JP3372486B2 - モーターサイクル用ラジアルタイヤ - Google Patents
モーターサイクル用ラジアルタイヤInfo
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- Y10T152/10—Tires, resilient
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- Y10T152/10792—Structure where each bias angle reinforcing cord ply has no opposingly angled ply
-
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Landscapes
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモーターサイクル用
ラジアルタイヤ、特にさらに詳しくは高性能、即ちレー
スのためのモーターサイクル用ラジアルタイヤを含むモ
ーターサイクル用ラジアルタイヤに関する。
ラジアルタイヤ、特にさらに詳しくは高性能、即ちレー
スのためのモーターサイクル用ラジアルタイヤを含むモ
ーターサイクル用ラジアルタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のタイヤは、モーターサイクルが
コーナリングに際して深くバンクしたときに路面との接
地を良好とするために横断面における曲率を大とした広
巾トレッドが採用される。種々な状態において接地面、
即ちタイヤフットプリントを一定に保つことはためにと
するためにうることは、通常の車両操縦性を定める場合
の重要な条件となる。ラジアル構造のレースのためのモ
ーターサイクル用ラジアルタイヤにおいては、レースに
おけるコーナリング速度を最大とするために安定性を保
ちつつ大きいコーナリングパワーを具えることが特に重
要となる。
コーナリングに際して深くバンクしたときに路面との接
地を良好とするために横断面における曲率を大とした広
巾トレッドが採用される。種々な状態において接地面、
即ちタイヤフットプリントを一定に保つことはためにと
するためにうることは、通常の車両操縦性を定める場合
の重要な条件となる。ラジアル構造のレースのためのモ
ーターサイクル用ラジアルタイヤにおいては、レースに
おけるコーナリング速度を最大とするために安定性を保
ちつつ大きいコーナリングパワーを具えることが特に重
要となる。
【0003】現在のモーターサイクルレース用のラジア
ルタイヤはビード部から半径方向と軸方向とにトレッド
縁まで外向きにのびる短いサイドウォール部を有する。
ビード部はホイールリムのテーパビードシートに係合す
る。サイドウォール部は内圧充填により張力が作用する
ラジアル構造のカーカスプライによって補強され、この
カーカスプライはサイドウォール部の幾何構造と協働し
てコーナリング力に耐えて曲面状のトレッド部を保持で
きる。
ルタイヤはビード部から半径方向と軸方向とにトレッド
縁まで外向きにのびる短いサイドウォール部を有する。
ビード部はホイールリムのテーパビードシートに係合す
る。サイドウォール部は内圧充填により張力が作用する
ラジアル構造のカーカスプライによって補強され、この
カーカスプライはサイドウォール部の幾何構造と協働し
てコーナリング力に耐えて曲面状のトレッド部を保持で
きる。
【0004】曲率を大としたトレッド部はブレーカーに
より補強され、良好な路面グリップ性をうるための接地
面での部分的な平坦化を許容する充分な可撓性を付与し
つつ、コーナリング時のモーターサイクルのバンキング
を許容するのに必要な構造上の剛性を付与させる。
より補強され、良好な路面グリップ性をうるための接地
面での部分的な平坦化を許容する充分な可撓性を付与し
つつ、コーナリング時のモーターサイクルのバンキング
を許容するのに必要な構造上の剛性を付与させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のか
かるタイヤは、それらの均一なブレーカー構造によっ
て、特にキャンバー時において、充分に好ましい安定性
と、横方向のグリップ性とを具備しない。さらにかかる
タイヤは、大きいキャンバー角度でタイヤがオーバース
テアリングしたときの加速により過度のトレッド摩耗を
うける。
かるタイヤは、それらの均一なブレーカー構造によっ
て、特にキャンバー時において、充分に好ましい安定性
と、横方向のグリップ性とを具備しない。さらにかかる
タイヤは、大きいキャンバー角度でタイヤがオーバース
テアリングしたときの加速により過度のトレッド摩耗を
うける。
【0006】本発明は、このような従来タイヤの特性を
改善しうるモーターサイクル用ラジアルタイヤの提供を
目的としている。
改善しうるモーターサイクル用ラジアルタイヤの提供を
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、モー
ターサイクル用ラジアルタイヤであって、トレッド縁
(3)、(4)間でブレーカー組立体により補強されか
つ正規内圧充填状態におけるキャンバー値C/Lが0.
5〜0.7であるトレッドと、前記ブレーカー組立体の
半径方向内側かつ2つのビード部(10)、(11)間
で半径方向にコードを延在させるとともに、各ビード部
において環状のビードコア(12)、(13)の回りを
軸方向内側から外側に巻き上げることによりカーカス巻
上げ部(15)、(16)を形成するカーカスプライ
(14)と、トレッド縁とビード部領域との間に配され
るサイドウォール部(8)、(9)とを具え、 かつ前
記ブレーカー組立体が平行な補強コードからなりかつタ
イヤ周方向に対して互いに反対に傾斜する平行な補強コ
ードからなる2つの主ブレーカープライ(5)、(7)
からなり、 前記2層の主ブレーカープライ(5)、
(7)の直上に追加ブレーカープライ(6)が配置さ
れ、かつ追加ブレーカープライ(6)は中央部のコード
補強ゴム材を用いた中央プライ部分(6C)と、この中
央プライ部分(6C)に軸方向両縁で隣り合いコード補
強を有しないゴム材を用いた外側プライ部分(6L)、
(6Rとからなることを特徴としている。
ターサイクル用ラジアルタイヤであって、トレッド縁
(3)、(4)間でブレーカー組立体により補強されか
つ正規内圧充填状態におけるキャンバー値C/Lが0.
5〜0.7であるトレッドと、前記ブレーカー組立体の
半径方向内側かつ2つのビード部(10)、(11)間
で半径方向にコードを延在させるとともに、各ビード部
において環状のビードコア(12)、(13)の回りを
軸方向内側から外側に巻き上げることによりカーカス巻
上げ部(15)、(16)を形成するカーカスプライ
(14)と、トレッド縁とビード部領域との間に配され
るサイドウォール部(8)、(9)とを具え、 かつ前
記ブレーカー組立体が平行な補強コードからなりかつタ
イヤ周方向に対して互いに反対に傾斜する平行な補強コ
ードからなる2つの主ブレーカープライ(5)、(7)
からなり、 前記2層の主ブレーカープライ(5)、
(7)の直上に追加ブレーカープライ(6)が配置さ
れ、かつ追加ブレーカープライ(6)は中央部のコード
補強ゴム材を用いた中央プライ部分(6C)と、この中
央プライ部分(6C)に軸方向両縁で隣り合いコード補
強を有しないゴム材を用いた外側プライ部分(6L)、
(6Rとからなることを特徴としている。
【0008】また本発明のモーターサイクル用ラジアル
タイヤは、前記追加ブレーカープライ(6)の前記2つ
の外側プライ部分(6L)、(6R)の半径方向の厚さ
を0.75〜1.0mmとすることも、前記2つの外側プ
ライ部分(6L)、(6R)のショアA硬度を70〜8
0゜の範囲とすることも、前記中央プライ部分(6C)
の巾Sを前記2層の主ブレーカープライ(5)、(7)
の内の広い方の主ブレーカープライの巾B oの35%〜
65%とすることもできる。
タイヤは、前記追加ブレーカープライ(6)の前記2つ
の外側プライ部分(6L)、(6R)の半径方向の厚さ
を0.75〜1.0mmとすることも、前記2つの外側プ
ライ部分(6L)、(6R)のショアA硬度を70〜8
0゜の範囲とすることも、前記中央プライ部分(6C)
の巾Sを前記2層の主ブレーカープライ(5)、(7)
の内の広い方の主ブレーカープライの巾B oの35%〜
65%とすることもできる。
【0009】ここで前記キャンバー値とはタイヤの中央
からトレッド縁までの半径方向の距離Cと、中央からト
レッド縁までの軸方向距離Lとの比C/Lをいう。
からトレッド縁までの半径方向の距離Cと、中央からト
レッド縁までの軸方向距離Lとの比C/Lをいう。
【0010】また追加ブレーカープライの外側プライ部
分は好ましくは天然ゴム80重量%と、エマルジョン状
のスチレンブタジエンゴム20重量%の混合体を用い
る。なお相当する特性のゴムを選択できるとともに、重
量%も、前記値から上下40%の範囲、好ましくは上下
15%の範囲で変化させうる。さらに300%伸びのモ
ジュラスを10〜15MPa程度とする。
分は好ましくは天然ゴム80重量%と、エマルジョン状
のスチレンブタジエンゴム20重量%の混合体を用い
る。なお相当する特性のゴムを選択できるとともに、重
量%も、前記値から上下40%の範囲、好ましくは上下
15%の範囲で変化させうる。さらに300%伸びのモ
ジュラスを10〜15MPa程度とする。
【0011】さらに、前記中央プライ部分の巾は、好ま
しくは主ブレーカープライの内の最も広巾のプライの巾
の35%〜65%程度の範囲とする。
しくは主ブレーカープライの内の最も広巾のプライの巾
の35%〜65%程度の範囲とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図面
に基づき説明する。図1は高速レーシングでの使用を意
図した170/60 R17モーターサイクル用ラジア
ルタイヤ(タイヤという)の断面図である。
に基づき説明する。図1は高速レーシングでの使用を意
図した170/60 R17モーターサイクル用ラジア
ルタイヤ(タイヤという)の断面図である。
【0013】図1において、タイヤ1はビード部10,
11で終端する一対のサイドウォール部8,9を具え
る。各ビード部10,11は非伸長性の環状のビードコ
ア12,13で補強されている。ビード部間にはカーカ
スプライ14がのび、各ビードコア12,13の回りで
内側から外側に巻き上げられて係止されることによりプ
ライ巻上げ部15,16を形成する。カーカスプライ1
4はコードを実質的に半径方向に配置したナイロンのタ
イヤ構造体を用いた1層のプライからなる。各ビード部
領域10,11はさらに硬質ゴムからなり各ビードコア
12,13に固着されて先細状に半径方向外側にのびる
ビードエーペックス17,18が配置されている。
11で終端する一対のサイドウォール部8,9を具え
る。各ビード部10,11は非伸長性の環状のビードコ
ア12,13で補強されている。ビード部間にはカーカ
スプライ14がのび、各ビードコア12,13の回りで
内側から外側に巻き上げられて係止されることによりプ
ライ巻上げ部15,16を形成する。カーカスプライ1
4はコードを実質的に半径方向に配置したナイロンのタ
イヤ構造体を用いた1層のプライからなる。各ビード部
領域10,11はさらに硬質ゴムからなり各ビードコア
12,13に固着されて先細状に半径方向外側にのびる
ビードエーペックス17,18が配置されている。
【0014】タイヤ1は、キャンバー値C/Lが0.6
かつブレーカー組立体により補強されかつトレッド縁
3,4を有する凸状のトレッド部2を具える。トレッド
面に沿って測定したトレッド部の巾TWは220mmであ
る。ブレーカー組立体は2枚の例えば2/165TEX
のケブラー(登録商標)アラミドコード体を用いた主ブ
レーカープライ5,6を具える。各主ブレーカープライ
5,7のコードはタイヤのトレッド中央を通るタイヤ周
方向線に対して互いに反対に16゜〜36゜間の角度範
囲、好ましくは25゜の角度で傾斜している。半径方向
内側の主ブレーカープライ7は巾Biが200mmであっ
て、巾Boが220mmである半径方向外側の主ブレーカ
ープライ5よりも巾狭に形成される。即ち本例では主ブ
レーカープライ5,7の内、主ブレーカープライ5の巾
Boがより広巾であって、最大巾の主ブレーカープライ
を構成している。
かつブレーカー組立体により補強されかつトレッド縁
3,4を有する凸状のトレッド部2を具える。トレッド
面に沿って測定したトレッド部の巾TWは220mmであ
る。ブレーカー組立体は2枚の例えば2/165TEX
のケブラー(登録商標)アラミドコード体を用いた主ブ
レーカープライ5,6を具える。各主ブレーカープライ
5,7のコードはタイヤのトレッド中央を通るタイヤ周
方向線に対して互いに反対に16゜〜36゜間の角度範
囲、好ましくは25゜の角度で傾斜している。半径方向
内側の主ブレーカープライ7は巾Biが200mmであっ
て、巾Boが220mmである半径方向外側の主ブレーカ
ープライ5よりも巾狭に形成される。即ち本例では主ブ
レーカープライ5,7の内、主ブレーカープライ5の巾
Boがより広巾であって、最大巾の主ブレーカープライ
を構成している。
【0015】主ブレーカープライ5,7の半径方向外側
には直接的に隣合う追加ブレーカープライ6が配され、
この追加ブレーカープライ6は隣接する主ブレーカープ
ライ5と同巾であって、中央領域に配置されて左右の両
縁域にある外側プライ部分6L、6Rに側面が向く中央
プライ部分6Cを具備し、この外側プライ部分6L、6
Rはこの中央プライ部分6Cの両縁に接している。
には直接的に隣合う追加ブレーカープライ6が配され、
この追加ブレーカープライ6は隣接する主ブレーカープ
ライ5と同巾であって、中央領域に配置されて左右の両
縁域にある外側プライ部分6L、6Rに側面が向く中央
プライ部分6Cを具備し、この外側プライ部分6L、6
Rはこの中央プライ部分6Cの両縁に接している。
【0016】中央プライ部分6Cはポリアミドの平行コ
ードにより補強されたゴム材からなり、かつ前記コード
は半径方向内側で隣合う前記主ブレーカープライ5のコ
ードを横切る向きにタイヤの周方向に対して30゜より
も小の角度でのびている。中央プライ部分6Cの巾Sは
110mm、即ち最も巾広の主ブレーカープライ5の巾B
oの50%である。なお、バンク量を考慮して巾Boの
30〜70%程度の範囲、好ましくは40〜60%、さ
らに好ましくは45〜55%の範囲で選択できる。
ードにより補強されたゴム材からなり、かつ前記コード
は半径方向内側で隣合う前記主ブレーカープライ5のコ
ードを横切る向きにタイヤの周方向に対して30゜より
も小の角度でのびている。中央プライ部分6Cの巾Sは
110mm、即ち最も巾広の主ブレーカープライ5の巾B
oの50%である。なお、バンク量を考慮して巾Boの
30〜70%程度の範囲、好ましくは40〜60%、さ
らに好ましくは45〜55%の範囲で選択できる。
【0017】2つの外側プライ部分6L、6Rは同巾で
あって、コード補強を有しないゴム組成体からなる。ゴ
ム組成体は天然ゴム20重量%と、エマルジョン状のS
BR80重量%との混合体を用いている。これらの外側
プライ部分はショアA硬度を70〜80゜、例えば72
゜とし、かつ300%伸びモジュラスを10〜15MP
a、例えば12.8MPaとする。
あって、コード補強を有しないゴム組成体からなる。ゴ
ム組成体は天然ゴム20重量%と、エマルジョン状のS
BR80重量%との混合体を用いている。これらの外側
プライ部分はショアA硬度を70〜80゜、例えば72
゜とし、かつ300%伸びモジュラスを10〜15MP
a、例えば12.8MPaとする。
【0018】2つの外側プライ部分6L、6Rの厚さは
中央プライ部分6Cと実質的に同じであって、0.75
〜1.0mmの範囲とされる。
中央プライ部分6Cと実質的に同じであって、0.75
〜1.0mmの範囲とされる。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明はこのような構成を具え
る結果、追加ブレーカープライの中央プライ部分が主と
して直進乃至バンク量が大きくない場合の操縦性、安定
性を改善するとともに外側プライ部分がバンク量が増大
したときのグリップ性を向上するため、あらゆる条件で
のコーナリングパワーと安定性とを改善しかつキャンバ
ー走行時におけるグリップ性、特に横方向のグリップ性
を向上できる。さらにこのようなタイヤはオーバーステ
アリング時での大きいキャンバー角度で加速するときの
トレッド摩耗について優れた特性を発揮するのが判明し
ている。
る結果、追加ブレーカープライの中央プライ部分が主と
して直進乃至バンク量が大きくない場合の操縦性、安定
性を改善するとともに外側プライ部分がバンク量が増大
したときのグリップ性を向上するため、あらゆる条件で
のコーナリングパワーと安定性とを改善しかつキャンバ
ー走行時におけるグリップ性、特に横方向のグリップ性
を向上できる。さらにこのようなタイヤはオーバーステ
アリング時での大きいキャンバー角度で加速するときの
トレッド摩耗について優れた特性を発揮するのが判明し
ている。
【0020】さらに請求項2の発明のように追加ブレー
カープライの前記2つの外側プライ部分の半径方向の厚
さを0.75〜1.0mmとし、また請求項3の発明のよ
うに前記2つの外側プライ部分のショアA硬度を70〜
80゜の範囲とするとともに、請求項4の発明のごとく
中央プライ部分の巾Sを2層の主ブレーカープライの内
の広い方の主ブレーカープライの巾B oの35%〜65
%とすることによって、請求項1の前記効果をさらにも
具体的に改善できる。
カープライの前記2つの外側プライ部分の半径方向の厚
さを0.75〜1.0mmとし、また請求項3の発明のよ
うに前記2つの外側プライ部分のショアA硬度を70〜
80゜の範囲とするとともに、請求項4の発明のごとく
中央プライ部分の巾Sを2層の主ブレーカープライの内
の広い方の主ブレーカープライの巾B oの35%〜65
%とすることによって、請求項1の前記効果をさらにも
具体的に改善できる。
【図1】本発明の実施の態様を例示する断面図である。
2 トレッド部
3,4 トレッド縁
5,7 主ブレーカープライ
6 追加ブレーカープライ
6C 中央プライ部分
6L、6R 外側プライ部分
8,9 サイドウォール部
10,11 ビード部
12,13 ビードコア
15,16 カーカス巻上げ部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平10−147108(JP,A)
特開 平10−76808(JP,A)
特開 昭61−16105(JP,A)
特開 昭63−305007(JP,A)
特開 平6−320908(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B60C 9/18,9/22
Claims (4)
- 【請求項1】トレッド縁(3)、(4)間でブレーカー
組立体により補強されかつ正規内圧充填状態におけるキ
ャンバー値C/Lが0.5〜0.7であるトレッドと、 前記ブレーカー組立体の半径方向内側かつ2つのビード
部(10)、(11)間で半径方向にコードを延在させ
るとともに、各ビード部において環状のビードコア(1
2)、(13)の回りを軸方向内側から外側に巻き上げ
ることによりカーカス巻上げ部(15)、(16)を形
成するカーカスプライ(14)と、 トレッド縁とビード部領域との間に配されるサイドウォ
ール部(8)、(9)とを具え、 かつ前記ブレーカー
組立体が平行な補強コードからなりかつタイヤ周方向に
対して互いに反対に傾斜する平行な補強コードからなる
2つの主ブレーカープライ(5)、(7)からなるタイ
ヤであって、 前記2層の主ブレーカープライ(5)、(7)の直上に
追加ブレーカープライ(6)が配置され、かつ追加ブレ
ーカープライ(6)は中央部のコード補強ゴム材を用い
た中央プライ部分(6C)と、この中央プライ部分(6
C)に軸方向両縁で隣り合いコード補強を有しないゴム
材を用いた外側プライ部分(6L)、(6Rとからなる
ことを特徴とするモーターサイクル用ラジアルタイヤ。 - 【請求項2】前記追加ブレーカープライ(6)の前記2
つの外側プライ部分(6L)、(6R)は、半径方向の
厚さが0.75〜1.0mmであることを特徴とする請求
項1記載のモーターサイクル用ラジアルタイヤ。 - 【請求項3】前記追加ブレーカープライ(6)の前記2
つの外側プライ部分(6L)、(6R)は、ショアA硬
度が70〜80゜の範囲であることを特徴とする請求項
1又は2記載のモーターサイクル用ラジアルタイヤ。 - 【請求項4】前記追加ブレーカープライ(6)の前記中
央プライ部分(6C)は、巾Sが前記2層の主ブレーカ
ープライ(5)、(7)の内の広い方の主ブレーカープ
ライの巾Boの35%〜65%であることを特徴とする
請求項1,2,又は3に記載のモーターサイクル用ラジ
アルタイヤ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB9716276/2 | 1997-08-02 | ||
GBGB9716276.2A GB9716276D0 (en) | 1997-08-02 | 1997-08-02 | Motor-cycle radial tyre |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1170804A JPH1170804A (ja) | 1999-03-16 |
JP3372486B2 true JP3372486B2 (ja) | 2003-02-04 |
Family
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