JP3211497B2 - 記録再生装置 - Google Patents
記録再生装置Info
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- JP3211497B2 JP3211497B2 JP19179493A JP19179493A JP3211497B2 JP 3211497 B2 JP3211497 B2 JP 3211497B2 JP 19179493 A JP19179493 A JP 19179493A JP 19179493 A JP19179493 A JP 19179493A JP 3211497 B2 JP3211497 B2 JP 3211497B2
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- Japan
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- tape
- reel
- gear
- reel base
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な記録再生装置に関
する。詳しくは、記録媒体テープの両端が各別に止着さ
れかつ巻装された供給側テープリールと巻取側テープリ
ールとの間の間隔がそれぞれ異なる2つの大きさの異な
るテープカセットが装着可能で、上記2つのテープリー
ルに各別に係合する2つのリール台を2つの位置で移動
するようにした記録再生装置において、リール台専用の
モータを使用せずに、キャプスタンモーター等の既存の
モーターでリール台を回転させる間接駆動を可能とし、
小形化、軽量化、低コスト化を図ることが出来る新規な
記録再生装置を提供しようとするものである。
する。詳しくは、記録媒体テープの両端が各別に止着さ
れかつ巻装された供給側テープリールと巻取側テープリ
ールとの間の間隔がそれぞれ異なる2つの大きさの異な
るテープカセットが装着可能で、上記2つのテープリー
ルに各別に係合する2つのリール台を2つの位置で移動
するようにした記録再生装置において、リール台専用の
モータを使用せずに、キャプスタンモーター等の既存の
モーターでリール台を回転させる間接駆動を可能とし、
小形化、軽量化、低コスト化を図ることが出来る新規な
記録再生装置を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】記録媒体テープの両端が各別に止着され
かつ巻装された供給側テープリールと巻取側テープリー
ルとの間の間隔がそれぞれ異なる2つの大きさの異なる
テープカセットが装着可能で、テープリールに係合する
リール台を2つの位置で移動するようにした記録再生装
置がある。
かつ巻装された供給側テープリールと巻取側テープリー
ルとの間の間隔がそれぞれ異なる2つの大きさの異なる
テープカセットが装着可能で、テープリールに係合する
リール台を2つの位置で移動するようにした記録再生装
置がある。
【0003】リール台を2つの位置で移動させるため、
各リール台に専用のモーターを備えている。
各リール台に専用のモーターを備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の記録
再生装置のように、各リール台に専用のモーターを備え
たのでは、リール台を支持した部材の大きさや重量が増
大するという問題がある。
再生装置のように、各リール台に専用のモーターを備え
たのでは、リール台を支持した部材の大きさや重量が増
大するという問題がある。
【0005】また、その機構が複雑になるという問題が
ある。
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明記録再生装置は、
上記した課題を解決するために、記録媒体テープの両端
が各別に止着されかつ巻装された供給側テープリールと
巻取側テープリールとの間の間隔がそれぞれ異なる2つ
の大きさの異なるテープカセットが装着可能で、上記2
つのテープリールに各別に係合する2つのリール台を2
つの位置で移動するようにした記録再生装置であって、
リール台を駆動する駆動ギヤはメカデッキ部に回動自在
に支持された揺動アーム上に回転可能に支持されてお
り、該駆動ギヤは各リール台と同軸上に設けられた被駆
動ギヤのうちの一と選択的に噛合するようにされてお
り、上記揺動アームの回動軸は供給側リール台が移動で
きる2つの位置間の略垂直二等分線と巻取側リール台が
移動できる2つの位置間の略垂直二等分線とが交差する
点上に設けられ、上記駆動ギヤを駆動することによって
リール台を回転させるようにしたものである。
上記した課題を解決するために、記録媒体テープの両端
が各別に止着されかつ巻装された供給側テープリールと
巻取側テープリールとの間の間隔がそれぞれ異なる2つ
の大きさの異なるテープカセットが装着可能で、上記2
つのテープリールに各別に係合する2つのリール台を2
つの位置で移動するようにした記録再生装置であって、
リール台を駆動する駆動ギヤはメカデッキ部に回動自在
に支持された揺動アーム上に回転可能に支持されてお
り、該駆動ギヤは各リール台と同軸上に設けられた被駆
動ギヤのうちの一と選択的に噛合するようにされてお
り、上記揺動アームの回動軸は供給側リール台が移動で
きる2つの位置間の略垂直二等分線と巻取側リール台が
移動できる2つの位置間の略垂直二等分線とが交差する
点上に設けられ、上記駆動ギヤを駆動することによって
リール台を回転させるようにしたものである。
【0007】
【作用】従って、本発明記録再生装置にあっては、リー
ル台が2つの位置のどちらにあっても、リール台に設け
られた被駆動ギヤは駆動ギヤと噛合可能な状態にあるの
で、他のモーターの駆動力を駆動ギヤに伝達してリール
台を駆動することが出来るので、リール台専用のモータ
ーを不要にすることが出来、少なくとも、2つのリール
台に対して1個のリール台用モーターで足りるようにす
ることが出来る。そのため、装置の構造が複雑にならな
いとともに、装置の薄型化、小型化にも寄与する。
ル台が2つの位置のどちらにあっても、リール台に設け
られた被駆動ギヤは駆動ギヤと噛合可能な状態にあるの
で、他のモーターの駆動力を駆動ギヤに伝達してリール
台を駆動することが出来るので、リール台専用のモータ
ーを不要にすることが出来、少なくとも、2つのリール
台に対して1個のリール台用モーターで足りるようにす
ることが出来る。そのため、装置の構造が複雑にならな
いとともに、装置の薄型化、小型化にも寄与する。
【0008】
【実施例】以下に、本発明記録再生装置の詳細を図示し
た実施例に従って説明する。
た実施例に従って説明する。
【0009】先ず、本発明記録再生装置に使用する大小
2つのテープカセットについてその概要を説明する。
2つのテープカセットについてその概要を説明する。
【0010】1は大テープカセットであり、2はそのカ
セットケースである。
セットケースである。
【0011】カセットケース2は上方から見て横長の長
方形をした扁平の箱状をしており、その前面の左右両端
部にテープ出口3、3が形成され、また、該テープ出口
3と3との間に前方と下方に開口したマウス部4が形成
されている。
方形をした扁平の箱状をしており、その前面の左右両端
部にテープ出口3、3が形成され、また、該テープ出口
3と3との間に前方と下方に開口したマウス部4が形成
されている。
【0012】カセットケース2内には磁気テープ5の両
端部が止着されかつ巻装されたテープリール6、6′が
回転可能に収納されており、これらテープリール6、
6′のハブ7、7にはその下端に開口したリール台係合
穴7a、7aが形成され、これらリール台係合穴7a、
7aはカセットケース2の底面壁に形成された図示しな
いリール台挿通孔を通して外部に臨んでいる。
端部が止着されかつ巻装されたテープリール6、6′が
回転可能に収納されており、これらテープリール6、
6′のハブ7、7にはその下端に開口したリール台係合
穴7a、7aが形成され、これらリール台係合穴7a、
7aはカセットケース2の底面壁に形成された図示しな
いリール台挿通孔を通して外部に臨んでいる。
【0013】そして、磁気テープ5の一部は上記テープ
出口3、3からカセットケース2外に導出され、上記マ
ウス部4の前面に沿って位置されている。
出口3、3からカセットケース2外に導出され、上記マ
ウス部4の前面に沿って位置されている。
【0014】尚、その他、カセットケース2の前面部に
回動自在に支持されカセットケース2の前面に沿って架
け渡されている磁気テープ5の前面を開閉するフロント
リッド等が設けられているが、それらについては図示及
び説明を省略する。
回動自在に支持されカセットケース2の前面に沿って架
け渡されている磁気テープ5の前面を開閉するフロント
リッド等が設けられているが、それらについては図示及
び説明を省略する。
【0015】8は小テープカセットであり、9はそのカ
セットケースである。
セットケースである。
【0016】カセットケース9は上方から見て大テープ
カセット1のカセットケース2よりはかなり小さな横長
の長方形をした扁平の箱状をしており、テープ出口1
0、10、マウス部11等を有し、また、その中には磁
気テープ12を巻装したテープリール13、13′が収
納されている。尚、14、14はテープリール13、1
3′のハブ、14a、14aはハブ14、14の下端に
開口したリール台係合穴であり、このリール台係合穴1
4a、14aは大テープカセット1のテープリール6、
6′のリール台係合穴7a、7aと略同じ大きさをして
いる。
カセット1のカセットケース2よりはかなり小さな横長
の長方形をした扁平の箱状をしており、テープ出口1
0、10、マウス部11等を有し、また、その中には磁
気テープ12を巻装したテープリール13、13′が収
納されている。尚、14、14はテープリール13、1
3′のハブ、14a、14aはハブ14、14の下端に
開口したリール台係合穴であり、このリール台係合穴1
4a、14aは大テープカセット1のテープリール6、
6′のリール台係合穴7a、7aと略同じ大きさをして
いる。
【0017】15はビデオテープレコーダであり、上記
大小2種類のテープカセット1、8を使用することが出
来るいわゆるコンパチブルタイプのものである。
大小2種類のテープカセット1、8を使用することが出
来るいわゆるコンパチブルタイプのものである。
【0018】16、16′はリール台アームであり、そ
の基端部が基体となるメカシャーシ17の手前側寄りの
位置に左右に稍離間して回動軸16a、16′aによっ
て回動自在に支持されている。そして、リール台アーム
16、16′の回動端部にはリール台18、18′が回
転可能に支持されている。18a、18′aはリール台
18、18′の上面から突設されたリール係合軸であ
る。また、リール台18、18′の下端部には被駆動ギ
ヤ19、19′が一体的に設けられている。
の基端部が基体となるメカシャーシ17の手前側寄りの
位置に左右に稍離間して回動軸16a、16′aによっ
て回動自在に支持されている。そして、リール台アーム
16、16′の回動端部にはリール台18、18′が回
転可能に支持されている。18a、18′aはリール台
18、18′の上面から突設されたリール係合軸であ
る。また、リール台18、18′の下端部には被駆動ギ
ヤ19、19′が一体的に設けられている。
【0019】被駆動ギヤ19、19′は、後述するテン
ションギヤと噛合する大ギヤ19a、19′aと、駆動
ギヤと噛合する小ギヤ19b、19′bとが一体的に形
成されて成る。
ションギヤと噛合する大ギヤ19a、19′aと、駆動
ギヤと噛合する小ギヤ19b、19′bとが一体的に形
成されて成る。
【0020】20、20′は上記リール台アーム16、
16′の回動軸16a、16′aに回転自在に支持され
たテンションギヤであり、上記被駆動ギヤ19、19′
の19a、19′aと噛合されている。そして、テンシ
ョンギヤ20、20′はリール台アーム16、16′の
回動軸16a、16′aに支持されているので、リール
台アーム16、16′が回動してもリール台アーム1
6、16′に支持されている被駆動ギヤ19、19′と
の噛合が外れることはない。
16′の回動軸16a、16′aに回転自在に支持され
たテンションギヤであり、上記被駆動ギヤ19、19′
の19a、19′aと噛合されている。そして、テンシ
ョンギヤ20、20′はリール台アーム16、16′の
回動軸16a、16′aに支持されているので、リール
台アーム16、16′が回動してもリール台アーム1
6、16′に支持されている被駆動ギヤ19、19′と
の噛合が外れることはない。
【0021】また、供給側のテンションギヤ20には、
そのテンションギヤ20の下側にブレーキドラム20a
が一体的に設けられている。
そのテンションギヤ20の下側にブレーキドラム20a
が一体的に設けられている。
【0022】そして、リール台アーム16、16′は図
2に示す小カセット位置と図1に示す大カセット位置と
の間を回動される。そして、小カセット位置にあるとき
リール台18、18′の軸間距離が小テープカセット8
のテープリール13、13′の軸間距離と等しく、ま
た、大カセット位置にあるときリール台18、18′の
軸間距離が大テープカセット1のテープリール6、6′
の軸間距離と等しい。
2に示す小カセット位置と図1に示す大カセット位置と
の間を回動される。そして、小カセット位置にあるとき
リール台18、18′の軸間距離が小テープカセット8
のテープリール13、13′の軸間距離と等しく、ま
た、大カセット位置にあるときリール台18、18′の
軸間距離が大テープカセット1のテープリール6、6′
の軸間距離と等しい。
【0023】21は引出アームであり、その一端部がメ
カシャーシ17に回動自在に支持され、その他端部に引
出ガイド22が立設されている。そして、テープカセッ
ト1又は8が装着されるまでの間、即ち、初期状態で
は、図1及び図2に2点鎖線で示す初期位置にあり、磁
気テープ5又は12をカセットケース2又は9から引き
出してヘッドドラムに巻き付けるテープローディングを
行うときには、図2に示すようにリール台アーム16、
16′が小カセット位置にあるときは同図に示す第1の
引出位置まで回動し、図1に示すようにリール台アーム
16、16′が大カセット位置にあるときは同図に示す
第2の引出位置まで回動する。
カシャーシ17に回動自在に支持され、その他端部に引
出ガイド22が立設されている。そして、テープカセッ
ト1又は8が装着されるまでの間、即ち、初期状態で
は、図1及び図2に2点鎖線で示す初期位置にあり、磁
気テープ5又は12をカセットケース2又は9から引き
出してヘッドドラムに巻き付けるテープローディングを
行うときには、図2に示すようにリール台アーム16、
16′が小カセット位置にあるときは同図に示す第1の
引出位置まで回動し、図1に示すようにリール台アーム
16、16′が大カセット位置にあるときは同図に示す
第2の引出位置まで回動する。
【0024】23はメカシャーシ17の奥側の左右方向
における略中央部に設けられたヘッドドラムであり、固
定ドラムと回転ドラムを有し、回転ドラムには図示しな
い磁気ヘッドが支持されている。
における略中央部に設けられたヘッドドラムであり、固
定ドラムと回転ドラムを有し、回転ドラムには図示しな
い磁気ヘッドが支持されている。
【0025】24、24はテープローディングブロック
であり、それぞれローディングガイド25、25及び傾
斜ガイド26、26を有しており、メカシャーシ17に
形成されたガイド溝27、27に沿って移動され、上記
初期状態では図1及び図2に2点鎖線で示す初期位置に
あり、テープローディング時にヘッドドラム22の両脇
の稍奥側に位置したローディング完了位置まで移動され
る。
であり、それぞれローディングガイド25、25及び傾
斜ガイド26、26を有しており、メカシャーシ17に
形成されたガイド溝27、27に沿って移動され、上記
初期状態では図1及び図2に2点鎖線で示す初期位置に
あり、テープローディング時にヘッドドラム22の両脇
の稍奥側に位置したローディング完了位置まで移動され
る。
【0026】28はキャプスタンであり、キャプスタン
モーター29で回転され、ヘッドドラム23の右方へ稍
離間した位置でメカシャーシ17の上方へ突出してい
る。
モーター29で回転され、ヘッドドラム23の右方へ稍
離間した位置でメカシャーシ17の上方へ突出してい
る。
【0027】また、キャプスタンモーター29の出力軸
にはギヤ30が固定されている。
にはギヤ30が固定されている。
【0028】31はピンチローラアームであり、その基
端部がメカシャーシ17の中央より稍奥側の右側寄りの
位置に回動自在に支持されている。そして、その回動端
部にはピンチローラ32が回転自在に支持されている。
そして、ピンチローラアーム31は、上記初期状態では
図1及び図2に2点鎖線で示した初期位置に位置され、
再生又は記録を行うときは同図に実線で示すようにピン
チローラ32が磁気テープ5又は12を介してキャプス
タン28に圧着した圧着位置に移動される。
端部がメカシャーシ17の中央より稍奥側の右側寄りの
位置に回動自在に支持されている。そして、その回動端
部にはピンチローラ32が回転自在に支持されている。
そして、ピンチローラアーム31は、上記初期状態では
図1及び図2に2点鎖線で示した初期位置に位置され、
再生又は記録を行うときは同図に実線で示すようにピン
チローラ32が磁気テープ5又は12を介してキャプス
タン28に圧着した圧着位置に移動される。
【0029】33はテンションレギュレータアームであ
り、その一端よりある程度他端寄りの位置がメカシャー
シ17の中央より稍奥側の左側寄りの位置に回動自在に
支持されている。そして、該テンションレギュレータア
ーム33の他端部にはテンレギピン34が立設されてい
る。
り、その一端よりある程度他端寄りの位置がメカシャー
シ17の中央より稍奥側の左側寄りの位置に回動自在に
支持されている。そして、該テンションレギュレータア
ーム33の他端部にはテンレギピン34が立設されてい
る。
【0030】このようなテンションレギュレータアーム
33は上記初期状態では、図1及び図2に2点鎖線で示
す初期位置にあり、再生や記録時の動作時には初期位置
から反時計回り方向へ回動して磁気テープ5又は12を
カセットケース2又は9から引き出す。
33は上記初期状態では、図1及び図2に2点鎖線で示
す初期位置にあり、再生や記録時の動作時には初期位置
から反時計回り方向へ回動して磁気テープ5又は12を
カセットケース2又は9から引き出す。
【0031】テンションレギュレータアーム33は図示
しない弾発手段によって上方から見て反時計回り方向へ
の回動力を付勢されており、動作時には、磁気テープ5
又は12に内側から弾接するようになる。
しない弾発手段によって上方から見て反時計回り方向へ
の回動力を付勢されており、動作時には、磁気テープ5
又は12に内側から弾接するようになる。
【0032】35はバンド状のブレーキバンドであり、
その一端部はメカシャーシ17の中央部の左端近くの支
持部36に支持され、他端部はテンションレギュレータ
アーム33の一端部の支持部37に支持される。そし
て、ブレーキバンド35の中間の部分は供給側のテンシ
ョンギヤ20のブレーキドラム20aに巻き付けられて
いる。
その一端部はメカシャーシ17の中央部の左端近くの支
持部36に支持され、他端部はテンションレギュレータ
アーム33の一端部の支持部37に支持される。そし
て、ブレーキバンド35の中間の部分は供給側のテンシ
ョンギヤ20のブレーキドラム20aに巻き付けられて
いる。
【0033】そして、テープカセット1又は8がビデオ
テープレコーダー15のカセット装着位置に装着される
と、初期位置にある引出ガイド22、ローディングガイ
ド25、25、傾斜ガイド26、26、ピンチローラ3
2及びテンレギピン34がテープカセット1又は8のマ
ウス部4又は11内に相対的に挿入される。尚、大テー
プカセット1が装着されたときは大カセット位置にある
リール台18、18′のリール係合軸18a、18′a
がテープリール6、6′のリール台係合穴7a、7aに
係合され、小テープカセット8が装着されたときは小カ
セット位置にあるリール台18、18′のリール係合軸
18a、18′aがテープリール13、13′のリール
台係合穴14a、14aに係合される。
テープレコーダー15のカセット装着位置に装着される
と、初期位置にある引出ガイド22、ローディングガイ
ド25、25、傾斜ガイド26、26、ピンチローラ3
2及びテンレギピン34がテープカセット1又は8のマ
ウス部4又は11内に相対的に挿入される。尚、大テー
プカセット1が装着されたときは大カセット位置にある
リール台18、18′のリール係合軸18a、18′a
がテープリール6、6′のリール台係合穴7a、7aに
係合され、小テープカセット8が装着されたときは小カ
セット位置にあるリール台18、18′のリール係合軸
18a、18′aがテープリール13、13′のリール
台係合穴14a、14aに係合される。
【0034】それから、テープローディングブロック2
4、24がローディング完了位置へ移動され、引出ガイ
ド22が大テープカセット1の場合は図1に示す第2の
位置へ、また、小テープカセット8の場合は図2に示す
第1の位置へと移動され、これによって、磁気テープ5
又は12が所定のテープパスを通される。そして、再生
又は記録が為されるときはピンチローラ32が磁気テー
プ5又は12を挟んでキャプスタン28に圧着され、テ
ンションレギュレータアーム33が初期位置から反時計
回り方向へ回動されてテンレギピン34が磁気テープ5
又は12に内側から弾接される。
4、24がローディング完了位置へ移動され、引出ガイ
ド22が大テープカセット1の場合は図1に示す第2の
位置へ、また、小テープカセット8の場合は図2に示す
第1の位置へと移動され、これによって、磁気テープ5
又は12が所定のテープパスを通される。そして、再生
又は記録が為されるときはピンチローラ32が磁気テー
プ5又は12を挟んでキャプスタン28に圧着され、テ
ンションレギュレータアーム33が初期位置から反時計
回り方向へ回動されてテンレギピン34が磁気テープ5
又は12に内側から弾接される。
【0035】そして、ヘッドドラム23より供給側の磁
気テープ5又は12のテンションが小さくなるとテンシ
ョンレギュレータアーム33が上方からみて反時計回り
方向へ回動してその一端部の支持部37(ブレーキバン
ド35の支持部)がテンションギヤ20から遠くなる方
へ移動するので、ブレーキバンド35がテンションギヤ
20のブレーキドラム20aを締め付け、これによっ
て、磁気テープ5又は12のテンションが高くされる。
気テープ5又は12のテンションが小さくなるとテンシ
ョンレギュレータアーム33が上方からみて反時計回り
方向へ回動してその一端部の支持部37(ブレーキバン
ド35の支持部)がテンションギヤ20から遠くなる方
へ移動するので、ブレーキバンド35がテンションギヤ
20のブレーキドラム20aを締め付け、これによっ
て、磁気テープ5又は12のテンションが高くされる。
【0036】また、ヘッドドラム23より供給側の磁気
テープ5又は12のテンションが大きくなるとテンショ
ンレギュレータアーム33が上方からみて時計回り方向
へ回動してその一端部の支持部37がテンションギヤ2
0に近づく方へ移動するので、ブレーキバンド35のテ
ンションギヤ20のブレーキドラム20aに対する締付
けが弱くなり、これによって、磁気テープ5又は12の
テンションが小さくされる。
テープ5又は12のテンションが大きくなるとテンショ
ンレギュレータアーム33が上方からみて時計回り方向
へ回動してその一端部の支持部37がテンションギヤ2
0に近づく方へ移動するので、ブレーキバンド35のテ
ンションギヤ20のブレーキドラム20aに対する締付
けが弱くなり、これによって、磁気テープ5又は12の
テンションが小さくされる。
【0037】尚、テンションギヤ20′には図示しない
リミッタ機構が設けられており、該リミッタ機構は、ヘ
ッドドラム23より巻取側の磁気テープ5又は12に適
当な負荷を与えるように設けられている。
リミッタ機構が設けられており、該リミッタ機構は、ヘ
ッドドラム23より巻取側の磁気テープ5又は12に適
当な負荷を与えるように設けられている。
【0038】38は首振りアームであり、その前端部が
メカシャーシ17の前端部に回動軸38aにより回動自
在に支持されており、その回動端部に首振りギヤ39が
回転自在に支持されている。尚、この首振りギヤ39が
被駆動ギヤ19、19′に駆動力を伝える駆動ギヤであ
る。
メカシャーシ17の前端部に回動軸38aにより回動自
在に支持されており、その回動端部に首振りギヤ39が
回転自在に支持されている。尚、この首振りギヤ39が
被駆動ギヤ19、19′に駆動力を伝える駆動ギヤであ
る。
【0039】また、首振りアーム38の回動軸38a
は、2つのリール台がそれぞれ移動できる2つの位置間
を垂直二等分した線が交差した点上に設けられているの
で、大テープカセット使用時、小テープカセット使用時
の何れにおいても駆動ギヤ39は被駆動ギヤ19又は1
9′に対して同様に噛合する。
は、2つのリール台がそれぞれ移動できる2つの位置間
を垂直二等分した線が交差した点上に設けられているの
で、大テープカセット使用時、小テープカセット使用時
の何れにおいても駆動ギヤ39は被駆動ギヤ19又は1
9′に対して同様に噛合する。
【0040】そして、首振りアーム38の回動軸38a
にはプーリ40が回転自在に支持されており、該プーリ
40にはギヤ41が一体に設けられており、該ギヤ41
は上記駆動ギヤ39と噛合されている。
にはプーリ40が回転自在に支持されており、該プーリ
40にはギヤ41が一体に設けられており、該ギヤ41
は上記駆動ギヤ39と噛合されている。
【0041】尚、プーリ40と首振りアーム38との間
には摩擦部材が介在され、また、プーリ40に一体のギ
ヤ41と駆動ギヤ39との間には図示しないトルクリミ
ッター機構が介在されている。
には摩擦部材が介在され、また、プーリ40に一体のギ
ヤ41と駆動ギヤ39との間には図示しないトルクリミ
ッター機構が介在されている。
【0042】42は上記キャプスタンモータ29に近接
してメカシャーシ17に回転自在に支持されたプーリで
あり、該プーリ42には一体にギヤ43が形成されてお
り、該ギヤ43がキャプスタンモータ29の出力軸に固
定された前記ギヤ30と噛合されている。
してメカシャーシ17に回転自在に支持されたプーリで
あり、該プーリ42には一体にギヤ43が形成されてお
り、該ギヤ43がキャプスタンモータ29の出力軸に固
定された前記ギヤ30と噛合されている。
【0043】44はメカシャーシ17の右端側の前後方
向における略中間の位置に回転自在に支持されたプーリ
であり、該プーリ44と上記プーリ42とにベルト45
が架け渡されている。
向における略中間の位置に回転自在に支持されたプーリ
であり、該プーリ44と上記プーリ42とにベルト45
が架け渡されている。
【0044】そして、プーリ44にはこれより大径のプ
ーリ46が一体に形成されている。そして、このプーリ
46と上記首振りアーム38の回動軸38aに回転自在
に支持されたプーリ40とにベルト47が架け渡されて
いる。
ーリ46が一体に形成されている。そして、このプーリ
46と上記首振りアーム38の回動軸38aに回転自在
に支持されたプーリ40とにベルト47が架け渡されて
いる。
【0045】しかして、キャプスタンモータ29が回転
すると、プーリ42、ベルト45、プーリ44、46、
ベルト47を介してプーリ40が回転される。
すると、プーリ42、ベルト45、プーリ44、46、
ベルト47を介してプーリ40が回転される。
【0046】プーリ40が回転すると、これと首振りア
ーム38との間の摩擦により首振りアーム38がプーリ
40の回転方向に応じた方向へ回動する。即ち、プーリ
40が時計回り方向へ回転すると、首振りアーム38は
時計回り方向へと回動し、プーリ40が反時計回り方向
へ回転すると、首振りアーム38は反時計回り方向へと
回動する。
ーム38との間の摩擦により首振りアーム38がプーリ
40の回転方向に応じた方向へ回動する。即ち、プーリ
40が時計回り方向へ回転すると、首振りアーム38は
時計回り方向へと回動し、プーリ40が反時計回り方向
へ回転すると、首振りアーム38は反時計回り方向へと
回動する。
【0047】また、プーリ40が回転すると、このプー
リ40と一体的なギヤ41と噛合している駆動ギヤ39
が回転する。
リ40と一体的なギヤ41と噛合している駆動ギヤ39
が回転する。
【0048】従って、プーリ40が反時計回り方向へ回
転すると、駆動ギヤ39は時計回り方向へと回転し、そ
して、首振りアーム38の反時計回り方向への回動によ
ってリール台18の下端部に一体に設けられた被駆動ギ
ヤ19と噛合し、該被駆動ギヤ19を反時計回り方向へ
と回転せしめる。また、プーリ40が時計回り方向へ回
転すると、駆動ギヤ39は反時計回り方向へと回転し、
そして、首振りアーム38の時計回り方向への回動によ
って被駆動ギヤ19′と噛合し、該被駆動ギヤ19′を
時計回り方向へと回転せしめる。
転すると、駆動ギヤ39は時計回り方向へと回転し、そ
して、首振りアーム38の反時計回り方向への回動によ
ってリール台18の下端部に一体に設けられた被駆動ギ
ヤ19と噛合し、該被駆動ギヤ19を反時計回り方向へ
と回転せしめる。また、プーリ40が時計回り方向へ回
転すると、駆動ギヤ39は反時計回り方向へと回転し、
そして、首振りアーム38の時計回り方向への回動によ
って被駆動ギヤ19′と噛合し、該被駆動ギヤ19′を
時計回り方向へと回転せしめる。
【0049】そして、駆動ギヤ39、39′によって被
駆動ギヤ19、19′が回転され、これによって、リー
ル台18、18′が所定の方向へ回転される。
駆動ギヤ19、19′が回転され、これによって、リー
ル台18、18′が所定の方向へ回転される。
【0050】図5に示す点Aは、首振りアーム38の回
動軸38aの軸心の位置を示している。
動軸38aの軸心の位置を示している。
【0051】点B、点B′及び点C、点C′は、リール
台アーム16、16′に支持された被駆動ギヤ19、1
9′の回転中心の位置を示しており、点B、B′は被駆
動ギヤ19、19′が大カセット位置にあるときの回転
中心の位置を示し、点C、C′は被駆動ギヤ19、1
9′が小カセット位置にあるときの回転中心の位置を示
している。
台アーム16、16′に支持された被駆動ギヤ19、1
9′の回転中心の位置を示しており、点B、B′は被駆
動ギヤ19、19′が大カセット位置にあるときの回転
中心の位置を示し、点C、C′は被駆動ギヤ19、1
9′が小カセット位置にあるときの回転中心の位置を示
している。
【0052】そして、点Aは、線分BCの垂直二等分線
Dと、線分B′C′の垂直二等分線D′とが交差した点
上に設けられている。
Dと、線分B′C′の垂直二等分線D′とが交差した点
上に設けられている。
【0053】上記したように、首振りアーム38の回動
軸38aの軸心は点A上に位置しているので、該首振り
アーム38に支持された駆動ギヤ39と被駆動ギヤ19
との噛合又は被駆動ギヤ19′との噛合は、該被駆動ギ
ヤ19、19′の軸心が大カセット位置(点B、B′)
及び小カセット位置点(C、C′)のどちらに位置して
いても略同じ条件で為される。
軸38aの軸心は点A上に位置しているので、該首振り
アーム38に支持された駆動ギヤ39と被駆動ギヤ19
との噛合又は被駆動ギヤ19′との噛合は、該被駆動ギ
ヤ19、19′の軸心が大カセット位置(点B、B′)
及び小カセット位置点(C、C′)のどちらに位置して
いても略同じ条件で為される。
【0054】一例として、被駆動ギヤ19が大カセット
位置にある場合と小カセット位置にある場合とにおける
駆動ギヤ39と被駆動ギヤ19との噛合状態を図5に示
す。
位置にある場合と小カセット位置にある場合とにおける
駆動ギヤ39と被駆動ギヤ19との噛合状態を図5に示
す。
【0055】点Eは大カセット位置にあるときの駆動ギ
ヤ39の軸心の位置を示し、点E′は小カセット位置に
あるときの駆動ギヤ39(二点鎖線で示す)の軸心の位
置を示す。
ヤ39の軸心の位置を示し、点E′は小カセット位置に
あるときの駆動ギヤ39(二点鎖線で示す)の軸心の位
置を示す。
【0056】角度∠BAEと角度∠CAE′とは同一と
なり、従って、駆動ギヤ39は、被駆動ギヤ19が大カ
セット位置及び小カセット位置のどちらに位置していて
も該被駆動ギヤ19に対して略同一の係合状態で駆動力
を伝達できる。
なり、従って、駆動ギヤ39は、被駆動ギヤ19が大カ
セット位置及び小カセット位置のどちらに位置していて
も該被駆動ギヤ19に対して略同一の係合状態で駆動力
を伝達できる。
【0057】尚、本発明の実施に当たって、首振りアー
ム38の回動軸38aは、上記した点A上にぴたりと一
致させて設けることは必ずしも必要でなく、点Aの近傍
であれば良い。
ム38の回動軸38aは、上記した点A上にぴたりと一
致させて設けることは必ずしも必要でなく、点Aの近傍
であれば良い。
【0058】48はメカシャーシ17の後部の左端部に
支持されたローディングモーターであり、このローディ
ングモーター48の回転が図示しないギヤ列によってテ
ープローディングブロック24、24等のテープローデ
ィング部材を駆動させ磁気テープ5や12を所定のパス
を通るようにするテープローディングを行う。
支持されたローディングモーターであり、このローディ
ングモーター48の回転が図示しないギヤ列によってテ
ープローディングブロック24、24等のテープローデ
ィング部材を駆動させ磁気テープ5や12を所定のパス
を通るようにするテープローディングを行う。
【0059】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明記録再生装置は、記録媒体テープの両端が各
別に止着されかつ巻装された供給側テープリールと巻取
側テープリールとの間の間隔がそれぞれ異なる2つの大
きさの異なるテープカセットが装着可能で、上記2つの
テープリールに各別に係合する2つのリール台を2つの
位置で移動するようにした記録再生装置であって、リー
ル台を駆動する駆動ギヤはメカデッキ部に回動自在に支
持された揺動アーム上に回転可能に支持されており、該
駆動ギヤは各リール台と同軸上に設けられた被駆動ギヤ
のうちの一と選択的に噛合するようにされており、上記
揺動アームの回動軸は供給側リール台が移動できる2つ
の位置間の略垂直二等分線と巻取側リール台が移動でき
る2つの位置間の略垂直二等分線とが交差する点上に設
けられ、上記駆動ギヤを駆動することによってリール台
を回転させるようにしたことを特徴とする。
に、本発明記録再生装置は、記録媒体テープの両端が各
別に止着されかつ巻装された供給側テープリールと巻取
側テープリールとの間の間隔がそれぞれ異なる2つの大
きさの異なるテープカセットが装着可能で、上記2つの
テープリールに各別に係合する2つのリール台を2つの
位置で移動するようにした記録再生装置であって、リー
ル台を駆動する駆動ギヤはメカデッキ部に回動自在に支
持された揺動アーム上に回転可能に支持されており、該
駆動ギヤは各リール台と同軸上に設けられた被駆動ギヤ
のうちの一と選択的に噛合するようにされており、上記
揺動アームの回動軸は供給側リール台が移動できる2つ
の位置間の略垂直二等分線と巻取側リール台が移動でき
る2つの位置間の略垂直二等分線とが交差する点上に設
けられ、上記駆動ギヤを駆動することによってリール台
を回転させるようにしたことを特徴とする。
【0060】従って、本発明記録再生装置にあっては、
リール台が2つの位置のどちらにあっても、リール台に
設けられた被駆動ギヤは駆動ギヤと噛合可能な状態にあ
るので、他のモーターの駆動力を駆動ギヤに伝達してリ
ール台を駆動することが出来るので、リール台専用のモ
ーターを不要にすることが出来、少なくとも、2つのリ
ール台に対して1個のリール台用モーターで足りるよう
にすることが出来る。そのため、装置の構造が複雑にな
らないとともに、装置の薄型化、小型化にも寄与する。
リール台が2つの位置のどちらにあっても、リール台に
設けられた被駆動ギヤは駆動ギヤと噛合可能な状態にあ
るので、他のモーターの駆動力を駆動ギヤに伝達してリ
ール台を駆動することが出来るので、リール台専用のモ
ーターを不要にすることが出来、少なくとも、2つのリ
ール台に対して1個のリール台用モーターで足りるよう
にすることが出来る。そのため、装置の構造が複雑にな
らないとともに、装置の薄型化、小型化にも寄与する。
【0061】尚、上記実施例に示した各部の具体的構造
乃至は形状は、何れも、本発明の実施に当たっての具体
化のほんの一例を示したものにすぎず。これらによって
本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならない。
乃至は形状は、何れも、本発明の実施に当たっての具体
化のほんの一例を示したものにすぎず。これらによって
本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならない。
【図1】本発明記録再生装置の実施の一例を示すもの
で、大テープカセットを装着した状態を大テープカセッ
トを水平断面にして示す平面図である。
で、大テープカセットを装着した状態を大テープカセッ
トを水平断面にして示す平面図である。
【図2】小テープカセットを装着した状態を小テープカ
セットを水平断面にして示す平面図である。
セットを水平断面にして示す平面図である。
【図3】大テープカセット使用時の要部を示す平面図で
ある。
ある。
【図4】小テープカセット使用時の要部を示す平面図で
ある。
ある。
【図5】首振りアームに支持された駆動ギヤとリール台
アームに支持された被駆動ギヤの位置関係を示す平面図
である。
アームに支持された被駆動ギヤの位置関係を示す平面図
である。
1 大テープカセット(テープカセット) 5 磁気テープ(記録媒体テープ) 6 テープリール(供給側テープリール) 6′ テープリール(巻取側テープリール) 8 小テープカセット(テープカセット) 12 磁気テープ(記録媒体テープ) 13 テープリール(供給側テープリール) 13′ テープリール(巻取側テープリール) 15 ビデオテープレコーダ(記録再生装置) 16、16′ リール台アーム(回動アーム) 17 メカシャーシ(メカデッキ部) 18、18′ リール台 19、19′ 被駆動ギヤ 29 キャプスタンモータ 38 首振りアーム(揺動アーム) 39 駆動ギヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋元 勝司 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 高瀬 昌毅 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−151656(JP,A) 特開 平4−364260(JP,A) 特開 平4−49558(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/32 G11B 15/43 G11B 15/26
Claims (3)
- 【請求項1】 記録媒体テープの両端が各別に止着され
かつ巻装された供給側テープリールと巻取側テープリー
ルとの間の間隔がそれぞれ異なる2つの大きさの異なる
テープカセットが装着可能で、上記2つのテープリール
に各別に係合する2つのリール台を2つの位置で移動す
るようにした記録再生装置であって、リール台を駆動す
る駆動ギヤはメカデッキ部に回動自在に支持された揺動
アーム上に回転可能に支持されており、該駆動ギヤは各
リール台と同軸上に設けられた被駆動ギヤのうちの一と
選択的に噛合するようにされており、上記揺動アームの
回動軸は供給側リール台が移動できる2つの位置間の略
垂直二等分線と巻取側リール台が移動できる2つの位置
間の略垂直二等分線とが交差する点上に設けられ、上記
駆動ギヤを駆動することによってリール台を回転させる
ようにしたことを特徴とする記録再生装置。 - 【請求項2】 リール台はメカデッキ部に回動自在に支
持された回動アーム上に回転可能に支持されており、該
一の回動アームの回動軸上に前記被駆動ギヤと噛合した
テンションギヤが設けられており、該テンションギヤに
ブレーキドラムが形成され、該ブレーキドラムにテンシ
ョンレギュレータの動作に伴い作動するブレーキバンド
が巻回されたことを特徴とする請求項1に記載の記録再
生装置。 - 【請求項3】 揺動アームに支持された駆動ギヤがキャ
プスタンモータによって駆動されることを特徴とする請
求項1又は請求項2に記載の記録再生装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19179493A JP3211497B2 (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 記録再生装置 |
KR1019940015899A KR100298631B1 (ko) | 1993-07-07 | 1994-07-04 | 기록재생장치 |
EP94401567A EP0633574B1 (en) | 1993-07-07 | 1994-07-07 | Recording and reproducing apparatus |
DE69429217T DE69429217T2 (de) | 1993-07-07 | 1994-07-07 | Aufnahme- und Wiedergabegerät |
US08/799,265 US5992781A (en) | 1993-07-07 | 1997-02-13 | Indirect drive mechanism for recording and reproducing apparatus capable of accomodating different size cassettes |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19179493A JP3211497B2 (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0729249A JPH0729249A (ja) | 1995-01-31 |
JP3211497B2 true JP3211497B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=16280653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19179493A Expired - Lifetime JP3211497B2 (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3211497B2 (ja) |
-
1993
- 1993-07-07 JP JP19179493A patent/JP3211497B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0729249A (ja) | 1995-01-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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