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JP3332895B2 - 撮像装置、画像処理装置、画像処理方法、及び記憶媒体 - Google Patents

撮像装置、画像処理装置、画像処理方法、及び記憶媒体

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JP3332895B2
JP3332895B2 JP31379399A JP31379399A JP3332895B2 JP 3332895 B2 JP3332895 B2 JP 3332895B2 JP 31379399 A JP31379399 A JP 31379399A JP 31379399 A JP31379399 A JP 31379399A JP 3332895 B2 JP3332895 B2 JP 3332895B2
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image
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洋一 山岸
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Canon Inc
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置、画像処
理装置、画像処理方法、及び記憶媒体に関し、特に、撮
像した静止画像及び/或いは動画像を記録媒体に記録す
る画像処理装置、当該画像処理装置に適用される画像処
理方法、及び当該画像処理方法を実行するプログラムを
記憶した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、固体メモリ素子を有するメモリカ
ードを記録媒体とし、CCD等の固体撮像素子で撮像し
た静止画像や動画像を記録及び再生する電子カメラ等の
画像処理装置が市販されている。
【0003】これらの電子カメラによれば、オートフォ
ーカス(AF)機能及び自動露出(AE)機能を備える
ことにより、電子カメラの使用者が簡易な撮影を行うこ
とが可能となっている。
【0004】特に、被写体の動きに追従してピントを合
わせ続けるサーボAF動作においては、被写体の動きに
追従してピントを合わせ続けると共に、露出測定(A
E)も追従して行って、絞り(Av値)及びシャッター
スピード(Tv値)を随時更新することが可能である。
【0005】そして、更にAEロック機能を備えていれ
ば、被写体の露出測定値を固定して更新しないようにす
ることにより、オートフォーカス(AF)と自動露出
(AE)を独立して操作することも可能となっている。
【0006】また、CCD等の固体撮像素子を用いて撮
像する場合、撮像素子を露光しない状態で本撮影と同様
に電荷蓄積を行い読み出したダーク画像データと、撮像
素子を露光した状態で電荷蓄積を行い読み出した本撮影
画像データとを用いて演算処理することによりダークノ
イズ補正処理を行うことが可能である。
【0007】これにより、撮像素子の発生する暗電流ノ
イズや撮像素子固有の微少なキズによる画素欠損等の画
質劣化を伴った画像データを補正して高品位な画像デー
タを得ることが出来る。
【0008】特に、暗電流ノイズは、電荷蓄積時間の長
秒化及び撮像素子の温度上昇に応じて増大するため、長
秒時の露光や高温時の露光を行う場合に大きな画質改善
効果を得ることが可能となり、電子カメラの使用者にと
ってダークノイズ補正処理は有益な機能となっている。
【0009】そして、この電荷蓄積時間は露出測定によ
り求めたシャッタースピード(Tv値)に応じて決定す
る必要がある。
【0010】被写体の動きに追従してピントを合わせ続
けるサーボAF動作においては、被写体輝度が変わる度
に露出測定値を更新する必要上、シャッタースイッチが
押されて露出が確定してからシャッター速度が決まり、
これに応じてCCD電荷蓄積時間が決定する。そのた
め、シャッタースイッチが押された後に、本撮影及びダ
ーク画像の撮影を行う構成となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このため、本撮影を行
った後にダーク画像データを得るための撮影をする場
合、連写撮影時に1駒目と2駒目との間がダーク画像撮
影時間分だけ大きくなり、撮影駒間隔を一定に揃えるこ
とが出来ないという問題があった。
【0012】一方、ダーク画像データを得るための撮影
をした後に本撮影を行う場合には、ダーク画像データ獲
得処理が終了するまでは本撮影が開始できないため、シ
ャッターレリーズタイムラグが大きくなり、貴重なシャ
ッターチャンスを逃すことがあるという問題がある。
【0013】本発明の目的は、貴重なシャッタチャンス
を逃してしまうことを防止したり、撮影駒間隔を一定に
揃えることができる撮像装置、画像処理装置、画像処理
方法、及び記憶媒体を提供しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明によれば、撮像した静止画像及
び/或いは動画像を記録媒体に記録する画像処理装置に
おいて、露光せずに電荷蓄積を行う第1の撮像モード
と、露光を行って電荷蓄積を行う第2の撮像モードとを
備える撮像手段と、前記撮像手段の出力する撮像データ
を記憶する記憶手段と、前記撮像手段の電荷蓄積時間を
繰り返し決定する蓄積時間決定手段と、蓄積時間ロック
指示手段と、撮像指示手段と、前記蓄積時間ロック指示
手段により蓄積時間のロック指示が行われたならば、前
記撮像手段が前記第1の撮像モードで撮像して得た第1
の画像データを前記記憶手段に記憶させ、その後に、前
記撮像指示手段により撮像指示が行われたならば、前記
撮像手段が前記第2の撮像モードで撮像して得た第2の
画像データを前記記憶手段に記憶させる第1の制御手段
と、前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間のロッ
ク指示が行われずに前記撮像指示手段により撮像指示が
行われたならば、前記撮像手段が前記第2の撮像モード
で撮像して得た第2の画像データを前記記憶手段に記憶
させ、その後に、前記撮像手段が前記第1の撮像モード
で撮像して得た第1の画像データを前記記憶手段に記憶
させる第2の制御手段とを有することを特徴とする。
【0015】請求項10記載の発明によれば、撮像した
静止画像及び/或いは動画像を記録媒体に記録する画像
処理装置において、露光せずに電荷蓄積を行う第1の撮
像モードと、露光を行って電荷蓄積を行う第2の撮像モ
ードとを備える撮像手段と、前記撮像手段の出力する撮
像データを記憶する記憶手段と、前記撮像手段の電荷蓄
積時間を繰り返し決定する蓄積時間決定手段と、蓄積時
間ロック指示手段と、撮像指示手段と、前記蓄積時間ロ
ック指示手段により蓄積時間のロック指示が行われたな
らば、前記撮像手段が前記第1の撮像モードで撮像して
得た第1の画像データを前記記憶手段に記憶させ、その
後に、前記撮像指示手段により撮像指示が行われたなら
ば、前記撮像手段が前記第2の撮像モードで撮像して得
た第2の画像データを前記記憶手段に記憶させる第1の
制御手段と、前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時
間のロック指示が行われずに前記撮像指示手段により撮
像指示が行われたならば、前記撮像手段が前記第1の撮
像モードで撮像して得た第1の画像データを前記記憶手
段に記憶させ、その後に、前記撮像手段が前記第2の撮
像モードで撮像して得た第2の画像データを前記記憶手
段に記憶させる第2の制御手段とを有することを特徴と
する。
【0016】請求項19記載の発明によれば、撮像した
静止画像及び/或いは動画像を記録媒体に記録する画像
処理装置において、露光せずに電荷蓄積を行う第1の撮
像モードと、露光を行って電荷蓄積を行う第2の撮像モ
ードとを備える撮像手段と、前記撮像手段の出力する撮
像データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶さ
れた撮像データを読み出して演算する信号演算手段と、
前記撮像手段の電荷蓄積時間を繰り返し決定する蓄積時
間決定手段と、蓄積時間ロック指示手段と、撮像指示手
段と、前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間のロ
ック指示が行われたならば、前記撮像手段が前記第1の
撮像モードで撮像して得た未露光の画像データを前記記
憶手段に記憶させ、その後に、前記撮像指示手段により
撮像指示が行われたならば、前記撮像手段が前記第2の
撮像モードで撮像して得た被写体の画像データを前記記
憶手段に記憶させる第1の制御手段と、前記蓄積時間ロ
ック指示手段により蓄積時間のロック指示が行われずに
前記撮像指示手段により撮像指示が行われたならば、前
記撮像手段が前記第2の撮像モードで撮像して得た被写
体の画像データを前記記憶手段に記憶させ、その後に、
前記撮像手段が前記第1の撮像モードで撮像して得た未
露光の画像データを前記記憶手段に記憶させる第2の制
御手段と、前記記憶手段に記憶された未露光の画像デー
タと被写体の画像データとに基づき、前記信号演算手段
に画像補正処理を行わせる第3の制御手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0017】請求項28記載の発明によれば、撮像した
静止画像及び/或いは動画像を記録媒体に記録する画像
処理装置において、露光せずに電荷蓄積を行う第1の撮
像モードと、露光を行って電荷蓄積を行う第2の撮像モ
ードとを備える撮像手段と、前記撮像手段の出力する撮
像データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶さ
れた撮像データを読み出して演算する信号演算手段と、
前記撮像手段の電荷蓄積時間を繰り返し決定する蓄積時
間決定手段と、蓄積時間ロック指示手段と、撮像指示手
段と、前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間のロ
ック指示が行われたならば、前記撮像手段が前記第1の
撮像モードで撮像して得た未露光の画像データを前記記
憶手段に記憶させ、その後に、前記撮像指示手段により
撮像指示が行われたならば、前記撮像手段が前記第2の
撮像モードで撮像して得た被写体の画像データを前記記
憶手段に記憶させる第1の制御手段と、前記蓄積時間ロ
ック指示手段により蓄積時間のロック指示が行われずに
前記撮像指示手段により撮像指示が行われたならば、前
記撮像手段が前記第1の撮像モードで撮像して得た未露
光の画像データを前記記憶手段に記憶させ、その後に、
前記撮像手段が前記第2の撮像モードで撮像して得た被
写体の画像データを前記記憶手段に記憶させる第2の制
御手段と、前記記憶手段に記憶された未露光の画像デー
タと被写体の画像データとに基づき、前記信号演算手段
に画像補正処理を行わせる第3の制御手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0018】また、請求項37記載の発明によれば、露
光せずに電荷蓄積を行う第1の撮像モードと露光を行っ
て電荷蓄積を行う第2の撮像モードとを備える撮像手段
と、前記撮像手段の出力する撮像データを記憶する記憶
手段と、蓄積時間ロック指示手段と、撮像指示手段とを
備え、静止画像及び/或いは動画像を撮像記録する画像
処理装置に適用される画像処理方法において、前記撮像
手段の電荷蓄積時間を繰り返し決定する蓄積時間決定ス
テップと、前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間
のロック指示が行われたならば、前記撮像手段が前記第
1の撮像モードで撮像して得た第1の画像データを前記
記憶手段に記憶させ、その後に、前記撮像指示手段によ
り撮像指示が行われたならば、前記撮像手段が前記第2
の撮像モードで撮像して得た第2の画像データを前記記
憶手段に記憶させる第1の制御ステップと、前記蓄積時
間ロック指示手段により蓄積時間のロック指示が行われ
ずに前記撮像指示手段により撮像指示が行われたなら
ば、前記撮像手段が前記第2の撮像モードで撮像して得
た第2の画像データを前記記憶手段に記憶させ、その後
に、前記撮像手段が前記第1の撮像モードで撮像して得
た第1の画像データを前記記憶手段に記憶させる第2の
制御ステップとを有することを特徴とする。
【0019】請求項46記載の発明によれば、露光せず
に電荷蓄積を行う第1の撮像モードと露光を行って電荷
蓄積を行う第2の撮像モードとを備える撮像手段と、前
記撮像手段の出力する撮像データを記憶する記憶手段
と、蓄積時間ロック指示手段と、撮像指示手段とを備
え、静止画像及び/或いは動画像を撮像記録する画像処
理装置に適用される画像処理方法において、前記撮像手
段の電荷蓄積時間を繰り返し決定する蓄積時間決定ステ
ップと、前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間の
ロック指示が行われたならば、前記撮像手段が前記第1
の撮像モードで撮像して得た第1の画像データを前記記
憶手段に記憶させ、その後に、前記撮像指示手段により
撮像指示が行われたならば、前記撮像手段が前記第2の
撮像モードで撮像して得た第2の画像データを前記記憶
手段に記憶させる第1の制御ステップと、前記蓄積時間
ロック指示手段により蓄積時間のロック指示が行われず
に前記撮像指示手段により撮像指示が行われたならば、
前記撮像手段が前記第1の撮像モードで撮像して得た第
1の画像データを前記記憶手段に記憶させ、その後に、
前記撮像手段が前記第2の撮像モードで撮像して得た第
2の画像データを前記記憶手段に記憶させる第2の制御
ステップとを有することを特徴とする。
【0020】請求項55記載の発明によれば、露光せず
に電荷蓄積を行う第1の撮像モードと露光を行って電荷
蓄積を行う第2の撮像モードとを備える撮像手段と、前
記撮像手段の出力する撮像データを記憶する記憶手段
と、前記記憶手段に記憶された撮像データを読み出して
演算する信号演算手段と、蓄積時間ロック指示手段と、
撮像指示手段とを備え、静止画像及び/或いは動画像を
撮像記録する画像処理装置に適用される画像処理方法に
おいて、前記撮像手段の電荷蓄積時間を繰り返し決定す
る蓄積時間決定ステップと、前記蓄積時間ロック指示手
段により蓄積時間のロック指示が行われたならば、前記
撮像手段が前記第1の撮像モードで撮像して得た未露光
の画像データを前記記憶手段に記憶させ、その後に、前
記撮像指示手段により撮像指示が行われたならば、前記
撮像手段が前記第2の撮像モードで撮像して得た被写体
の画像データを前記記憶手段に記憶させる第1の制御ス
テップと、前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間
のロック指示が行われずに前記撮像指示手段により撮像
指示が行われたならば、前記撮像手段が前記第2の撮像
モードで撮像して得た被写体の画像データを前記記憶手
段に記憶させ、その後に、前記撮像手段が前記第1の撮
像モードで撮像して得た未露光の画像データを前記記憶
手段に記憶させる第2の制御ステップと、前記記憶手段
に記憶された未露光の画像データと被写体の画像データ
とに基づき、前記信号演算手段に画像補正処理を行わせ
る第3の制御ステップとを有することを特徴とする。
【0021】請求項64記載の発明によれば、露光せず
に電荷蓄積を行う第1の撮像モードと露光を行って電荷
蓄積を行う第2の撮像モードとを備える撮像手段と、前
記撮像手段の出力する撮像データを記憶する記憶手段
と、前記記憶手段に記憶された撮像データを読み出して
演算する信号演算手段と、蓄積時間ロック指示手段と、
撮像指示手段とを備え、静止画像及び/或いは動画像を
撮像記録する画像処理装置に適用される画像処理方法に
おいて、前記撮像手段の電荷蓄積時間を繰り返し決定す
る蓄積時間決定ステップと、前記蓄積時間ロック指示手
段により蓄積時間のロック指示が行われたならば、前記
撮像手段が前記第1の撮像モードで撮像して得た未露光
の画像データを前記記憶手段に記憶させ、その後に、前
記撮像指示手段により撮像指示が行われたならば、前記
撮像手段が前記第2の撮像モードで撮像して得た被写体
の画像データを前記記憶手段に記憶させる第1の制御ス
テップと、前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間
のロック指示が行われずに前記撮像指示手段により撮像
指示が行われたならば、前記撮像手段が前記第1の撮像
モードで撮像して得た未露光の画像データを前記記憶手
段に記憶させ、その後に、前記撮像手段が前記第2の撮
像モードで撮像して得た被写体の画像データを前記記憶
手段に記憶させる第2の制御ステップと、前記記憶手段
に記憶された未露光の画像データと被写体の画像データ
とに基づき、前記信号演算手段に画像補正処理を行わせ
る第3の制御ステップとを有することを特徴とする。
【0022】さらに、請求項73記載の発明によれば、
露光せずに電荷蓄積を行う第1の撮像モードと露光を行
って電荷蓄積を行う第2の撮像モードとを備える撮像手
段と、前記撮像手段の出力する撮像データを記憶する記
憶手段と、蓄積時間ロック指示手段と、撮像指示手段と
を備え、静止画像及び/或いは動画像を撮像記録する画
像処理装置に適用される画像処理方法をプログラムとし
て記憶した、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒
体において、前記画像処理方法が、前記撮像手段の電荷
蓄積時間を繰り返し決定する蓄積時間決定ステップと、
前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間のロック指
示が行われたならば、前記撮像手段が前記第1の撮像モ
ードで撮像して得た第1の画像データを前記記憶手段に
記憶させ、その後に、前記撮像指示手段により撮像指示
が行われたならば、前記撮像手段が前記第2の撮像モー
ドで撮像して得た第2の画像データを前記記憶手段に記
憶させる第1の制御ステップと、前記蓄積時間ロック指
示手段により蓄積時間のロック指示が行われずに前記撮
像指示手段により撮像指示が行われたならば、前記撮像
手段が前記第2の撮像モードで撮像して得た第2の画像
データを前記記憶手段に記憶させ、その後に、前記撮像
手段が前記第1の撮像モードで撮像して得た第1の画像
データを前記記憶手段に記憶させる第2の制御ステップ
とを有することを特徴とする。
【0023】請求項74記載の発明によれば、露光せず
に電荷蓄積を行う第1の撮像モードと露光を行って電荷
蓄積を行う第2の撮像モードとを備える撮像手段と、前
記撮像手段の出力する撮像データを記憶する記憶手段
と、蓄積時間ロック指示手段と、撮像指示手段とを備
え、静止画像及び/或いは動画像を撮像記録する画像処
理装置に適用される画像処理方法をプログラムとして記
憶した、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体に
おいて、前記画像処理方法が、前記撮像手段の電荷蓄積
時間を繰り返し決定する蓄積時間決定ステップと、前記
蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間のロック指示が
行われたならば、前記撮像手段が前記第1の撮像モード
で撮像して得た第1の画像データを前記記憶手段に記憶
させ、その後に、前記撮像指示手段により撮像指示が行
われたならば、前記撮像手段が前記第2の撮像モードで
撮像して得た第2の画像データを前記記憶手段に記憶さ
せる第1の制御ステップと、前記蓄積時間ロック指示手
段により蓄積時間のロック指示が行われずに前記撮像指
示手段により撮像指示が行われたならば、前記撮像手段
が前記第1の撮像モードで撮像して得た第1の画像デー
タを前記記憶手段に記憶させ、その後に、前記撮像手段
が前記第2の撮像モードで撮像して得た第2の画像デー
タを前記記憶手段に記憶させる第2の制御ステップとを
有することを特徴とする。
【0024】請求項75記載の発明によれば、露光せず
に電荷蓄積を行う第1の撮像モードと露光を行って電荷
蓄積を行う第2の撮像モードとを備える撮像手段と、前
記撮像手段の出力する撮像データを記憶する記憶手段
と、前記記憶手段に記憶された撮像データを読み出して
演算する信号演算手段と、蓄積時間ロック指示手段と、
撮像指示手段とを備え、静止画像及び/或いは動画像を
撮像記録する画像処理装置に適用される画像処理方法を
プログラムとして記憶した、コンピュータにより読み出
し可能な記憶媒体において、前記画像処理方法が、前記
撮像手段の電荷蓄積時間を繰り返し決定する蓄積時間決
定ステップと、前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積
時間のロック指示が行われたならば、前記撮像手段が前
記第1の撮像モードで撮像して得た未露光の画像データ
を前記記憶手段に記憶させ、その後に、前記撮像指示手
段により撮像指示が行われたならば、前記撮像手段が前
記第2の撮像モードで撮像して得た被写体の画像データ
を前記記憶手段に記憶させる第1の制御ステップと、前
記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間のロック指示
が行われずに前記撮像指示手段により撮像指示が行われ
たならば、前記撮像手段が前記第2の撮像モードで撮像
して得た被写体の画像データを前記記憶手段に記憶さ
せ、その後に、前記撮像手段が前記第1の撮像モードで
撮像して得た未露光の画像データを前記記憶手段に記憶
させる第2の制御ステップと、前記記憶手段に記憶され
た未露光の画像データと被写体の画像データとに基づ
き、前記信号演算手段に画像補正処理を行わせる第3の
制御ステップとを有することを特徴とする。
【0025】請求項76記載の発明によれば、露光せず
に電荷蓄積を行う第1の撮像モードと露光を行って電荷
蓄積を行う第2の撮像モードとを備える撮像手段と、前
記撮像手段の出力する撮像データを記憶する記憶手段
と、前記記憶手段に記憶された撮像データを読み出して
演算する信号演算手段と、蓄積時間ロック指示手段と、
撮像指示手段とを備え、静止画像及び/或いは動画像を
撮像記録する画像処理装置に適用される画像処理方法を
プログラムとして記憶した、コンピュータにより読み出
し可能な記憶媒体において、前記画像処理方法が、前記
撮像手段の電荷蓄積時間を繰り返し決定する蓄積時間決
定ステップと、前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積
時間のロック指示が行われたならば、前記撮像手段が前
記第1の撮像モードで撮像して得た未露光の画像データ
を前記記憶手段に記憶させ、その後に、前記撮像指示手
段により撮像指示が行われたならば、前記撮像手段が前
記第2の撮像モードで撮像して得た被写体の画像データ
を前記記憶手段に記憶させる第1の制御ステップと、前
記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間のロック指示
が行われずに前記撮像指示手段により撮像指示が行われ
たならば、前記撮像手段が前記第1の撮像モードで撮像
して得た未露光の画像データを前記記憶手段に記憶さ
せ、その後に、前記撮像手段が前記第2の撮像モードで
撮像して得た被写体の画像データを前記記憶手段に記憶
させる第2の制御ステップと、前記記憶手段に記憶され
た未露光の画像データと被写体の画像データとに基づ
き、前記信号演算手段に画像補正処理を行わせる第3の
制御ステップとを有することを特徴とする。
【0026】また、請求項77記載の発明によれば、撮
像手段と、前記撮像手段の撮像時間が撮影ごとに変化し
ないように撮像時間の固定を指示する撮像時間固定指示
手段と、露光状態で前記撮像手段に撮像動作を行わせて
撮像信号を得る第1の撮像動作と非露光状態で前記撮像
手段に撮像動作を行わせて撮像信号を得る第2の撮像動
作を行い、前記第1の撮像動作により得られる撮像信号
を前記第2の撮像動作により得られる撮像信号にて処理
すると共に、前記撮像手段に前記第1の撮像動作を行わ
せた後に前記第2の撮像動作を行わせる第1のモードと
前記第2の撮像動作を行わせた後に前記第1の撮像動作
を行わせる第2のモードをとり、前記撮像時間固定指示
手段より前記撮像時間の固定の指示がある場合には、前
記第2のモードで動作する信号処理手段と を有する撮
像装置とするものである。
【0027】また、請求項83記載の発明によれば、撮
像手段と、前記撮像手段の撮像時間が撮影ごとに変化し
ないように撮像時間の固定を指示する撮像時間固定指示
手段と、シャッタレリーズ部材の第1ストロークで露光
準備指示を、第2ストロークで露光開始指示を行う露光
指示手段と、露光状態で前記撮像手段に撮像動作を行わ
せて撮像信号を得る第1の撮像動作と非露光状態で前記
撮像手段に撮像動作を行わせて撮像信号を得る第2の撮
像動作を行い、前記第1の撮像動作により得られる撮像
信号を前記第2の撮像動作により得られる撮像信号にて
処理すると共に、前記撮像時間固定指示手段より前記撮
像時間の固定の指示がある場合には、前記露光指示手段
の前記露光準備指示に応答して前記第2の撮像動作を行
う信号処理手段とを有する撮像装置とするものである。
【0028】また、請求項88記載の発明によれば、撮
像手段の撮像時間が撮影ごとに変化しないように撮像時
間の固定を指示する可能で、露光状態で前記撮像手段に
撮像動作を行わせて撮像信号を得る第1の撮像動作と非
露光状態で前記撮像手段に撮像動作を行わせて撮像信号
を得る第2の撮像動作を行い、前記第1の撮像動作によ
り得られる撮像信号を前記第2の撮像動作により得られ
る撮像信号にて処理すると共に、前記撮像手段に前記第
1の撮像動作を行わせた後に前記第2の撮像動作を行わ
せる第1のモードと前記第2の撮像動作を行わせた後に
前記第1の撮像動作を行わせる第2のモードをとり、前
記撮像時間の固定の指示がある場合には、前記第2のモ
ードで動作する画像処理方法とするものである。
【0029】また、請求項89記載の発明によれば、撮
像手段の撮像時間が撮影ごとに変化しないように撮像時
間の固定を指示可能で、シャッタレリーズ部材の第1ス
トロークで露光準備指示を、第2ストロークで露光開始
指示を行い、露光状態で前記撮像手段に撮像動作を行わ
せて撮像信号を得る第1の撮像動作と非露光状態で前記
撮像手段に撮像動作を行わせて撮像信号を得る第2の撮
像動作を行い、前記第1の撮像動作により得られる撮像
信号を前記第2の撮像動作により得られる撮像信号にて
処理すると共に、前記撮像時間の固定の指示がある場合
には、前記露光準備指示に応答して前記第2の撮像動作
を行う画像処理方法とするものである。
【0030】また、請求項90記載の発明によれば、撮
像手段の撮像時間が撮影ごとに変化しないように撮像時
間の固定を指示する可能で、露光状態で前記撮像手段に
撮像動作を行わせて撮像信号を得る第1の撮像動作と非
露光状態で前記撮像手段に撮像動作を行わせて撮像信号
を得る第2の撮像動作を行い、前記第1の撮像動作によ
り得られる撮像信号を前記第2の撮像動作により得られ
る撮像信号にて処理すると共に、前記撮像手段に前記第
1の撮像動作を行わせた後に前記第2の撮像動作を行わ
せる第1のモードと前記第2の撮像動作を行わせた後に
前記第1の撮像動作を行わせる第2のモードをとり、前
記撮像時間の固定の指示がある場合には、前記第2のモ
ードで動作するプログラムを有するコンピュータ読み取
り可能な記憶媒体とするものである。
【0031】また、請求項91記載の発明によれば、撮
像手段の撮像時間が撮影ごとに変化しないように撮像時
間の固定を指示可能で、シャッタレリーズ部材の第1ス
トロークで露光準備指示を、第2ストロークで露光開始
指示を行い、露光状態で前記撮像手段に撮像動作を行わ
せて撮像信号を得る第1の撮像動作と非露光状態で前記
撮像手段に撮像動作を行わせて撮像信号を得る第2の撮
像動作を行い、前記第1の撮像動作により得られる撮像
信号を前記第2の撮像動作により得られる撮像信号にて
処理すると共に、前記撮像時間の固定の指示がある場合
には、前記露光準備指示に応答して前記第2の撮像動作
を行うプログラムを有するコンピュータ読み取り可能な
記憶媒体とするものである。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0033】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック
図である。
【0034】図中、100は画像処理装置である。
【0035】12は撮像素子14への露光量を制御する
ためのシャッター、14は光学像を電気信号に変換する
CCDやCMOS等の撮像素子である。
【0036】レンズ310に入射した光線は、一眼レフ
方式によって、絞り312、レンズマウント306及び
106、ミラー130、シャッター12を介して撮像素
子14上に導かれ、光学像として撮像素子14上に結像
する。
【0037】16は撮像素子14のアナログ信号出力を
ディジタル信号に変換するA/D変換器である。
【0038】18は撮像素子14,A/D変換器16,
D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給する
タイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシ
ステム制御回路50により制御される。
【0039】20は画像処理回路であり、A/D変換器
16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデー
タに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
【0040】また、画像処理回路20においては、必要
に応じて、撮像した画像データを用いて所定の演算処理
を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御回路
50が露光制御手段40、測距制御手段42に対して制
御を行う、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF
(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、E
F(フラッシュ調光)処理を行うことが出来る。
【0041】さらに、画像処理回路20においては、撮
像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得ら
れた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホ
ワイトバランス)処理も行っている。
【0042】なお、本実施の形態においては、測距手段
42及び測光手段46を専用に備える構成としたため、
測距手段42及び測光手段46を用いてAF(オートフ
ォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッ
シュ調光)処理の各処理を行い、上記画像処理回路20
を用いたAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露
出)処理、EF(フラッシュ調光)処理の各処理を行わ
ない構成としてもよい。
【0043】或いは、測距手段42及び測光手段46を
用いてAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露
出)処理、EF(フラッシュ調光)処理の各処理を行
い、さらに、上記画像処理回路20を用いたAF(オー
トフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フ
ラッシュ調光)処理の各処理を行う構成としてもよい。
【0044】22はメモリ制御回路であり、A/D変換
器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、
画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、
圧縮・伸長回路32を制御する。
【0045】A/D変換器16のデータが画像処理回路
20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換
器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画
像表示メモリ24戒いはメモリ30に書き込まれる。
【0046】24は画像表示メモリ、26はD/A変換
器、28はTFTLCD等から成る画像表示部であり、
画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データ
はD/A変換器26を介して画像表示部28により表示
される。
【0047】画像表示部28を用いて、撮像した画像デ
ータを逐次表示すれば、電子ファインダー機能を実現す
ることが可能である。
【0048】また、画像表示部28は、システム制御回
路50の指示により表示をON/OFFすることが可能
であり、表示をOFFにした場合には画像処理装置10
0の電力消費を大幅に低減することが出来る。
【0049】30は撮影した静止画像や動画像を格納す
るためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間
に亘る動画像を格納するのに十分な記憶量を備えてい
る。従って、複数枚の静止画像を連続して撮影する連射
撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書
き込みをメモリ30に対して行うことが可能である。
【0050】また、メモリ30はシステム制御回路50
の作業領域としても使用することが可能である。
【0051】32は適応離散コサイン変換(ADCT)
やウェーブレット変換等により画像データを圧縮伸長す
る圧縮・伸長回路であり、メモリ30に格納された画像
を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終
えたデータをメモリ30に書き込む。
【0052】40は、測光手段46からの測光情報に基
づいて、絞り312を制御する絞り制御手段340と連
携しながら、シャッター12を制御するシャッター制御
手段である。
【0053】42はAF(オートフォーカス)処理を行
うための測距手段である。レンズ310に入射した光線
を、一眼レフ方式によって、絞り312、レンズマウン
ト306及び106、ミラー130そして不図示の測距
用サブミラーを介して、測距手段42に入射させること
により、光学像として結像された画像の合焦状態を測定
することが出来る。
【0054】46はAE(自動露出)処理を行うための
測光手段である。レンズ310に入射した光線を、一眼
レフ方式によって、絞り312、レンズマウント306
及び106、ミラー130及び132そして不図示の測
光用レンズを介して、測光手段46に入射させることに
より、光学像として結像された画像の露出状態を測定す
ることが出来る。
【0055】また、測光手段46は、フラッシュ48と
連携することによりEF(フラッシュ調光)処理機能も
有するものである。
【0056】48はフラッシュであり、AF補助光の投
光機能、フラッシュ調光機能も有する。
【0057】なお、撮像素子14からの画像データを画
像処理回路20が演算して得られた演算結果に基づき、
システム制御回路50が、シャッター制御手段40、絞
り制御手段340、測距制御手段342に対して、ビデ
オTTL方式を用いて露出制御及びAF(オートフォー
カス)制御を行うことも可能である。
【0058】さらに、測距手段42による測定結果と、
撮像素子14からの画像データを画像処理回路20が演
算して得られた演算結果とを共に用いてAF(オートフ
ォ一カス)制御を行ってもよい。
【0059】また、測光手段46による測定結果と、撮
像素子14からの画像データを画像処理回路20が演算
して得られた演算結果とを共に用いて露出制御を行って
もよい。
【0060】50は画像処理装置100全体を制御する
システム制御回路であり、52はシステム制御回路50
の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリ
である。
【0061】54は、システム制御回路50でのプログ
ラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作
状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカ
ー等から成る表示部であり、画像処理装置100の操作
部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置さ
れ、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせに
より構成される。また、表示部54は、その一部の機能
が光学ファインダー104内に設置される。
【0062】表示部54の表示内容のうち、LCD等に
表示するものとしては、例えば、シングルショット/連
写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画
素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッ
タースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッ
シュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定
表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表
示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200及び
210の着脱状態表示、レンズユニット300の着脱状
態表示、通信I/F動作表示、日付け・時刻表示、外部
コンピュータとの接続状態を示す表示、等がある。
【0063】また、表示部54の表示内容のうち、光学
ファインダー104内に表示するものとしては、例え
ば、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、フ
ラッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、シャッタ
ースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、記録媒体
書き込み動作表示、等がある。
【0064】さらに、表示部54の表示内容のうち、L
ED等に表示するものとしては、例えば、合焦表示、撮
影準備完了表示、手振れ警告表示、手振れ警告表示、フ
ラッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、記録媒体
書き込み動作表示、マクロ撮影設定通知表示、二次電池
充電状態表示、等がある。
【0065】そして、表示部54の表示内容のうち、ラ
ンプ等に表示するものとしては、例えば、セルフタイマ
ー通知ランプ、等がある。このセルフタイマー通知ラン
プは、AF補助光と共用して用いてもよい。
【0066】56は電気的に消去・記録可能な不揮発性
メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
【0067】60,62,64,66,68及び70
は、システム制御回路50へ各種の動作指示を入力する
ための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパ
ネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等
の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
【0068】ここで、これらの操作手段の具体的な説明
を行う。
【0069】60はモードダイアルスイッチであり、自
動撮影モード、プログラム撮影モード、シャッター速度
優先撮影モード、絞り優先撮影モード、マニュアル撮影
モード、焦点深度優先(デプス)撮影モード、ポートレ
ート撮影モード、風景撮影モード、接写撮影モード、ス
ポーツ撮影モード、夜景撮影モード、パノラマ撮影モー
ド等の各機能撮影モードを切り替え設定することが出来
る。
【0070】62はシャッタースイッチSW1であり、
不図示のシャッターボタンの操作途中(半押し)でON
となり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露
出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、E
F(フラッシュ調光)処理等の動作開始を指示する。
【0071】64はシャッタースイッチSW2であり、
不図示のシャッターボタンの操作完了(全押し)でON
となり、撮像素子12から読み出した信号をA/D変換
器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像
データを書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ
制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30か
ら画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を
行い、記録媒体200或いは210に画像データを書き
込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
【0072】66は露出補正スイッチであり、被写体の
露出を測定した露出値を所望の段数(ステップ数)増減
して、標準よりもオーバー或いはアンダーな露出値に設
定するために使用される。なお、露出補正スイッチ66
はプラスボタン及びマイナスボタン、或いは、回転ダイ
アルスイッチを併用することによって、より軽快に露出
補正段数(ステップ数)を選択するようにしてもよい。
【0073】68はAEロックスイッチであり、被写体
の露出を測定して得た露出値を固定して、更新しないよ
うにするために使用される。特に、シャッタースイッチ
SW1を押している間は連続してオートフォーカス(A
F)動作及び自動露出(AE)動作を続けるサーボAF
モードにおいて、AF動作と別に露出値を固定すること
が出来るため、大変便利である。
【0074】70は各種ボタンやタッチパネル等からな
る操作部であり、操作部70には、メニューボタン、セ
ットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ぺ一ジボ
タン、フラッシュ設定ボタン、セルフタイマー設定ボタ
ン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−
(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタ
ン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタ
ン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン、パノラマ
モード等の撮影及び再生を実行する際に各種機能の選択
及び切り替えを設定する選択/切り替えボタン、パノラ
マモード等の撮影及び再生を実行する際に各種機能の決
定及び実行を設定する決定/実行ボタン、画像表示部2
8のON/OFFを設定する画像表示ON/OFFスイ
ッチ、撮影直後に撮影した画像データを自動再生するク
イックレビュー機能を設定するクイックレビューON/
OFFスイッチ、JPEG圧縮の圧縮率を選択するため
のスイッチである、或いは撮像素子の出力信号をそのま
まディジタル化して記録媒体に記録するCCDMWモー
ドを選択するためのスイッチである圧縮モードスイッ
チ、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接
続モード等の各機能モードを設定するための再生スイッ
チ、シャッタースイッチSW2を押した場合に1駒の撮
影を行って待機状態とする単写モードと、シャッタース
イッチSW2を押している間は連続して撮影を行い続け
る連写モードとを設定するための単写/連写スイッチ、
シャッタースイッチSW1を押したならばオートフォー
カス動作を開始し、一旦合焦したならばその合焦状態を
保ち続けるワンショットAFモードと、シャッタースイ
ッチSW1を押している間は連続してオートフォーカス
動作を続けるサーボAFモードとを設定するためのAF
モード設定スイッチ、撮影モード状態において撮影した
画像を、メモリ30或いは記録媒体200或いは210
から読み出して画像表示部28によって表示する再生動
作の開始を指示する再生スイッチ等がある。
【0075】また、上記プラスボタン及びマイナスボタ
ンの各機能は、回転ダイアルスイッチを備えることによ
って、より軽快に数値や機能を選択することが可能とな
る。
【0076】72は電源スイッチであり、画像処理装置
100の電源オン、電源オフの各モードを切り替え設定
することが出来る。また、画像処理装置100に接続さ
れたレンズユニット300、外部ストロボ、記録媒体2
00,210等の各種付属装置の電源オン、電源オフの
設定も合わせて切り替え設定することが出来る。
【0077】80は電源制御手段であり、電池検出回
路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替
えるスイッチ回路等により構成されており、電池の装着
の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果
及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DC
コンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒
体を含む各部へ供給する。
【0078】82はコネクタ、84はコネクタ、86は
電源手段である。電源手段86は、アルカリ電池、リチ
ウム電池等の一次電池や、NiCd電池、NiMH電
池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる
電源手段である。
【0079】90及び94はメモリカードやハードディ
スク等の記録媒体とのインタフェースであり、92及び
96はメモリカードやハードディスク等の記録媒体と接
続を行うコネクタであり、98はコネクタ92及び/或
いは96に記録媒体200或いは210が装着されてい
るか否かを検知する記録媒体着脱検知手段である。
【0080】なお、本実施の形態では記録媒体を取り付
けるインターフェース及びコネクタを2系統持つものと
して説明している。これに代わって、記録媒体を取り付
けるインターフェース及びコネクタは、単数或いは複
数、いずれの系統数を備える構成としてもよい。また、
異なる規格のインターフェース及びコネクタを組み合わ
せて備える構成としてもよい。
【0081】インターフェース及びコネクタとしては、
PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ)カ
ード等の規格に準拠したものを用いて構成してもよい。
【0082】さらに、インタフェース90及び94、そ
してコネクタ92及び96をPCMCIAカードやCF
(コンパクトフラッシュ)カード等の規格に準拠したも
のを用いて構成した場合、LANカードやモデムカー
ド、USBカード、IEEE1394カード、P128
4カード、SCSIカード、PHS等の通信カード、等
の各種通信カードを接続することにより、他のコンピュ
ータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像
データに付属した管理情報を転送し合うことが出来る。
【0083】104は光学ファインダであり、レンズ3
10に入射した光線を、一眼レフ方式によって、絞り3
12、レンズマウント306及び106、ミラー130
及び132を介して導き、光学像として結像表示するこ
とが出来る。これにより、画像表示部28による電子フ
ァインダー機能を使用すること無しに、光学ファインダ
104のみを用いて撮影を行うことが可能である。ま
た、光学ファインダー104内には、表示部54の一部
の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシ
ュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露
出補正表示などが設置されている。
【0084】110は通信手段であり、RS232Cや
USB,IEEE1394,P1284,SCSI、モ
デム、LAN、無線通信、等の各種通信機能を有する。
【0085】112は、通信手段110により画像処理
装置100を他の機器と接続させるためのコネクタ或い
は無線通信の場合はアンテナである。
【0086】120は、レンズマウント106内におい
て、画像処理装置100をレンズユニット300と接続
するためのインタフェースであり、122は画像処理装
置100をレンズユニット300と電気的に接続するコ
ネクタであり、124はレンズマウント106及び/或
いはコネクタ122にレンズユニット300が装着され
ているか否かを検知するレンズ着脱検知手段である。
【0087】コネクタ122は、画像処理装置100と
レンズユニット300との間で制御信号、状態信号、デ
ータ信号等を伝え合うと共に、各種電圧の電流を供給す
る機能も備えている。また、コネクタ122は電気通信
のみならず、光通信、音声通信等を伝達する構成として
もよい。
【0088】130,132はミラーで、レンズ310
に入射した光線を、一眼レフ方式によって光学ファイン
ダ104に導くことが出来る。なお、ミラー132は、
クイックリターンミラーの構成としても、ハーフミラー
の構成としても、どちらでもよい。
【0089】200はメモリカードやハードディスク等
の記録媒体である。記録媒体200は、半導体メモリや
磁気ディスク等から構成される記録部202、画像処理
装置100とのインタフェース204、画像処理装置1
00と接続を行うコネクタ206を備えている。
【0090】210はメモリカードやハードディスク等
の記録媒体である。記録媒体210は、半導体メモリや
磁気ディスク等から構成される記録部212、画像処理
装置100とのインタフェース214、画像処理装置1
00と接続を行うコネクタ216を備えている。
【0091】300は交換レンズタイプのレンズユニッ
トである。
【0092】306は、レンズユニット300を画像処
理装置100と機械的に結合するレンズマウントであ
る。レンズマウント306内には、レンズユニット30
0を画像処理装置100と電気的に接続する各種機能が
含まれている。
【0093】310は撮影レンズ、312は絞りであ
る。
【0094】320は、レンズマウント306内におい
て、レンズユニット300を画像処理装置100と接続
するためのインタフェースであり、322はレンズユニ
ット300を画像処理装置100と電気的に接続するコ
ネクタである。コネクタ322は、画像処理装置100
とレンズユニット300との間で制御信号、状態信号、
データ信号等を伝え合うと共に、各種電圧の電流を供給
される或いは供給する機能も備えている。なお、コネク
タ322は電気通信のみならず、光通信、音声通信等を
伝達する構成としてもよい。
【0095】340は、測光手段46からの測光情報に
基づいて、シャッター12を制御するシャッター制御手
段40と連携しながら、絞り312を制御する絞り制御
手段である。
【0096】342は撮影レンズ310のフォーカシン
グを制御する測距制御手段であり、344は撮影レンズ
310のズーミングを制御するズーム制御手段である。
【0097】350はレンズユニット300全体を制御
するレンズシステム制御回路である。レンズシステム制
御回路350は、レンズユニット300動作用の定数、
変数、プログラム等を記憶するメモリの機能や、レンズ
ユニット300固有の番号等の識別情報、管理情報、開
放絞り値や最小絞り値、焦点距離等の機能情報、現在や
過去の各設定値などを保持する不揮発メモリの機能も備
えている。
【0098】次に、図2乃至図9を参照して、上記構成
の画像処理装置の動作を説明する。
【0099】図2乃至図4は、画像処理装置100の制
御手順を示す主ルーチンのフローチャートである。
【0100】まず図2において、電池交換等に伴う電源
投入により、システム制御回路50はフラグや制御変数
等を初期化し、画像処理装置100の各部において、必
要な所定の初期設定を行うと共に(S101)、システ
ム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶さ
れているAEロックフラグを解除する(S102)。
【0101】システム制御回路50は、電源スイッチ6
6の設定位置を確認し、電源スイッチ66が電源OFF
に設定されていたならば(S103)、各表示部の表示
を終了状態に変更し、フラグや制御変数等を含む必要な
パラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56
に記録し、電源制御手段80により、画像表示部28を
含む画像処理装置100各部の不要な電源を遮断する等
の所定の終了処理を行った後(S104)、S102に
戻る。
【0102】電源スイッチ66が電源ONに設定されて
いたならば(S103)、システム制御回路50は、電
池等により構成される電源86の残容量や動作情況が、
画像処理装置100の動作に支障があるか否かを判断し
(S105)、支障があるならば表示部54を用いて画
像や音声により所定の警告表示を行った後に(S10
6)、S102に戻る。
【0103】電源86に問題が無いならば(S10
5)、システム制御回路50はモードダイアル60の設
定位置を確認し、モードダイアル60が撮影モードに設
定されていたならば(S107)、S109に進む。
【0104】モードダイアル60がその他のモードに設
定されていたならば(S107)、システム制御回路5
0は選択されたモードに応じた処理を実行し(S10
8)、処理を終えたならばS102に戻る。
【0105】システム制御回路50は、記録媒体200
或いは210が装着されているかどうかを判断し、記録
媒体200或いは210に記録された画像データの管理
情報を取得し、そして、記録媒体200或いは210の
動作状態が画像処理装置100の動作に問題があるか否
か、特に記録媒体に対する画像データの記録再生動作に
問題があるか否かの判断を行い(S109)、問題があ
るならば表示部54を用いて画像や音声により所定の警
告表示を行った後に(S106)、S102に戻る。
【0106】S109での判断の結果、問題が無いなら
ば、S110に進む。
【0107】システム制御回路50は表示部54を用い
て画像や音声により画像処理装置100の各種設定状態
の表示を行う(S110)。なお、画像表示部28の画
像表示がONであったならば、画像表示部28も用いて
画像により画像処理装置100の各種設定状態の表示を
行う。
【0108】次に図3において、シャッタースイッチS
W1が押されているか否かを判別し(S121)、押さ
れていないならば、S102に戻る。
【0109】シャッタースイッチSW1が押されたなら
ば(S121)、システム制御回路50は、測距処理を
行って撮影レンズ10の焦点を被写体に合わせるととも
に、測光処理を行って絞り値及びシャッター時間を決定
する測距・測光処理を行い(S122)、S123に進
む。
【0110】測光処理に於いて、必要であればフラッシ
ュの設定も行う。
【0111】この測距・測光処理S122の詳細な手順
については図5及び図6を参照して後述する。
【0112】システム制御回路50は、露出補正スイッ
チ66の設定状態を調べ、露出補正が設定されていない
ならば(S123)、S126に進む。
【0113】露出補正が設定されていたならば(S12
3)、システム制御回路50は、撮影モード及び/或い
は露出モードの設定に対応して、露出補正値に応じてシ
ャッタースピード(Tv値)を変更する必要があるか否
かを判断し(S124)、シャッタースピード(Tv
値)を変更する必要が無ければS126に進む。
【0114】なお、露出補正スイッチ66は、プラスボ
タン及びマイナスボタン、或いは、回転ダイアルスイッ
チを併用することによって、より軽快に露出補正段数
(ステップ数)を設定することが可能となる。
【0115】露出補正値に応じてシャッタースピード
(Tv値)を変更する必要があれば、システム制御回路
50は、シャッタースピード(Tv値)を変更し、変更
したシャッタースピード(Tv値)に応じて、撮像素子
14の電荷蓄積時間を新たに設定する(S125)。
【0116】例えば、絞り(Av)優先撮影モード、自
動撮影モード、プログラム撮影モード、焦点深度優先
(デプス)撮影モード、ポートレート撮影モード、風景
撮影モード、接写撮影モード、夜景撮影モード、パノラ
マ撮影モード等の各撮影モードにおいては、露出補正に
応じてシャッター速度を変更する必要があり、この場
合、上記撮像素子14の電荷蓄積時間を新たに設定する
ことが必要となる。
【0117】なお、ここで設定された電荷蓄積時間を用
いて、後述する撮影処理S133及びダーク取り込み処
理S128或いはS136がそれぞれ実施される。
【0118】システム制御回路50は、AEロックスイ
ッチ68の状態を調べ(S126)、AEロックスイッ
チ68が押されていないならば、S129に進む。
【0119】AEロックスイッチ68が押されていたな
らば、システム制御回路50はAEロックフラグを設定
し(S127)、シャッター12を閉じた状態で撮像素
子14の暗電流等のノイズ成分を本撮影と同じ時間蓄積
し、蓄積を終えたノイズ画像信号を読み出すダーク取り
込み処理を行い(S128)、S129に進む。
【0120】なお、AEロックフラグの状態は、システ
ム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶さ
れる。
【0121】このダーク取り込み処理で取り込んだダー
ク画像データを用いて補正演算処理を行うことにより、
撮像素子14の発生する暗電流ノイズや撮像素子14固
有のキズによる画素欠損等の画質劣化に関して、撮影し
た画像データを補正することが出来る。
【0122】このダーク取り込み処理S128の詳細な
手順については、図9を参照して後述する。
【0123】このように、S126においてAEロック
スイッチが設定されていた場合は、連写撮影の実行に先
んじてダーク取り込み処理S128を行う。これによ
り、後述のS129においてシャッタースイッチSW2
が押されて連写撮影が行われた際に、連写駒間隔をほぼ
一定に揃えることが可能となる。
【0124】次に図4に進み、シャッタースイッチSW
2が押されているか否かを判別し(S129)、シャッ
タースイッチSW2が押されていないならば、システム
制御回路50は、シャッタースイッチSW1の状態を確
認する(S130)。
【0125】シャッタースイッチSW1が放されたなら
ば(S130)、S102に戻る。シャッタースイッチ
SW1が押されていたならば(S130)、S122に
戻る。
【0126】シャッタースイッチSW2が押されたなら
ば(S129)、システム制御回路50は、撮影した画
像データを記憶可能な領域がメモリ30の画像記憶バッ
ファ領域にあるかどうかを判断し(S131)、メモリ
30の画像記憶バッファ領域内に新たな画像データを記
憶可能な領域が無いならば、表示部54を用いて画像や
音声により所定の警告表示を行った後に(S132)、
S102に戻る。
【0127】例えば、メモリ30の画像記憶バッファ領
域内に記憶可能な最大枚数の連写撮影を行った直後であ
り、かつ、メモリ30から読み出して記憶媒体200或
いは210に書き込むべき最初の画像が、まだ記録媒体
200或いは210に記録されていない状態であり、従
ってまだ1枚の空き領域もメモリ30の画像記憶バッフ
ァ領域上に確保出来ない状態である場合等が、この状態
の一例である。
【0128】なお、撮影した画像データを圧縮処理して
からメモリ30の画像記憶バッファ領域に記憶する場合
は、圧縮した後の画像データ量が圧縮モードの設定に応
じて異なることを考慮して、記憶可能な領域がメモリ3
0の画像記憶バッファ領域上にあるかどうかをS131
において判断することになる。
【0129】メモリ30の画像記憶バッファ領域に、撮
影した画像データを記憶可能な領域があるならば(S1
31)、システム制御回路50は、撮像して所定時間蓄
積した撮像信号を撮像素子12から読み出して、A/D
変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を
介して、或いはA/D変換器から直接メモリ制御回路2
2を介して、メモリ30の所定領域に、撮影した画像デ
ータを書き込む撮影処理を実行する(S133)。
【0130】この撮影処理S133の詳細な手順につい
ては図7及び図8を参照して後述する。
【0131】撮影処理S133を終えたならば、システ
ム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリ
或いはメモリ52に記憶されるAEロックフラグの状態
を確認し(S134)、AEロックフラグが設定されて
いたならばS137に進む。
【0132】ここで、S134においてAEロックフラ
グが設定されていた場合は、既にS128において連写
撮影の実行に先んじてダーク取り込み処理が行われてい
るため、後述のS136においてダーク取り込み処理を
行わずに現像処理S137を実行する。これにより、連
写駒間隔をほぼ一定に揃えることが可能となる。
【0133】AEロックフラグが設定されていないなら
ば(S134)、システム制御回路50は、ダーク取り
込み処理を新規に行う必要があるかどうか、或いは、撮
影処理S133での電荷蓄積時間が変更となり、それに
応じてダーク取り込み処理において電荷蓄積のための設
定時間を変更し、再度ダーク取り込み処理を行う必要が
あるかどうかを判断し(S135)、ダーク取り込み処
理を行う必要があるならば、S136に進む。
【0134】例えば、AEロックフラグが設定されてい
ない状態で連写が開始された場合、最初の1駒目の撮影
が行われた直後であれば、新規にダーク取り込み処理を
行う必要があり、このため、後述の図9のダーク取り込
み処理におけるS403で用いる設定時間を新規に設定
することになる。
【0135】或いは、AEロックフラグが設定されてい
ない状態で連写が行われ、その連写の最中に、後述の測
光処理S207で検出した露出(AE)結果が変更とな
り、これに応じて撮影処理S133でのシャッター速度
(Tv値)及び電荷蓄積のための設定時間が変わったな
らば、後述の図9のダーク取り込み処理におけるS40
3で用いる電荷蓄積のための設定時間を変更することに
なる。
【0136】一方、設定時間を変更する必要が無ければ
(S135)、新たにダーク画像データの取り込み処理
を行わずに、S137に進む。
【0137】この場合、既に取り込んであるダーク取り
込みデータを用いて、現像処理S137において、ダー
クノイズ補正処理を行えばよい。
【0138】システム制御回路50は、シャッター12
を閉じた状態で撮像素子14の暗電流等のノイズ成分を
本撮影と同じ時間蓄積し、蓄積を終えたノイズ画像信号
を読み出すダーク取り込み処理を行い(S136)、S
137に進む。
【0139】このダーク取り込み処理で取り込んだダー
ク画像データを用いて補正演算処理を行うことにより、
撮像素子14の発生する暗電流ノイズや撮像素子14固
有のキズによる画素欠損等の画質劣化に関して、撮影し
た画像データを補正することが出来る。
【0140】このダーク取り込み処理S136の詳細な
手順については、図9を参照して後述する。
【0141】このように、S134においてAEロック
フラグが設定されていない場合は、撮影処理S133を
行った後にダーク取り込み処理S136を行うことによ
り、S129においてシャッタースイッチSW2が押さ
れた時のレリーズタイムラグを減少させることが可能と
なる。
【0142】システム制御回路50は、メモリ30の所
定領域へ書き込まれた画像データの一部を、メモリ制御
回路22を介して読み出して、現像処理を行うために必
要なWB(ホワイトバランス)積分演算処理、OB(オ
プティカルブラック)積分演算処理を行い、演算結果を
システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に
記憶する。
【0143】そして、システム制御回路50は、メモリ
制御回路22や、必要に応じて画像処理回路20を用い
て、メモリ30の所定領域に書き込まれた撮影画像デー
タを読み出して、システム制御回路50の内部メモリ或
いはメモリ52に記憶した演算結果を用いて、AWB
(オートホワイトバランス)処理、ガンマ変換処理、色
変換処理を含む各種現像処理を行う(S137)。
【0144】さらに、現像処理においては、ダーク取り
込み処理において取り込んだダーク画像データを用いて
減算処理を行うことにより、撮像素子14の暗電流ノイ
ズ等を打ち消すダーク補正演算処理も併せて行う。
【0145】そして、システム制御回路50は、メモリ
30の所定領域に書き込まれた画像データを読み出し
て、設定したモードに応じた画像圧縮処理を圧縮・伸長
回路32により行い(S138)、メモリ30の画像記
憶バッファ領域の空き画像部分に、撮影して一連の処理
を終えた画像データの書き込みを行う。
【0146】一連の撮影の実行に伴い、システム制御回
路50は、メモリ30の画像記憶バッファ領域に記憶し
た画像データを読み出して、インタフェース90或いは
94、コネクタ92或いは96を介して、メモリカード
やコンパクトフラッシュカード等の記録媒体200或い
は210へ書き込みを行う記録処理を開始する(S13
9)。
【0147】この記録開始処理は、メモリ30の画像記
憶バッファ領域の空き画像部分に、撮影して一連の処理
を終えた画像データの書き込みが新たに行われる度に、
その画像データに対して実行される。
【0148】なお、記録媒体200或いは210へ画像
データの書き込みを行っている間、書き込み動作中であ
ることを明示するために、表示部54において例えばL
EDを点滅させる等の記録媒体書き込み動作表示を行
う。
【0149】システム制御回路50は、シャッタースイ
ッチSW1が押されているかどうかを判断する(S14
0)。
【0150】シャッタースイッチSW1が放された状態
であったならば(S140)、S102に戻る。シャッ
タースイッチSW1が押された状態であったならば(S
140)、S122に戻る。
【0151】図5及び図6は、図3のS122における
測距・測光処理の詳細な手順を示すフローチャートであ
る。
【0152】なお、測距・測光処理において、システム
制御回路50と、絞り制御手段340或いは測距制御手
段342との間で行われる各種信号の送受信は、インタ
フェース120、コネクタ122、コネクタ322、イ
ンタフェース320、レンズ制御手段350を介して行
われる。
【0153】まず図5において、システム制御回路50
は、撮像素子14、測距手段42及び測距制御手段34
2を用いて、AF(オートフォーカス)処理を開始する
(S201)。
【0154】システム制御回路50は、レンズ310に
入射した光線を、絞り312、レンズマウント306及
び106、ミラー130、不図示の測距用サブミラーを
介して、測距手段42に入射させることにより、光学像
として結像された画像の合焦状態を判断し、測距(A
F)が合焦と判断されるまで(S203)、測距制御手
段342を用いてレンズ310を駆動しながら、測距手
段42を用いて合焦状態を検出するAF制御を実行する
(S202)。
【0155】測距(AF)が合点と判断されたならば
(S203)、システム制御回路50は、撮影画面内の
複数の測距点の中から合焦した測距点を決定し(S20
4)、決定した測距点データと共に測距データ及び/或
いは設定パラメータを、システム制御回路50の内部メ
モリ或いはメモリ52に記憶し、S205に進む。
【0156】システム制御回路50は、システム制御回
路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶されるAE
ロックフラグの状態を判断し(S205)、AEロック
フラグが設定されていたならば、測距・測光処理ルーチ
ンS122を終了する。
【0157】このように、AEロックフラグが設定され
ていた場合、既に後述の測光処理S207が単数回或い
は複数回行われた状態であり、AEロックスイッチ68
が押されて露出値が固定されているため、新たな測光処
理を行わずに測距・測光処理ルーチンS122を終了す
ることになる。
【0158】AEロックフラグが設定されていないなら
ば、システム制御回路50は、測光手段46を用いて、
AE(自動露出)処理を開始する(S206)。
【0159】図6に移って、システム制御回路50は、
レンズ310に入射した光線を、絞り312、レンズマ
ウント306及び106、ミラー130及び132、そ
して不図示の測光用レンズを介して、測光手段46に入
射させることにより、光学像として結像された画像の露
出状態を測定し、露出(AE)が適正と判断されるまで
(S208)、露光制御手段40を用いて測光処理を行
う(S207)。
【0160】露出(AE)が適正と判断したならば(S
208)、システム制御回路50は、測光データ及び/
或いは設定パラメータを、システム制御回路50の内部
メモリ或いはメモリ52に記憶し、S209に進む。
【0161】なお、測光処理S207で検出した露出
(AE)結果と、モードダイアル60によって設定され
た撮影モードに応じて、システム制御回路50は、絞り
値(Av値)、シャッター速度(Tv値)を決定する。
【0162】そして、ここで決定したシャッター速度
(Tv値)に応じて、システム制御回路50は、撮像素
子14の電荷蓄積時間を決定し、同一の電荷蓄積時間で
撮影処理及びダーク取り込み処理をそれぞれ行う。
【0163】測光処理S207で得られた測定データに
より、システム制御回路50はフラッシュが必要か否か
を判断し(S209)、フラッシュが必要ならばフラッ
シュフラグをセットし、フラッシュ48の充電が完了す
るまで(S211)、フラッシュ48を充電する(S2
10)。
【0164】フラッシュ48の充電が完了したならば
(S211)、システム制御回路50は、設定された撮
影モード及び露出モードと、測光処理S207での露出
測定結果に基づき、シャッター速度(Tv値)及び絞り
(Av値)を決定し、決定したTv値に応じて、撮影処
理S133及びダーク取り込み処理S128或いはS1
36で用いる撮像素子14の電荷蓄積時間を設定した後
(S212)、測距・測光処理ルーチンS122を終了
する。
【0165】図7及び図8は、図4のS133における
撮影処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
【0166】なお、撮影処理において、システム制御回
路50と、絞り制御手段340或いは測距制御手段34
2との間で行われる各種信号の送受信は、インタフェー
ス120、コネクタ122、コネクタ322、インタフ
ェース320、レンズ制御手段350を介して行われ
る。
【0167】まず図7において、システム制御回路50
は、ミラー130を不図示のミラー駆動手段によってミ
ラーアップ位置に移動すると共に(S301)、システ
ム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶さ
れる測光データに従い、絞り制御手段340によって絞
り312を所定の絞り値まで駆動する(S302)。
【0168】システム制御回路50は、撮像素子14の
電荷クリア動作を行い(S303)、撮像素子14の電
荷蓄積を開始した後(S304)、シャッター制御手段
40によって、シャッター12を開き(S305)、撮
像素子14の露光を開始する(S306)。
【0169】ここで、フラッシュ・フラグによりフラッ
シュ48が必要か否かを判断し(S307)、必要な場
合はフラッシュを発光させる(S308)。
【0170】次に図8に移り、システム制御回路50
は、測光データに従って撮像素子14の露光終了を待ち
(S309)、シャッター制御手段40によって、シャ
ッター12を閉じ(S310)、撮像素子14の露光を
終了する。
【0171】システム制御回路50は、絞り制御手段3
40によって絞り312を開放の絞り値まで駆動すると
共に(S311)、ミラー130を不図示のミラー駆動
手段によってミラーダウン位置に移動する(S31
2)。
【0172】設定した電荷蓄積時間が経過したならば
(S313)、システム制御回路50は、撮像素子14
の電荷蓄積を終了し(S314)、撮像素子14から電
荷信号を読み出し、A/D変換器16、画像処理回路2
0、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器
16から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30
の所定領域へ撮影画像データを書き込む(S315)。
【0173】一連の処理を終えたならば、撮影処理ルー
チンS133を終了する。
【0174】図9は、図3のS128及び図4のS13
6におけるダーク取り込み処理の詳細な手順を示すフロ
ーチャートである。
【0175】システム制御回路50は、撮像素子14の
電荷クリア動作を行い(S401)、その後に、シャッ
ター12が閉じた状態で、撮像素子14の電荷蓄積を開
始する(S402)。
【0176】設定した所定の電荷蓄積時間が経過したな
らば(S403)、システム制御回路50は、撮像素子
14の電荷蓄積を終了し(S404)、撮像素子14か
ら電荷信号を読み出し、A/D変換器16、画像処理回
路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変
換器16から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ
30の所定領域へ画像データ(ダーク画像データ)を書
き込む(S405)。
【0177】このダーク取り込みデータを用いて現像処
理を行うことにより、撮像素子14の発生する暗電流ノ
イズや撮像素子14固有のキズによる画素欠損等の画質
劣化に関して、撮影した画像データを補正することが出
来る。
【0178】なお、このダーク画像データは、新たに測
距・測光処理が行われるか、画像処理装置100の電源
が0FFされるまで、メモリ30の所定領域に保持され
る。
【0179】そして、このダーク画像データは、この
後、撮影処理が実行されて、そこで、撮影した画像デー
タを撮像素子14より読み出して現像処理を行う際に用
いられる。
【0180】或いは、先に撮影処理が実行されていて、
撮影した画像データを撮像素子14より読み出してメモ
リ30に書き込んである状態において、このダーク画像
データを用いて現像処理を行う際に用いられる。
【0181】一連の処理を終えたならばダーク取り込み
処理ルーチンS128及びS136を終了する。
【0182】図10は、第1の実施の形態における撮影
動作の流れを示すタイムチャートである。
【0183】図10から分かるように、AEロックが設
定されていない場合は、シャッタースイッチSW2が押
された時に即座に撮影を行うようにして、レリーズタイ
ムラグを減少させている。
【0184】一方、AEロックが設定されていた場合
は、連写撮影の実行に先んじてダーク取り込み処理を行
う。これにより、シャッタースイッチSW2が押されて
連写撮影が行われた際に、連写駒間隔をほぼ一定に揃え
ることが可能となる。
【0185】(第2の実施の形態)次に第2の実施の形
態を説明する。
【0186】第2の実施形態の構成は、基本的に第1の
実施形態の構成と同じであるので、第2の実施形態の説
明においては第1の実施形態の構成を流用する。
【0187】第2の実施形態では、画像処理装置で行わ
れる制御処理の内容が、第1の実施形態と異なってお
り、第1の実施の形態においては、シャッタースイッチ
SW2が押された際に、撮影処理S133を行った後に
AEロックフラグ判定処理S134を経てダーク取り込
み処理S136を行っていたが、第2の実施の形態にお
いては、シャッタースイッチSW2が押された際に、A
Eロックフラグ判定処理S134を経てダーク取り込み
処理S136を行った後に撮影処理S133を行う構成
としている。
【0188】図11乃至図13は、第2の実施形態に係
る画像処理装置の制御手順を示す主ルーチンのフローチ
ャートである。
【0189】まず図11において、電池交換等に伴う電
源投入により、システム制御回路50はフラグや制御変
数等を初期化し、画像処理装置100の各部において、
必要な所定の初期設定を行うと共に(S501)、シス
テム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶
されているAEロックフラグを解除する(S502)。
【0190】システム制御回路50は、電源スイッチ6
6の設定位置を確認し、電源スイッチ66が電源OFF
に設定されていたならば(S503)、各表示部の表示
を終了状態に変更し、フラグや制御変数等を含む必要な
パラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56
に記録し、電源制御手段80により、画像表示部28を
含む画像処理装置100各部の不要な電源を遮断する等
の所定の終了処理を行った後(S504)、S502に
戻る。
【0191】電源スイッチ66が電源ONに設定されて
いたならば(S503)、システム制御回路50は、電
池等により構成される電源86の残容量や動作情況が、
画像処理装置100の動作に支障があるか否かを判断し
(S505)、支障があるならば表示部54を用いて画
像や音声により所定の警告表示を行った後に(S50
6)、S502に戻る。
【0192】電源86に問題が無いならば(S50
5)、システム制御回路50はモードダイアル60の設
定位置を確認し、モードダイアル60が撮影モードに設
定されていたならば(S507)、S509に進む。
【0193】モードダイアル60がその他のモードに設
定されていたならば(S507)、システム制御回路5
0は選択されたモードに応じた処理を実行し(S50
8)、処理を終えたならばS502に戻る。
【0194】システム制御回路50は、記録媒体200
或いは210が装着されているかどうかを判断し、記録
媒体200或いは210に記録された画像データの管理
情報を取得し、そして、記録媒体200或いは210の
動作状態が画像処理装置100の動作に問題があるか否
か、特に記録媒体に対する画像データの記録再生動作に
問題があるか否かの判断を行い(S509)、問題があ
るならば表示部54を用いて画像や音声により所定の警
告表示を行った後に(S506)、S502に戻る。
【0195】S509での判断の結果、問題が無いなら
ば、S510に進む。
【0196】システム制御回路50は表示部54を用い
て画像や音声により画像処理装置100の各種設定状態
の表示を行う(S510)。なお、画像表示部28の画
像表示がONであったならば、画像表示部28も用いて
画像により画像処理装置100の各種設定状態の表示を
行う。
【0197】次に図12において、シャッタースイッチ
SW1が押されているか否かを判別し(S521)、押
されていないならば、S502に戻る。
【0198】シャッタースイッチSW1が押されたなら
ば(S521)、システム制御回路50は、測距処理を
行って撮影レンズ10の焦点を被写体に合わせるととも
に、測光処理を行って絞り値及びシャッター時間を決定
する測距・測光処理を行い(S522)、S523に進
む。
【0199】測光処理に於いて、必要であればフラッシ
ュの設定も行う。
【0200】この測距・測光処理S522の詳細な手順
は、図5及び図6に示す第1の実施の形態と同じであ
る。
【0201】システム制御回路50は、露出補正スイッ
チ66の設定状態を調べ、露出補正が設定されていない
ならば(S523)、S526に進む。
【0202】露出補正が設定されていたならば(S52
3)、システム制御回路50は、撮影モード及び/或い
は露出モードの設定に対応して、露出補正値に応じてシ
ャッタースピード(Tv値)を変更する必要があるか否
かを判断し(S524)、シャッタースピード(Tv
値)を変更する必要が無ければS526に進む。
【0203】なお、露出補正スイッチ66は、プラスボ
タン及びマイナスボタン、或いは、回転ダイアルスイッ
チを併用することによって、より軽快に露出補正段数
(ステップ数)を設定することが可能となる。
【0204】露出補正値に応じてシャッタースピード
(Tv値)を変更する必要があれば、システム制御回路
50は、シャッタースピード(Tv値)を変更し、変更
したシャッタースピード(Tv値)に応じて、撮像素子
14の電荷蓄積時間を新たに設定する(S525)。
【0205】例えば、絞り(Av)優先撮影モード、自
動撮影モード、プログラム撮影モード、焦点深度優先
(デプス)撮影モード、ポートレート撮影モード、風景
撮影モード、接写撮影モード、夜景撮影モード、パノラ
マ撮影モード等の各撮影モードにおいては、露出補正に
応じてシャッター速度を変更する必要があり、この場
合、上記撮像素子14の電荷蓄積時間を新たに設定する
ことが必要となる。
【0206】なお、ここで設定された電荷蓄積時間を用
いて、後述する撮影処理S536及びダーク取り込み処
理S528或いはS535がそれぞれ実施される。
【0207】システム制御回路50は、AEロックスイ
ッチ68の状態を調べ(S526)、AEロックスイッ
チ68が押されていないならば、S529に進む。
【0208】AEロックスイッチ68が押されていたな
らば、システム制御回路50はAEロックフラグを設定
し(S527)、シャッター12を閉じた状態で撮像素
子14の暗電流等のノイズ成分を本撮影と同じ時間蓄積
し、蓄積を終えたノイズ画像信号を読み出すダーク取り
込み処理を行い(S528)、S529に進む。
【0209】なお、AEロックフラグの状態は、システ
ム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶さ
れる。
【0210】このダーク取り込み処理で取り込んだダー
ク画像データを用いて補正演算処理を行うことにより、
撮像素子14の発生する暗電流ノイズや撮像素子14固
有のキズによる画素欠損等の画質劣化に関して、撮影し
た画像データを補正することが出来る。
【0211】このダーク取り込み処理S528の詳細な
手順は、図9に示す第1の実施の形態と同じである。
【0212】このように、S526においてAEロック
スイッチが設定されていた場合は、連写撮影の実行に先
んじてダーク取り込み処理S528を行う。これによ
り、後述のS529においてシャッタースイッチSW2
が押されて連写撮影が行われた際に、連写駒間隔をほぼ
一定に揃えることが可能となる。
【0213】次に図13に進み、シャッタースイッチS
W2が押されているか否かを判別し(S529)、シャ
ッタースイッチSW2が押されていないならば、システ
ム制御回路50は、シャッタースイッチSW1の状態を
確認する(S530)。シャッタースイッチSW1が放
されたならば(S530)、S502に戻る。シャッタ
ースイッチSW1が押されていたならば(S530)、
S522に戻る。
【0214】シャッタースイッチSW2が押されたなら
ば(S529)、システム制御回路50は、撮影した画
像データを記憶可能な領域がメモリ30の画像記憶バッ
ファ領域にあるかどうかを判断し(S531)、メモリ
30の画像記憶バッファ領域内に新たな画像データを記
憶可能な領域が無いならば、表示部54を用いて画像や
音声により所定の警告表示を行った後に(S532)、
S502に戻る。
【0215】例えば、メモリ30の画像記憶バッファ領
域内に記憶可能な最大枚数の連写撮影を行った直後であ
り、かつ、メモリ30から読み出して記憶媒体200或
いは210に書き込むべき最初の画像が、まだ記録媒体
200或いは210に記録されていない状態であり、従
ってまだ1枚の空き領域もメモリ30の画像記憶バッフ
ァ領域上に確保出来ない状態である場合等が、この状態
の一例である。
【0216】なお、撮影した画像データを圧縮処理して
からメモリ30の画像記憶バッファ領域に記憶する場合
は、圧縮した後の画像データ量が圧縮モードの設定に応
じて異なることを考慮して、記憶可能な領域がメモリ3
0の画像記憶バッファ領域上にあるかどうかをS531
において判断することになる。
【0217】メモリ30の画像記憶バッファ領域に、撮
影した画像データを記憶可能な領域があるならば(S5
31)、システム制御回路50は、システム制御回路5
0の内部メモリ或いはメモリ52に記憶されているAE
ロックフラグの状態を確認し(S533)、AEロック
フラグが設定されていたならばS536に進む。
【0218】このように、S533においてAEロック
フラグが設定されていた場合は、既にS528において
ダーク取り込み処理が行われているため、後述のS53
5におけるダーク取り込み処理を行わずに撮影処理S5
36を実行する。これにより、S529においてシャッ
タースイッチSW2が押された時のレリーズタイムラグ
を減少させることが可能となる。
【0219】AEロックフラグが設定されていないなら
ば(S533)、システム制御回路50は、ダーク取り
込み処理を新規に行う必要があるかどうか、或いは、撮
影処理S533での電荷蓄積時間が変更となり、それに
応じてダーク取り込み処理において電荷蓄積のための設
定時間を変更し、再度ダーク取り込み処理を行う必要が
あるかどうかを判断し(S534)、ダーク取り込み処
理を行う必要があるならば、S535に進む。
【0220】例えば、AEロックフラグが設定されてい
ない状態で連写が開始された場合、最初の1駒目の撮影
が行われた直後であれば、新規にダーク取り込み処理を
行う必要があり、このため、図9のダーク取り込み処理
(この処理と同じ処理を第2の実施形態も行う)におけ
るS403で用いる設定時間を新規に設定することにな
る。
【0221】或いは、AEロックフラグが設定されてい
ない状態で連写が行われ、その連写の最中に、測光処理
S207(この処理と同じ処理を第2の実施形態も行
う)で検出した露出(AE)結果が変更となり、これに
応じて撮影処理S536でのシャッター速度(Tv値)
及び電荷蓄積のための設定時間が変わったならば、図9
のダーク取り込み処理におけるS403で用いる電荷蓄
積のための設定時間を変更することになる。
【0222】一方、設定時間を変更する必要が無ければ
(S534)、新たにダーク画像データの取り込み処理
を行わずに、S536に進む。
【0223】この場合、既に取り込んであるダーク取り
込みデータを用いて、現像処理S537において、ダー
クノイズ補正処理を行えばよい。
【0224】システム制御回路50は、シャッター12
を閉じた状態で撮像素子14の暗電流等のノイズ成分を
本撮影と同じ時間蓄積し、蓄積を終えたノイズ画像信号
を読み出すダーク取り込み処理を行い(S535)、S
536に進む。
【0225】このダーク取り込み処理で取り込んだダー
ク画像データを用いて補正演算処理を行うことにより、
撮像素子14の発生する暗電流ノイズや撮像素子14固
有のキズによる画素欠損等の画質劣化に関して、撮影し
た画像データを補正することが出来る。
【0226】このダーク取り込み処理S535の詳細な
手順は、図9に示す第1の実施の形態と同じである。
【0227】このように、S533においてAEロック
フラグが設定されていない場合は、ダーク取り込み処理
S535を行った後に撮影処理S536を行うことによ
り、S529においてシャッタースイッチSW2が押さ
れて連写撮影が行われた際に、連写駒間隔をほぼ一定に
揃えることができる。
【0228】システム制御回路50は、撮像して所定時
間蓄積した撮像信号を撮像素子12から読み出して、A
/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路2
2を介して、或いはA/D変換器から直接メモリ制御回
路22を介して、メモリ30の所定領域に、撮影した画
像データを書き込む撮影処理を実行する(S536)。
【0229】この撮影処理S536の詳細な手順は、図
7及び図8に示す第1の実施の形態と同じである。
【0230】次にシステム制御回路50は、現像処理を
行う(S537)。すなわち、メモリ30の所定領域へ
書き込まれた画像データの一部を、メモリ制御回路22
を介して読み出して、現像処理を行うために必要なWB
(ホワイトバランス)積分演算処理、OB(オプティカ
ルブラック)積分演算処理を行い、演算結果をシステム
制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶す
る。
【0231】そして、システム制御回路50は、メモリ
制御回路22や、必要に応じて画像処理回路20を用い
て、メモリ30の所定領域に書き込まれた撮影画像デー
タを読み出して、システム制御回路50の内部メモリ或
いはメモリ52に記憶した演算結果を用いて、AWB
(オートホワイトバランス)処理、ガンマ変換処理、色
変換処理を含む各種現像処理を行う。
【0232】さらに、現像処理においては、ダーク取り
込み処理において取り込んだダーク画像データを用いて
減算処理を行うことにより、撮像素子14の暗電流ノイ
ズ等を打ち消すダーク補正演算処理も併せて行う。
【0233】そして、システム制御回路50は、メモリ
30の所定領域に書き込まれた画像データを読み出し
て、設定したモードに応じた画像圧縮処理を圧縮・伸長
回路32により行い(S538)、メモリ30の画像記
憶バッファ領域の空き画像部分に、撮影して一連の処理
を終えた画像データの書き込みを行う。
【0234】一連の撮影の実行に伴い、システム制御回
路50は、メモリ30の画像記憶バッファ領域に記憶し
た画像データを読み出して、インタフェース90或いは
94、コネクタ92或いは96を介して、メモリカード
やコンパクトフラッシュカード等の記録媒体200或い
は210へ書き込みを行う記録処理を開始する(S53
9)。
【0235】この記録開始処理は、メモリ30の画像記
憶バッファ領域の空き画像部分に、撮影して一連の処理
を終えた画像データの書き込みが新たに行われる度に、
その画像データに対して実行される。
【0236】なお、記録媒体200或いは210へ画像
データの書き込みを行っている間、書き込み動作中であ
ることを明示するために、表示部54において例えばL
EDを点滅させる等の記録媒体書き込み動作表示を行
う。
【0237】システム制御回路50は、シャッタースイ
ッチSW1が押されているかどうかを判断する(S54
0)。シャッタースイッチSW1が放された状態であっ
たならば(S540)、S502に戻る。シャッタース
イッチSW1が押された状態であったならば(S54
0)、S522に戻る。
【0238】図14は、第2の実施の形態における撮影
動作の流れを示すタイムチャートである。
【0239】図14から分かるように、第2の実施の形
態においては、AEロックが設定されていない場合は、
シャッタースイッチSW2が押された時に、連写撮影の
実行に先んじてダーク取り込み処理を行い、連写駒間隔
をほぼ一定に揃えるようにしている。
【0240】一方、AEロックが設定されていた場合
は、連写撮影の実行に先んじてダーク取り込み処理を行
う。これにより、シャッタースイッチSW2が押されて
連写撮影が行われた際に、連写駒間隔をほぼ一定に揃え
ることが可能となる。また、シャッタースイッチSW2
が押される前にダーク取り込み処理が完了しているの
で、シャッタースイッチSW2が押された時のレリーズ
タイムラグを減少させることができる。
【0241】以上が本発明の実施例の説明であるが、本
発明は、これら実施例の構成に限られるものではなく、
クレームで示した機能、または、実施例の構成が持つ機
能が達成できる構成であればどのようなものであっても
適用できるものである。
【0242】例えば、上記の各実施形態の説明に於いて
は、AEロック動作の設定をAEロックスイッチ68を
用いて行うとしたが、モードダイアル60での動作モー
ド選択に応じて、シャッタースイッチSW1が押された
ならばAEロックの設定を行う構成としてもよい。
【0243】また、上記の各実施形態に於いては、本撮
影処理の電荷蓄積時間とダーク取り込み処理の電荷蓄積
時間を等しくするとして説明したが、暗電流ノイズ等を
補正するのに十分なデータが得られる範囲内であれば、
異なる電荷蓄積時間としてもよい。特に、本撮影処理の
電荷蓄積時間よりもダーク取り込み処理の電荷蓄積時間
を長くすることは、十分なデータを得るために望まし
い。
【0244】また、第1の実施形態におけるS128及
びS136並びに第2の実施形態におけるS528及び
S535のダーク取り込み処理の実行中は、撮影動作を
行うことが出来ないため、表示部54及び/或いは画像
表示部28によって、画像処理装置100がビジー状態
にあることを示す画像や音声の表示を行うようにしても
良い。
【0245】また、上記の各実施形態に於いては、ミラ
ー130をミラーアップ位置、ミラーダウン位置に移動
して撮影動作を行うとして説明したが、ミラー130を
ハーフミラーの構成として、移動せずに撮影動作を行う
様にしてもよい。
【0246】また、記録媒体200及び210は、PC
MCIAカードやコンパクトフラッシュ等のメモリカー
ド、ハードディスク等だけでなく、マイクロDAT、光
磁気ディスク、CD−RやCD−WR等の光ディスク、
DVD等の相変化型光ディスク等で構成されていてもよ
い。
【0247】また、記録媒体200及び210がメモリ
カードとハードディスク等が一体となった複合媒体であ
っても勿論よい。さらに、その複合媒体から一部が着脱
可能な構成としても勿論よい。
【0248】さらに、上記の各実施形態に於いては、記
録媒体200及び210は画像処理装置100と分離し
ていて任意に接続可能なものとして説明したが、いずれ
か或いは全ての記録媒体が画像処理装置100に固定し
たままとなっていても勿論よい。
【0249】また、画像処理装置100に記録媒体20
0或いは210が、単数或いは複数の任意の個数接続可
能な構成であってもよい。
【0250】また、画像処理装置100に記録媒体20
0及び210が装着する構成として説明したが、記録媒
体は単数或いは複数の組み合わせの構成であっても、勿
論よい。
【0251】また、上記の各実施形態においては、撮像
素子14の一例として、CCDを用いて図の説明を行っ
たが、CMOSを撮像素子に用いても、有効な効果を上
げることができる。
【0252】また、以上の実施の形態のソフト構成とハ
ード構成は、適宜置き換えることができるものである。
また、本発明は、以上の各実施の形態、又は、それら技
術要素を必要に応じて組み合わせるようにしてもよい。
【0253】また、本発明は、クレーム、または、実施
の形態の構成の全体若しくは一部が、1つの装置を形成
するものであっても、他の装置と結合するようなもので
あっても、装置を構成する要素となるようなものであっ
てもよい。
【0254】また、本発明は、電子スチルカメラ、ビデ
オムービーカメラ、銀塩フィルムを使用するカメラ等、
種々の形態のカメラ、更には、カメラ以外の撮像装置
や、それらカメラ、撮像装置に適用される装置、そし
て、これら装置を構成する要素に対しても適用できるも
のである。
【0255】また、本発明を、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、あるいは1つの機器からなる
装置に適用してもよい。
【0256】また、前述した各実施形態の機能を実現す
るソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体
を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムある
いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記
憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行
することによっても、本発明が達成されることは言うま
でもない。
【0257】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が、前述の各実施形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒
体が本発明を構成することになる。
【0258】プログラムコードを供給するための記憶媒
体として、例えば、フロッピィディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0259】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した各実施形態の
機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの
指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなど
が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっ
て前述した各実施形態の機能が実現される場合も、本発
明に含まれることは言うまでもない。
【0260】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した各実施形態の機能が実現
される場合も、本発明に含まれることは言うまでもな
い。
【0261】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
貴重なシャッタチャンスを逃してしまうことを防止した
り、撮影コマ間隔を一定に揃えることができる撮像装
置、画像処理装置、画像処理方法、及び記憶媒体を提供
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】画像処理装置制御手順を示す主ルーチンのフロ
ーチャートである。
【図3】画像処理装置制御手順を示す主ルーチンの図2
の続きのフローチャートである。
【図4】画像処理装置制御手順を示す主ルーチンの図3
の続きのフローチャートである。
【図5】図3のS122における測距・測光処理の詳細
な手順を示すフローチャートである。
【図6】図3のS122における測距・測光処理の詳細
な手順を示す図5の続きのフローチャートである。
【図7】図4のS133における撮影処理の詳細な手順
を示すフローチャートである。
【図8】図4のS133における撮影処理の詳細な手順
を示す図7の続きのフローチャートである。
【図9】図3のS128及び図4のS136におけるダ
ーク取り込み処理の詳細な手順を示すフローチャートで
ある。
【図10】第1の実施の形態における撮影動作の流れを
示すタイムチャートである。
【図11】第2の実施形態に係る画像処理装置の制御手
順を示す主ルーチンのフローチャートである。
【図12】第2の実施形態に係る画像処理装置の制御手
順を示す主ルーチンの図11の続きのフローチャートで
ある。
【図13】第2の実施形態に係る画像処理装置の制御手
順を示す主ルーチンの図12の続きのフローチャートで
ある。
【図14】第2の実施の形態における撮影動作の流れを
示すタイムチャートである。
【符号の説明】
12 シャッター 14 撮像素子 16 A/D変換器 18 タイミング発生回路 20 画像処理回路 22 メモリ制御回路 24 画像表示メモリ 26 D/A変換器 28 画像表示部 30 メモリ 32 画像圧縮・伸長回路 40 シャッター制御手段 42 測距手段 46 測光手段 48 フラッシュ 50 システム制御回路 52 メモリ 54 表示部 56 不揮発性メモリ 60 モードダイアルスイッチ 62 シャッタースイッチSW1 64 シャッタースイッチSW2 66 露出補正スイッチ 68 AEロックスイッチ 70 操作部 72 電源スイッチ 80 電源制御手段 82 コネクタ 84 コネクタ 86 電源手段 90 インタフェース 92 コネクタ 94 インタフェース 96 コネクタ 98 記録媒体着脱検知手段 100 画像処理装置 104 光学ファインダ 106 レンズマウント 110 通信手段 112 コネクタ(またはアンテナ) 120 インタフェース 122 コネクタ 130 ミラー 132 ミラー 200 記録媒体 202 記録部 204 インタフェース 206 コネクタ 210 記録媒体 212 記録部 214 インタフェース 216 コネクタ 300 レンズユニット 306 レンズマウント 310 撮影レンズ 312 絞り 320 インタフェース 322 コネクタ 340 露光制御手段 342 測距制御手段 344 ズーム制御手段 350 レンズシステム制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/225 - 5/243 H04N 5/335

Claims (91)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像した静止画像及び/或いは動画像を
    記録媒体に記録する画像処理装置において、 露光せずに電荷蓄積を行う第1の撮像モードと、露光を
    行って電荷蓄積を行う第2の撮像モードとを備える撮像
    手段と、 前記撮像手段の出力する撮像データを記憶する記憶手段
    と、 前記撮像手段の電荷蓄積時間を繰り返し決定する蓄積時
    間決定手段と、 蓄積時間ロック指示手段と、 撮像指示手段と、 前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間のロック指
    示が行われたならば、前記撮像手段が前記第1の撮像モ
    ードで撮像して得た第1の画像データを前記記憶手段に
    記憶させ、その後に、前記撮像指示手段により撮像指示
    が行われたならば、前記撮像手段が前記第2の撮像モー
    ドで撮像して得た第2の画像データを前記記憶手段に記
    憶させる第1の制御手段と、 前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間のロック指
    示が行われずに前記撮像指示手段により撮像指示が行わ
    れたならば、前記撮像手段が前記第2の撮像モードで撮
    像して得た第2の画像データを前記記憶手段に記憶さ
    せ、その後に、前記撮像手段が前記第1の撮像モードで
    撮像して得た第1の画像データを前記記憶手段に記憶さ
    せる第2の制御手段とを有することを特徴とする画像処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の画像データは前記撮像手段の
    暗電流ノイズデータであり、前記第2の画像データは前
    記撮像手段の撮影画像データであることを特徴とする請
    求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の撮像モードでの前記撮像手段
    の電荷蓄積時間と、前記第2の撮像モードでの前記撮像
    手段の電荷蓄積時間とが等しい或いはほぼ等しいことを
    特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記蓄積時間決定手段は、被写体の露出
    測定値に応じて絞り値とシャッター速度とを決定し、当
    該決定されたシャッター速度に基づいて前記電荷蓄積時
    間を決定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記決定された電荷蓄積時間は、前記決
    定されたシャッター速度よりも長い時間であることを特
    徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記蓄積時間決定手段は、被写体にピン
    トを合わせるオートフォーカス動作を行い、合焦した測
    距点に対応した被写体の露出測定値に応じて絞り値とシ
    ャッター速度を決定し、当該決定されたシャッター速度
    に基づいて前記電荷蓄積時間を決定することを特徴とす
    る請求項1〜5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記蓄積時間ロック指示手段による蓄積
    時間のロック指示が行われたならば、前記蓄積時間決定
    手段が、前記撮像手段で行われる電荷蓄積の蓄積時間を
    決定して保持することを特徴とする請求項1〜6のいず
    れかに記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の撮像モードでの撮像及び前記
    第2の撮像モードでの撮像は、前記蓄積時間決定手段に
    より決定された蓄積時間を用いて、前記撮像手段が電荷
    蓄積を行う処理であることを特徴とする請求項1〜7の
    いずれかに記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記蓄積時間決定手段により決定された
    シャッター速度を変更すると共に、当該変更されたシャ
    ッター速度に応じて前記決定された蓄積時間を変更する
    蓄積時間変更手段を、更に有することを特徴とする請求
    項8記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 撮像した静止画像及び/或いは動画像
    を記録媒体に記録する画像処理装置において、 露光せずに電荷蓄積を行う第1の撮像モードと、露光を
    行って電荷蓄積を行う第2の撮像モードとを備える撮像
    手段と、 前記撮像手段の出力する撮像データを記憶する記憶手段
    と、 前記撮像手段の電荷蓄積時間を繰り返し決定する蓄積時
    間決定手段と、 蓄積時間ロック指示手段と、 撮像指示手段と、 前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間のロック指
    示が行われたならば、前記撮像手段が前記第1の撮像モ
    ードで撮像して得た第1の画像データを前記記憶手段に
    記憶させ、その後に、前記撮像指示手段により撮像指示
    が行われたならば、前記撮像手段が前記第2の撮像モー
    ドで撮像して得た第2の画像データを前記記憶手段に記
    憶させる第1の制御手段と、 前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間のロック指
    示が行われずに前記撮像指示手段により撮像指示が行わ
    れたならば、前記撮像手段が前記第1の撮像モードで撮
    像して得た第1の画像データを前記記憶手段に記憶さ
    せ、その後に、前記撮像手段が前記第2の撮像モードで
    撮像して得た第2の画像データを前記記憶手段に記憶さ
    せる第2の制御手段とを有することを特徴とする画像処
    理装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の画像データは前記撮像手段
    の暗電流ノイズデータであり、前記第2の画像データは
    前記撮像手段の撮影画像データであることを特徴とする
    請求項10記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記第1の撮像モードでの前記撮像手
    段の電荷蓄積時間と、前記第2の撮像モードでの前記撮
    像手段の電荷蓄積時間とが等しい或いはほぼ等しいこと
    を特徴とする請求項10または請求項11に記載の画像
    処理装置。
  13. 【請求項13】 前記蓄積時間決定手段は、被写体の露
    出測定値に応じて絞り値とシャッター速度とを決定し、
    当該決定されたシャッター速度に基づいて前記電荷蓄積
    時間を決定することを特徴とする請求項10〜12のい
    ずれかに記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記決定された電荷蓄積時間は、前記
    決定されたシャッター速度よりも長い時間であることを
    特徴とする請求項13記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記蓄積時間決定手段は、被写体にピ
    ントを合わせるオートフォーカス動作を行い、合焦した
    測距点に対応した被写体の露出測定値に応じて絞り値と
    シャッター速度を決定し、当該決定されたシャッター速
    度に基づいて前記電荷蓄積時間を決定することを特徴と
    する請求項10〜14のいずれかに記載の画像処理装
    置。
  16. 【請求項16】 前記蓄積時間ロック指示手段による蓄
    積時間のロック指示が行われたならば、前記蓄積時間決
    定手段が、前記撮像手段で行われる電荷蓄積の蓄積時間
    を決定して保持することを特徴とする請求項10〜15
    のいずれかに記載の画像処理装置。
  17. 【請求項17】 前記第1の撮像モードでの撮像及び前
    記第2の撮像モードでの撮像は、前記蓄積時間決定手段
    により決定された蓄積時間を用いて、前記撮像手段が電
    荷蓄積を行う処理であることを特徴とする請求項10〜
    16のいずれかに記載の画像処理装置。
  18. 【請求項18】 前記蓄積時間決定手段により決定され
    たシャッター速度を変更すると共に、当該変更されたシ
    ャッター速度に応じて前記決定された蓄積時間を変更す
    る蓄積時間変更手段を、更に有することを特徴とする請
    求項17記載の画像処理装置。
  19. 【請求項19】 撮像した静止画像及び/或いは動画像
    を記録媒体に記録する画像処理装置において、 露光せずに電荷蓄積を行う第1の撮像モードと、露光を
    行って電荷蓄積を行う第2の撮像モードとを備える撮像
    手段と、 前記撮像手段の出力する撮像データを記憶する記憶手段
    と、 前記記憶手段に記憶された撮像データを読み出して演算
    する信号演算手段と、 前記撮像手段の電荷蓄積時間を繰り返し決定する蓄積時
    間決定手段と、 蓄積時間ロック指示手段と、 撮像指示手段と、 前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間のロック指
    示が行われたならば、前記撮像手段が前記第1の撮像モ
    ードで撮像して得た未露光の画像データを前記記憶手段
    に記憶させ、その後に、前記撮像指示手段により撮像指
    示が行われたならば、前記撮像手段が前記第2の撮像モ
    ードで撮像して得た被写体の画像データを前記記憶手段
    に記憶させる第1の制御手段と、 前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間のロック指
    示が行われずに前記撮像指示手段により撮像指示が行わ
    れたならば、前記撮像手段が前記第2の撮像モードで撮
    像して得た被写体の画像データを前記記憶手段に記憶さ
    せ、その後に、前記撮像手段が前記第1の撮像モードで
    撮像して得た未露光の画像データを前記記憶手段に記憶
    させる第2の制御手段と、 前記記憶手段に記憶された未露光の画像データと被写体
    の画像データとに基づき、前記信号演算手段に画像補正
    処理を行わせる第3の制御手段とを有することを特徴と
    する画像処理装置。
  20. 【請求項20】 前記未露光の画像データは前記撮像手
    段の暗電流ノイズデータであり、前記画像補正処理は前
    記撮像手段の暗電流ノイズ補正処理であることを特徴と
    する請求項19記載の画像処理装置。
  21. 【請求項21】 前記第1の撮像モードでの前記撮像手
    段の電荷蓄積時間と、前記第2の撮像モードでの前記撮
    像手段の電荷蓄積時間とが等しい或いはほぼ等しいこと
    を特徴とする請求項19又は20記載の画像処理装置。
  22. 【請求項22】 前記蓄積時間決定手段は、被写体の露
    出測定値に応じて絞り値とシャッター速度とを決定し、
    当該決定されたシャッター速度に基づいて前記電荷蓄積
    時間を決定することを特徴とする請求項19〜21のい
    ずれかに記載の画像処理装置。
  23. 【請求項23】 前記決定された電荷蓄積時間は、前記
    決定されたシャッター速度よりも長い時間であることを
    特徴とする請求項22記載の画像処理装置。
  24. 【請求項24】 前記蓄積時間決定手段は、被写体にピ
    ントを合わせるオートフォーカス動作を行い、合焦した
    測距点に対応した被写体の露出測定値に応じて絞り値と
    シャッター速度を決定し、当該決定されたシャッター速
    度に基づいて前記電荷蓄積時間を決定することを特徴と
    する請求項19〜23のいずれかに記載の画像処理装
    置。
  25. 【請求項25】 前記蓄積時間ロック指示手段による蓄
    積時間のロック指示が行われたならば、前記蓄積時間決
    定手段が、前記撮像手段で行われる電荷蓄積の蓄積時間
    を決定して保持することを特徴とする請求項19〜24
    のいずれかに記載の画像処理装置。
  26. 【請求項26】 前記第1の撮像モードでの撮像及び前
    記第2の撮像モードでの撮像は、前記蓄積時間決定手段
    により決定された蓄積時間を用いて、前記撮像手段が電
    荷蓄積を行う処理であることを特徴とする請求項19〜
    25のいずれかに記載の画像処理装置。
  27. 【請求項27】 前記蓄積時間決定手段により決定され
    たシャッター速度を変更すると共に、当該変更されたシ
    ャッター速度に応じて前記決定された蓄積時間を変更す
    る蓄積時間変更手段を、更に有することを特徴とする請
    求項26記載の画像処理装置。
  28. 【請求項28】 撮像した静止画像及び/或いは動画像
    を記録媒体に記録する画像処理装置において、 露光せずに電荷蓄積を行う第1の撮像モードと、露光を
    行って電荷蓄積を行う第2の撮像モードとを備える撮像
    手段と、 前記撮像手段の出力する撮像データを記憶する記憶手段
    と、 前記記憶手段に記憶された撮像データを読み出して演算
    する信号演算手段と、 前記撮像手段の電荷蓄積時間を繰り返し決定する蓄積時
    間決定手段と、 蓄積時間ロック指示手段と、 撮像指示手段と、 前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間のロック指
    示が行われたならば、前記撮像手段が前記第1の撮像モ
    ードで撮像して得た未露光の画像データを前記記憶手段
    に記憶させ、その後に、前記撮像指示手段により撮像指
    示が行われたならば、前記撮像手段が前記第2の撮像モ
    ードで撮像して得た被写体の画像データを前記記憶手段
    に記憶させる第1の制御手段と、 前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間のロック指
    示が行われずに前記撮像指示手段により撮像指示が行わ
    れたならば、前記撮像手段が前記第1の撮像モードで撮
    像して得た未露光の画像データを前記記憶手段に記憶さ
    せ、その後に、前記撮像手段が前記第2の撮像モードで
    撮像して得た被写体の画像データを前記記憶手段に記憶
    させる第2の制御手段と、 前記記憶手段に記憶された未露光の画像データと被写体
    の画像データとに基づき、前記信号演算手段に画像補正
    処理を行わせる第3の制御手段とを有することを特徴と
    する画像処理装置。
  29. 【請求項29】 前記未露光の画像データは前記撮像手
    段の暗電流ノイズデータであり、前記画像補正処理は前
    記撮像手段の暗電流ノイズ補正処理であることを特徴と
    する請求項28記載の画像処理装置。
  30. 【請求項30】 前記第1の撮像モードでの前記撮像手
    段の電荷蓄積時間と、前記第2の撮像モードでの前記撮
    像手段の電荷蓄積時間とが等しい或いはほぼ等しいこと
    を特徴とする請求項28または請求項29に記載の画像
    処理装置。
  31. 【請求項31】 前記蓄積時間決定手段は、被写体の露
    出測定値に応じて絞り値とシャッター速度とを決定し、
    当該決定されたシャッター速度に基づいて前記電荷蓄積
    時間を決定することを特徴とする請求項28〜30のい
    ずれかに記載の画像処理装置。
  32. 【請求項32】 前記決定された電荷蓄積時間は、前記
    決定されたシャッター速度よりも長い時間であることを
    特徴とする請求項31記載の画像処理装置。
  33. 【請求項33】 前記蓄積時間決定手段は、被写体にピ
    ントを合わせるオートフォーカス動作を行い、合焦した
    測距点に対応した被写体の露出測定値に応じて絞り値と
    シャッター速度を決定し、当該決定されたシャッター速
    度に基づいて前記電荷蓄積時間を決定することを特徴と
    する請求項28〜32のいずれかに記載の画像処理装
    置。
  34. 【請求項34】 前記蓄積時間ロック指示手段による蓄
    積時間のロック指示が行われたならば、前記蓄積時間決
    定手段が、前記撮像手段で行われる電荷蓄積の蓄積時間
    を決定して保持することを特徴とする請求項28〜33
    のいずれかに記載の画像処理装置。
  35. 【請求項35】 前記第1の撮像モードでの撮像及び前
    記第2の撮像モードでの撮像は、前記蓄積時間決定手段
    により決定された蓄積時間を用いて、前記撮像手段が電
    荷蓄積を行う処理であることを特徴とする請求項28〜
    34のいずれかに記載の画像処理装置。
  36. 【請求項36】 前記蓄積時間決定手段により決定され
    たシャッター速度を変更すると共に、当該変更されたシ
    ャッター速度に応じて前記決定された蓄積時間を変更す
    る蓄積時間変更手段を、更に有することを特徴とする請
    求項35記載の画像処理装置。
  37. 【請求項37】 露光せずに電荷蓄積を行う第1の撮像
    モードと露光を行って電荷蓄積を行う第2の撮像モード
    とを備える撮像手段と、前記撮像手段の出力する撮像デ
    ータを記憶する記憶手段と、蓄積時間ロック指示手段
    と、撮像指示手段とを備え、静止画像及び/或いは動画
    像を撮像記録する画像処理装置に適用される画像処理方
    法において、 前記撮像手段の電荷蓄積時間を繰り返し決定する蓄積時
    間決定ステップと、 前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間のロック指
    示が行われたならば、前記撮像手段が前記第1の撮像モ
    ードで撮像して得た第1の画像データを前記記憶手段に
    記憶させ、その後に、前記撮像指示手段により撮像指示
    が行われたならば、前記撮像手段が前記第2の撮像モー
    ドで撮像して得た第2の画像データを前記記憶手段に記
    憶させる第1の制御ステップと、 前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間のロック指
    示が行われずに前記撮像指示手段により撮像指示が行わ
    れたならば、前記撮像手段が前記第2の撮像モードで撮
    像して得た第2の画像データを前記記憶手段に記憶さ
    せ、その後に、前記撮像手段が前記第1の撮像モードで
    撮像して得た第1の画像データを前記記憶手段に記憶さ
    せる第2の制御ステップとを有することを特徴とする画
    像処理方法。
  38. 【請求項38】 前記第1の画像データは前記撮像手段
    の暗電流ノイズデータであり、前記第2の画像データは
    前記撮像手段の撮影画像データであることを特徴とする
    請求項37記載の画像処理方法。
  39. 【請求項39】 前記第1の撮像モードでの前記撮像手
    段の電荷蓄積時間と、前記第2の撮像モードでの前記撮
    像手段の電荷蓄積時間とが等しい或いはほぼ等しいこと
    を特徴とする請求項37または請求項38に記載の画像
    処理方法。
  40. 【請求項40】 前記蓄積時間決定ステップは、被写体
    の露出測定値に応じて絞り値とシャッター速度とを決定
    し、当該決定されたシャッター速度に基づいて前記電荷
    蓄積時間を決定することを特徴とする請求項37〜39
    のいずれかに記載の画像処理方法。
  41. 【請求項41】 前記決定された電荷蓄積時間は、前記
    決定されたシャッター速度よりも長い時間であることを
    特徴とする請求項40記載の画像処理方法。
  42. 【請求項42】 前記蓄積時間決定ステップは、被写体
    にピントを合わせるオートフォーカス動作を行い、合焦
    した測距点に対応した被写体の露出測定値に応じて絞り
    値とシャッター速度を決定し、当該決定されたシャッタ
    ー速度に基づいて前記電荷蓄積時間を決定することを特
    徴とする請求項37〜41のいずれかに記載の画像処理
    方法。
  43. 【請求項43】 前記蓄積時間ロック指示手段による蓄
    積時間のロック指示が行われたならば、前記蓄積時間決
    定ステップが、前記撮像手段で行われる電荷蓄積の蓄積
    時間を決定して保持することを特徴とする請求項37〜
    42のいずれかに記載の画像処理方法。
  44. 【請求項44】 前記第1の撮像モードでの撮像及び前
    記第2の撮像モードでの撮像は、前記蓄積時間決定ステ
    ップにより決定された蓄積時間を用いて、前記撮像手段
    が電荷蓄積を行う処理であることを特徴とする請求項3
    7〜43のいずれかに記載の画像処理方法。
  45. 【請求項45】 前記蓄積時間決定ステップにより決定
    されたシャッター速度を変更すると共に、当該変更され
    たシャッター速度に応じて前記決定された蓄積時間を変
    更する蓄積時間変更ステップを、更に有することを特徴
    とする請求項44記載の画像処理方法。
  46. 【請求項46】 露光せずに電荷蓄積を行う第1の撮像
    モードと露光を行って電荷蓄積を行う第2の撮像モード
    とを備える撮像手段と、前記撮像手段の出力する撮像デ
    ータを記憶する記憶手段と、蓄積時間ロック指示手段
    と、撮像指示手段とを備え、静止画像及び/或いは動画
    像を撮像記録する画像処理装置に適用される画像処理方
    法において、 前記撮像手段の電荷蓄積時間を繰り返し決定する蓄積時
    間決定ステップと、 前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間のロック指
    示が行われたならば、前記撮像手段が前記第1の撮像モ
    ードで撮像して得た第1の画像データを前記記憶手段に
    記憶させ、その後に、前記撮像指示手段により撮像指示
    が行われたならば、前記撮像手段が前記第2の撮像モー
    ドで撮像して得た第2の画像データを前記記憶手段に記
    憶させる第1の制御ステップと、 前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間のロック指
    示が行われずに前記撮像指示手段により撮像指示が行わ
    れたならば、前記撮像手段が前記第1の撮像モードで撮
    像して得た第1の画像データを前記記憶手段に記憶さ
    せ、その後に、前記撮像手段が前記第2の撮像モードで
    撮像して得た第2の画像データを前記記憶手段に記憶さ
    せる第2の制御ステップとを有することを特徴とする画
    像処理方法。
  47. 【請求項47】 前記第1の画像データは前記撮像手段
    の暗電流ノイズデータであり、前記第2の画像データは
    前記撮像手段の撮影画像データであることを特徴とする
    請求項46記載の画像処理方法。
  48. 【請求項48】 前記第1の撮像モードでの前記撮像手
    段の電荷蓄積時間と、前記第2の撮像モードでの前記撮
    像手段の電荷蓄積時間とが等しい或いはほぼ等しいこと
    を特徴とする請求項46又は47に記載の画像処理方
    法。
  49. 【請求項49】 前記蓄積時間決定ステップは、被写体
    の露出測定値に応じて絞り値とシャッター速度とを決定
    し、当該決定されたシャッター速度に基づいて前記電荷
    蓄積時間を決定することを特徴とする請求項46〜48
    のいずれかに記載の画像処理方法。
  50. 【請求項50】 前記決定された電荷蓄積時間は、前記
    決定されたシャッター速度よりも長い時間であることを
    特徴とする請求項49記載の画像処理方法。
  51. 【請求項51】 前記蓄積時間決定ステップは、被写体
    にピントを合わせるオートフォーカス動作を行い、合焦
    した測距点に対応した被写体の露出測定値に応じて絞り
    値とシャッター速度を決定し、当該決定されたシャッタ
    ー速度に基づいて前記電荷蓄積時間を決定することを特
    徴とする請求項46〜50のいずれかに記載の画像処理
    方法。
  52. 【請求項52】 前記蓄積時間ロック指示手段による蓄
    積時間のロック指示が行われたならば、前記蓄積時間決
    定ステップが、前記撮像手段で行われる電荷蓄積の蓄積
    時間を決定して保持することを特徴とする請求項46〜
    51のいずれかに記載の画像処理方法。
  53. 【請求項53】 前記第1の撮像モードでの撮像及び前
    記第2の撮像モードでの撮像は、前記蓄積時間決定ステ
    ップにより決定された蓄積時間を用いて、前記撮像手段
    が電荷蓄積を行う処理であることを特徴とする請求項4
    6〜52のいずれかに記載の画像処理方法。
  54. 【請求項54】 前記蓄積時間決定ステップにより決定
    されたシャッター速度を変更すると共に、当該変更され
    たシャッター速度に応じて前記決定された蓄積時間を変
    更する蓄積時間変更ステップを、更に有することを特徴
    とする請求項53記載の画像処理方法。
  55. 【請求項55】 露光せずに電荷蓄積を行う第1の撮像
    モードと露光を行って電荷蓄積を行う第2の撮像モード
    とを備える撮像手段と、前記撮像手段の出力する撮像デ
    ータを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された
    撮像データを読み出して演算する信号演算手段と、蓄積
    時間ロック指示手段と、撮像指示手段とを備え、静止画
    像及び/或いは動画像を撮像記録する画像処理装置に適
    用される画像処理方法において、 前記撮像手段の電荷蓄積時間を繰り返し決定する蓄積時
    間決定ステップと、 前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間のロック指
    示が行われたならば、前記撮像手段が前記第1の撮像モ
    ードで撮像して得た未露光の画像データを前記記憶手段
    に記憶させ、その後に、前記撮像指示手段により撮像指
    示が行われたならば、前記撮像手段が前記第2の撮像モ
    ードで撮像して得た被写体の画像データを前記記憶手段
    に記憶させる第1の制御ステップと、 前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間のロック指
    示が行われずに前記撮像指示手段により撮像指示が行わ
    れたならば、前記撮像手段が前記第2の撮像モードで撮
    像して得た被写体の画像データを前記記憶手段に記憶さ
    せ、その後に、前記撮像手段が前記第1の撮像モードで
    撮像して得た未露光の画像データを前記記憶手段に記憶
    させる第2の制御ステップと、 前記記憶手段に記憶された未露光の画像データと被写体
    の画像データとに基づき、前記信号演算手段に画像補正
    処理を行わせる第3の制御ステップとを有することを特
    徴とする画像処理方法。
  56. 【請求項56】 前記未露光の画像データは前記撮像手
    段の暗電流ノイズデータであり、前記画像補正処理は前
    記撮像手段の暗電流ノイズ補正処理であることを特徴と
    する請求項55記載の画像処理方法。
  57. 【請求項57】 前記第1の撮像モードでの前記撮像手
    段の電荷蓄積時間と、前記第2の撮像モードでの前記撮
    像手段の電荷蓄積時間とが等しい或いはほぼ等しいこと
    を特徴とする請求項55又は56に記載の画像処理方
    法。
  58. 【請求項58】 前記蓄積時間決定ステップは、被写体
    の露出測定値に応じて絞り値とシャッター速度とを決定
    し、当該決定されたシャッター速度に基づいて前記電荷
    蓄積時間を決定することを特徴とする請求項55〜57
    のいずれかに記載の画像処理方法。
  59. 【請求項59】 前記決定された電荷蓄積時間は、前記
    決定されたシャッター速度よりも長い時間であることを
    特徴とする請求項58記載の画像処理方法。
  60. 【請求項60】 前記蓄積時間決定ステップは、被写体
    にピントを合わせるオートフォーカス動作を行い、合焦
    した測距点に対応した被写体の露出測定値に応じて絞り
    値とシャッター速度を決定し、当該決定されたシャッタ
    ー速度に基づいて前記電荷蓄積時間を決定することを特
    徴とする請求項55〜59のいずれかに記載の画像処理
    方法。
  61. 【請求項61】 前記蓄積時間ロック指示手段による蓄
    積時間のロック指示が行われたならば、前記蓄積時間決
    定ステップが、前記撮像手段で行われる電荷蓄積の蓄積
    時間を決定して保持することを特徴とする請求項55〜
    60のいずれかに記載の画像処理方法。
  62. 【請求項62】 前記第1の撮像モードでの撮像及び前
    記第2の撮像モードでの撮像は、前記蓄積時間決定ステ
    ップにより決定された蓄積時間を用いて、前記撮像手段
    が電荷蓄積を行う処理であることを特徴とする請求項5
    5〜61のいずれかに記載の画像処理方法。
  63. 【請求項63】 前記蓄積時間決定ステップにより決定
    されたシャッター速度を変更すると共に、当該変更され
    たシャッター速度に応じて前記決定された蓄積時間を変
    更する蓄積時間変更ステップを、更に有することを特徴
    とする請求項62記載の画像処理方法。
  64. 【請求項64】 露光せずに電荷蓄積を行う第1の撮像
    モードと露光を行って電荷蓄積を行う第2の撮像モード
    とを備える撮像手段と、前記撮像手段の出力する撮像デ
    ータを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された
    撮像データを読み出して演算する信号演算手段と、蓄積
    時間ロック指示手段と、撮像指示手段とを備え、静止画
    像及び/或いは動画像を撮像記録する画像処理装置に適
    用される画像処理方法において、 前記撮像手段の電荷蓄積時間を繰り返し決定する蓄積時
    間決定ステップと、 前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間のロック指
    示が行われたならば、前記撮像手段が前記第1の撮像モ
    ードで撮像して得た未露光の画像データを前記記憶手段
    に記憶させ、その後に、前記撮像指示手段により撮像指
    示が行われたならば、前記撮像手段が前記第2の撮像モ
    ードで撮像して得た被写体の画像データを前記記憶手段
    に記憶させる第1の制御ステップと、 前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間のロック指
    示が行われずに前記撮像指示手段により撮像指示が行わ
    れたならば、前記撮像手段が前記第1の撮像モードで撮
    像して得た未露光の画像データを前記記憶手段に記憶さ
    せ、その後に、前記撮像手段が前記第2の撮像モードで
    撮像して得た被写体の画像データを前記記憶手段に記憶
    させる第2の制御ステップと、 前記記憶手段に記憶された未露光の画像データと被写体
    の画像データとに基づき、前記信号演算手段に画像補正
    処理を行わせる第3の制御ステップとを有することを特
    徴とする画像処理方法。
  65. 【請求項65】 前記未露光の画像データは前記撮像手
    段の暗電流ノイズデータであり、前記画像補正処理は前
    記撮像手段の暗電流ノイズ補正処理であることを特徴と
    する請求項64記載の画像処理方法。
  66. 【請求項66】 前記第1の撮像モードでの前記撮像手
    段の電荷蓄積時間と、前記第2の撮像モードでの前記撮
    像手段の電荷蓄積時間とが等しい或いはほぼ等しいこと
    を特徴とする請求項64又は65に記載の画像処理方
    法。
  67. 【請求項67】 前記蓄積時間決定ステップは、被写体
    の露出測定値に応じて絞り値とシャッター速度とを決定
    し、当該決定されたシャッター速度に基づいて前記電荷
    蓄積時間を決定することを特徴とする請求項64〜66
    のいずれかに記載の画像処理方法。
  68. 【請求項68】 前記決定された電荷蓄積時間は、前記
    決定されたシャッター速度よりも長い時間であることを
    特徴とする請求項67記載の画像処理方法。
  69. 【請求項69】 前記蓄積時間決定ステップは、被写体
    にピントを合わせるオートフォーカス動作を行い、合焦
    した測距点に対応した被写体の露出測定値に応じて絞り
    値とシャッター速度を決定し、当該決定されたシャッタ
    ー速度に基づいて前記電荷蓄積時間を決定することを特
    徴とする請求項64〜68のいずれかに記載の画像処理
    方法。
  70. 【請求項70】 前記蓄積時間ロック指示手段による蓄
    積時間のロック指示が行われたならば、前記蓄積時間決
    定ステップが、前記撮像手段で行われる電荷蓄積の蓄積
    時間を決定して保持することを特徴とする請求項64〜
    69のいずれかに記載の画像処理方法。
  71. 【請求項71】 前記第1の撮像モードでの撮像及び前
    記第2の撮像モードでの撮像は、前記蓄積時間決定ステ
    ップにより決定された蓄積時間を用いて、前記撮像手段
    が電荷蓄積を行う処理であることを特徴とする請求項6
    4〜70のいずれかに記載の画像処理方法。
  72. 【請求項72】 前記蓄積時間決定ステップにより決定
    されたシャッター速度を変更すると共に、当該変更され
    たシャッター速度に応じて前記決定された蓄積時間を変
    更する蓄積時間変更ステップを、更に有することを特徴
    とする請求項71記載の画像処理方法。
  73. 【請求項73】 露光せずに電荷蓄積を行う第1の撮像
    モードと露光を行って電荷蓄積を行う第2の撮像モード
    とを備える撮像手段と、前記撮像手段の出力する撮像デ
    ータを記憶する記憶手段と、蓄積時間ロック指示手段
    と、撮像指示手段とを備え、静止画像及び/或いは動画
    像を撮像記録する画像処理装置に適用される画像処理方
    法をプログラムとして記憶した、コンピュータにより読
    み出し可能な記憶媒体において、 前記画像処理方法が、 前記撮像手段の電荷蓄積時間を繰り返し決定する蓄積時
    間決定ステップと、 前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間のロック指
    示が行われたならば、前記撮像手段が前記第1の撮像モ
    ードで撮像して得た第1の画像データを前記記憶手段に
    記憶させ、その後に、前記撮像指示手段により撮像指示
    が行われたならば、前記撮像手段が前記第2の撮像モー
    ドで撮像して得た第2の画像データを前記記憶手段に記
    憶させる第1の制御ステップと、 前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間のロック指
    示が行われずに前記撮像指示手段により撮像指示が行わ
    れたならば、前記撮像手段が前記第2の撮像モードで撮
    像して得た第2の画像データを前記記憶手段に記憶さ
    せ、その後に、前記撮像手段が前記第1の撮像モードで
    撮像して得た第1の画像データを前記記憶手段に記憶さ
    せる第2の制御ステップとを有することを特徴とする記
    憶媒体。
  74. 【請求項74】 露光せずに電荷蓄積を行う第1の撮像
    モードと露光を行って電荷蓄積を行う第2の撮像モード
    とを備える撮像手段と、前記撮像手段の出力する撮像デ
    ータを記憶する記憶手段と、蓄積時間ロック指示手段
    と、撮像指示手段とを備え、静止画像及び/或いは動画
    像を撮像記録する画像処理装置に適用される画像処理方
    法をプログラムとして記憶した、コンピュータにより読
    み出し可能な記憶媒体において、 前記画像処理方法が、 前記撮像手段の電荷蓄積時間を繰り返し決定する蓄積時
    間決定ステップと、 前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間のロック指
    示が行われたならば、前記撮像手段が前記第1の撮像モ
    ードで撮像して得た第1の画像データを前記記憶手段に
    記憶させ、その後に、前記撮像指示手段により撮像指示
    が行われたならば、前記撮像手段が前記第2の撮像モー
    ドで撮像して得た第2の画像データを前記記憶手段に記
    憶させる第1の制御ステップと、 前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間のロック指
    示が行われずに前記撮像指示手段により撮像指示が行わ
    れたならば、前記撮像手段が前記第1の撮像モードで撮
    像して得た第1の画像データを前記記憶手段に記憶さ
    せ、その後に、前記撮像手段が前記第2の撮像モードで
    撮像して得た第2の画像データを前記記憶手段に記憶さ
    せる第2の制御ステップとを有することを特徴とする記
    憶媒体。
  75. 【請求項75】 露光せずに電荷蓄積を行う第1の撮像
    モードと露光を行って電荷蓄積を行う第2の撮像モード
    とを備える撮像手段と、前記撮像手段の出力する撮像デ
    ータを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された
    撮像データを読み出して演算する信号演算手段と、蓄積
    時間ロック指示手段と、撮像指示手段とを備え、静止画
    像及び/或いは動画像を撮像記録する画像処理装置に適
    用される画像処理方法をプログラムとして記憶した、コ
    ンピュータにより読み出し可能な記憶媒体において、 前記画像処理方法が、 前記撮像手段の電荷蓄積時間を繰り返し決定する蓄積時
    間決定ステップと、 前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間のロック指
    示が行われたならば、前記撮像手段が前記第1の撮像モ
    ードで撮像して得た未露光の画像データを前記記憶手段
    に記憶させ、その後に、前記撮像指示手段により撮像指
    示が行われたならば、前記撮像手段が前記第2の撮像モ
    ードで撮像して得た被写体の画像データを前記記憶手段
    に記憶させる第1の制御ステップと、 前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間のロック指
    示が行われずに前記撮像指示手段により撮像指示が行わ
    れたならば、前記撮像手段が前記第2の撮像モードで撮
    像して得た被写体の画像データを前記記憶手段に記憶さ
    せ、その後に、前記撮像手段が前記第1の撮像モードで
    撮像して得た未露光の画像データを前記記憶手段に記憶
    させる第2の制御ステップと、 前記記憶手段に記憶された未露光の画像データと被写体
    の画像データとに基づき、前記信号演算手段に画像補正
    処理を行わせる第3の制御ステップとを有することを特
    徴とする記憶媒体。
  76. 【請求項76】 露光せずに電荷蓄積を行う第1の撮像
    モードと露光を行って電荷蓄積を行う第2の撮像モード
    とを備える撮像手段と、前記撮像手段の出力する撮像デ
    ータを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された
    撮像データを読み出して演算する信号演算手段と、蓄積
    時間ロック指示手段と、撮像指示手段とを備え、静止画
    像及び/或いは動画像を撮像記録する画像処理装置に適
    用される画像処理方法をプログラムとして記憶した、コ
    ンピュータにより読み出し可能な記憶媒体において、 前記画像処理方法が、 前記撮像手段の電荷蓄積時間を繰り返し決定する蓄積時
    間決定ステップと、 前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間のロック指
    示が行われたならば、前記撮像手段が前記第1の撮像モ
    ードで撮像して得た未露光の画像データを前記記憶手段
    に記憶させ、その後に、前記撮像指示手段により撮像指
    示が行われたならば、前記撮像手段が前記第2の撮像モ
    ードで撮像して得た被写体の画像データを前記記憶手段
    に記憶させる第1の制御ステップと、 前記蓄積時間ロック指示手段により蓄積時間のロック指
    示が行われずに前記撮像指示手段により撮像指示が行わ
    れたならば、前記撮像手段が前記第1の撮像モードで撮
    像して得た未露光の画像データを前記記憶手段に記憶さ
    せ、その後に、前記撮像手段が前記第2の撮像モードで
    撮像して得た被写体の画像データを前記記憶手段に記憶
    させる第2の制御ステップと、 前記記憶手段に記憶された未露光の画像データと被写体
    の画像データとに基づき、前記信号演算手段に画像補正
    処理を行わせる第3の制御ステップとを有することを特
    徴とする記憶媒体。
  77. 【請求項77】 撮像手段と、 前記撮像手段の撮像時間が撮影ごとに変化しないように
    撮像時間の固定を指示する撮像時間固定指示手段と、 露光状態で前記撮像手段に撮像動作を行わせて撮像信号
    を得る第1の撮像動作と非露光状態で前記撮像手段に撮
    像動作を行わせて撮像信号を得る第2の撮像動作を行
    い、前記第1の撮像動作により得られる撮像信号を前記
    第2の撮像動作により得られる撮像信号にて処理すると
    共に、前記撮像手段に前記第1の撮像動作を行わせた後
    に前記第2の撮像動作を行わせる第1のモードと前記第
    2の撮像動作を行わせた後に前記第1の撮像動作を行わ
    せる第2のモードをとり、前記撮像時間固定指示手段よ
    り前記撮像時間の固定の指示がある場合には、前記第2
    のモードで動作する信号処理手段とを有することを特徴
    とする撮像装置。
  78. 【請求項78】 前記信号処理手段は、前記撮像時間固
    定指示手段より前記撮像時間の固定の指示がない場合に
    は、前記第1のモードで動作することを特徴とする請求
    項77記載の撮像装置。
  79. 【請求項79】 前記信号処理手段によって処理された
    前記第1のモード及び前記第2のモードの信号を記憶す
    る記憶手段を有することを特徴とする請求項77又は7
    8記載の撮像装置。
  80. 【請求項80】 前記記憶手段は、前記信号処理手段に
    よって処理された信号を圧縮して記憶することを特徴と
    する請求項79記載の撮像装置。
  81. 【請求項81】 前記記憶手段は、バッファであること
    を特徴とする請求項80記載の撮像装置。
  82. 【請求項82】 前記記憶手段に記憶された情報を記録
    媒体に記録する記録手段を有することを特徴とする請求
    項81記載の撮像装置。
  83. 【請求項83】 撮像手段と、 前記撮像手段の撮像時間が撮影ごとに変化しないように
    撮像時間の固定を指示する撮像時間固定指示手段と、 シャッタレリーズ部材の第1ストロークで露光準備指示
    を、第2ストロークで露光開始指示を行う露光指示手段
    と、 露光状態で前記撮像手段に撮像動作を行わせて撮像信号
    を得る第1の撮像動作と非露光状態で前記撮像手段に撮
    像動作を行わせて撮像信号を得る第2の撮像動作を行
    い、前記第1の撮像動作により得られる撮像信号を前記
    第2の撮像動作により得られる撮像信号にて処理すると
    共に、前記撮像時間固定指示手段より前記撮像時間の固
    定の指示がある場合には、前記露光指示手段の前記露光
    準備指示に応答して前記第2の撮像動作を行う信号処理
    手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  84. 【請求項84】 前記信号処理手段によって処理された
    信号を記憶する記憶手段を有することを特徴とする請求
    項83記載の撮像装置。
  85. 【請求項85】 前記記憶手段は、前記信号処理手段に
    よって処理された信号を圧縮して記憶することを特徴と
    する請求項84記載の撮像装置。
  86. 【請求項86】 前記記憶手段は、バッファであること
    を特徴とする請求項85記載の撮像装置。
  87. 【請求項87】 前記記憶手段に記憶された情報を記録
    媒体に記録する記録手段を有することを特徴とする請求
    項86記載の撮像装置。
  88. 【請求項88】 撮像手段の撮像時間が撮影ごとに変化
    しないように撮像時間の固定を指示する可能で、露光状
    態で前記撮像手段に撮像動作を行わせて撮像信号を得る
    第1の撮像動作と非露光状態で前記撮像手段に撮像動作
    を行わせて撮像信号を得る第2の撮像動作を行い、前記
    第1の撮像動作により得られる撮像信号を前記第2の撮
    像動作により得られる撮像信号にて処理すると共に、前
    記撮像手段に前記第1の撮像動作を行わせた後に前記第
    2の撮像動作を行わせる第1のモードと前記第2の撮像
    動作を行わせた後に前記第1の撮像動作を行わせる第2
    のモードをとり、前記撮像時間の固定の指示がある場合
    には、前記第2のモードで動作することを特徴とする画
    像処理方法。
  89. 【請求項89】 撮像手段の撮像時間が撮影ごとに変化
    しないように撮像時間の固定を指示可能で、シャッタレ
    リーズ部材の第1ストロークで露光準備指示を、第2ス
    トロークで露光開始指示を行い、露光状態で前記撮像手
    段に撮像動作を行わせて撮像信号を得る第1の撮像動作
    と非露光状態で前記撮像手段に撮像動作を行わせて撮像
    信号を得る第2の撮像動作を行い、前記第1の撮像動作
    により得られる撮像信号を前記第2の撮像動作により得
    られる撮像信号にて処理すると共に、前記撮像時間の固
    定の指示がある場合には、前記露光準備指示に応答して
    前記第2の撮像動作を行うことを特徴とする画像処理方
    法。
  90. 【請求項90】 撮像手段の撮像時間が撮影ごとに変化
    しないように撮像時間の固定を指示する可能で、露光状
    態で前記撮像手段に撮像動作を行わせて撮像信号を得る
    第1の撮像動作と非露光状態で前記撮像手段に撮像動作
    を行わせて撮像信号を得る第2の撮像動作を行い、前記
    第1の撮像動作により得られる撮像信号を前記第2の撮
    像動作により得られる撮像信号にて処理すると共に、前
    記撮像手段に前記第1の撮像動作を行わせた後に前記第
    2の撮像動作を行わせる第1のモードと前記第2の撮像
    動作を行わせた後に前記第1の撮像動作を行わせる第2
    のモードをとり、前記撮像時間の固定の指示がある場合
    には、前記第2のモードで動作するプログラムを有する
    ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒
    体。
  91. 【請求項91】 撮像手段の撮像時間が撮影ごとに変化
    しないように撮像時間の固定を指示可能で、シャッタレ
    リーズ部材の第1ストロークで露光準備指示を、第2ス
    トロークで露光開始指示を行い、露光状態で前記撮像手
    段に撮像動作を行わせて撮像信号を得る第1の撮像動作
    と非露光状態で前記撮像手段に撮像動作を行わせて撮像
    信号を得る第2の撮像動作を行い、前記第1の撮像動作
    により得られる撮像信号を前記第2の撮像動作により得
    られる撮像信号にて処理すると共に、前記撮像時間の固
    定の指示がある場合には、前記露光準備指示に応答して
    前記第2の撮像動作を行うプログラムを有することを特
    徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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