JP3266978B2 - 脱酸素剤用包装体 - Google Patents
脱酸素剤用包装体Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品や医薬品などの包
装材料中に封入して使用する脱酸素剤を収納した脱酸素
剤用包装体に関するものである。
装材料中に封入して使用する脱酸素剤を収納した脱酸素
剤用包装体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】食品や医薬品などで、その保存雰囲気中
に酸素の存在が好ましくない品物を保存する場合には、
ガスバリヤ性を有する包装材料中に、その品物と脱酸素
剤を共存させて密封する方法が、以前から行われてい
た。その脱酸素剤は、酸素を吸収する性質をもつ組成物
であり、鉄粉又は鉄化合物を主剤とする無機系のもの
と、アスコルビン酸塩やカテコールなどの複合炭水化物
を用いた有機系のものとがあり、現在は、安全性や酸素
吸収率及びコストなどから、鉄系化合物を主剤とするも
のが主流となっている。また、脱酸素剤は、その機能を
発現する方法によって、雰囲気湿度が高い場合のみ反応
する高水分食品を対象とした湿度依存型と、雰囲気湿度
に関係なく反応を開始する中低水分食品を対象とした自
己反応型とに分類される。
に酸素の存在が好ましくない品物を保存する場合には、
ガスバリヤ性を有する包装材料中に、その品物と脱酸素
剤を共存させて密封する方法が、以前から行われてい
た。その脱酸素剤は、酸素を吸収する性質をもつ組成物
であり、鉄粉又は鉄化合物を主剤とする無機系のもの
と、アスコルビン酸塩やカテコールなどの複合炭水化物
を用いた有機系のものとがあり、現在は、安全性や酸素
吸収率及びコストなどから、鉄系化合物を主剤とするも
のが主流となっている。また、脱酸素剤は、その機能を
発現する方法によって、雰囲気湿度が高い場合のみ反応
する高水分食品を対象とした湿度依存型と、雰囲気湿度
に関係なく反応を開始する中低水分食品を対象とした自
己反応型とに分類される。
【0003】そして、脱酸素剤は、通常、通気性を有す
る小さな包装体に入れられて使用されており、その包装
体の材料は、脱酸素剤がその脱酸素能力を十分に発現さ
せる通気性を有したものでなければならず、例えば、紙
と有孔ポリエチレンフィルムとを積層させたものや、有
孔プラスチックフィルムと紙と有孔ポリエチレンフィル
ムとを積層したものなどが用いられていた。
る小さな包装体に入れられて使用されており、その包装
体の材料は、脱酸素剤がその脱酸素能力を十分に発現さ
せる通気性を有したものでなければならず、例えば、紙
と有孔ポリエチレンフィルムとを積層させたものや、有
孔プラスチックフィルムと紙と有孔ポリエチレンフィル
ムとを積層したものなどが用いられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、脱酸素
剤は、その脱酸素能力の発現を開始するのが、包装材料
中に食品や医薬品などの脱酸素対象物と共に封入される
時点であることが望ましく、封入以前に脱酸素能力の発
現が開始されると、封入以降の酸素吸収量の低下の原因
となる。従って、保存時に脱酸素能力が発現されないよ
うに、前述の湿度依存型のものは、水蒸気バリヤ性を有
する包装材料で、自己反応型のものは、ガスバリヤ性を
有する包装材料で、脱酸素剤を収納した包装体の上から
二重に包装保存されていた。この従来の方法では、保存
しようとする食品や医薬品の包装材料中に脱酸素剤を封
入する時に、脱酸素剤の二重の包装体の外装を開封して
挿入するが、包装材料中に挿入されてから包装材料が密
封されるまでの時間の管理が必要となって来る。また、
使用後に残った脱酸素剤については、再度二重包装して
保管しなければならず、さらには、紙/有孔ポリエチレ
ン構成ような脱酸素剤用包装体においては、脱酸素剤の
微粒子が、包装体の外部に漏れる可能性や、高湿度の雰
囲気中での使用に際しては、水分による脱酸素剤の成分
の滲み出しなど留意すべき点が多く、その取扱いが煩雑
であった。本発明の脱酸素剤用包装体は、脱酸素剤の保
存時に、包装体をバリヤ性を有する包装材料で二重包装
する必要がなく、使用時には、速やかに脱酸素剤の脱酸
素能力を発現する脱酸素剤用包装体を提供するものであ
る。
剤は、その脱酸素能力の発現を開始するのが、包装材料
中に食品や医薬品などの脱酸素対象物と共に封入される
時点であることが望ましく、封入以前に脱酸素能力の発
現が開始されると、封入以降の酸素吸収量の低下の原因
となる。従って、保存時に脱酸素能力が発現されないよ
うに、前述の湿度依存型のものは、水蒸気バリヤ性を有
する包装材料で、自己反応型のものは、ガスバリヤ性を
有する包装材料で、脱酸素剤を収納した包装体の上から
二重に包装保存されていた。この従来の方法では、保存
しようとする食品や医薬品の包装材料中に脱酸素剤を封
入する時に、脱酸素剤の二重の包装体の外装を開封して
挿入するが、包装材料中に挿入されてから包装材料が密
封されるまでの時間の管理が必要となって来る。また、
使用後に残った脱酸素剤については、再度二重包装して
保管しなければならず、さらには、紙/有孔ポリエチレ
ン構成ような脱酸素剤用包装体においては、脱酸素剤の
微粒子が、包装体の外部に漏れる可能性や、高湿度の雰
囲気中での使用に際しては、水分による脱酸素剤の成分
の滲み出しなど留意すべき点が多く、その取扱いが煩雑
であった。本発明の脱酸素剤用包装体は、脱酸素剤の保
存時に、包装体をバリヤ性を有する包装材料で二重包装
する必要がなく、使用時には、速やかに脱酸素剤の脱酸
素能力を発現する脱酸素剤用包装体を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の脱酸素剤用包装
体は、図1に示すように、酸素透過度が、1,000c
c/m2 ・day・atm以上であるプラスチックフィ
ルム(11)の片面に、厚さ300〜1,500Åの酸
化マグネシウムの薄膜層(12)を形成し、他面には、
酸素透過度が3,000cc/m2 ・day・atm以
上のヒートシール性を有する樹脂層(13)を形成した
積層体(10)を用い、図2に示したように、その樹脂
層面同士を重ね合わせて、周縁部をシートヒール法など
で熱融着(21)して密封した包装体内に、脱酸素剤
(30)を収納したことを特徴とする脱酸素剤用包装体
(20)である。
体は、図1に示すように、酸素透過度が、1,000c
c/m2 ・day・atm以上であるプラスチックフィ
ルム(11)の片面に、厚さ300〜1,500Åの酸
化マグネシウムの薄膜層(12)を形成し、他面には、
酸素透過度が3,000cc/m2 ・day・atm以
上のヒートシール性を有する樹脂層(13)を形成した
積層体(10)を用い、図2に示したように、その樹脂
層面同士を重ね合わせて、周縁部をシートヒール法など
で熱融着(21)して密封した包装体内に、脱酸素剤
(30)を収納したことを特徴とする脱酸素剤用包装体
(20)である。
【0006】上述のプラスチックフィルム上に形成され
た酸化マグネシウムの薄膜層は、酸素や水蒸気に対する
バリヤ性が優れているが、高湿度の状態、熱、及び圧力
や揉みなどの物理的外力によって、そのバリヤ特性が劣
化するものである。従って、酸化マグネシウム薄膜層を
片面に形成したプラスチックフィルムを用いて、酸化マ
グネシウム薄膜層面を外側にして包装した本発明の脱酸
素剤用包装体は、保管時には、包装体の高いバリヤ性に
よって、収納されている脱酸素剤の脱酸素能力の発現が
抑制されるが、使用時には、外面に形成された酸化マグ
ネシウム薄膜層に水分や熱や物理的力を加えることによ
って、そのバリヤ性が劣化し、包装体内の脱酸素剤の脱
酸素能力を発現することが出来る。上記の水分とは、脱
酸素の対象となる食品が含む水分のことであり、熱と
は、密封後に殺菌などの目的で行われる熱処理のことで
あり、そして、物理的力とは、機械的な揉みなどの外力
のことである。
た酸化マグネシウムの薄膜層は、酸素や水蒸気に対する
バリヤ性が優れているが、高湿度の状態、熱、及び圧力
や揉みなどの物理的外力によって、そのバリヤ特性が劣
化するものである。従って、酸化マグネシウム薄膜層を
片面に形成したプラスチックフィルムを用いて、酸化マ
グネシウム薄膜層面を外側にして包装した本発明の脱酸
素剤用包装体は、保管時には、包装体の高いバリヤ性に
よって、収納されている脱酸素剤の脱酸素能力の発現が
抑制されるが、使用時には、外面に形成された酸化マグ
ネシウム薄膜層に水分や熱や物理的力を加えることによ
って、そのバリヤ性が劣化し、包装体内の脱酸素剤の脱
酸素能力を発現することが出来る。上記の水分とは、脱
酸素の対象となる食品が含む水分のことであり、熱と
は、密封後に殺菌などの目的で行われる熱処理のことで
あり、そして、物理的力とは、機械的な揉みなどの外力
のことである。
【0007】また、酸化マグネシウムの薄膜層の膜厚
は、300〜1,500Åであるが、300Å以下の場
合には、脱酸素剤の保存中に、脱酸素剤の脱酸素能力を
抑制するのに十分な酸素バリヤ性が得られず、1,50
0Å以上の場合には、酸化マグネシウムの薄膜層の劣化
後のバリヤ性の低下が十分でなく、脱酸素剤の脱酸素能
力を発現させるのに十分な酸素透過性が得られない。脱
酸素剤の保存中に、脱酸素剤の脱酸素能力を十分に抑制
し、しかも、使用時には、速やかに脱酸素剤の脱酸素能
力を発現させるための、酸化マグネシウムの薄膜層の好
ましい膜厚は、500Å前後である。
は、300〜1,500Åであるが、300Å以下の場
合には、脱酸素剤の保存中に、脱酸素剤の脱酸素能力を
抑制するのに十分な酸素バリヤ性が得られず、1,50
0Å以上の場合には、酸化マグネシウムの薄膜層の劣化
後のバリヤ性の低下が十分でなく、脱酸素剤の脱酸素能
力を発現させるのに十分な酸素透過性が得られない。脱
酸素剤の保存中に、脱酸素剤の脱酸素能力を十分に抑制
し、しかも、使用時には、速やかに脱酸素剤の脱酸素能
力を発現させるための、酸化マグネシウムの薄膜層の好
ましい膜厚は、500Å前後である。
【0008】また、プラスチックフィルムは、酸素透過
度が1,000cc/m2 ・day・atm以上のプラ
スチックフィルムであるが、具体的には、二軸延伸ポリ
プロピレンフィルム、二軸延伸ポリエチレンフィルムな
どが使用される。酸素透過度が1,000cc/m2 ・
day・atm以下のプラスチックフィルムを用いる
と、脱酸素剤の使用時において、酸化マグネシウムの薄
膜層が劣化しても、従来の包装体に収納された脱酸素剤
と同等以上の脱酸素能力の発現が得られない。
度が1,000cc/m2 ・day・atm以上のプラ
スチックフィルムであるが、具体的には、二軸延伸ポリ
プロピレンフィルム、二軸延伸ポリエチレンフィルムな
どが使用される。酸素透過度が1,000cc/m2 ・
day・atm以下のプラスチックフィルムを用いる
と、脱酸素剤の使用時において、酸化マグネシウムの薄
膜層が劣化しても、従来の包装体に収納された脱酸素剤
と同等以上の脱酸素能力の発現が得られない。
【0009】また、ヒートシール性を有する樹脂層は、
酸素透過度が3,000cc/m2・day・atm以
上に形成するが、酸素透過度が3,000cc/m2 ・
day・atm以下の樹脂層では、脱酸素剤の使用時
に、酸化マグネシウムの薄膜層が劣化しても、包装体に
収納された脱酸素剤の脱酸素能力が速やかに発現するの
に十分な酸素透過性が得られない。そして、この樹脂層
を構成層中に設けた目的は、製袋する時のヒートシール
性を付与することであり、その酸素透過性は、高いほど
好ましく、一定間隔に孔を設けた有孔フィルムを積層し
ても良い。さらに、プラスチックフィルムとヒートシー
ル性を有する樹脂層との間に、印刷層を設けても良い
が、酸化マグネシウムの薄膜層への印刷は、バリヤ性の
劣化を招き易いため、好ましくない。
酸素透過度が3,000cc/m2・day・atm以
上に形成するが、酸素透過度が3,000cc/m2 ・
day・atm以下の樹脂層では、脱酸素剤の使用時
に、酸化マグネシウムの薄膜層が劣化しても、包装体に
収納された脱酸素剤の脱酸素能力が速やかに発現するの
に十分な酸素透過性が得られない。そして、この樹脂層
を構成層中に設けた目的は、製袋する時のヒートシール
性を付与することであり、その酸素透過性は、高いほど
好ましく、一定間隔に孔を設けた有孔フィルムを積層し
ても良い。さらに、プラスチックフィルムとヒートシー
ル性を有する樹脂層との間に、印刷層を設けても良い
が、酸化マグネシウムの薄膜層への印刷は、バリヤ性の
劣化を招き易いため、好ましくない。
【0010】そして、包装体の最外層に酸化マグネシウ
ムの薄膜層を形成したのは、脱酸素剤の使用時に、収納
された脱酸素剤が速やかに脱酸素能力を発現するよう
に、水分や熱や物理的力の影響を受け易くするためであ
る。また、本発明の脱酸素剤包装体は、使用時に、速や
かに脱酸素能力の発現を得るために、機械的揉みなどの
物理的力を図2に示した酸化マグネシウムの薄膜層(1
2)上に与える必要がある。酸化マグネシウムは、水分
や熱によっても劣化し、脱酸素能力の発現が招かれるた
め、食品を代表とする脱酸素対象物の水分による劣化
や、密封後の殺菌などを目的とした熱処理の熱による劣
化によっても、脱酸素能力の発現は起こり得るが、確実
性において、機械的な揉みを与える方法が最も望まし
い。
ムの薄膜層を形成したのは、脱酸素剤の使用時に、収納
された脱酸素剤が速やかに脱酸素能力を発現するよう
に、水分や熱や物理的力の影響を受け易くするためであ
る。また、本発明の脱酸素剤包装体は、使用時に、速や
かに脱酸素能力の発現を得るために、機械的揉みなどの
物理的力を図2に示した酸化マグネシウムの薄膜層(1
2)上に与える必要がある。酸化マグネシウムは、水分
や熱によっても劣化し、脱酸素能力の発現が招かれるた
め、食品を代表とする脱酸素対象物の水分による劣化
や、密封後の殺菌などを目的とした熱処理の熱による劣
化によっても、脱酸素能力の発現は起こり得るが、確実
性において、機械的な揉みを与える方法が最も望まし
い。
【0011】また、酸化マグネシウムの薄膜層をプラス
チックフィルム表面に形成する方法は、公知の蒸着加工
方法、例えば、抵抗加熱法、高周波誘導加熱法、電子ビ
ーム加熱法、電子衝撃加熱法、フラッシュ蒸着、レーザ
ー蒸着などの真空蒸着法や、イオンビームスパッタ、マ
グネトロンスパッタなどのスパッタリング法や、イオン
プレーティング法などのいずれの方法でも適用可能であ
る。
チックフィルム表面に形成する方法は、公知の蒸着加工
方法、例えば、抵抗加熱法、高周波誘導加熱法、電子ビ
ーム加熱法、電子衝撃加熱法、フラッシュ蒸着、レーザ
ー蒸着などの真空蒸着法や、イオンビームスパッタ、マ
グネトロンスパッタなどのスパッタリング法や、イオン
プレーティング法などのいずれの方法でも適用可能であ
る。
【0012】また、積層体の積層方法は、ドライラミネ
ーション、ノンソルベントラミネーション、エクストル
ージョンラミネーション、ウエットラミネーションなど
いずれの方法を適用しても良い。
ーション、ノンソルベントラミネーション、エクストル
ージョンラミネーション、ウエットラミネーションなど
いずれの方法を適用しても良い。
【0013】そして、本発明の脱酸素剤用包装体は、鉄
系、次亜硫酸ナトリウム系、有機系など、いずれの型の
脱酸素剤に対しても有効であり、収納する脱酸素剤の限
定はない。
系、次亜硫酸ナトリウム系、有機系など、いずれの型の
脱酸素剤に対しても有効であり、収納する脱酸素剤の限
定はない。
【0014】
【作用】本発明の脱酸素剤用包装体は、通気性を有する
プラスチックフィルムの片面に酸化マグネシウムの薄膜
層を形成し、他面に通気性とヒートシール性を有する樹
脂層を形成した積層体を用いて、その酸化マグネシウム
の薄膜層を外面として製袋し、脱酸素剤を収納して密封
したものであり、脱酸素剤の保存時には、包装体の外面
に形成されている酸化マグネシウムの薄膜層の酸素バリ
ヤ性によって、収納されている脱酸素剤の脱酸素能力は
発現しないが、脱酸素剤の使用時に、包装体の外面に形
成されている酸化マグネシウムの薄膜層のバリヤ性を水
分や熱や物理的力を加えることによって劣化させると、
包装体の酸素透過度が大きくなるため、収納されている
脱酸素剤の脱酸素能力が速やかに発現する。
プラスチックフィルムの片面に酸化マグネシウムの薄膜
層を形成し、他面に通気性とヒートシール性を有する樹
脂層を形成した積層体を用いて、その酸化マグネシウム
の薄膜層を外面として製袋し、脱酸素剤を収納して密封
したものであり、脱酸素剤の保存時には、包装体の外面
に形成されている酸化マグネシウムの薄膜層の酸素バリ
ヤ性によって、収納されている脱酸素剤の脱酸素能力は
発現しないが、脱酸素剤の使用時に、包装体の外面に形
成されている酸化マグネシウムの薄膜層のバリヤ性を水
分や熱や物理的力を加えることによって劣化させると、
包装体の酸素透過度が大きくなるため、収納されている
脱酸素剤の脱酸素能力が速やかに発現する。
【0015】
<実施例1>まず、酸素透過性が、3,000cc/m
2 ・day・atmの延伸ポリプロピレンフィルムの片
面に、電子ビーム加熱法により真空蒸着して、厚さ50
0Åの酸化マグネシウムの薄膜層を形成し、他面には、
低密度ポリエチレンをエクストルージョンラミネーショ
ン法で15μmの厚さで積層して、酸素透過度が7,0
00cc/m2 ・day・atmのヒートシール性を有
した樹脂層を形成して、酸化マグネシウムの薄膜層/延
伸ポリプロピレンフィルム層/低密度ポリエチレン層構
成の積層体を作製した。次に、この積層体を用いて、酸
化マグネシウムの薄膜層を外側にして低密度ポリエチレ
ン層同士を重ね合わせて、その周縁部をヒートシール法
で熱融着して、100×80mmの大きさの四角形状の
三方シール袋を作製した。この三方シール袋の開口部か
ら、脱酸素剤(凸版印刷株式会社製;鮮度保持剤FD−
500)を挿入し、その開口部を熱融着して密封して、
脱酸素剤を収納した本実施例の脱酸素剤用包装体を作製
した。
2 ・day・atmの延伸ポリプロピレンフィルムの片
面に、電子ビーム加熱法により真空蒸着して、厚さ50
0Åの酸化マグネシウムの薄膜層を形成し、他面には、
低密度ポリエチレンをエクストルージョンラミネーショ
ン法で15μmの厚さで積層して、酸素透過度が7,0
00cc/m2 ・day・atmのヒートシール性を有
した樹脂層を形成して、酸化マグネシウムの薄膜層/延
伸ポリプロピレンフィルム層/低密度ポリエチレン層構
成の積層体を作製した。次に、この積層体を用いて、酸
化マグネシウムの薄膜層を外側にして低密度ポリエチレ
ン層同士を重ね合わせて、その周縁部をヒートシール法
で熱融着して、100×80mmの大きさの四角形状の
三方シール袋を作製した。この三方シール袋の開口部か
ら、脱酸素剤(凸版印刷株式会社製;鮮度保持剤FD−
500)を挿入し、その開口部を熱融着して密封して、
脱酸素剤を収納した本実施例の脱酸素剤用包装体を作製
した。
【0016】<実施例2>まず、酸素透過性が、3,0
00cc/m2 ・day・atmの延伸ポリプロピレン
フィルムの片面に、電子ビーム加熱法により真空蒸着し
て、厚さ500Åの酸化マグネシウムの薄膜層を形成
し、他面には、25μmの有孔ポリエチレンフィルム
(開孔径0.2mm,開孔率1.0%)をドライラミネ
ーション法で積層して、ヒートシール性を有した樹脂層
を形成して、酸化マグネシウムの薄膜層/延伸ポリプロ
ピレンフィルム層/有孔ポリエチレンフィルム層構成の
積層体を作製した。次に、この積層体を用いて、酸化マ
グネシウムの薄膜層を外側にして有孔ポリエチレンフィ
ルム層同士を重ね合わせて、その周縁部をヒートシール
法で熱融着して、100×80mmの大きさの四角形状
の三方シール袋を作製した。この三方シール袋の開口部
から、脱酸素剤(凸版印刷株式会社製;鮮度保持剤FD
−500)を挿入し、その開口部を熱融着して密封し
て、脱酸素剤を収納した本実施例の脱酸素剤用包装体を
作製した。
00cc/m2 ・day・atmの延伸ポリプロピレン
フィルムの片面に、電子ビーム加熱法により真空蒸着し
て、厚さ500Åの酸化マグネシウムの薄膜層を形成
し、他面には、25μmの有孔ポリエチレンフィルム
(開孔径0.2mm,開孔率1.0%)をドライラミネ
ーション法で積層して、ヒートシール性を有した樹脂層
を形成して、酸化マグネシウムの薄膜層/延伸ポリプロ
ピレンフィルム層/有孔ポリエチレンフィルム層構成の
積層体を作製した。次に、この積層体を用いて、酸化マ
グネシウムの薄膜層を外側にして有孔ポリエチレンフィ
ルム層同士を重ね合わせて、その周縁部をヒートシール
法で熱融着して、100×80mmの大きさの四角形状
の三方シール袋を作製した。この三方シール袋の開口部
から、脱酸素剤(凸版印刷株式会社製;鮮度保持剤FD
−500)を挿入し、その開口部を熱融着して密封し
て、脱酸素剤を収納した本実施例の脱酸素剤用包装体を
作製した。
【0017】<比較例1>不織布層/有孔ポリエチレン
フィルム層構成の積層体を用いて、100×80mmの
大きさの四角形状の三方シール袋を作製し、開口部から
脱酸素剤(凸版印刷株式会社製;鮮度保持剤FD−50
0)を挿入し、その開口部を熱融着して密封して、脱酸
素剤を収納した本比較例の脱酸素剤用包装体を作製し
た。
フィルム層構成の積層体を用いて、100×80mmの
大きさの四角形状の三方シール袋を作製し、開口部から
脱酸素剤(凸版印刷株式会社製;鮮度保持剤FD−50
0)を挿入し、その開口部を熱融着して密封して、脱酸
素剤を収納した本比較例の脱酸素剤用包装体を作製し
た。
【0018】<比較例2>実施例1における酸化マグネ
シウムの薄膜層の厚みを、500Åから200Åに減じ
て、100×80mmの大きさの四角形状の脱酸素剤を
収納した本比較例の脱酸素剤用包装体を作製した。
シウムの薄膜層の厚みを、500Åから200Åに減じ
て、100×80mmの大きさの四角形状の脱酸素剤を
収納した本比較例の脱酸素剤用包装体を作製した。
【0019】<比較例3>実施例1における酸化マグネ
シウムの薄膜層の厚みを、500Åから2,000Åに
増加して、100×80mmの大きさの四角形状の脱酸
素剤を収納した本比較例の脱酸素剤用包装体を作製し
た。
シウムの薄膜層の厚みを、500Åから2,000Åに
増加して、100×80mmの大きさの四角形状の脱酸
素剤を収納した本比較例の脱酸素剤用包装体を作製し
た。
【0020】<比較例4>実施例1における酸素透過性
が3,000cc/m2 ・day・atmの延伸ポリプ
ロピレンフィルムを、酸素透過性が120cc/m2 ・
day・atmの延伸ポリエステルフィルムに替えて、
100×80mmの大きさの四角形状の脱酸素剤を収納
した本比較例の脱酸素剤用包装体を作製した。
が3,000cc/m2 ・day・atmの延伸ポリプ
ロピレンフィルムを、酸素透過性が120cc/m2 ・
day・atmの延伸ポリエステルフィルムに替えて、
100×80mmの大きさの四角形状の脱酸素剤を収納
した本比較例の脱酸素剤用包装体を作製した。
【0021】<比較例5>実施例1における酸素透過度
が7,000cc/m2 ・day・atmで厚さが15
μmの低密度ポリエチレン層からなるヒートシール性を
有した樹脂層を、酸素透過度が2,500cc/m2 ・
day・atmで厚さが60μmのポリプロピレン層か
らなるヒートシール性を有した樹脂層に替えて、100
×80mmの大きさの四角形状の脱酸素剤を収納した本
比較例の脱酸素剤用包装体を作製した。
が7,000cc/m2 ・day・atmで厚さが15
μmの低密度ポリエチレン層からなるヒートシール性を
有した樹脂層を、酸素透過度が2,500cc/m2 ・
day・atmで厚さが60μmのポリプロピレン層か
らなるヒートシール性を有した樹脂層に替えて、100
×80mmの大きさの四角形状の脱酸素剤を収納した本
比較例の脱酸素剤用包装体を作製した。
【0022】<包装体の特性評価>次に、脱酸素剤を収
納した7種類の作製した脱酸素剤用包装体の特性を比較
評価した。まず、実施例1及び2と比較例1〜5の脱酸
素剤を収納した脱酸素剤用包装体を、25°C・60%
RHの雰囲気中に1週間放置した後、比較例1以外の包
装体は外面の酸化マグネシウムの薄膜層に機械的な揉み
を加え、比較例1の包装体はそのまま、ポリ塩化ビニリ
デンコートポリエステルフィルム/ポリエチレン層構成
の積層体よりなる高いバリヤ性を有する袋中に、空気5
00ccと水5ccを含ませた脱脂綿と共に挿入した
後、その袋を密封した。この袋中の酸素濃度を4時間毎
に測定し、酸素濃度が0.1%以下になるのに要する時
間を求め、その時間から、脱酸素剤を収納した脱酸素剤
用包装体の酸素吸収速度を調べた。この評価結果を、表
1に示す。
納した7種類の作製した脱酸素剤用包装体の特性を比較
評価した。まず、実施例1及び2と比較例1〜5の脱酸
素剤を収納した脱酸素剤用包装体を、25°C・60%
RHの雰囲気中に1週間放置した後、比較例1以外の包
装体は外面の酸化マグネシウムの薄膜層に機械的な揉み
を加え、比較例1の包装体はそのまま、ポリ塩化ビニリ
デンコートポリエステルフィルム/ポリエチレン層構成
の積層体よりなる高いバリヤ性を有する袋中に、空気5
00ccと水5ccを含ませた脱脂綿と共に挿入した
後、その袋を密封した。この袋中の酸素濃度を4時間毎
に測定し、酸素濃度が0.1%以下になるのに要する時
間を求め、その時間から、脱酸素剤を収納した脱酸素剤
用包装体の酸素吸収速度を調べた。この評価結果を、表
1に示す。
【0023】表1を見ると、脱酸素剤を収納した本発明
の脱酸素剤用包装体である実施例1及び2の包装体は、
外面の酸化マグネシウムの薄膜層を、機械的な揉みを加
えてバリヤ性を劣化すると、脱酸素剤用包装体内に酸素
が透過し易くなるため、収納された脱酸素剤の脱酸素能
力が速やかに発現した。これに反して、比較例の5種類
の脱酸素剤用包装体は、収納された脱酸素剤の脱酸素能
力の発現状態が悪かった。使用する積層体の構成が、従
来の脱酸素剤用包装体と同様で、二重包装しなかった比
較例1の脱酸素剤用包装体に収納された脱酸素剤は、脱
酸素能力の発現が認められなかった。酸化マグネシウム
の薄膜層の厚みを、本発明の脱酸素剤用包装体より薄く
した比較例2は、バリヤ性が低下し、保管時に、収納さ
れた脱酸素剤が、包装体を透過してくる酸素により既に
消費されているため、使用時の収納された脱酸素剤の脱
酸素能力が低下していた。逆に、酸化マグネシウムの薄
膜層の厚みを、本発明の脱酸素剤用包装体より厚くした
比較例3は、酸化マグネシウムの薄膜層に、機械的な揉
みを加えても、バリヤ性の劣化が不十分であり、収納さ
れた脱酸素剤は、脱酸素能力の発現が認められなかっ
た。また、本発明に係わるプラスチックフィルムより酸
素透過性が低いプラスチックフィルムを使用した比較例
4と本発明に係わるヒートシール性を有した樹脂層より
酸素透過性が低いヒートシール性を有した樹脂層を使用
した比較例5とも、収納された脱酸素剤の酸素吸収速度
が非常に遅かった。
の脱酸素剤用包装体である実施例1及び2の包装体は、
外面の酸化マグネシウムの薄膜層を、機械的な揉みを加
えてバリヤ性を劣化すると、脱酸素剤用包装体内に酸素
が透過し易くなるため、収納された脱酸素剤の脱酸素能
力が速やかに発現した。これに反して、比較例の5種類
の脱酸素剤用包装体は、収納された脱酸素剤の脱酸素能
力の発現状態が悪かった。使用する積層体の構成が、従
来の脱酸素剤用包装体と同様で、二重包装しなかった比
較例1の脱酸素剤用包装体に収納された脱酸素剤は、脱
酸素能力の発現が認められなかった。酸化マグネシウム
の薄膜層の厚みを、本発明の脱酸素剤用包装体より薄く
した比較例2は、バリヤ性が低下し、保管時に、収納さ
れた脱酸素剤が、包装体を透過してくる酸素により既に
消費されているため、使用時の収納された脱酸素剤の脱
酸素能力が低下していた。逆に、酸化マグネシウムの薄
膜層の厚みを、本発明の脱酸素剤用包装体より厚くした
比較例3は、酸化マグネシウムの薄膜層に、機械的な揉
みを加えても、バリヤ性の劣化が不十分であり、収納さ
れた脱酸素剤は、脱酸素能力の発現が認められなかっ
た。また、本発明に係わるプラスチックフィルムより酸
素透過性が低いプラスチックフィルムを使用した比較例
4と本発明に係わるヒートシール性を有した樹脂層より
酸素透過性が低いヒートシール性を有した樹脂層を使用
した比較例5とも、収納された脱酸素剤の酸素吸収速度
が非常に遅かった。
【0024】
【表1】
【0025】
【発明の効果】本発明の脱酸素剤用包装体を使用する
と、脱酸素剤の保存時に、従来の脱酸素剤用包装体のよ
うに、包装体をバリヤ性を有する包装材料で二重包装す
る必要がなく、包装体の外面に形成されている酸化マグ
ネシウムの薄膜層の酸素バリヤ性によって、収納する脱
酸素剤の脱酸素能力を十分に抑制し、しかも、脱酸素剤
の使用時には、包装体の外面に形成されている酸化マグ
ネシウムの薄膜層を水分や熱や物理的力を加えることに
よって酸素バリヤ性を劣化させると、包装体内に酸素が
透過し、収納した脱酸素剤の脱酸素能力が速やかに発現
する。
と、脱酸素剤の保存時に、従来の脱酸素剤用包装体のよ
うに、包装体をバリヤ性を有する包装材料で二重包装す
る必要がなく、包装体の外面に形成されている酸化マグ
ネシウムの薄膜層の酸素バリヤ性によって、収納する脱
酸素剤の脱酸素能力を十分に抑制し、しかも、脱酸素剤
の使用時には、包装体の外面に形成されている酸化マグ
ネシウムの薄膜層を水分や熱や物理的力を加えることに
よって酸素バリヤ性を劣化させると、包装体内に酸素が
透過し、収納した脱酸素剤の脱酸素能力が速やかに発現
する。
【図1】本発明に係わる一実施例の積層体の断面図であ
る。
る。
【図2】脱酸素剤を収納した、本発明の一実施例の脱酸
素剤用包装体の断面図である。
素剤用包装体の断面図である。
10……積層体 11……プラスチックフィルム 12……酸化マグネシウムの薄膜層 13……ヒートシール性を有する樹脂層 20……脱酸素剤用包装体 21……熱融着部 30……脱酸素剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−218865(JP,A) 特開 平5−33122(JP,A) 特開 平5−3776(JP,A) 特開 平2−261639(JP,A) 特開 平1−176069(JP,A) 特開 昭60−49934(JP,A) 特開 昭53−117684(JP,A) 実開 平2−126825(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00 B65D 85/50
Claims (1)
- 【請求項1】酸素透過度が、1,000cc/m2 ・d
ay・atm以上であるプラスチックフィルムの片面
に、厚さ300〜1,500Åの酸化マグネシウムの薄
膜層を形成し、他面には、酸素透過度が3,000cc
/m2 ・day・atm以上のヒートシール性を有する
樹脂層を形成した積層体を用い、その樹脂層面同士を重
ね合わせて、周縁部を熱融着して密封した包装体内に、
脱酸素剤を収納したことを特徴とする脱酸素剤用包装
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10437093A JP3266978B2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 脱酸素剤用包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10437093A JP3266978B2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 脱酸素剤用包装体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06312478A JPH06312478A (ja) | 1994-11-08 |
JP3266978B2 true JP3266978B2 (ja) | 2002-03-18 |
Family
ID=14378917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10437093A Expired - Fee Related JP3266978B2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 脱酸素剤用包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3266978B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040096950A (ko) * | 2004-10-11 | 2004-11-17 | 황경숙 | 식품저장장치 및 방법 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53117684A (en) * | 1977-03-24 | 1978-10-14 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | Absorbing sheet for oxygen gas |
JPS6049934A (ja) * | 1983-08-29 | 1985-03-19 | 積水化学工業株式会社 | 防湿性を有する透明プラスチック |
JPH01176069A (ja) * | 1987-12-29 | 1989-07-12 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 蒸着フィルム |
JPH079634Y2 (ja) * | 1989-03-29 | 1995-03-08 | 凸版印刷株式会社 | 透明防湿包装材 |
JP2682124B2 (ja) * | 1989-03-31 | 1997-11-26 | 凸版印刷株式会社 | 透明バリアフィルムの製造方法 |
JP3139509B2 (ja) * | 1990-10-15 | 2001-03-05 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 加熱処理食品包装体 |
JPH0533122A (ja) * | 1991-07-26 | 1993-02-09 | Toppan Printing Co Ltd | 蒸着フイルム |
CA2092968C (en) * | 1992-08-27 | 2003-03-25 | Cryovac, Inc. | Multi-layered thermoplastic packaging film with improved oxygen permeability |
-
1993
- 1993-04-30 JP JP10437093A patent/JP3266978B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040096950A (ko) * | 2004-10-11 | 2004-11-17 | 황경숙 | 식품저장장치 및 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06312478A (ja) | 1994-11-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |