JP3053401U - 自転車用メッセージボード - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この考案は、自転車に後部両側にメーカー側
から装飾の提供または購入者から個別主張を施飾表示す
る部分を提供して、一般装飾または個別主張を装飾可能
にしている自転車用メッセージボードの提供。 【構成】 自転車の立パイプの背後のバックホークおよ
びチエンステーで囲まれる三角型の両側に沿って所要肉
厚の板体を所要に配置し、その板体の夫々の外面を、購
入者もしくは使用者等が文字、図形、記号等の装飾また
はメッセージの表示を行えるメッセージ表示面に、設け
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、自転車の後部両側にメーカー側から装飾の提供または購入者から 個別主張を施飾表示する部分を提供して、一般装飾または個別主張を装飾可能に している自転車用メッセージボードに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、自転車のデザインにおいて、また素材において、装備する部品において 、装備する電装品において、極めて多様に個性化を図っている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

【０００４】 近年、自転車も衣服と同じように、自己主張の一手段になっており、本来の移 動手段、運動手段から、自己表現手段の一つに変わってきている。そこで、メー カー側からは、いかにデザインの美しいものを提供できるかにかかっている。ま た購入した自転車に対して、少しの付加作業を行うことによって、オリジナル性 を飛躍的に高めることができる。

【０００５】 この考案は、かかる観点から個性またはオリジナル性を容易に付加できる部分 を案出し、この部分にユーザーの独自の趣味感、生活感を表現しようとするもの である。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

自転車の立パイプの背後のバックホークおよびチエンステーで囲まれる三角型 の両側に沿って所要肉厚の板体を所要に配置し、その板体の夫々の外面を、購入 者もしくは使用者等が文字、図形、記号等の装飾またはメッセージの表示を行え るメッセージ表示面に、設ける自転車用メッセージボードにある。

【０００７】 板体は、バックホークとの対応縁をバックホークを取付ける取付金に、立パイ プとの対応縁を後泥除に連係する取付金により夫々取付けてもよいものである。

【０００８】 板体は、アクリル樹脂等の透明合成樹脂板により設けてもよいものである。

【０００９】 板体の夫々は、外面に所要の施飾を施して提供してもよいものである。

【００１０】 板体の夫々は、外面に施飾等を主要的または補助的に施し、もしくは施飾等を 施すことなく無地の状態で提供し、購入者側においてその板体の夫々に施飾等を 補助的または主体的に表示し、もしくは施飾等を全面的に表示してもよいもので ある。

【００１１】

【考案の実施の形態】

自転車の立パイプの背後のバックホークおよびチエンステーで囲まれる三角型 の両側に沿ってアクリル樹脂で設けた透明板体を夫々取付け、その透明板体の夫 々の外面を装飾表示面およびメッセージ表示面に設ける自転車用メッセージボー ド。

【００１２】

【実施例】

以下、この考案の自転車用メッセージボード１を実施の一例である図面により 説明すると、図１に示すように、適宜厚の板体１ａ、１ｂを、自転車２における 立パイプ３の背後のバックホーク４とチエンケース５またはチエンステー６で囲 まれる三角型の部分に外縁が対応する三角形に形成し、その板体１ａ、１ｂの上 縁１ａ１、１ｂ１をバックホーク４に巻回する取付金７、７を前後に、例えばネ ジ（図示しない）により図１に示すように取付け、また板体１ａ、１ｂの前縁１ ａ２、１ｂ２を後泥除８の外面に、上下に連接する取付金９、９により連係して 取付けるものである。

【００１３】 前記板体１ａ、１ｂは、その上縁１ａ１、１ｂ１を、図示しないが、バックホ ーク４に設けた台金に、ネジなどにより固着してもよいものである。また、前記 板体１ａ、１ｂは、例えば、アクリル樹脂により透明板体に設けてもよいもので ある。

【００１４】 この考案の自転車用メッセージボード１は、前述のように構成されるから、無 地の板体の表面に文字やイラストを描いたり、好きなカラーにペイントして個性 を表現することができる。

【００１５】 また、図３および図４に示すように、既製ボード１０ａ、１０ｂの如く、シル ク印刷等の製造手段で美しく装飾１１、１２の加工を行って出荷することもでき 、この既製ボード１０ａ、１０ｂに基づいて、好みのイラストを描くことは、勿 論、オーナーのラベルネーム１３やインスタント写真１４を貼着するだけで、ボ ードの個性化、個別化を図ることができるのである。そして、これらを服を着替 えるようにＴＰＯに応じて付け替えることもできる。

【００１６】 また、この考案の自転車用メッセージボード１は、ドレスガードとして、衣服 の汚れや巻き込みを防止する機能も勿論、具えるものである。

【００１７】

【考案の効果】

この考案の自転車用メッセージボードは、以上のようになるから、容易に個性 またはオリジナル性を自転車に付加することができ、ユーザーの趣味感、生活感 を表現し、かつ周囲にライフスタイルをアッピールすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の自転車用メッセージボードを装備し
た自転車を示す部分正面図である。

【図２】同じく、この考案の自転車用メッセージボード
を自転車に装備する前の展開図である。

【図３】同じく、メーカー側が提供するこの考案の自転
車用メッセージボードの主要装飾例を示す正面図であ
る。

【図４】同じく、メーカー側が提供するこの考案の自転
車用メッセージボードの主要装飾例に、ユーザーが付加
装飾した実施例を示す正面図である。

【符号の説明】

１ 自転車用メッセージボード １ａ 板体 １ａ１ 上縁 １ａ２ 前縁 １ｂ 板体 １ｂ１ 上縁 １ｂ２ 前縁 ２ 自転車 ３ 立パイプ ４ バックホーク ５ チエンケース ６ チエンステー ７ 取付金 ８ 後泥除 ９ 取付金 １０ａ 既製ボード １０ｂ 既製ボード １１ 装飾 １２ 装飾 １３ ラベルネーム １４ インスタント写真

Claims (5)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 自転車の立パイプの背後のバックホーク
   およびチエンステーで囲まれる三角型の両側に沿って所
   要肉厚の板体を所要に配置し、その板体の夫々の外面
   を、購入者もしくは使用者等が文字、図形、記号等の装
   飾またはメッセージの表示を行えるメッセージ表示面
   に、設ける自転車用メッセージボード。
2. 【請求項２】 板体は、バックホークとの対応縁をバッ
   クホークを取付ける取付金に、立パイプとの対応縁を後
   泥除に連係する取付金により夫々取付ける請求項１の自
   転車用メッセージボード。
3. 【請求項３】 板体は、アクリル樹脂等の透明合成樹脂
   板により設ける請求項１または請求項２の自転車用メッ
   セージボード。
4. 【請求項４】 板体の夫々は、外面に所要の施飾を施し
   て提供する請求項１の自転車用メッセージボード。
5. 【請求項５】 板体の夫々は、外面に施飾等を主要的ま
   たは補助的に施し、もしくは施飾等を施すことなく無地
   の状態で提供し、購入者側においてその板体の夫々に施
   飾等を補助的または主体的に表示し、もしくは施飾等を
   全面的に表示する請求項１の自転車用メッセージボー
   ド。