JP3360686B2 - 照明光学装置および投影露光装置並びに露光方法および素子製造方法 - Google Patents
照明光学装置および投影露光装置並びに露光方法および素子製造方法Info
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- JP3360686B2 JP3360686B2 JP40762490A JP40762490A JP3360686B2 JP 3360686 B2 JP3360686 B2 JP 3360686B2 JP 40762490 A JP40762490 A JP 40762490A JP 40762490 A JP40762490 A JP 40762490A JP 3360686 B2 JP3360686 B2 JP 3360686B2
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- G02B3/0062—Stacked lens arrays, i.e. refractive surfaces arranged in at least two planes, without structurally separate optical elements in-between
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70058—Mask illumination systems
- G03F7/70075—Homogenization of illumination intensity in the mask plane by using an integrator, e.g. fly's eye lens, facet mirror or glass rod, by using a diffusing optical element or by beam deflection
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- G03F7/70183—Zoom systems for adjusting beam diameter
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造用の露光装
置に好適な照明光学装置、この照明光学装置を用いた投
影露光装置及びこの投影露光装置を用いた素子製造方法
に関するものである。
置に好適な照明光学装置、この照明光学装置を用いた投
影露光装置及びこの投影露光装置を用いた素子製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、LSIや超LSI等の極微細パタ
ーンからなる半導体素子の製造に縮小投影型露光装置が
使用されており、より一層微細なパターンを転写するた
めに多大の努力が続けられている。このようなパターン
の微細化に対応するために、露光光の短波長化と共に、
投影光学系の開口数(以下、NAと略称する。)の増大
が図られてきており、NA=0.5 を越える投影光学系も
実現されてきている。
ーンからなる半導体素子の製造に縮小投影型露光装置が
使用されており、より一層微細なパターンを転写するた
めに多大の努力が続けられている。このようなパターン
の微細化に対応するために、露光光の短波長化と共に、
投影光学系の開口数(以下、NAと略称する。)の増大
が図られてきており、NA=0.5 を越える投影光学系も
実現されてきている。
【0003】そして、このように大きなNAを有する投
影光学系を用いた実際の投影露光においては、照明条件
を最適化することが重要となっている。このために、投
影光学系のNAに対する照明光学系のNAの比に相当す
る所謂σ値の調節によって、所定のパターンについての
解像力とコントラストとの適切なバランスを得るように
両光学系のNAの比を調整することが、例えば特開昭59
-155843 号公報等により提案されている。
影光学系を用いた実際の投影露光においては、照明条件
を最適化することが重要となっている。このために、投
影光学系のNAに対する照明光学系のNAの比に相当す
る所謂σ値の調節によって、所定のパターンについての
解像力とコントラストとの適切なバランスを得るように
両光学系のNAの比を調整することが、例えば特開昭59
-155843 号公報等により提案されている。
【0004】この提案されている装置では、照明光学系
における2次光源像が形成されるフライアイレンズの射
出側の位置に開口部が可変な可変開口絞りを配置し、こ
の可変開口絞りの開口部の大きさを変化させて、光源像
の大きさを制御していた。すなわち、σ値は投影光学系
の瞳の大きさに対する投影光学系の瞳上に形成される照
明光学系の光源像の大きさの比に対応する。このため、
実際に形成される光源像の遮光の度合いを変化させて、
光源像の大きさを可変とすることにより、実質的に照明
光学系のNAを変化させていた。これにより、投影露光
するパターンの微細化の程度に応じて、所定のパターン
についての解像力とコントラストとが最適状態となるよ
うに照明条件の最適化、すなわちσ値の最適化を図って
いた。
における2次光源像が形成されるフライアイレンズの射
出側の位置に開口部が可変な可変開口絞りを配置し、こ
の可変開口絞りの開口部の大きさを変化させて、光源像
の大きさを制御していた。すなわち、σ値は投影光学系
の瞳の大きさに対する投影光学系の瞳上に形成される照
明光学系の光源像の大きさの比に対応する。このため、
実際に形成される光源像の遮光の度合いを変化させて、
光源像の大きさを可変とすることにより、実質的に照明
光学系のNAを変化させていた。これにより、投影露光
するパターンの微細化の程度に応じて、所定のパターン
についての解像力とコントラストとが最適状態となるよ
うに照明条件の最適化、すなわちσ値の最適化を図って
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、この種の照明
光学装置では、微細なパターンの露光焼付に際のスルー
プットを向上させるために、被照射面(マスクあるいは
レチクル)上では、より高い照度が要求される。ところ
が、上記の従来の装置においては、投影露光するパター
ンの微細化の程度に応じて、所定のパターンについての
解像力とコントラストとが最適状態となるような照明条
件としてのσ値の最適化を達成するために、可変開口絞
りの開口部の大きさを小さくした場合には、2次光源像
の周辺部が可変開口絞りにより遮光されて光量損失が大
きくなる。つまり、σ値を最大とした時(可変開口絞り
の口径を最大とした時)には、被照射面(マスクあるい
はレチクル)上で最大の照度が得られるものの、その値
よりも小さくした時(可変開口絞りの口径を小さくした
時)には、被照射面上での照度の低下が生じるため、ス
ループットの低下を免れないという致命的な欠点があっ
た。
光学装置では、微細なパターンの露光焼付に際のスルー
プットを向上させるために、被照射面(マスクあるいは
レチクル)上では、より高い照度が要求される。ところ
が、上記の従来の装置においては、投影露光するパター
ンの微細化の程度に応じて、所定のパターンについての
解像力とコントラストとが最適状態となるような照明条
件としてのσ値の最適化を達成するために、可変開口絞
りの開口部の大きさを小さくした場合には、2次光源像
の周辺部が可変開口絞りにより遮光されて光量損失が大
きくなる。つまり、σ値を最大とした時(可変開口絞り
の口径を最大とした時)には、被照射面(マスクあるい
はレチクル)上で最大の照度が得られるものの、その値
よりも小さくした時(可変開口絞りの口径を小さくした
時)には、被照射面上での照度の低下が生じるため、ス
ループットの低下を免れないという致命的な欠点があっ
た。
【0006】本発明は上記の欠点を克服して、σ値を変
化させた際にも常に光量損失によるスループットの低下
を招くことなく、照射光の有効利用を図って効率よく被
照射面へ導き、より高い照度で均一に照射できる高性能
な照明光学装置を提供することを目的としている。ま
た、この照明光学装置を用いた投影露光装置及びこの投
影露光装置を用いた素子製造方法を提供することを目的
としている。
化させた際にも常に光量損失によるスループットの低下
を招くことなく、照射光の有効利用を図って効率よく被
照射面へ導き、より高い照度で均一に照射できる高性能
な照明光学装置を提供することを目的としている。ま
た、この照明光学装置を用いた投影露光装置及びこの投
影露光装置を用いた素子製造方法を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1に示した
如く、光束を供給するための光束供給手段と、該光束供
給手段からの光束によって複数の2次光源を形成するた
めの第1オプティカルインテグレータ20と、該複数の2
次光源Aからの光束を集光する第1集光光学系(第1コ
ンデンサーレンズ4)と、該第1集光光学系によって集
光された複数の光束からより複数の3次光源Cを形成す
るための第2オプティカルインテグレータ5と、該第2
オプティカルインテグレータ4により形成された複数の
3次光源Bからの光束を集光して被照射面Rを重畳的に
照明する集光光学系(第2コンデンサーレンズ7)とを
有する照明光学装置であって、前記第1オプティカルイ
ンテグレータ20または前記第1集光光学系4を焦点距離
可変に構成し、該第1オプティカルインテグレータ20ま
たは前記第1集光光学系4の焦点距離を変化させること
により、被照射領域Rの大きさを一定に保ちながら、前
記複数の3次光源Cの大きさを可変とするようにしたも
のである。
如く、光束を供給するための光束供給手段と、該光束供
給手段からの光束によって複数の2次光源を形成するた
めの第1オプティカルインテグレータ20と、該複数の2
次光源Aからの光束を集光する第1集光光学系(第1コ
ンデンサーレンズ4)と、該第1集光光学系によって集
光された複数の光束からより複数の3次光源Cを形成す
るための第2オプティカルインテグレータ5と、該第2
オプティカルインテグレータ4により形成された複数の
3次光源Bからの光束を集光して被照射面Rを重畳的に
照明する集光光学系(第2コンデンサーレンズ7)とを
有する照明光学装置であって、前記第1オプティカルイ
ンテグレータ20または前記第1集光光学系4を焦点距離
可変に構成し、該第1オプティカルインテグレータ20ま
たは前記第1集光光学系4の焦点距離を変化させること
により、被照射領域Rの大きさを一定に保ちながら、前
記複数の3次光源Cの大きさを可変とするようにしたも
のである。
【0008】図9には、本発明の構成の前提となる照明
光学系のレンズ構成及び光路図を示している。図9に示
す如く、レーザ等の光源1からの光束は、第1オプティ
カルインテグレータ2によりこれの射出側に多数の2次
光源が形成され、この位置に固定開口絞り3が設けられ
ている。そして、2次光源からの多数の光束は、第1コ
ンデンサーレンズ4により第2オプティカルインテグレ
ータ5の入射面上を重畳的に照射する。その後、第2オ
プティカルインテグレータ5によりこれの射出側により
多数の3次光源が形成され、この位置に可変開口絞り6
が設けられている。この3次光源からの多数の光束は、
第2コンデンサーレンズ7により被照射面(レチクル)
Rを重畳的に照明し、より均一な照明がなされる。そし
てレチクルR上の所定のパターンが投影対物レンズ8に
よってウエハW上に転写される。このような照明装置に
より、投影レンズ8の瞳P上に3次光源像が形成され
る、所謂ケーラー照明が達成される。
光学系のレンズ構成及び光路図を示している。図9に示
す如く、レーザ等の光源1からの光束は、第1オプティ
カルインテグレータ2によりこれの射出側に多数の2次
光源が形成され、この位置に固定開口絞り3が設けられ
ている。そして、2次光源からの多数の光束は、第1コ
ンデンサーレンズ4により第2オプティカルインテグレ
ータ5の入射面上を重畳的に照射する。その後、第2オ
プティカルインテグレータ5によりこれの射出側により
多数の3次光源が形成され、この位置に可変開口絞り6
が設けられている。この3次光源からの多数の光束は、
第2コンデンサーレンズ7により被照射面(レチクル)
Rを重畳的に照明し、より均一な照明がなされる。そし
てレチクルR上の所定のパターンが投影対物レンズ8に
よってウエハW上に転写される。このような照明装置に
より、投影レンズ8の瞳P上に3次光源像が形成され
る、所謂ケーラー照明が達成される。
【0009】図9の照明装置において、上述の如きσ値
を変更するには、3次光源が形成される位置に設けられ
た可変開口絞り6の口径を点線で示す如く絞り込んで、
光束の一部を遮光することにより達成することができ
る。しかしながら、光量損失を招くため、最適なσ値の
もとで効率の良い照明を行うことは不可能である。そこ
で、本発明は、σ値が投影対物レンズの瞳上に形成され
る照明光学系の光源像の大きさと投影対物レンズの瞳の
大きさの比に対応するため、光量損失を全く招くことな
く照明光学系の光源像の大きさ変化させることに着目し
た。そして、複数の2次光源を形成する第1オプティカ
ルインテグレータを変倍系、あるいは第1コンデンサー
レンズを変倍系で構成し、被照射領域の大きさを一定に
保ちながら、第2オプティカルインテグレータによって
形成される3次光源の大きさを可変とすることにより、
照射光の光量損失を全く招くことなく被照射領域をより
均一かつ高効率で照射しながら、σ値を変化させること
が原理的に可能となった。
を変更するには、3次光源が形成される位置に設けられ
た可変開口絞り6の口径を点線で示す如く絞り込んで、
光束の一部を遮光することにより達成することができ
る。しかしながら、光量損失を招くため、最適なσ値の
もとで効率の良い照明を行うことは不可能である。そこ
で、本発明は、σ値が投影対物レンズの瞳上に形成され
る照明光学系の光源像の大きさと投影対物レンズの瞳の
大きさの比に対応するため、光量損失を全く招くことな
く照明光学系の光源像の大きさ変化させることに着目し
た。そして、複数の2次光源を形成する第1オプティカ
ルインテグレータを変倍系、あるいは第1コンデンサー
レンズを変倍系で構成し、被照射領域の大きさを一定に
保ちながら、第2オプティカルインテグレータによって
形成される3次光源の大きさを可変とすることにより、
照射光の光量損失を全く招くことなく被照射領域をより
均一かつ高効率で照射しながら、σ値を変化させること
が原理的に可能となった。
【0010】
【実施例】図1は本発明による露光用照明装置の原理的
な光学構成を示す光路図であり、(A)は第1オプティ
カルインテグレータ20の最短焦点距離状態、(B)は第
1オプティカルインテグレータ20の最長焦点距離状態を
示している。図1に示す如く、エキシマレーザ等のレー
ザ光源1(光束供給手段)からの矩形状の光束断面形状
を有する平行光束は、変倍機能を有する第1オプティカ
ルインテグレータ20に入射する。第1オプティカルイン
テグレータ20は、第1光学素子群21及び第2光学素子群
22とを有し、後述する3次光源の大きさを可変にするた
めに、双方の光学素子群21, 22とも相対的間隔が変化す
るように光軸方向に移動可能に設けられている。この第
1及び第2光学素子群21,22 とも並列的に配置された複
数の棒状レンズ素子210,220 から成っている。
な光学構成を示す光路図であり、(A)は第1オプティ
カルインテグレータ20の最短焦点距離状態、(B)は第
1オプティカルインテグレータ20の最長焦点距離状態を
示している。図1に示す如く、エキシマレーザ等のレー
ザ光源1(光束供給手段)からの矩形状の光束断面形状
を有する平行光束は、変倍機能を有する第1オプティカ
ルインテグレータ20に入射する。第1オプティカルイン
テグレータ20は、第1光学素子群21及び第2光学素子群
22とを有し、後述する3次光源の大きさを可変にするた
めに、双方の光学素子群21, 22とも相対的間隔が変化す
るように光軸方向に移動可能に設けられている。この第
1及び第2光学素子群21,22 とも並列的に配置された複
数の棒状レンズ素子210,220 から成っている。
【0011】このように、上記の第1オプティカルイン
テグレータ20の構成によってレーザ光源1からの平行光
束は、第1及び第2光学素子群21,22 での個々のレンズ
素子210,220 の集光作用を受けてこのレンズ素子と同数
の集光点を形成し、第1オプティカルインテグレータ20
の射出側に実質的に面光源(2次光源)Aを形成する。
ここでは、レーザ光源を用いているため光源1からの光
束はほぼ完全にコリメートされており、面A上に形成さ
れている個々の集光点には実質的に大きさがないと考え
られる。
テグレータ20の構成によってレーザ光源1からの平行光
束は、第1及び第2光学素子群21,22 での個々のレンズ
素子210,220 の集光作用を受けてこのレンズ素子と同数
の集光点を形成し、第1オプティカルインテグレータ20
の射出側に実質的に面光源(2次光源)Aを形成する。
ここでは、レーザ光源を用いているため光源1からの光
束はほぼ完全にコリメートされており、面A上に形成さ
れている個々の集光点には実質的に大きさがないと考え
られる。
【0012】第1オプティカルインテグレータ20中の第
1及び第2光学素子群21,22 を構成する個々のレンズ素
子210,220 は、図2の斜示図に示す如く、光束断面形状
に対応して断面が四角形でその入射側に凸レンズ面210
a,220a を有し、射出側には平面210b,220b を有してい
る。図3は第1オプティカルインテグレータの光路図を
示しており、(A)は第1オプティカルインテグレータ
20の最短焦点距離状態、(B)は第1オプティカルイン
テグレータ20の最長焦点距離状態を示している。図示の
如く、互いに対向する2つのレンズ素子210,220 の合成
の後側焦点位置20F は変倍した際にも不変で常に射出側
の空間内にある。従って、第1オプティカルインテグレ
ータ20によって形成される実質的面光源Aは、変倍した
際にも常に位置及び大きさを変えることなく第1オプテ
ィカルインテグレータ20の射出側空間内の面A上に存在
する。このため、強力な出力を持つエキシマレーザ等の
レーザ光の集光に伴う熱によって第1オプティカルイン
テグレータ20が破壊されるのが防止されている。
1及び第2光学素子群21,22 を構成する個々のレンズ素
子210,220 は、図2の斜示図に示す如く、光束断面形状
に対応して断面が四角形でその入射側に凸レンズ面210
a,220a を有し、射出側には平面210b,220b を有してい
る。図3は第1オプティカルインテグレータの光路図を
示しており、(A)は第1オプティカルインテグレータ
20の最短焦点距離状態、(B)は第1オプティカルイン
テグレータ20の最長焦点距離状態を示している。図示の
如く、互いに対向する2つのレンズ素子210,220 の合成
の後側焦点位置20F は変倍した際にも不変で常に射出側
の空間内にある。従って、第1オプティカルインテグレ
ータ20によって形成される実質的面光源Aは、変倍した
際にも常に位置及び大きさを変えることなく第1オプテ
ィカルインテグレータ20の射出側空間内の面A上に存在
する。このため、強力な出力を持つエキシマレーザ等の
レーザ光の集光に伴う熱によって第1オプティカルイン
テグレータ20が破壊されるのが防止されている。
【0013】特に、ズームオプティカルインテグレータ
20中の第1光学素子群21を構成するレンズ素子210 が入
射側面210aにレンズ面を、射出側210bに平面を有する形
状は、球面収差の発生をより小さく抑え、この球面収差
の起因により後述する第2オプティカルインテグレータ
5の入射面にて発生する歪曲収差の発生を軽減させるこ
とが可能となる。これにより、3次光源にて生ずる周辺
光量の低下を抑えることが可能となる。逆に、この棒状
素子210 の入射側面に平面を、射出側にレンズ面となる
ように構成すると、発散角を持つ光束や棒状素子210 の
僅かな倒れによる被照射面での照明状態への悪影響や、
また迷光が発生するため好ましくない。
20中の第1光学素子群21を構成するレンズ素子210 が入
射側面210aにレンズ面を、射出側210bに平面を有する形
状は、球面収差の発生をより小さく抑え、この球面収差
の起因により後述する第2オプティカルインテグレータ
5の入射面にて発生する歪曲収差の発生を軽減させるこ
とが可能となる。これにより、3次光源にて生ずる周辺
光量の低下を抑えることが可能となる。逆に、この棒状
素子210 の入射側面に平面を、射出側にレンズ面となる
ように構成すると、発散角を持つ光束や棒状素子210 の
僅かな倒れによる被照射面での照明状態への悪影響や、
また迷光が発生するため好ましくない。
【0014】なお、本実施例では第2光学素子群22を構
成する個々のレンズ素子220 の入射側面にレンズ面を、
射出側に平面を有しているが、この射出側面にレンズ作
用を持たせることも可能である。図1に示した如く、ズ
ームオプティカルインテグレータ20によって形成される
実質的面光源(2次光源)Aは、これが形成される位置
Aまたはその近傍に設けられて所定形状の開口部を有す
る固定開口絞り3によりこの面光源Aを所定の大きさに
設定し、この実質的面光源(2次光源)Aからの光束
は、第1コンデンサーレンズ4により平行光束化され
て、固定の第2オプティカルインテグレータ6へ導かれ
る。ここで、第1のズームオプティカルインテグレータ
20の各レンズ素子210,220 による複数の集光点(2次光
源)Aからの光束が、第2の固定オプティカルインテグ
レータ6の入射側面B上を重畳的に照射する。
成する個々のレンズ素子220 の入射側面にレンズ面を、
射出側に平面を有しているが、この射出側面にレンズ作
用を持たせることも可能である。図1に示した如く、ズ
ームオプティカルインテグレータ20によって形成される
実質的面光源(2次光源)Aは、これが形成される位置
Aまたはその近傍に設けられて所定形状の開口部を有す
る固定開口絞り3によりこの面光源Aを所定の大きさに
設定し、この実質的面光源(2次光源)Aからの光束
は、第1コンデンサーレンズ4により平行光束化され
て、固定の第2オプティカルインテグレータ6へ導かれ
る。ここで、第1のズームオプティカルインテグレータ
20の各レンズ素子210,220 による複数の集光点(2次光
源)Aからの光束が、第2の固定オプティカルインテグ
レータ6の入射側面B上を重畳的に照射する。
【0015】この第2オプティカルインテグレータ5
は、並列的に配置された複数のレンズ素子から構成され
ており、図4に示す如く、四角形の棒状レンズ素子50が
複数束ねられて構成されたものである。そして、各棒状
レンズ素子50の入射側面50a 及び射出側面50b は凸レン
ズ面に構成されており、個々の棒状レンズ素子50の射出
側面、即ち後側焦点位置に集光点が形成され、この点に
光源像が形成される。従って、第2オプティカルインテ
グレータ全体として見れば、これの射出側(後側焦点位
置)に多数の集光点が形成され、これは第1オプティカ
ルインテグレータ20の内の一方の光学素子群21(22)の棒
状レンズ素子の数210(220)と、第2オプティカルインテ
グレータ5を構成する棒状レンズ素子50の数との積に相
当する数の集光点が形成され、この面C上により均一な
面光源(3次光源)が形成される。
は、並列的に配置された複数のレンズ素子から構成され
ており、図4に示す如く、四角形の棒状レンズ素子50が
複数束ねられて構成されたものである。そして、各棒状
レンズ素子50の入射側面50a 及び射出側面50b は凸レン
ズ面に構成されており、個々の棒状レンズ素子50の射出
側面、即ち後側焦点位置に集光点が形成され、この点に
光源像が形成される。従って、第2オプティカルインテ
グレータ全体として見れば、これの射出側(後側焦点位
置)に多数の集光点が形成され、これは第1オプティカ
ルインテグレータ20の内の一方の光学素子群21(22)の棒
状レンズ素子の数210(220)と、第2オプティカルインテ
グレータ5を構成する棒状レンズ素子50の数との積に相
当する数の集光点が形成され、この面C上により均一な
面光源(3次光源)が形成される。
【0016】なお、第1コンデンサーレンズ4と第2オ
プティカルインテグレータ5の入射側面50aを含めた系
に関して、複数の集光点が形成される2次光源としての
A面と、複数の集光点が形成される3次光源としての第
2オプティカルインテグレータ5の射出側面Cとが共役
に構成されている。また、本実施例では3次光源を第2
オプティカルインテグレータ5の射出側面に形成してい
るが、レンズ素子面あるいは内部での強い強度の光の集
光によるレンズの破壊を避けるために、第2オプティカ
ルインテグレータ5の棒状レンズ素子50の射出側面50b
のレンズ作用を弱める等の手法により3次光源を第2オ
プティカルインテグレータ2の射出側空間に形成するこ
とが可能であることは言うまでもない。
プティカルインテグレータ5の入射側面50aを含めた系
に関して、複数の集光点が形成される2次光源としての
A面と、複数の集光点が形成される3次光源としての第
2オプティカルインテグレータ5の射出側面Cとが共役
に構成されている。また、本実施例では3次光源を第2
オプティカルインテグレータ5の射出側面に形成してい
るが、レンズ素子面あるいは内部での強い強度の光の集
光によるレンズの破壊を避けるために、第2オプティカ
ルインテグレータ5の棒状レンズ素子50の射出側面50b
のレンズ作用を弱める等の手法により3次光源を第2オ
プティカルインテグレータ2の射出側空間に形成するこ
とが可能であることは言うまでもない。
【0017】以上の如く、第2オプティカルインテグレ
ータ5の構成によって、形成される実質的面光源(3次
光源)Cの大きさは、第2オプティカルインテグレータ
2の移動に伴う変倍により変化する。このため、実質的
面光源(3次光源)が形成される位置Cまたはそれの近
傍には、口径が可変で所定形状の開口部を有する可変開
口絞り6が設けられており、この可変開口絞り6は、こ
の実質的面光源(3次光源)Cの大きさの変化に伴い口
径が適切の大きさに変化する機能を有する。そして、可
変開口絞り6により適切な大きさに設定された実質的面
光源(3次光源)Cからの光束は、第2コンデンサーレ
ンズ7(第2集光光学系)により平行光束化されて、被
照射面としてのレチクル(マスク)R上へ導かれ、第2
オプティカルインテグレータ5の各棒状レンズ素子50に
よる複数の集光点(3次光源)Cからの光束が、レチク
ルR上を重畳的に照射し、極めて均一な照明がなされ
る。
ータ5の構成によって、形成される実質的面光源(3次
光源)Cの大きさは、第2オプティカルインテグレータ
2の移動に伴う変倍により変化する。このため、実質的
面光源(3次光源)が形成される位置Cまたはそれの近
傍には、口径が可変で所定形状の開口部を有する可変開
口絞り6が設けられており、この可変開口絞り6は、こ
の実質的面光源(3次光源)Cの大きさの変化に伴い口
径が適切の大きさに変化する機能を有する。そして、可
変開口絞り6により適切な大きさに設定された実質的面
光源(3次光源)Cからの光束は、第2コンデンサーレ
ンズ7(第2集光光学系)により平行光束化されて、被
照射面としてのレチクル(マスク)R上へ導かれ、第2
オプティカルインテグレータ5の各棒状レンズ素子50に
よる複数の集光点(3次光源)Cからの光束が、レチク
ルR上を重畳的に照射し、極めて均一な照明がなされ
る。
【0018】このレチクルRには、所定の回路パターン
が形成されており、投影レンズ8に関してこのレチクル
Rと共役な位置に配置されたウエハW上にレチクルR上
の所定の回路パターンの像が投影される。一般には微細
なパターンの露光焼付けに際して、投影対物レンズのN
Aを大きくすると限界解像力が良くなる反面焦点深度が
浅くなり、逆にNAを小さくすると限界解像力が悪化す
る反面焦点深度が深くなる。このため、これに対応する
ために、投影レンズ8の瞳位置Pには口径が可変な可変
開口絞り8aが設けられている。従って、これの口径を適
宜変化させることにより、露光焼付けすべき所定の最小
線幅パターンに最適な口径に設定され、比較的大きな焦
点深度を維持しつつ微細パターンをより鮮明にウエハ上
に転写することが可能となる。
が形成されており、投影レンズ8に関してこのレチクル
Rと共役な位置に配置されたウエハW上にレチクルR上
の所定の回路パターンの像が投影される。一般には微細
なパターンの露光焼付けに際して、投影対物レンズのN
Aを大きくすると限界解像力が良くなる反面焦点深度が
浅くなり、逆にNAを小さくすると限界解像力が悪化す
る反面焦点深度が深くなる。このため、これに対応する
ために、投影レンズ8の瞳位置Pには口径が可変な可変
開口絞り8aが設けられている。従って、これの口径を適
宜変化させることにより、露光焼付けすべき所定の最小
線幅パターンに最適な口径に設定され、比較的大きな焦
点深度を維持しつつ微細パターンをより鮮明にウエハ上
に転写することが可能となる。
【0019】なお、3次光源が形成される位置Cに設け
られた照明光学系の可変開口絞り6と投影対物レンズ8
の瞳位置Pに設けられた可変開口絞り8aは互いに共役に
構成されている。また、第1オプティカルインテグレー
タ20により形成される2次光源Aからの多数の光束が重
畳する位置、すなわち第2オプティカルインテグレータ
20の入射側面(第2オプティカルインテグレータの前側
焦点位置)Bは、第2オプティカルインテグレータの射
出側のレンズ面50b と第2コンデンサーレンズ7に関し
て、レチクル(被照射面)Rと共役に構成されている。
られた照明光学系の可変開口絞り6と投影対物レンズ8
の瞳位置Pに設けられた可変開口絞り8aは互いに共役に
構成されている。また、第1オプティカルインテグレー
タ20により形成される2次光源Aからの多数の光束が重
畳する位置、すなわち第2オプティカルインテグレータ
20の入射側面(第2オプティカルインテグレータの前側
焦点位置)Bは、第2オプティカルインテグレータの射
出側のレンズ面50b と第2コンデンサーレンズ7に関し
て、レチクル(被照射面)Rと共役に構成されている。
【0020】以上の如き本発明の基本構成において、第
1オプティカルインテグレータ20の焦点距離が最小の状
態の時には、第2オプティカルインテグレータ5の入射
面Bを重畳的に照射する光束は、この第2オプティカル
インテグレータ5の入射面Bのほぼ全体をカバーするの
大きさ(光束径または光束幅)に形成されている。そし
て、第1オプティカルインテグレータ20を最小焦点距離
状態から最大焦点距離状態へ変倍は、図1及び図3に示
す如く、第1オプティカルインテグレータ20を構成する
正の屈折力の第1光学素子群21を光源側へ、正の屈折力
の第2光学素子群22を被照射面側へ移動させる。これに
よって、第1オプティカルインテグレータ20の射出側空
間Aに形成される実質的な面光源(2次光源)の大きさ
及び位置を変化させることなく射出角が変化し、変倍が
達成される。そして、第2オプティカルインテグレータ
5の入射面Bを重畳的に照射する光束の大きさは変化
し、第2オプティカルインテグレータ5の棒状レンズ素
子50を少なくとも2つ以上含む大きさ(光束径または光
束幅)に形成される。このように変倍が達成されると、
2次光源と共役な位置、すなわち第2オプティカルイン
テグレータ5の射出面Cに形成されるより複数の実質的
面光源(3次光源)の位置を変化させることなく、大き
さのみを効率良く変化させることか可能となる。その結
果、図1に示す如く、第1オプティカルインテグレータ
20の焦点距離の最小状態から最大状態への変倍によっ
て、照明光学系の開口数がNA=sin θW からNA=si
nθT へ変化し、照明光学系の実質的な開口数NAは小
さくなる。
1オプティカルインテグレータ20の焦点距離が最小の状
態の時には、第2オプティカルインテグレータ5の入射
面Bを重畳的に照射する光束は、この第2オプティカル
インテグレータ5の入射面Bのほぼ全体をカバーするの
大きさ(光束径または光束幅)に形成されている。そし
て、第1オプティカルインテグレータ20を最小焦点距離
状態から最大焦点距離状態へ変倍は、図1及び図3に示
す如く、第1オプティカルインテグレータ20を構成する
正の屈折力の第1光学素子群21を光源側へ、正の屈折力
の第2光学素子群22を被照射面側へ移動させる。これに
よって、第1オプティカルインテグレータ20の射出側空
間Aに形成される実質的な面光源(2次光源)の大きさ
及び位置を変化させることなく射出角が変化し、変倍が
達成される。そして、第2オプティカルインテグレータ
5の入射面Bを重畳的に照射する光束の大きさは変化
し、第2オプティカルインテグレータ5の棒状レンズ素
子50を少なくとも2つ以上含む大きさ(光束径または光
束幅)に形成される。このように変倍が達成されると、
2次光源と共役な位置、すなわち第2オプティカルイン
テグレータ5の射出面Cに形成されるより複数の実質的
面光源(3次光源)の位置を変化させることなく、大き
さのみを効率良く変化させることか可能となる。その結
果、図1に示す如く、第1オプティカルインテグレータ
20の焦点距離の最小状態から最大状態への変倍によっ
て、照明光学系の開口数がNA=sin θW からNA=si
nθT へ変化し、照明光学系の実質的な開口数NAは小
さくなる。
【0021】この様に、第1オプティカルインテグレー
タ20に変倍機能を持たせることによって、レチクル(被
照射面)Rでの照射領域を変化させることなく、このレ
チクルRを照射する照明光学系からの光束の実質的な開
口数(NA)の変更が達成され、高い照明効率を維持さ
せながら最適なσ値に変更することが可能となる。ま
た、図5に示す如く、第1オプティカルインテグレータ
20を構成する第1光学素子群21及び第2光学素子群22に
それぞれ正の屈折力,負の屈折力を持たせても良い。図
5における(A)は第1オプティカルインテグレータ20
の最短焦点距離状態、(B)は第1オプティカルインテ
グレータ20の最長焦点距離状態を示している。この時、
第1光学素子群21は、断面が四角形でその入射側に凸レ
ンズ面210aを、射出側には平面210bを有しており、第2
光学素子群23は、断面が四角形でその入射側に平面230a
を、射出側には凹レンズ面230bを有している。この構成
による第1オプティカルインテグレータ20を最大焦点距
離状態から最小焦点距離状態に変倍する際には、第1光
学素子群21と第2光学素子群22との相対間隔が拡大する
ように両者がともに被照射面側へ移動する。これによ
り、第1オプティカルインテグレータ20の射出側空間に
形成される多数の集光点(2次光源)Aの位置及び大き
さを変化させることなく、不図示の第2オプティカルイ
ンテグレータ5の射出側に形成される多数の集光点より
形成される実質的な面光源(3次光源)Cの位置を変え
ることなく、これの大きさのみを変化させることが可能
となる。その結果、被照射面をより均一かつ高い照度に
維持しながら最適なσ値に変更することが可能となる。
タ20に変倍機能を持たせることによって、レチクル(被
照射面)Rでの照射領域を変化させることなく、このレ
チクルRを照射する照明光学系からの光束の実質的な開
口数(NA)の変更が達成され、高い照明効率を維持さ
せながら最適なσ値に変更することが可能となる。ま
た、図5に示す如く、第1オプティカルインテグレータ
20を構成する第1光学素子群21及び第2光学素子群22に
それぞれ正の屈折力,負の屈折力を持たせても良い。図
5における(A)は第1オプティカルインテグレータ20
の最短焦点距離状態、(B)は第1オプティカルインテ
グレータ20の最長焦点距離状態を示している。この時、
第1光学素子群21は、断面が四角形でその入射側に凸レ
ンズ面210aを、射出側には平面210bを有しており、第2
光学素子群23は、断面が四角形でその入射側に平面230a
を、射出側には凹レンズ面230bを有している。この構成
による第1オプティカルインテグレータ20を最大焦点距
離状態から最小焦点距離状態に変倍する際には、第1光
学素子群21と第2光学素子群22との相対間隔が拡大する
ように両者がともに被照射面側へ移動する。これによ
り、第1オプティカルインテグレータ20の射出側空間に
形成される多数の集光点(2次光源)Aの位置及び大き
さを変化させることなく、不図示の第2オプティカルイ
ンテグレータ5の射出側に形成される多数の集光点より
形成される実質的な面光源(3次光源)Cの位置を変え
ることなく、これの大きさのみを変化させることが可能
となる。その結果、被照射面をより均一かつ高い照度に
維持しながら最適なσ値に変更することが可能となる。
【0022】なお、不図示ではあるが、変倍機能を有す
る第1オプティカルインテグレータ20を構成する第1光
学素子群21及び第2光学素子群22にそれぞれ負の屈折
力,正の屈折力を持たせても良い。さらには、第1オプ
ティカルインテグレータ20を構成する光学素子群は原理
的に2群構成で変倍機能を十分に持たせることが可能で
あるが、これを3群以上の構成にしても良い。
る第1オプティカルインテグレータ20を構成する第1光
学素子群21及び第2光学素子群22にそれぞれ負の屈折
力,正の屈折力を持たせても良い。さらには、第1オプ
ティカルインテグレータ20を構成する光学素子群は原理
的に2群構成で変倍機能を十分に持たせることが可能で
あるが、これを3群以上の構成にしても良い。
【0023】以上においては、主に光学的構成について
説明したが、次に、最適なσ値の設定についての動作を
図1を参照しながら説明する。露光焼付けを行うべき最
小線幅、投影対物レンズ8の焦点深度、σ値あるいは照
明光学系の開口数NAと投影対物レンズの開口数NA等
の情報を入力手段11に入力すると、この入力手段11のメ
モリー部に格納される一方、これらの情報が不図示の表
示部等のCRTモニターに表示される。次に、入力手段
11のメモリー部に格納された情報が制御手段12へ出力さ
れ、この制御手段12内部のCPUによって、投影対物レ
ンズのNAが最適値となるように、可変開口絞り8aの最
適な口径の大きさに見合う口径の変化量が算出される。
また、制御手段12内部のCPUは、投影対物レンズの最
適なNA値に基づいて、第2オプティカルインテグレー
タ6により形成される最適な3次光源像Cの大きさを算
出すると共に、これに見合う第1のズームオプティカル
インテグレータ20を構成する第1光学素子群21及び第2
光学素子群22の適切な変倍量、即ち移動量を算出する。
説明したが、次に、最適なσ値の設定についての動作を
図1を参照しながら説明する。露光焼付けを行うべき最
小線幅、投影対物レンズ8の焦点深度、σ値あるいは照
明光学系の開口数NAと投影対物レンズの開口数NA等
の情報を入力手段11に入力すると、この入力手段11のメ
モリー部に格納される一方、これらの情報が不図示の表
示部等のCRTモニターに表示される。次に、入力手段
11のメモリー部に格納された情報が制御手段12へ出力さ
れ、この制御手段12内部のCPUによって、投影対物レ
ンズのNAが最適値となるように、可変開口絞り8aの最
適な口径の大きさに見合う口径の変化量が算出される。
また、制御手段12内部のCPUは、投影対物レンズの最
適なNA値に基づいて、第2オプティカルインテグレー
タ6により形成される最適な3次光源像Cの大きさを算
出すると共に、これに見合う第1のズームオプティカル
インテグレータ20を構成する第1光学素子群21及び第2
光学素子群22の適切な変倍量、即ち移動量を算出する。
【0024】次に、制御手段12は、投影対物レンズ8の
可変開口絞り8aを適切な大きさの口径に変化される旨を
第2口径可変手段15へ指令し、照明光学系の可変開口絞
り6を適切な大きさの口径に変化される旨を第1口径可
変手段14へ指令すると共に、3次光源像Cが最適な大き
さとなるように,第1のズームオプティカルインテグレ
ータ20を構成する第1光学素子群21及び第2光学素子群
22をそれぞれ移動させる旨を駆動手段13へ指令する。駆
動手段13には、モータ等を含む駆動部の他に、第1光学
素子群21及び第2光学素子群22の変位位置を検知するエ
ンコーダ等の変位検出器が内蔵されており、また第1口
径可変手段14及び第2口径可変手段15もモータ等を含む
駆動部の他に、口径の大きさを検知できる口径変位検出
器が内蔵されている。従って、制御手段12からの出力に
より、投影対物レンズ8の可変開口絞り8a及び照明光学
系の可変開口絞り6の口径の大きさが正確に設定される
と共に、第1のズームオプティカルインテグレータ20の
変倍が正確に行われる。よって、第2オプティカルイン
テグレータ5により形成される3次光源像Cの大きさ
と、投影対物レンズ8の瞳Pの大きさが適切に設定され
ため、高い照明効率状態のもとで所望の最適なσ値での
露光焼付けが可能となる。
可変開口絞り8aを適切な大きさの口径に変化される旨を
第2口径可変手段15へ指令し、照明光学系の可変開口絞
り6を適切な大きさの口径に変化される旨を第1口径可
変手段14へ指令すると共に、3次光源像Cが最適な大き
さとなるように,第1のズームオプティカルインテグレ
ータ20を構成する第1光学素子群21及び第2光学素子群
22をそれぞれ移動させる旨を駆動手段13へ指令する。駆
動手段13には、モータ等を含む駆動部の他に、第1光学
素子群21及び第2光学素子群22の変位位置を検知するエ
ンコーダ等の変位検出器が内蔵されており、また第1口
径可変手段14及び第2口径可変手段15もモータ等を含む
駆動部の他に、口径の大きさを検知できる口径変位検出
器が内蔵されている。従って、制御手段12からの出力に
より、投影対物レンズ8の可変開口絞り8a及び照明光学
系の可変開口絞り6の口径の大きさが正確に設定される
と共に、第1のズームオプティカルインテグレータ20の
変倍が正確に行われる。よって、第2オプティカルイン
テグレータ5により形成される3次光源像Cの大きさ
と、投影対物レンズ8の瞳Pの大きさが適切に設定され
ため、高い照明効率状態のもとで所望の最適なσ値での
露光焼付けが可能となる。
【0025】このように、高い照明効率のもとで、適切
なσ値に変更できるため、スループットの低下を招くこ
となく、焼付けるべきパターンの最小線幅及び焦点深度
に応じた最適な照明状態での照明が達成できる。なお、
図1に示した入力手段11は、入力された最小線幅のみの
情報から適切なσ値を算出し、このσ値の算出結果に基
づいて制御手段12は投影レンズ8の可変開口絞り8a及び
照明光学系の可変開口絞り6の絞り量を算出すると共
に、第1のズームオプティカルインテグレータ20の変倍
のための第1及び第2光学素子群の移動量を算出して、
投影レンズ8の可変開口絞り8aの口径、照明光学系の可
変開口絞り6の口径及びズームオプティカルインテグレ
ータ20の移動量を制御しても良い。
なσ値に変更できるため、スループットの低下を招くこ
となく、焼付けるべきパターンの最小線幅及び焦点深度
に応じた最適な照明状態での照明が達成できる。なお、
図1に示した入力手段11は、入力された最小線幅のみの
情報から適切なσ値を算出し、このσ値の算出結果に基
づいて制御手段12は投影レンズ8の可変開口絞り8a及び
照明光学系の可変開口絞り6の絞り量を算出すると共
に、第1のズームオプティカルインテグレータ20の変倍
のための第1及び第2光学素子群の移動量を算出して、
投影レンズ8の可変開口絞り8aの口径、照明光学系の可
変開口絞り6の口径及びズームオプティカルインテグレ
ータ20の移動量を制御しても良い。
【0026】また、例えばウエハ上での最小線幅等の情
報が盛り込まれたバーコード等のマークがレチクルRの
照射領域外に刻印されたレチクルRを用いた場合、この
マークを検知するマーク検知手段を適切な箇所に設け、
マーク検知手段により出力された情報に基づいて、制御
手段12が投影レンズ8の可変開口絞り8aの口径、照明光
学系の可変開口絞り6の口径及びズームオプティカルイ
ンテグレータ20の移動量を制御するようにしても良い。
さらには、ズームオプティカルインテグレータ20の移動
に連動して照明光学系の開口絞り6の口径が変化するよ
うに電気的または機械的な連動機構を設けても良い。ま
た、開口部の口径の大きさが変化する照明光学系の可変
開口絞り6の代わりに、円形形状等を有する基板上に互
いに異なる口径を有する開口部を円周方向に複数設け、
σ値を変更する際に、この基板を回転させるターレット
式(レボルバー式)の可変開口絞りとしても良い。
報が盛り込まれたバーコード等のマークがレチクルRの
照射領域外に刻印されたレチクルRを用いた場合、この
マークを検知するマーク検知手段を適切な箇所に設け、
マーク検知手段により出力された情報に基づいて、制御
手段12が投影レンズ8の可変開口絞り8aの口径、照明光
学系の可変開口絞り6の口径及びズームオプティカルイ
ンテグレータ20の移動量を制御するようにしても良い。
さらには、ズームオプティカルインテグレータ20の移動
に連動して照明光学系の開口絞り6の口径が変化するよ
うに電気的または機械的な連動機構を設けても良い。ま
た、開口部の口径の大きさが変化する照明光学系の可変
開口絞り6の代わりに、円形形状等を有する基板上に互
いに異なる口径を有する開口部を円周方向に複数設け、
σ値を変更する際に、この基板を回転させるターレット
式(レボルバー式)の可変開口絞りとしても良い。
【0027】次に、本発明による別の実施例について図
6を参照しながら説明する。図6の(A)は第1コンデ
ンサーレンズ40の最小焦点距離状態、(B)は第1コン
デンサーレンズ40の最大焦点距離状態を示している。な
お、図1に示した同一の機能を持つ部材については同一
の符号を付してある。本実施例において図1に示した実
施例と異なる所は、変倍機能を持つ第1オプティカルイ
ンテグレータを固定のオプティカルインテグレータと
し、第1コンデンサーレンズを変倍系とした点である。
6を参照しながら説明する。図6の(A)は第1コンデ
ンサーレンズ40の最小焦点距離状態、(B)は第1コン
デンサーレンズ40の最大焦点距離状態を示している。な
お、図1に示した同一の機能を持つ部材については同一
の符号を付してある。本実施例において図1に示した実
施例と異なる所は、変倍機能を持つ第1オプティカルイ
ンテグレータを固定のオプティカルインテグレータと
し、第1コンデンサーレンズを変倍系とした点である。
【0028】まず、第1オプティカルインテグレータ2
は、図7の斜示図に示す如く、断面が四角形でその入射
側に凸レンズ面200aを有し、射出側には平面200bを有し
ている。そして、図8の断面光路図に示す如く、実質的
面光源Aは、第1オプティカルインテグレータ2の射出
側空間(後側焦点位置200F)の面A上に存在する。この
ため、強力な出力を持つエキシマレーザ等のレーザ光の
集光に伴う熱によって第1オプティカルインテグレータ
2が破壊されるのが防止されている。
は、図7の斜示図に示す如く、断面が四角形でその入射
側に凸レンズ面200aを有し、射出側には平面200bを有し
ている。そして、図8の断面光路図に示す如く、実質的
面光源Aは、第1オプティカルインテグレータ2の射出
側空間(後側焦点位置200F)の面A上に存在する。この
ため、強力な出力を持つエキシマレーザ等のレーザ光の
集光に伴う熱によって第1オプティカルインテグレータ
2が破壊されるのが防止されている。
【0029】変倍機能を有する第1コンデンサーレンズ
40は、正の屈折力の第1レンズ群41, 正の屈折力の第2
レンズ群42, 正の屈折力の第3レンズ群43を有してお
り、図6の(A)及び(B)に示す如く、第1コンデン
サーレンズ40の最小焦点距離状態から最大焦点距離状態
への変倍に際して、第1レンズ群41が光源側へ移動し、
第2レンズ群42及び第3レンズ群43が互いに異なる移動
量で被照射面側へ移動する。これにより、第1オプティ
カルインテグレータ2で形成される多数の2次光源から
の光束は、第2オプティカルインテグレータ4の入射面
Bを重畳的に照射する位置を変えることなく照射領域の
大きさを変化させることができるので、第2オプティカ
ルインテグレータ4により形成される実質的面光源(3
次光源)Cの位置を変えることなく大きさのみを可変に
することが可能となる。
40は、正の屈折力の第1レンズ群41, 正の屈折力の第2
レンズ群42, 正の屈折力の第3レンズ群43を有してお
り、図6の(A)及び(B)に示す如く、第1コンデン
サーレンズ40の最小焦点距離状態から最大焦点距離状態
への変倍に際して、第1レンズ群41が光源側へ移動し、
第2レンズ群42及び第3レンズ群43が互いに異なる移動
量で被照射面側へ移動する。これにより、第1オプティ
カルインテグレータ2で形成される多数の2次光源から
の光束は、第2オプティカルインテグレータ4の入射面
Bを重畳的に照射する位置を変えることなく照射領域の
大きさを変化させることができるので、第2オプティカ
ルインテグレータ4により形成される実質的面光源(3
次光源)Cの位置を変えることなく大きさのみを可変に
することが可能となる。
【0030】従って、本実施例によれば、第1オプティ
カルインテグレータにより形成される2次光源Aの位置
及び大きさを変化させることなく、第2オプティカルイ
ンテグレータにより形成される3次光源の大きさのみを
コントロールできる。その結果、図6に示す如く、第1
コンデンサーレンズ40の焦点距離の最小状態から最大状
態への変倍によって、照明光学系の開口数がNA=sin
θW からNA=sin θ T へ変化し、照明光学系の実質的
な開口数NAは小さくなり、第1実施例と同様な効果を
達成することが可能となる。なお、変倍機能を有する第
1コンデンサーレンズ40を変倍した際にも常に、第1コ
ンデンサーレンズ40の前側焦点位置に2次光源Aが、後
側焦点位置には第2オプティカルインテグレータの入射
面(前側焦点位置)Bが位置するように第1コンデンサ
ーレンズ40が構成されている。また、変倍機能を有する
第1コンデンサーレンズ40を構成する各レンズ群は、3
群以上の構成にしても良く、さらには正・負の屈折力を
持つレンズ群を適宜組み合わせて構成しても良い。
カルインテグレータにより形成される2次光源Aの位置
及び大きさを変化させることなく、第2オプティカルイ
ンテグレータにより形成される3次光源の大きさのみを
コントロールできる。その結果、図6に示す如く、第1
コンデンサーレンズ40の焦点距離の最小状態から最大状
態への変倍によって、照明光学系の開口数がNA=sin
θW からNA=sin θ T へ変化し、照明光学系の実質的
な開口数NAは小さくなり、第1実施例と同様な効果を
達成することが可能となる。なお、変倍機能を有する第
1コンデンサーレンズ40を変倍した際にも常に、第1コ
ンデンサーレンズ40の前側焦点位置に2次光源Aが、後
側焦点位置には第2オプティカルインテグレータの入射
面(前側焦点位置)Bが位置するように第1コンデンサ
ーレンズ40が構成されている。また、変倍機能を有する
第1コンデンサーレンズ40を構成する各レンズ群は、3
群以上の構成にしても良く、さらには正・負の屈折力を
持つレンズ群を適宜組み合わせて構成しても良い。
【0031】なお、最適なσ値の自動設定は、第1実施
例で述べた如き手法により達成できるため、説明を省略
する。また、図1及び図6に示した本発明による各実施
例とも、第1オプティカルインテグレータ2,20の射出側
空間に形成される2次光源の大きさを規定する開口絞り
3は原理的に固定絞りで構成することができるが、光量
調節のためにこの開口絞り3の口径を可変にすることも
可能である。さらに、本実施例では平行光束供給手段と
して平行光束を供給するレーザ等の光源を用いたが、こ
れに限ることなく、高圧水銀アーク灯等からの光束を楕
円鏡で集光し、その後コリメータレンズで平行光束化し
たものを用いても良いことは言うまでもない。また、各
オプティカルインテグレータを構成する棒状レンズ素子
の断面形状を適宜、円形、多角形にすることも可能であ
る。
例で述べた如き手法により達成できるため、説明を省略
する。また、図1及び図6に示した本発明による各実施
例とも、第1オプティカルインテグレータ2,20の射出側
空間に形成される2次光源の大きさを規定する開口絞り
3は原理的に固定絞りで構成することができるが、光量
調節のためにこの開口絞り3の口径を可変にすることも
可能である。さらに、本実施例では平行光束供給手段と
して平行光束を供給するレーザ等の光源を用いたが、こ
れに限ることなく、高圧水銀アーク灯等からの光束を楕
円鏡で集光し、その後コリメータレンズで平行光束化し
たものを用いても良いことは言うまでもない。また、各
オプティカルインテグレータを構成する棒状レンズ素子
の断面形状を適宜、円形、多角形にすることも可能であ
る。
【0032】また、第1オプティカルインテグレータと
第1コンデンサーレンズとを同時にズーム化することも
可能である。
第1コンデンサーレンズとを同時にズーム化することも
可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、光量損失を招くことな
く、高い照度で被照射面を均一に照射することができる
ので、露光焼付けを行うべき最小線幅,焦点深度に応じ
て、最適なσ値に設定した際にも、スループットの低下
を全く招くことが全くないようにすることができる。
く、高い照度で被照射面を均一に照射することができる
ので、露光焼付けを行うべき最小線幅,焦点深度に応じ
て、最適なσ値に設定した際にも、スループットの低下
を全く招くことが全くないようにすることができる。
【図1】は本発明による第1実施例の構成及び光路図を
示す図である。
示す図である。
【図2】は本発明による第1実施例の第1オプティカル
インテグレータを構成するレンズ素子の様子を示す斜示
図である。
インテグレータを構成するレンズ素子の様子を示す斜示
図である。
【図3】は本発明による第1実施例の第1オプティカル
インテグレータの光路図である。
インテグレータの光路図である。
【図4】は本発明による第1実施例の第2オプティカル
インテグレータを構成するレンズ素子の様子を示す斜示
図である。
インテグレータを構成するレンズ素子の様子を示す斜示
図である。
【図5】は本発明による第1実施例の第1オプティカル
インテグレータを正のレンズ素子群と負のレンズ素子群
とで構成した時の光路図である。
インテグレータを正のレンズ素子群と負のレンズ素子群
とで構成した時の光路図である。
【図6】は本発明による第2実施例の構成及び光路図を
示す図である。
示す図である。
【図7】は本発明による第2実施例の第1オプティカル
インテグレータを構成するレンズ素子の様子を示す斜示
図である。
インテグレータを構成するレンズ素子の様子を示す斜示
図である。
【図8】は本発明による第2実施例の第1オプティカル
インテグレータを構成するレンズ素子の光路図である。
インテグレータを構成するレンズ素子の光路図である。
【図9】は本発明の照明光学装置の構成の前提となる照
明光学系のレンズ構成及び光路図を示している。
明光学系のレンズ構成及び光路図を示している。
1・・・・・ 光源 2,200・・・・・ 第1オプティカルインテグレータ 3・・・・・ 固定開口絞り 4・・・・・ 第1コンデンサーレンズ 5・・・・・ 第2オプティカルインテグレータ 6・・・・・ 可変開口絞り 7・・・・・ 第2コンデンサーレンズ 8・・・・・ 投影対物レンズ 8a・・・・・ 可変開口絞り R・・・・・ レチクル W・・・・・ ウエハ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−96929(JP,A) 特開 平2−285628(JP,A) 特開 昭63−12135(JP,A) 特開 昭63−66553(JP,A) 特開 平1−259533(JP,A)
Claims (13)
- 【請求項1】 光束を供給するための光束供給手段と、
該光束供給手段からの光束によって第1の面光源を形成
するための第1オプティカルインテグレータと、該第1
の面光源からの光束を集光する第1集光光学系と、該第
1集光光学系によって集光された光束により重畳的に照
明される入射側面を有し、前記第1の面光源と共役な位
置に第2の面光源を形成するための第2オプティカルイ
ンテグレータと、該第2オプティカルインテグレータに
より形成された前記第2の面光源からの光束を集光して
被照射面を重畳的に照明する第2集光光学系とを有する
照明光学装置において、前記第1オプティカルインテグレータは、前記第1の面
光源の大きさ及び位置を変化させることなく前記第1の
面光源からの光束の発散角を変更し、 被照射領域の大きさを一定に保ちながら、前記第2の面
光源の大きさを可変としたことを特徴とする照明光学装
置。 - 【請求項2】 前記第1オプティカルインテグレータ
は、第1光学素子群と第2光学素子群とを有し、該両光
学素子群との間隔を変化させて、前記第1オプティカル
インテグレータの焦点距離を変化させることを特徴とす
る請求項1記載の照明光学装置。 - 【請求項3】 前記第1オプティカルインテグレータの
後側焦点位置と前記第2オプティカルインテグレータの
後側焦点位置とが共役関係となるように構成することを
特徴とする請求項1または請求項2記載の照明光学装
置。 - 【請求項4】 前記第1オプティカルインテグレータの
焦点距離が最小の時には、前記第2オプティカルインテ
グレータに入射する第1の面光源からの光束は、前記第
2オプティカルインテグレータのほぼ全体をカバーする
大きさに形成され、 前記第1オプティカルインテグレータの焦点距離が最大
の時には、前記第2オプティカルインテグレータに入射
する前記第1の面光源からの光束は、前記第2オプティ
カルインテグレータを構成する光学素子の内、2つ以上
含む大きさに形成されることを特徴とする請求項1乃至
請求項3の何れか一項記載の照明光学装置。 - 【請求項5】 前記第2オプティカルインテグレータの
被照射面側の焦点位置あるいはそれの近傍に、大きさが
可変な所定形状の開口部を有する可変開口絞りを有し、
該可変開口絞りは、前記第1オプティカルインテグレー
タの焦点距離の変化に連動して、前記開口部の大きさを
変化させることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何
れか一項記載の照明光学装置。 - 【請求項6】 前記第1光学素子群及び第2光学素子
は、正の屈折力を有するレンズ素子または負の屈折力を
有するレンズ素子の集合よりなることを特徴とする請求
項1乃至請求項5の何れか一項記載の照明光学装置。 - 【請求項7】 光束を供給するための光束供給手段と、
該光束供給手段からの光束によって第1の面光源を形成
するための第1オプティカルインテグレータと、該第1
の面光源からの光束を集光する第1集光光学系と、該第
1集光光学系によって集光された光束により重畳的に照
明される入射面を有し、第2の面光源を形成するための
第2オプティカルインテグレータと、該第2オプティカ
ルインテグレータにより形成された前記第2の面光源か
らの光束を集光して被照射面を重畳的に照明する第2集
光光学系とを有する照明光学装置において、前記第1集光光学系は変更可能な焦点距離を有し、かつ
第1集光光学系の前側焦点位置に前記第1の面光源が位
置し、 前記前側焦点位置を前記第1の面光源の位置に維持しつ
つ、前記第1集光光学系の焦点距離を変更して 被照射領
域の大きさを一定に保ちながら、前記第2の面光源の大
きさを可変としたことを特徴とする照明光学装置。 - 【請求項8】 前記第2オプティカルインテグレータの
被照射面側の焦点位置あるいはそれの近傍に、大きさが
可変な所定形状の開口部を有する可変開口絞りを有し、
該可変開口絞りは、前記第1集光光学系の焦点距離の変
化に連動して、前記開口部の大きさを変化させることを
特徴とする請求項7記載の照明光学装置。 - 【請求項9】 前記第1集光光学系は、移動可能な複数
のレンズ群を有することを特徴とする請求項7又は請求
項8記載の照明光学装置。 - 【請求項10】 所定のパターンが形成されたマスクを
ウエハ上に転写する投影露光装置において、 前記マスクを照明するための請求項1乃至請求項9の何
れか一項に記載の照明光学装置を備えることを特徴とす
る投影露光装置。 - 【請求項11】 露光焼き付けに関する情報が入力され
る入力手段と、該入力手段からの情報に基づいて、前記
第2の面光源の大きさを制御する制御手段とをさらに有
することを特徴とする請求項10記載の投影露光装置。 - 【請求項12】 所定のパターンが形成されたマスクを
ウエハ上に転写する投影露光装置を用いた素子製造方法
において、 請求項1乃至請求項10の何れか一項に記載の照明光学
装置用いて前記マスクを照明する工程を含むことを特徴
とする素子製造方法。 - 【請求項13】 露光焼き付けに関する情報を入力する
工程と、 該入力された情報に基づき、前記第2の面光源の大きさ
を決定する工程とをさらに含むことを特徴とする請求項
12記載の素子製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40762490A JP3360686B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 照明光学装置および投影露光装置並びに露光方法および素子製造方法 |
US07/811,665 US5237367A (en) | 1990-12-27 | 1991-12-23 | Illuminating optical system and exposure apparatus utilizing the same |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40762490A JP3360686B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 照明光学装置および投影露光装置並びに露光方法および素子製造方法 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000372695A Division JP2001210586A (ja) | 2000-12-07 | 2000-12-07 | 照明光学装置、投影露光装置、半導体素子製造方法および露光方法 |
JP2002068916A Division JP3431137B2 (ja) | 2002-03-13 | 2002-03-13 | 照明光学装置、投影露光装置、半導体素子製造方法および露光方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04225214A JPH04225214A (ja) | 1992-08-14 |
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Family
ID=18517190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40762490A Expired - Lifetime JP3360686B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 照明光学装置および投影露光装置並びに露光方法および素子製造方法 |
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Country | Link |
---|---|
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Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
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