JP3540241B2 - アプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置及びアプリケーション起動メニュー生成装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンピュータのディスク上に分散して配置された複数のプログラムからアプリケーション起動メニュー及びアプリケーション起動メニューを定義する定義ファイルを自動生成する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のアプリケーション起動メニューの生成に関する技術の一例を図14に示す。
図14のような構造を持ったアプリケーション起動メニューを生成する方法を以下に述べる。
【0003】
図14に一例として示すアプリケーション起動メニューは、先頭ページ801が、例えば、販売管理パッケージの起動メニューの先頭ページで、この先頭ページから“受注業務”項目を選択することにより、受注業務ページ802が表示され、受注業務に登録されている各プログラムを起動できる。
また、先頭ページから“請求入金業務”を選択することにより、請求入金業務ページ803が表示され、請求入金業務に登録されている各プログラムを起動できる。
このように、階層化されたアプリケーション起動メニューを示している。
【0004】
図15は、図14のアプリケーション起動メニューを定義したファイル構成の一例を表した図である。
アプリケーション起動メニュー定義プログラム901が、ログインごとのメニューページ構造定義902とページ数分のページ項目詳細定義903を生成する。
ページ項目詳細定義ファイルに記憶される項目属性904としては、タイプ、項目タイトル、プログラムPATH及び、アイコン情報等がある。
これらのファイルを業務運用ミドルウェアとしてのアプリケーション起動プログラム905が読み込んで、図14で示したメニューを表示して各種プログラムを実行する。
【0005】
図16は、ページ項目詳細定義903に出力する情報を定義するための画面例を示す。
このページ毎に入力する項目編集画面1001の構成として、ページタイトル1002と項目詳細定義の入力フィールド1003がある。項目詳細入力フィールドでは、タイプ、タイトル、プログラムのPATH、引数、作業ディレクトリ及び、アイコン情報をページ項目数分定義する。このページ項目編集画面で定義する情報(一画面分)×ページ数×ログインユーザ数(システム管理者、管理職、担当者ごと)がシステム内にあるパッケージを含むアプリケーション起動メニューを作成する際に、定義する全情報となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術で示したアプリケーション起動メニューを定義し、生成する方法では、一般的な業務パッケージのアプリケーション起動メニューを定義しようとすると、図16の項目詳細定義の入力フィールド1003で示した少なくとも6つの項目(タイプ、タイトル、プログラムのPATH、引数、作業ディレクトリ、アイコン情報)について、1ページ当り10数項目×数10ページ以上に渡るログインユーザ数の定義が必要になる。従って、少なくともシステム全体で数100項目の定義が必要になる。
【0007】
これは、業務パッケージを開発する上で無視できない作業量であるし、ユーザの実際の運用後のコンピュータ環境の変更やアプリケーション起動メニューのカスタマイズに容易に対応できない。
【0008】
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、業務パッケージ等のアプリケーション起動メニューを定義するに当って、数100項目に渡る実行プログラムの起動メニュー化や、コンピュータに分散して配置された同じカテゴリに属する実行プログラムの起動メニュー化を自動的に行い、ソフトウェア開発者やシステムインテグレーターのアプリケーション起動メニュー作成の効率を向上することを目的とする。
また、実行プログラムのディレクトリ変更、プログラム追加/削除などのコンピュータ環境の変更にも容易に対応できるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るアプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置は、計算機に記憶されたプログラムによって構成されるアプリケーションを起動するアプリケーション起動メニューを定義する定義ファイルを生成するアプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置において、
アプリケーション起動メニューに組み込むアプリケーションを構成するプログラムを検索する検索条件を入力するプログラム検索条件入力処理部と、
上記プログラム検索条件入力処理部で入力された検索条件を解析する検索条件解析部と、
上記検索条件解析部で解析された検索条件に基づいて、計算機に記憶されたプログラムを検索して検索条件を満たすプログラムを検出し、検出されたプログラムの情報をプログラム情報として出力するプログラム検索処理部と、
上記検索条件解析部によって解析された検索条件と、上記プログラム検索処理部から出力されたプログラム情報とを入力し、解析された検索条件とプログラム情報とに基づいて、アプリケーション起動メニューを定義する定義ファイルを生成する定義ファイル生成部と
を備えたことを特徴とする。
【0010】
上記アプリケーション起動メニューは、複数のページから構成され、
上記検索条件解析部は、
複数のページそれぞれに対応して入力された検索条件を、アプリケーション起動メニューを構成するページ単位に分割してページ単位検索条件として生成するメニューページ構造解析部と、
上記メニューページ構造解析部で生成されたページ単位検索条件を入力し、入力されたページ単位検索条件を解析し、解析結果をページ単位解析条件として上記プログラム検索処理部へ出力するプログラム検索条件の構文解析部とを備え、上記プログラム検索処理部は、上記ページ単位解析条件を入力し、入力されたページ単位解析条件に基づいて、ページ単位毎に計算機に記憶されたプログラムを検索し、
上記定義ファイル生成部は、さらに、
上記メニューページ構造解析部から出力されたページ単位検索条件を入力し、入力されたページ単位検索条件に基づいて、ページ毎にメニューの構成を定義するメニューページ構造定義を生成するメニューページ構造定義生成部と、
上記メニューページ構造解析部で生成されたページ単位検索条件と上記プログラム情報とを入力し、入力されたページ単位検索条件とプログラム情報とからページ毎にメニューに掲載するプログラムを含むメニューの掲載項目を定義するページ項目詳細定義を生成するページ項目詳細定義生成部とを備えたことを特徴とする。
【0011】
上記検索条件入力処理部で入力される検索条件は、プログラムをアクセスするアクセス権を含み、
上記プログラム検索処理部は、アクセス権のあるプログラムを検出することを特徴とする。
【0012】
上記検索条件入力処理部で入力される検索条件は、プログラムが作成された日付情報を含み、
上記プログラム検索処理部は、上記日付情報を満たすプログラムを検出することをことを特徴とする。
【0013】
上記検索条件は、複数のアプリケーションの名称と、上記複数のアプリケーションそれぞれを構成するプログラムを検索する検索条件を含むことを特徴とする。
【0014】
上記検索条件入力処理部は、検索条件のひな形を備えていることを特徴とする。
【0015】
上記プログラムは、自己のプログラムのバージョン情報とともに、アプリケーション起動メニューの作成に関する情報を保持し、
上記プログラム情報は、上記アプリケーション起動メニューの作成に関する情報を含むことを特徴とする。
【0016】
上記ページ項目詳細定義生成部は、プログラムが実行するための環境設定を計算機のシステム環境に追加することを特徴とする。
【0017】
上記アプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置は、さらに、生成された定義ファイルを表示し、表示された定義ファイルに関する変更を入力し、入力された変更に基づいて上記定義ファイルを更新する情報更新部を備えたことを特徴とする。
【0018】
上記検索条件入力処理部で入力される検索条件は、メニュー定義ファイルに基づいて、アプリケーション起動メニューを生成するアプリケーションソフトウェアを特定するアプリケーションソフトウェア情報を含むことを特徴とする。
【0019】
この発明に係るアプリケーション起動メニュー生成装置は、計算機に記憶されたプログラムによって構成されるアプリケーションを起動するアプリケーション起動メニューを定義する定義ファイルを生成するアプリケーション起動メニュー生成装置において、
アプリケーション起動メニューに組み込むプログラムを検索する検索条件を入力するプログラム検索条件入力処理部と、
上記プログラム検索条件入力処理部で入力された検索条件を解析する検索条件解析部と、
上記検索条件解析部で解析された検索条件に基づいて、計算機に記憶されたプログラムを検索して検索条件を満たすプログラムを検出し、検出されたプログラムの情報をプログラム情報として出力するプログラム検索処理部と、
上記検索条件解析部によって解析された検索条件と、上記プログラム検索処理部から出力されたプログラム情報とを入力し、入力された検索条件とプログラム情報とに基づいて、アプリケーション起動メニューを定義する定義ファイルを生成する定義ファイル生成部と、
上記定義ファイル生成部から出力された定義ファイルに基づいて、アプリケーション起動メニューを生成するメニュー生成部と
を備えたことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、アプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置を含むアプリケーション起動メニュー生成システムの一例を表わすブロック図である。
このアプリケーション起動メニュー生成システムは、計算機上で動作する。
また、計算機は、ユーザによって検索条件を入力する入力装置(例えば、キーボード、マウスなど)と表示装置(例えば、CRT(Cathode−Ray Tube)など)を備える。
【0021】
さらに、計算機は、記憶装置を備える。記憶装置は、このアプリケーション起動メニュー生成システムによって生成されるメニューに組み込むアプリケーションを構成するプログラムの実行ファイルを記憶する。
図2は、上記記憶装置に記憶されたプログラムの実行ファイルのバージョン情報の一例を示している。
アプリケーションを構成するプログラムの実行ファイルは、図2に一例として示すバージョン情報をプログラムの実行ファイルのヘッダ部分(ヘッダ部分以外であってもよい)に記憶している。
また、図2は、バージョン情報の一例を示したものであり、これに限られるわけではない。
【0022】
以下の説明では、「プログラムの実行ファイル」を、単に「プログラム」または「実行プログラム」と表すこともある。この明細書内では、「プログラムの実行ファイル」と「プログラム」と「実行プログラム」とを区別しないものとし、プログラムから作成される実行ファイル(実行モジュール)を示す。
【0023】
図2のバージョン情報の例では、販売管理という業務パッケージ製品のアプリケーション起動メニューのあるページに含まれる実行プログラム“JIN.EXE”のバージョン情報が201に示すような情報を持っていたとする。このなかの情報、例えば、説明がページ・タイトル、コメントが実行プログラムのタイトル、製品名が業務パッケージの製品名を表している。
これらのバージョン情報項目をキーとして図1のアプリケーション起動メニュー生成用プログラム検索条件101を指定し、後述するプログラム検索処理部106でこの検索条件からコンピュータ内の全ファイルを検索して条件に合ったバージョン情報を持っている実行ファイルを抽出する。
【0024】
次に、アプリケーション起動メニュー生成システムの構成を説明する。
アプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置102は、計算機に記憶されたプログラムによって構成されるアプリケーションを起動するアプリケーション起動メニューを定義する定義ファイルを生成する。
メニューに掲載するアプリケーションは、少なくとも一のプログラムから構成される。
【0025】
101は、ユーザによって入力される検索条件を示す。
検索条件101は、アプリケーション起動メニューに組み込むアプリケーションを構成するプログラムを検索するための条件である。
103は、検索条件101を入力するプログラム検索条件入力処理部である。以下に説明する、このシステムによって生成するアプリケーション起動メニューは、複数のページから構成され、検索条件は、複数のページそれぞれに対応する検索条件を含む場合を示す。
【0026】
また、アプリケーション起動メニューは、一のアプリケーションの名称、若しくは、複数のアプリケーションの名称を表示する。
従って、検索条件は、一のアプリケーションの名称、若しくは、複数のアプリケーションの名称を含む。また、検索条件は、一のアプリケーション、若しくは、複数のアプリケーションそれぞれを構成するプログラムの検索条件を含む。
この実施の形態では、アプリケーションとして、業務パッケージ等の製品を一例として説明する。
【0027】
113は、プログラム検索条件入力処理部103で入力された検索条件を解析する検索条件解析部である。検索条件解析部113は、メニューページ構造解析部104と、プログラム検索条件の構文解析部105とを含む。
【0028】
メニューページ構造解析部104は、複数のページそれぞれに対応して入力された検索条件を、アプリケーション起動メニューを構成するページ単位に分割してページ単位検索条件として生成する。
プログラム検索条件の構文解析部105は、メニューページ構造解析部104で生成されたページ単位検索条件を入力し、入力されたページ単位検索条件を解析し、解析結果をページ単位解析条件として後述するプログラム検索処理部へ出力する。
【0029】
105は、検索条件解析部113(プログラム検索条件の構文解析部105)で解析された検索条件(ページ単位解析条件)に基づいて、計算機に記憶されたプログラムを検索して解析された検索条件(ページ単位解析条件)を満たすプログラムを検出し、検出されたプログラムの情報をプログラム情報として出力するプログラム検索処理部である。
【0030】
114は、検索条件解析部113によって解析された検索条件と、プログラム検索処理部106から出力されたプログラム情報とを入力し、解析された検索条件とプログラム情報とに基づいて、アプリケーション起動メニューを定義する定義ファイルを生成する定義ファイル生成部である。
定義ファイル生成部114は、メニューページ構造定義生成部107とページ項目詳細定義生成部108とを含む。
【0031】
メニューページ構造定義生成部107は、メニューページ構造解析部104から出力されたページ単位検索条件を入力し、入力されたページ単位検索条件に基づいて、ページ毎にメニューの構成を定義するメニューページ構造定義109を生成する。
メニューページ構造定義109は、アプリケーション起動メニューの全ページのメニューページ構造を含む。
ページ項目詳細定義生成部108は、メニューページ構造解析部104で生成されたページ単位検索条件と上記プログラム情報とを入力し、入力されたページ単位検索条件とプログラム情報とからページ毎にメニューに組み込むプログラムを含むメニューの掲載項目を定義するページ項目詳細定義110を生成する。
【0032】
メニューページ構造定義109とページ項目詳細定義110とは、定義ファイル生成部114によって生成される定義ファイルの一例として示している。これ以外の定義ファイルを生成し、生成された定義ファイルを使用してアプリケーション起動メニューを生成する場合であってもかまわない。
【0033】
111は、メニューページ構造定義109とページ項目詳細定義110との定義ファイルに基づいて、アプリケーション起動メニューを生成するアプリケーション起動プログラムである。
アプリケーション起動プログラム111は、アプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置102で生成された定義ファイルを利用してアプリケーション起動メニューを生成するプログラムであればよい。
【0034】
アプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置102は、アプリケーション起動メニュー生成システムで使用するアプリケーション起動プログラムが利用できる形式の定義ファイルを生成する。
112は、アプリケーション起動プログラム111によって生成されたアプリケーション起動メニューである。
【0035】
次に、このアプリケーション起動メニュー生成システムの動作を説明する。
図3は、このアプリケーション起動メニュー生成システムの動作の一例を表わす図である。
【0036】
ユーザは、まず、検索条件101を入力する(S10)。
図4は、検索条件101を入力する検索条件入力画面301の一例を表わしている。この検索条件入力画面は、検索条件入力処理部103に含まれる。
ユーザは、表示装置に表示される検索条件入力画面301を用いて、入力装置を使用して検索条件101を入力する。入力された検索条件101は、検索条件入力処理部103に入力される。
検索条件とは、アプリケーション起動メニューに含む図2に示すプログラムの実行ファイルのバージョン情報(一例として図2)をキーとした検索条件である。
【0037】
図4の例を用いて、入力の手順の一例を説明する。このプログラム検索条件入力画面301には、検索条件のキーとなる実行プログラムのバージョン情報の値を入力する。
302は、製品名の入力フィールド、303は、製品バージョンの入力フィールド、304は、アプリケーション起動メニューに含まれる各ページの情報(ページNo、ページタイトル、プログラム検索条件)を入力するフィールドを示している。
【0038】
例えば、ページタイトル:受注入力のページに含まれるプログラムは、バージョン情報の“製品名”項目が“販売管理”で、“製品バージョン”項目が“D30”で、“説明”項目文字列に“受注”または“売上”が含まれている実行プログラムが選択される。
ページタイトル:発注仕入業務のページに含まれるプログラムは、バージョン情報の“製品名”項目が“販売管理”で、“製品バージョン”項目が“D30”で、“説明”項目文字列に“発注”または“仕入”が含まれていて、“ファイルバージョン”項目が“5.00”の実行プログラムが選択される。
ここで、‘*’はワイルドカード、“OR”は論理和、“AND”は論理積を示す。
【0039】
尚、アプリケーション起動メニューの1ページ目は、図14に示したように、ページタイトル項目が並んでいて各ページタイトル項目を選択することよりそのページ画面が表示され、登録されている実行プログラムを実行することができる形式となっている。
【0040】
検索条件入力処理部103へ入力された検索条件101は、検索条件解析部113のメニューページ構造解析部104へ渡され、検索条件101をページ単位に分割し、ページ単位検索条件を生成する(S20)。
さらに、メニューページ構造解析部104は、メニューのページ単位の構造を定義するメニューページ構造定義109を生成する(S60)。
【0041】
図5に、メニューページ構造定義109の一例を示している。
401がそのレコード内容を表し、“[ENVIRONMENT]”がセクション名、“PRODUCT NAME=”の次の文字列が製品名、“PAGE COUNT=”の次の数字がメニューページ数、“PAGE FILE NO=”の次の‘,’で区切られた複数の文字列が図6で説明するページ項目詳細定義名の下4文字に対応している。
【0042】
プログラム検索条件の構文解析部105は、メニューページ構造解析部104からページ単位検索条件を受け取り、ページ単位検索条件を解析する。
解析されたページ単位検索条件は、ページ単位解析条件としてプログラム検索処理部106へ渡される(S30)。
【0043】
プログラム検索処理部106では、ページ単位解析条件に基づいて、記憶装置に記憶されたプログラムを検索し、検索条件に適合する実行プログラムを検出する(S40)。検出された実行プログラムは、プログラム情報として、上記ページ単位解析条件とともに、ページ項目詳細定義生成部108へ渡される。
【0044】
ページ項目詳細定義生成部108は、入力されたプログラム情報とページ単位解析条件とに基づいて、ページ項目詳細定義110を生成する(S50)。
図6にページ項目詳細定義110の一例を示している。
【0045】
図6は、図5で示したページ項目詳細定義のPAGE0002の一例である。501がそのレコード内容を表し、先頭レコード“受注業務”がページタイトル、二番目のレコード以降が各実行プログラムの情報となり、‘,’で区切られた次の形式を持つ。
具体的には、“プログラムPATH+引数”,“プログラムタイトル”,“アイコンファイル”,“アイコンインデックス”,“作業ディレクトリ”,を意味している。
【0046】
アプリケーション起動プログラム111は、メニューページ構造定義109とページ項目詳細定義110とに基づいて、アプリケーション起動メニュー112を生成する。
生成されたアプリケーション起動メニュー112によって、ユーザは、アプリケーションを構成するプログラムを実行する。
【0047】
このように、アプリケーション起動メニューに組み込むアプリケーションを構成するプログラム(実行プログラム)のバージョン情報をキーとしたプログラムの検索条件101を入力することにより、アプリケーション起動メニューを定義する定義ファイルの自動生成が可能になる。
その結果、ソフトウェア開発者やシステムインテグレーターのアプリケーション起動メニュー作成の効率を向上させ、実行プログラムのディレクトリ変更、プログラム追加/削除などの動作環境の変更にも容易に対応できるようになる。
【0048】
実施の形態2.
この実施の形態では、検索条件101にプログラムのアクセス権を含む場合を説明する。
プログラムのアクセス権は、一例として、ログイン名によって判断することができる。この実施の形態では、検索条件101にログイン名を付加する場合を説明する。
【0049】
具体的には、検索条件入力画面301にログイン名を追加し、ログイン名を指定させるようにする。
プログラム検索処理部106は、検索条件101で指定されたログイン・アカウントでアクセス権のある実行プログラムのみを検出する。
検出された実行プログラムをプログラム情報として、ページ項目詳細定義生成部108へ出力する。ページ項目詳細定義生成部108は、このプログラム情報に基づいてページ項目詳細定義110を生成する。
【0050】
このようにして、従来では、作成に時間を要した図15の906に一例として示すログイン名ごとのアプリケーション起動メニューを定義する定義ファイルを自動生成できる。
従って、ログイン名ごとにカスタマイズされたアプリケーション起動メニューを生成する効率が向上する。
【0051】
実施の形態3.
この実施の形態では、検索条件101にプログラムの作成された日付情報を含む場合を説明する。
具体的には、検索条件入力画面301で日付情報を追加し、日付情報を指定させるようにする。
【0052】
プログラム検索処理部106は、検索条件101で指定された日付情報を含む検索条件101に適合する実行プログラムのみを検出する。
日付情報は、指定された日付情報を基準に、その日付より前に作成された実行プログラムを検索する場合、その日付より後に作成された実行プログラムを検索する場合、その日付に作成された実行プログラムを検索する場合、などが考えられる。
【0053】
このようにして、検出された実行プログラムをプログラム情報として、ページ項目詳細定義生成部108へ出力し、ページ項目詳細定義生成部108は、このプログラム情報に基づいてページ項目詳細定義110を生成する。
【0054】
このように、日付情報を検索条件に含めることにより、実行プログラムのバージョン情報によらず、実行プログラムが作成された日付によって実行プログラムを検索することができる。
また、ファイルバージョン情報では区別がつかないが日付情報が異なる2つの実行プログラムのどちらか一方を選択してアプリケーション起動メニュー定義ファイルに含めることができる。従って、より正確なアプリケーション起動メニュー定義の生成が可能となる。
【0055】
実施の形態4.
この実施の形態では、アプリケーション起動メニューに複数のアプリケーション(業務パッケージ等の製品)を組み込む場合を説明する。
複数のアプリケーションには、同じ機能を備えるアプリケーションの異なるバージョンを含めてもよいし、異なる機能を備えるアプリケーションを含めてもよい。
【0056】
図7は、この実施の形態の検索条件入力画面の一例を示す。
検索条件入力画面601は、検索条件のキーとなるアプリケーション(製品)の名称と実行プログラムのバージョン情報の値を入力項目を備える。
602は同一のアプリケーション起動メニューに含める製品名情報入力フィールド、603はアプリケーション起動メニューに含まれる各ページの情報を入力するフィールドを示している。図4の304と異なるところは、603に示す各ページの検索条件に製品No.が含まれていることである。
この製品No.は602の製品名情報の製品No.と対応している。
【0057】
例えば、ページタイトル:受注入力のページに含まれるプログラムは、バージョン情報の“製品名”項目が“販売管理”で、“製品バージョン”項目が“D30”で、“説明”項目文字列に“受注”または“売上”が含まれている実行プログラムが選択される。
ページタイトル:月次業務のページに含まれるプログラムは、バージョン情報の“製品名”項目が“会計情報”で、“製品バージョン”項目が“E00”で、“説明”項目文字列に“月次”または“配賦”が含まれていて、“ファイルバージョン”項目が“6.30”から“7.20”の間の値をもった実行プログラムが選択される。
【0058】
プログラム検索処理部106は、検索条件101で指定された検索条件に適合する実行プログラムのみを検出する。
この実施の形態では、図7で入力されたアプリケーション(製品)それぞれを構成する実行プログラムをプログラム検索処理部106が検索して、検索条件101に適合する実行プログラムを検出する点が、実施の形態1と異なる。
上記以外の動作は、実施の形態1と同様である。
【0059】
アプリケーション(製品)の具体例としては、会計パッケージや給与計算パッケージや人事情報パッケージなどの業務パッケージ(「以下、パッケージ製品」ともいう)が含まれる。
それぞれのパッケージ製品は、数10〜数100の実行プログラムを含んでおり、それぞれ別々の体系化されたアプリケーション起動メニューを定義する。
【0060】
ユーザは、会計パッケージを使用するときは、アプリケーション起動メニューから、会計パッケージ用に設定されたログイン(例えば、KAIKEI)名でログインすることにより、会計パッケージ用のアプリケーション起動メニューが表示されてその業務プログラムを実行することができる。
給与計算パッケージを使用するときは、別のログイン(例えば、KYUYO)名でログインし直すと、給与計算用のアプリケーション起動メニューが表示されて業務を実行できる。
【0061】
従って、それぞれのパッケージ製品は、一つのメニュー画面から展開する別々の体系を持ったアプリケーション起動メニューを持つことができる。
実施の形態4は、別々の体系の起動メニューを持った複数のパッケージ製品をユーザの便宜を考えて同じ起動メニューに含めて、一度、アプリケーション起動メニューを開き、ログイン名を入力し直すことによって、複数パッケージ製品のプログラムを起動できるようなアプリケーション起動メニューを作成することを実現する。
また、ログインし直すことなく、複数パッケージ製品のプログラムを起動できるようなアプリケーション起動メニューを作成することも可能である。
【0062】
このように、複数のアプリケーション(製品)の実行プログラムをまとめて一つのアプリケーション起動メニュー定義にすることにより、複数のアプリケーション(製品)の実行プログラムを同じアプリケーション起動メニューから同じ操作性で起動することができる。
【0063】
また、複数製品の実行ファイルをまとめて一つのアプリケーション起動メニュー定義ファイルにすることにより、複数製品の実行プログラムを同じアプリケーション起動メニューから同じ操作性で実行することができ、ユーザから見て操作の連続性があり、システム管理者からみても操作教育費が半減する。
【0064】
実施の形態5.
この実施の形態では、検索条件101でユーザが指定するような条件を、予め、ひな形として検索条件入力処理部103や、実行プログラムに記憶しておき、記憶されたひな形を利用することによって定義ファイルを生成する場合を説明する。
【0065】
図8は、アプリケーション起動メニューが展開される順序を示す図の一例である。
このようなメニューの展開は、実施の形態1では、検索条件入力処理部103からユーザが検索条件101を入力することによって実現できる。
【0066】
この実施の形態では、図9、図10に一例として示す、メニューポリシーを検索条件入力処理部103で用意しておき、ユーザに選択させることによって、図8のようなメニューを生成する。
検索条件入力処理部103は、メニューの展開のひな形を表示し、表示されたメニューの展開をユーザが選択することによって図9、図10のような検索条件を指定するようにしてもよい。
【0067】
705または706で示したメニューポリシーの例は、“ページタイトル1(項目配置順序)”の形式で記述されており、‘→’はメニューの階層化を示す。“受注入力”は、701の先頭ページから“受注業務”を選択し、702のページから“受注関連業務”を選択し表示された703のページの一番上に配置されていることを示す。“売上日報”は、701の先頭ページから“受注業務”を選択し、702のページから“売上関連業務”を選択し表示された704のページの上から3番目に配置されていることを示す。
【0068】
また、図9の705または図10の706で示すようなメニューのページ順序やメニューの階層化情報等を実行プログラムの予め決められたバージョン情報のキー値(メニューポリシー情報)に追加しておくことにより、ユーザが検索条件を指定することなくアプリケーション起動メニュー定義を自動生成するようにしてもよい。
【0069】
このメニューポリシー情報は、メニューポリシー情報そのもでもよいし、予めひな形として検索条件入力処理部103に記憶されているメニューポリシー情報の内、どのメニューポリシー情報を選択するか、という情報であってもよい。
また、メニューポリシー情報以外のメニュー作成に関する情報であってもよい。
メニュー作成に関する情報は、プログラム検索処理部106によってプログラム情報に組み込まれ、ページ項目詳細定義生成部108で利用される。
【0070】
このように、予め実行プログラムにメニューポリシーのようなアプリケーション起動メニューの構造情報を追加しておくことによりアプリケーション起動メニュー定義を完全自動生成できるため、さらにメニュー生成効率が向上する。
また、検索条件入力処理が必要でなくなり、ユーザによる入力介入がなくなるため、アプリケーション起動メニュー定義のバッチ生成が可能となる。
【0071】
実施の形態6.
実施の形態6では、実行プログラムが実行する際に必要となる関連ファイルの設定環境を、アプリケーション起動メニュー定義ファイル生成時に各プログラムごとにチェック、設定を行い、さらに、不備があった場合のエラーログ・ファイルを出力する機能を付加する場合について説明する。
【0072】
ページ項目詳細定義生成部108は、アプリケーション起動メニュー定義ファイルを構成するページ項目詳細定義110を生成する際に、プログラムが実行するための環境設定を計算機に備えられたシステム環境に追加する。
具体的には、ページ項目詳細定義生成部108は、各実行プログラムが正常に起動できるようにそのコンピュータ上のパス変数の設定、DLL(Dynamic Link Libarary)やOCX(Object Linking Embedding Custom Controls)等の関連ファイルの設定も合わせて行う。
【0073】
その際、必要な関連ファイルがコンピュータ上に存在しなかった場合、エラーログ・ファイルの出力も行う。
このように、アプリケーション起動メニューが正しくそのコンピュータ上で動作できるような設定及び、関連ファイルの存在チェックをアプリケーション起動メニュー定義ファイル生成時に行う。
【0074】
このように、アプリケーション起動メニューが正しくそのコンピュータ上で動作できるような設定、及び、関連ファイルの存在チェックをアプリケーション起動メニュー定義ファイル生成時に行うことにより、アプリケーション実行時のエラーを事前にチェックし、対策を講じることが可能となる。
【0075】
実施の形態7.
この実施の形態では、アプリケーション起動メニューの定義ファイルを生成する際に、定義ファイルまたは、決められたディレクトリ下に存在する複数の実行ファイルのバージョン情報を読み込み、各ページメニュー項目としてのプログラムのバージョン情報に任意の情報を変更、追加または、一括更新する場合を説明する。
【0076】
この実施の形態では、図2に示すような実行プログラムのバージョン情報をキーとしてコンピュータ内の全ファイルを検索して、アプリケーション起動メニュー定義を自動生成する方式を前提としている。
この前提となる実行プログラムのバージョン情報は、通常製品化する際に実行プログラム内に最低限の内容を埋め込んでおくのが通例である。しかしながら、プログラムによっては内容に不備や欠落がある場合がある(人為的なミス)。
【0077】
このような場合でも、定義ファイル生成後に誤りを補ったり、実行プログラム開発段階で一括して必要なバージョン情報を埋め込んでおけば、人為的なミスを極力防ぐことができ、誤りのないアプリケーション起動メニューの定義ファイルを生成することが可能となる。
【0078】
図11に、この実施の形態の構成の一例を示す。
この実施の形態では、実施の形態1で生成された定義ファイルを利用する。
図11では、定義ファイルを生成する部分の構成(図1で示したもの)を省略している。
メニューページ構造定義1101は、図1のメニューページ構造定義109と、ページ項目詳細定義1102は、ページ項目詳細定義110と同じものである。
【0079】
実行プログラム1103は、計算機の記憶装置に記憶されたプログラムの実行ファイルである。
情報更新部1104は、生成された定義ファイルをバージョン情報更新用画面1105を用いて表示し、表示された定義ファイルに関する変更を入力し、入力された変更に基づいて上記定義ファイルを更新する。
【0080】
次に、動作を説明する。
情報更新部1104は、メニューページ構造定義1101、ページ項目詳細定義1102、及び、実行プログラム1103を読み込む。
読み込まれた情報は、一旦、図12に一例として示したようなバージョン情報更新画面1201に見やすい形で表示する。
【0081】
ユーザは、表示された情報に欠落があることを発見した場合、ユーザは、例えば、1203の製品バージョン情報や、1204の各項目におけるタイプ、引数、作業ディレクトリ(DIR)等を書き込む。
また、ユーザは、変更したい情報についてバージョン情報更新用画面1105を用いて再入力する。
【0082】
最後にユーザが“登録”ボタンを押下することにより、情報更新部1104は、入力された情報を、メニューページ構造定義1101、ページ項目詳細定義1102、または、実行プログラム1103に書き込み、、それぞれのファイルの情報を更新する。
実行プログラムは、開発段階の実行プログラムであってもよい。
【0083】
このようにして、情報更新部1104が定義ファイルから読み込んだ情報をバージョン情報更新用画面1105に表示させ、各実行プログラムの情報を更新後、各実行プログラムのバージョン情報を一括更新する。
【0084】
このように、アプリケーション起動メニュー定義を自動生成するための各実行プログラムのバージョン情報の変更/追加や一括更新が可能になるため、各実行プログラムのバージョン情報を変更してリビルドすることなく、アプリケーション起動メニューの変更や追加が可能となる。
【0085】
実施の形態8.
この実施の形態では、アプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置102(図1)に、定義ファイルに基づいてアプリケーション起動メニューを生成するメニュー生成部を備えたアプリケーション起動メニュー生成装置(アプリケーション起動メニュー生成システム)について説明する。
図13に、この実施の形態のアプリケーション起動メニュー生成装置のメニュー生成部に関連する構成の一例を示す。
【0086】
この実施の形態のアプリケーション起動メニュー生成装置は、図1のアプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置102に、メニュー生成部1303を追加したものである。
図13では、定義ファイルを生成するまでの構成(アプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置102)は、図1と同じであるため、省略している。メニューページ構造定義1301は、図1のメニューページ構造定義ファイル109と、ページ項目詳細定義1302は、図1のページ項目詳細定義110と同じものである。
【0087】
以下に、実施の形態1と同様の手順で生成され、出力されたメニューページ構造定義1301とページ項目詳細定義1302を入力し、アプリケーション起動メニューを生成し、生成されたアプリケーション起動メニューから実行プログラム1310を起動する実現方式について説明する。
【0088】
メニュー生成部1303内のメニューページ構造定義入力部1304が、メニューページ構造定義1301を入力する。
メニュー構造解析部1305は、入力されたメニューページ構造定義1301に基づいて、その構造を解析する。
メニュー構造解析部1305は、解析された結果をメニュー情報セーブ領域1307に保存する。
【0089】
上記の動作と並行して、各ページの項目詳細定義については、ページ項目詳細定義入力部1305を通してページ項目詳細定義1302を入力する。同じくメニュー情報セーブ領域1307に保存する。
次に、アプリケーション起動メニュー生成部1308がメニュー情報セーブ領域1307に保存されているメニュー情報を入力し、保存された定義に従って、図14に示したようなアプリケーション起動メニュー画面1309を生成して表示する。
【0090】
このアプリケーション起動メニュー画面1309は、ユーザから選択されることによって、選択された製品の実行プログラムを起動するプログラムを備える。従って、ユーザは、表示されたメニューの各起動項目をマウスからダブルクリックまたは、キーボードの“ENTER”キーを押下することによって、実行プログラム1310を起動する。
【0091】
アプリケーション起動メニュー定義ファイルを生成するだけでなく、定義ファイルをもとに図14や図15に示したようなアプリケーションを起動することができるアプリケーション起動メニューとしてのウィンドウを持ったアプリケーション起動メニュー画面1309(プログラム)を生成するようにしてもよい。
これにより、ジョブ運用管理ミドルウェア等のアプリケーション起動メニュー定義ファイルを読み込んで実際に業務を遂行するアプリケーション起動プログラムを別に購入する必要がなくなる。
【0092】
【発明の効果】
この発明に係るアプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置及びアプリケーション起動メニュー生成装置によれば、アプリケーション起動メニューの定義ファイルの自動生成が可能になり、ソフトウェア開発者やシステムインテグレーターのアプリケーション起動メニュー作成の効率を向上し、実行プログラムのディレクトリ変更、プログラム追加/削除などのコンピュータ環境の変更にも容易に対応できるようになる。
【0093】
この発明によれば、アプリケーション起動メニュー生成用プログラム検索条件にログイン名を含めることにより、プログラム検索処理部が指定されたログイン・アカウントでアクセス権限のあるファイルのみをリストアップしてページ項目詳細定義ファイルへ出力するように構成したため、ログイン名ごとにカスタマイズされたメニュー生成効率が向上する。
【0094】
この発明によれば、アプリケーション起動メニュー生成用プログラム検索条件にファイルのバージョン情報だけでなく、ファイル日付情報を含めることにより、プログラム検索処理部が指定された日付情報の条件を満たしたファイルのみをリストアップしてページ項目詳細定義ファイルへ出力するように構成したため、ファイルバージョン情報では区別がつかないが日付情報が異なる2つの実行ファイルのどちらか一方を選択してアプリケーション起動メニュー定義に含めることができるため、より正確なアプリケーション起動メニュー定義の生成が可能となる。
【0095】
この発明によれば、アプリケーション起動メニュー生成用プログラム検索条件に一つの製品のファイルのバージョン情報だけでなく、複数製品のファイルのバージョン情報を指定できるようにして、メニューページ構造解析部で複数製品の検索条件を扱えるようにして、この条件で検索されたファイルをリストアップして、アプリケーション起動メニュー定義を作成するように構成したため、複数製品の実行ファイルをまとめて一つのアプリケーション起動メニュー定義ファイルにすることにより、複数製品の実行プログラムを同じアプリケーション起動メニューから同じ操作性で実行することができ、ユーザから見て操作の連続性があり、システム管理者からみても操作教育費が半減することができる。
【0096】
この発明によれば、アプリケーション起動メニュー生成用プログラム検索条件で指定するような条件、例えば、メニューのページ順序やメニューの階層化情報等を実行ファイルの予め決められたバージョン情報のキー値(メニューポリシー情報)に追加しておくことにより、ユーザが検索条件を指定することなくアプリケーション起動メニュー定義を自動生成するように構成したため、アプリケーション起動メニュー定義ファイルを完全自動生成できるため、さらにメニュー生成効率が向上するという効果がある。また、検索条件入力処理がなくなりユーザによる入力介入がなくなるため、検索条件の入力ミスによる生成されたアプリケーション起動メニュー定義の誤りをなくすということができる。
【0097】
この発明によれば、ページ項目詳細定義生成部でアプリケーション起動メニュー定義ファイルを生成するだけでなく、各プログラム項目が正常に起動できるようにそのコンピュータ上のパス変数の設定、DLLやOCX等の関連ファイルの設定も合わせて行い、合わせて、必要な関連ファイルがコンピュータ上に存在しなかった場合、エラーログ・ファイルの出力も行うように構成したため、アプリケーション起動メニューが正しくそのコンピュータ上で動作できるような設定及び、関連ファイルの存在チェックをアプリケーション起動メニュー定義ファイル生成時に行うことにより、アプリケーション実行時のエラーを事前にチェックし対策を講じることが可能となる。
【0098】
この発明によれば、アプリケーション起動メニュー定義ファイルを生成するだけでなく、それらの定義ファイルまたは、決められたディレクトリ下に存在する複数の実行ファイルのバージョン情報を読み込み、各ページメニュー項目としてのプログラムのバージョン情報に任意の情報を変更、追加または、一括更新するように構成したため、各実行プログラムのバージョン情報を変更してリビルドすることなく、アプリケーション起動メニューの変更や追加が可能となる。
【0099】
この発明によれば、アプリケーション起動メニュー定義ファイルを生成するだけでなく、それらの定義情報をもとに実際にアプリケーションを起動することができるウィンドウを持ったプログラムを生成するように構成したため、ジョブ運用管理ミドルウェア等のアプリケーション起動メニュー定義ファイルを読み込んで実際に業務を遂行するアプリケーション起動プログラムを別に購入する必要がなくなり、経費を節減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のアプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置を含むアプリケーション起動メニュー生成システムの一例を表わすブロック図。
【図2】プログラムのバージョン情報の一例を示す図。
【図3】実施の形態1のアプリケーション起動メニュー生成システムの動作の一例を表わす図。
【図4】実施の形態1のプログラム検索条件入力画面の一例を示す図。
【図5】実施の形態1のメニューページ構造定義の一例を表わす図。
【図6】実施の形態1のページ項目詳細定義の一例を表わす図。
【図7】実施の形態4のプログラム検索条件入力画面の一例を表わす図。
【図8】実施の形態5のアプリケーション起動メニューの構成の一例を表わす図。
【図9】実施の形態5のプログラム”受注入力”のバージョン情報の一例を表わす図。
【図10】実施の形態5のプログラム”売上日報”のバージョン情報の一例を表わす図。
【図11】実施の形態7の情報更新部に関する構成の一例を表わす図。
【図12】実施の形態7のバージョン情報更新画面の一例を示す図。
【図13】実施の形態8のメニュー生成部に関する構成の一例を示す図。
【図14】従来のアプリケーション起動メニューの表示例を示す図。
【図15】従来のアプリケーション起動メニュー定義の生成例を示す図。
【図16】従来のアプリケーション起動メニューの項目編集画面の一例を示す図。
【符号の説明】
101 アプリケーション起動メニュー生成用プログラム検索条件、102 アプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置、103 検索条件入力処理部、104 メニューページ構造解析部、105 プログラム検索条件の構文解析部、106 プログラム検索処理部、107 メニューページ構造定義生成部、108 ページ項目詳細定義生成部、109,1101,1301 メニューページ構造定義、110,1102,1302 ページ項目詳細定義、111アプリケーション起動プログラム、112 アプリケーション起動メニュー、113 検索条件解析部、114 定義ファイル生成部、201 実行プログラムのバージョン情報例、301 プログラム検索条件入力画面、302,1202 製品名の入力フィールド、303,1203 製品バージョンの入力フィールド、304,1204 各ページごとの情報入力フィールド、401 メニューページ構造定義ファイルのレコード例、501 ページ項目詳細定義ファイルのレコード例、601 プログラム検索条件入力画面、602 製品情報の入力フィールド、603 各ページごとの情報入力フィールド、701 販売管理パッケージ・メニュー、702 受注業務ページ、703 受注関連業務ページ、704 売上関連業務ページ、705 “受注入力”のバージョン情報:メニューポリシーの内容、706 “売上日報”のバージョン情報:メニューポリシーの内容、801 販売管理パッケージ・メニュー、802 受注業務ページ、803 請求入金業務ページ、901 アプリケーション起動メニュー定義プログラム、902 メニューページ構造定義、903 ページごとの項目詳細定義、904 実行プログラムの項目属性、905 アプリケーション起動プログラム、1001 アプリケーション起動メニューの項目編集の画面例、1002 ページタイトルの入力フィールド、1003 実行プログラムの項目詳細定義の入力フィールド、1104 情報更新部、1105 バージョン情報更新用画面、1303 メニュー生成部、1304 メニューページ構造定義入力部、1305 ページ項目詳細定義入力部、1306 メニュー構造解析部、1307 メニュー情報セーブ領域、1308 アプリケーション起動メニュー生成部、1309 アプリケーション起動メニュー画面、1310 実行プログラム。
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンピュータのディスク上に分散して配置された複数のプログラムからアプリケーション起動メニュー及びアプリケーション起動メニューを定義する定義ファイルを自動生成する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のアプリケーション起動メニューの生成に関する技術の一例を図14に示す。
図14のような構造を持ったアプリケーション起動メニューを生成する方法を以下に述べる。
【0003】
図14に一例として示すアプリケーション起動メニューは、先頭ページ801が、例えば、販売管理パッケージの起動メニューの先頭ページで、この先頭ページから“受注業務”項目を選択することにより、受注業務ページ802が表示され、受注業務に登録されている各プログラムを起動できる。
また、先頭ページから“請求入金業務”を選択することにより、請求入金業務ページ803が表示され、請求入金業務に登録されている各プログラムを起動できる。
このように、階層化されたアプリケーション起動メニューを示している。
【0004】
図15は、図14のアプリケーション起動メニューを定義したファイル構成の一例を表した図である。
アプリケーション起動メニュー定義プログラム901が、ログインごとのメニューページ構造定義902とページ数分のページ項目詳細定義903を生成する。
ページ項目詳細定義ファイルに記憶される項目属性904としては、タイプ、項目タイトル、プログラムPATH及び、アイコン情報等がある。
これらのファイルを業務運用ミドルウェアとしてのアプリケーション起動プログラム905が読み込んで、図14で示したメニューを表示して各種プログラムを実行する。
【0005】
図16は、ページ項目詳細定義903に出力する情報を定義するための画面例を示す。
このページ毎に入力する項目編集画面1001の構成として、ページタイトル1002と項目詳細定義の入力フィールド1003がある。項目詳細入力フィールドでは、タイプ、タイトル、プログラムのPATH、引数、作業ディレクトリ及び、アイコン情報をページ項目数分定義する。このページ項目編集画面で定義する情報(一画面分)×ページ数×ログインユーザ数(システム管理者、管理職、担当者ごと)がシステム内にあるパッケージを含むアプリケーション起動メニューを作成する際に、定義する全情報となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術で示したアプリケーション起動メニューを定義し、生成する方法では、一般的な業務パッケージのアプリケーション起動メニューを定義しようとすると、図16の項目詳細定義の入力フィールド1003で示した少なくとも6つの項目(タイプ、タイトル、プログラムのPATH、引数、作業ディレクトリ、アイコン情報)について、1ページ当り10数項目×数10ページ以上に渡るログインユーザ数の定義が必要になる。従って、少なくともシステム全体で数100項目の定義が必要になる。
【0007】
これは、業務パッケージを開発する上で無視できない作業量であるし、ユーザの実際の運用後のコンピュータ環境の変更やアプリケーション起動メニューのカスタマイズに容易に対応できない。
【0008】
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、業務パッケージ等のアプリケーション起動メニューを定義するに当って、数100項目に渡る実行プログラムの起動メニュー化や、コンピュータに分散して配置された同じカテゴリに属する実行プログラムの起動メニュー化を自動的に行い、ソフトウェア開発者やシステムインテグレーターのアプリケーション起動メニュー作成の効率を向上することを目的とする。
また、実行プログラムのディレクトリ変更、プログラム追加/削除などのコンピュータ環境の変更にも容易に対応できるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るアプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置は、計算機に記憶されたプログラムによって構成されるアプリケーションを起動するアプリケーション起動メニューを定義する定義ファイルを生成するアプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置において、
アプリケーション起動メニューに組み込むアプリケーションを構成するプログラムを検索する検索条件を入力するプログラム検索条件入力処理部と、
上記プログラム検索条件入力処理部で入力された検索条件を解析する検索条件解析部と、
上記検索条件解析部で解析された検索条件に基づいて、計算機に記憶されたプログラムを検索して検索条件を満たすプログラムを検出し、検出されたプログラムの情報をプログラム情報として出力するプログラム検索処理部と、
上記検索条件解析部によって解析された検索条件と、上記プログラム検索処理部から出力されたプログラム情報とを入力し、解析された検索条件とプログラム情報とに基づいて、アプリケーション起動メニューを定義する定義ファイルを生成する定義ファイル生成部と
を備えたことを特徴とする。
【0010】
上記アプリケーション起動メニューは、複数のページから構成され、
上記検索条件解析部は、
複数のページそれぞれに対応して入力された検索条件を、アプリケーション起動メニューを構成するページ単位に分割してページ単位検索条件として生成するメニューページ構造解析部と、
上記メニューページ構造解析部で生成されたページ単位検索条件を入力し、入力されたページ単位検索条件を解析し、解析結果をページ単位解析条件として上記プログラム検索処理部へ出力するプログラム検索条件の構文解析部とを備え、上記プログラム検索処理部は、上記ページ単位解析条件を入力し、入力されたページ単位解析条件に基づいて、ページ単位毎に計算機に記憶されたプログラムを検索し、
上記定義ファイル生成部は、さらに、
上記メニューページ構造解析部から出力されたページ単位検索条件を入力し、入力されたページ単位検索条件に基づいて、ページ毎にメニューの構成を定義するメニューページ構造定義を生成するメニューページ構造定義生成部と、
上記メニューページ構造解析部で生成されたページ単位検索条件と上記プログラム情報とを入力し、入力されたページ単位検索条件とプログラム情報とからページ毎にメニューに掲載するプログラムを含むメニューの掲載項目を定義するページ項目詳細定義を生成するページ項目詳細定義生成部とを備えたことを特徴とする。
【0011】
上記検索条件入力処理部で入力される検索条件は、プログラムをアクセスするアクセス権を含み、
上記プログラム検索処理部は、アクセス権のあるプログラムを検出することを特徴とする。
【0012】
上記検索条件入力処理部で入力される検索条件は、プログラムが作成された日付情報を含み、
上記プログラム検索処理部は、上記日付情報を満たすプログラムを検出することをことを特徴とする。
【0013】
上記検索条件は、複数のアプリケーションの名称と、上記複数のアプリケーションそれぞれを構成するプログラムを検索する検索条件を含むことを特徴とする。
【0014】
上記検索条件入力処理部は、検索条件のひな形を備えていることを特徴とする。
【0015】
上記プログラムは、自己のプログラムのバージョン情報とともに、アプリケーション起動メニューの作成に関する情報を保持し、
上記プログラム情報は、上記アプリケーション起動メニューの作成に関する情報を含むことを特徴とする。
【0016】
上記ページ項目詳細定義生成部は、プログラムが実行するための環境設定を計算機のシステム環境に追加することを特徴とする。
【0017】
上記アプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置は、さらに、生成された定義ファイルを表示し、表示された定義ファイルに関する変更を入力し、入力された変更に基づいて上記定義ファイルを更新する情報更新部を備えたことを特徴とする。
【0018】
上記検索条件入力処理部で入力される検索条件は、メニュー定義ファイルに基づいて、アプリケーション起動メニューを生成するアプリケーションソフトウェアを特定するアプリケーションソフトウェア情報を含むことを特徴とする。
【0019】
この発明に係るアプリケーション起動メニュー生成装置は、計算機に記憶されたプログラムによって構成されるアプリケーションを起動するアプリケーション起動メニューを定義する定義ファイルを生成するアプリケーション起動メニュー生成装置において、
アプリケーション起動メニューに組み込むプログラムを検索する検索条件を入力するプログラム検索条件入力処理部と、
上記プログラム検索条件入力処理部で入力された検索条件を解析する検索条件解析部と、
上記検索条件解析部で解析された検索条件に基づいて、計算機に記憶されたプログラムを検索して検索条件を満たすプログラムを検出し、検出されたプログラムの情報をプログラム情報として出力するプログラム検索処理部と、
上記検索条件解析部によって解析された検索条件と、上記プログラム検索処理部から出力されたプログラム情報とを入力し、入力された検索条件とプログラム情報とに基づいて、アプリケーション起動メニューを定義する定義ファイルを生成する定義ファイル生成部と、
上記定義ファイル生成部から出力された定義ファイルに基づいて、アプリケーション起動メニューを生成するメニュー生成部と
を備えたことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、アプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置を含むアプリケーション起動メニュー生成システムの一例を表わすブロック図である。
このアプリケーション起動メニュー生成システムは、計算機上で動作する。
また、計算機は、ユーザによって検索条件を入力する入力装置(例えば、キーボード、マウスなど)と表示装置(例えば、CRT(Cathode−Ray Tube)など)を備える。
【0021】
さらに、計算機は、記憶装置を備える。記憶装置は、このアプリケーション起動メニュー生成システムによって生成されるメニューに組み込むアプリケーションを構成するプログラムの実行ファイルを記憶する。
図2は、上記記憶装置に記憶されたプログラムの実行ファイルのバージョン情報の一例を示している。
アプリケーションを構成するプログラムの実行ファイルは、図2に一例として示すバージョン情報をプログラムの実行ファイルのヘッダ部分(ヘッダ部分以外であってもよい)に記憶している。
また、図2は、バージョン情報の一例を示したものであり、これに限られるわけではない。
【0022】
以下の説明では、「プログラムの実行ファイル」を、単に「プログラム」または「実行プログラム」と表すこともある。この明細書内では、「プログラムの実行ファイル」と「プログラム」と「実行プログラム」とを区別しないものとし、プログラムから作成される実行ファイル(実行モジュール)を示す。
【0023】
図2のバージョン情報の例では、販売管理という業務パッケージ製品のアプリケーション起動メニューのあるページに含まれる実行プログラム“JIN.EXE”のバージョン情報が201に示すような情報を持っていたとする。このなかの情報、例えば、説明がページ・タイトル、コメントが実行プログラムのタイトル、製品名が業務パッケージの製品名を表している。
これらのバージョン情報項目をキーとして図1のアプリケーション起動メニュー生成用プログラム検索条件101を指定し、後述するプログラム検索処理部106でこの検索条件からコンピュータ内の全ファイルを検索して条件に合ったバージョン情報を持っている実行ファイルを抽出する。
【0024】
次に、アプリケーション起動メニュー生成システムの構成を説明する。
アプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置102は、計算機に記憶されたプログラムによって構成されるアプリケーションを起動するアプリケーション起動メニューを定義する定義ファイルを生成する。
メニューに掲載するアプリケーションは、少なくとも一のプログラムから構成される。
【0025】
101は、ユーザによって入力される検索条件を示す。
検索条件101は、アプリケーション起動メニューに組み込むアプリケーションを構成するプログラムを検索するための条件である。
103は、検索条件101を入力するプログラム検索条件入力処理部である。以下に説明する、このシステムによって生成するアプリケーション起動メニューは、複数のページから構成され、検索条件は、複数のページそれぞれに対応する検索条件を含む場合を示す。
【0026】
また、アプリケーション起動メニューは、一のアプリケーションの名称、若しくは、複数のアプリケーションの名称を表示する。
従って、検索条件は、一のアプリケーションの名称、若しくは、複数のアプリケーションの名称を含む。また、検索条件は、一のアプリケーション、若しくは、複数のアプリケーションそれぞれを構成するプログラムの検索条件を含む。
この実施の形態では、アプリケーションとして、業務パッケージ等の製品を一例として説明する。
【0027】
113は、プログラム検索条件入力処理部103で入力された検索条件を解析する検索条件解析部である。検索条件解析部113は、メニューページ構造解析部104と、プログラム検索条件の構文解析部105とを含む。
【0028】
メニューページ構造解析部104は、複数のページそれぞれに対応して入力された検索条件を、アプリケーション起動メニューを構成するページ単位に分割してページ単位検索条件として生成する。
プログラム検索条件の構文解析部105は、メニューページ構造解析部104で生成されたページ単位検索条件を入力し、入力されたページ単位検索条件を解析し、解析結果をページ単位解析条件として後述するプログラム検索処理部へ出力する。
【0029】
105は、検索条件解析部113(プログラム検索条件の構文解析部105)で解析された検索条件(ページ単位解析条件)に基づいて、計算機に記憶されたプログラムを検索して解析された検索条件(ページ単位解析条件)を満たすプログラムを検出し、検出されたプログラムの情報をプログラム情報として出力するプログラム検索処理部である。
【0030】
114は、検索条件解析部113によって解析された検索条件と、プログラム検索処理部106から出力されたプログラム情報とを入力し、解析された検索条件とプログラム情報とに基づいて、アプリケーション起動メニューを定義する定義ファイルを生成する定義ファイル生成部である。
定義ファイル生成部114は、メニューページ構造定義生成部107とページ項目詳細定義生成部108とを含む。
【0031】
メニューページ構造定義生成部107は、メニューページ構造解析部104から出力されたページ単位検索条件を入力し、入力されたページ単位検索条件に基づいて、ページ毎にメニューの構成を定義するメニューページ構造定義109を生成する。
メニューページ構造定義109は、アプリケーション起動メニューの全ページのメニューページ構造を含む。
ページ項目詳細定義生成部108は、メニューページ構造解析部104で生成されたページ単位検索条件と上記プログラム情報とを入力し、入力されたページ単位検索条件とプログラム情報とからページ毎にメニューに組み込むプログラムを含むメニューの掲載項目を定義するページ項目詳細定義110を生成する。
【0032】
メニューページ構造定義109とページ項目詳細定義110とは、定義ファイル生成部114によって生成される定義ファイルの一例として示している。これ以外の定義ファイルを生成し、生成された定義ファイルを使用してアプリケーション起動メニューを生成する場合であってもかまわない。
【0033】
111は、メニューページ構造定義109とページ項目詳細定義110との定義ファイルに基づいて、アプリケーション起動メニューを生成するアプリケーション起動プログラムである。
アプリケーション起動プログラム111は、アプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置102で生成された定義ファイルを利用してアプリケーション起動メニューを生成するプログラムであればよい。
【0034】
アプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置102は、アプリケーション起動メニュー生成システムで使用するアプリケーション起動プログラムが利用できる形式の定義ファイルを生成する。
112は、アプリケーション起動プログラム111によって生成されたアプリケーション起動メニューである。
【0035】
次に、このアプリケーション起動メニュー生成システムの動作を説明する。
図3は、このアプリケーション起動メニュー生成システムの動作の一例を表わす図である。
【0036】
ユーザは、まず、検索条件101を入力する(S10)。
図4は、検索条件101を入力する検索条件入力画面301の一例を表わしている。この検索条件入力画面は、検索条件入力処理部103に含まれる。
ユーザは、表示装置に表示される検索条件入力画面301を用いて、入力装置を使用して検索条件101を入力する。入力された検索条件101は、検索条件入力処理部103に入力される。
検索条件とは、アプリケーション起動メニューに含む図2に示すプログラムの実行ファイルのバージョン情報(一例として図2)をキーとした検索条件である。
【0037】
図4の例を用いて、入力の手順の一例を説明する。このプログラム検索条件入力画面301には、検索条件のキーとなる実行プログラムのバージョン情報の値を入力する。
302は、製品名の入力フィールド、303は、製品バージョンの入力フィールド、304は、アプリケーション起動メニューに含まれる各ページの情報(ページNo、ページタイトル、プログラム検索条件)を入力するフィールドを示している。
【0038】
例えば、ページタイトル:受注入力のページに含まれるプログラムは、バージョン情報の“製品名”項目が“販売管理”で、“製品バージョン”項目が“D30”で、“説明”項目文字列に“受注”または“売上”が含まれている実行プログラムが選択される。
ページタイトル:発注仕入業務のページに含まれるプログラムは、バージョン情報の“製品名”項目が“販売管理”で、“製品バージョン”項目が“D30”で、“説明”項目文字列に“発注”または“仕入”が含まれていて、“ファイルバージョン”項目が“5.00”の実行プログラムが選択される。
ここで、‘*’はワイルドカード、“OR”は論理和、“AND”は論理積を示す。
【0039】
尚、アプリケーション起動メニューの1ページ目は、図14に示したように、ページタイトル項目が並んでいて各ページタイトル項目を選択することよりそのページ画面が表示され、登録されている実行プログラムを実行することができる形式となっている。
【0040】
検索条件入力処理部103へ入力された検索条件101は、検索条件解析部113のメニューページ構造解析部104へ渡され、検索条件101をページ単位に分割し、ページ単位検索条件を生成する(S20)。
さらに、メニューページ構造解析部104は、メニューのページ単位の構造を定義するメニューページ構造定義109を生成する(S60)。
【0041】
図5に、メニューページ構造定義109の一例を示している。
401がそのレコード内容を表し、“[ENVIRONMENT]”がセクション名、“PRODUCT NAME=”の次の文字列が製品名、“PAGE COUNT=”の次の数字がメニューページ数、“PAGE FILE NO=”の次の‘,’で区切られた複数の文字列が図6で説明するページ項目詳細定義名の下4文字に対応している。
【0042】
プログラム検索条件の構文解析部105は、メニューページ構造解析部104からページ単位検索条件を受け取り、ページ単位検索条件を解析する。
解析されたページ単位検索条件は、ページ単位解析条件としてプログラム検索処理部106へ渡される(S30)。
【0043】
プログラム検索処理部106では、ページ単位解析条件に基づいて、記憶装置に記憶されたプログラムを検索し、検索条件に適合する実行プログラムを検出する(S40)。検出された実行プログラムは、プログラム情報として、上記ページ単位解析条件とともに、ページ項目詳細定義生成部108へ渡される。
【0044】
ページ項目詳細定義生成部108は、入力されたプログラム情報とページ単位解析条件とに基づいて、ページ項目詳細定義110を生成する(S50)。
図6にページ項目詳細定義110の一例を示している。
【0045】
図6は、図5で示したページ項目詳細定義のPAGE0002の一例である。501がそのレコード内容を表し、先頭レコード“受注業務”がページタイトル、二番目のレコード以降が各実行プログラムの情報となり、‘,’で区切られた次の形式を持つ。
具体的には、“プログラムPATH+引数”,“プログラムタイトル”,“アイコンファイル”,“アイコンインデックス”,“作業ディレクトリ”,を意味している。
【0046】
アプリケーション起動プログラム111は、メニューページ構造定義109とページ項目詳細定義110とに基づいて、アプリケーション起動メニュー112を生成する。
生成されたアプリケーション起動メニュー112によって、ユーザは、アプリケーションを構成するプログラムを実行する。
【0047】
このように、アプリケーション起動メニューに組み込むアプリケーションを構成するプログラム(実行プログラム)のバージョン情報をキーとしたプログラムの検索条件101を入力することにより、アプリケーション起動メニューを定義する定義ファイルの自動生成が可能になる。
その結果、ソフトウェア開発者やシステムインテグレーターのアプリケーション起動メニュー作成の効率を向上させ、実行プログラムのディレクトリ変更、プログラム追加/削除などの動作環境の変更にも容易に対応できるようになる。
【0048】
実施の形態2.
この実施の形態では、検索条件101にプログラムのアクセス権を含む場合を説明する。
プログラムのアクセス権は、一例として、ログイン名によって判断することができる。この実施の形態では、検索条件101にログイン名を付加する場合を説明する。
【0049】
具体的には、検索条件入力画面301にログイン名を追加し、ログイン名を指定させるようにする。
プログラム検索処理部106は、検索条件101で指定されたログイン・アカウントでアクセス権のある実行プログラムのみを検出する。
検出された実行プログラムをプログラム情報として、ページ項目詳細定義生成部108へ出力する。ページ項目詳細定義生成部108は、このプログラム情報に基づいてページ項目詳細定義110を生成する。
【0050】
このようにして、従来では、作成に時間を要した図15の906に一例として示すログイン名ごとのアプリケーション起動メニューを定義する定義ファイルを自動生成できる。
従って、ログイン名ごとにカスタマイズされたアプリケーション起動メニューを生成する効率が向上する。
【0051】
実施の形態3.
この実施の形態では、検索条件101にプログラムの作成された日付情報を含む場合を説明する。
具体的には、検索条件入力画面301で日付情報を追加し、日付情報を指定させるようにする。
【0052】
プログラム検索処理部106は、検索条件101で指定された日付情報を含む検索条件101に適合する実行プログラムのみを検出する。
日付情報は、指定された日付情報を基準に、その日付より前に作成された実行プログラムを検索する場合、その日付より後に作成された実行プログラムを検索する場合、その日付に作成された実行プログラムを検索する場合、などが考えられる。
【0053】
このようにして、検出された実行プログラムをプログラム情報として、ページ項目詳細定義生成部108へ出力し、ページ項目詳細定義生成部108は、このプログラム情報に基づいてページ項目詳細定義110を生成する。
【0054】
このように、日付情報を検索条件に含めることにより、実行プログラムのバージョン情報によらず、実行プログラムが作成された日付によって実行プログラムを検索することができる。
また、ファイルバージョン情報では区別がつかないが日付情報が異なる2つの実行プログラムのどちらか一方を選択してアプリケーション起動メニュー定義ファイルに含めることができる。従って、より正確なアプリケーション起動メニュー定義の生成が可能となる。
【0055】
実施の形態4.
この実施の形態では、アプリケーション起動メニューに複数のアプリケーション(業務パッケージ等の製品)を組み込む場合を説明する。
複数のアプリケーションには、同じ機能を備えるアプリケーションの異なるバージョンを含めてもよいし、異なる機能を備えるアプリケーションを含めてもよい。
【0056】
図7は、この実施の形態の検索条件入力画面の一例を示す。
検索条件入力画面601は、検索条件のキーとなるアプリケーション(製品)の名称と実行プログラムのバージョン情報の値を入力項目を備える。
602は同一のアプリケーション起動メニューに含める製品名情報入力フィールド、603はアプリケーション起動メニューに含まれる各ページの情報を入力するフィールドを示している。図4の304と異なるところは、603に示す各ページの検索条件に製品No.が含まれていることである。
この製品No.は602の製品名情報の製品No.と対応している。
【0057】
例えば、ページタイトル:受注入力のページに含まれるプログラムは、バージョン情報の“製品名”項目が“販売管理”で、“製品バージョン”項目が“D30”で、“説明”項目文字列に“受注”または“売上”が含まれている実行プログラムが選択される。
ページタイトル:月次業務のページに含まれるプログラムは、バージョン情報の“製品名”項目が“会計情報”で、“製品バージョン”項目が“E00”で、“説明”項目文字列に“月次”または“配賦”が含まれていて、“ファイルバージョン”項目が“6.30”から“7.20”の間の値をもった実行プログラムが選択される。
【0058】
プログラム検索処理部106は、検索条件101で指定された検索条件に適合する実行プログラムのみを検出する。
この実施の形態では、図7で入力されたアプリケーション(製品)それぞれを構成する実行プログラムをプログラム検索処理部106が検索して、検索条件101に適合する実行プログラムを検出する点が、実施の形態1と異なる。
上記以外の動作は、実施の形態1と同様である。
【0059】
アプリケーション(製品)の具体例としては、会計パッケージや給与計算パッケージや人事情報パッケージなどの業務パッケージ(「以下、パッケージ製品」ともいう)が含まれる。
それぞれのパッケージ製品は、数10〜数100の実行プログラムを含んでおり、それぞれ別々の体系化されたアプリケーション起動メニューを定義する。
【0060】
ユーザは、会計パッケージを使用するときは、アプリケーション起動メニューから、会計パッケージ用に設定されたログイン(例えば、KAIKEI)名でログインすることにより、会計パッケージ用のアプリケーション起動メニューが表示されてその業務プログラムを実行することができる。
給与計算パッケージを使用するときは、別のログイン(例えば、KYUYO)名でログインし直すと、給与計算用のアプリケーション起動メニューが表示されて業務を実行できる。
【0061】
従って、それぞれのパッケージ製品は、一つのメニュー画面から展開する別々の体系を持ったアプリケーション起動メニューを持つことができる。
実施の形態4は、別々の体系の起動メニューを持った複数のパッケージ製品をユーザの便宜を考えて同じ起動メニューに含めて、一度、アプリケーション起動メニューを開き、ログイン名を入力し直すことによって、複数パッケージ製品のプログラムを起動できるようなアプリケーション起動メニューを作成することを実現する。
また、ログインし直すことなく、複数パッケージ製品のプログラムを起動できるようなアプリケーション起動メニューを作成することも可能である。
【0062】
このように、複数のアプリケーション(製品)の実行プログラムをまとめて一つのアプリケーション起動メニュー定義にすることにより、複数のアプリケーション(製品)の実行プログラムを同じアプリケーション起動メニューから同じ操作性で起動することができる。
【0063】
また、複数製品の実行ファイルをまとめて一つのアプリケーション起動メニュー定義ファイルにすることにより、複数製品の実行プログラムを同じアプリケーション起動メニューから同じ操作性で実行することができ、ユーザから見て操作の連続性があり、システム管理者からみても操作教育費が半減する。
【0064】
実施の形態5.
この実施の形態では、検索条件101でユーザが指定するような条件を、予め、ひな形として検索条件入力処理部103や、実行プログラムに記憶しておき、記憶されたひな形を利用することによって定義ファイルを生成する場合を説明する。
【0065】
図8は、アプリケーション起動メニューが展開される順序を示す図の一例である。
このようなメニューの展開は、実施の形態1では、検索条件入力処理部103からユーザが検索条件101を入力することによって実現できる。
【0066】
この実施の形態では、図9、図10に一例として示す、メニューポリシーを検索条件入力処理部103で用意しておき、ユーザに選択させることによって、図8のようなメニューを生成する。
検索条件入力処理部103は、メニューの展開のひな形を表示し、表示されたメニューの展開をユーザが選択することによって図9、図10のような検索条件を指定するようにしてもよい。
【0067】
705または706で示したメニューポリシーの例は、“ページタイトル1(項目配置順序)”の形式で記述されており、‘→’はメニューの階層化を示す。“受注入力”は、701の先頭ページから“受注業務”を選択し、702のページから“受注関連業務”を選択し表示された703のページの一番上に配置されていることを示す。“売上日報”は、701の先頭ページから“受注業務”を選択し、702のページから“売上関連業務”を選択し表示された704のページの上から3番目に配置されていることを示す。
【0068】
また、図9の705または図10の706で示すようなメニューのページ順序やメニューの階層化情報等を実行プログラムの予め決められたバージョン情報のキー値(メニューポリシー情報)に追加しておくことにより、ユーザが検索条件を指定することなくアプリケーション起動メニュー定義を自動生成するようにしてもよい。
【0069】
このメニューポリシー情報は、メニューポリシー情報そのもでもよいし、予めひな形として検索条件入力処理部103に記憶されているメニューポリシー情報の内、どのメニューポリシー情報を選択するか、という情報であってもよい。
また、メニューポリシー情報以外のメニュー作成に関する情報であってもよい。
メニュー作成に関する情報は、プログラム検索処理部106によってプログラム情報に組み込まれ、ページ項目詳細定義生成部108で利用される。
【0070】
このように、予め実行プログラムにメニューポリシーのようなアプリケーション起動メニューの構造情報を追加しておくことによりアプリケーション起動メニュー定義を完全自動生成できるため、さらにメニュー生成効率が向上する。
また、検索条件入力処理が必要でなくなり、ユーザによる入力介入がなくなるため、アプリケーション起動メニュー定義のバッチ生成が可能となる。
【0071】
実施の形態6.
実施の形態6では、実行プログラムが実行する際に必要となる関連ファイルの設定環境を、アプリケーション起動メニュー定義ファイル生成時に各プログラムごとにチェック、設定を行い、さらに、不備があった場合のエラーログ・ファイルを出力する機能を付加する場合について説明する。
【0072】
ページ項目詳細定義生成部108は、アプリケーション起動メニュー定義ファイルを構成するページ項目詳細定義110を生成する際に、プログラムが実行するための環境設定を計算機に備えられたシステム環境に追加する。
具体的には、ページ項目詳細定義生成部108は、各実行プログラムが正常に起動できるようにそのコンピュータ上のパス変数の設定、DLL(Dynamic Link Libarary)やOCX(Object Linking Embedding Custom Controls)等の関連ファイルの設定も合わせて行う。
【0073】
その際、必要な関連ファイルがコンピュータ上に存在しなかった場合、エラーログ・ファイルの出力も行う。
このように、アプリケーション起動メニューが正しくそのコンピュータ上で動作できるような設定及び、関連ファイルの存在チェックをアプリケーション起動メニュー定義ファイル生成時に行う。
【0074】
このように、アプリケーション起動メニューが正しくそのコンピュータ上で動作できるような設定、及び、関連ファイルの存在チェックをアプリケーション起動メニュー定義ファイル生成時に行うことにより、アプリケーション実行時のエラーを事前にチェックし、対策を講じることが可能となる。
【0075】
実施の形態7.
この実施の形態では、アプリケーション起動メニューの定義ファイルを生成する際に、定義ファイルまたは、決められたディレクトリ下に存在する複数の実行ファイルのバージョン情報を読み込み、各ページメニュー項目としてのプログラムのバージョン情報に任意の情報を変更、追加または、一括更新する場合を説明する。
【0076】
この実施の形態では、図2に示すような実行プログラムのバージョン情報をキーとしてコンピュータ内の全ファイルを検索して、アプリケーション起動メニュー定義を自動生成する方式を前提としている。
この前提となる実行プログラムのバージョン情報は、通常製品化する際に実行プログラム内に最低限の内容を埋め込んでおくのが通例である。しかしながら、プログラムによっては内容に不備や欠落がある場合がある(人為的なミス)。
【0077】
このような場合でも、定義ファイル生成後に誤りを補ったり、実行プログラム開発段階で一括して必要なバージョン情報を埋め込んでおけば、人為的なミスを極力防ぐことができ、誤りのないアプリケーション起動メニューの定義ファイルを生成することが可能となる。
【0078】
図11に、この実施の形態の構成の一例を示す。
この実施の形態では、実施の形態1で生成された定義ファイルを利用する。
図11では、定義ファイルを生成する部分の構成(図1で示したもの)を省略している。
メニューページ構造定義1101は、図1のメニューページ構造定義109と、ページ項目詳細定義1102は、ページ項目詳細定義110と同じものである。
【0079】
実行プログラム1103は、計算機の記憶装置に記憶されたプログラムの実行ファイルである。
情報更新部1104は、生成された定義ファイルをバージョン情報更新用画面1105を用いて表示し、表示された定義ファイルに関する変更を入力し、入力された変更に基づいて上記定義ファイルを更新する。
【0080】
次に、動作を説明する。
情報更新部1104は、メニューページ構造定義1101、ページ項目詳細定義1102、及び、実行プログラム1103を読み込む。
読み込まれた情報は、一旦、図12に一例として示したようなバージョン情報更新画面1201に見やすい形で表示する。
【0081】
ユーザは、表示された情報に欠落があることを発見した場合、ユーザは、例えば、1203の製品バージョン情報や、1204の各項目におけるタイプ、引数、作業ディレクトリ(DIR)等を書き込む。
また、ユーザは、変更したい情報についてバージョン情報更新用画面1105を用いて再入力する。
【0082】
最後にユーザが“登録”ボタンを押下することにより、情報更新部1104は、入力された情報を、メニューページ構造定義1101、ページ項目詳細定義1102、または、実行プログラム1103に書き込み、、それぞれのファイルの情報を更新する。
実行プログラムは、開発段階の実行プログラムであってもよい。
【0083】
このようにして、情報更新部1104が定義ファイルから読み込んだ情報をバージョン情報更新用画面1105に表示させ、各実行プログラムの情報を更新後、各実行プログラムのバージョン情報を一括更新する。
【0084】
このように、アプリケーション起動メニュー定義を自動生成するための各実行プログラムのバージョン情報の変更/追加や一括更新が可能になるため、各実行プログラムのバージョン情報を変更してリビルドすることなく、アプリケーション起動メニューの変更や追加が可能となる。
【0085】
実施の形態8.
この実施の形態では、アプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置102(図1)に、定義ファイルに基づいてアプリケーション起動メニューを生成するメニュー生成部を備えたアプリケーション起動メニュー生成装置(アプリケーション起動メニュー生成システム)について説明する。
図13に、この実施の形態のアプリケーション起動メニュー生成装置のメニュー生成部に関連する構成の一例を示す。
【0086】
この実施の形態のアプリケーション起動メニュー生成装置は、図1のアプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置102に、メニュー生成部1303を追加したものである。
図13では、定義ファイルを生成するまでの構成(アプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置102)は、図1と同じであるため、省略している。メニューページ構造定義1301は、図1のメニューページ構造定義ファイル109と、ページ項目詳細定義1302は、図1のページ項目詳細定義110と同じものである。
【0087】
以下に、実施の形態1と同様の手順で生成され、出力されたメニューページ構造定義1301とページ項目詳細定義1302を入力し、アプリケーション起動メニューを生成し、生成されたアプリケーション起動メニューから実行プログラム1310を起動する実現方式について説明する。
【0088】
メニュー生成部1303内のメニューページ構造定義入力部1304が、メニューページ構造定義1301を入力する。
メニュー構造解析部1305は、入力されたメニューページ構造定義1301に基づいて、その構造を解析する。
メニュー構造解析部1305は、解析された結果をメニュー情報セーブ領域1307に保存する。
【0089】
上記の動作と並行して、各ページの項目詳細定義については、ページ項目詳細定義入力部1305を通してページ項目詳細定義1302を入力する。同じくメニュー情報セーブ領域1307に保存する。
次に、アプリケーション起動メニュー生成部1308がメニュー情報セーブ領域1307に保存されているメニュー情報を入力し、保存された定義に従って、図14に示したようなアプリケーション起動メニュー画面1309を生成して表示する。
【0090】
このアプリケーション起動メニュー画面1309は、ユーザから選択されることによって、選択された製品の実行プログラムを起動するプログラムを備える。従って、ユーザは、表示されたメニューの各起動項目をマウスからダブルクリックまたは、キーボードの“ENTER”キーを押下することによって、実行プログラム1310を起動する。
【0091】
アプリケーション起動メニュー定義ファイルを生成するだけでなく、定義ファイルをもとに図14や図15に示したようなアプリケーションを起動することができるアプリケーション起動メニューとしてのウィンドウを持ったアプリケーション起動メニュー画面1309(プログラム)を生成するようにしてもよい。
これにより、ジョブ運用管理ミドルウェア等のアプリケーション起動メニュー定義ファイルを読み込んで実際に業務を遂行するアプリケーション起動プログラムを別に購入する必要がなくなる。
【0092】
【発明の効果】
この発明に係るアプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置及びアプリケーション起動メニュー生成装置によれば、アプリケーション起動メニューの定義ファイルの自動生成が可能になり、ソフトウェア開発者やシステムインテグレーターのアプリケーション起動メニュー作成の効率を向上し、実行プログラムのディレクトリ変更、プログラム追加/削除などのコンピュータ環境の変更にも容易に対応できるようになる。
【0093】
この発明によれば、アプリケーション起動メニュー生成用プログラム検索条件にログイン名を含めることにより、プログラム検索処理部が指定されたログイン・アカウントでアクセス権限のあるファイルのみをリストアップしてページ項目詳細定義ファイルへ出力するように構成したため、ログイン名ごとにカスタマイズされたメニュー生成効率が向上する。
【0094】
この発明によれば、アプリケーション起動メニュー生成用プログラム検索条件にファイルのバージョン情報だけでなく、ファイル日付情報を含めることにより、プログラム検索処理部が指定された日付情報の条件を満たしたファイルのみをリストアップしてページ項目詳細定義ファイルへ出力するように構成したため、ファイルバージョン情報では区別がつかないが日付情報が異なる2つの実行ファイルのどちらか一方を選択してアプリケーション起動メニュー定義に含めることができるため、より正確なアプリケーション起動メニュー定義の生成が可能となる。
【0095】
この発明によれば、アプリケーション起動メニュー生成用プログラム検索条件に一つの製品のファイルのバージョン情報だけでなく、複数製品のファイルのバージョン情報を指定できるようにして、メニューページ構造解析部で複数製品の検索条件を扱えるようにして、この条件で検索されたファイルをリストアップして、アプリケーション起動メニュー定義を作成するように構成したため、複数製品の実行ファイルをまとめて一つのアプリケーション起動メニュー定義ファイルにすることにより、複数製品の実行プログラムを同じアプリケーション起動メニューから同じ操作性で実行することができ、ユーザから見て操作の連続性があり、システム管理者からみても操作教育費が半減することができる。
【0096】
この発明によれば、アプリケーション起動メニュー生成用プログラム検索条件で指定するような条件、例えば、メニューのページ順序やメニューの階層化情報等を実行ファイルの予め決められたバージョン情報のキー値(メニューポリシー情報)に追加しておくことにより、ユーザが検索条件を指定することなくアプリケーション起動メニュー定義を自動生成するように構成したため、アプリケーション起動メニュー定義ファイルを完全自動生成できるため、さらにメニュー生成効率が向上するという効果がある。また、検索条件入力処理がなくなりユーザによる入力介入がなくなるため、検索条件の入力ミスによる生成されたアプリケーション起動メニュー定義の誤りをなくすということができる。
【0097】
この発明によれば、ページ項目詳細定義生成部でアプリケーション起動メニュー定義ファイルを生成するだけでなく、各プログラム項目が正常に起動できるようにそのコンピュータ上のパス変数の設定、DLLやOCX等の関連ファイルの設定も合わせて行い、合わせて、必要な関連ファイルがコンピュータ上に存在しなかった場合、エラーログ・ファイルの出力も行うように構成したため、アプリケーション起動メニューが正しくそのコンピュータ上で動作できるような設定及び、関連ファイルの存在チェックをアプリケーション起動メニュー定義ファイル生成時に行うことにより、アプリケーション実行時のエラーを事前にチェックし対策を講じることが可能となる。
【0098】
この発明によれば、アプリケーション起動メニュー定義ファイルを生成するだけでなく、それらの定義ファイルまたは、決められたディレクトリ下に存在する複数の実行ファイルのバージョン情報を読み込み、各ページメニュー項目としてのプログラムのバージョン情報に任意の情報を変更、追加または、一括更新するように構成したため、各実行プログラムのバージョン情報を変更してリビルドすることなく、アプリケーション起動メニューの変更や追加が可能となる。
【0099】
この発明によれば、アプリケーション起動メニュー定義ファイルを生成するだけでなく、それらの定義情報をもとに実際にアプリケーションを起動することができるウィンドウを持ったプログラムを生成するように構成したため、ジョブ運用管理ミドルウェア等のアプリケーション起動メニュー定義ファイルを読み込んで実際に業務を遂行するアプリケーション起動プログラムを別に購入する必要がなくなり、経費を節減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のアプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置を含むアプリケーション起動メニュー生成システムの一例を表わすブロック図。
【図2】プログラムのバージョン情報の一例を示す図。
【図3】実施の形態1のアプリケーション起動メニュー生成システムの動作の一例を表わす図。
【図4】実施の形態1のプログラム検索条件入力画面の一例を示す図。
【図5】実施の形態1のメニューページ構造定義の一例を表わす図。
【図6】実施の形態1のページ項目詳細定義の一例を表わす図。
【図7】実施の形態4のプログラム検索条件入力画面の一例を表わす図。
【図8】実施の形態5のアプリケーション起動メニューの構成の一例を表わす図。
【図9】実施の形態5のプログラム”受注入力”のバージョン情報の一例を表わす図。
【図10】実施の形態5のプログラム”売上日報”のバージョン情報の一例を表わす図。
【図11】実施の形態7の情報更新部に関する構成の一例を表わす図。
【図12】実施の形態7のバージョン情報更新画面の一例を示す図。
【図13】実施の形態8のメニュー生成部に関する構成の一例を示す図。
【図14】従来のアプリケーション起動メニューの表示例を示す図。
【図15】従来のアプリケーション起動メニュー定義の生成例を示す図。
【図16】従来のアプリケーション起動メニューの項目編集画面の一例を示す図。
【符号の説明】
101 アプリケーション起動メニュー生成用プログラム検索条件、102 アプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置、103 検索条件入力処理部、104 メニューページ構造解析部、105 プログラム検索条件の構文解析部、106 プログラム検索処理部、107 メニューページ構造定義生成部、108 ページ項目詳細定義生成部、109,1101,1301 メニューページ構造定義、110,1102,1302 ページ項目詳細定義、111アプリケーション起動プログラム、112 アプリケーション起動メニュー、113 検索条件解析部、114 定義ファイル生成部、201 実行プログラムのバージョン情報例、301 プログラム検索条件入力画面、302,1202 製品名の入力フィールド、303,1203 製品バージョンの入力フィールド、304,1204 各ページごとの情報入力フィールド、401 メニューページ構造定義ファイルのレコード例、501 ページ項目詳細定義ファイルのレコード例、601 プログラム検索条件入力画面、602 製品情報の入力フィールド、603 各ページごとの情報入力フィールド、701 販売管理パッケージ・メニュー、702 受注業務ページ、703 受注関連業務ページ、704 売上関連業務ページ、705 “受注入力”のバージョン情報:メニューポリシーの内容、706 “売上日報”のバージョン情報:メニューポリシーの内容、801 販売管理パッケージ・メニュー、802 受注業務ページ、803 請求入金業務ページ、901 アプリケーション起動メニュー定義プログラム、902 メニューページ構造定義、903 ページごとの項目詳細定義、904 実行プログラムの項目属性、905 アプリケーション起動プログラム、1001 アプリケーション起動メニューの項目編集の画面例、1002 ページタイトルの入力フィールド、1003 実行プログラムの項目詳細定義の入力フィールド、1104 情報更新部、1105 バージョン情報更新用画面、1303 メニュー生成部、1304 メニューページ構造定義入力部、1305 ページ項目詳細定義入力部、1306 メニュー構造解析部、1307 メニュー情報セーブ領域、1308 アプリケーション起動メニュー生成部、1309 アプリケーション起動メニュー画面、1310 実行プログラム。
Claims (11)
- 計算機に記憶されたプログラムによって構成されるアプリケーションを起動する階層型アプリケーション起動メニューを定義する定義ファイルを生成するアプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置において、
階層型アプリケーション起動メニューに組み込むアプリケーションを構成するプログラムを検索する検索条件を入力するプログラム検索条件入力処理部と、
上記プログラム検索条件入力処理部で入力された検索条件を解析する検索条件解析部と、
上記検索条件解析部で解析された検索条件に基づいて、計算機に記憶されたプログラムを検索して検索条件を満たすプログラムを検出し、検出されたプログラムの情報をプログラム情報として出力するプログラム検索処理部と、
上記検索条件解析部によって解析された検索条件と、上記プログラム検索処理部から出力されたプログラム情報とを入力し、解析された検索条件とプログラム情報とに基づいて、階層型アプリケーション起動メニューを定義する定義ファイルを生成する定義ファイル生成部と
を備え、
上記プログラムは、自己のプログラムのバージョン情報を保持するとともに、階層型アプリケーション起動メニューの中のどの階層内のページにそのプログラムの呼び出しを行うための項目を埋め込むかを指定するための情報をプログラム情報として保持することを特徴とするアプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置。 - 上記プログラム検索条件入力処理部で入力される検索条件は、プログラムが作成された日付情報を含み、
上記プログラム検索処理部は、上記日付情報を満たすプログラムを検出することを特徴とする請求項1記載のアプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置。 - 上記検索条件は、複数のアプリケーションの名称と、上記複数のアプリケーションそれぞれを構成するプログラムを検索する検索条件を含むことを特徴とする請求項1記載のアプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置。
- 上記プログラム検索条件入力処理部は、検索条件のひな形を備えていることを特徴とする請求項1記載のアプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置。
- 上記階層型アプリケーション起動メニューは、複数のページから構成され、
上記検索条件解析部は、
複数のページそれぞれに対応して入力された検索条件を、階層型アプリケーション起動メニューを構成するページ単位に分割してページ単位検索条件として生成するメニューページ構造解析部と、
上記メニューページ構造解析部で生成されたページ単位検索条件を入力し、入力されたページ単位検索条件を解析し、解析結果をページ単位解析条件として上記プログラム検索処理部へ出力するプログラム検索条件の構文解析部とを備え、
上記プログラム検索処理部は、上記ページ単位解析条件を入力し、入力されたページ単位解析条件に基づいて、ページ単位毎に計算機に記憶されたプログラムを検索し、
上記定義ファイル生成部は、さらに、
上記メニューページ構造解析部から出力されたページ単位検索条件を入力し、入力されたページ単位検索条件に基づいて、ページ毎にメニューの構成を定義するメニューページ構造定義を生成するメニューページ構造定義生成部と、
上記メニューページ構造解析部で生成されたページ単位検索条件と上記プログラム情報とを入力し、入力されたページ単位検索条件とプログラム情報とからページ毎にメニューに掲載するプログラムを含むメニューの掲載項目を定義するページ項目詳細定義を生成するページ項目詳細定義生成部とを備えたことを特徴とする請求項1から4いずれかに記載のアプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置。 - 上記プログラム検索条件入力処理部で入力される検索条件は、プログラムをアクセスするアクセス権を含み、
上記プログラム検索処理部は、アクセス権のあるプログラムを検出することを特徴とする請求項1から4いずれかに記載のアプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置。 - 上記ページ項目詳細定義生成部は、プログラムが実行するための環境設定を計算機のシステム環境に追加することを特徴とする請求項5記載のアプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置。
- 上記アプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置は、さらに、生成された定義ファイルを表示し、表示された定義ファイルに関する変更を入力し、入力された変更に基づいて上記定義ファイルを更新する情報更新部を備えたことを特徴とする請求項1から4いずれかに記載のアプリケーション起動メニュー定義ファイル生成装置。
- 計算機に記憶されたプログラムによって構成されるアプリケーションを起動する階層型アプリケーション起動メニューを定義する定義ファイルを生成するアプリケーション起動メニュー生成装置において、
階層型アプリケーション起動メニューに組み込むプログラムを検索する検索条件を入力するプログラム検索条件入力処理部と、
上記プログラム検索条件入力処理部で入力された検索条件を解析する検索条件解析部と、
上記検索条件解析部で解析された検索条件に基づいて、計算機に記憶されたプログラムを検索して検索条件を満たすプログラムを検出し、検出されたプログラムの情報をプログラム情報として出力するプログラム検索処理部と、
上記検索条件解析部によって解析された検索条件と、上記プログラム検索処理部から出力されたプログラム情報とを入力し、入力された検索条件とプログラム情報とに基づいて、階層型アプリケーション起動メニューを定義する定義ファイルを生成する定義ファイル生成部と、
上記定義ファイル生成部から出力された定義ファイルに基づいて、階層型アプリケーション起動メニューを生成するメニュー生成部と
を備え、
上記プログラムは、自己のプログラムのバージョン情報を保持するとともに、階層型アプリケーション起動メニューのどの階層内のページにそのプログラムの呼び出しを行うための項目を埋め込むかを指定するための情報をプログラム情報として保持することを特徴とするアプリケーション起動メニュー生成装置。 - 上記プログラム検索条件入力処理部で入力される検索条件は、プログラムが作成された日付情報を含み、
上記プログラム検索処理部は、上記日付情報を満たすプログラムを検出することを特徴とする請求項9記載のアプリケーション起動メニュー生成装置。 - 上記検索条件は、複数のアプリケーションの名称と、上記複数のアプリケーションそれぞれを構成するプログラムを検索する検索条件を含むことを特徴とする請求項9記載のアプリケーション起動メニュー生成装置。
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