JP3353805B2 - 光ファイバ線引き装置 - Google Patents
光ファイバ線引き装置Info
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Description
分散特性を低減させる光ファイバ線引き方法において用
いられる光ファイバ線引き装置に関するものである。本
発明の光ファイバ線引き装置は、1.3μm帯シングル
モードファイバ、分散シフト、分散補償ファイバの他、
いかなる種類の光ファイバの線引き方法にも適用できる
が、特にコアへのGeの添加量が多く、PMD(偏波モ
ード分散、単に偏波分散ともいう)が大きい分散補償フ
ァイバの線引き方法に好適である。
せ、そこから光ファイバを線引きする従来の光ファイバ
の製造方法では、光ファイバのコア部分及びその周囲の
クラッド部分の断面形状を完全に真円形で、かつ同心円
状とすることは困難であり、わずかに楕円状または歪ん
だ円形状となるのが通例であった。従って、光ファイバ
の断面構造における屈折率分布は完全に均等ではなくな
り、これが原因となって光ファイバ断面内の直交する2
偏波間の群速度に差異が生じ、偏波分散が大きくなって
しまうという問題があった。このため、大容量かつ長距
離の伝送が必要とされる海底ケーブル用または幹線ケー
ブル用の光ファイバを実用化する場合には、偏波分散の
影響が大きく現れてしまう。また、この偏波分散は、同
一程度のコア径の場合でもコアに添加するドーパント、
例えばGeO2の添加量が大きいほど大きな値となる。
ファイバ母材から光ファイバを線引きし、この光ファイ
バに所定の被覆材料をコーティングした後、この光ファ
イバを回転軸が周期的に揺動するガイドローラでガイド
することにより、光ファイバに所定のねじりを付与する
光ファイバの製造方法が提案されている(特開平6−1
71970参照)。
を、図9及び10を用いて説明する。ここで、図9は光
ファイバの製造方法を説明するための製造工程図、図1
0は光ファイバにねじりを付与する方法を説明するため
の図である。
が線引き炉310の中に送られ、線引き炉310内で加
熱、軟化された光ファイバ母材300の一端から光ファ
イバ320が線引きされる。この線引きされた光ファイ
バ320は、直径モニタ330を介してコーティング処
理装置340を通過し、このコーティング処理装置34
0において高分子コーティングを施される。その後、光
ファイバ320は、コーティング同心性モニタ350、
例えばUVランプを有するコーティング樹脂硬化装置3
60、コーティング直径モニタ370を順次通過する。
第3のガイドローラ381、382及び383と、光フ
ァイバ320を所定の力で引張る引張りキャプスタン3
90とを有する領域400に入る。ここで、第1のガイ
ドローラ381の回転軸が引張りタワー軸に平行な方向
の回りに揺動する点に、この従来の製造方法の特徴があ
る。なお、第1のガイドローラ381の次段に設置され
た第2のガイドローラ382、及びさらにその次段に設
置された第3のガイドローラ383は、それぞれその回
転軸が固定されている。
ローラ381が引張りタワー軸に平行な方向の回りに角
度θだけ傾くと、この傾きによって光ファイバ320に
図10における横の方向に力が加わり、光ファイバ32
0が第1のガイドローラ381のローラ表面を転動す
る。そしてこの転動が母材の加熱部まで伝わることによ
り、光ファイバ320に長手方向軸回りのねじりが付与
される。続いて、第1のガイドローラ381は元の状態
に戻る。こうして、図中の両頭矢印に示されるように、
第1のガイドローラ381の角度0から角度+θまで揺
動する非対称の往復運動が繰り返されることにより、光
ファイバ320には間欠的にねじりが付与される。
動運動は、図10に示される場合に限らず、引張りタワ
ー軸に平行な方向の回りに角度−θから角度+θまでの
2θ間の対称的な往復運動であってもよい。また、第1
のガイドローラ381の回転軸の方向への対称的な往復
運動であってもよい。これらの場合、光ファイバ320
には進行方向に対して時計回りのねじりと反時計回りの
ねじりとが交番的に付与される。
ァイバの製造方法によれば、光ファイバ320に間欠的
または交番的にねじりが付与されることにより、たとえ
コア部分及びクラッド部分の断面形状が真円形の同心円
状でなくとも、長尺の光ファイバ全体として、真円形の
同心円状である場合と等価的に偏波分散を抑制した光フ
ァイバ320を得ることができる。
光ファイバの製造方法においては、第1のガイドローラ
381の揺動運動によって光ファイバ320がローラ表
面をスムーズに転動することができず、そのため光ファ
イバ320に所定のねじりを有効に付与することができ
ないという問題がある。
て説明する。ここで、図11(a)は光ファイバの製造
装置のガイド部分の模式図、図11(b)は図11
(a)の第1のガイドローラを上から見た図、図11
(c)は図11(b)の第1のガイドローラを横から見
た図である。
りタワー軸に平行な方向の回りに揺動する第1のガイド
ローラ381に対して、次段の回転軸が固定されている
第2のガイドローラ382は相対的に高い位置に設置さ
れている。従って、図中において、線引き炉側から送ら
れてきた光ファイバ321は第1のガイドローラ381
のローラの右側面から底面を通り左側面に至るまで接触
した後、光ファイバ322としてローラの左側面から離
脱して第2のガイドローラ382に送られるが、このと
きの光ファイバが第1のガイドローラ381のローラ表
面に接触する長さは、円周角90°に相当するローラ円
周を越える長さになる。なお、ここでは図示しないが、
第2のガイドローラ382のローラ幅は、図10に示す
場合と同様に、第1のガイドローラ381のローラ幅と
同じである。
1のガイドローラ381により光ファイバ320をガイ
ドする場合について述べる。
のガイドローラ381が角度+θだけ傾いた状態におい
ては、線引き炉310側から第1のガイドローラ381
の右側面に到達した光ファイバ321は第1のガイドロ
ーラ381の右側面からローラ表面に接触し始め、底面
を通り左側面に至るまで接触を続けた後、ローラから離
脱し、光ファイバ322として次段の第2のガイドロー
ラ382へ向かっている。
元の状態に戻ると、第1のガイドローラ381の右側面
において、光ファイバ321aはその進行方向に向かっ
て反時計回りにローラ表面を転動し、光ファイバ321
bの位置まで達しようとする。他方、第1のガイドロー
ラ381の左側面においては、光ファイバ322aはそ
の進行方向に向かって時計回りにローラ表面を転動し、
光ファイバ322bの位置まで達しようとする。このよ
うに、第1のガイドローラ381の右側面と左側面とに
おいては、転動する方向が互いに逆になるため、互いに
相手の転動を妨害し合う関係になる。
面における光ファイバ321aから光ファイバ321b
への反時計回りの転動は、左側面における光ファイバ3
22aから光ファイバ322bへの時計回りの転動によ
って妨害され、部分的に摺動することになる。このた
め、本来は光ファイバ321aから光ファイバ321b
への反時計回りの転動により光ファイバ320にその進
行方向に向かって反時計回りのねじりを付与するはずで
あるのが、有効にねじり付与することができなくなる。
382が第1のガイドローラ381の設置位置より高い
位置に設置されているため、光ファイバ320が第1の
ガイドローラ381の右側面のみならず左側面にも接触
することになり、この左側面において生じる光ファイバ
の転動が右側面における転動を妨害することである。第
2に、第2のガイドローラ382のローラ幅が第1のガ
イドローラ381のローラ幅と同じであるため、第2の
ガイドローラ382のローラ表面においても光ファイバ
320が転動可能となり、第1のガイドローラ381の
左側面における光ファイバ320の転動を抑制すること
ができないこと、また第2のガイドローラ382におけ
る光ファイバ320の転動が第1のガイドローラ381
の左側面における転動と同様の効果をもち、第1のガイ
ドローラ381の右側面における転動を妨害することで
ある。
揺動する第1のガイドローラ381と次段の第2のガイ
ドローラ382とが同じ高さに設置されているため、光
ファイバ320への有効なねじりの付与を妨げる上記第
1の原因は解消されているが、第2のガイドローラ38
2が第1のガイドローラ381と同じローラ幅を有し、
第2のガイドローラ382のローラ表面においても光フ
ァイバ320が転動可能な構造であるという上記第2の
原因が残存しているため、光ファイバ320への有効な
ねじりの付与を実現することが依然として困難であると
いう問題があった。
のであり、ガイドローラの揺動運動によって光ファイバ
に所定のねじりを有効に付与することにより、真円形の
同心円状である場合と等価的に偏波分散を抑制すること
が可能な光ファイバを得るために、ガイドローラに所定
の揺動運動をさせる光ファイバ線引き装置を提供するこ
とにある。
光ファイバ母材から光ファイバを線引きする工程、光フ
ァイバに所定の被覆材料をコーティングする工程、所定
の被覆材料をコーティングした光ファイバを、周期的に
揺動する第1のガイドローラでガイドするとともに、第
1のガイドローラの揺動によって、第1のガイドローラ
のローラ表面上を光ファイバを転動させる工程、及び第
1のガイドローラを経由した光ファイバを、第1のガイ
ドローラの次段に設置され回転軸が固定された第2のガ
イドローラでガイドするとともに、第2のガイドローラ
に設けられた光ファイバ転動抑止部によって第2のガイ
ドローラのローラ表面上を光ファイバが転動するのを抑
止する第2の工程を備え、光ファイバの偏波分散特性を
低減させる光ファイバ線引き方法において用いられる、
光ファイバの線引き装置に関するものである。そして、
この光ファイバの線引き装置は、上記目的を達成するた
め、第1のガイドローラの一方の揺動方向への揺動が開
始してから終了するまでの時間と、その終了後に揺動が
反転して他方の揺動方向への揺動が開始してから終了す
るまでの時間とが等しく、かつ、第1のガイドローラの
一方の揺動方向への最大の揺動角度と、他方の揺動方向
への最大の揺動角度とが互いに等しくなるように、第1
のガイドローラを揺動させる。
ら光ファイバを線引きする工程、光ファイバに所定の被
覆材料をコーティングする工程、所定の被覆材料をコー
ティングした光ファイバを、周期的に揺動する第1のガ
イドローラでガイドするとともに、第1のガイドローラ
の揺動によって、第1のガイドローラのローラ表面上を
光ファイバを転動させる工程、及び第1のガイドローラ
を経由した光ファイバを、第1のガイドローラの次段に
設置され回転軸が固定された第2のガイドローラでガイ
ドするとともに、第2のガイドローラに設けられた光フ
ァイバ転動抑止部によって第2のガイドローラのローラ
表面上を光ファイバが転動するのを抑止する第2の工程
を備え、光ファイバの偏波分散特性を低減させる光ファ
イバ線引き方法において用いられる、光ファイバの線引
き装置に関する。そして、この光ファイバの線引き装置
は、第1のガイドローラの揺動角度が最大になったとき
に、揺動運動が停止することなく揺動方向が反転するよ
うに、第1のガイドローラを揺動させる。
ラの揺動角度が正弦波状に変化することを特徴とする。
イドローラの回転軸と直交しかつ第1のガイドローラの
ほぼ中央を通る軸のまわりに回転自在に、ベースに対し
て支持されたピニオンギア、ピニオンギアと噛み合うラ
ックギア、ラックギアが固定され、ピニオンギアの回転
軸の方向と垂直な方向にベースに対して直線運動を行う
第1の可動部、第1の可動部に対して、第1の可動部の
直線運動の方向、及びピニオンギアの回転軸の方向の両
方向と垂直な方向に直線運動を行う第2の可動部、及び
ベースに対する一定速度の回転運動を第2の可動部に与
え、一定速度で回転するモータを備えることを特徴とす
る。
する材料とピニオンギアを形成する材料とが異なること
を特徴とする。
の実施の形態を説明する。なお、図面の説明において同
一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略す
る。
適用される光ファイバの製造方法の製造工程図である。
バの製造方法では、先ず、光ファイバ母材100を用意
する。この光ファイバ母材100は、気相軸付法(VA
D法)、外付け法(OVD法)、内付け法(MCVD
法)、またはロッドインチューブ法などで作成される。
110にセットした後、線引き炉110内のヒータ12
0で光ファイバ母材100の下端を加熱・軟化させ、光
ファイバ130を線引きする。このときの線引き速度V
pは、例えば100m/分である。
径を、レーザ外径測定器140で測定する。なお、この
測定結果は線引き制御部150に報告される。そして線
引き制御部150は、測定結果に基づいて光ファイバ1
30の外径が所定の値、通常は125μmになるよう
に、ヒータ120の加熱温度や線引き速度Vpを制御す
る。
コーティングダイス161に貯えられた液状樹脂171
中を経由させ、光ファイバ130表面に第1層目の樹脂
を付着させる。引き続き、第1層目の樹脂が付着した光
ファイバ130にUVランプ181を照射して、第1層
目の樹脂を硬化させる。同様にして、光ファイバ130
を、第2の樹脂コーティングダイス162に貯えられた
液状樹脂172中を経由させ、光ファイバ130の第1
層目の樹脂表面に第2層目の樹脂を付着させた後、引き
続き、第2層目の樹脂が付着した光ファイバ130にU
Vランプ182を照射して、第2層目の樹脂を硬化させ
る。こうして、光ファイバ130表面に2層の樹脂から
なる樹脂被膜190をコーティングした光ファイバ20
0を形成する。このときの光ファイバ200の被覆径は
例えば250μmである。
200の進行方向に自由に回転する光ファイバ応動抑制
用の1対のガイドローラ210の間を通過させた後、引
き続き、揺動ガイドローラ220、この揺動ガイドロー
ラ220の次段に設置された第1の固定ガイドローラ2
31、この第1の固定ガイドローラ231の次段に設置
された第2の固定ガイドローラ232で順次ガイドす
る。更に、これら揺動ガイドローラ220、第1の固定
ガイドローラ231、第2の固定ガイドローラ232で
順次経由した光ファイバ200を、ドラム240に巻き
取る。
ガイドローラ210は、揺動ガイドローラ220の真上
方向に距離L=100mmの位置に設置されており、1
対のガイドローラ210の間隔dは2mmである。ま
た、揺動ガイドローラ220は、そのローラ外径が15
0mm、ローラ幅が30mmであり、ローラ表面の材質
はローラ自体の材質であるアルミニウムであり、その回
転軸が引張りタワー軸に平行な方向の回りに角度−θか
ら角度+θまで周期100rpmで揺動している。ま
た、第1の固定ガイドローラ231は、揺動ガイドロー
ラ220の真横方向に距離D=250mmの位置に設置
され、揺動ガイドローラ220のローラと同様にローラ
外径が150mm、ローラ幅が30mmであるが、その
回転軸が固定されていると共に、ローラ表面の中央部に
光ファイバ転動抑止手段としてのV字型の狭溝が設けら
れている。このような条件で配置された光ファイバ応動
抑制用の1対のガイドローラ210、揺動ガイドローラ
220、および第1の固定ガイドローラ231の組み合
わせにより、有効に即ち揺動ガイドローラ220の揺動
速度に対して高効率に光ファイバ200に所定のねじり
を付加する。
有効に付加する方法を、図2および図3を用いて説明す
る。ここで、図2は図1の揺動ガイドローラ220およ
び第1の固定ガイドローラ231を上から見た図、図3
は図1の光ファイバ応動抑制用の1対のガイドローラ2
10および揺動ガイドローラ220を横から見た図であ
る。
0が引張りタワー軸に平行な方向の回りに角度+θだけ
傾くと、この傾きによって光ファイバ200に横方向の
力が加わり、揺動ガイドローラ220のローラ表面を光
ファイバ200が転動する。そしてこの転動により、光
ファイバ200にねじりが付与される。続いて、揺動ガ
イドローラ220は逆方向に角度−θだけ傾く。こうし
て、図中の両頭矢印に示されるように、揺動ガイドロー
ラ220が角度+θから角度−θまで揺動する対称的な
往復運動が繰り返されることにより、光ファイバ200
に進行方向に対する時計回りのねじりと反時計回りのね
じりとが交番的に付与される。
の第1の固定ガイドローラ231が揺動ガイドローラ2
20の真横向の位置に同じローラ外径をもって設置され
ているため、光ファイバ200が揺動ガイドローラ22
0のローラ表面に接触する長さは、揺動ガイドローラ2
20の中心角90°に相当するローラ円周とほぼ等しい
長さになる。即ち、光ファイバ200は揺動ガイドロー
ラ220のローラの一方の側面から底面まで接触し、そ
の最底部で離脱する。このため、ローラの他方の側面に
おいて光ファイバ200の転動が生じて一方の側面にお
ける光ファイバ200の転動を妨害し、光ファイバ20
0を摺動させるという事態が阻止される。従って、揺動
ガイドローラ220のローラの一方の側面における光フ
ァイバ200の転動により、揺動ガイドローラ220の
揺動速度に対して高効率に光ファイバ200にねじりを
付与することができる。
ーラ表面の中央部に光ファイバ転動抑止手段としてのV
字型の狭溝250が設けられており、第1の固定ガイド
ローラ231でガイドされる光ファイバ200はこのV
字型の狭溝250に挿着される。このため、第1の固定
ガイドローラ231のローラ表面で光ファイバ200が
転動して光ファイバ200にねじりを付与するための揺
動ガイドローラ220における転動を妨害するという事
態が阻止される。従って、V字型の狭溝250によって
第1の固定ガイドローラ231のローラ表面での光ファ
イバ200の転動を抑止することにより、揺動ガイドロ
ーラ220の揺動速度に対して高効率に光ファイバ20
0にねじりを付与することができる。
0が引張りタワー軸に平行な方向の回りに角度+θだけ
傾き、この揺動ガイドローラ220のローラ表面を光フ
ァイバ200が転動すると、この光ファイバ200の転
動に連れて、揺動ガイドローラ220直前の線引き炉側
の光ファイバ200も揺動ガイドローラ220の揺動方
向に応動する。そしてこの光ファイバ200の応動が一
定範囲を越えると、光ファイバ200に付与されるねじ
り量が低減したり、樹脂被膜190をコーティングした
光ファイバ200が偏肉したりする原因となるが、1対
のガイドローラ210が揺動ガイドローラ220の真上
方向に設置されているため、光ファイバ200の応動が
一定以上になると、1対のガイドローラ210の一方の
ローラに接触し、それ以上の光ファイバ200の応動が
阻止される。従って、1対のガイドローラ210が光フ
ァイバ200の応動を抑制することにより、光ファイバ
200に付与されるねじり量の低減や、樹脂被膜190
をコーティングした光ファイバ200の偏肉を抑止する
ことができる。
ば、光ファイバ応動抑制用の1対のガイドローラ21
0、揺動ガイドローラ220、および第1の固定ガイド
ローラ231を組み合わせることにより、揺動ガイドロ
ーラ220がその揺動運動によってそのローラ表面に光
ファイバ200を転動させ時計回りのねじりと反時計回
りのねじりとを交番的に付与すると共に、光ファイバ応
動抑制用の1対のガイドローラ210と光ファイバ転動
抑止手段を設けた第1の固定ガイドローラ231とが揺
動ガイドローラ220のローラ表面での光ファイバ20
0のスムーズな転動を補助するため、揺動ガイドローラ
220の揺動速度に対して高効率に光ファイバ200に
ねじりを付与することができる。
よれば、揺動ガイドローラ220のローラ表面で光ファ
イバ200を転動させる際に、光ファイバ応動抑制用の
1対のガイドローラ210により、光ファイバ200の
応動を抑制することができるため、樹脂被膜190をコ
ーティングした光ファイバ200の偏肉を抑止すること
ができる。
ては、第1の固定ガイドローラ231の光ファイバ転動
抑止手段としてのV字型の狭溝250を設けたが、この
代わりにU字型の狭溝、または凹形状の狭溝を設けて
も、同様の効果を奏することが可能である。
るための光ファイバの線引き装置について説明する。
動するのが理想的である。すなわち、揺動ガイドローラ
220の揺動角度θ(図3参照)は、時間に対して正弦
波的に変化するのが理想的である。少なくとも、揺動ガ
イドローラ220は、一方の揺動方向への揺動が開始し
てから終了するまでの時間と、その終了後に揺動が反転
して他方の揺動方向への揺動が開始してから終了するま
での時間とが等しく、かつ、揺動ガイドローラ220の
一方の揺動方向への最大の揺動角度と、他方の揺動方向
への最大の揺動角度とが互いに等しくなるように、揺動
するのが好ましい。また、揺動ガイドローラ220は、
揺動角度が最大になったときに、揺動運動が停止するこ
となく揺動方向が反転するように、揺動するのが好まし
い。
動角度θの時間変化は、時計回りの最大角度と反時計回
りの最大角度とが等しく、時計回りに揺動している周期
と反時計回りに揺動している周期とが等しく、かつ、揺
動角速度が滑らかに変化するのが好ましい。揺動ガイド
ローラ220の揺動角度θの時間変化としてこのような
条件が要求されるのは、製造された光ファイバをケーブ
ルに加工したときに、キンクが生じて折れやすくなるの
を防止するためである。
揺動角度θが正弦波的に変化するように揺動させる光フ
ァイバの線引き装置の一例を示す斜視図である。図4に
おいて、ベース500上に、ピニオンギア510が回転
軸を上下方向にして回転自在に取り付けられている。ピ
ニオンギア510の上面には、ローラベース520が取
り付けられ、ローラベース520から水平に突出した回
転軸530に、揺動ガイドローラ220が回転自在に取
り付けられている。この場合、ベース500上にピニオ
ンギア510を直接取り付けるのではなく、ベース50
0に回転自在に支持された揺動ベースにピニオンギア5
10が取り付けられていてもよい。
揺動ガイドローラ220の回転軸と直交し、かつ揺動ガ
イドローラ220のほぼ中央を通っている。従って、ピ
ニオンギア510が揺動することによって、揺動ガイド
ローラ220は、その中心を通りベース500に垂直な
回転軸の回りを揺動することになる。ベース500は、
光ファイバ130(図1参照)の下方に、光ファイバ1
30の長手方向に垂直に配置されている。このため、揺
動ガイドローラ220の揺動の軸の方向は、光ファイバ
130の長手方向と平行になる。
0を介して第1の可動部550が取り付けられている。
従って、第1の可動部550はベース500に対して一
定方向にのみ動くことができるようになっている。第1
の可動部550には、第2の直線ガイド560のベース
部570が固定されている。このベース部570に沿っ
て第2の直線ガイド560が移動するようにされてい
る。
の直線ガイド560の移動方向は互いに垂直であり、こ
れら2つの移動方向は、それぞれピニオンギア510の
回転軸の方向に垂直である。
の一端が固定されており、アーム580の他端は回転板
590から突出したピン600に回転自在に取り付けら
れている。回転板590は、ベース500の下方に配置
された図示しないモータ及び減速機の出力軸に取り付け
られ、回転する。また、第1の可動部550にはラック
ギア610が固定され、ラックギア610はピニオンギ
ア510と噛み合っている。
ア510を形成する材料は互いに異なるのが好ましい。
これは、ラックギア610の硬さとピニオンギア510
の硬さが同じ場合には金属音や振動が生ずるので、これ
ら2つのギアの硬さを異ならせるのが好ましいためであ
る。この場合、ラックギア610を柔らかい材料で形成
した方が、ピニオンギア510を柔らかい材料で形成す
るよりも、製造上都合がよい。例えば、ラックギア61
0をMCナイロンや真鍮で形成し、ピニオンギア510
を鉄で形成するのが好ましい。なお、ラックギア610
を鉄で形成し、ピニオンギア510をMCナイロンや真
鍮で形成してもよい。
置の動作について説明する。まず、図示しない減速機に
よって減速された図示しないモータの出力によって回転
板590が回転する。ここで、モータの回転は一定速度
であり、従って回転板590の回転も一定速度である。
この回転によってピン600も回転し、アーム580の
一端は円周に沿って一定速度で移動する。アーム580
は、2つの直線ガイド540及び560を介してベース
500に取り付けられているから、ベース500に対し
て回転しない。従って、アーム580の他端も円周に沿
って一定速度で移動し、第2の直線ガイド560も円周
に沿って一定速度で移動する。第2の直線ガイド560
のベース部570は、一定の直線方向(すなわち、第1
の直線ガイド540の移動方向)にしか移動することが
できないから、位置が正弦波的に変化する。ベース部5
70が固定された第1の可動部550の位置も正弦波的
に変化し、ラックギア610の位置も同様に変化する。
従って、ピニオンギア510の回転角度は正弦波的に変
化することになり、ピニオンギア510に取り付けられ
た揺動ガイドローラ220の揺動角度θも、正弦波的に
変化する。
線引き装置が動作している状態を上から、すなわち光フ
ァイバ130が存在する方向から見たところを順に示す
図である。
転板590の中心のほぼ右方向にあるときには、第1の
可動部550はそのストロークのほぼ中央に位置する。
このときラックギア610も、そのストロークのほぼ中
央に位置し、ピニオンギア510の角度は、その揺動範
囲のほぼ中央の角度である。従って、揺動ガイドローラ
220の揺動角度θは、ほぼゼロになる。
転し、図示しない減速機を介して伝達される動力によっ
て回転板590が反時計回りにほぼ90°回転する。こ
のとき、図5(b)に示すように、ピン600は回転板5
90の中心のほぼ上方向にきて、第1の可動部550の
位置は一方の最大ストローク位置にほぼ一致する。この
ときラックギア610の位置も一方の最大ストローク位
置にほぼ一致し、ピニオンギア510の角度は、一方の
最大揺動角度にほぼ一致する。従って、揺動ガイドロー
ラ220の揺動角度θは、ほぼ最大になる。
機を介して伝達される動力によって回転板590がさら
に反時計回りにほぼ90°回転する。このとき、図6
(a)に示すように、ピン600は回転板590の中心の
ほぼ左方向にきて、第1の可動部550はそのストロー
クのほぼ中央に再び位置する。このときラックギア61
0も、そのストロークのほぼ中央に再び位置し、ピニオ
ンギア510の角度は、再び、その揺動範囲のほぼ中央
の角度になる。従って、揺動ガイドローラ220の揺動
角度θは、再びほぼゼロになる。
機を介して伝達される動力によって回転板590がさら
に反時計回りにほぼ90°回転する。このとき、図6
(b)に示すように、ピン600は回転板590の中心の
ほぼ下方向にきて、第1の可動部550の位置は他方の
最大ストローク位置にほぼ一致する。このときラックギ
ア610の位置も他方の最大ストローク位置にほぼ一致
し、ピニオンギア510の角度は、他方の最大揺動角度
にほぼ一致する。従って、揺動ガイドローラ220の揺
動角度θは、図5(b)の場合と反対の符号で、ほぼ最大
になる。
期は、20〜150rpm、さらにこのましくは50〜
100rpmであることが好ましい。これは、揺動ガイ
ドローラ220の揺動の周期がこの範囲にある場合に、
光ファイバ200の偏波分散が効果的に減少するからで
ある。
装置との対比のために使用した、光ファイバの線引き装
置の概略構成を示す平面図である。図7は、この装置を
上から、すなわち、光ファイバ130(図1参照)が存
在する方から見たところを示している。この光ファイバ
の線引き装置においては、ガイドローラステージ700
及び回転板710が、ベース720に回転自在に取り付
けられており、ガイドローラステージ700の上に揺動
ガイドローラ220がローラベース760によって設置
されている。ガイドローラステージ700及び回転板7
10の回転軸の方向は、互いに平行であり、光ファイバ
130(図1参照)の長手方向に一致する。そして、ガ
イドローラステージ700上に設けられたピン730と
回転板710上に設けられたピン740とがクランク7
50で接続されている。
示しないモータ及び減速機によって回転板710を一定
速度で回転させたとき、クランクは図中のAの位置とB
の位置との間で動くことになる。従って、このとき、回
転板700はクランクがAの位置にある状態とクランク
がBの位置にある状態との間で揺動することになり、揺
動ガイドローラ220も同じ範囲を揺動することにな
る。
装置を用いて光ファイバを製造したところ、製造された
光ファイバにはねじれが生じてしまった。具体的には、
線引きされた光ファイバは、8の字状にねじれてしまっ
た。これは、揺動が左右不均等であるため、すなわち、
揺動ガイドローラ220の揺動範囲の中央からAの側に
おける揺動パターンと、揺動範囲の中央からBの側にお
ける揺動パターンとが等しくためからである。
線引き装置を用いて線引きされた光ファイバには、ねじ
れは全く生じなかった。
4の装置を用いて光ファイバを線引きする2つの実験の
条件は、ファイバ径125μm、被覆径240μm、線
引き速度200m/分、線引き張力100g、揺動角度
θ(図2参照)10度、揺動速度60周期/分である。
の装置によって達成される正弦波の他に、図8(b)、
(c)に示したようなものも考えられる。図8(b)、(c)
の縦軸は、揺動ガイドローラ220の揺動速度を示して
いる。ここで、図8(a)に示すように、揺動ガイドロー
ラ220を上から、すなわち、光ファイバ130(図1
参照)が存在する方から見たときに、右方向の揺動を+
とし、左方向の揺動を−としている。
る場合である。この場合、揺動方向反転のための時間が
長く、その間は光ファイバは全く捻れない。従って、光
ファイバの平均捻り量を十分に大きくとることができな
いという問題点がある。さらに、揺動方向を反転する際
の速度変化が激しいため、揺動ガイドローラ220全体
が振動してしまうという問題点もある。
波状に変化する場合である。この場合、コーティングさ
れた被覆部分に捻り歪みが残留し、線引き後の光ファイ
バにねじれが生じてしまうという問題点がある。
確な正弦波状に変化させた場合に比べて、図8(b)、
(c)のような揺動波形を用いた場合は、製造された光フ
ァイバの性能が劣り、製造中の問題点もある。
ファイバの線引き装置によれば、第1のガイドローラの
一方の揺動方向への揺動が開始してから終了するまでの
時間と、その終了後に揺動が反転して他方の揺動方向へ
の揺動が開始してから終了するまでの時間とが等しく、
かつ、第1のガイドローラの一方の揺動方向への最大の
揺動角度と、他方の揺動方向への最大の揺動角度とが互
いに等しくなるように、前記第1のガイドローラを揺動
させることにより、真円形の同心円状である場合と等価
的に偏波分散を抑制することが可能な光ファイバを得る
ための、ガイドローラに所定の揺動運動をさせる光ファ
イバの線引き装置を提供することができる。
光ファイバ製造方法を示す製造工程図である。
ドローラを上から見た図である。
ーラおよび揺動ガイドローラを横から見た図である。
に変化するように揺動させる光ファイバの線引き装置の
一例を示す斜視図である。
ている状態を上から見たところを順に示す図である。
ている状態を上から見たところを順に示す図であり、図
5から引き続くものである。
のために使用した、光ファイバの線引き装置の概略構成
を示す平面図である。
速度のパターンとの対比のために使用した、揺動速度の
パターンを示す図である。
る。
説明するための図(その1)である。
説明するための図(その2)である。
ヒータ、130…光ファイバ、140…レーザ外径測定
器、150…線引き制御部、161…第1の樹脂コーテ
ィングダイス、162…第2の樹脂コーティングダイ
ス、171、172…液状樹脂、181、182…UV
ランプ、190…樹脂被膜、200…光ファイバ、21
0…光ファイバ応動抑制用の1対のガイドローラ、22
0…揺動ガイドローラ、231…第1の固定ガイドロー
ラ、232…第2の固定ガイドローラ、240…ドラ
ム、250…V字型の狭溝、300…光ファイバ母材、
310…線引き炉、320、321、321a、321
b、322、322a、322b、…光ファイバ、33
0…直径モニタ、340…コーティング処理装置、35
0…コーティング同心性モニタ、360…回復ステーシ
ョン、370…コーティング直径モニタ、381…第1
のガイドローラ、382…第2のガイドローラ、383
…第3のガイドローラ、390…引張りキャプスタン、
400…領域、500…ベース、510…ピニオンギ
ア、520…ローラベース、530…回転軸、540…
第1の直線ガイド、550…第1の可動部、560…第
2の直線ガイド、570…ベース部、580…アーム、
590…回転板、600…ピン、610…ラックギア、
700…ガイドローラステージ、710…回転板、72
0…ベース、730…ピン、740…ピン、750…ク
ランク、760…ローラベース。
Claims (5)
- 【請求項1】 光ファイバ母材から光ファイバを線引き
する工程、 前記光ファイバに所定の被覆材料をコーティングする工
程、 前記所定の被覆材料をコーティングした前記光ファイバ
を、周期的に揺動する第1のガイドローラでガイドする
とともに、前記第1のガイドローラの揺動によって、前
記第1のガイドローラのローラ表面上を前記光ファイバ
を転動させる工程、及び前記第1のガイドローラを経由
した前記光ファイバを、前記第1のガイドローラの次段
に設置され回転軸が固定された第2のガイドローラでガ
イドするとともに、前記第2のガイドローラに設けられ
た光ファイバ転動抑止部によって前記第2のガイドロー
ラのローラ表面上を前記光ファイバが転動するのを抑止
する第2の工程を備え、前記光ファイバの偏波分散特性
を低減させる光ファイバ線引き方法において用いられ
る、光ファイバの線引き装置において、 前記第1のガイドローラの一方の揺動方向への揺動が開
始してから終了するまでの時間と、その終了後に揺動が
反転して他方の揺動方向への揺動が開始してから終了す
るまでの時間とが等しく、 かつ、前記第1のガイドローラの一方の揺動方向への最
大の揺動角度と、他方の揺動方向への最大の揺動角度と
が互いに等しくなるように、前記第1のガイドローラを
揺動させることを特徴とする光ファイバの線引き装置。 - 【請求項2】 光ファイバ母材から光ファイバを線引き
する工程、 前記光ファイバに所定の被覆材料をコーティングする工
程、 前記所定の被覆材料をコーティングした前記光ファイバ
を、周期的に揺動する第1のガイドローラでガイドする
とともに、前記第1のガイドローラの揺動によって、前
記第1のガイドローラのローラ表面上を前記光ファイバ
を転動させる工程、及び前記第1のガイドローラを経由
した前記光ファイバを、前記第1のガイドローラの次段
に設置され回転軸が固定された第2のガイドローラでガ
イドするとともに、前記第2のガイドローラに設けられ
た光ファイバ転動抑止部によって前記第2のガイドロー
ラのローラ表面上を前記光ファイバが転動するのを抑止
する第2の工程を備え、前記光ファイバの偏波分散特性
を低減させる光ファイバ線引き方法において用いられ
る、光ファイバの線引き装置において、 前記第1のガイドローラの揺動角度が最大になったとき
に、揺動運動が停止することなく揺動方向が反転するよ
うに、前記第1のガイドローラを揺動させることを特徴
とする光ファイバの線引き装置。 - 【請求項3】 前記第1のガイドローラの揺動角度が正
弦波状に変化することを特徴とする請求項1または2に
記載の光ファイバ線引き装置。 - 【請求項4】 ベース、 前記第1のガイドローラの回転軸と直交しかつ前記第1
のガイドローラのほぼ中央を通る軸のまわりに回転自在
に、前記ベースに対して支持されたピニオンギア、 前記ピニオンギアと噛み合うラックギア、 前記ラックギアが固定され、前記ピニオンギアの回転軸
の方向と垂直な方向に前記ベースに対して直線運動を行
う第1の可動部、 前記第1の可動部に対して、前記第1の可動部の直線運
動の方向、及び前記ピニオンギアの回転軸の方向の両方
向と垂直な方向に直線運動を行う第2の可動部、及び前
記ベースに対する一定速度の回転運動を前記第2の可動
部に与え、一定速度で回転するモータを備えたことを特
徴とする請求項3に記載の光ファイバ線引き装置。 - 【請求項5】 前記ラックギアを形成する材料と前記ピ
ニオンギアを形成する材料とが異なることを特徴とする
請求項4に記載の光ファイバ線引き装置。
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