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JP3319660B2 - 油圧エレベータ装置 - Google Patents

油圧エレベータ装置

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Publication number
JP3319660B2
JP3319660B2 JP21262494A JP21262494A JP3319660B2 JP 3319660 B2 JP3319660 B2 JP 3319660B2 JP 21262494 A JP21262494 A JP 21262494A JP 21262494 A JP21262494 A JP 21262494A JP 3319660 B2 JP3319660 B2 JP 3319660B2
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JP
Japan
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pressure
check valve
hydraulic
hydraulic cylinder
pump
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JP21262494A
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一尋 幡野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Elevator Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は油圧エレベータ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に油圧エレベータ装置は、乗りかご
の速度制御を行うのに油流量を制御する流量制御方式を
採用したものと、油圧ポンプの回転数を制御する回転数
制御方式を採用したものとが主に知られている。
【0003】流量制御方式を採用した油圧エレベータ装
置では、乗りかごが上昇しているとき、油圧ポンプを駆
動する電動機を一定速度で回転させ、油圧ポンプから油
圧シリンダに供給される定吐出量の油を全量油タンクに
戻しておき、エレベータの起動指令が出ると油圧シリン
ダから油タンクへ還流する油の流量を流量制御弁で調整
し、これによって油圧シリンダからプランジャを突出さ
せることによって乗りかごを上昇させると共に、その乗
りかごの速度を制御する。また乗りかごが下降している
ときには、乗りかごの自重によって油圧シリンダ内の油
が油タンクへ還流する流量を流量制御弁で調整すること
によって乗りかごの速度を制御する。そしてこれらの速
度制御を実行する際に、流量制御弁は制御装置から流量
制御弁に与えられる電流値を制御することによって電流
値に対応する流量の油を通過させる制御を行う。
【0004】他方、油圧ポンプの回転数制御方式を採用
した油圧エレベータ装置では、油圧ポンプの電動機をイ
ンバータ制御を用いて可変速運転し、これによって油圧
ポンプの回転数を制御することにより油の流量を制御
し、乗りかごの速度制御を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の油圧エレベータ装置では次のような問題点があっ
た。すなわち、いずれの方式の油圧エレベータ装置にお
いても、乗りかごが停止している場合には、油圧シリン
ダと油圧ポンプとの間に設置されている逆止弁が閉じて
いる。そして油圧シリンダ側の圧力はかご自重と積載荷
重により決定される。また油圧ポンプ側の圧力は油タン
ク側が開放されているために大気圧と等しくなる。した
がって、油圧シリンダ側の圧力と油圧ポンプ側の圧力と
の間に大きな隔たりがあり、この状態から再起動を行う
と、起動時に大きな振動が発生する。
【0006】そこで、従来からこの振動をなくすことを
目的にして、特開平3−106785号公報では油圧シ
リンダと逆止弁との間に第1の圧力センサを設置し、逆
止弁と油圧ポンプとの間に第2の圧力センサを設置し、
これらの圧力センサが検出する圧力の偏差が所定値以下
となるように制御する方法が提案されている。
【0007】ところが、この提案されている方法では、
特に回転数制御方式の場合、油圧ポンプの漏れ流量を油
の温度と圧力で補償した上で、油圧ポンプと逆止弁との
間の圧力を制御する必要がある。したがって、油圧ポン
プによる機差調整を温度圧力別に効率良く行う必要が出
てくるために調整に時間を要する。特に、下降運転時は
いったん油圧ポンプを逆回転させ、圧力を上昇させてか
ら速度制御を行うために起動指令が出されてから乗りか
ごが実際に動き出すまでに時間遅れが発生する問題点が
あった。
【0008】この発明はこのような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、油圧機器の性能や特性のばらつきに
左右されることなく、簡単な構成で応答性の良い走行特
性を得ることができる油圧エレベータ装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、乗り
かごを昇降させるための油圧シリンダと、前記油圧シリ
ンダに圧油を通過させる油圧ポンプと、油を停留させる
ための油タンクと、前記乗りかごの上昇運転時に前記油
圧ポンプによって油タンクから吸い上げられ、前記油圧
シリンダに供給される油の流量、また前記乗りかごの下
降運転時に前記油圧シリンダから油タンクへ還流される
油の流量を制御する流量制御弁と、前記油圧ポンプを駆
動するポンプ電動機とを備えて成る流量制御方式の油圧
エレベータ装置において、前記油圧シリンダと油圧ポン
プとの間の配管途上に設置された第1の逆止弁と、前記
油タンクと油圧ポンプとの間の配管途上に設置された第
2の逆止弁と、停止時に前記油圧シリンダと第1の逆止
弁との間の圧力と前記第1の逆止弁と第2の逆止弁との
間の圧力とを等圧になるように前記第1、第2の逆止弁
の動作タイミングを制御する弁制御装置とを備えたもの
である。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の油圧エレベ
ータ装置において、さらに、停止中に前記油圧シリンダ
と第1の逆止弁との間の圧力と前記第1の逆止弁と第2
の逆止弁との間の圧力とを等圧になるように前記ポンプ
電動機を制御する圧力制御装置を備えたものである。
【0011】請求項3の発明は、請求項2の油圧エレベ
ータ装置において、さらに、前記油圧シリンダと第1の
逆止弁との間の圧力を検出する第1の圧力センサと、前
記第1の逆止弁と第2の逆止弁との間の圧力を検出する
第2の圧力センサとを備え、前記圧力制御装置が前記第
1、第2の圧力センサの圧力検出値に基づき等圧制御す
るようにしたものである。
【0012】請求項4の発明は、乗りかごを昇降させる
ための油圧シリンダと、前記油圧シリンダに圧油を通過
させる油圧ポンプと、油を停留させるための油タンク
と、前記油圧ポンプを駆動するポンプ電動機と、前記ポ
ンプ電動機の可変速制御を行うインバータ装置とを備え
て成る回転数制御方式の油圧エレベータ装置において、
前記油圧シリンダと油圧ポンプとの間の配管途上に設置
された第1の逆止弁と、前記油タンクと油圧ポンプとの
間の配管途上に設置された第2の逆止弁と、停止時に前
記油圧シリンダと第1の逆止弁との間の圧力と前記第1
の逆止弁と第2の逆止弁との間の圧力とを等圧になるよ
うに前記第1、第2の逆止弁の動作タイミングを制御す
る弁制御装置とを備えたものである。
【0013】請求項5の発明は、請求項4の油圧エレベ
ータ装置において、さらに、停止中に前記油圧シリンダ
と第1の逆止弁との間の圧力と前記第1の逆止弁と第2
の逆止弁との間の圧力とを等圧になるように前記ポンプ
電動機を制御する圧力制御装置を備えたものである。
【0014】請求項6の発明は、請求項5の油圧エレベ
ータ装置において、さらに、前記油圧シリンダと第1の
逆止弁との間の圧力を検出する第1の圧力センサと、前
記第1の逆止弁と第2の逆止弁との間の圧力を検出する
第2の圧力センサとを備え、前記圧力制御装置が前記第
1、第2の圧力センサの圧力検出値に基づき等圧制御す
るようにしたものである。
【0015】
【作用】請求項1の発明の油圧エレベータ装置では、乗
りかごの停止時に、弁制御装置によって第1の逆止弁と
第2の逆止弁の動作タイミングを調整することによって
油圧シリンダと第1の逆止弁との間の圧力と、流量制御
弁と第2の逆止弁との間の圧力とを等圧になるように制
御する。
【0016】これにより、停止時のショックを抑え、ま
た停止状態から再起動する際には油圧シリンダ側と油圧
ポンプ側との圧力が等しくなるように制御をしなくても
よくなり、起動指令の発生から乗りかごが実際に動き出
すまでの時間遅れを少なくすることができ、応答性を向
上させることができる。
【0017】請求項2の発明では、請求項1の油圧エレ
ベータ装置において、さらに停止中に油圧シリンダと第
1の逆止弁との間の圧力と、流量制御弁と第2の逆止弁
との間の圧力とを等圧になるように圧力制御装置によっ
てポンプ電動機を制御する。
【0018】これにより、特に第2の逆止弁においてリ
ークが発生するような場合にも油圧ポンプ側の圧力を所
定圧となるように維持することができ、停止状態から再
起動する際には油圧シリンダ側と油圧ポンプ側との圧力
とが等しくなるように制御をしなくてもよくなり、起動
指令の発生から乗りかごが実際に動き出すまでの時間遅
れをいっそう少なくすることができ、応答性をいっそう
向上させることができる。
【0019】請求項3の発明の油圧エレベータ装置で
は、油圧シリンダと第1の逆止弁との間の圧力を検出す
る第1の圧力センサと、第1の逆止弁と第2の逆止弁と
の間の圧力を検出する第2の圧力センサとを備え、圧力
制御装置が第1、第2の圧力センサの圧力検出値に基づ
き等圧制御するので、油圧シリンダ側と油圧ポンプ側と
の圧力を正確に等しくなるように制御することができ
る。
【0020】請求項4の発明の油圧エレベータ装置で
は、乗りかごの停止時に、弁制御装置によって第1の逆
止弁と第2の逆止弁の動作タイミングを調整することに
よって油圧シリンダと第1の逆止弁との間の圧力と、第
1の逆止弁と第2の逆止弁との間の圧力とを等圧になる
ように制御する。
【0021】これにより、停止時のショックを抑え、ま
た停止状態から再起動する際には油圧シリンダ側と油圧
ポンプ側との圧力が等しくなるように制御をしなくても
よくなり、起動指令の発生から乗りかごが実際に動き出
すまでの時間遅れを少なくすることができ、応答性を向
上させることができる。
【0022】請求項5の発明では、請求項4の油圧エレ
ベータ装置において、さらに停止中に油圧シリンダと第
1の逆止弁との間の圧力と、第1の逆止弁と第2の逆止
弁との間の圧力とを等圧になるように圧力制御装置によ
ってポンプ電動機を制御する。
【0023】これにより、特に第2の逆止弁においてリ
ークが発生するような場合にも油圧ポンプ側の圧力を所
定圧となるように維持することができ、停止状態から再
起動する際には油圧シリンダ側と油圧ポンプ側との圧力
とが等しくなるように制御をしなくてもよくなり、起動
指令の発生から乗りかごが実際に動き出すまでの時間遅
れをいっそう少なくすることができ、応答性をいっそう
向上させることができる。
【0024】請求項6の発明の油圧エレベータ装置で
は、油圧シリンダと第1の逆止弁との間の圧力を検出す
る第1の圧力センサと、第1の逆止弁と第2の逆止弁と
の間の圧力を検出する第2の圧力センサとを備え、圧力
制御装置が第1、第2の圧力センサの圧力検出値に基づ
き等圧制御するので、油圧シリンダ側と油圧ポンプ側と
の圧力を正確に等しくなるように制御することができ
る。
【0025】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説
する。図1は請求項1〜請求項3の発明の共通する実施
例を示している。この実施例の油圧エレベータ装置は、
流量制御方式を採用したもので、乗りかご1、油圧シリ
ンダ2、この油圧シリンダ2によって駆動されるプラン
ジャ3、このプランジャ3によって昇降駆動されるプー
リ4、このプーリ4に巻きかけられているロープ5を備
えており、乗りかご1はこのロープ5の一端に繋がれ、
プランジャ3及びプーリ4の昇降動作に伴ってロープ5
により昇降駆動されるようになっている。
【0026】油圧エレベータ装置はまた、油圧シリンダ
2に配管6を通して通過させる圧油の流量を制御する流
量制御弁7、油を供給する油圧ポンプ8、この油圧ポン
プ8を駆動する電動機9、油をためる油タンク10、そ
して流量制御弁7と電動機9の動作制御を行う制御装置
11を備えている。
【0027】この実施例の油圧エレベータ装置はさら
に、その特徴として油圧シリンダ2と流量制御弁7との
間の配管6の途中に第1の逆止弁12と第1の圧力セン
サ13を備え、油圧ポンプ8と油タンク10との間の配
管の途中に第2の逆止弁14を備え、流量制御弁7と油
圧ポンプ8との間に第2の圧力センサ15を備えてい
る。
【0028】加えて、この実施例の油圧エレベータ装置
は、乗りかご1に速度センサ16を備え、乗りかご1が
ガイドレール17に沿って昇降するときにガイドレール
17に接触しながら回転することによって速度検出する
ようになっている。
【0029】前述の制御装置11はこの速度センサ16
からの速度信号を入力し、また第1、第2の圧力センサ
13,15から圧力信号を入力し、乗りかご1の速度制
御のために流量制御弁7の弁開度を制御すると共にポン
プ電動機9を制御し、また第1、第2の逆止弁12,1
4を制御するものであり、マイクロコンピュータによっ
て構成される。
【0030】次に、上記構成の油圧エレベータ装置の動
作について、図2〜図6に基づいて説明する。
【0031】<<下降運転>>乗りかご1の停止状態か
ら下降運転を行う場合、図2のタイミングチャート及び
図3のシーケンスにしたがった動作制御が行われる。
【0032】まず、乗りかご1が停止しているとき、第
1の逆止弁12、第2の逆止弁14は共に閉じている。
そして下降運転の起動指令DCが出ると第2の逆止弁1
4に対する開放信号Vptがτds1 の時間遅れの後にオン
して第2の逆止弁14を開放し、第1の逆止弁12と第
2の逆止弁14との間にある油が油タンク10に流出し
始める。さらにτds2 の時間遅れの後、第1の逆止弁1
2に対する開放信号Vpcがオンして油圧シリンダ1側の
油が第1の逆止弁12を介して油タンク10へ流出す
る。そこで時間遅れτds3 の後、流量制御弁7に下降弁
開信号PENAが出力され、この流量制御弁7の下降弁を制
御することによって油圧シリンダ1から油タンク10へ
還流する油の流量を制御し、プランジャ2及び乗りかご
1の下降速度を制御する。
【0033】乗りかご1が目的階に到着して停止すると
下降制御指令DCがオフし、これに同期して下降弁開信
号PENAがオフする。その後、停止ショックを和らげると
共に油圧ポンプ8と油圧シリンダ2の圧力を等圧にする
ために時間遅れτde1 後に第1の逆止弁12の開信号V
pcをオフし、さらに時間遅れτde2 後に第2の逆止弁1
4の開信号Vptをオフする。
【0034】<<上昇運転>>乗りかご1の停止状態か
ら上昇運転を行う場合、図4のタイミングチャート及び
図5のシーケンスにしたがった動作制御が行われる。
【0035】まず、乗りかご1が停止しているとき、第
1の逆止弁12、第2の逆止弁14は共に閉じている。
そして上昇運転の起動指令UCが出ると第1の逆止弁1
2に対する開放信号Vpcがτus1 の時間遅れの後にオン
して第1の逆止弁12を開放し、さらにτus2 の時間遅
れの後、第2の逆止弁14に対する開放信号Vptがオン
して第2の逆止弁14を開放する。さらにτus3 の時間
遅れの後に油圧ポンプ8の動作信号PENAをオンする。こ
の時間遅れτus3 は油圧シリンダ2から油タンク10へ
の油の逆流を防止するためにできるだけ短くする必要が
ある。この結果、油圧ポンプ8の起動と共に流量制御弁
7に上昇弁閉信号PENAが出力され、この流量制御弁7の
上昇弁を閉制御することによって油タンク10へ還流す
る油の流量が徐々に減少し、逆に油圧シリンダ2に流入
するようになる。そこで制御装置11によって生成され
る速度パターンに基づき、流量制御弁7の上昇弁開度を
調整し、これによって油圧ポンプ8からの油吐出量を制
御し、この制御された流量の油を油圧シリンダ2に供給
することによってプランジャ3を上昇させ、乗りかご1
を上昇させる。
【0036】乗りかご1が目的階に到着して停止すると
上昇制御指令UCがオフし、これに同期して上昇弁閉信
号PENAがオフする。その後、停止ショックを和らげると
共に油圧ポンプ8と油圧シリンダ2の圧力を等圧にする
ために時間遅れτue1 後に第2の逆止弁14の開信号V
ptをオフし、さらに時間遅れτue2 後に第1の逆止弁1
2の開信号Vpcをオフする。
【0037】<<停止制御>>乗りかごの停止状態を継
続する場合、第2の逆止弁14から油タンク10へリー
クする油の量によっては油圧シリンダ2側の圧力に比べ
て油圧ポンプ8側の圧力が低下することがあるが、図6
に示すタイミングチャートに基づいて配管6内の圧力の
維持制御を行う。
【0038】第1の圧力センサ13、第2の圧力センサ
15それぞれによって油圧シリンダ2から流量制御弁7
までの間の圧力と流量制御弁7から油圧ポンプ8までの
間の圧力とを監視しておき、それらに圧力差が発生した
場合には信号PEをオンし、時間遅れτps1 の後に第2
の逆止弁14の開放信号Vptをオンし、さらに時間遅れ
τps2 の後に流量制御弁7の上昇弁を閉じる信号PENAを
オンし、油タンク10に還流している油量を絞り、配管
6側に油を供給することにより油圧ポンプ8側の圧力を
上昇させ、油圧シリンダ2側の圧力と油圧ポンプ8側の
圧力が等しくなるように制御する。
【0039】そして第1、第2の圧力センサ13,15
間で圧力差がなくなれば信号PEをオフし、これに同期
して信号Vptと信号PENAを共にオフし、圧力制御動作を
停止する。
【0040】こうして、この第1の実施例の油圧エレベ
ータ装置では、油圧シリンダ2と油圧ポンプ8との間に
第1の逆止弁12を設け、また油圧ポンプ8と油タンク
10との間に第2の逆止弁14を設け、乗りかご1の停
止時に油圧シリンダ2側の圧力と油圧ポンプ8側の圧力
とが常に等圧になるように制御することにより、油圧ポ
ンプ8の再起動時に油圧シリンダ2側と油圧ポンプ8側
の圧力調整をしなくても振動を起こすことなく乗りかご
1を直ちに起動することができ、応答性の良い運転が可
能となる。
【0041】なお、上記実施例では第2の圧力センサ1
5を流量制御弁7と油圧ポンプ8との間に設置したが、
この第2の圧力センサ15は第1の逆止弁12と第2の
逆止弁14との間であればどこに設置してもよいもので
ある。
【0042】図7は請求項1〜請求項3の発明の共通す
る第2の実施例を示しており、この実施例の油圧エレベ
ータ装置では、第2の圧力センサ15を油圧ポンプ8と
第2の逆止弁14との間の位置に設置している。したが
って、その他の構成は図1に示した第1の実施例と同じ
である。
【0043】この第2の実施例においても、油圧シリン
ダ2側の圧力と油圧ポンプ8側の圧力とを監視し、その
圧力差が発生すると油圧ポンプ8を起動して油圧ポンプ
8側の圧力を上昇させて圧力差を補償することができ
る。
【0044】なお、請求項1の発明では、逆止弁がリー
クが少ないものであり、あるいはそれほど厳密な等圧制
御を必要としないのであれば、圧力センサとポンプ電動
機による等圧制御機能を省略することができ、これによ
ってコストを低くすることができ、特に小規模ビルや個
人住宅に設置する場合に有利となる。
【0045】次に、請求項4〜請求項6の発明の共通す
る実施例を図8に基づいて説明する。この第3の実施例
の油圧エレベータ装置は回転数制御方式を採用したもの
であり、第1の実施例と同じく乗りかご1、油圧シリン
ダ2、プランジャ3、プーリ4、ロープ5、配管6、油
圧ポンプ8、電動機9、油タンク10、速度センサ16
を備えている。そして回転数制御方式の特徴として、油
圧ポンプ8から供給される圧油に対する逆止弁を第1の
逆止弁12として備え、またリリーフ弁18と電動機9
のインバータ制御を行うためのインバータ装置19、こ
れらの逆止弁12とリリーフ弁18とインバータ装置1
9を制御する制御装置20を備えている。
【0046】さらにこの実施例の油圧エレベータ装置
は、第1の実施例と同じく、油圧ポンプ8と油タンク1
0との間の配管途上に第2の逆止弁14を備え、油圧シ
リンダ2と第1の逆止弁12との間の圧力を検出する第
1の圧力センサ13、第1の逆止弁12と第2の逆止弁
14との間の圧力を検出する第2の圧力センサ15を備
えている。
【0047】前述の制御装置20は速度センサ16から
の速度信号を入力し、また第1、第2の圧力センサ1
3,15から圧力信号を入力し、乗りかご1の速度制御
のために第1、第2の逆止弁12,14の弁開閉制御を
行い、またインバータ装置19を制御することによって
電動機9の回転速度を制御するものであり、マイクロコ
ンピュータによって構成される。
【0048】次に、上記構成の油圧エレベータ装置の動
作について説明する。
【0049】<<下降運転>>乗りかご1の停止状態か
ら下降運転を行う場合、第1の実施例と同様に図2のタ
イミングチャート及び図3のシーケンスにしたがった動
作制御が行われる。ただし、この第3の実施例は回転数
制御方式であるため、流量制御弁7の制御に代えて油圧
ポンプ8の回転数のインバータ制御が行われることにな
り、信号PENAは油圧ポンプ8の動作信号と読み代える。
【0050】まず、乗りかご1が停止しているとき、第
1の逆止弁12、第2の逆止弁14は共に閉じている。
そして下降運転の起動指令DCが出ると第2の逆止弁1
4に対する開放信号Vptがτds1 の時間遅れの後にオン
して第2の逆止弁14を開放し、第1の逆止弁12と第
2の逆止弁14との間にある油が油タンク10に流出し
始める。さらにτds2 の時間遅れの後、第1の逆止弁1
2に対する開放信号Vpcがオンして油圧シリンダ1側の
油が第1の逆止弁12を介して油タンク10へ流出す
る。この油の流れによって油圧ポンプ8が回転を始める
ため、時間遅れτds3 の後、油圧ポンプ8の動作信号PE
NAをオンする。この後、油圧ポンプ8の回転数をインバ
ータ制御することによって油の流量を制御し、乗りかご
1を速度制御する。
【0051】乗りかご1が目的階に到着して停止すると
下降制御指令DCがオフし、これに同期して油圧ポンプ
8の動作信号PENAがオフする。その後、停止ショックを
和らげると共に油圧ポンプ8と油圧シリンダ2の圧力を
等圧にするために時間遅れτde1 後に第1の逆止弁12
の開信号Vpcをオフし、さらに時間遅れτde2 後に第2
の逆止弁14の開信号Vptをオフする。
【0052】<<上昇運転>>乗りかご1の停止状態か
ら上昇運転を行う場合、第1の実施例と同じく図4のタ
イミングチャート及び図5のシーケンスにしたがった動
作制御が行われる。
【0053】まず、乗りかご1が停止しているとき、第
1の逆止弁12、第2の逆止弁14は共に閉じている。
そして上昇運転の起動指令UCが出ると第1の逆止弁1
2に対する開放信号Vpcがτus1 の時間遅れの後にオン
して第1の逆止弁12を開放し、さらにτus2 の時間遅
れの後、第2の逆止弁14に対する開放信号Vptがオン
して第2の逆止弁14を開放する。さらにτus3 の時間
遅れの後に油圧ポンプ8の動作信号PENAをオンする。こ
の時間遅れτus3 は油圧シリンダ2から油タンク10へ
の油の逆流を防止するためにできるだけ短くする必要が
ある。この結果、油圧ポンプ8の起動と共に油圧シリン
ダ2に油が流入するようになる。そこで制御装置20に
よって生成される速度パターンに基づき、油圧ポンプ8
の回転速度のインバータ制御を行うことによって油圧ポ
ンプ8からの油吐出量を制御し、この制御された流量の
油を油圧シリンダ2に供給することによってプランジャ
3を上昇させ、乗りかご1を上昇させる。
【0054】乗りかご1が目的階に到着して停止すると
上昇制御指令UCがオフし、これに同期して油圧ポンプ
8の動作信号PENAがオフする。その後、停止ショックを
和らげると共に油圧ポンプ8と油圧シリンダ2の圧力を
等圧にするために時間遅れτue1 後に第2の逆止弁14
の開信号Vptをオフし、さらに時間遅れτue2 後に第1
の逆止弁12の開信号Vpcをオフする。
【0055】<<停止制御>>乗りかごの停止状態を継
続する場合、第2の逆止弁14から油タンク10へリー
クする油の量によっては油圧シリンダ2側の圧力に比べ
て油圧ポンプ8側の圧力が低下することがあるが、第1
の実施例と同じく図6に示すタイミングチャートに基づ
いて配管6内の圧力の維持制御を行う。
【0056】第1の圧力センサ13、第2の圧力センサ
15それぞれによって油圧シリンダ2から第1の逆止弁
12までの圧力と第1の逆止弁12から第2の逆止弁1
4までの圧力とを監視しておき、それらに圧力差が発生
した場合には信号PEをオンし、時間遅れτps1 の後に
第2の逆止弁14の開放信号Vptをオンし、さらに時間
遅れτps2 の後に油圧ポンプ8の動作信号PENAをオン
し、油タンク10から油を配管6内に補充することによ
り油圧ポンプ8側の圧力を上昇させ、油圧シリンダ2側
の圧力と油圧ポンプ8側の圧力が等しくなるように制御
する。
【0057】そして第1、第2の圧力センサ13,15
間で圧力差がなくなれば信号PEをオフし、これに同期
して信号Vptと信号PENAを共にオフし、圧力制御動作を
停止する。
【0058】こうして、この第3の実施例の油圧エレベ
ータ装置では、油圧シリンダ2と油圧ポンプ8との間に
第1の逆止弁12を設け、また油圧ポンプ8と油タンク
10との間に第2の逆止弁14を設け、乗りかご1の停
止時に油圧シリンダ2側の圧力と油圧ポンプ8側の圧力
とが常に等圧になるように制御することにより、油圧ポ
ンプ8の再起動時に油圧シリンダ2側と油圧ポンプ8側
の圧力調整をしなくても振動を起こすことなく乗りかご
1を直ちに起動することができ、応答性の良い運転が可
能となる。
【0059】なお、上記実施例では第2の圧力センサ1
5を第1の逆止弁12と油圧ポンプ8との間に設置した
が、この第2の圧力センサ15は第1の逆止弁12と第
2の逆止弁14との間であればどこに設置してもよいも
のである。
【0060】図9は請求項4〜請求項6の発明の共通す
る他の実施例を示しており、この第4の実施例の油圧エ
レベータ装置では、第2の圧力センサ15を油圧ポンプ
8と第2の逆止弁14との間の位置に設置している。し
たがって、その他の構成は図8に示した第3の実施例と
同じである。
【0061】この第4の実施例においても、油圧シリン
ダ2側の圧力と油圧ポンプ8側の圧力とを監視し、その
圧力差が発生すると油圧ポンプ8を起動して油圧ポンプ
8側の圧力を上昇させて圧力差を補償することができ
る。
【0062】なお、請求項4の発明でも、逆止弁がリー
クが少ないものであり、あるいはそれほど厳密な等圧制
御を必要としないのであれば、圧力センサとポンプ電動
機による等圧制御機能を省略することができ、これによ
ってコストを低くすることができ、特に小規模ビルや個
人住宅に設置する場合に有利となる。
【0063】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
乗りかごの停止時に、弁制御装置によって第1の逆止弁
と第2の逆止弁の動作タイミングを調整することによっ
て油圧シリンダと第1の逆止弁との間の圧力と、流量制
御弁と第2の逆止弁との間の圧力とを等圧になるように
制御するようにしているので、停止時のショックを抑
え、また停止状態から再起動する際には油圧シリンダ側
と油圧ポンプ側との圧力が等しくなるように制御をしな
くてもよくなり、起動指令の発生から乗りかごが実際に
動き出すまでの時間遅れを少なくすることができ、応答
性を向上させることができる。
【0064】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の油圧エレベータ装置において、さらに停止中に油圧シ
リンダと第1の逆止弁との間の圧力と、流量制御弁と第
2の逆止弁との間の圧力とを等圧になるように圧力制御
装置によってポンプ電動機を制御するようにしているの
で、特に第2の逆止弁においてリークが発生するような
場合にも油圧ポンプ側の圧力を所定圧となるように維持
することができ、停止状態から再起動する際には油圧シ
リンダ側と油圧ポンプ側との圧力とが等しくなるように
制御をしなくてもよくなり、起動指令の発生から乗りか
ごが実際に動き出すまでの時間遅れをいっそう少なくす
ることができ、応答性をいっそう向上させることができ
る。
【0065】請求項3の発明によれば、請求項2の発明
の油圧エレベータ装置において、さらに油圧シリンダと
第1の逆止弁との間の圧力を検出する第1の圧力センサ
と、第1の逆止弁と第2の逆止弁との間の圧力を検出す
る第2の圧力センサとを備え、圧力制御装置が第1、第
2の圧力センサの圧力検出値に基づき等圧制御するよう
にしているので、油圧シリンダ側と油圧ポンプ側との圧
力を正確に等しくなるように制御することができる。
【0066】請求項4の発明によれば、乗りかごの停止
時に、弁制御装置によって第1の逆止弁と第2の逆止弁
の動作タイミングを調整することによって油圧シリンダ
と第1の逆止弁との間の圧力と、第1の逆止弁と第2の
逆止弁との間の圧力とを等圧になるように制御するよう
にしているので、停止時のショックを抑え、また停止状
態から再起動する際には油圧シリンダ側と油圧ポンプ側
との圧力が等しくなるように制御をしなくてもよくな
り、起動指令の発生から乗りかごが実際に動き出すまで
の時間遅れを少なくすることができ、応答性を向上させ
ることができる。
【0067】請求項5の発明によれば、請求項4の発明
の油圧エレベータ装置において、さらに停止中に油圧シ
リンダと第1の逆止弁との間の圧力と、第1の逆止弁と
第2の逆止弁との間の圧力とを等圧になるように圧力制
御装置によってポンプ電動機を制御するようにしている
ので、特に第2の逆止弁においてリークが発生するよう
な場合にも油圧ポンプ側の圧力を所定圧となるように維
持することができ、停止状態から再起動する際には油圧
シリンダ側と油圧ポンプ側との圧力とが等しくなるよう
に制御をしなくてもよくなり、起動指令の発生から乗り
かごが実際に動き出すまでの時間遅れをいっそう少なく
することができ、応答性をいっそう向上させることがで
きる。
【0068】請求項6の発明によれば、請求項5の発明
の油圧エレベータ装置において、さらに油圧シリンダと
第1の逆止弁との間の圧力を検出する第1の圧力センサ
と、第1の逆止弁と第2の逆止弁との間の圧力を検出す
る第2の圧力センサとを備え、圧力制御装置が第1、第
2の圧力センサの圧力検出値に基づき等圧制御するよう
にしているので、油圧シリンダ側と油圧ポンプ側との圧
力を正確に等しくなるように制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜請求項3の発明の共通する実施例の
系統図。
【図2】上記実施例の下降運転制御を示すタイミングチ
ャート。
【図3】上記実施例の下降運転制御を示すシーケンス
図。
【図4】上記実施例の上昇運転制御を示すタイミングチ
ャート。
【図5】上記実施例の上昇運転制御を示すシーケンス
図。
【図6】上記実施例の停止時の圧力制御を示すタイミン
グチャート。
【図7】請求項1〜請求項3の発明の共通する他の実施
例の系統図。
【図8】請求項4〜請求項6の発明の共通する実施例の
系統図。
【図9】請求項4〜請求項6の発明の共通する他の実施
例の系統図。
【符号の説明】
1 乗りかご 2 油圧シリンダ 3 プランジャ 4 プーリ 5 ロープ 6 配管 7 流量制御弁 8 油圧ポンプ 9 電動機 10 油タンク 11 制御装置 12 第1の逆止弁 13 第1の圧力センサ 14 第2の逆止弁 15 第2の圧力センサ 16 速度センサ 17 ガイドレール 18 リリーフ弁 19 インバータ装置 20 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 1/26 B66B 9/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗りかごを昇降させるための油圧シリン
    ダと、前記油圧シリンダに圧油を通過させる油圧ポンプ
    と、油を停留させるための油タンクと、前記乗りかごの
    上昇運転時に前記油圧ポンプによって油タンクから吸い
    上げられ、前記油圧シリンダに供給される油の流量、ま
    た前記乗りかごの下降運転時に前記油圧シリンダから油
    タンクへ還流される油の流量を制御する流量制御弁と、
    前記油圧ポンプを駆動するポンプ電動機とを備えて成る
    流量制御方式の油圧エレベータ装置において、 前記油圧シリンダと油圧ポンプとの間の配管途上に設置
    された第1の逆止弁と、 前記油タンクと油圧ポンプとの間の配管途上に設置され
    た第2の逆止弁と、 停止時に前記油圧シリンダと第1の逆止弁との間の圧力
    と前記第1の逆止弁と第2の逆止弁との間の圧力とを等
    圧になるように前記第1、第2の逆止弁の動作タイミン
    グを制御する弁制御装置とを備えて成る油圧エレベータ
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の油圧エレベータ装置にお
    いて、さらに、停止中に前記油圧シリンダと第1の逆止
    弁との間の圧力と前記第1の逆止弁と第2の逆止弁との
    間の圧力とを等圧になるように前記ポンプ電動機を制御
    する圧力制御装置を備えて成る油圧エレベータ装置。
  3. 【請求項3】 前記油圧シリンダと第1の逆止弁との間
    の圧力を検出する第1の圧力センサと、前記第1の逆止
    弁と第2の逆止弁との間の圧力を検出する第2の圧力セ
    ンサとを備え、前記圧力制御装置が前記第1、第2の圧
    力センサの圧力検出値に基づき等圧制御するようにして
    成る請求項2記載の油圧エレベータ装置。
  4. 【請求項4】 乗りかごを昇降させるための油圧シリン
    ダと、前記油圧シリンダに圧油を通過させる油圧ポンプ
    と、油を停留させるための油タンクと、前記油圧ポンプ
    を駆動するポンプ電動機と、前記ポンプ電動機の可変速
    制御を行うインバータ装置とを備えて成る回転数制御方
    式の油圧エレベータ装置において、 前記油圧シリンダと油圧ポンプとの間の配管途上に設置
    された第1の逆止弁と、 前記油タンクと油圧ポンプとの間の配管途上に設置され
    た第2の逆止弁と、 停止時に前記油圧シリンダと第1の逆止弁との間の圧力
    と前記第1の逆止弁と第2の逆止弁との間の圧力とを等
    圧になるように前記第1、第2の逆止弁の動作タイミン
    グを制御する弁制御装置とを備えて成る油圧エレベータ
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の油圧エレベータ装置にお
    いて、さらに、停止中に前記油圧シリンダと第1の逆止
    弁との間の圧力と前記第1の逆止弁と第2の逆止弁との
    間の圧力とを等圧になるように前記ポンプ電動機を制御
    する圧力制御装置を備えて成る油圧エレベータ装置。
  6. 【請求項6】 前記油圧シリンダと第1の逆止弁との間
    の圧力を検出する第1の圧力センサと、前記第1の逆止
    弁と第2の逆止弁との間の圧力を検出する第2の圧力セ
    ンサとを備え、前記圧力制御装置が前記第1、第2の圧
    力センサの圧力検出値に基づき等圧制御するようにして
    成る請求項5記載の油圧エレベータ装置。
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