JP3024165U - 眼 鏡 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 眼鏡に磁気治療効果をもたせる。 【解決手段】 眼鏡のフレームの左右のつる５に小さな
磁石６を埋め込む。埋め込む位置は、つる５の先端部で
耳の陰に当たる部分が適当であるが、こめかみに当たる
部分でもよい。磁石６の埋め込みは、つる５の成形時
に、樹脂の中に埋め込んでもよいし、後からつる５に穴
をあけて磁石を詰め、穴を樹脂で埋めるようにしてもよ
い。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、磁気治療効果を有する眼鏡に関する。

【０００２】

【従来の技術】

磁石を身体の近くに保持すると、血行をよくして健康を増進する等の効果があ り、従来、粘着シートを使って粒状の磁石を肩等に貼り付けたり、下着等に磁石 を縫い込んだりしていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、粘着シートで磁石を体に貼り付けるのは面倒であるし、粘着シートが 皮膚にかぶれを起こしたりもする。また、磁石を衣服に縫い込むのも手間がかか る。 この考案は、眼鏡を使って磁気治療を行うことを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

この考案は、眼鏡のフレームのつるまたは鼻当てに磁石を組み込んだものであ る。

【０００５】

【作用】

つるおよび鼻当ては頭部や鼻に接触するので、ここに埋め込んでおけば磁気治 療の効果が高い。 左右の磁石が異なる極を互いに向け合っていれば、頭の中を通る磁力線が密に なり、磁気治療効果が高まる。

【０００６】

【実施例】

図１はこの考案を適用した眼鏡を示したもので、レンズ１を支えるフレーム２ は前枠３とこれに蝶番で止められた左右のつる５からなっており、各つるに小さ な磁石６を埋め込む。埋め込む位置は、つる５の先端部で耳の陰に当たる部分が 適当であるが、こめかみに当たる部分でもよい。

【０００７】 磁石６はフェライト製など様々なものを用いることができる。形状は、ボール 状のほか、ディスク状などでもよい。磁石６の埋め込みは、つる５の成形時に、 樹脂の中に埋め込んでもよいし、後からつる５に穴をあけて磁石を詰め、穴を樹 脂で埋めるようにしてもよい。

【０００８】 このように構成された眼鏡を装着すると、つる５に埋め込んだ磁石６が頭部に 接近した状態に保持され、頭部の血行をよくする。

【０００９】 なお、左右のつる５に埋め込む磁石６は、図２に示すように、異なる極を互い に向け合うようにすると、頭の中を多くの磁力線が通過し、効果が高まる。

【００１０】 上述の実施例は磁石をつるに埋め込んだが、別の方法として、磁石を鼻当て７ に埋め込んでもよい。この場合も、左右の磁石は、異なる極を互いに向け合うよ うに鼻当てに埋め込む。

【００１１】

【考案の効果】

以上説明したように、この考案の眼鏡は、つるまたは鼻当てに磁石を埋め込ん だものであり、これを装着すれば、磁石が頭部表面に保持されるので、頭の血行 をよくすることができる。特に、眼鏡は装着する時間が長いので治療効果が上が り、また、磁石はつるに埋め込んだので邪魔にならない。既存の眼鏡にも簡単な 加工を加えるだけでこの考案を適用することができる。

【００１１】 なお、左右の磁石を、異なる極を互いに向け合うように埋め込むと、頭の中を 多くの磁力線が通過し、治療効果が高まる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 眼鏡の斜視図である。

【図２】 磁石の配置を示す説明図である。

【符号の説明】

１ レンズ ２ フレーム ５ つる ６ 磁石 ７ 鼻当て

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 フレーム（２）のつる（５）に磁石
   （６）を埋め込んだ眼鏡。
2. 【請求項２】 フレーム（２）の鼻当て（７）に磁石
   （６）を埋め込んだ眼鏡。
3. 【請求項３】 左右の磁石（６）が異なる極を互いに向
   け合って埋め込まれている請求項１または２に記載の眼
   鏡。