登録されており、この入
出力項目から入出力仕様書が作成される。
【0005】従来におけるデータ項目辞書の作成は、手
作業で行われている部分が多く、大変手間がかかるもの
であった。それに加え、このデータ項目辞書を作成した
後に、更に入出力仕様書を作成しなければならず、プロ
グラムの開発の事前段階で多くの時間がかかってしま
い、作業効率が悪いという問題点があった。
作業で行われている部分が多く、大変手間がかかるもの
であった。それに加え、このデータ項目辞書を作成した
後に、更に入出力仕様書を作成しなければならず、プロ
グラムの開発の事前段階で多くの時間がかかってしま
い、作業効率が悪いという問題点があった。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するために成
されてものであり、その目的は従来別々に行われていた
データ項目辞書の作成と、入出力仕様書の作成とを一元
化して行い、プログラム開発の作業効率を向上させるこ
とが可能な技術を提供することにある。
されてものであり、その目的は従来別々に行われていた
データ項目辞書の作成と、入出力仕様書の作成とを一元
化して行い、プログラム開発の作業効率を向上させるこ
とが可能な技術を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0008】開発するプログラムに利用されるデータ項
目を事前に抽出し、その抽出したデータ項目に関する入
出力項目及び入出力仕様書を生成し、それらデータ項
目、入出力項目及び入出力仕様書をプログラム開発時の
情報として記憶装置に登録し、プログラムの開発を支援
するプログラム開発支援方法であって、前記事前に抽出
されたデータ項目群を画面に表示し、その同一画面上に
入出力仕様書を作成する入出力仕様書作成領域を表示
し、前記画面上に表示されたデータ項目群から入出力仕
様書の作成対象となるデータ項目をドラックして前記入
出力仕様書作成領域にドロップする入力をユーザから受
け、その入力されたデータ項目に関連付けられ、且つそ
の属性を継承した入出力項目を生成し、その入出力仕様
書の属性内容を前記作成領域に表示し、その属性に変更
があればその属性を編集した入出力仕様書を作成し、前
記データ項目、入出力仕様書、及びそれらの関連を記憶
装置に登録する。
目を事前に抽出し、その抽出したデータ項目に関する入
出力項目及び入出力仕様書を生成し、それらデータ項
目、入出力項目及び入出力仕様書をプログラム開発時の
情報として記憶装置に登録し、プログラムの開発を支援
するプログラム開発支援方法であって、前記事前に抽出
されたデータ項目群を画面に表示し、その同一画面上に
入出力仕様書を作成する入出力仕様書作成領域を表示
し、前記画面上に表示されたデータ項目群から入出力仕
様書の作成対象となるデータ項目をドラックして前記入
出力仕様書作成領域にドロップする入力をユーザから受
け、その入力されたデータ項目に関連付けられ、且つそ
の属性を継承した入出力項目を生成し、その入出力仕様
書の属性内容を前記作成領域に表示し、その属性に変更
があればその属性を編集した入出力仕様書を作成し、前
記データ項目、入出力仕様書、及びそれらの関連を記憶
装置に登録する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により詳細に説明する。
により詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の実施形態にかかるプログ
ラム開発支援方法を実施する装置の構成を示した図であ
る。図1に示すように、本実施形態の実施装置は、プロ
グラマによるコマンド入力を受け付けるキーボード1
1、マウス12と、データ項目辞書131、データ項目
辞書131の更新、及び表示を行うデータ項目辞書管理
プログラム132、入出力仕様書133、複数の種類の
入出力仕様書をデータ項目辞書と連携して編集、定義す
る入出力仕様書定義プログラム134、ソースプログラ
ム135、ソースプログラム生成プログラム136、が
格納されている外部記憶装置13と、前記プログラムを
実行する中央処理装置14と、データ項目辞書131の
一覧表示、入出力仕様書133の定義画面を表示するデ
ィスプレイ15とからなる。
ラム開発支援方法を実施する装置の構成を示した図であ
る。図1に示すように、本実施形態の実施装置は、プロ
グラマによるコマンド入力を受け付けるキーボード1
1、マウス12と、データ項目辞書131、データ項目
辞書131の更新、及び表示を行うデータ項目辞書管理
プログラム132、入出力仕様書133、複数の種類の
入出力仕様書をデータ項目辞書と連携して編集、定義す
る入出力仕様書定義プログラム134、ソースプログラ
ム135、ソースプログラム生成プログラム136、が
格納されている外部記憶装置13と、前記プログラムを
実行する中央処理装置14と、データ項目辞書131の
一覧表示、入出力仕様書133の定義画面を表示するデ
ィスプレイ15とからなる。
【0011】図2は、上述したデータ項目辞書131の
データ構造を示した図である。データ項目辞書131
は、図2に示すように、コンピュータプログラム開発の
事前段階で行われるデータ分析により抽出され、コンピ
ュータプログラム全体で取り扱われる情報の基本的な属
性を持つデータ項目22(以下、基本項目と記す)と、
その基本項目22の関連あるもの同士をまとめたもの2
1(以下、実体と記す)と、その基本項目22に関連付
けられ、コンピュータプログラムのさまざまな箇所で、
ファイル、データベース、画面、帳票からの入出力情報
として利用されるデータ項目23(以下、入出力項目と
記す)とからなる。そして、その入出力項目23群をま
とめて入出力仕様書133とする。
データ構造を示した図である。データ項目辞書131
は、図2に示すように、コンピュータプログラム開発の
事前段階で行われるデータ分析により抽出され、コンピ
ュータプログラム全体で取り扱われる情報の基本的な属
性を持つデータ項目22(以下、基本項目と記す)と、
その基本項目22の関連あるもの同士をまとめたもの2
1(以下、実体と記す)と、その基本項目22に関連付
けられ、コンピュータプログラムのさまざまな箇所で、
ファイル、データベース、画面、帳票からの入出力情報
として利用されるデータ項目23(以下、入出力項目と
記す)とからなる。そして、その入出力項目23群をま
とめて入出力仕様書133とする。
【0012】図2において、データ項目辞書131は、
受注という実体21aとそれに関連付けられた基本項目
22(受注年月日22a、顧客コード22b、受注コー
ド22c)と、その各基本項目22に関連づけられた入
出力項目(受注年月日23a、顧客コード23b、受注
コード23c)とからなる。上述の実体21と基本項目
22の関連付けは、オブジェクト指向データベースで各
基本項目22毎に割り当てられるIDの情報を実体21
が持つことによって行われる。同様に、入出力項目23
が関連する基本項目22の1Dを持つことにより基本項
目22と入出力項目23との関連付けを行い、入出力仕
様書133が関連する各入出力項目23のIDを持つこ
とで入出力仕様書133と各入出力項目23との関連付
けを行う。
受注という実体21aとそれに関連付けられた基本項目
22(受注年月日22a、顧客コード22b、受注コー
ド22c)と、その各基本項目22に関連づけられた入
出力項目(受注年月日23a、顧客コード23b、受注
コード23c)とからなる。上述の実体21と基本項目
22の関連付けは、オブジェクト指向データベースで各
基本項目22毎に割り当てられるIDの情報を実体21
が持つことによって行われる。同様に、入出力項目23
が関連する基本項目22の1Dを持つことにより基本項
目22と入出力項目23との関連付けを行い、入出力仕
様書133が関連する各入出力項目23のIDを持つこ
とで入出力仕様書133と各入出力項目23との関連付
けを行う。
【0013】また、基本項目22は、図3(a)に示す
ように、項目名称、表現形式、長さ、制約条件などの属
性を有し、入出力項目23は、図3(b)に示すよう
に、項目名称、表現形式、長さ、制約条件に関連する基
本項目22のIDを有する。
ように、項目名称、表現形式、長さ、制約条件などの属
性を有し、入出力項目23は、図3(b)に示すよう
に、項目名称、表現形式、長さ、制約条件に関連する基
本項目22のIDを有する。
【0014】次に、上述したデータ項目辞書131を作
成する過程について説明する。図4は、本実施形態のデ
ータ項目辞書131の作成過程を示すフローチャートで
ある。本実施形態のデータ項目辞書131の作成は、図
4に示すように、まず、データ項目辞書管理プログラム
132により、事前に行われたデータ分析により抽出さ
れた実体21、基本項目22を表示し(ステップ30
1)、更に、入出力仕様書定義プログラム134によ
り、同じ画面上に入出力仕様書作成領域を表示する(ス
テップ302)。そして、入出力仕様書133を作成す
る対象となる実体21、基本項目22に入力をユーザか
ら受け(ステップ303)、その入力された実体21、
基本項目22の属性を基に入出力仕様書133を定義
し、表示する(ステップ304)。基本項目22の属性
に対して変更がなければ(ステップ305)、基本項目
22と関連付けられ、且つその属性を継承した入出力項
目23を生成する(ステップ306)。基本項目22の
属性に対して変更があれば、その属性を編集し、その編
集に従って基本項目22に関連付けられた入出力項目2
3を生成し(ステップ307)、その生成された入出力
項目23に関連付けて入出力仕様書を作成し(ステップ
308)、データ項目辞書131を作成する。
成する過程について説明する。図4は、本実施形態のデ
ータ項目辞書131の作成過程を示すフローチャートで
ある。本実施形態のデータ項目辞書131の作成は、図
4に示すように、まず、データ項目辞書管理プログラム
132により、事前に行われたデータ分析により抽出さ
れた実体21、基本項目22を表示し(ステップ30
1)、更に、入出力仕様書定義プログラム134によ
り、同じ画面上に入出力仕様書作成領域を表示する(ス
テップ302)。そして、入出力仕様書133を作成す
る対象となる実体21、基本項目22に入力をユーザか
ら受け(ステップ303)、その入力された実体21、
基本項目22の属性を基に入出力仕様書133を定義
し、表示する(ステップ304)。基本項目22の属性
に対して変更がなければ(ステップ305)、基本項目
22と関連付けられ、且つその属性を継承した入出力項
目23を生成する(ステップ306)。基本項目22の
属性に対して変更があれば、その属性を編集し、その編
集に従って基本項目22に関連付けられた入出力項目2
3を生成し(ステップ307)、その生成された入出力
項目23に関連付けて入出力仕様書を作成し(ステップ
308)、データ項目辞書131を作成する。
【0015】次に、上述した各ステップについて具体的
に説明する。図5は、ステップ301〜ステップ303
の処理過程を具体的に説明するための図である。図5に
示す41は、ステップ301におけるデータ項目辞書管
理プログラム132による実体21、及び基本項目22
の一覧表示画面を示してある。この図形表現は実体とそ
の関連を示すE−R図(Entity-Relationship図)を用
いてある。
に説明する。図5は、ステップ301〜ステップ303
の処理過程を具体的に説明するための図である。図5に
示す41は、ステップ301におけるデータ項目辞書管
理プログラム132による実体21、及び基本項目22
の一覧表示画面を示してある。この図形表現は実体とそ
の関連を示すE−R図(Entity-Relationship図)を用
いてある。
【0016】図5の例では、受注システム40に対して
受注21a、顧客21b、受注明細21cの3個の実体
21が表示され、それらの実体21には、受注、顧客、
及び受注明細の名称が付与され、複数の情報を表現する
基本項目22の組から成り立っている。この図5の例で
は、受注21aは、受注年月日22a、顧客コード22
b、及び受注コード22cから成り、顧客21bは、顧
客名22d、顧客住所22e、及び顧客電話番号22f
からなり、受注明細21cは、製品コード22g、受注
数量22h、受注単価22iから成り立っている。
受注21a、顧客21b、受注明細21cの3個の実体
21が表示され、それらの実体21には、受注、顧客、
及び受注明細の名称が付与され、複数の情報を表現する
基本項目22の組から成り立っている。この図5の例で
は、受注21aは、受注年月日22a、顧客コード22
b、及び受注コード22cから成り、顧客21bは、顧
客名22d、顧客住所22e、及び顧客電話番号22f
からなり、受注明細21cは、製品コード22g、受注
数量22h、受注単価22iから成り立っている。
【0017】ここに示した実体21というのは、実現値
の集合からなるものであり、例えば、受注21aは、実
際には複数の顧客からの受注の集合である。このよう
に、集合としての実体21の間には、対応関係が存在す
る。この対応関係を表現したものが関連であり、受注2
1aと顧客21bの間には、顧客コード22bをキーと
して関連42aが存在する。同様に、受注21aと受注
明細21cの間には、受注コード22cをキーとして関
連42bが存在する。
の集合からなるものであり、例えば、受注21aは、実
際には複数の顧客からの受注の集合である。このよう
に、集合としての実体21の間には、対応関係が存在す
る。この対応関係を表現したものが関連であり、受注2
1aと顧客21bの間には、顧客コード22bをキーと
して関連42aが存在する。同様に、受注21aと受注
明細21cの間には、受注コード22cをキーとして関
連42bが存在する。
【0018】次に、図5に示すように、入出力仕様書定
義プログラム134により、入出力仕様書作成領域43
を表示する。ここに入出力仕様書として定義できるもの
としては、データベーステーブル、ファイルレコード、
画面、帳票などがあるが、図5に示す例では画面での例
を用いている。ここで、ユーザは、マウス12の操作に
より、表示された実体21、及び基本項目22の一覧か
ら入出力仕様書作成対象となる実体21、基本項目22
をドラッグして入出力仕様書作成領域43にドロップす
ることによって入力する。この図5の例では、受注21
aがドラッグアンドドロップされている。
義プログラム134により、入出力仕様書作成領域43
を表示する。ここに入出力仕様書として定義できるもの
としては、データベーステーブル、ファイルレコード、
画面、帳票などがあるが、図5に示す例では画面での例
を用いている。ここで、ユーザは、マウス12の操作に
より、表示された実体21、及び基本項目22の一覧か
ら入出力仕様書作成対象となる実体21、基本項目22
をドラッグして入出力仕様書作成領域43にドロップす
ることによって入力する。この図5の例では、受注21
aがドラッグアンドドロップされている。
【0019】図6は、ステップ304の処理過程を具体
的に説明するための図である。上述したように、入出力
仕様書作成領域43にドロップされた受注21aは、入
出力仕様書定義プログラム134により、図6に示すよ
うに、各基本項目22毎にレイアウトされ、その属性内
容が表示される。
的に説明するための図である。上述したように、入出力
仕様書作成領域43にドロップされた受注21aは、入
出力仕様書定義プログラム134により、図6に示すよ
うに、各基本項目22毎にレイアウトされ、その属性内
容が表示される。
【0020】図6において、受注入力画面50は入出力
仕様書作成の表示画面66のタイトルであり、また、受
注明細55は表のタイトルであり、いづれも固定的に表
示されるテキストである。これは、辞書とは無関係に予
め定義しておく。表示画面66には、各基本項目22を
示すタイトルと実際に入出力に利用されるフィールド5
1〜60が定義される。この図6の例では、受注年月日
フィールド51、顧客コードフィールド52、受注コー
ドフィールド53、顧客フィールド54、製品コードフ
ィールド56、受注数量フィールド57、受注単価フィ
ールド58、金額フィールド59、合計フィールド60
にそれぞれ属性が表示されている。
仕様書作成の表示画面66のタイトルであり、また、受
注明細55は表のタイトルであり、いづれも固定的に表
示されるテキストである。これは、辞書とは無関係に予
め定義しておく。表示画面66には、各基本項目22を
示すタイトルと実際に入出力に利用されるフィールド5
1〜60が定義される。この図6の例では、受注年月日
フィールド51、顧客コードフィールド52、受注コー
ドフィールド53、顧客フィールド54、製品コードフ
ィールド56、受注数量フィールド57、受注単価フィ
ールド58、金額フィールド59、合計フィールド60
にそれぞれ属性が表示されている。
【0021】また、表示する基本項目22を予め定義し
ておくことにより、図6に示すように、顧客住所22e
及び顧客電話番号22fは入出力仕様書133の対象外
として表示しないようにすることが可能である。
ておくことにより、図6に示すように、顧客住所22e
及び顧客電話番号22fは入出力仕様書133の対象外
として表示しないようにすることが可能である。
【0022】図7は、ステップ306の処理過程を具体
的に説明するための図である。上述した各基本項目22
の属性を編集する必要がなければ、図7に示すように、
基本項目22に関連付けられ、且つその属性を継承した
入出力項目23を生成する。この図7の例では、基本項
目受注年月日22aの下位に入出力項目受注年月日23
aが生成され、その下位に入出力仕様書133aが関連
付けられている。
的に説明するための図である。上述した各基本項目22
の属性を編集する必要がなければ、図7に示すように、
基本項目22に関連付けられ、且つその属性を継承した
入出力項目23を生成する。この図7の例では、基本項
目受注年月日22aの下位に入出力項目受注年月日23
aが生成され、その下位に入出力仕様書133aが関連
付けられている。
【0023】図8は、ステップ307の処理過程を具体
的に説明するための図である。上述した各基本項目22
の属性を編集する必要があれば、図6に示した表示画面
66上の各基本項目フィールド51〜60をダブルクリ
ックすることで入出力仕様書定義プログラム134によ
り、図8に示すように、各属性を編集するフィールドを
有する入出力項目編集ダイアログ70が表示される。
的に説明するための図である。上述した各基本項目22
の属性を編集する必要があれば、図6に示した表示画面
66上の各基本項目フィールド51〜60をダブルクリ
ックすることで入出力仕様書定義プログラム134によ
り、図8に示すように、各属性を編集するフィールドを
有する入出力項目編集ダイアログ70が表示される。
【0024】図8に示す例では、入出力項目受注年月日
23aの編集を示しており、この場合、入出力項目フィ
ールド71には”受注年月日”が入力され、表現形式フ
ィールド72には”DATE”から変更される”YYY
YMMDD”が入力され、長さフィールド73には”
4”から変更される”8”が入力される。制約及び編集
処理は継承チェックボタン74、75にマークされ、基
本項目22の制約及び編集処理が継承される。
23aの編集を示しており、この場合、入出力項目フィ
ールド71には”受注年月日”が入力され、表現形式フ
ィールド72には”DATE”から変更される”YYY
YMMDD”が入力され、長さフィールド73には”
4”から変更される”8”が入力される。制約及び編集
処理は継承チェックボタン74、75にマークされ、基
本項目22の制約及び編集処理が継承される。
【0025】また、制約及び編集処理に追加、または上
書きをしたい場合は、追加チェックボタン76、77
と、上書きチェックボタン78、79にマークし、それ
ぞれ書き込みフィールド80、81に制約、または編集
処理を書き込む。そして、編集が全て終了したときに、
OKボタン82をクリックすることで入出力項目23の
属性を決定し、キャンセルする場合はキャンセルボタン
83をクリックする。
書きをしたい場合は、追加チェックボタン76、77
と、上書きチェックボタン78、79にマークし、それ
ぞれ書き込みフィールド80、81に制約、または編集
処理を書き込む。そして、編集が全て終了したときに、
OKボタン82をクリックすることで入出力項目23の
属性を決定し、キャンセルする場合はキャンセルボタン
83をクリックする。
【0026】図9は、編集された入出力項目23の生成
結果を示した図である。編集により、入出力項目23の
属性が決定されると、図9に示すように、その属性に基
づいて入出力項目23が生成される。この図9の例で
は、図7で示したものと同様に、基本項目受注年月日2
2aの下位に編集した入出力項目受注年月日23a’が
生成され、その下位に入出力仕様書133aが関連付け
られる。そして、上述した各処理を顧客コード22b、
受注コード22c、顧客名22d、製品コード22g、
受注数量22h、受注単価22iに関しても同様の操作
を行い、データ項目辞書131を作成していく。
結果を示した図である。編集により、入出力項目23の
属性が決定されると、図9に示すように、その属性に基
づいて入出力項目23が生成される。この図9の例で
は、図7で示したものと同様に、基本項目受注年月日2
2aの下位に編集した入出力項目受注年月日23a’が
生成され、その下位に入出力仕様書133aが関連付け
られる。そして、上述した各処理を顧客コード22b、
受注コード22c、顧客名22d、製品コード22g、
受注数量22h、受注単価22iに関しても同様の操作
を行い、データ項目辞書131を作成していく。
【0027】ここで、入出力仕様書133に定義される
基本項目22のフィールドのうち、計算により求められ
るようなフィールドには、データ項目辞書131に基本
項目22が登録されていない。このようなフィールド
は、入出力仕様書定義画面41上で単独に定義されるも
のであるが、その結果は、基本項目22を持たない入出
力項目23として辞書に登録される。
基本項目22のフィールドのうち、計算により求められ
るようなフィールドには、データ項目辞書131に基本
項目22が登録されていない。このようなフィールド
は、入出力仕様書定義画面41上で単独に定義されるも
のであるが、その結果は、基本項目22を持たない入出
力項目23として辞書に登録される。
【0028】また、受注入力画面66内では、金額、合
計が基本項目22を持たないデータ項目を表現するフィ
ールドであり、受注入力画面66上で新規に作成され
る。この金額を示すフィールド59は、受注数量を示す
フィールド57と、受注単価を示すフィールド58との
積で求められるため、受注入力画面66上で新規に作成
した金額を示すフィールド59をマウス12で選択し、
ダブルクリックすると、基本項目22を持つデータ項目
と同様に入出力編集ダイアログ70が表示される。
計が基本項目22を持たないデータ項目を表現するフィ
ールドであり、受注入力画面66上で新規に作成され
る。この金額を示すフィールド59は、受注数量を示す
フィールド57と、受注単価を示すフィールド58との
積で求められるため、受注入力画面66上で新規に作成
した金額を示すフィールド59をマウス12で選択し、
ダブルクリックすると、基本項目22を持つデータ項目
と同様に入出力編集ダイアログ70が表示される。
【0029】この場合は、前述の例とは異なり、継承す
る属性はないため、入出力項目23を示すフィールド7
1に”金額”、表現形式を示すフィールド72に”
9”、長さを示すフィールド73に”7”を入力する。
制約の状態を示す継承74、追加76、上書き78は基
本項目22を持たないため、選択できない状態となって
いる。ここでは制約は存在しないため、制約を示すフィ
ールド80にはなにも入力しない。
る属性はないため、入出力項目23を示すフィールド7
1に”金額”、表現形式を示すフィールド72に”
9”、長さを示すフィールド73に”7”を入力する。
制約の状態を示す継承74、追加76、上書き78は基
本項目22を持たないため、選択できない状態となって
いる。ここでは制約は存在しないため、制約を示すフィ
ールド80にはなにも入力しない。
【0030】また、編集処理の状態を示す継承75、追
加77、上書き79も同様に基本項目22を持たないた
め、選択できない状態となっている。編集条件を示すフ
ィールド81には、金額を示すフィールド59は受注数
量を示すフィールド57と、受注単価を示すフィールド
58の積で求められる処理を入力する。そして、編集操
作完了後、OKボタン82を選択すると、データ項目辞
書131内に基本項目22を持たない単独の入出力項目
23として、金額が登録される。合計を示すフィールド
60に関しても同様の操作を行う。
加77、上書き79も同様に基本項目22を持たないた
め、選択できない状態となっている。編集条件を示すフ
ィールド81には、金額を示すフィールド59は受注数
量を示すフィールド57と、受注単価を示すフィールド
58の積で求められる処理を入力する。そして、編集操
作完了後、OKボタン82を選択すると、データ項目辞
書131内に基本項目22を持たない単独の入出力項目
23として、金額が登録される。合計を示すフィールド
60に関しても同様の操作を行う。
【0031】図10は、図6に示した受注入力画面に関
係するデータ項目辞書131の基本項目22と入出力項
目23のみを抽出した図である。入出力項目23である
受注年月日23a、顧客コード23b、受注コード23
c、顧客名23d、製品コード23g、受注数量23
h、受注単価23iは、入出力仕様書定義時に登録され
たものであり、それぞれ対応する基本項目22と関連付
けられて登録されている。
係するデータ項目辞書131の基本項目22と入出力項
目23のみを抽出した図である。入出力項目23である
受注年月日23a、顧客コード23b、受注コード23
c、顧客名23d、製品コード23g、受注数量23
h、受注単価23iは、入出力仕様書定義時に登録され
たものであり、それぞれ対応する基本項目22と関連付
けられて登録されている。
【0032】また、基本項目22を持たない入出力項目
23である金額23j、合計23kは独立した入出力項
目23として登録されている。
23である金額23j、合計23kは独立した入出力項
目23として登録されている。
【0033】そして、図7,図9に示すように、データ
項目辞書131に、入出力仕様書133としての受注入
力画面133aも入出力仕項目23の生成後に登録さ
れ、受注入力画面定義時に登録した入出力項目とも関連
付けられて登録される。
項目辞書131に、入出力仕様書133としての受注入
力画面133aも入出力仕項目23の生成後に登録さ
れ、受注入力画面定義時に登録した入出力項目とも関連
付けられて登録される。
【0034】以上、画面の入出力仕様書133に関する
具体例の説明をしてきたが、データベーステーブル、フ
ァイルレコード、帳票に関しても同様である。
具体例の説明をしてきたが、データベーステーブル、フ
ァイルレコード、帳票に関しても同様である。
【0035】次に、上述した手順で作成されたデータ項
目辞書131(図11)に登録された情報からソースプ
ログラム生成プログラム136により、ソースプログラ
ム135を生成する方法について説明する。一般にソー
スプログラム135は、画面から情報を入力してデータ
ベースへ登録したり、データベースの情報を検索して帳
票を出力したりする機能毎に処理パターンを持ってい
る。
目辞書131(図11)に登録された情報からソースプ
ログラム生成プログラム136により、ソースプログラ
ム135を生成する方法について説明する。一般にソー
スプログラム135は、画面から情報を入力してデータ
ベースへ登録したり、データベースの情報を検索して帳
票を出力したりする機能毎に処理パターンを持ってい
る。
【0036】本実施形態におけるソースプログラム生成
プログラム136では、この処理パターンをソースプロ
グラムの骨格となるテンプレートとして記述しておき、
そのテンプレートに入出力仕様書133を対応させ、入
出力仕様書133毎に異なるテンプレートの可変部分を
作成されたデータ項目辞書131に登録した情報を利用
して生成し、合成することによってソースプログラム1
35を生成する。
プログラム136では、この処理パターンをソースプロ
グラムの骨格となるテンプレートとして記述しておき、
そのテンプレートに入出力仕様書133を対応させ、入
出力仕様書133毎に異なるテンプレートの可変部分を
作成されたデータ項目辞書131に登録した情報を利用
して生成し、合成することによってソースプログラム1
35を生成する。
【0037】ここでは、上述した受注入力画面66から
受注データを入力して、データベースへ登録するソース
プログラム135を具体例に基づき説明する。
受注データを入力して、データベースへ登録するソース
プログラム135を具体例に基づき説明する。
【0038】画面からデータを入力して、データベース
へ登録する機能を実現するためには、画面から入力され
たデータの制約に基づくチェック処理、及び画面から入
力されるデータのための領域から、データベースへの出
力のための領域への編集処理が必要となる。以下、この
ときのチェック処理と編集処理とを図11に示すデータ
項目辞書131より生成する。なお、ここでは、データ
項目辞書131以外の生成部分は、本発明とは直接関係
しないので省略する。
へ登録する機能を実現するためには、画面から入力され
たデータの制約に基づくチェック処理、及び画面から入
力されるデータのための領域から、データベースへの出
力のための領域への編集処理が必要となる。以下、この
ときのチェック処理と編集処理とを図11に示すデータ
項目辞書131より生成する。なお、ここでは、データ
項目辞書131以外の生成部分は、本発明とは直接関係
しないので省略する。
【0039】図12は、テンプレートの概念を示した図
である。図12に示すように、テンプレートで使用され
る可変記号は、テンプレートの先頭101、102で定
義される。特に、テンプレートで使用される入出力仕様
書133は仮記号と呼ばれる変数101で定義される。
である。図12に示すように、テンプレートで使用され
る可変記号は、テンプレートの先頭101、102で定
義される。特に、テンプレートで使用される入出力仕様
書133は仮記号と呼ばれる変数101で定義される。
【0040】この図12に示す各定義では、DCLが仮
記号の定義であることを示し、@SPEC1が仮記号で
あり、AS SPECがこの仮記号の入出力仕様書13
3であることを示す。この仮記号へ作成された入出力仕
様書133を対応させる。ここでは、画面の入出力仕様
書133として受注入力画面の入出力仕様書133aを
@SPEC1へ、データベーステーブルの入出力仕様書
133として受注テーブルの入出力仕様書133bを@
SPEC2へ対応させることを示す。
記号の定義であることを示し、@SPEC1が仮記号で
あり、AS SPECがこの仮記号の入出力仕様書13
3であることを示す。この仮記号へ作成された入出力仕
様書133を対応させる。ここでは、画面の入出力仕様
書133として受注入力画面の入出力仕様書133aを
@SPEC1へ、データベーステーブルの入出力仕様書
133として受注テーブルの入出力仕様書133bを@
SPEC2へ対応させることを示す。
【0041】チェック処理、編集処理は、それぞれテン
プレート中の生成指示104、106に基づいて、この
生成指示の位置に生成される。この生成指示は、ソース
プログラム135内の生成位置を指定するだけでなく、
生成の対象となる入出力仕様書133までを指定する。
以下に、これら生成指示104、106について説明す
る。
プレート中の生成指示104、106に基づいて、この
生成指示の位置に生成される。この生成指示は、ソース
プログラム135内の生成位置を指定するだけでなく、
生成の対象となる入出力仕様書133までを指定する。
以下に、これら生成指示104、106について説明す
る。
【0042】図12に示すチェック処理の生成指示10
4では、CHECKがチェック処理の生成指示であるこ
とを示し、IN(@SPEC1)が、@SPEC1で示
される受注入力画面の入出力仕様書133aに対してチ
ェック処理を生成することを示し、受注入力画面66に
関するチェック処理が生成されることを示す。
4では、CHECKがチェック処理の生成指示であるこ
とを示し、IN(@SPEC1)が、@SPEC1で示
される受注入力画面の入出力仕様書133aに対してチ
ェック処理を生成することを示し、受注入力画面66に
関するチェック処理が生成されることを示す。
【0043】そして、ソースプログラム生成プログラム
136における上述したチェック処理の生成処理は、チ
ェック処理生成の対象となる受注入力画面の入出力仕様
書133aを図11に示すデータ項目辞書131から検
索し、その入出力項目23、基本項目22の制約をすべ
て検索し、チェック処理として生成する。
136における上述したチェック処理の生成処理は、チ
ェック処理生成の対象となる受注入力画面の入出力仕様
書133aを図11に示すデータ項目辞書131から検
索し、その入出力項目23、基本項目22の制約をすべ
て検索し、チェック処理として生成する。
【0044】すなわち、図11に示す受注入力画面の入
出力仕様書133aには、図10に示すように、9個の
入出力項目23a〜23d、23g〜23kが関連付け
られており、また、これらには親となる基本項目21a
〜22d、22g〜22iがそれぞれ関連付けられてい
るため、これらの制約をすべて検索し、チェック処理と
して生成する。
出力仕様書133aには、図10に示すように、9個の
入出力項目23a〜23d、23g〜23kが関連付け
られており、また、これらには親となる基本項目21a
〜22d、22g〜22iがそれぞれ関連付けられてい
るため、これらの制約をすべて検索し、チェック処理と
して生成する。
【0045】ここで、受注年月日を例に取ると、ソース
プログラム生成プログラム136は、データ項目辞書1
31を検索し、受注入力画面66から、入出力項目23
としての受注年月日23aを検索し、基本項目22とし
ての受注年月日22aを検索する。入出力項目23とし
ての受注年月日23aの制約は基本項目の受注年月日2
2aの制約を継承しているため、基本項目の受注年月日
22aの制約である、実在する日付であること、現在日
付より以前であることをチェック処理として生成する。
プログラム生成プログラム136は、データ項目辞書1
31を検索し、受注入力画面66から、入出力項目23
としての受注年月日23aを検索し、基本項目22とし
ての受注年月日22aを検索する。入出力項目23とし
ての受注年月日23aの制約は基本項目の受注年月日2
2aの制約を継承しているため、基本項目の受注年月日
22aの制約である、実在する日付であること、現在日
付より以前であることをチェック処理として生成する。
【0046】このように、本実施形態のデータ項目辞書
131では、基本項目22と同一の制約を持つ入出力項
目23は制約そのものを定義するのではなく、基本項目
22の制約を継承することが定義されているのみである
ことから、制約は基本項目内の一箇所で定義されること
になるため、入出力項目23のチェック処理は、入出力
項目23に定義された制約を生成するだけでなく、継承
している基本項目22の制約まで生成することになる。
131では、基本項目22と同一の制約を持つ入出力項
目23は制約そのものを定義するのではなく、基本項目
22の制約を継承することが定義されているのみである
ことから、制約は基本項目内の一箇所で定義されること
になるため、入出力項目23のチェック処理は、入出力
項目23に定義された制約を生成するだけでなく、継承
している基本項目22の制約まで生成することになる。
【0047】このため、制約に変更が生じても、基本項
目22内の制約を変更してソースプログラム135を再
度生成するだけで入出力項目23に関する制約も変更さ
れるので、従来のように、全ての入出力項目23にチェ
ック処理生成のための制約を記述する必要がなくなり、
同一の制約を持つ複数の入出力項目23が存在する場合
において、それぞれ別個に同一制約を定義する必要がな
くなる。また、制約に変更が生じた場合に、全ての制約
をもれなく修正する必要もなくなる。
目22内の制約を変更してソースプログラム135を再
度生成するだけで入出力項目23に関する制約も変更さ
れるので、従来のように、全ての入出力項目23にチェ
ック処理生成のための制約を記述する必要がなくなり、
同一の制約を持つ複数の入出力項目23が存在する場合
において、それぞれ別個に同一制約を定義する必要がな
くなる。また、制約に変更が生じた場合に、全ての制約
をもれなく修正する必要もなくなる。
【0048】図12に示す編集処理の生成指示106で
は、EDITが編集処理の生成指示であることを示し、
IN(@SPEC1) OUT(@SPEC2)が、@
SPEC1で示される受注入力画面の入出力仕様書13
3aから、@SPEC2で示される受注テーブルの入出
力仕様書133bへの編集処理を生成することを示す。
は、EDITが編集処理の生成指示であることを示し、
IN(@SPEC1) OUT(@SPEC2)が、@
SPEC1で示される受注入力画面の入出力仕様書13
3aから、@SPEC2で示される受注テーブルの入出
力仕様書133bへの編集処理を生成することを示す。
【0049】この編集処理の生成処理は、まず、チェッ
ク処理生成時と同様に図11に示すデータ項目辞書13
1を検索し、受注入力画面の入出力仕様書133aから
受注年月日の入出力項目23aを検索し、続いて受注年
月日の基本項目22aを検索する。同様に、受注テーブ
ルの入出力仕様書133bから、受注年月日の入出力仕
様書23bを検索し、受注年月日の基本項目22aを検
索する。そして、その検索結果、受注テーブルの入出力
仕様書133bに含まれる受注年月日と受注画面の入出
力仕様書133aに含まれる受注年月日は、共通の受注
年月日の基本項目22aに関連付けられていることが判
明する。このような場合に編集処理が生成される。
ク処理生成時と同様に図11に示すデータ項目辞書13
1を検索し、受注入力画面の入出力仕様書133aから
受注年月日の入出力項目23aを検索し、続いて受注年
月日の基本項目22aを検索する。同様に、受注テーブ
ルの入出力仕様書133bから、受注年月日の入出力仕
様書23bを検索し、受注年月日の基本項目22aを検
索する。そして、その検索結果、受注テーブルの入出力
仕様書133bに含まれる受注年月日と受注画面の入出
力仕様書133aに含まれる受注年月日は、共通の受注
年月日の基本項目22aに関連付けられていることが判
明する。このような場合に編集処理が生成される。
【0050】すなわち、図12に示す編集処理の生成指
示106においては、指定されたINに対応する入出力
仕様書133aとOUTに対応する入出力仕様書133
bに含まれる入出力項目23a,23bが共通の基本項
目22aに関連付けられているため、編集処理が生成さ
れる。この図11に示す場合では、受注年月日におい
て、基本項目22a、入出力項目23a、23bの内容
中には編集処理は定義されていないが、表現形式がYY
YYMMDDとDATEと異なるため、YYYYMMD
DからDATEへの変換処理が編集処理として生成され
る。
示106においては、指定されたINに対応する入出力
仕様書133aとOUTに対応する入出力仕様書133
bに含まれる入出力項目23a,23bが共通の基本項
目22aに関連付けられているため、編集処理が生成さ
れる。この図11に示す場合では、受注年月日におい
て、基本項目22a、入出力項目23a、23bの内容
中には編集処理は定義されていないが、表現形式がYY
YYMMDDとDATEと異なるため、YYYYMMD
DからDATEへの変換処理が編集処理として生成され
る。
【0051】このように、入出力項目23の編集処理
は、その関連を検索し、共通の基本項目を持つ場合に生
成するため、従来のように、基本項目22と入出力項目
23との関連付けが成されていない場合では、INとO
UTに指定された入出力仕様書133内の入出力項目間
で名称をの一致するものを検出し、編集処理を行ってい
たため、入出力項目23の作成時に編集処理を生成する
必要のある項目には、同一の名称を付与する必要があっ
たが、本発明では、基本項目22と入出力項目とが関連
付けられているため、入出力項目の名称を自由に付与で
き、ソースプログラムの管理を容易にし、管理作業を削
減することができる。
は、その関連を検索し、共通の基本項目を持つ場合に生
成するため、従来のように、基本項目22と入出力項目
23との関連付けが成されていない場合では、INとO
UTに指定された入出力仕様書133内の入出力項目間
で名称をの一致するものを検出し、編集処理を行ってい
たため、入出力項目23の作成時に編集処理を生成する
必要のある項目には、同一の名称を付与する必要があっ
たが、本発明では、基本項目22と入出力項目とが関連
付けられているため、入出力項目の名称を自由に付与で
き、ソースプログラムの管理を容易にし、管理作業を削
減することができる。
【0052】以上説明したように、本発明では、入出力
仕様書の作成と同時に、基本項目と関連付けられ、且つ
その属性を継承した入出力項目が登録され、自動的にデ
ータ項目辞書が作成されるので、従来別々に行われてい
たデータ項目辞書の作成と入出力仕様書の作成とを一元
化して行うことができ、プログラムの開発の事前段階で
かかる時間を短縮することができるので、プログラム開
発の作業効率を向上させることが可能となる。
仕様書の作成と同時に、基本項目と関連付けられ、且つ
その属性を継承した入出力項目が登録され、自動的にデ
ータ項目辞書が作成されるので、従来別々に行われてい
たデータ項目辞書の作成と入出力仕様書の作成とを一元
化して行うことができ、プログラムの開発の事前段階で
かかる時間を短縮することができるので、プログラム開
発の作業効率を向上させることが可能となる。
【0053】また、作成された入出力仕様書、入出力項
目、基本項目、それら関連、及び属性を利用することに
より、チェック処理、編集処理におけるソースプログラ
ムを自動生成することができる。
目、基本項目、それら関連、及び属性を利用することに
より、チェック処理、編集処理におけるソースプログラ
ムを自動生成することができる。
【0054】更に、新規のコンピュータプログラムの開
発だけでなく、コンピュータプログラムの保守に関して
も、入出力仕様書、入出力項目、基本項目の関連を利用
して、変更の影響範囲の調査が容易に行え、修正におい
ても、データ項目辞書により一元管理されている情報を
修正するのみで行うことができる。
発だけでなく、コンピュータプログラムの保守に関して
も、入出力仕様書、入出力項目、基本項目の関連を利用
して、変更の影響範囲の調査が容易に行え、修正におい
ても、データ項目辞書により一元管理されている情報を
修正するのみで行うことができる。
【0055】なお、本実施形態で示した各プログラム1
32,134,136は、フロッピーディスク、CD・
ROM、マスクROM等の記憶媒体で一般ユーザに提供
される場合もある。この場合、さらに、これら処理の他
にGUIプログラム等の他のプログラムと組み合わせて
ユーザに提供することもある。また、上述した記憶媒体
で提供する代替手段として、インタネット等のネットワ
ークを通じて有償で提供することもある。
32,134,136は、フロッピーディスク、CD・
ROM、マスクROM等の記憶媒体で一般ユーザに提供
される場合もある。この場合、さらに、これら処理の他
にGUIプログラム等の他のプログラムと組み合わせて
ユーザに提供することもある。また、上述した記憶媒体
で提供する代替手段として、インタネット等のネットワ
ークを通じて有償で提供することもある。
【0056】以上、実施形態に基づき具体的に説明した
が、本発明は、前記実施形態に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能で
あることは勿論である。
が、本発明は、前記実施形態に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能で
あることは勿論である。
【0057】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0058】データ項目辞書の作成と入出力仕様書の作
成とを一元化して行うことができ、プログラムの開発の
事前段階でかかる時間を短縮することができるので、プ
ログラム開発の作業効率を向上させることが可能とな
る。
成とを一元化して行うことができ、プログラムの開発の
事前段階でかかる時間を短縮することができるので、プ
ログラム開発の作業効率を向上させることが可能とな
る。
【図1】本発明の実施形態にかかるプログラム開発支援
方法を実施する装置の構成を示した図である。
方法を実施する装置の構成を示した図である。
【図2】データ項目辞書131のデータ構造を示した図
である。
である。
【図3】基本項目22と入出力項目23の例を示した図
である。
である。
【図4】本実施形態のデータ項目辞書131の作成過程
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図5】図4に示すステップ301〜ステップ303の
処理過程を具体的に説明するための図である。
処理過程を具体的に説明するための図である。
【図6】図4に示すステップ304の処理過程を具体的
に説明するための図である。
に説明するための図である。
【図7】図4に示すステップ306の処理過程を具体的
に説明するための図である。
に説明するための図である。
【図8】図4に示すステップ307の処理過程を具体的
に説明するための図である。
に説明するための図である。
【図9】編集された入出力項目23の生成結果を示した
図である。
図である。
【図10】図6に示した受注入力画面に関係するデータ
項目辞書131の基本項目22と入出力項目23のみを
抽出した図である。
項目辞書131の基本項目22と入出力項目23のみを
抽出した図である。
【図11】本実施形態で作成されるデータ項目辞書13
1及び入出力仕様書133の例を示した図である。
1及び入出力仕様書133の例を示した図である。
【図12】テンプレートの概念を示した図である。
11…キーボード、12…マウス、13…外部記憶装
置、14…中央処理装置、15…ディスプレイ、21…
実体、22…基本項目、23…入出力項目、131…デ
ータ項目辞書、132…データ項目辞書管理プログラ
ム、133…入出力仕様書、134…入出力仕様書定義
プログラム、135…ソースプログラム、136…ソー
スプログラム生成プログラム。
置、14…中央処理装置、15…ディスプレイ、21…
実体、22…基本項目、23…入出力項目、131…デ
ータ項目辞書、132…データ項目辞書管理プログラ
ム、133…入出力仕様書、134…入出力仕様書定義
プログラム、135…ソースプログラム、136…ソー
スプログラム生成プログラム。
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平5−108319(JP,A)
特開 平8−171486(JP,A)
特開 平8−95768(JP,A)
特開 平7−93143(JP,A)
特開 平7−21068(JP,A)
特開 平5−197533(JP,A)
特開 平5−134865(JP,A)
吉野松樹,SEWB+:アプリケーシ
ョン開発ツール/日立製作所,ネットワ
ークコンピューティング,日本,株式会
社リックテレコム,1996年8月1日,第
8巻第8号,p.118−123
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G06F 9/44
Claims (2)
- 【請求項1】開発するプログラムに利用されるデータ項
目を事前に抽出し、その抽出したデータ項目に関する入
出力項目及び入出力仕様書を生成し、それらデータ項
目、入出力項目及び入出力仕様書をプログラム開発時の
情報として記憶装置に登録し、プログラムの開発を支援
するプログラム開発支援方法であって、前記事前に抽出
されたデータ項目群を画面に表示し、その同一画面上に
入出力仕様書を作成する入出力仕様書作成領域を表示
し、前記画面上に表示されたデータ項目群から入出力仕
様書の作成対象となるデータ項目をドラックして前記入
出力仕様書作成領域にドロップする入力をユーザから受
け、その入力されたデータ項目に関連付けられ、且つそ
の属性を継承した入出力項目を生成し、その入出力仕様
書の属性内容を前記作成領域に表示し、その属性に変更
があればその属性を編集した入出力仕様書を作成し、前
記データ項目、入出力仕様書、及びそれらの関連を記憶
装置に登録することを特徴とするプログラム開発支援方
法。 - 【請求項2】前記請求項1に記載のプログラム開発支援
方法において、前記登録されたデータ項目、入出力項
目、入出力仕様書、及びそれらの関連を基に、チェック
処理及び編集処理を行うプログラムを生成することを特
徴とするプログラム開発支援方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP05266597A JP3373129B2 (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | プログラム開発支援方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP05266597A JP3373129B2 (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | プログラム開発支援方法 |
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Family Applications (1)
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-
1997
- 1997-03-07 JP JP05266597A patent/JP3373129B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
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吉野松樹,SEWB+:アプリケーション開発ツール/日立製作所,ネットワークコンピューティング,日本,株式会社リックテレコム,1996年8月1日,第8巻第8号,p.118−123 |
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