JP3089187U - 自転車等のハンドルのグリップ筒 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 透明の筒体の内面に、模様や文字を表
示したシートを接合し、外から模様や文字が見える、車
のハンドルパイプに嵌合するグリップ筒を提供する。 【解決手段】 透明の弾性合成樹脂製で、一方が開口
し、他方が有底で、底２に空気抜き用の孔６を設けた筒
体３の内面に、模様４および／または文字を表示したシ
ートを接合してグリップ筒１を構成し、模様４および／
または文字を外から透視可能とする。模様４には絵を含
み、文字には数字を含むものとする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、自転車（オートバイを含む）、幼児用三輪車、小型耕うん機等車 （単に車と言う）のハンドルパイプの先端に嵌合して被せるグリップ筒に関する ものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のグリップ筒は、不透明のゴムや弾性合成樹脂製か、透明の弾性合成樹脂 製である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来のグリップ筒で透明のものは、ハンドルパイプが透けて見えるだけで、美 的感覚上見苦しい。 従来のグリップ筒は、透明、不透明にかかわらず、模様は表面に凹凸で表され 、視覚的にあまり映えない。 従来のグリップ筒は、外面に模様を描いても、手の汗で汚れたり、手の握りの 摩擦で消え落ちる。 この考案は、透明の筒の内面に模様（絵を含む）や文字（数字を含む）を表示 したシートを取付けたグリップ筒を提供することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

車のハンドルのグリップ筒を、透明の弾性合成樹脂製で、一方が開口し、他方 が有底で、該底に空気抜き用の孔を設けた筒体の内面に、模様または／および文 字を表示したシートを接合し、前記模様または／および文字を外から透視可能と する。

【０００５】

【考案の実施の形態】

この考案の実施の形態を図面により説明する。 グリップ筒１は、透明の弾性合成樹脂製で、一方が開口し、他方が底２を有す る筒体３の内面に、模様４または／および文字を表示した布地または紙等シート ５を、模様４等を筒体３内面側にして接合させ、底２に空気抜き用の孔６を設け たもので、模様等を外から透視できるようにしたものである。 模様等は一色または複数色で着色する。

【０００６】 シート５は筒体３の成形後に接着してもよいが、筒体３の成形時に金型に入れ て同時成型するのが好ましい。

【０００７】 シート５には、模様４と共に文字も表示してもよい。また、模様４の代わりに 文字だけを表示してもよい。 文字は限定しないが、三文判のように通常多く存在する苗字を表示してもよく 、または特別注文で姓名を表示してもよい。

【０００８】 このグリップ筒１は、車のパイプ製のハンドルの先に嵌合して取り付けるため に、グリップ筒１の内径はハンドルのパイプの径よりも僅かに小さくして、ハン ドルをパイプに装置する際には筒体３の弾力で拡径させて押し込み、装着を強固 にする。 底２の孔６は、グリップ筒１の装着の際に、グリップ筒１内の空気を放出す る。

【０００９】

【考案の効果】

この考案に係るグリップ筒は、筒体が透明で、内壁面の布地の模様等が外から 見ることが出来、ファッション性に優れている。 また、布地に姓または姓名を表示することにより、車の所有者や車の所属を明 確にすることができる。 模様や文字は筒体内面側にあるので、手の汗で汚れたり、手の摩擦で消えるこ とがない。

【図面の簡単な説明】

【図１】グリップ筒の斜視図である。

【図２】グリップ筒のＡ─Ａ断面図である。

【符号の説明】

１ グリップ筒 ２ 底 ３ 筒体 ４ 模様 ５ シート ６ 孔

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 透明の弾性合成樹脂製で、一方が開口
   し、他方が有底で、該底に空気抜き用の孔を設けた筒体
   の内面に、模様または／および文字を表示したシートを
   接合し、前記模様または／および文字を外から透視可能
   の車のハンドルのグリップ筒。