JP3035185B2 - 車両用油圧作動式変速機の制御装置 - Google Patents
車両用油圧作動式変速機の制御装置Info
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
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- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
Description
機の制御装置に関し、より詳しくは機関再始動時の変速
機の作動油温(ATF温度)を機関冷却水温から精度よ
く推定するようにしたものに関する。
動式の自動変速機は作動油(以下「ATF」と言う)で
動作し、このATFの油圧を様々な目的に応じて調整す
ることで、変速ショックないしロックアップクラッチの
スリップなどの制御を行っている。このATFは温度に
より粘性が変化する。即ち、低温時には高くなり、高温
時には低くなるため、油圧の昇圧特性や降圧特性が変動
し、制御が不安定となっていた。
の技術のように、油圧制御回路中にソレノイドバルブを
設け、このソレノイドバルブをデューティ駆動して精度
良く油圧を制御するようにし、更に上記ATFの温度変
化による不具合を防止するために、油温センサを前記油
圧制御回路中に設け、検知したATF温度に応じてデュ
ーティ比を補正するものが知られている。
ンサは高価であるため、一般には機関制御上必須のパラ
メータである機関冷却水温を利用して自動変速機の油圧
を制御している。その際、機関冷却水温の変化は、AT
F温度の変化に近いものの、機関を停止してからある程
度の時間が経て再始動した場合など、走行状況によって
は大きくずれる場合が生じるため、制御に用いる温度の
区分を大きめに設定することで対応しており、精緻な制
御には使用できないのが現状である。
した欠点を解消することにあり、高価な油温センサを用
いることなく、機関冷却水温から機関再始動時における
ATF温度を精度良く推定し、よってそれに基づいて精
緻な油圧制御を行うこと可能とする車両用油圧作動式変
速機の制御装置を提供することにある。
く、機関冷却水温からATF温度を精度良く推定すると
共に、それに基づいて機関再始動時におけるATF温度
を精度良く推定し、よってそれに基づいて精緻な油圧制
御を行うこと可能とする車両用油圧作動式変速機の制御
装置を提供することにある。
ためにこの発明は請求項1項において、温度検出手段に
より温度を検出可能な冷却媒体により冷却される内燃機
関に接続されると共に、作動油により作動する車両用油
圧作動式変速機の制御装置において、前記内燃機関の作
動停止時の前記冷却媒体の温度を検出する作動停止時温
度検出手段と、前記内燃機関の作動停止後の再始動時の
前記冷却媒体の温度を検出する再始動時温度検出手段
と、前記検出された作動停止時の温度とその後の再始動
時の温度を比較する比較手段と、および前記比較結果に
基づいて前記内燃機関の再始動時における前記車両用油
圧作動式変速機の作動油の温度を推定する油温推定手段
と、を備える如く構成した。
り温度を検出可能な冷却媒体により冷却される内燃機関
に接続されると共に、作動油により作動する車両用油圧
作動式変速機の制御装置において、前記内燃機関の作動
停止時の前記冷却媒体の温度を検出する作動停止時温度
検出手段と、前記内燃機関の作動停止後の再始動時の前
記冷却媒体の温度を検出する再始動時温度検出手段と、
前記検出された作動停止時の温度とその後の再始動時の
温度を比較する比較手段と、および前記比較結果と、前
記内燃機関の作動停止までの車両の操作状況から推定さ
れる前記車両用油圧作動式変速機の作動油の温度とに基
づき、前記内燃機関の再始動時における前記作動油の温
度を推定する油温推定手段と、を備える如く構成した。
は、前記比較結果から作動停止時の温度とその後の再始
動時の温度の差が大きいとき、前記内燃機関の作動停止
から再始動までの経過時間が大きいと推定されるとき、
および前記再始動時の前記冷却媒体の温度が所定以上の
とき、のいずれかにあると判断されるときは、前記再始
動時の前記冷却媒体の温度を前記作動油の温度と推定す
る如く構成した。
は、少なくとも前記作動油の攪拌による発熱および変速
機外部への放熱に基づいて前記作動油の温度を推定する
如く構成した。
御装置においては、内燃機関の作動停止時の冷却媒体の
温度を検出し、内燃機関の作動停止後の再始動時の冷却
媒体の温度を検出し、検出された作動停止時の温度とそ
の後の再始動時の温度を比較し、比較結果に基づいて内
燃機関の再始動時における変速機の作動油の温度を推定
する如く構成したので、高価な油温センサを用いること
なく、機関再始動時の作動油温を精度良く推定すること
ができ、よってそれに基づいて精緻な油圧制御を行うこ
とができる。尚、ここで「冷却媒体」は機関冷却水を、
「摩擦係合要素」とはクラッチ、ブレーキなどを意味す
る。
の制御装置においては、内燃機関の作動停止時の冷却媒
体の温度を検出し、内燃機関の作動停止後の再始動時の
冷却媒体の温度を検出し、検出された作動停止時の温度
とその後の再始動時の温度を比較し、比較結果と、内燃
機関の作動停止までの車両の操作状況から推定される変
速機の作動油の温度とに基づき、内燃機関の再始動時に
おける作動油の温度を推定する如く構成したので、高価
な油温センサを用いることなく、機関再始動時の作動油
温を精度良く推定できると共に、その後の作動油温の変
化を的確に推定することができ、よって推定値に基づい
て精緻な油圧制御を行うことが可能となる。
停止時の温度とその後の再始動時の温度の差が大きいと
き、内燃機関の作動停止から再始動までの経過時間が大
きいと推定されるとき、および再始動時の冷却媒体の温
度が所定以上のとき、のいずれかにあると判断されると
きは、再始動時の冷却媒体の温度を前記作動油の温度と
推定する如く構成したので、機関再始動時の作動油温を
一層精度良く推定でき、よってそれに基づいて精緻な油
圧制御を行うことが可能となる。
動油の攪拌による発熱および変速機外部への放熱に基づ
いて作動油の温度を推定する如く構成したので、機関再
始動時の作動油温を精度良く推定できると共に、その後
の作動油温の変化を一層的確に推定することができ、よ
って推定値に基づいて精緻な油圧制御を行うことが可能
となる。
説明する。
変速機の制御装置を全体的に示す概略図である。
は、内燃機関Eのクランクシャフト1にロックアップ機
構を有するトルクコンバータ2を介して接続されたメイ
ンシャフトMSと、このメインシャフトMSに複数のギ
ヤ列を介して接続されたカウンタシャフトCSとを備え
る。
3、メイン2速ギヤ4、メイン3速ギヤ5、メイン4速
ギヤ6、およびメインリバースギヤ7が支持される。ま
た、カウンタシャフトCSには、メイン1速ギヤ3に噛
合するカウンタ1速ギヤ8、メイン2速ギヤ4と噛合す
るカウンタ2速ギヤ9、メイン3速ギヤ5に噛合するカ
ウンタ3速ギヤ10、メイン4速ギヤ6に噛合するカウ
ンタ4速ギヤ11、およびメインリバースギヤ7にリバ
ースアイドルギヤ13を介して接続されるカウンタリバ
ースギヤ12が支持される。
回転自在に支持されたメイン1速ギヤ3を1速用油圧ク
ラッチC1でメインシャフトMSに結合すると、1速変
速段が確立する。1速用油圧クラッチC1は、2速〜4
速変速段の確立時にも係合状態に保持されるため、カウ
ンタ1速ギヤ8は、ワンウェイクラッチCOWを介して
支持される。
されたメイン2速ギヤ4を2速用油圧クラッチC2でメ
インシャフトMSに結合すると、2速変速段が確立す
る。カウンタシャフトCSに相対回転自在に支持された
カウンタ3速ギヤ10を3速用油圧クラッチC3でカウ
ンタシャフトCSに結合すると、3速変速段が確立す
る。
持されたカウンタ4速ギヤ11をセレクタギヤSGでカ
ウンタシャフトCSに結合した状態で、メインシャフト
MSに相対回転自在に支持されたメイン4速ギヤ6を4
速−リバース用油圧クラッチC4RでメインシャフトM
Sに結合すると、4速変速段が確立する。
持されたカウンタリバースギヤ12をセレクタギヤSG
でカウンタシャフトCSに結合した状態で、メインシャ
フトMSに相対回転自在に支持されたメインリバースギ
ヤ7を前記4速−リバース用油圧クラッチC4Rでメイ
ンシャフトMSに結合すると、後進変速段が確立する。
上記において、クラッチC1,C2,C3,C4Rが、
前記した摩擦係合要素に相当する。
ファイナルドライブギヤ14およびフィイナルドリブン
ギヤ15を介してディファレンシャルDに伝達され、そ
れから左右のドライブシャフト16,16を介して駆動
輪W,Wに伝達される。
示せず)の前方にはラジエータ20が配置されると共
に、該ラジエータ20と内燃機関Eとの間には機関冷却
水を循環させる冷却水通路22が設けられる。同様に、
該ラジエータ20と油圧(制御)回路Oとの間にもAT
Fを循環させるATF通路24が設けられる。尚、AT
F通路24は、ラジエータ20の内部においてATFク
ーラ26として構成されており、機関冷却水温との間で
熱交換が行われる。上記で機関冷却水が前記した「温度
を検出可能な冷却媒体」に相当する。
に配置されたスロットル弁(図示せず)の付近には、そ
の開度θTHを検出するスロットル開度センサS1が設け
られる。またファイナルドリブンギヤ15の付近には、
ファイナルドリブンギヤ15の回転速度から車速Vを検
出する車速センサS2が設けられる。
回転を通じて変速機の入力軸回転速度NM を検出する入
力軸回転速度センサS3が設けられると共に、カウンタ
シャフトCSの付近にはその回転を通じて変速機の出力
軸回転速度Nc を検出する出力軸回転速度センサS4が
設けられる。
レバー(図示せず)の付近には、P,R,N,D4,D
3,2の6種のポジションの中、運転者が選択したポジ
ションを検出するシフトレバーポジションセンサS5が
設けられる。また、内燃機関Eのクランクシャフト1の
付近にはその回転を通じて機関回転数Neを検出する回
転速度センサS6が設けられる。また、前記した冷却水
通路22の適宜位置には機関冷却水温の温度を検出する
水温センサS7が設けられると共に、車両の適宜位置に
は外気温(雰囲気温度)を検出する外気温センサS8が
設けられる。
(電子制御ユニット)に送られる。
32、入力回路33および出力回路34からなるマイク
ロ・コンピュータから構成され、前記したセンサS1な
どの出力は、入力回路33を介してマイクロ・コンピュ
ータ内に入力される。尚、RAM32には機関停止後も
記憶が保持されるバックアップ部を備える。
0はシフト位置(変速段)を決定し、出力回路34を通
じて油圧制御回路OのシフトソレノイドSL1,SL2
を励磁・非励磁することによって図示しないシフトバル
ブを切り替え、所定の変速段の油圧クラッチを解放・締
結すると共に、制御ソレノイドSL3,SL4を通じて
トルクコンバータ2のロックアップ機構の動作を制御
し、更にリニアソレノイドSL5を通じてクラッチ油圧
を制御する。また、マイクロ・コンピュータにおいてC
PU30は後述の如く、ATF温度TATF を推定する。
を示すメイン・フロー・チャートであるが、同図の説明
に入る前に、ここで実施例に係るATF温度TATF の推
定手法を概説する。
関冷却水温Twの変化は近似するとは言え、走行状況に
よっては大きくずれる場合が生じる。特に、機関(の作
動)を停止した後に再始動したとき、端的に言えばイグ
ニッションオフしてからイグニッションオンしたときの
ATF温度TATF の変化は、機関冷却水温Twの変化
と、必ずしも同一ではない。
ATF と機関冷却水温Twの降温特性を一次関数で近似す
ると、両者の時定数がほぼ同様であることは経験的に知
られている。
機関冷却水温TwとATF温度TATF の機関停止からの
降温特性を一次関数で近似するとき、比例関係が成立す
るものとみなし、停止から再始動までの時間が短いと判
断される場合は、機関再始動時のATF温度を、機関停
止時の冷却水温と推定ATF温度と機関再始動時の冷却
水温とから推定するようにした。
判断される場合は、冷却水のATFも十分冷却されてい
るとみなし、原則的に再始動時の冷却水温をATF温度
とみなすようにした。
を参照して実施例に係る装置の動作を説明する。尚、図
示のプログラムは、機関始動時に1度だけ起動される。
ATF(n-1)、即ち、前に機関を停止するときに推定した最
後の値を前記したRAM32のバックアップ部から読み
出す。尚、この推定については後述する。
の前回値Tw(n-1) 、即ち、前に機関を停止するときに
検出した最後の値を前記したRAM32のバックアップ
部から読み出し、S14に進んで機関再始動時に始めて
検出した冷却水温の今回値Tw(n) をRAM32から読
み出す。
の前回値Tw(n-1) が所定値YTWAS(例えば45
℃)以上か否か判断する。S16で冷却水温の前回値T
w(n-1) が所定値YTWAS未満と判断されるときは、
機関停止から再始動までの時間によらず、今回の水温と
ATF温度とが共に低いと考えられるためS18に進ん
で推定ATF温度の前回値TATF(n-1)が冷却水温の今回
値Tw(n) 以上か否か判断する。
1)が冷却水温の今回値Tw(n) 以上と判断されるときは
S20に進んで冷却水温の今回値Tw(n) を推定ATF
温度の今回値TATF(n)とする。即ち、今検出した冷却水
温をATF温度の初期値とする。
ATF(n-1)が冷却水温の今回値Tw(n) 未満と判断される
ときはS22に進んで推定ATF温度の前回値TATF(n-
1)を推定ATF温度の今回値TATF(n)とする。即ち、機
関停止時に推定したATF温度をATF温度の初期値と
する。
関冷却水温Twの方が本来的にATF温度TATF より高
く、ATF温度が冷却水温Twを上回ることはないと考
えられるからである。従って、推定ATF温度の前回値
TATF(n-1)が冷却水温の今回値Tw(n) 未満と判断され
るときは、冷却水温の今回値Tw(n) ではなく、推定A
TF温度の前回値TATF(n-1)をもって推定ATF温度の
今回値TATF(n)とする。
定値YTWAS(例えば45℃)以上と判断されるとき
は、S24に進んで推定ATF温度の前回値TATF(n-1)
が所定値YTATFS(例えば20℃)以上か否か判断
する。
共に(後述)、S24で否定されるときは前述の図3の
比例関係が成立しないような場合であるため、S18以
降に進んで先と同様の処理を行う。
冷却水温の今回値Tw(n) が前記所定値YTATFS
(例えば20℃)以上か否か判断する。S16でも類似
した判断を行っているが、ここでの目的は再始動までの
時間を推測するためである。
機関が停止した状態で放置されていたと判断されるた
め、S18以降に進んで先に示した手順で変速機温度を
推定する。
み、図示の如くしてATF温度TATF(n) (機関再始動
時のATF温度の初期値)を推定する。これは図3に示
すように、比例関係から図中のxを算出し、算出値をT
ATF (n) とする作業である。
のATF温度TATF (n) に基づいて始動後のATF温度
を経時的に推定する。そして次に機関が停止されるとき
の推定値がこのフロー・チャートのS10の前回値とさ
れることになる。尚、始動後のATF温度の推定はこの
発明の要旨とは直接関連せず、同日付けで本出願人が提
案する出願に詳細に述べられているので、以下の説明は
簡単とする。
ーチン・フロー・チャートであるが、この推定動作にお
いては、ATF温度TATF の推定値は機関始動時の冷却
水温から出発すると共に、トルクコンバータの状態、変
速の種類(即ち、変速比の差、つまり摩擦による発熱量
の差)、車速(攪拌による昇温、空冷による降下)、ラ
ジエータの状態(ラジエータ中での機関冷却水との熱交
換)などを考慮し、単位時間当たりの発熱による温度上
昇と放熱による温度降下とを定量的に推定してその合算
値を求め、それからATF温度TATF を推定するように
した。
バータによる発熱量、クラッチ(摩擦係合要素)による
発熱量、攪拌による発熱量、ラジエータによる発熱量
(ないし放熱量)および外気による放熱量とを求め、そ
れらの合算値に基づいてATF温度TATF を推定するよ
うにした。より具体的には、機関始動時の冷却水温に上
記合算値を1秒ごとに加算して現在のATF温度TATF
(n) (n:時刻)を推定する。
あることから負の値とし、ラジエータでの値は熱交換に
より加熱ないし冷却の両方向の値を取り得ることから状
況によって正負の値(昇温方向は正、降温方向は負)と
する。残余の場合には加熱方向のみの値であることから
全て正の値とする。
明する。尚、図示のプログラムは、1秒(sec )ごとに
起動される。
温Twなどのパラメータを読み込み、S102に進んで
機関始動時か否か判断する。そしてS102で肯定され
るときはS104に進んで図2のプログラムで求めたA
TF温度TATF (n) をATF温度TATF の前回値TATF
(n-1) とする。
ンバータによる発熱量ΔTtrを求める。
の物質の温度をΔT〔K〕だけ上昇させるのに要する熱
量をΔQ〔J〕とすると、温度Tでの比熱は、ΔTを限
りなく0に近づけたときのΔQ/mΔTで与えられ、比
熱は、比熱の温度依存性が十分に緩やかな場合、質量1
gの物質の温度を1Kだけ上昇させるのに必要な熱量と
定義される。
ルクコンバータの入力エネルギと出力エネルギとの差
が、トルクコンバータが吸収したエネルギ、つまり流体
摩擦などにより発熱し、熱エネルギとなって油温の上昇
を招いたものと考えれば、トルクコンバータによる単位
時間当たりの温度上昇(発熱量)は、トルクコンバータ
の吸収エネルギとATFの比熱およびトルクコンバータ
を形成している鉄やアルミニウムなどの金属の比熱とか
ら、求めることができる。
trはより具体的には、数1に示すように求める。
Neから求める。またτはポンプ吸収トルクを示し、入
力回転数とは無関係に入出力回転速度比eに応じた値と
なる。またトルクコンバータ効率ηはτ×入出力トルク
比kで求められるので、τ,ηなどはe,kに応じて検
索できるように予めマップ化しておいても良い。
108に進んでクラッチによる発熱量ΔTclを算出す
る。
入出力回転速度の差(相対回転)とクラッチ伝達トルク
の積に比例する値と考えられることから、数2のように
算出する。
むにつれて相対回転は零となるため、変速変化率が一定
とすると、単位時間当たりの発熱量は、算出値(相対回
転×クラッチ伝達トルク)に1/2を乗じることで概算
できるからである。また、NINは前述の如く機関回転数
Neに、NOUT はメインシャフト回転速度NM に基づい
て求める。また、Aはクラッチ余裕率を示し、回転の吹
き上がりに対するタフネスを示す値であってクラッチの
係合の強さを意味する。
類と機関回転数に応じて決まるため、その他の係数をま
とめて、実施例では簡略化を意図して数3に示すように
算出する。
算出するサブルーチン・フロー・チャートであり、以下
説明すると、先ずS200で選択されているポジション
がR(リバース走行)ないしN(ニュートラル)か否か
判断し、否定されるときはS202に進んでアップシフ
ト発生か否か判断する。そして肯定されたときはS20
4に進んで図示の如くクラッチでの発熱量ΔTclを算出
する。ここで、変速比によって係数AをA2,A3,A4 と
相違させたのは、変速比によって摩擦量、即ち、発熱量
が異なるためである。
ではないと判断されるときはS206に進み、前回値Δ
Tcl(n-1) (ない場合は適宜設定した初期値)をそのま
ま今回値ΔTcl(n) とする。これは、ダウンシフトでは
一般に共噛みを制御し、機関回転数を上昇させて相対回
転差が減少した上でシフトするため、摩擦による発熱量
は少なく、それに対してアップシフトにおいてはそれが
困難なため、つまりクラッチの摩擦により相対回転差の
大部分を吸収しなくてはならず、よって発熱量が大きく
なるからである。従って、アップシフト発生時のみ、発
熱量を算出(更新)するようにした。
算出(更新)しないのは、ポジションNにあってはクラ
ッチが動作せず、ポジションRにあっては、変速が行わ
れないためである。
110に進んで攪拌による発熱量ΔTstを算出する。
ってATFが攪拌される、即ち、攪拌抵抗による発熱量
であることから、数4に示す如く算出する。
れており、これが車両の走行に伴うファイナルドライブ
ギヤ14、ファイナルドリブンギヤ15、カウンタシャ
フトCS上のギヤなどの種々のギヤにより攪拌される
が、カウンタシャフトCSの回転速度NC はほぼ車速V
に比例するため、車速の自乗値に係数Bを乗じて求める
ようにした。ここで、係数Bは実験により適宜求める値
である。尚、カウンタシャフト回転速度NC を用いても
良いことは言うまでもない。
発熱量(または放熱量)ΔTraを算出する。
20においてはATFと機関冷却水との間で熱交換が行
われる。そこで、ATF温度に対するラジエータでの発
熱量(放熱量)ΔTraは、数5のように算出する。
(n-1) (前回算出値)を減算した差に係数Cを乗じて求
める。その結果、算出値は冷却水温Twの方が高いとき
正値(発熱量)となると共に、冷却水温Twの方が低い
とき負値(放熱量)となる。尚、数5において係数C
は、実験的に求められる係数である。
ΔTtaを算出する。
とから、前に述べたように、外気による場合は発熱量で
はなく、放熱量として捉える。その外気による冷却(放
熱)は風速、即ち車速に比例すると共に、変速機温度
(ATF温度にほぼ等価)と外気の差に依存すると考え
られる。そこで、外気による放熱量ΔTtaは、数6のよ
うに算出する。
の変化量は、外気温Tair (雰囲気温度)とATF温度
TATF との差に比例すると考えられることから、数6の
如く算出するようにした。またDは、適宜設定される係
数である。
116に進んで上記の如く算出した値を合計し、前回値
TATF (n-1) に加算して今回推定したATF温度TATF
(n)を算出する。既述の如く、ラジエータによる算出値
ΔTraは正負両様の値をとると共に、外気による算出値
ΔTtaは常に負値となる。
回算出値TATF (n) を前回算出値TATF (n-1) に置き換
えてプログラムを終了する。従って、次回以降のプログ
ラム起動時にS102で機関始動時ではないと判断され
てS104をジャンプするときは、S118で書き替え
られた値が前回値として用いられる。尚、S118で置
換された値は、機関停止時にはバックアップ部に格納さ
れる。
ャートのS12が請求項に言う「作動停止時温度検出手
段」に、S14が「再始動時温度検出手段」に、S1
6,S18,S24,S26が「比較手段」に、S2
0,S22,S28が「油温推定手段」に、相当する。
ら、高価な油温センサを用いることなく、機関再始動時
のATF温度を精度良く推定することができる。更に、
それを用いてその後のATF温度を精度良く推定するこ
とができるので、推定値を用いて油圧などを制御すると
きも、精緻な制御を実現することができる。
クラッチのみ用いる例を示したが、クラッチとブレーキ
とを用いるものであっても良い。
サを用いることなく、機関再始動時の作動油温を精度良
く推定することができ、よってそれに基づいて精緻な油
圧制御を行うことができる。
を用いることなく、機関再始動時の作動油温を精度良く
推定できると共に、その後の作動油温の変化を的確に推
定することができ、よって推定値に基づいて精緻な油圧
制御を行うことが可能となる。
動油温を一層精度良く推定でき、よってそれに基づいて
精緻な油圧制御を行うことが可能となる。
動油温を精度良く推定できると共に、その後の作動油温
の変化を一層的確に推定することができ、よって推定値
に基づいて精緻な油圧制御を行うことが可能となる。
装置を全体的に示す説明図である。
油温の推定動作を示すメイン・フロー・チャートであ
る。
イミング・チャートである。
温の推定動作を示すサブルーチン・フロー・チャートで
ある。
の算出作業を示すサブルーチン・フロー・チャートであ
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 温度検出手段により温度を検出可能な冷
却媒体により冷却される内燃機関に接続されると共に、
作動油により作動する車両用油圧作動式変速機の制御装
置において、 a.前記内燃機関の作動停止時の前記冷却媒体の温度を
検出する作動停止時温度検出手段と、 b.前記内燃機関の作動停止後の再始動時の前記冷却媒
体の温度を検出する再始動時温度検出手段と、 c.前記検出された作動停止時の温度とその後の再始動
時の温度を比較する比較手段と、および d.前記比較結果に基づいて前記内燃機関の再始動時に
おける前記車両用油圧作動式変速機の作動油の温度を推
定する油温推定手段と、を備えたことを特徴とする車両
用油圧作動式変速機の制御装置。 - 【請求項2】 温度検出手段により温度を検出可能な冷
却媒体により冷却される内燃機関に接続されると共に、
作動油により作動する車両用油圧作動式変速機の制御装
置において、 a.前記内燃機関の作動停止時の前記冷却媒体の温度を
検出する作動停止時温度検出手段と、 b.前記内燃機関の作動停止後の再始動時の前記冷却媒
体の温度を検出する再始動時温度検出手段と、 c.前記検出された作動停止時の温度とその後の再始動
時の温度を比較する比較手段と、および d.前記比較結果と、前記内燃機関の作動停止までの車
両の操作状況から推定される前記車両用油圧作動式変速
機の作動油の温度とに基づき、前記内燃機関の再始動時
における前記作動油の温度を推定する油温推定手段と、
を備えたことを特徴とする車両用油圧作動式変速機の制
御装置。 - 【請求項3】 前記油温推定手段は、前記比較結果から
作動停止時の温度とその後の再始動時の温度の差が大き
いとき、前記内燃機関の作動停止から再始動までの経過
時間が大きいと推定されるとき、および前記再始動時の
前記冷却媒体の温度が所定以上のとき、のいずれかにあ
ると判断されるときは、前記再始動時の前記冷却媒体の
温度を前記作動油の温度と推定することを特徴とする請
求項1項または2項記載の車両用油圧作動式変速機の制
御装置。 - 【請求項4】 前記油温推定手段は、少なくとも前記作
動油の攪拌による発熱および変速機外部への放熱に基づ
いて前記作動油の温度を推定することを特徴とする請求
項2項記載の車両用油圧作動式変速機の制御装置。
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