JP3208209B2 - 洗濯用助剤組成物 - Google Patents
洗濯用助剤組成物Info
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Description
し、更に詳細には、衣料等の洗濯時に、アルカリ性洗剤
と一緒に使用できる洗濯用助剤組成物に関する。
工程は、注水→洗浄→排水→脱水→注水→濯ぎ→排水→
脱水の各工程からなり、柔軟剤、糊料などの洗濯用助剤
は、その効果をいかんなく発揮させるために、濯ぎ行程
時、特に最終のすすぎ行程時に添加されるのが一般的で
ある。しかしながら、すすぎ行程時に仕上げ剤を入れ忘
れたり、或いは、投入の手間がかかるため入れないで済
ますこともある。又、近年、全自動洗濯機の普及に伴
い、洗濯の全行程が終了するまで、作業者が全く立ち会
わなくなり、すすぎ行程時に洗濯用助剤を添加すること
が、作業者にとって苦痛となり、ひいてはこれらの洗濯
用助剤の使用の減少につながっている。従って、すすぎ
行程時にではなく、洗濯の洗浄行程時に洗剤と一緒に使
用しても、充分な効果のある洗濯用助剤が要望されてい
る。
は、溶解・分散を抑制するために造粒物にし洗剤に配合
したり、高融点の被膜で柔軟基剤をコーティングし、洗
濯終了時や温風乾燥時に柔軟成分を徐放させる手段が考
えられている。しかし、前者には、柔軟基剤が洗剤成分
と結合して、洗浄効果も柔軟効果も低下させてしまうと
いう問題点がある。また、後者には、高温洗浄式の洗濯
機や乾燥機には有効であるが、それ以外の洗濯では充分
な効果を発揮し得ないという問題がある。
洗濯液がアルカリ性になり、すすぎ時に中性になること
に着目し、pHにより溶解性が変化するポリマーで洗濯
用助剤を被覆する方法が知られている。例えば、特開昭
50−77406 号公報にはポリビニルアセタールジエチルア
ミノアセテートと有機酸からなる水溶性フィルムで被覆
された洗濯用助剤が開示されている。しかしながら、こ
の水溶性フィルムはpH6以下より低い酸性域では問題な
く溶解するが、すすぎ時のような中性領域における溶解
が遅いため、未だ実用上満足のいくものではなかった。
また、特開昭59−115398号公報には、特定の第3級アミ
ン基含有水溶性ポリマーで被覆された洗濯用助剤が、特
開昭61−28596 号公報には特定の塩基性モノマーを必須
成分として含む共重合体と水不溶性無機化合物若しくは
非イオン性高分子化合物との混合物で被覆された洗濯用
助剤が開示されている。しかしながら、これらのポリマ
ーでは、洗濯水のpH(9〜11)とすすぎ水のpH(7〜
8)との溶解性の変化がまだ十分でなく、助剤の効果が
充分に発揮されない。
発明者らは、上記の問題を解決せんと鋭意研究を行った
結果、アルカリ性の洗濯液中で不溶性のポリマーを用い
ることにより、助剤成分の流出が回避でき、更に中性の
すすぎ液中で前記ポリマーが可溶性となることにより、
助剤成分も溶解、分散し、効率的に助剤の効果を発揮で
きることを見出し、本発明を完成するに至った。
キル基を示し、R1、R2は同一でも異なっていてもよく、
それぞれ水素又は炭素数1〜4のアルキル基又はヒドロ
キシエチル基、ヒドロキシプロピル基を示し、xは1〜
5の整数を示す。)で示される塩基性モノマーの少なく
とも1種 (B) 実質上水不溶性のモノマーの少なくとも1種 (C) 分子中にジアルキルアミノアルキル基を含まない水
溶性モノマーの少なくとも1種を、 (A) 5〜100mol%、(B) 0〜95 mol%、(C) 0〜95
mol%の割合(ただし、(B)、(C)の少なくとも一方は0
mol%でない)で重合させて得られる共重合体で被覆さ
れていることを特徴とする洗濯用助剤組成物を提供する
ものである。また、本発明は、上記(A)一般式(I)で
示される塩基性モノマーの少なくとも1種を重合させて
得られる重合体で被覆されていることを特徴とする洗濯
用助剤組成物を提供するものである。
以上のアルカリ水には実質上不溶であり、pH8以下の弱
アルカリ〜中性〜酸性の水に可溶であり、pH条件による
溶解性の比が大きいことが好ましい。また、かかる共重
合体はモノマー(A) を必須成分とし、その他はモノマー
(B) 及び(C) を前記の割合で組み合わせればよい。以
下、「共重合体」にはモノマー(A)の重合体を含むもの
とする。
具体例としては、N,N −ジメチルアミノプロピルアクリ
ル酸(またはメタクリル酸)アミド、N,N −ジメチルア
ミノメチルアクリル酸(またはメタクリル酸)アミド、
N,N −ジメチルアミノエチルアクリル酸(またはメタク
リル酸)アミド、N,N −ジメチルアミノブチルアクリル
酸(またはメタクリル酸)アミド等が挙げられる。
としては、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステ
ル、クロトン酸エステル、イタコン酸エステル、酢酸ビ
ニルおよびスチレンから選ばれる1種又は2種以上が挙
げられる。アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イ
タコン酸の各アルキルエステルをモノマー(B) として使
用する場合、エステル結合しているアルキル基の炭素鎖
長1〜18のものを使用できるが、アルキル鎖が長くなる
と生成共重合体の微アルカリ性の水溶液中における溶解
が遅くなるので、これらのアルキル基の炭素数は1〜12
であることがより好ましい。アクリル酸メチル、アクリ
ル酸エチル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸メチルお
よびメタクリル酸エチルなどのアクリル酸若しくはメタ
クリル酸のエステルがより好ましい。
を含有しない水溶性モノマーの具体例としては、2−ヒ
ドロキシエチルアクリル酸(またはメタクリル酸)、2
−ヒドロキシプロピルアクリル酸(またはメタクリル
酸)、ポリエチレングリコール又はメトキシポリエチレ
ングリコール(エチレンオキシド(EO)平均付加モル数
=1〜30)とアクリル酸又はメタクリル酸のエステル、
ビニルピロリドン、又はN,N −ジメチルアクリルアミ
ド、N,N −ジメチルメタクリルアミド等のN,N −ジアル
キルアクリル(又はメタクリル)アミド等が挙げられ
る。更に、分子中にジアルキルアミノアルキル基を含む
水溶性モノマーであっても、これを公知の方法で4級化
したものは用いることができる。具体的には、アクリル
酸−N,N −ジメチルアミノエチル、アクリル酸−N,N −
ジメチルアミノメチル、アクリル酸−N,N −ジメチルア
ミノブチル、アクリル酸−N,N −ジメチルアミノプロピ
ル、メタクリル酸−N,N −ジメチルアミノエチル、メタ
クリル酸−N,N −ジメチルアミノメチル、メタクリル酸
−N,N −ジメチルアミノブチル、メタクリル酸−N,N −
ジメチルアミノプロピル、アクリル酸−N,N −ジエチル
アミノエチル、アクリル酸−N,N −ジエチルアミノメチ
ル、アクリル酸−N,N −ジエチルアミノブチル、アクリ
ル酸−N,N −ジエチルアミノプロピル、メタクリル酸−
N,N −ジエチルアミノエチル、メタクリル酸−N,N −ジ
エチルアミノメチル、メタクリル酸−N,N −ジエチルア
ミノブチル、メタクリル酸−N,N −ジエチルアミノプロ
ピル、N,N −ジメチルアミノプロピルアクリル酸(また
はメタクリル酸)アミド、N,N −ジメチルアミノメチル
アクリル酸(またはメタクリル酸)アミド、N,N −ジメ
チルアミノエチルアクリル酸(またはメタクリル酸)ア
ミド、N,N −ジメチルアミノブチルアクリル酸(または
メタクリル酸)アミド等のモノマーを公知の方法で4級
化したもの等が挙げられる。
(B) /(C) =5〜100 /0〜95/0〜95(ただし、
(B)、(C)の少なくとも一方は0mol%でない)、好まし
くは(A)/(B) /(C) =10〜90/10〜90/10〜90(ただ
し、(B)、(C)の少なくとも一方は0mol%でない)であ
る。
たは加圧下での通常のラジカル重合により得ることがで
きる。重合溶媒としてはアセトンなどが、また重合開始
剤としてはアゾビスイソブチロニトリルなどが使用でき
る。重合温度および時間は、使用する重合溶媒やモノマ
ーの組合せによって異なるが、一般的には40〜90℃で5
〜20時間が適当である。
程において洗浄以外の目的で添加される剤をいい、具体
的には、柔軟仕上剤、消泡剤、漂白剤、糊料、蛍光増白
剤等が挙げられる。助剤成分としては、柔軟基剤、糊料
基剤、消泡基剤等が挙げられる。本発明においては、こ
れらの助剤成分は本発明に係る共重合体で被覆されてい
るが、任意成分を配合する場合は、それらを含めて被覆
してもよい。
〜(5) に示される実質上水不溶性の4級化アンモニウム
塩、実質上水不溶性のアミン、実質上水不溶性のアミン
の中和塩から選ばれる一種又は二種以上が用いられる。
ニル基 R10:炭素数12〜22のアルキル基又はアルケニル基 p:2〜3 m:1〜5 n:1〜3 Q:-O- 又は-NH- Y,Z:H 又はCH3 でいずれか一方は必ずH を示す X:ハロゲン、CH3SO4、C2H5SO4 、1/2SO4、HCO2、CH3CO
2又はHOCH2CO2 を意味する。〕 式中、R3,R4,R10 は好ましくは炭素数16〜22、特に好
ましくは炭素数16〜18のアルキル基又はアルケニル基、
R7,R8,R9は好ましくは炭素数15〜21、特に好ましくは
炭素数15〜17のアルキル又はアルケニル基である。具体
的に上記一般式で表される化合物中のR3,R4としては、
オレイル基或いは硬化牛脂アルキル基であってもよく、
R7,R8,R9を含むR7CO,R8CO,R9COの基がオレイン酸等
の脂肪酸残基或いは硬化牛脂脂肪酸残基であってもよ
い。本発明の組成物を柔軟仕上げ剤として用いる場合、
上記のような柔軟基剤は組成物中に5〜90重量%、好ま
しくは10〜70重量%、特に好ましくは20〜60重量%配合
するのが一般的である。また、本発明に係る共重合体
は、柔軟基剤と共重合体との重量比率が99.99 /0.01〜
50/50となる範囲で配合するのが一般的である。
明に係る共重合体で被覆して糊料組成物とすることもで
きる。本発明の組成物を糊料組成物として用いる場合、
糊料基剤は組成物中に5〜90重量%、好ましくは10〜60
重量%配合するのが一般的である。また、本発明に係る
共重合体は、糊料基剤と共重合体との重量比率が99.99
/0.01〜50/50となる範囲で配合するのが一般的であ
る。
洗濯用助剤成分を用いて調製すればよい。本発明の洗濯
用助剤を消泡剤組成物として調製するための消泡基剤と
しては、シリコーン油等が挙げられる。また、漂白剤組
成物として調製するためには、次亜塩素酸塩、過炭酸
塩、過ホウ酸塩、有機過酸、有機過酸前駆体、青味付
剤、蛍光増白剤、酵素、香料などの漂白剤に一般的に用
いられる成分と、本発明に係る共重合体を配合する。本
発明の組成物をこれら洗濯用助剤として用いる場合、上
記のような洗濯用助剤成分と本発明に係る共重合体との
重量比率が99.99 /0.01〜50/50の範囲で配合するのが
一般的である。
意成分として、洗濯用助剤の水中での分散、溶解を促進
するための分散促進剤を混合できる。分散促進剤として
は、非イオン性又は陽イオン性の水溶性の分散促進剤が
用いられ、特に活性水素を3個以上有する化合物にEOを
必須成分として含むアルキレンオキシドを付加して得ら
れ、かつポリオキシエチレン(エチレンオキシドを以後
EOと略記する)鎖の部分の合計の重量が全重量の50%以
上であり、更に分子量が 5,000〜2,000,000 であるポリ
エーテル化合物又はその誘導体が好適である。ポリオキ
シアルキレン付加物の出発物質である活性水素を3ケ以
上有する化合物としては、多価アルコールでは、グリセ
リン、ペンタエリスリトール、ソルビトール、ショ糖、
ポリグリセリン、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニ
ルの部分ケン化物等があり、多価フェノール類としては
フェノール樹脂やアルキルフェノールのホルマリン縮合
物などがあり、ポリアミン化合物としてはジエチレント
リアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペ
ンタミン、ペンタエチレンヘキサミンなどやポリエチレ
ンイミンなとがあり、ジエタノールアミン等のアルカノ
ールアミンも使用できる。又、これらのポリアミンの誘
導体である部分アミド化物やN−アルキル置換ポリアミ
ンであって、活性水素の数が3ケ以上残存するものであ
れば使用できる。ポリオキシアルキレン付加物であるポ
リエーテル化合物の製造は、活性水素を3ケ以上有する
化合物に通常の方法によりEOを必須として含むアルキレ
ンオキシドを付加することにより容易に行うことができ
る。そのうち特にEO単独又はEOとプロピレンオキシド
(以後POと略記する)とのブロックまたは一部ブロック
状の付加物が好ましく、その付加の順序はいずれが先で
も良いが、POを先に付加させた後EOを付加させた場合が
良好である。
量は 5,000〜2,000,000 であり、好ましくは 5,000〜1,
000,000 、特に好ましくは 5,000〜200,000 の範囲であ
る。またEO鎖の部分の合計の重量は全分子量の50重量%
以上であり、好ましくは80重量%以上、更に好ましくは
85重量%以上である。ポリエーテル化合物としては、 R11NH(CsH2sNH)rH 〔R11 は炭素数12〜22の炭化水素基、アルカノイル基又
はアルケノイル基、s は2又は3、r は1〜3であ
る。〕で表される化合物のアルキレンオキシド付加物が
特に好ましい。
はポリエーテル化合物の末端水酸基の硫酸化物、リン酸
化物、カルボキシアルキル化物、脂肪酸エステル化物あ
るいは窒素原子の一部をカチオン化したものが挙げられ
る。その中でも特にカチオン化物が好ましい。カチオン
化物としては、ポリエーテル化合物をジアルキル硫酸や
ハロゲン化アルキル等によりカチオン化した化合物や酢
酸、アルキルベンゼンスルホン酸等により中和したカチ
オン化物が挙げられる。
素、パラトルエンスルホン酸塩、無機塩、モノアルキル
カチオン、水溶性高分子(ヒドロキシアルキルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、寒天、ヒドロキシア
ルキル化澱粉、カチオン化澱粉、ポリビニルアルコー
ル、ポリスチレンスルホン酸塩等)、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェ
ニルエーテル、プルロニック型非イオン界面活性剤、脂
肪酸エステル高級脂肪酸のエステルやポリオキシエチレ
ン付加物及びモノ/ジグリセライド等の非イオン活性剤
が挙げられる。本発明において、洗濯用助剤成分と分散
促進剤の重量比率は95/5〜50/50の範囲が好ましい。
この重量比率が95/5より大きくなると洗濯用助剤成分
の水中への分散性が低下し、充分に洗濯物に移染せず、
効果が低下する場合がある。また、50/50より小さくな
ると、洗濯用助剤成分が少ないため、効果が低下してし
まう場合もある。
剤、抗菌剤、酸化防止剤、香料、蛍光増白剤、アイロン
滑りをよくするシリコーン、食塩、塩化アンモニウム、
塩化カルシウムなどの水溶性塩等を配合することもでき
る。
定されないが、固体状、例えば粉末、粒状、顆粒であっ
てもよく、さらにはそれらを成形し、錠剤としてもよ
い。その場合、固化粉砕法、押出造粒法、噴霧冷却法等
々公知の方法で製造される。また、造膜性水溶性ポリマ
ーと混合しフィルム化したり、或いはそのフィルム上に
吸着・吸収させてもよい。
性基体に吸収・吸着させてもよい。非水溶性基体として
は、その形・材質は特に限定されないが、形はシート状
・ブロック状・球状が好ましく、材質は布、不織布、
紙、スポンジ、発泡スチロール等の多孔質体等が用いら
れる。不織布の繊維はポリエステル、ポリエチレン−ポ
リプロピレンコンジュゲート繊維、ポリプロピレン繊
維、パルプ、レーヨン、ナイロン等々が使われる。
に担持する方法としては、浴中での浸漬法・プリント
法、スプレー法、また基体の材質によっては、基体成形
時に本発明の洗濯用助剤組成物を混入して成形してもよ
い。基体のあるなしにかかわらず、洗濯用助剤と本発明
に係る共重合体を混合し、成形或いは塗布してもよい
し、また、助剤のみで成形・塗布した後、外層に該共重
合体を被覆してもよい。
とは別途保存し、洗浄に際して個々に洗剤液中に投入し
てもよい。また、洗剤と併用することなく単独で使用す
ることもできる。さらには洗剤中に配合し、洗剤組成物
として用いるのが便利である。また、本発明に係る共重
合体は、耐加水分解性が良好であり、長期保存安定性に
優れた組成物が得られる。
緒に使用しても、その助剤の効果が充分に得られる。特
に、近年急速に普及してきている全自動洗濯機を用いる
場合には、入れ忘れによるミスや手間を省けるなど使用
者にとってメリットがある。
るが本発明はこれらに限定されるものではない。
を以下に示す。 (洗浄/助剤処理)全自動洗濯機(日立(株)製「静御
前」4.5kg 用)を用いて、市販の木綿メリヤス肌着、ポ
リエステル/綿混紡(65/35)Yシャツ計1kgと泥汚染
布(10cm×10cm)、カーボン/油汚染布(10cm×10cm)
各5枚と、表に示す各組成物、及び市販洗剤「アタッ
ク」(花王(株)製)30gを入れ、3.5 °DH硬水(36リ
ットル)中にて標準コースで洗浄・すすぎを行なった。
尚、洗濯水のpHは10.2であった。
内でつり干し、風乾後、20℃、65%R.H.の恒温恒湿室に
て24時間放置した。これらの衣料について、助剤の性能
評価を官能評価で行った。助剤の性能の評価は共重合体
で被覆・混合しない助剤のみ添加し、処理した衣料を対
照にして、一対比較を行った。この時、本発明品及び比
較品、対照はそれぞれ助剤の処理濃度を助剤の種類によ
って一定にした。 評価基準は次のように表す。 +2;対照よりも効果があった。 +1;対照よりもやや効果があった。 0;対照と同じ。 −1;対照の方がやや効果があった。 −2;対照の方が効果があった。
合体と、洗濯用助剤成分(D) の粉末(粒径 300〜500 μ
m )を混合し、更に常法により共重合体で(D)を被覆し
て種々の洗濯用助剤組成物を調製した。共重合体は、組
成物中の配合量が10重量%となるように用いた。これら
の洗濯用助剤組成物を用いて、上記のようにして性能の
評価を行なった。その結果を表1に示す。
合体で、洗濯用助剤成分(D) の錠剤(直径2cm×高さ0.
5cm )を被覆して種々の洗濯用助剤組成物を調製した。
共重合体は、組成物中の配合量が1重量%となるように
用いた。これらの洗濯用助剤組成物を用いて、上記のよ
うにして性能の評価を行なった。その結果を表2に示
す。
したものを不織布(20cm×20cm、ポリプロピレン/ポリ
エステル=50/50、坪量25g/m2)に含浸させ、溶媒を
除去した上に、表3の(A),(B),(C) 及びその他のモノマ
ーからなる共重合体で前記(D) 成分を含有する不織布を
被覆する。共重合体は、不織布部分を除いた組成物中の
配合量が3重量%となるように用いた。これらの洗濯用
助剤組成物を用いて、上記のようにして性能の評価を行
なった。その結果を表3に示す。
Claims (6)
- 【請求項1】 洗濯用助剤成分が、 (A) 一般式(I) 【化1】 (式中、R は水素又は炭素数1〜4のアルキル基を示
し、R1、R2は同一でも異なっていてもよく、それぞれ水
素又は炭素数1〜4のアルキル基又はヒドロキシエチル
基、ヒドロキシプロピル基を示し、x は1〜5の整数を
示す。)で示される塩基性モノマーの少なくとも1種 (B) 実質上水不溶性のモノマーの少なくとも1種 (C) 分子中にジアルキルアミノアルキル基を含まない水
溶性モノマーの少なくとも1種を、 (A) 5〜100mol%、(B) 0〜95 mol%、(C) 0〜95
mol%の割合(ただし、(B)、(C)の少なくとも一方は0
mol%でない)で重合させて得られる共重合体で被覆さ
れていることを特徴とする洗濯用助剤組成物。 - 【請求項2】 洗濯用助剤成分が、(A)一般式(I) 【化2】 (式中、Rは水素又は炭素数1〜4のアルキル基を示
し、R 1 、R 2 は同一でも異なっていてもよく、それぞれ水
素又は炭素数1〜4のアルキル基又はヒドロキシエチル
基、ヒドロキシプロピル基を示し、xは1〜5の整数を
示す。)で示される塩基性モノマーの少なくとも1種を
重合させて得られる重合体で被覆されていることを特徴
とする洗濯用助剤組成物。 - 【請求項3】 実質上水不溶性のモノマー(B) が、アク
リル酸エステル、メタクリル酸エステル、クロトン酸エ
ステル、イタコン酸エステル、酢酸ビニル及びスチレン
からなる群から選ばれる1種又は2種以上である請求項
1又は2記載の洗濯用助剤組成物。 - 【請求項4】 洗濯用助剤成分が、実質上水不溶性の4
級化アンモニウム塩、実質上水不溶性のアミン及び実質
上水不溶性のアミンの中和塩からなる群から選ばれる1
種又は2種以上の柔軟基剤である請求項1〜3の何れか
1項記載の洗濯用助剤組成物。 - 【請求項5】 柔軟基剤が、次の一般式(1)〜(5)で示さ
れる4級化アンモニウム塩、アミン及びアミンの中和塩
から選ばれる一種又は二種以上である請求項4記載の洗
濯用助剤組成物。 【化3】 【化4】 R 9 :炭素数11〜21のアルキル基又はアルケニル基 R 10 :炭素数12〜22のアルキル基又はアルケニル基 p:2〜3 m:1〜5 n:1〜3 Q:-O- 又は-NH- Y,Z:H又はCH 3 でいずれか一方は必ずHを示す X:ハロゲン、CH 3 SO 4 、C 2 H 5 SO 4 、1/2SO 4 、HCO 2 、CH 3 CO 2
又はHOCH 2 CO 2 を意味する。〕 - 【請求項6】 洗濯用助剤成分が、糊料基剤である請求
項1〜3の何れか1項記載の洗濯用助剤組成物。
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