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JPH06168512A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

Info

Publication number
JPH06168512A
JPH06168512A JP4340987A JP34098792A JPH06168512A JP H06168512 A JPH06168512 A JP H06168512A JP 4340987 A JP4340987 A JP 4340987A JP 34098792 A JP34098792 A JP 34098792A JP H06168512 A JPH06168512 A JP H06168512A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel
tape
gear
brake
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4340987A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Uetake
昭浩 上竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP4340987A priority Critical patent/JPH06168512A/ja
Publication of JPH06168512A publication Critical patent/JPH06168512A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気テープの両端が各別に止着されかつ巻装
された2つのテープリールの間の間隔がそれぞれ異なる
2つの大きさの異なるテープカセットが装着可能で、上
記2つのテープリールに各別に係合する2つのリール台
を2つの位置で移動するようにした記録再生装置におい
て、リール台専用のモータを使用せずに、キャプスタン
モーター等の既存のモーターでリール台を回転させる間
接駆動を可能とし、小形化、軽量化、低コスト化を図
る。 【構成】 リール台16、16´の移動をメカデッキ部
に設けられた支点16a、16´aの周りに回転移動す
ることによって行い、上記支点と同軸状に設けた駆動ギ
ヤ37、37´をリール台に設けられた被駆動ギヤ1
9、19´と噛合させ、上記駆動ギヤを駆動することに
よってリール台を回転させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な記録再生装置に関
する。詳しくは、記録媒体テープの両端が各別に止着さ
れかつ巻装された供給側テープリールと巻取側テープリ
ールとの間の間隔がそれぞれ異なる2つの大きさの異な
るテープカセットが装着可能で、上記2つのテープリー
ルに各別に係合する2つのリール台を2つの位置で移動
するようにした記録再生装置において、リール台専用の
モータを使用せずに、キャプスタンモーター等の既存の
モーターでリール台を回転させる間接駆動を可能とし、
小形化、軽量化、低コスト化を図ることが出来る新規な
記録再生装置を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】記録媒体テープの両端が各別に止着され
かつ巻装された供給側テープリールと巻取側テープリー
ルとの間の間隔がそれぞれ異なる2つの大きさの異なる
テープカセットが装着可能で、テープリールに係合する
リール台を2つの位置で移動するようにした記録再生装
置がある。
【0003】リール台を2つの位置で移動させるため、
各リール台に専用のモーターを備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の記録
再生装置のように、各リール台に専用のモーターを備え
たのでは、リール台を支持した部材の大きさや重量が増
大するという問題がある。
【0005】また、その機構が複雑になるという問題が
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明記録再生装置は、
上記した課題を解決するために、記録媒体テープの両端
が各別に止着されかつ巻装された供給側テープリールと
巻取側テープリールとの間の間隔がそれぞれ異なる2つ
の大きさの異なるテープカセットが装着可能で、上記2
つのテープリールに各別に係合する2つのリール台を2
つの位置で移動するようにした記録再生装置であって、
上記リール台の移動をメカデッキ部に設けられた支点の
周りに回転移動することによって行い、上記支点と同軸
状に設けた駆動ギヤをリール台に設けられた被駆動ギヤ
と噛合させ、上記駆動ギヤを駆動することによってリー
ル台を回転させるようにしたものである。
【0007】
【作用】従って、本発明記録再生装置にあっては、リー
ル台が2つの位置のどちらにあっても、リール台に設け
られた被駆動ギヤは駆動ギヤと噛合した状態にあるの
で、他のモーターの駆動力を駆動ギヤに伝達してリール
台を駆動することが出来るので、リール台専用のモータ
ーを不要にすることが出来、少なくとも、2つのリール
台に対して1個のリール台用モーターで足りるようにす
ることが出来る。
【0008】
【実施例】以下に、本発明記録再生装置の詳細を図示し
た実施例に従って説明する。
【0009】先ず、本発明記録再生装置に使用する大小
2つのテープカセットについてその概要を説明する。
【0010】1は大テープカセットであり、2はそのカ
セットケースである。
【0011】カセットケース2は上方から見て横長の長
方形をした扁平の箱状をしており、その前面の左右両端
部にテープ出口3、3が形成され、また、該テープ出口
3と3との間に前方と下方に開口したマウス部4が形成
されている。
【0012】カセットケース2内には磁気テープ5の両
端部が止着されかつ巻装されたテープリール6、6´が
回転可能に収納されており、これらテープリール6、6
´のハブ7、7にはその下端に開口したリール台係合穴
7a、7aが形成され、これらリール台係合穴7a、7
aはカセットケース2の底面壁に形成された図示しない
リール台挿通孔を通して外部に臨んでいる。
【0013】そして、磁気テープ5の一部は上記テープ
出口3、3からカセットケース2外に導出され、上記マ
ウス部4の前面に沿って位置されている。
【0014】尚、その他、カセットケース2の前面部に
回動自在に支持されカセットケース2の前面に沿って架
け渡されている磁気テープ5の前面を開閉するフロント
リッド等が設けられているが、それらについては図示及
び説明を省略する。
【0015】8は小テープカセットであり、9はそのカ
セットケースである。
【0016】カセットケース9は上方から見て大テープ
カセット1のカセットケース2よりはかなり小さな横長
の長方形をした扁平の箱状をしており、テープ出口1
0、10、マウス部11等を有し、また、その中には磁
気テープ12を巻装したテープリール13、13´が収
納されている。尚、14、14はテープリール13、1
3´のハブ、14a、14aはハブ14、14の下端に
開口したリール台係合穴であり、このリール台係合穴1
4a、14aは大テープカセット1のテープリール6、
6´のリール台係合穴7a、7aと略同じ大きさをして
いる。
【0017】15はビデオテープレコーダであり、上記
大小2種類のテープカセット1、8を使用することが出
来るいわゆるコンパチブルタイプのものである。
【0018】16、16´はリール台アームであり、そ
の基端部が基体となるメカシャーシ17の手前側寄りの
位置に左右に稍離間して回動軸16a、16´aによっ
て回動自在に支持されている。そして、リール台アーム
16、16´の回動端部にはリール台18、18´が回
転可能に支持されている。18a、18´aはリール台
18、18´の上面から突設されたリール係合軸であ
る。また、リール台18、18´の下端部には被駆動ギ
ヤ19、19´が一体的に設けられている。
【0019】また、供給側のリール台18には、その被
駆動ギヤ19の下側にブレーキドラム18bが設けられ
ている。
【0020】そして、リール台アーム16、16´は図
2に示す小カセット位置と図1に示すす大カセット位置
との間を回動される。そして、小カセット位置にあると
きリール台18、18´の軸間距離が小テープカセット
8のテープリール13、13´の軸間距離と等しく、ま
た、大カセット位置にあるときリール台18、18´の
軸間距離が大テープカセット1のテープリール6、6´
の軸間距離と等しい。
【0021】20は引出アームであり、その一端部がメ
カシャーシ17に回動自在に支持され、その他端部に引
出ガイド21が立設されている。そして、テープカセッ
ト1又は8が装着されるまでの間、即ち、初期状態で
は、図1及び図2に2点鎖線で示す初期位置にあり、磁
気テープ5をカセットケース2又は9から引き出してヘ
ッドドラムに巻き付けるテープローディングを行うとき
には、図2に示すようにリール台アーム16、16´が
小カセット位置にあるときは同図に示す第1の引出位置
まで回動し、図1に示すようにリール台アーム16、1
6´が大カセット位置にあるときは同図に示す第2の引
出位置まで回動する。
【0022】22はメカシャーシ17の奥側の左右方向
における略中央部に設けられたヘッドドラムであり、固
定ドラムと回転ドラムを有し、回転ドラムには図示しな
い磁気ヘッドが支持されている。
【0023】23、23はテープローディングブロック
であり、それぞれローディングガイド24、24及び傾
斜ガイド25、25を有しており、メカシャーシ17に
形成されたガイド溝26、26に沿って移動され、上記
初期状態では図1及び図2に2点鎖線で示す初期位置に
あり、テープローディング時にヘッドドラム22の両脇
の稍奥側に位置したローディング完了位置まで移動され
る。
【0024】27はキャプスタンであり、キャプスタン
モーター28で回転され、ヘッドドラム22の右方へ稍
離間した位置でメカシャーシ17の上方へ突出してい
る。
【0025】また、キャプスタンモーター28の出力軸
にはギヤ29が固定されている。
【0026】30はピンチローラアームであり、その基
端部がメカシャーシ17の中央より稍奥側の右側寄りの
位置に回動自在に支持されている。そして、その回動端
部にはピンチローラ31が回転自在に支持されている。
そして、ピンチローラアーム30は、上記初期状態では
図1及び図2に2点鎖線で示した初期位置に位置され、
再生又は記録を行うときは同図に実線で示すようにピン
チローラ31が磁気テープ5又は12を介してキャプス
タン27に圧着した圧着位置に移動される。
【0027】32はテンションレギュレータアームであ
り、その一端よりある程度他端寄りの位置がメカシャー
シ17の中央より稍奥側の左側寄りの位置に回動自在に
支持されている。そして、該テンションレギュレータア
ーム32の他端部にはテンレギピン33が立設されてい
る。
【0028】このようなテンションレギュレータアーム
32は上記初期状態では、図1及び図2に2点鎖線で示
す初期位置にあり、再生や記録時の動作時には初期位置
から反時計回り方向へ回動して磁気テープ5又は12を
カセットケース2又は9から引き出す。
【0029】テンションレギュレータアーム32は図示
しない弾発手段によって上方から見て反時計回り方向へ
の回動力を付勢されており、動作時には、磁気テープ5
又は12に内側から弾接するようになる。
【0030】34はバンド状のブレーキバンドであり、
その一端部はメカシャーシ17の中央部の左端近くの支
持部35に支持され、他端部はテンションレギュレータ
アーム32の一端部の支持部36に支持される。そし
て、ブレーキバンド34の中間の部分は供給側のリール
台18のブレーキドラム18bに巻き付けられている。
【0031】そして、ブレーキバンド34の両端を支持
している2つの支持部35、36の位置関係は大テープ
カセット1使用時、小テープカセット8使用時の何れに
おいてもテープテンションが略同一になるような位置関
係になっている。
【0032】そして、テープカセット1又は8がビデオ
テープレコーダー15のカセット装着位置に装着される
と、初期位置にある引出ガイド21、ローディングガイ
ド24、24、傾斜ガイド25、25、ピンチローラ3
0がテープカセット1又は8のマウス部4又は11内に
相対的に挿入される。尚、大テープカセット1が装着さ
れたときは大カセット位置にあるリール台18、18´
のリール係合軸18a、18´aがテープリール6、6
´のリール台係合穴7a、7aに係合され、小テープカ
セット8が装着されたときは小カセット位置にあるリー
ル台18、18´のリール係合軸18a、18´aがテ
ープリール13、13´のリール台係合穴14a、14
aに係合される。
【0033】それから、テープローディングブロック2
3、23がローディング完了位置へ移動され、引出ガイ
ド21が大テープカセット1の場合は図1に示す第2の
位置へ、また、小テープカセット8の場合は図2に示す
第1の位置へと移動され、これによって、磁気テープ5
又は12が所定のテープパスを通される。そして、再生
又は記録が為されるときはピンチローラ30が磁気テー
プ5又は12を挟んでキャプスタン27に圧着され、テ
ンションレギュレータアーム32が初期位置から反時計
回り方向へ回動されてテンレギピン33が磁気テープ5
又は12に内側から弾接される。
【0034】そして、ヘッドドラム22より供給側の磁
気テープ5又は12のテンションが小さくなるとテンシ
ョンレギュレータアーム32が上方からみて反時計回り
方向へ回動してその一端部36(ブレーキバンド34の
支持部)がリール台18から遠くなる方へ移動するの
で、ブレーキバンド34がリール台18のブレーキドラ
ム18bを締め付け、これによって、磁気テープ5又は
12のテンションが高くされる。
【0035】また、ヘッドドラム21より供給側の磁気
テープ5又は12のテンションが大きくなるとテンショ
ンレギュレータアーム32が上方からみて時計回り方向
へ回動してその一端部36がリール台18に近づく方へ
移動するので、ブレーキバンド34のリール台18のブ
レーキドラム18bに対する締付けが弱くなり、これに
よって、磁気テープ5又は12のテンションが小さくさ
れる。
【0036】そして、ブレーキバンド34の両端の支持
部35、36が上記したような位置に設けられているの
で、大テープカセット1の使用時と小テープカセット8
の使用時とでブレーキバンド34のブレーキドラム18
bに対する巻付角等に殆ど差がなく、従って、磁気テー
プ5、8にかかるテンションの差を小さくすることが出
来る。
【0037】37、37´は上記リール台アーム16、
16´の回動軸16a、16´aに回転自在に支持され
た駆動ギヤであり、上記被駆動ギヤ19、19´と噛合
されている。そして、該駆動ギヤ37、37´はリール
台アーム16、16´の回動軸16a、16´aに支持
されているので、リール台アーム16、16´がどの位
置にあっても、被駆動ギヤ19、19´との噛合が外れ
ることはない。
【0038】38、38´はメカシャーシ17に回転自
在に支持され、上記駆動ギヤ37、37´と噛合したア
イドラーギヤであり、該アイドラーギヤ38、38´に
はブレーキドラム39、39´が一体に形成されてい
る。
【0039】40は首振りアームであり、その前端部が
メカシャーシ17の前端部に回動自在に支持されてお
り、その回動端部に首振りギヤ41が回転自在に支持さ
れている。
【0040】また、首振りアーム40の回動軸40aに
はプーリ42が回転自在に支持されており、該プーリ4
2にはギヤ43が一体に設けられており、該ギヤ43は
上記首振りギヤ41と噛合されている。
【0041】尚、プーリ42と首振りアーム40との間
には摩擦部材が介在され、また、プーリ42に一体のギ
ヤ43と首振りギヤ41との間には図示しないトルクリ
ミッター機構が介在されている。
【0042】44は上記キャプスタンモータ28に近接
してメカシャーシ17に回転自在に支持されたプーリで
あり、該プーリ44には一体にギヤ45が形成されてお
り、該ギヤ45がキャプスタンモータ28の出力軸に固
定された前記ギヤ29と噛合されている。
【0043】46はメカシャーシ17の右端側の前後方
向における略中間の位置に回転自在に支持されたプーリ
であり、該プーリ46と上記プーリ44とにベルト47
が架け渡されている。
【0044】そして、プーリ46にはこれより大径のプ
ーリ48が一体に形成されている。そして、このプーリ
48と上記首振りアーム40の回動軸40aに回転自在
に支持されたプーリ42とにベルト49が架け渡されて
いる。
【0045】しかして、キャプスタンモータ28が回転
すると、プーリ44、ベルト47、プーリ46、48、
ベルト49を介してプーリ42が回転される。
【0046】プーリ42が回転すると、これと首振りア
ーム40との間の摩擦により首振りアーム40がプーリ
42の回転方向に応じた方向へ回動する。即ち、プーリ
42が時計回り方向へ回転すると、首振りアーム40は
時計回り方向へと回動し、プーリ42が反時計回り方向
へ回転すると、首振りアーム40は反時計回り方向へと
回動する。
【0047】また、プーリ42が回転すると、このプー
リ42と一体的なギヤ43と噛合している首振りギヤ4
1が回転する。
【0048】従って、プーリ42が反時計回り方向へ回
転すると、首振りギヤ41は時計回り方向へと回転し、
そして、首振りアーム40の反時計回り方向への回動に
よってアイドラギヤ38と噛合し、該アイドラギヤ38
を反時計回り方向へと回転せしめる。また、プーリ42
が時計回り方向へ回転すると、首振りギヤ41は反時計
回り方向へと回転し、そして、首振りアーム40の時計
回り方向への回動によってアイドラギヤ38´と噛合
し、該アイドラギヤ38´を時計回り方向へと回転せし
める。
【0049】そして、これらアイドラギヤ38、38´
によって上記駆動ギヤ37、37´が回転され、該駆動
ギヤ37、37´によって被駆動ギヤ19、19´が回
転され、これによって、リール台18、18´が所定の
方向へ回転される。
【0050】50、51及び52はブレーキアームであ
り、それぞれその略中間の部分がメカシャーシ17に回
動自在に支持されている。
【0051】そして、これらブレーキアーム50、5
1、52はその一方の回動端部にブレーキシュー53、
54、55を有し、ブレーキシュー53は上記ブレーキ
ドラム39の左側面に対向するように位置し、ブレーキ
シュー54はブレーキドラム39´の前面に対向するよ
うに位置し、そして、ブレーキシュー55はブレーキド
ラム39´の右側面に対向するように位置する。
【0052】また、ブレーキアーム50の他方の回動端
部とメカシャーシ17との間には引張コイルバネが56
が張設されており、また、ブレーキアーム51、52の
他方の回動端部間に引張コイルバネ56が張設されてお
り、これによって、これらブレーキアーム50、51、
52にはそれぞれに設けられたブレーキシュー53、5
4、55がブレーキドラム39、39´の側面に圧接す
る方向への回動力が付勢されている。
【0053】57は上記ブレーキアーム50、51、5
2の位置を制御するためのカム板であり、メカシャーシ
17に左右方向に移動自在に支持されており、カム溝5
8、59、60を有している。また、その後縁の左端部
にラック61が形成されている。
【0054】62はメカシャーシ17の後部の左端部に
支持されたローディングモーターであり、このローディ
ングモーター62の駆動により、磁気テープ5や12の
ローディングが為される。
【0055】そして、このローディングモーター62の
回転がギヤ列63、64、65、66、67、68によ
ってカム板57のラック61に伝えられ、これによって
カム板57が左右方向に移動される。
【0056】そして、上記ブレーキアーム50、51、
52に各別に突設された被制御ピン69、70、71が
それぞれカム板57のカム溝58、59、60に各別に
摺動自在に係合されている。
【0057】従って、カム板57の左右方向への移動に
よって、ブレーキアーム50、51、52の位置、即
ち、そのブレーキシュー53、54、55のブレーキド
ラム39、39´への接触、被接触が制御される。
【0058】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明記録再生装置は、記録媒体テープの両端が各
別に止着されかつ巻装された供給側テープリールと巻取
側テープリールとの間の間隔がそれぞれ異なる2つの大
きさの異なるテープカセットが装着可能で、上記2つの
テープリールに各別に係合する2つのリール台を2つの
位置で移動するようにした記録再生装置であって、上記
リール台の移動をメカデッキ部に設けられた支点の周り
に回転移動することによって行い、上記支点と同軸状に
設けた駆動ギヤをリール台に設けられた被駆動ギヤと噛
合させ、上記駆動ギヤを駆動することによってリール台
を回転させるようにしたことを特徴とする。
【0059】従って、本発明記録再生装置にあっては、
リール台が2つの位置のどちらにあっても、リール台に
設けられた被駆動ギヤは駆動ギヤと噛合した状態にある
ので、他のモーターの駆動力を駆動ギヤに伝達してリー
ル台を駆動することが出来るので、リール台専用のモー
ターを不要にすることが出来、少なくとも、2つのリー
ル台に対して1個のリール台用モーターで足りるように
することが出来る。
【0060】尚、上記実施例に示した各部の具体的構造
乃至は形状は、何れも、本発明の実施に当たっての具体
化のほんの一例を示したものにすぎず。これらによって
本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明記録再生装置の実施の一例を示すもの
で、大テープカセットを装着した状態を大テープカセッ
トを水平断面にして示す平面図である。
【図2】小テープカセットを装着した状態を小テープカ
セットを水平断面にして示す平面図である。
【図3】大テープカセット使用時の要部を示す平面図で
ある。
【図4】小テープカセット使用時の要部を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1 テープカセット 5 記録媒体テープ 6 供給側テープリール 6´ 巻取側テープリール 8 テープカセット 12 記録媒体テープ 13 供給側テープリール 13´ 巻取側テープリール 15 記録再生装置 16a、16´a 支点 18、18´ リール台 19、19´ 被駆動ギヤ 37、37´ 駆動ギヤ 39、39´ ブレーキドラム 50、51、52 ブレーキアーム 53、54、55 ブレーキシュー 57 カム板 58、59、60 カム溝 69、70、71 被制御突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体テープの両端が各別に止着され
    かつ巻装された供給側テープリールと巻取側テープリー
    ルとの間の間隔がそれぞれ異なる2つの大きさの異なる
    テープカセットが装着可能で、上記2つのテープリール
    に各別に係合する2つのリール台を2つの位置で移動す
    るようにした記録再生装置であって、上記リール台の移
    動をメカデッキ部に設けられた支点の周りに回転移動す
    ることによって行い、上記支点と同軸状に設けた駆動ギ
    ヤをリール台に設けられた被駆動ギヤと噛合させ、上記
    駆動ギヤを駆動することによってリール台を回転させる
    ようにしたことを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 駆動ギヤの反被駆動ギヤ側のギヤ列のギ
    ヤの一にブレーキドラムを設け、該ブレーキドラムに圧
    接されるブレーキシューを設けたことを特徴とする請求
    項1に記載の記録再生装置。
  3. 【請求項3】 回動自在なブレーキアームの一の回動端
    部にブレーキシューを取着し、また、該ブレーキアーム
    の回動支点から離れた位置に被制御突起を設け、摺動自
    在なカム板にカム溝を形成して該カム溝にブレーキアー
    ムの前記被制御突起を摺動自在に係合させ、上記カム板
    を移動させることによって上記ブレーキシューの位置を
    制御するようにしたことを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載の記録再生装置。
JP4340987A 1992-11-30 1992-11-30 記録再生装置 Pending JPH06168512A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4340987A JPH06168512A (ja) 1992-11-30 1992-11-30 記録再生装置

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JP4340987A JPH06168512A (ja) 1992-11-30 1992-11-30 記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06168512A true JPH06168512A (ja) 1994-06-14

Family

ID=18342157

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4340987A Pending JPH06168512A (ja) 1992-11-30 1992-11-30 記録再生装置

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