[go: up one dir, main page]

JP3339921B2 - 画像形成装置管理システムの通信コントロール装置 - Google Patents

画像形成装置管理システムの通信コントロール装置

Info

Publication number
JP3339921B2
JP3339921B2 JP16221093A JP16221093A JP3339921B2 JP 3339921 B2 JP3339921 B2 JP 3339921B2 JP 16221093 A JP16221093 A JP 16221093A JP 16221093 A JP16221093 A JP 16221093A JP 3339921 B2 JP3339921 B2 JP 3339921B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
communication control
forming apparatus
control device
specific data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP16221093A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06244974A (ja
Inventor
泰成 橋本
康雄 河田
和之 中原
修 木崎
知史 原田
伸明 富所
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP16221093A priority Critical patent/JP3339921B2/ja
Priority to DE4340602A priority patent/DE4340602C2/de
Priority to FR9314303A priority patent/FR2698750B1/fr
Priority to US08/159,480 priority patent/US5583615A/en
Publication of JPH06244974A publication Critical patent/JPH06244974A/ja
Priority to US08/694,029 priority patent/US5812900A/en
Priority to US09/003,783 priority patent/US5897236A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3339921B2 publication Critical patent/JP3339921B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00002Diagnosis, testing or measuring; Detecting, analysing or monitoring not otherwise provided for
    • H04N1/00007Diagnosis, testing or measuring; Detecting, analysing or monitoring not otherwise provided for relating to particular apparatus or devices
    • H04N1/00015Reproducing apparatus
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • G03G15/5075Remote control machines, e.g. by a host
    • G03G15/5079Remote control machines, e.g. by a host for maintenance
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00002Diagnosis, testing or measuring; Detecting, analysing or monitoring not otherwise provided for
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00002Diagnosis, testing or measuring; Detecting, analysing or monitoring not otherwise provided for
    • H04N1/00026Methods therefor
    • H04N1/00037Detecting, i.e. determining the occurrence of a predetermined state
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00002Diagnosis, testing or measuring; Detecting, analysing or monitoring not otherwise provided for
    • H04N1/00026Methods therefor
    • H04N1/0005Methods therefor in service, i.e. during normal operation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00002Diagnosis, testing or measuring; Detecting, analysing or monitoring not otherwise provided for
    • H04N1/00071Diagnosis, testing or measuring; Detecting, analysing or monitoring not otherwise provided for characterised by the action taken
    • H04N1/00074Indicating or reporting
    • H04N1/00079Indicating or reporting remotely
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00002Diagnosis, testing or measuring; Detecting, analysing or monitoring not otherwise provided for
    • H04N1/00071Diagnosis, testing or measuring; Detecting, analysing or monitoring not otherwise provided for characterised by the action taken
    • H04N1/0009Storage

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、通信回線を介して画
像形成装置と管理装置とを接続する画像形成装置管理シ
ステムにおいて、画像形成装置と通信回線の間に介挿さ
れて両者間の通信を制御する通信コントロール装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】このような画像形成装置管理システムと
しては、例えば特開平2−257155号公報,特開平
2−259666号公報,あるいは特開平3−1960
53号公報などに見られるように、複写機等の画像形成
装置を公衆回線等の通信回線を利用し、サービスセンタ
等に設置された管理装置と接続可能にしたものが知られ
ている。
【0003】このような画像形成装置管理システムによ
れば、遠隔地に設置されている複数の画像形成装置を1
ヶ所に設けた管理装置(ホストマシン)によって集中的
に管理することにより、各画像形成装置の使用状況の集
計に利用したり、画像形成装置のメンテナンス等に利用
している。使用状況の内容としてはコピー枚数等があ
り、メンテナンスの内容としては画像形成装置の自己診
断による管理装置への自動発呼や、管理装置側から画像
形成装置をアクセスにして各部を調整するといったこと
が行なわれている。
【0004】また、従来はサービスエンジニアの訪問や
顧客先への電話によって確認していた画像形成装置の保
守契約の料金請求のためのカウンタ値(一般的にはコピ
ー枚数)を、このシステムを利用して遠隔操作で読み出
すことも行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像形成装置管理システムにおいては、画像
形成装置と管理装置が通信回線を介して結ばれている場
合でも、画像形成装置の電源が切られている場合には管
理装置から上述したような特定データを読み出すことが
できず、読み出しが可能なタイミングが限られることに
なる。
【0006】例えば、通信コストが小さく且つトラフィ
ックが少なくて接続率の高い夜間等に読み出そうとして
も画像形成装置の電源が切られていることが多く、この
場合には特定データの読み出しができないことになる。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、画像
形成装置の電源が切られてもその特定データを管理装置
へ送信できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、通信回線を介して画像形成装置と管理装
置とを接続する画像形成装置管理システムの通信コント
ロール装置において、以下の(1)〜(10)のいずれ
かに示す通信コントロール装置を提供する。
【0008】(1)画像形成装置から特定データを定期
的に受信する特定データ受信手段と、該手段によって受
信された特定データを記憶する第1の記憶手段と、該手
段に記憶された特定データを転送して記憶する第2の記
憶手段と、第1の記憶手段から第2の記憶手段への特定
データの転送を行う日時又は時刻を設定する手段とを設
け、管理装置が通信回線を介して接続されたとき、第2
の記憶手段に記憶されている特定データを読み出し可能
にした通信コントロール装置。
【0009】(2)(1)の通信コントロール装置に備
えられた特定データ受信手段,第1の記憶手段,及び第
2の記憶手段と同様のものに加え、第2の記憶手段に記
憶された特定データを管理装置へ定期的に送信する送信
手段と、第1の記憶手段から第2の記憶手段への特定デ
ータの転送を行う日時又は時刻を設定する手段とを設け
た通信コントロール装置。
【0010】(3)(1)又は(2)の通信コントロー
ル装置に備えられた各手段に加え、特定データ受信手段
が第1の記憶手段から第2の記憶手段への特定データの
転送を行う日時又は時刻から一定期間後の日時又は時刻
までの間に画像形成装置から特定データを受信して記憶
させる手段であり、第1の記憶手段に記憶された特定デ
ータを直ちに第2の記憶手段へ転送させる転送手段を設
けた通信コントロール装置。
【0011】(4)(3)の通信コントロール装置に備
えられた各手段に加え、転送手段に、第1の記憶手段か
ら第2の記憶手段への特定データの転送を行う日時又は
時刻より定められた一定期間後の日時又は時刻までに画
像形成装置から特定データが受信されなかった場合に
は、上記日時又は時刻以降に第1の記憶手段から第2の
記憶手段へ特定データを転送する手段を設けた通信コン
トロール装置。
【0012】(5)(3)又は(4)の通信コントロー
ル装置に備えられた各手段に加え、第1の記憶手段から
第2の記憶手段への特定データの転送が行われた場合に
は、第2の記憶手段から管理装置へのデータ送信を行わ
せる手段を設けた通信コントロール装置。
【0013】(6)(1)の通信コントロール装置に備
えられた特定データ受信手段,第1の記憶手段,及び第
2の記憶手段と同様のものに加え、第1の記憶手段から
第2の記憶手段への特定データの転送を行った日時又は
時刻を記憶する第3の記憶手段を設け、管理装置が通
信回線を介して接続されたとき、第2の記憶手段に記憶
されている特定データを読み出し可能にした通信コント
ロール装置。(7)(2) の通信コントロール装置に備えられた特定
データ受信手段,第1の記憶手段,第2の記憶手段,及
び送信手段と同様のものに加え、第1の記憶手段から第
2の記憶手段への特定データの転送を行った日時又は時
刻を記憶する第3の記憶手段とを設けた通信コントロー
ル装置。
【0014】(8)(1)又は(2)の通信コントロー
ル装置に備えられた各手段に加え、動作開始時に、第1
の記憶手段から第2の記憶手段への特定データの転送を
行うために設定された日時又は時刻を経過していた場合
には、第1の記憶手段から第2の記憶手段への特定デー
タの転送を行わせる手段を設けた通信コントロール装
置。(9) (1)〜(8)のいずれかの通信コントロール装
置に備えられた各手段に加え、特定データに画像形成装
置保守契約管理用データを含ませるようにした通信コン
トロール装置。
【0015】(10)(1)〜(9)いずれかの各通
信コントロール装置に備えられた各手段に加え、複数台
の画像形成装置を接続可能とし、接続した各画像形成装
と管理装置との共通の通信回線を介しての通信を制御
する手段を設けた通信コントロール装置。
【0016】
【作用】(1)の通信コントロール装置によれば、第1
の記憶手段が特定データ受信手段によって受信された特
定データを記憶し、第2の記憶手段が第1の記憶手段か
ら転送される特定データを記憶し、管理装置が通信回線
を介して接続されたとき、第2の記憶手段に記憶されて
いる特定データを読み出し可能にしたので、画像形成装
置の日々更新される特定データを定期的に読み出す必要
がある場合、その画像形成装置の電源が断たれている場
合でも、管理装置が画像形成装置の定期的に読み出す必
要がある特定データをアクセスして読み出し、それを受
け取ることができる。また、次回の読み出し時まで特定
データを保持することができる。
【0017】それについて、もう少し具体的に説明す
る。例えば画像形成装置から通信コントロール装置のメ
モリへのデータ転送は1日に1回、通信コントロール装
置から管理装置へのデータ転送はデータ集計時(普通1
月に1回)である。
【0018】ここで、通信コントロール装置のメモリが
1つの場合であって、上記のデータ集計時に通信コント
ロール装置と管理装置との間の通信にトラブルが生じ、
且つこのトラブル復旧に2日かかるとした場合、通信コ
ントロール装置のメモリへはデータ集計時以降のデータ
も送られ続けることになり、トラブル復旧時にデータ集
計時以前のデータと以後のデータとの区別がつかなくな
り、正確なデータ集計が行われなくなる。
【0019】そこで、複写機からのデータ受信用メモリ
としての第1の記憶手段と管理装置へのデータ送信用の
メモリとして第2の記憶手段とを設けることにより、上
述のようなトラブル時にもデータ集計時点の前後でデー
タの区別ができ、上述のような効果を得られる。また、
第1の記憶手段から第2の記憶手段への特定データの転
送を行う日時又は時刻を設定する手段を設けたので、各
画像形成装置毎の特定データを必要時期に応じて第1の
記憶手段から第2の記憶手段へ転送することが可能にな
る。
【0020】(2)の通信コントロール装置によれば、
第1の記憶手段が特定データ受信手段によって受信され
た特定データを記憶し、第2の記憶手段が第1の記憶手
段から転送される特定データを記憶し、第2の記憶手段
に記憶された特定データを管理装置へ定期的に送信する
ので、画像形成装置の電源が断たれていても、管理装置
はその特定データをアクセスしないで受け取ることがで
きる。また、画像形成装置側から回線を接続することに
なるため、オペレータにとって内線交換が行われて管理
装置から直接アクセスできない電話機に接続することも
可能になる。さらに、第1の記憶手段から第2の記憶手
段への特定データの転送を行う日時又は時刻を設定する
手段を設けたので、各画像形成装置毎の特定データを必
要時期に応じて第1の記憶手段から第2の記憶手段へ転
送し、更に管理装置へ送信することが可能になる。
【0021】
【0022】
【0023】(3)の通信コントロール装置によれば、
(1)又は(2)の通信コントロール装置と同様の作用
に加えて、特定データ受信手段が第1の記憶手段から第
2の記憶手段への特定データの転送を行う日時又は時刻
から一定期間後の日時又は時刻までの間に画像形成装置
から特定データを受信して記憶させ、その記憶された特
定データを直ちに第2の記憶手段へ転送させるようにす
れば、(1)又は(2)の通信コントロール装置と同様
の効果に加え、第1の記憶手段から第2の記憶手段への
特定データの転送を確実に行える。
【0024】(4)の通信コントロール装置によれば、
(3)の通信コントロール装置と同様の作用に加えて、
第1の記憶手段から第2の記憶手段への特定データの転
送を行う日時又は時刻より定められた一定期間後の日時
又は時刻までに画像形成装置から特定データが受信され
なかった場合には、上記日時又は時刻以降に第1の記憶
手段から第2の記憶手段へ特定データを転送することに
より、(3)の通信コントロール装置と同様の効果に加
え、誤差を最小に抑えた特定データを転送できる。
【0025】例えば、画像形成装置が通信コントロール
装置内の特定データの転送日に電源が投入されなかった
場合、前回画像形成装置から受信した特定データを通信
コントロール装置内のデータ転送に用いることにより、
特定データ転送日に近い日のデータを転送することにな
るため、上述の効果を得られる。
【0026】(5)の通信コントロール装置によれば、
(3)又は(4)の通信コントロール装置と同様の作用
に加えて、第1の記憶手段から第2の記憶手段への特定
データの転送が行われた場合には、第2の記憶手段から
管理装置へのデータ送信を行わせることにより、(3)
又は(4)の通信コントロール装置と同様の効果に加
え、第2の記憶手段から管理装置への特定データの送信
を確実に行える。
【0027】(6)の通信コントロール装置によれば、
第1の記憶手段が特定データ受信手段によって受信され
た特定データを記憶し、第2の記憶手段が第1の記憶手
段から転送される特定データを記憶し、管理装置が通信
回線を介して接続されたとき、第2の記憶手段に記憶さ
れている特定データを読み出し可能にしたので、画像形
成装置の日々更新される特定データを定期的に読み出す
必要がある場合、その画像形成装置の電源が断たれてい
る場合でも、管理装置が画像形成装置の定期的に読み出
す必要がある特定データをアクセスして読み出し、それ
を受け取ることができる。また、次回の読み出し時まで
特定データを保持することができる。 さらに、第1の記
憶手段から第2の記憶手段への特定データの転送を行っ
た日時又は時刻を記憶するので、管理装置からその記憶
された日時又は時刻を読み出すことにより、特定データ
の正当性を確実に判断できる。
【0028】(7)の通信コントロール装置によれば、
第1の記憶手段が特定データ受信手段によって受信され
た特定データを記憶し、第2の記憶手段が第1の記憶手
段から転送される特定データを記憶し、第2の記憶手段
に記憶された特定データを管理装置へ定期的に送信する
ので、画像形成装置の電源が断たれていても、管理装置
はその特定データをアクセスしないで受け取ることがで
きる。また、画像形成装置側から回線を接続することに
なるため、オペレータにとって内線交換が行われて管理
装置から直接アクセスできない電話機に接続することも
可能になる。 さらに、第1の記憶手段から第2の記憶手
段への特定データの転送を行った日時又は時刻を記憶す
るので、管理装置からその記憶された日時又は時刻を読
み出すことにより、特定データの正当性を確実に判断で
きる。
【0029】(8)の通信コントロール装置によれば、
(1)又は(2)の通信コントロール装置と同様の作用
に加え、動作開始時に、第1の記憶手段から第2の記憶
手段への特定データの転送を行うために設定された日時
又は時刻を経過していた場合には、第1の記憶手段から
第2の記憶手段への特定データの転送を行わせるように
すれば、(1)又は(2)の通信コントロール装置と同
様の効果に加え、特定データ転送の日時又は時刻に近い
日時又は時刻のデータを転送することになるため、誤差
を最小に抑えた特定データを転送できる。
【0030】(9)の通信コントロール装置によれば、
(1)〜(8)のいずれかの通信コントロール装置と同
様の作用に加え、特定データに画像形成装置保守契約管
理用データを含ませることにより、(1)〜(8)のい
ずれかの通信コントロール装置と同様の効果に加え、定
期的に読み出す必要のある画像形成装置保守契約管理用
データの読み出しを、遠隔で且つ画像形成装置の電源投
入状態によらずに行えることになる。
【0031】(10)の通信コントロール装置によれ
ば、(1)〜(9)の各通信コントロール装置と同様の
作用に加え、接続した複数台の画像形成装置と管理装置
との通信を共通の通信回線を介して制御することがで
き、複数台の通信コントロール装置が不要になるのでコ
ストダウンを図ることができ、省スペース化も図れる。
また、複数の画像形成装置と管理装置とを結ぶ通信回線
も1本で足りることからもさらにコストダウンになる。
【0032】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して具
体的に説明する。まず、この発明による通信コントロー
ル装置を用いた画像形成装置管理システムを構成する画
像形成装置の一例として、この実施例で使用する複写機
の概略構成を図2によって説明する。
【0033】この複写機1は電子写真方式の普通紙複写
機(PPC)であり、複写機本体2の上部に自動原稿給
送装置(以下「ADF」と略称する)3を載置し、一側
面に手差しトレイ4及び大量給紙5を、他側面に排紙ト
レイ6をそれぞれ装着している。7はADF3用の原稿
トレイであり、原稿セットセンサ8を備えている。複写
機本体2内には、スキャナ部10,画像形成部11,給
紙部12,定着・排紙部13,反転部14,両面ユニッ
ト15等を備えている。
【0034】そして、スキャナ部10には、コンタクト
ガラス21,露光ランプ22及び第1ミラー23から構
成される第1スキャナ24,第2ミラー25及び第3ミ
ラー26から構成される第2スキャナ27,第4ミラー
28及び第5ミラー29から構成される第3スキャナ3
0,第6ミラー31,及びレンズ32が設けられてい
る。
【0035】画像形成部11には、感光体ドラム35の
周囲に、クエンチングランプ36,帯電チャージャ3
7,イレーサ38,電位センサ39,トナーカートリッ
ジ41を装着する現像ユニット40,転写前チャージャ
42,転写チャージャ43,分離チャージャ44,Pセ
ンサ45,クリーニングユニット46が配置されてい
る。また、転写紙搬送経路の転写位置の手前にレジスト
ローラ対47が、転写位置の後方には搬送ベルト48が
設けられている。
【0036】給紙部12には、転写紙をストック及び供
給するためのトレイとして、第1トレイ51,第2トレ
イ52,第3トレイ53,第4トレイ54が着脱可能に
設けられている。そして、それらにストックされている
転写紙を給紙するための給紙ユニットとして、第1給紙
ユニット55,第2給紙ユニット56,第3給紙ユニッ
ト57,第4給紙ユニット58が設けられ、手差しトレ
イ4あるいは大量給紙装置5内の大量給紙トレイ(LC
T)60から転写紙を給紙するための手差し/大量給紙
ユニット59も設けられている。
【0037】さらに上記各給紙ユニット55〜59及び
両面ユニット15によって給紙された転写紙をレジスト
ローラ対46へ向けて搬送するために、右搬送部61,
左搬送部62,及び水平搬送部63が設けられている。
また、定着・排紙部13には定着ユニット65及び排紙
用搬送ローラ群66が、反転部14には反転ローラ群6
7がそれぞれ設けられている。
【0038】次に、このような構成を有する複写機1の
動作について略述する。感光体ドラム35はドラム軸
(図示せず)に回転可能に支持されており、複写命令等
により矢示A方向に回転する。そして、ADF3によっ
てコンタクトガラス21上に給紙された原稿は、第1ス
キャナ24によって走査及び露光される。その反射光像
は第1ミラー23,第2ミラー25,第3ミラー26,
レンズ32,第4ミラー28,第5ミラー29,第6ミ
ラー31を経て、感光体ドラム35上に結像される。
【0039】その感光体ドラム35は帯電チャージャ3
7によって表面が帯電され、上記反射光像によりその帯
電された表面が露光されると静電潜像を形成する。その
後、イレーサ38により不要な部分に光を当てて転写紙
または投影画像に適した潜像に補正する。この時、当倍
の画像を得るためには、感光体ドラム35と第1スキャ
ナ24は同一速度で駆動される。そして、感光体ドラム
35上の潜像は現像ユニット40によりトナー像として
顕像化される。その際、現像ユニット40に電位(現像
バイアス電圧)を印加することにより、濃い又は淡い画
像を得ることができる。
【0040】他方において、第1トレイ51,第2トレ
イ52,第3トレイ53,第4トレイ54,手指しトレ
イ4,大量給紙トレイ60,両面ユニット15のいずれ
かにストックされた転写紙が、給紙ユニット55〜59
のいずれかにより選択されて、所定の給紙タイミングで
給紙され、その転写紙は右搬送部61,左搬送部62,
水平搬送部63等を通じて、予め停止しているレジスト
ローラ対47へ搬送される。そして、感光体ドラム35
上のトナー像の先端と転写紙の先端が合うタイミングで
レジストローラ対47を駆動する。
【0041】それにより、感光体ドラム35上のトナー
像は、転写前チャージャ及び転写チャージャ43の作用
により転写紙に転写される。この時、感光体ドラム35
の表面は非常に滑らかであり、その表面て転写紙の密着
力が大きいので、分離チャージャ44の作用によって転
写紙の電位を下げてその密着力を低下させる。
【0042】その後、図示しない分離爪によって転写紙
を感光体ドラム35から分離し、その分離した転写紙を
搬送ベルト48によって定着ユニット65へ送る。定着
ユニット37に送られた転写紙は、ここでトナーに熱と
圧力が加えられ、それにより転写紙上のトナー像が転写
紙に定着された後、排紙用搬送ローラ群66によって機
外の排紙トレイ上に排出される。両面コピー等を行う際
には、一旦反転部14へ送り込んで搬送方向を反転させ
て両面ユニット15へ送り込み、次の原稿面の画像を複
写する際に画像形成部11へ再給紙させる。
【0043】転写後の感光体ドラム35の表面には、転
写しきれなかったトナーが付着しているため、クリーニ
ングユニット46のブラシ及びクリーニングブレードに
よって表面を清掃した後、クエンチングランプ36によ
って不均一な表面電位を一定にする。
【0044】これらの制御タイミングは、主として感光
体ドラム35の回転と同期して発生するパルスまたは感
光体ドラム35を駆動するための基準パルスに基づい
て、後述する制御回路によってコントロールされる。
【0045】図3はこの複写機の操作部の一例を示した
ものである。この操作部70の中央部には、液晶表示パ
ネルを使用したガイダンス表示部71とパターン表示部
72が設けられ、その左右及び手前側に多数のキーが設
けられている。右側には、スタートキー73,割込キー
74,予熱キー75,モードクリア/予熱キー76,テ
ンキー77,クリア/ストップキー78,タイマキー7
9,プログラムキー80,エンタキー81,ガイダンス
キー82が設けられている。
【0046】左側には、遠隔通報キー83,ソータキー
84,両面キー85,ページ連写キー86,消去キー8
7,用紙指定変倍キー88,ズームキー89,とじ代調
整キー90,センタリングキー91,寸法変倍キー92
が設けられている。そして、中央部の手前側には、縮小
キー93,拡大キー94,等倍キー95,用紙選択キー
96,自動用紙選択キー97,濃度調整キー98,自動
濃度キー99が設けられている。なお、遠隔通報キー8
3のオンにより遠隔通報中は遠隔通報表示83aのLE
Dが点灯する。
【0047】図4はパターン表示部72の拡大図であ
り、ここにはセット枚数表示D1,コピー枚数表示D
2,ランニング表示D3,濃度調整表示D4,ミスフィ
ード位置表示D5,用紙補給表示D6,ミスフィード表
示D7,遠隔通信異常表示D8,トナー補給表示D9,
用紙残量表示D10,用紙選択/サイズ/方向表示D1
1,倍率表示D12等がそれぞれパターン表示される。
【0048】図3に示したガイダンス表示部71は操作
及び警告のためのメッセージを表示する。また、この操
作部70は、ユーザがサービス要求時に通報するための
遠隔通報キー83と、その通報に異常が生じた場合に表
示される遠隔通信異常表示D8を設けた点に特徴があ
る。しかし、この例のように専用の遠隔通報キーを設け
ずに、他のキーの押下順序や押下時間あるいは押下キー
の組み合わせなどにより、遠隔通報キーに相当する機能
を実現するようにしてもよい。
【0049】図5は、この発明を適用する画像形成装置
管理システムの構成例を示す。サービス拠点に設置され
ている管理装置16と各ユーザの元に設置されている複
写機(図では「PPC」記す)1等の画像形成装置とを
通信回線である公衆回線網17を介して接続している。
【0050】ユーザ側には管理装置16との通信を制御
するための通信コントロール装置18が設置されてお
り、ユーザ元の各複写機1はこの通信コントロール装置
18に接続されている。この通信コントロール装置18
には、電話機19やファクシミリ装置20が接続可能に
なっており、ユーザの既存の回線に挿入する形で設置が
可能になっている。
【0051】そして、この通信コントロール装置には複
数の複写機1が接続可能になっているが、もちろん単数
の場合もある。これらの複写機1は同型のものである必
要はなく異なる機種でもかまわず、複写機以外のプリン
タ等の画像形成装置でもかまわない。ここでは説明の便
宜上、1台の通信コントロール装置18に最大5台の複
写機1が接続可能であるものとする。そして、通信コン
トロール装置18と複数の複写機1はRS−485規格
によりマルチドロップ接続されている。
【0052】通信コントロール装置18と各複写機1と
の間の通信制御は基本型データ伝送制御手順により行わ
れる。通信コントロール装置18を制御局としたセント
ラライズド制御のポーリング/セレクティング方式でデ
ータリンクの確立を行うことにより、任意の複写機との
通信が可能になっている。各複写機はアドレス設定スイ
ッチによるて固有の値を設定できるようになっており、
これによって各複写機のポーリングアドレス及びセレク
ティングアドレスが決定される。
【0053】図6は、図5の通信コントロール装置18
の構成例を示すブロック図である。公衆回線網17から
の信号は、まず切替部180に入力される。ここでは、
公衆回線側からの通信が通信コントロール装置18に接
続されている電話機19(または図5のファクシミリ装
置20)宛のものであれば、公衆回線側を電話機19
(または図5のファクシミリ装置20)に接続し、管理
装置16からの通信であれば、公衆回線側のモデム18
1に接続する。
【0054】また、RS−485用のトランシーバを用
いた通信インターフェース183によって複写機1側と
の通信を行う。これらの制御・処理は、ROM185内
の制御プログラムに従ってCPU184を中心に行われ
る。RAM186には処理の中間結果などを格納するほ
か、通信テキストを一時的に格納しておくためにも用い
る。また、管理装置16側から通信コントロール装置1
8の動作に必要な各種パラメータもRAM186に書き
込まれている。
【0055】通常この通信コントロール装置18は、2
4時間連続通電を行なって常に管理装置16と通信可能
な状態にしておくが、不慮の電源断等でこれらのパラメ
ータの内容が失われることがないように、バッテリ18
7によりRAM186をバックアップしている。さら
に、時計188とトータルカウンタ値自動発呼許可スイ
ッチ189も備えている。
【0056】図7は、図5に示した管理装置16の構成
例を示すブロック図である。この管理装置16は、各種
処理を実行するホストコンピュータ160と、管理デー
タ等を格納しておくための磁気ディスク等の外部記憶装
置161と、表示用のディスプレイ162と、操作手段
としてのキーボード163と、管理データ出力用のプリ
ンタ164と、公衆回線網17と接続するためのモデム
165によって構成されている。
【0057】図8は、図2に示した複写機1の制御系の
構成を示すブロック図である。複写機本体2の制御は、
CPU100を中心としてROM101に記憶されてい
る制御プログラムやデータに基づいて行われる。また、
処理の中間結果などを蓄えるためにRAM102を使用
する。
【0058】A/Dコンバータ103は露光ランプ22
への供給電圧,Pセンサ45の発光電圧と受光電圧,電
位センサ39の出力,ADSセンサ8の出力、露光ラン
プ22の光量を検出するランプ光量センサの出力,感光
体ドラム35に流れる電流を検出するドラム電流センサ
の出力、定着ユニット65内のサーミスタ電圧等を入力
するために使用する。
【0059】光学系制御ユニット104は、図2に示し
たスキャナ部10を制御する。高圧電源ユニット105
は、帯電チャージャ37,分離チャージャ44,転写チ
ャージャ43,転写前チャージャ(PTC)42にそれ
ぞれ印加する高電圧、及び現像ユニット40内の現像ロ
ーラに印加する現像バイアス電圧を供給する。
【0060】モータ制御ユニット106は、感光体ドラ
ム35及び各給紙ユニットや搬送部のローラ等を駆動す
るメインモータのコントロールを行う。ヒータ制御ユニ
ット107は、定着ユニット65の定着ローラを加熱す
る定着ヒータへの通電を制御して、定着ローラの表面温
度を所定範囲に保持する。センサ感度制御ユニット10
8は、ランプ光量センサの受光ゲイン,ADSセンサ8
の受光ゲイン,Pセンサ45の受光ゲイン,Pセンサ4
5のLEDの発光電圧等を可変するために使用する。
【0061】通信インターフェースユニット109は、
通信コントロール装置18との通信を行うユニットであ
る。アドレス設定スイッチ110により複写機固有のア
ドレスを1〜5の範囲で設定できる。また、通信許可ス
イッチ111により通信コントロール装置18との通信
の許可/禁止を設定することができる。
【0062】この通信許可スイッチ111はディップス
イッチであり、それを備えた複写機を画像形成装置管理
システム(遠隔診断システム)につなげた時にサービス
マンがON状態にするが、一般のユーザは原則として触
れることはできない。したがって、この通信許可スイッ
チ111はそれを備えた複写機が画像形成装置管理シス
テムにつながっている時にはON状態を維持する。
【0063】次に、主として図9以降を参照してこの実
施例の作用を詳細に説明する。まず、図9及び図5を参
考して遠隔通報の機能について説明する。
【0064】遠隔通報キーによる遠隔通報の場合は、複
写機1の操作部70に設けられた遠隔通報キー83が押
下されると、図9の(a)に示すように、その複写機1
から通信コントロール装置18へ遠隔通報キーによる遠
隔通報データを送信する。これを受信した通信コントロ
ール装置18は、予め内部に設定されている管理装置1
6の電話番号へ発呼して、その遠隔通報キーによる遠隔
通報データを送信する。
【0065】管理装置16は、通常サービス拠点などに
設置されている。このとき通信コントロール装置18か
ら管理装置16へ送信されるデータは、通信コントロー
ル装置18が複写機1より受信した複数種類のデータの
中から、予め通信コントロール装置18に設定されてい
る種類のデータのみとする。この設定は管理装置16か
ら公衆回線網17を通して通信コントロール装置18に
設定することが可能になっている。
【0066】通信コントロール装置18が所定のデータ
を管理装置16へ送信し終わると、通信コントロール装
置18は送信元の複写機1に対して、通信コントロール
装置18と管理装置16との間の通信の結果を表わす通
報結果報告を送信する。これにより、送信元の複写機1
は、通信が正常に終了したか又は何らかの異常により通
信ができなかったかを知ることができる。
【0067】また、通常複写機には自己診断機能が備わ
っており、定着温度の異常を検知した場合や、各調整箇
所の電子ボリュームによる調整が不能の場合など、複写
機が危険状態または使用不能な状態になった場合に、
「エラー」もしくは「サービスマンコール」のような形
でユーザやサービスマンに知らせることが一般的に行わ
れている。
【0068】このような複写機の自己診断機能により異
常が検知された場合にも、図9の(b)に示すように、
その複写機1から通信コントロール装置18へ自己診断
異常による遠隔通報のデータを送信する。その遠隔通報
データを受信した通信コントロール装置18は、自己診
断異常による遠隔通報データを管理装置16へ送信し、
通信終了時に送信元の複写機に通報結果報告を送信す
る。
【0069】さらに、自己診断機能によって、異常状態
には至っていないが異常状態にごく近いと診断した場合
など、メインテナンスを行った方が好ましいと複写機が
判断した場合にも、図9の(c)に示すように、通信コ
ントロール装置18へ事前警告の遠隔通報データを送信
する。この自己診断異常による遠隔通報の場合は必然的
に複写機は使用不可状態になっているが、事前警告によ
る遠隔通報の場合は複写機は使用可能状態のままとし、
通信中であっても原稿がセットされスタートキーが押下
されれば複写動作を行う。
【0070】このとき、複写処理によって複写機1のコ
ントローラの負荷が重い場合や、送信データ中に含まれ
る内容が複写動作によって変更されて整合がとれなくな
る可能性がある場合などには通信を中断してもよい。事
前警告の遠隔通報データは緊急性が低いため、これを受
信した通信コントロール装置18はすぐには管理装置1
6へ送信せず、通信コントロール装置18に接続されて
いる電話機19やファクシミリ装置20の利用頻度が小
さい時間帯や、公衆回線網17のトラフィック量が少な
い時間帯など、通信に都合のよい時刻に送信を行うよう
にするとよい。
【0071】この時刻は、管理装置16から通信コント
ロール装置18に対して設定可能になっており、図6に
示した時計188による現在時刻との一致によって送信
時刻を判断できる。この事前警告の遠隔通報の場合は他
の遠隔通報の場合と異なり、通報結果報告を複写機1に
は送信しない。
【0072】次に図10を参照して、管理装置側から複
写機へアクセスする場合を説明する。管理装置16から
複写機1へのアクセスには、目的別に大別してリード
(Read)要求,ライト(Write)要求,及びエクセキュ
ート(Execute)要求の3種類がある。リード要求と
は、複写機1内のロギングデータ,各種設定値,各種セ
ンサの出力値などを読み出す処理であり、ライト要求と
は、各種設定値などを管理装置16からデータを送って
書き換える処理である。エクセキュート要求とは、複写
機1に対してテスト動作などを行わせる処理である。
【0073】この各要求時における管理装置16と通信
コントロール装置18と複写機1の間の通信処理の手順
を図10の(a),(b),(c)に示すが、いずれの場合も管理
装置16から目的の複写機1が接続されている通信コン
トロール装置18へダイヤルして、各要求データを送信
する。通信コントロール装置18は管理装置16からこ
れらの要求データを受信する。要求データを受信した通
信コントロール装置18は目的の複写機1に要求データ
を送信する。
【0074】これを受信した複写機1は、要求内容を処
理した後に要求に対する応答を通信コントロール装置1
8へ送信する。通信コントロール装置18はこれを管理
装置16へ送信し、ひとつの処理単位を終了する。
【0075】図11を参照して、管理装置側から通信コ
ントロール装置へアクセスする場合を説明する。管理装
置16から通信コントロール装置18へのアクセスに
は、やはり目的別に大別して、リード(Read)要求,ラ
イト(write)要求,およびエクセキュート(Execute)
要求の3種類がある。この時の各処理の手順を図11の
(a),(b),(c)に示している。
【0076】リード要求とは、通信コントロール装置1
8内の設定パラメータやステータスを読み出す処理や、
予じめ通信コントロール装置18が複写機1の内部の情
報を読み出して通信コントロール装置18の内部に記憶
させている場合に、これを読み出す処理などである。ラ
イト要求とは、通信コントロール装置18のパラメータ
を管理装置16からデータを送って設定する処理などで
ある。エクセキュート要求とは、通信コントロール装置
18に対して機能チェックなどのテスト動作を行わせる
処理などである。
【0077】図12を参照して、管理装置を用いずに通
信コントロール装置から複写機へアクセスする場合の処
理について説明する。通信コントロール装置18から複
写機1へのアクセスは、通信コントロール装置18が複
写機1の内部の情報を読み出して通信コントロール装置
18の内部にデータを保留しておき、後で管理装置16
からの読み出しを可能にするための読み出し処理であ
る。
【0078】図13を参照して、特定データの通信処理
について説明する。一般に、複写機の保守契約やメイン
テナンスのために特定データとしてのトータルコピー枚
数等のカウンタ値(以下「トータルカウンタ値」と称
す)が用いられている。このシステムを用いて複写機1
から通信コントロール装置18へ定期的にトータルカウ
ンタ値を送信しておき、複写機1の電源が断たれている
場合など、複写機1が通信不能状態の場合でも管理装置
16側がこのカウンタ値を知ることが可能になってい
る。
【0079】これには前述した通り、通信コントロール
装置18が複写機1の内部の情報を読み出して通信コン
トロール装置18の内部にデータを保留する機能を利用
する。通信コントロール装置18内のトータルカウンタ
値収集用タイマ(図6に示した時計188に含まれる)
を基準にして、通信コントロール装置18内に設定され
たパラメータ中のトータルカウンタ値収集時刻に達した
時点で、通信コントロール装置18は接続されているす
べての複写機に対して順次トータルカウンタ値のリード
要求を毎日行う。
【0080】そして、応答があった複写機の新しいトー
タルカウンタ値は、前日に読み出した値を更新して通信
コントロール装置18内のバックアップされたRAM1
86のトータルカウンタ値受信用エリア(以下「メモリ
A」と称す)に記憶しておく。また、トータルカウンタ
値を要求された複写機の電源が断たれていた場合など、
通信不能状態であったときはその複写機からのデータの
応答受信を後回しにして、次の複写機に対して処理を行
う。
【0081】全複写機に対する要求を行った時点で、受
信不能であった複写機のみに再度要求を行う。通常は複
写機の電源が断たれていると考えられる夜間にトータル
カウンタ値収集時刻を設定しておき、時間の経過と共に
複写機の電源が投入されていき、複写機が電源投入直後
のアイドリングや各部の調整を行っている間に、この通
信が行われるようにする。
【0082】また、通信コントロール装置18から複写
機1へのリード要求に関し、この要求に対して複写機1
から通信コントロール装置18へ応答がないときは、応
答があるまでリード要求を出し続ける。このとき、通信
コントロール装置18に対する複写機1の接続台数によ
れば、1台接続されていた場合は15秒に1回の頻度で
リード要求を出す。
【0083】一方、通信コントロール装置18内のトー
タルカウンタ値転送用タイマ(時計188に含まれる)
を基準にして、通信コントロール装置18内に設定され
たパラメータ中のトータルカウンタ値転送日時に達した
時点で、通信コントロール装置18はRAM186のメ
モリAに記憶されているトータルカウンタ値を、RAM
186のトータルカウンタ値送信用エリア(以下「メモ
リB」と称す)に転送して記憶させる。
【0084】通常は保守契約の毎月の締め日等にトータ
ルカウンタ値転送日時を設定しておく。これにより、毎
月の締め日に複写機1の電源が断たれている場合など複
写機1が通信不能状態の時でも、毎月の締め日に対応す
るトータルカウンタ値を記憶できる。
【0085】通信コントロール装置18のメモリBに記
憶・保留されたトータルカウンタ値の管理装置16への
転送には、毎月の締め日などに定期的に管理装置16か
らのアクセスにより読み出す方法と、通信コントロール
装置18内に設定されているトータルカウンタ値自動発
呼日時(通報日時)に達した場合に通信コントロール装
置18が管理装置16へ自動的に送信する方法の2通り
が可能である。
【0086】この方法の選択は、通信コントロール装置
18に設けられているトータルカウンタ値自動発呼許可
スイッチ189(図6)により設定される。このスイッ
チ189がONの場合は、通信コントロール装置18内
に設定されているパラメータで示された日時に達する
と、通信コントロール装置18内に設定されているパラ
メータで示された通報先電話番号へ発呼し、トータルカ
ウンタ値を管理装置16へ送信する。このスイッチ18
9がOFFの場合は、自動発呼はせずに管理装置16か
らのアクセスを待つことになる。
【0087】この例では、定期的に通信を行う特定デー
タをトータルカウンタ値としたが、これ以外のデータに
したり、別のデータを加えて通信を行ってもかまわな
い。
【0088】図14は、特定データ通信処理の他の例を
示す。通信コントロール装置18は、内部に設定された
パラメータ中のトータルカウンタ値転送日時から一定時
間内に複写機1からトータルカウンタ値を収集した場
合、あるいはトータルカウンタ値転送日時から一定時間
経ってもトータルカウンタ値を収集できなかった場合
に、トータルカウンタ値のメモリAからメモリBへの転
送を行う。また、トータルカウンタ値の転送をトリガと
して、管理装置16へトータルカウンタ値の送信を行
う。
【0089】図15は、通信コントロール装置18内に
セットされるパラメータの一覧である。各アドレスの複
写機ごとに、その複写機の機種番号とシリアル番号が登
録されており、複写機1からの通報時にこれを付加して
管理装置16へ送信したり、管理装置16からのアクセ
ス時に選択すべき複写機1のアドレスを決定するために
用いる。
【0090】また、各遠隔通報理由ごとに通報先電話番
号、リダイヤルの回数や間隔、管理装置16へ送信する
データの種類が設定されている。事前警告の遠隔通報に
は管理装置16への通報時刻も設定される。パラメータ
の各ブロックにはチェックサムが付加されており、通信
コントロール装置18の誤動作や、バックアップ用のバ
ッテリ187の消耗などによってパラメータの値が書き
変わったり失われた場合にこれを検知することができ
る。
【0091】これらのパラメータは管理装置16側から
公衆回線網17を通して書き込まれるが、パラメータ設
定用の携帯装置を通信コントロール装置に直接接続して
書き込んだり、通信コントロール装置18上に操作手段
を設けて設定する構成にしてもよい。
【0092】図16は、遠隔通報時の通信データのフォ
ーマットの一例である。(a)は複写機から通信コント
ロール装置へのデータフォーマットである。先頭のフィ
ールドは通報理由コードであり、遠隔通報キーによる遠
隔通報か、自己診断異常による遠隔通報か、事前警告の
遠隔通報かの種別を表している。この後に複写機内部の
情報が続いている。複写機状態とは、トナー,オイル,
コピー用紙等の消耗品の状況や、各種センサ出力値,各
種調整箇所の設定値,ユニットの接続状態などの情報で
ある。
【0093】(b)は通信コントロール装置18から管
理装置16へのデータフォーマットである。複写機1か
らのデータに加え、先頭に情報発生源となった複写機を
特定するために、機種番号とシリアル番号のフィールド
が加えられる。また、後部に通信コントロール装置18
内の時計188により、通報要因が発生した時刻が付加
される。データ部分は、通信コントロール装置18に設
定されているパラメータによって管理装置16へ送信す
るデータの種類が変化するが、この例では自己診断異常
発生回数と複写機状態のみを管理装置16へ送信するよ
うに通信コントロール装置18へパラメータがセットさ
れていた場合である。
【0094】(c)は、通信コントロール装置から管理
装置への通報を終了した時点で複写機に送信される通報
結果報告のデータフォーマットである。
【0095】図17は管理装置16から複写機1へのア
クセス時のうち、リード(Read)処理時のデータフォー
マットである。管理装置16から通信コントロール装置
18へは、対象とする複写機1の機種番号とシリアル番
号に続いてリード処理を表わす要求コードとリードを行
う項目のコードが送信される。
【0096】通信コントロール装置18から複写機1へ
は、機種番号とシリアル番号のフィールドが取り除か
れ、リード要求コードと項目コードのみが送られる。こ
れを受信した複写機1は、リード応答コードと受信した
項目コードに続いて、要求されたデータを通信コントロ
ール装置18に対して送信する。通信コントロール装置
18では再び機種番号とシリアル番号を付加して管理装
置16へ送信する。
【0097】図18は同じくライト(Write)処理時のデ
ータフォーマットである。この場合は、複写機1へ向か
う通信では、リード処理の場合と比べて項目コードに続
いて書き込むデータが付加される。管理装置16へ向か
う通信では、項目コードのフィールドに続いて実際に複
写機1に書き込んだデータが送られる。通常は、複写機
が受信した書き込むデータと複写機が送信する書き込ん
だデータは一致するが、受信したデータが有効範囲を外
れていた場合などに境界値へ丸めてデータを書き込むこ
ともあり、このような場合は一致しない。
【0098】図19は同じくエクセキュート(Execute)
処理時のデータフォーマットである。この場合は、複写
機1へ向かう通信では、項目コードだけで動作対象が特
定できない場合に、動作内容を補足するためのコードが
項目コードに続く。要求された動作を実行した複写機1
は、動作結果情報を管理装置16側へ送信する。
【0099】図20は、管理装置16から通信コントロ
ール装置18へのアクセス時のデータフォーマットであ
り、(a)はリード処理時,(b)はライト処理時,
(c)はエクセキュート処理時のフォーマットである。
これらは複写機1へのアクセス時とほぼ同一のデータフ
ォーマットであるが、機種番号とシリアル番号に代わっ
て、通信コントロール装置18を示すコードになってい
る。
【0100】図21は、通信コントロール装置18から
複写機1へのアクセス時のデータフォーマットである。
図17〜図19に示した管理装置16から複写機1へア
クセスする場合における、通信コントロール装置18と
複写機1との間のデータフォーマットと同一になってお
り、複写機1は管理装置16からのアクセスの区別を行
う必要がなく、同様に扱うことができるようになってい
る。
【0101】図22は、複写機1の図8に示したCPU
100による通報制御のメインルーチンを示すフローチ
ャートである。複写機1の操作部70の外に設けられた
通信許可スイッチ111がONの場合に、操作部70の
遠隔通報キー83(図3)が押下されるか、自己診断機
能により異常の発生を検知するか、または事前警告が必
要な状態であるかのいずかの状態になったと判断したと
き、それぞれの遠隔通報処理を行う。
【0102】図23は、図22における遠隔通報キーに
よる遠隔通報のサブルーチンの処理内容を示すフローチ
ャートである。まず、通信コントロール装置18に対し
て遠隔通報キーによる遠隔通報データの送信を行う。通
信コントロール装置18の無応答など、通報が正常に行
えなかった場合は、操作部70上の遠隔通信異常表示D
8(図4)を点灯あるいは点滅して、その旨をユーザに
知らせる。
【0103】通信コントロール装置18へ正常にデータ
が送信された場合は、タイムアウト判定用のタイマをリ
セットして、通信コントロール装置18からの通報結果
報告を待つ。この例ではタイムアウト時間を3分間とし
ており、3分以内に通報結果報告を受信しなかった場合
をタイムアウトとして、通報失敗の旨をやはり操作部7
0上の遠隔通信異常表示D8の点灯あるいは点滅によっ
て表示してユーザに知らせる。
【0104】タイムアウト時間以内に通報結果報告を受
信した場合は、その結果報告から正常に通報されたか否
かを判断して、正常に通報された場合は自動通報が完了
した旨を図表示し(図示は省略)、失敗であった場合は
やはり遠隔通信異常表示D8の点灯あるいは点滅によっ
てその旨を表示する。
【0105】図24は、同じく図22における自己診断
異常による遠隔通報のサブルーチンの処理内容を示すフ
ローチャートである。このサブルーチンの処理も、通信
コントロール装置18へ送信するデータが自己診断異常
によるデータであることと、タイムアウト時間が20分
であること以外は、図23によって説明した遠隔通報キ
ーによる遠隔通報と同様であるので、その説明を省略す
る。
【0106】図25は、同じく図22における事前警告
による遠隔通報のサブルーチンの処理内容を示すフロー
チャートである。このルーチンでは、通信コントローラ
装置18に対して事前警告による遠隔通報データの送信
を行う。
【0107】図26は、通信コントロール装置18から
アクセスされた場合の複写機1のCPU100による処
理のメインルーチンのフローチャートである。図8に示
した通信許可スイッチ111がONの場合に、通信イン
タフェースユニット109に受信データがあった場合、
これを受信して先頭フィールドによって要求された処理
を判断して、リード要求,ライト要求,エクセキュート
要求のいずれかを判断して、その判断結果に応じた処理
を行う。上記いずれの要求でもない場合は、エラーコー
ドを返送して、処理を終了する。
【0108】図27は、図26のリード処理のサブルー
チンの処理内容を示すフローチャートである。このルー
チンでは、複写機1が受信した項目コードがリード可能
な正しいものであれば要求されたデータを返送し、正し
くなければエラーコードを返送する。
【0109】図28は、図26のライト処理のサブルー
チンの処理内容を示すフローチャートである。このルー
チンでは、受信した項目コードがライト可能な正しいも
のでなければエラーコードを返送し、正しければ書き込
む値をチェックし、それが有効範囲内であればそのまま
受信データの値を書き込む。有効範囲外であった場合は
その項目が有効範囲の境界値にデータを丸めて書き込ん
でよいものであれば、その境界値を書き込む。そうでな
ければエラーコードを返送してリターンする。
【0110】境界値に丸めて書き込んで良いか否かは項
目コード毎に決められている。定着温度の設定のように
有効範囲内であっても書き換えの影響が大きいものや、
数値の大きさに意味のないサービスセンターの電話番号
などは境界値への丸めを禁止し、オートリセット時間の
ように画質に影響がないような項目は便宜を図るために
境界値への丸めを許可する。例えば、オートリセット時
間を可能な限り長時間にしたいような場合には、書き込
む値を桁数いっぱいの最大値にすれば自動的に最大値が
複写機側で選択される。
【0111】図29は、図26のエクセキュート処理の
サブルーチンの処理内容を示すフローチャートである。
このルーチンでは、受信した項目コードがエクセキュー
ト可能な正しいものでなければエラーコードを返送す
る。正しければその項目が動作内容補足が必要な項目で
あるかどうかを判断し、必要な項目でなければ指定され
た動作を実行し、動作結果情報を返送する。動作内容補
足が必要な項目の場合は、補足された情報に従った動作
を実行するが、動作内容補足が有効範囲外のデータであ
ればエラーコードを返送してリターンする。
【0112】図1は、通信コントロール装置18による
図13に示したトータルカウンタ値通信制御のフローチ
ャートである。このルーチンでは、通信コントロール装
置18内の前述した各タイマ(トータルカウンタ値制御
用タイマ)と設定されている収集日時,転送日時,通報
日時に応じて、それぞれ後述するトータルカウンタ値収
集制御,トータルカウンタ値転送制御,トータルカウン
タ値通報制御を行う。
【0113】図30は、通信コントロール装置18によ
る図14に示したトータルカウンタ値通信制御のフロー
チャートである。このルーチンでは、トータルカウンタ
値転送制御が行われると、トータルカウンタ値通報制御
を行う。また、トータルカウンタ値収集制御が行われる
か、通信コントロール装置18内のトータルカウンタ値
転送日時から転送処理用タイムアウト時間が経過しても
トータルカウンタ値収集制御が行われない場合には、ト
ータルカウンタ値転送制御を行う。
【0114】この例では、転送処理用タイムアウト時間
を24時間としている。なお、トータルカウンタ値収集
は通信コントロール装置18内のタイマによって行われ
る。
【0115】図31は図1又は図30のトータルカウン
タ値収集制御のサブルーチンを示すフローチャートであ
り、まず複写機1に対してトータルカウンタ値リード要
求の送信を行い、その後正常に送信されたか否かを判断
し、複写機1の無応答など送信が正常に行えなかった場
合はそのままリターンする。また、複写機1へ正常に送
信された場合は図示しないタイムアウト判定用タイマを
リセットして、複写機1からのトータルカウンタ値の受
信を待つ。
【0116】この例では、タイムアウト時間を1分間と
しており、1分以内にトータルカウンタ値を受信しなか
った場合をタイムアウトとしてリターンし、1分以内に
トータルカウンタ値を受信した場合はそれをメモリAに
書き込み、通信コントロール装置18内のトータルカウ
ンタ値収集済フラグを“1”にセットし、更に複写機1
からのトータルカウンタ値収集の設定日時を次回の収集
日時に設定してリターンする。
【0117】図32は図1又は図30のトータルカウン
タ値転送制御のサブルーチンを示すフローチャートであ
り、まずメモリAからトータルカウンタ値を読み出し、
それをメモリBに転送して書き込み、以下に挙げる処理
を順次行ってリターンする。メモリBへの転送を行った
現在の日時を図6に示したRAM186の日時記憶用エ
リア(以下「メモリC」という)に書き込む。通信コン
トロール装置18内のトータルカウンタ値転送済みフラ
グを“1”にセットする。通信コントロール装置18内
のトータルカウンタ値収集済フラグを“0”にリセット
する。通信コントロール装置18内のトータルカウンタ
値転送の設定日時を次回の日時に設定する。
【0118】図33は図1又は図30のトータルカウン
タ値通報制御のサブルーチンを示すフローチャートであ
り、まず図6に示したトータルカウンタ値自動発呼許可
スイッチ189の状態がONで且つ通報設定日時から通
報可能時間以内であった場合、管理装置16に対してメ
モリBに記憶されているトータルカウンタ値の送信を行
う。なお、この例では通報可能時間を24時間としてい
る。
【0119】次いで、管理装置16へ正常に通報された
か否かを判断して、管理装置16の無応答など正常に通
報されなかった場合にはリターンし、正常に通報された
場合にはタイムアウト判定用タイマをリセットして、管
理装置16からの通報結果報告の受信を待つ。この例で
は、タイムアウト時間を20分間としており、20分以
内に通報結果報告を受信しなかった場合をタイムアウト
としてリターンする。
【0120】また、タイムアウト時間以内に通報結果報
告を受信した場合には通報結果が正常か否かを判断し
て、正常であれば管理装置16へのトータルカウンタ値
通報の設定日時を次回の日時に設定した後、通信コント
ロール装置18内のトータルカウンタ値転送済みフラグ
を“0”にリセットしてリターンし、通報結果が正常で
なければそのままリターンする。
【0121】一方、トータルカウンタ値自動発呼許可ス
イッチ189の状態がOFFあるいは通報設定時刻から
通報可能時間が経過していた場合には、上述した通報正
常終了時と同様に管理装置16へのトータルカウンタ値
通報の設定日時を次回の日時に設定した後、通信コント
ロール装置18内のトータルカウンタ値転送済みフラグ
を“0”にリセットしてリターンする。
【0122】図34は、通信コントロール装置18によ
るイニシャライズ処理のフローチャートである。まず、
RAM,周辺デバイスのイニシャライズを行い、次に通
信コントロール装置18内のトータルカウンタ値転送設
定日時が経過しているか否かをチェックし、既に経過し
ている場合には上述したトータルカウンタ値転送処理を
行ってリターンする。
【0123】次に、通信コントロール装置18と複写機
1との通信の手順について説明する。図35は、通信コ
ントロール装置18に5台の複写機が接続されている場
合の、アイドル状態の通信シーケンスである。
【0124】通信コントロール装置18は各複写機1の
ポーリングアドレスを用いて順次ポーリングシーケンス
を送信するポーリングサイクルを実行する。自機のポー
リングアドレスでポーリングされた複写機1は、送信テ
キストがなければ否定応答を通信コントロール装置18
に送信する。通信コントロール装置18は、他に通信処
理のない通常の状態ではこのポーリングサイクルを繰り
返している。
【0125】図36は、アドレス2の複写機に遠隔通報
の送信テキストがある場合の通信シーケンスの例であ
る。自機のアドレスでポーリングされた後にRS−48
5ライン上へ送信テキストを送出する。
【0126】図37は、通信コントロール装置18から
アドレス5の複写機へ通報結果報告のテキストを送信す
る場合の通信シーケンスの例である。現在行っているポ
ーリングを終結後、目的の複写機のセレクティングアド
レスを用いてセレクティングシーケンスを送信して、複
写機へテキストを送信する。テキスト送信後は元のポー
リングサイクルに復帰する。
【0127】図38は、管理装置16または通信コント
ロール装置18からアドレス3の複写機をアクセスした
場合の、通信コントロール装置16と複写機1の間の通
信シーケンスである。
【0128】この場合は、通信コントロール装置18が
目的の複写機をセレクティングし、リード要求,ライト
要求,エクセキュート要求のいずれかのテキストを送信
する。その直後に同一複写機に対してポーリングを行
い、要求に対する応答の受信を行う。実際には図35で
示されるポーリングサイクル中にこのシーケンスが挿入
されることになる。
【0129】図39は、定期的に行われるトータルカウ
ンタ値転送の際の通信シーケンスの一例である。トータ
ルカウンタ値の収集日時に達すると、通信コントロール
装置18はポーリングサイクルの合間にアドレス1〜5
の複写機に対して順次セレクティングを行うセレクティ
ングサイクルを挿入する。セレクティングサイクル中で
応答があった場合は、その直後に同一複写機に対してポ
ーリングを行ってデータ(トータルカウンタ値)を受信
し、次のセレクティングサイクルではその複写機に対し
てはセレクティングを行わないようにする。
【0130】この例では、最初のセレクティングサイク
ルでアドレス1,3,4の複写機から応答があり、次の
セレクティングサイクルで前回データを受信できなかっ
たアドレス2,5の複写機に対してのみセレクティング
を行っている。そして、その次のセレクティングサイク
ルで全ての複写機のデータの受信が完了し、図35で示
される通常のポーリングサイクルのみを行う状態に復帰
する。
【0131】図40は、定期的に行われるトータルカウ
ンタ値転送の際の通信シーケンスの他の例である。トー
タルカウンタ値の収集日時に達すると、通信コントロー
ル装置18は各複写機にポーリングを行うタイミングで
ポーリングの代わりにセレクティグを行う。セレクティ
ングに対して応答のあった複写機に対してはその直後に
ポーリングを行い、データの受信を行う。
【0132】トータルカウンタ値の収集日時になった直
後のアドレス1〜5の複写機に対する1回目のサイクル
は図39と同様になっているが、その次にポーリングサ
イクルは挿入されない。2回目のサイクルでは既にデー
タの受信が終了した複写機に対してはポーリングを行
い、データの受信ができなかった複写機に対してはカウ
ンタ値要求のためのセレクティングを再度行う。全ての
複写機のデータを受信できた時点で、ポーリングのみを
行う通常の状態に復帰する。
【0133】この例も図39と同様に、最初にアドレス
1,3,4の複写機から応答があり、次のサイクルで前
回データを受信できなかった複写機のうちアドレス2の
複写機のデータの受信が完了し、その次のサイクルで全
ての複写機のデータを受信できた場合の例である。
【0134】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の通
信コントロール装置によれば、画像形成装置の日々更新
される特定データを定期的に読み出す必要がある場合、
その画像形成装置の電源が断たれている場合でも、管理
装置から画像形成装置の定期的に読み出す必要があるデ
ータをアクセスして読み出し、それを受け取ることがで
きる。また、次回の読み出し時までデータを保持するこ
とができる。さらに、各画像形成装置毎の特定データを
必要時期に応じて第1の記憶手段から第2の記憶手段へ
転送することが可能になる。
【0135】請求項2の通信コントロール装置によれ
ば、管理装置に対して自動的に回線を接続して第2の記
憶手段内のデータを送信するので、画像形成装置の電源
が断たれていても、管理装置はその特定データをアクセ
スしないで受け取ることができる。また、画像形成装置
側から回線を接続することにより、オペレータにとって
内線交換が行われて管理装置から直接アクセスできない
電話機に接続することもできる。さらに、各画像形成装
置毎の特定データを必要時期に応じて第1の記憶手段か
ら第2の記憶手段へ転送し、更に管理装置へ送信するこ
とが可能になる。
【0136】
【0137】請求項3の通信コントロール装置によれ
ば、請求項1又は2の通信コントロール装置と同様の効
果に加え、第1の記憶手段から第2の記憶手段への特定
データの転送を確実に行える。
【0138】請求項の通信コントロール装置によれ
ば、請求項の通信コントロール装置と同様の効果に加
え、画像形成装置が通信コントロール装置内の特定デー
タの転送日時又は時刻に電源が投入されなかった場合、
前回画像形成装置から受信した特定データを通信コント
ロール装置内のデータ転送に用いることにより、特定デ
ータ転送日時又は時刻に近い日時又は時刻のデータを転
送することになるため、誤差を最小に抑えた特定データ
を転送できる。
【0139】請求項の通信コントロール装置によれ
ば、請求項3又は4の通信コントロール装置と同様の効
果に加え、第2の記憶手段から管理装置への特定データ
の送信を確実に行える。請求項の通信コントロール装
置によれば、画像形成装置の日々更新される特定データ
を定期的に読み出す必要がある場合、その画像形成装置
の電源が断たれている場合でも、管理装置から画像形成
装置の定期的に読み出す必要があるデータをアクセスし
て読み出し、それを受け取ることができる。また、次回
の読み出し時までデータを保持することができる。さら
に、管理装置から記憶された日時又は時刻を読み出すこ
とにより、特定データの正当性を確実に判断できる。
【0140】請求項の通信コントロール装置によれ
ば、管理装置に対して自動的に回線を接続して第2の記
憶手段内のデータを送信するので、画像形成装置の電源
が断たれていても、管理装置はその特定データをアクセ
スしないで受け取ることができる。また、画像形成装置
側から回線を接続することにより、オペレータにとって
内線交換が行われて管理装置から直接アクセスできない
電話機に接続することもできる。さらに、管理装置から
記憶された日時又は時刻を読み出すことにより、特定デ
ータの正当性を確実に判断できる。
【0141】請求項の通信コントロール装置によれ
ば、請求項1又は2の通信コントロール装置と同様の効
果に加え、特定データの転送日時又は時刻が経過した後
電源が投入された場合でも、前回画像形成装置から受信
した特定データを第1の記憶手段から第2の記憶手段へ
の転送に用いることにより、特定データ転送の日時又は
時刻に近い日時又は時刻のデータを転送することになる
ため、誤差を最小に抑えた特定データを転送できる。
【0142】請求項の通信コントロール装置によれ
ば、請求項1〜のいずれかの通信コントロール装置と
同様の効果に加え、定期的に読み出す必要のある画像形
成装置保守契約管理用データの読み出しを、遠隔で且つ
画像形成装置の電源投入状態によらずに行える。請求項
10の通信コントロール装置によれば、請求項1〜
いずれかの通信コントロール装置と同様の効果に加え、
複数台の通信コントロール装置が不要になり、それによ
って低コストを実現でき、省スペースも計れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図6に示した通信コントロール装置18による
図13に示したトータルカウンタ値通信制御のフローチ
ャートである。
【図2】この発明の実施例に使用する画像形成装置の一
例としての複写機の概略構成図である。
【図3】図2に示した複写機の操作部の一例を示すレイ
アウト図である。
【図4】図3に示した操作部のパターン表示部72の表
示内容を示す拡大図である。
【図5】この発明を適用する画像形成装置管理システム
の構成例を示すブロック図である。
【図6】図5に示した通信コントロール装置18の構成
例を示すブロック図である。
【図7】図5に示した管理装置16の構成例を示すブロ
ック図である。
【図8】図2及び図5に示した複写機1の制御系の構成
例を示すブロック図である。
【図9】この実施例の画像形成装置管理システムにおけ
る遠隔通報時の通信シーケンス図である。
【図10】同じくその管理装置側から複写機へアクセス
する場合の通信シーケンス図である。
【図11】同じくその管理装置側から通信コントロール
装置へアクセスする場合の通信シーケンス図である。
【図12】同じく管理装置を用いずに通信コントロール
装置から複写機へアクセスする場合の通信シーケンス図
である。
【図13】同じく画像形成装置管理システムにおけるト
ータルカウンタ値転送の際の通信シーケンス図である。
【図14】同じく画像形成装置管理システムにおけるト
ータルカウンタ値転送の際の他の通信シーケンス図であ
る。
【図15】図6に示した通信コントロール装置18内に
セットされるパラメータの一覧図である。
【図16】遠隔通報時の通信データのフォーマットの一
例を示す説明図である。
【図17】図5に示した管理装置から複写機へのアクセ
ス時のうち、リード処理時のデータフォーマットの一例
を示す図である。
【図18】同じくライト処理時のデータフォーマットの
一例を示す図である。
【図19】同じくエクセキュート処理時のデータフォー
マットの一例を示す図である。
【図20】管理装置から通信コントロール装置へのアク
セス時のデータフォーマットの一例を示す図である。
【図21】通信コントロール装置から複写機へのアクセ
ス時のデータフォーマットの一例を示す図である。
【図22】複写機のCPUによる通報制御のメインルー
チンのフローチャートである。
【図23】図22における遠隔通報キーによる遠隔通報
のサブルーチンの処理内容を示すフローチャートであ
る。
【図24】図22における自己診断異常による遠隔通報
のサブルーチンの処理内容を示すフローチャートであ
る。
【図25】図22における事前警告による遠隔通報のサ
ブルーチンの処理内容を示すフローチャートである。
【図26】通信コントロール装置からアクセスされた場
合の複写機のCPUによる処理のメインルーチンのフロ
ーチャートである。
【図27】図26におけるリード処理のサブルーチンの
処理内容を示すフローチャートである。
【図28】図26におけるライト処理のサブルーチンの
処理内容を示すフローチャートである。
【図29】図26におけるエクセキュート処理のサブル
ーチンの処理内容を示すフローチャートである。
【図30】通信コントロール装置による図14に示した
トータルカウンタ値通信制御のフローチャートである。
【図31】図1又は図30のトータルカウンタ値収集制
御のサブルーチンの処理内容を示すフローチャートであ
る。
【図32】図1又は図30のトータルカウンタ値転送制
御のサブルーチンの処理内容を示すフローチャートであ
る。
【図33】図1又は図30のトータルカウンタ値通報制
御のサブルーチンの処理内容を示すフローチャートであ
る。
【図34】通信コントロール装置によるイニシャライズ
処理のフローチャートである。
【図35】通信コントロール装置に5台の複写機が接続
されている場合のアイドル状態の通信シーケンス図であ
る。
【図36】アドレス2の複写機に遠隔通報の送信テキス
トがある場合の通信シーケンス図である。
【図37】通信コントロール装置からアドレス5の複写
機へ通報結果報告のテキストを送信する場合の通信シー
ケンス図である。
【図38】管理装置又は通信コントロール装置からアド
レス3の複写機をアクセスした場合の通信コントロール
装置と複写機との間の通信シーケンス図である。
【図39】定期的に行われるトータルカウンタ値転送の
際の通信コントロール装置と複写機との間の通信シーケ
ンス図である。
【図40】定期的に行われるトータルカウンタ値転送の
際の通信コントロール装置と複写機との間の他の通信シ
ーケンス図である。
【符号の説明】
1 複写機 2 複写機本体 3 自動原稿給
送装置(ADF) 10 スキャナ部 11 画像形成部 12
給紙部 13 定着・排紙部 14 反転部 15 両
面ユニット 16 管理装置 17 公衆回線網 18 通
信コントロール装置 19 電話機 20 ファクシミリ装置 70
操作部 71 ガイダンス表示部 72 パターン表示部 83 遠隔通報キー D8 遠隔通信異常表示 100 複写機の制御用CPU 101 ROM
102 RAM 103 A/Dコンバータ 104 光学系制御ユ
ニット 105 高圧電源ユニット 106 モータ制御ユ
ニット 107 ヒータ制御ユニット 108 センサ感度
制御ユニット 109 通信インターフェースユニット 110 アドレス設定スイッチ 111 通信許可
スイッチ 160 管理装置のホストコンピュータ 161
外部記憶装置 162 ディスプレイ 163 キーボード 1
64 プリンタ 165 モデム 180 切替部 181 モデ
ム 183 通信インタフェース 184 通信コント
ロール装置のCPU 185 ROM 186 RAM 187 バ
ッテリ 188 時計 189 トータルカウンタ値自動発
呼許可スイッチ
フロントページの続き (72)発明者 木崎 修 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 原田 知史 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 富所 伸明 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平3−252671(JP,A) 特開 平4−56498(JP,A) 特開 昭59−83296(JP,A) 特開 平3−248168(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04Q 9/00 - 9/16 G03G 15/00 G03G 21/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して画像形成装置と管理装
    置とを接続する画像形成装置管理システムの前記画像形
    成装置と通信回線の間に介挿される通信コントロール装
    置において、 前記画像形成装置から特定データを定期的に受信する特
    定データ受信手段と、 該手段によって受信された特定データを記憶する第1の
    記憶手段と、 該手段に記憶された特定データを転送して記憶する第2
    の記憶手段と 前記第1の記憶手段から第2の記憶手段への特定データ
    の転送を行う日時又は時刻を設定する手段と を設け、 前記管理装置が前記通信回線を介して接続されたとき、
    前記第2の記憶手段に記憶されている特定データを読み
    出し可能にしたことを特徴とする画像形成装置管理シス
    テムの通信コントロール装置。
  2. 【請求項2】 通信回線を介して画像形成装置と管理装
    置とを接続する画像形成装置管理システムの前記画像形
    成装置と通信回線の間に介挿される通信コントロール装
    置において、 前記画像形成装置から特定データを定期的に受信する特
    定データ受信手段と、 該手段によって受信された特定データを記憶する第1の
    記憶手段と、 該手段に記憶された特定データを転送して記憶する第2
    の記憶手段と、 該記憶手段に記憶された特定データを前記管理装置へ定
    期的に送信する送信手段と 前記第1の記憶手段から第2の記憶手段への特定データ
    の転送を行う日時又は時刻を設定する手段と を設けたこ
    とを特徴とする画像形成装置管理システムの通信コント
    ロール装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の画像形成装置管理
    システムの通信コントロール装置において、前記特定デ
    ータ受信手段が前記第1の記憶手段から第2の記憶手段
    への特定データの転送を行う日時又は時刻から一定期間
    後の日時又は時刻までの間に前記画像形成装置から特定
    データを受信して記憶させる手段であり、前記第1の記
    憶手段に記憶された特定データを直ちに第2の記憶手段
    へ転送させる転送手段を設けたことを特徴とする画像形
    成装置管理システムの通信コントロール装置。
  4. 【請求項4】 請求項記載の画像形成装置管理システ
    ムの通信コントロール装置において、前記転送手段に、
    前記第1の記憶手段から第2の記憶手段への特定データ
    の転送を行う日時又は時刻より定められた一定期間後の
    日時又は時刻までに前記画像形成装置から特定データが
    受信されなかった場合には、前記日時又は時刻以降に前
    記第1の記憶手段から第2の記憶手段へ特定データを転
    送する手段を備えたことを特徴とする画像形成装置管理
    システムの通信コントロール装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載の画像形成装置管理
    システムの通信コントロール装置において、前記第1の
    記憶手段から第2の記憶手段への特定データの転送が行
    われた場合には、前記第2の記憶手段から前記管理装置
    へのデータ送信を行わせる手段を設けたことを特徴とす
    る画像形成装置管理システムの通信コントロール装置。
  6. 【請求項6】 通信回線を介して画像形成装置と管理装
    置とを接続する画像形成装置管理システムの前記画像形
    成装置と通信回線の間に介挿される通信コントロール装
    置において、前記画像形成装置から特定データを定期的に受信する特
    定データ受信手段と、 該手段によって受信された特定データを記憶する第1の
    記憶手段と、 該手段に記憶された特定データを転送して記憶する第2
    の記憶手段と、 前記第1の記憶手段から第2の記憶手段への特定データ
    の転送を行った日時又は時刻を記憶する第3の記憶手段
    を設け、前記管理装置が前記通信回線を介して接続されたとき、
    前記第2の記憶手段に記憶されている特定データを読み
    出し可能にした ことを特徴とする画像形成装置管理シス
    テムの通信コントロール装置。
  7. 【請求項7】 通信回線を介して画像形成装置と管理装
    置とを接続する画像形成装置管理システムの前記画像形
    成装置と通信回線の間に介挿される通信コントロール装
    置において、前記画像形成装置から特定データを定期的に受信する特
    定データ受信手段と、 該手段によって受信された特定データを記憶する第1の
    記憶手段と、 該手段に記憶された特定データを転送して記憶する第2
    の記憶手段と、 該記憶手段に記憶された特定データを前記管理装置へ定
    期的に送信する送信手段と、 前記第1の記憶手段から第2の記憶手段への特定データ
    の転送を行った日時又は時刻を記憶する第3の記憶手段
    を設けたことを特徴とする画像形成装置管理システム
    の通信コントロール装置。
  8. 【請求項8】 請求項1又は2記載の画像形成装置管理
    システムの通信コントロール装置において、動作開始時
    に、前記第1の記憶手段から第2の記憶手段への特定デ
    ータの転送を行うために設定された日時又は時刻を経過
    していた場合には、前記第1の記憶手段から第2の記憶
    手段への特定データの転送を行わせる手段を設けたこと
    を特徴とする画像形成装置管理システムの通信コントロ
    ール装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至のいずれか一項に記載の
    画像形成装置管理システムの通信コントロール装置にお
    いて、前記特定データには画像形成装置保守契約管理用
    データを含むことを特徴とする画像形成装置管理システ
    ムの通信コントロール装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至のいずれか一項に記載
    の画像形成装置管理システムの通信コントロール装置に
    おいて、複数台の画像形成装置を接続可能であり、接続
    した各画像形成装置と前記管理装置との共通の通信回線
    を介しての通信を制御する手段を設けたことを特徴とす
    る画像形成装置管理システムの通信コントロール装置。
JP16221093A 1992-11-30 1993-06-30 画像形成装置管理システムの通信コントロール装置 Expired - Lifetime JP3339921B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16221093A JP3339921B2 (ja) 1992-11-30 1993-06-30 画像形成装置管理システムの通信コントロール装置
DE4340602A DE4340602C2 (de) 1992-11-30 1993-11-29 Übertragungssteuereinrichtung, die zwischen ein Bilderzeugungsgerät und eine Datenübertragungsleitung zu einem externen Überwachungssystem geschaltet ist
FR9314303A FR2698750B1 (fr) 1992-11-30 1993-11-30 Dispositif de commande de communication pour un système de surveillance d'appareil de formation d'image.
US08/159,480 US5583615A (en) 1992-11-30 1993-11-30 Communication control device for an image forming apparatus supervising system
US08/694,029 US5812900A (en) 1992-11-30 1996-08-08 Communication control device for an image forming apparatus supervising system
US09/003,783 US5897236A (en) 1992-11-30 1998-01-07 Communication control device connected between an image forming apparatus and a host system

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4-321044 1992-11-30
JP32104492 1992-11-30
JP34713992 1992-12-25
JP4-347139 1992-12-25
JP16221093A JP3339921B2 (ja) 1992-11-30 1993-06-30 画像形成装置管理システムの通信コントロール装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06244974A JPH06244974A (ja) 1994-09-02
JP3339921B2 true JP3339921B2 (ja) 2002-10-28

Family

ID=27321972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16221093A Expired - Lifetime JP3339921B2 (ja) 1992-11-30 1993-06-30 画像形成装置管理システムの通信コントロール装置

Country Status (4)

Country Link
US (3) US5583615A (ja)
JP (1) JP3339921B2 (ja)
DE (1) DE4340602C2 (ja)
FR (1) FR2698750B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8495202B2 (en) 2003-10-24 2013-07-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Imaging device information management system

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6631247B1 (en) 1999-09-29 2003-10-07 Ricoh Co., Ltd. Method and system for remote diagnostic, control and information collection based on various communication modes for sending messages to a resource manager
JP3339921B2 (ja) * 1992-11-30 2002-10-28 株式会社リコー 画像形成装置管理システムの通信コントロール装置
JPH09153999A (ja) * 1995-11-29 1997-06-10 Mita Ind Co Ltd リモート診断通信方法
WO1999000844A2 (en) * 1997-06-30 1999-01-07 Formfactor, Inc. Sockets for semiconductor devices with spring contact elements
JPH11103364A (ja) * 1997-09-26 1999-04-13 Ricoh Co Ltd ファクシミリ装置
DE19853654B4 (de) * 1997-11-25 2006-01-19 Ricoh Co., Ltd. Bilderzeugungsvorrichtungs-Managementsystem
JPH11327378A (ja) * 1997-11-25 1999-11-26 Ricoh Co Ltd 画像形成装置管理システム
US6415392B1 (en) * 1997-12-08 2002-07-02 Ricoh Company, Ltd. Remote diagnosis system and method
JP4026907B2 (ja) * 1997-12-26 2007-12-26 株式会社リコー 画像形成装置の操作表示方法並びに操作表示装置
JP3939051B2 (ja) 1999-08-19 2007-06-27 株式会社リコー 画像形成装置及び該画像形成装置を備えた画像処理装置
JP3842940B2 (ja) * 1999-12-17 2006-11-08 株式会社リコー 画像処理装置
JP2001285597A (ja) * 2000-01-28 2001-10-12 Ricoh Co Ltd 画像情報記憶装置、該画像情報記憶装置を備えた画像処理装置及び画像情報の転送制御方法
JP4378063B2 (ja) * 2000-05-22 2009-12-02 株式会社リコー 画像形成装置
US7574545B2 (en) 2000-10-16 2009-08-11 Electronics For Imaging, Inc. Method and apparatus for controlling a document output device with a control request stored at a server
US6748471B1 (en) * 2000-10-16 2004-06-08 Electronics For Imaging, Inc. Methods and apparatus for requesting and receiving a print job via a printer polling device associated with a printer
JP3898988B2 (ja) * 2001-07-30 2007-03-28 株式会社リコー 情報処理装置、ジョブ制御方法、プログラム、及び記憶媒体
JP3898987B2 (ja) * 2001-07-30 2007-03-28 株式会社リコー 画像形成装置、該装置に用いられる画像転送制御方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム、並びにそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US7307750B2 (en) * 2002-02-01 2007-12-11 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, memory control apparatus and memory control method
JP3938516B2 (ja) * 2002-06-18 2007-06-27 シャープ株式会社 画像形成装置
JP4141342B2 (ja) * 2002-08-12 2008-08-27 株式会社リコー 画像形成装置
JP2004140801A (ja) * 2002-09-24 2004-05-13 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、集約印刷方法
US7130547B2 (en) * 2002-10-28 2006-10-31 Oce Printing Systems Gmbh System and method for remote maintenance, remote configuration and/or remote operation of an electro-photographic printing system or copying system
JP2004171515A (ja) * 2002-10-29 2004-06-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像データ転送方法
JP4340120B2 (ja) * 2002-10-29 2009-10-07 株式会社リコー 画像形成装置、記憶領域取得方法
JP2004299387A (ja) * 2003-03-17 2004-10-28 Ricoh Co Ltd 電子装置、画像形成装置、画像データ変換方法
JP3977286B2 (ja) * 2003-05-22 2007-09-19 株式会社リコー 画像変換サービス方法、画像変換装置
US7620717B2 (en) * 2003-09-12 2009-11-17 Ricoh Co., Ltd. Method and system for remote diagnostic, control and information collection based on various communication modes for sending messages to a resource manager
JP5919871B2 (ja) * 2012-02-21 2016-05-18 株式会社リコー レポート作成システム、レポート作成装置、レポート作成方法及びプログラム
JP6007607B2 (ja) 2012-06-18 2016-10-12 株式会社リコー 画像形成装置及び画像形成方法、並びに、画像形成方法のプログラム及びそのプログラムを記憶した記憶媒体
JP6007617B2 (ja) 2012-06-25 2016-10-12 株式会社リコー 記録媒体の積載装置及びその制御方法、並びに、その制御方法のプログラム及びそのプログラムを記憶した記憶媒体

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4583834A (en) * 1977-09-16 1986-04-22 Ricoh Company, Ltd. Copying apparatus
US4739366A (en) * 1986-09-02 1988-04-19 Xerox Corporation Real time diagnostic system for reprographic machines
JPH0681210B2 (ja) * 1987-09-28 1994-10-12 シャープ株式会社 ファクシミリ回線モニタ方式
JPH0813075B2 (ja) * 1988-07-01 1996-02-07 村田機械株式会社 ファクシミリ通信方式
US5282127A (en) * 1989-11-20 1994-01-25 Sanyo Electric Co., Ltd. Centralized control system for terminal device
US5333286A (en) * 1989-12-13 1994-07-26 Joseph Weinberger Two way copier monitoring system
JPH03252671A (ja) * 1990-03-02 1991-11-11 Fuji Xerox Co Ltd 複写機管理システム
US5220380A (en) * 1990-08-10 1993-06-15 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Control system for copying machines with improved communication function for centralized control unit
JPH04256968A (ja) * 1991-02-12 1992-09-11 Fuji Xerox Co Ltd 複写機の情報読出方法及び複写機
JPH0783412B2 (ja) * 1991-02-12 1995-09-06 富士ゼロックス株式会社 記録装置管理システム
EP0927914A3 (en) * 1991-04-18 2002-04-24 Canon Kabushiki Kaisha Equipment control apparatus
EP1225483A3 (en) * 1991-04-18 2002-08-28 Canon Kabushiki Kaisha Machine managing apparatus
DE69220302T2 (de) * 1991-07-30 1998-01-15 Sharp Kk Faksimilegerät mit Fernüberwachung
US5369471A (en) * 1991-11-20 1994-11-29 Sharp Kabushiki Kaisha Communication system for implementing maintenance of copying machine
JP3660363B2 (ja) * 1992-05-28 2005-06-15 株式会社リコー 画像形成装置管理システムとその画像形成装置
JP3339921B2 (ja) * 1992-11-30 2002-10-28 株式会社リコー 画像形成装置管理システムの通信コントロール装置
US5673190A (en) * 1995-03-22 1997-09-30 Atrix International, Inc. Multipurpose remote office machine management system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8495202B2 (en) 2003-10-24 2013-07-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Imaging device information management system

Also Published As

Publication number Publication date
US5812900A (en) 1998-09-22
DE4340602C2 (de) 2000-04-06
DE4340602A1 (de) 1994-06-09
JPH06244974A (ja) 1994-09-02
FR2698750A1 (fr) 1994-06-03
US5583615A (en) 1996-12-10
US5897236A (en) 1999-04-27
FR2698750B1 (fr) 1995-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3339921B2 (ja) 画像形成装置管理システムの通信コントロール装置
JP3347781B2 (ja) 画像形成装置管理システム
JP3340000B2 (ja) 画像形成装置管理システム
US5335048A (en) Efficient control system of image forming apparatus
JPH11202699A (ja) 遠隔画像形成装置管理システム
JP3186279B2 (ja) 画像形成装置管理システム
JP3177030B2 (ja) 画像形成装置管理システム
JP3290219B2 (ja) 画像形成装置管理システム
JP3544969B2 (ja) 画像形成装置およびその異常情報処理方法
JP3186268B2 (ja) 画像形成装置管理システム
JP3282913B2 (ja) 画像形成装置管理システム及びそのデータ書き込み読み出し方法
JPH08116399A (ja) 画像形成装置システム
JP3260868B2 (ja) 画像形成装置管理システム及びそれに使用する画像形成装置並びにそのテスト方法
JP3354222B2 (ja) 遠隔制御装置
JPH0916435A (ja) 画像形成装置管理システム
JP3678572B2 (ja) 遠隔画像形成装置管理システム
JPH07264336A (ja) 画像形成装置管理システム
JP3342549B2 (ja) 画像形成装置管理システム
JPH06169362A (ja) 画像形成装置管理システム
JP3839399B2 (ja) 画像形成装置管理システム
JPH06164802A (ja) 画像形成装置の管理システム
JP3761884B2 (ja) 画像形成装置管理方法および管理装置
JPH0758867A (ja) 遠隔制御装置
JPH06164681A (ja) 画像形成装置管理システムの通信コントロール装置
JP3335685B2 (ja) 画像形成装置の管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080816

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080816

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090816

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090816

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100816

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100816

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110816

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110816

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120816

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120816

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130816

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term