JP3062100U - ス―ツケ―ス、アタッシュケ―ス等の鞄 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケース本体の胴板の外面にロゴマークを消え
ないように、かつ、目立つように、さらに、胴板の装飾
性を高めるように表示できるスーツケース、アタッシュ
ケース等の鞄を提供する。 【構成】 ケース本体１の胴板２の外面にロゴマークと
同一形状の凹部３を設けて、その凹部３の中にロゴマー
クと同一形状にカットして胴板２とは異なる色彩を施し
たフィルムシール４を貼着したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、スーツケース、アタッシュケース等の鞄に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、ケース本体の胴板の外面に印刷や刻印によってロゴマークを表示したも のが存在するが、印刷で表示したロゴマークはインクが擦られて消えやすいとい う不満があり、又、刻印したロゴマークは目に付きにくいという不満がある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、ケース本体の胴板の外面にロゴマークを消えないように、かつ、目 立つように、さらに、胴板の装飾性を高めるように表示できるスーツケース、ア タッシュケース等鞄の提供を課題とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するために、本考案のスーツケース、アタッシュケース等の鞄 は、ケース本体１の胴板２の外面にロゴマークと同一形状の凹部３を設けて、そ の凹部３の中にロゴマークと同一形状にカットして胴板２とは異なる色彩を施し たフィルムシール４を貼着したことを特徴とする、という構成を採るものである 。

【０００５】

【実施例】

以下、図示した本考案の一実施例であるスーツケースについて説明する。まず 、このスーツケースは、ケース本体１の胴板２をプラスチックで成形し、その胴 板２の外面に凹部３を形成している。この凹部３の形状はロゴマークと同一であ る。

【０００６】 そして、この凹部３に、ロゴマークと同一形状にカットして、胴板２とは異な る色彩を施したフィルムシール４を貼着している。すなわち、緑色のケース本体 １に対し銀色のフィルムシール４を貼着している。なお、胴板２とフィルムシー ル４の色は任意であり、この実施例に限定するものではない。しかしながら、フ ィルムシール４の色は、この実施例のように銀色系が好ましい。光輝性を有して 目立ちやすいからである。このフィルムシール４はＰＥＴ等の樹脂製であり、そ の裏面に設けた粘着剤５によって胴板２の凹部３に接着する。

【０００７】

【考案の効果】

本考案のスーツケース、アタッシュケース等の鞄は上記のように、ケース本体 １の胴板２の外面にロゴマークと同一形状の凹部３を設けて、その凹部３の中に ロゴマークと同一形状にカットして胴板２とは異なる色彩を施したフィルムシー ル４を貼着したことを特徴とするので、ロゴマークが擦られて消える心配がなく 、かつ、ロゴマークが目立って確実に認識されるという効果がある。また、ロゴ マークと同一形状のフィルムシール４は、胴板２と色彩及び質感が異なるので、 胴板２にデザイン上のアクセントを与える結果となり、胴板２の装飾性を高める という効果をもたらす。

【図面の簡単な説明】

【図１】斜視図である。

【図２】図１のＡ−Ａ線における一部断面図である。

【符号の説明】

１ ケース本体 ２ 胴板 ３ 凹部 ４ フィルムシール ５ 粘着剤

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ケース本体１の胴板２の外面にロゴマー
   クと同一形状の凹部３を設けて、その凹部３の中にロゴ
   マークと同一形状にカットして胴板２とは異なる色彩を
   施したフィルムシール４を貼着したことを特徴とするス
   ーツケース、アタッシュケース等の鞄。