JP3066302U - 自転車用サドル

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(57)【要約】【課題】自転車用サドルを色、模様、文字などにより
差別化する。【解決手段】サドル表皮４を透明または半透明の材料
にし、衝撃緩衝材３に着色したり印刷またはステッカー
で模様や文字などのデザインをするようにした。

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属ずる技術分野】

本考案は自転車用サドルに関する。

【０００２】

【考案が解決しようとする課題】

従来の一般自転車用サドルは黒、灰色、茶色といった単色のものがほとんどでデザイン上、大きな差別化は出来ていなかった。

【０００３】また、差別化のためサドル表皮に印刷をしても、臀部が常に接触するため印刷が消えやすく、それを避けるため臀部が接触しない場所に印刷をしても、非常に小さなスペースにしか印刷することが出来ず、結果あまり差別化が出来ないという問題があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案ではサドル表皮を透明または半透明の材料にすることにより、上記問題点を解決し、差別化することを達成している。

【０００５】

【考案の実施の形態】

サドル表皮４を透明または半透明の材料することにより、従来のサドルとの差別化がはかれるし、さらに衝撃緩衝材３に着色することにより、透明または半透明のサドル表皮４を通してその色を確認することが出来るので、従来にない自転車用サドルを提供することが出来る。

【０００６】さらには、衝撃緩衝材３はサドル表皮４により保護されており直接、臀部と接触することがないので、自由に印刷またはステッカーで模様や文字のデザインを施すことができるし、サドル表皮内側面にデザインを施すこともできるのである。

【０００７】また、サドル表皮４を着色された半透明材料にすることにより、従来とは大きくイメージの異なる自転車用サドルを提供できるのである。

【０００８】

【考案の効果】

上述のようにサドル表皮４を透明または半透明の材料にすることにより、印刷またはステッカーによるデザインの自由度も広がり、従来にないイメージの自転車用サドルを提供できるのである。

【０００９】また、自転車用サドルは駐輪している場合、確認しやすい場所なので、駐輪場などの混雑した場所でも本考案の自転車用サドルを装着していれば、自分の自転車の位置も容易に確認できるのである。

【図面の簡単な説明】

【図１】サドルのＡ−Ａ断面図である。

【図２】サドルの平面図である。

【図３】サドルの正面図である。

【符号の説明】

１ベース金具２サドルベース３衝撃緩衝材４サドル表皮

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】ベース金具、サドルベース、衝撃緩衝
材、サドル表皮からなる自転車用サドルにおいて、サド
ル表皮を透明または半透明の材料にしたことを特徴とす
る自転車用サドル。
【請求項２】衝撃緩衝材に着色し、その色がサドル表
皮を通して外から確認できる請求項１に記載の自転車用
サドル。
【請求項３】衝撃緩衝材及び又はサドル表皮内側面
に、印刷またはステッカーで模様や文字のデザインを施
し、そのデザインがサドル表皮を通して外から確認でき
る請求項１に記載の自転車用サドル。
【請求項４】サドル表皮を着色された半透明の材料に
した請求項１に記載の自転車用サドル。