JP2963331B2 - 乾式電気集塵装置 - Google Patents
乾式電気集塵装置Info
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- JP2963331B2 JP2963331B2 JP7620294A JP7620294A JP2963331B2 JP 2963331 B2 JP2963331 B2 JP 2963331B2 JP 7620294 A JP7620294 A JP 7620294A JP 7620294 A JP7620294 A JP 7620294A JP 2963331 B2 JP2963331 B2 JP 2963331B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乾式電気集塵(しゅう
じん)装置に関するものである。
じん)装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、石炭炊(だ)きのボイラから排出
された排ガスにはダスト、窒素酸化物(NOx )、硫黄
(いおう)酸化物(SOX )等が含有されており、前記
ダストは電気集塵装置によって、窒素酸化物は脱硝装置
によって、硫黄酸化物は脱硫装置によって除去されるよ
うになっている。
された排ガスにはダスト、窒素酸化物(NOx )、硫黄
(いおう)酸化物(SOX )等が含有されており、前記
ダストは電気集塵装置によって、窒素酸化物は脱硝装置
によって、硫黄酸化物は脱硫装置によって除去されるよ
うになっている。
【0003】図2は従来の排ガス処理装置のブロック図
である。図において、11は石炭炊きのボイラであり、
該ボイラ11によって石炭が燃焼させられ、蒸気を発生
させる。前記ボイラ11から排出された400〔℃〕の
排ガス(以下「被処理ガス」という。)には、ダスト、
窒素酸化物、硫黄酸化物等が含有される。
である。図において、11は石炭炊きのボイラであり、
該ボイラ11によって石炭が燃焼させられ、蒸気を発生
させる。前記ボイラ11から排出された400〔℃〕の
排ガス(以下「被処理ガス」という。)には、ダスト、
窒素酸化物、硫黄酸化物等が含有される。
【0004】そこで、前記被処理ガスは最初に脱硝装置
13に送られ、該脱硝装置13において窒素酸化物が除
去される。次に、窒素酸化物が除去された被処理ガスは
空気予熱器15に送られる。該空気予熱器15におい
て、被処理ガスは前記ボイラ11の燃焼用空気により冷
却されて150〔℃〕になるとともに、前記燃焼用空気
は前記被処理ガスによって加熱されて予熱され、ボイラ
11に供給される。
13に送られ、該脱硝装置13において窒素酸化物が除
去される。次に、窒素酸化物が除去された被処理ガスは
空気予熱器15に送られる。該空気予熱器15におい
て、被処理ガスは前記ボイラ11の燃焼用空気により冷
却されて150〔℃〕になるとともに、前記燃焼用空気
は前記被処理ガスによって加熱されて予熱され、ボイラ
11に供給される。
【0005】ところで、前記空気予熱器15において冷
却された被処理ガスを乾式電気集塵装置に直接供給し、
該乾式電気集塵装置において被処理ガスからダストを除
去した後に被処理ガスをガスガス熱交換器に供給する
と、ダストによる硫黄酸化物の中和効果が低下してしま
う。その場合、ガスガス熱交換器において被処理ガスが
冷却されると、被処理ガス中に残存する亜硫酸ガス(S
O3 )がミスト化し、ガスガス熱交換器の表面に付着し
てガスガス熱交換器を腐食させてしまう。
却された被処理ガスを乾式電気集塵装置に直接供給し、
該乾式電気集塵装置において被処理ガスからダストを除
去した後に被処理ガスをガスガス熱交換器に供給する
と、ダストによる硫黄酸化物の中和効果が低下してしま
う。その場合、ガスガス熱交換器において被処理ガスが
冷却されると、被処理ガス中に残存する亜硫酸ガス(S
O3 )がミスト化し、ガスガス熱交換器の表面に付着し
てガスガス熱交換器を腐食させてしまう。
【0006】そこで、前記空気予熱器15から排出され
た被処理ガスをあらかじめガスガス熱交換器17に送
り、該ガスガス熱交換器17によって90〔℃〕に冷却
し、その後乾式電気集塵装置18に送るようにしてい
る。この場合、ガスガス熱交換器17において被処理ガ
スが冷却されるが、被処理ガス中には十分な量のダスト
が存在しているので、ダストによる硫黄酸化物の中和効
果を増大させることができ、亜硫酸ガスがミスト化する
ことがなく、ガスガス熱交換器17に付着することはな
い。
た被処理ガスをあらかじめガスガス熱交換器17に送
り、該ガスガス熱交換器17によって90〔℃〕に冷却
し、その後乾式電気集塵装置18に送るようにしてい
る。この場合、ガスガス熱交換器17において被処理ガ
スが冷却されるが、被処理ガス中には十分な量のダスト
が存在しているので、ダストによる硫黄酸化物の中和効
果を増大させることができ、亜硫酸ガスがミスト化する
ことがなく、ガスガス熱交換器17に付着することはな
い。
【0007】次に、前記乾式電気集塵装置18において
被処理ガスからダストが除去された後、被処理ガスは脱
硫装置20に送られ、該脱硫装置20において硫黄酸化
物が除去される。そして、該脱硫装置20から排出され
た被処理ガスは、湿式電気集塵装置22に送られ、該湿
式電気集塵装置22において、被処理ガスに残留してい
るダスト及びミストが除去される。
被処理ガスからダストが除去された後、被処理ガスは脱
硫装置20に送られ、該脱硫装置20において硫黄酸化
物が除去される。そして、該脱硫装置20から排出され
た被処理ガスは、湿式電気集塵装置22に送られ、該湿
式電気集塵装置22において、被処理ガスに残留してい
るダスト及びミストが除去される。
【0008】その後、被処理ガスはガスガス熱交換器2
3に送られ、該ガスガス熱交換器23において加熱さ
れ、煙突24から排出される。ところで、前記乾式電気
集塵装置18は、被処理ガスを通過させ、被処理ガスか
らダストを吸引して集塵する図示しない本体部、及び該
本体部の下方において本体部に固定されたホッパ部を有
する。そして、前記本体部においては、含塵ガスが入口
煙道を通り、整流板によって流速分布が均一化された
後、放電極と集塵極との間に形成された電場に導入され
るようになっている。この時、含塵ガス中のダストは前
記電場の電気力によって集塵極に吸引されて集塵され
る。そして、集塵極に吸引させられたダストは、槌(つ
い)打ハンマの衝撃力によって集塵極の表面から剥離
(はくり)させられて落下し、ホッパ部によって捕集さ
れる。
3に送られ、該ガスガス熱交換器23において加熱さ
れ、煙突24から排出される。ところで、前記乾式電気
集塵装置18は、被処理ガスを通過させ、被処理ガスか
らダストを吸引して集塵する図示しない本体部、及び該
本体部の下方において本体部に固定されたホッパ部を有
する。そして、前記本体部においては、含塵ガスが入口
煙道を通り、整流板によって流速分布が均一化された
後、放電極と集塵極との間に形成された電場に導入され
るようになっている。この時、含塵ガス中のダストは前
記電場の電気力によって集塵極に吸引されて集塵され
る。そして、集塵極に吸引させられたダストは、槌(つ
い)打ハンマの衝撃力によって集塵極の表面から剥離
(はくり)させられて落下し、ホッパ部によって捕集さ
れる。
【0009】図3は従来の乾式電気集塵装置のホッパ部
の概略図である。図に示すように、ホッパ部は逆角錐形
状の鉄製の壁体31を有し、図示しない本体部において
集塵極の表面から剥離させられたダストを捕集し、ダス
トバルブ32を介してダストを外部に排出する。ところ
で、前記乾式電気集塵装置18(図2)には、前記ガス
ガス熱交換器17によって90〔℃〕に冷却された被処
理ガスが送られるようになっているので、該乾式電気集
塵装置18において前記ホッパ部に捕集されたダストも
90〔℃〕に冷却されている。
の概略図である。図に示すように、ホッパ部は逆角錐形
状の鉄製の壁体31を有し、図示しない本体部において
集塵極の表面から剥離させられたダストを捕集し、ダス
トバルブ32を介してダストを外部に排出する。ところ
で、前記乾式電気集塵装置18(図2)には、前記ガス
ガス熱交換器17によって90〔℃〕に冷却された被処
理ガスが送られるようになっているので、該乾式電気集
塵装置18において前記ホッパ部に捕集されたダストも
90〔℃〕に冷却されている。
【0010】そして、前記壁体31が大気によって冷却
されると、ダストもそれに伴って冷却され、ダストに含
有された硫黄酸化物が前記壁体31の内面に付着し、壁
体31を腐食させてしまう。そこで、壁体31が大気に
よって冷却されることがないように、壁体31の外側に
断熱材33を配設して保温施工を施すようにしている。
されると、ダストもそれに伴って冷却され、ダストに含
有された硫黄酸化物が前記壁体31の内面に付着し、壁
体31を腐食させてしまう。そこで、壁体31が大気に
よって冷却されることがないように、壁体31の外側に
断熱材33を配設して保温施工を施すようにしている。
【0011】また、前記壁体31の側面にはマンホール
35が形成され、作業員は該マンホール35からホッパ
部内に進入し、前記乾式電気集塵装置18内の保守・管
理を行うことができるようになっている。なお、通常、
前記マンホール35は蓋36によって閉鎖され、該蓋3
6には断熱材36aが内貼りされる。さらに、前記壁体
31の内面には捕集されたダストが付着するので、乾式
電気集塵装置18を長期間使用すると付着したダストが
壁体31の内面に堆積(たいせき)し、ダストが下方に
円滑に流れなくなってしまう。そこで、前記壁体31の
側面に一端を固定させて金属製の叩(たた)き座37が
配設される。該叩き座37は、前記断熱材33を貫通し
て外方に延びる。したがって、前記ホッパ部の外部にお
いて図示しないハンマ等によって他端を打撃すると、壁
体31の内面に付着したダストが衝撃によって剥離させ
られる。
35が形成され、作業員は該マンホール35からホッパ
部内に進入し、前記乾式電気集塵装置18内の保守・管
理を行うことができるようになっている。なお、通常、
前記マンホール35は蓋36によって閉鎖され、該蓋3
6には断熱材36aが内貼りされる。さらに、前記壁体
31の内面には捕集されたダストが付着するので、乾式
電気集塵装置18を長期間使用すると付着したダストが
壁体31の内面に堆積(たいせき)し、ダストが下方に
円滑に流れなくなってしまう。そこで、前記壁体31の
側面に一端を固定させて金属製の叩(たた)き座37が
配設される。該叩き座37は、前記断熱材33を貫通し
て外方に延びる。したがって、前記ホッパ部の外部にお
いて図示しないハンマ等によって他端を打撃すると、壁
体31の内面に付着したダストが衝撃によって剥離させ
られる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の乾式電気集塵装置においては、前記ホッパ部のダス
トバルブ32、マンホール35、叩き座37等によって
コールドスポットが形成されるので、該コールドスポッ
トが起点になり、腐食が発生したりダストの付着が発生
したりする。
来の乾式電気集塵装置においては、前記ホッパ部のダス
トバルブ32、マンホール35、叩き座37等によって
コールドスポットが形成されるので、該コールドスポッ
トが起点になり、腐食が発生したりダストの付着が発生
したりする。
【0013】すなわち、前記ダストバルブ32において
は、金属製のバルブ本体がホッパ部の内部から外部まで
の間に位置させられ、しかも、前記壁体31に支持され
る。したがって、壁体31を介して熱が伝達され、ホッ
パ部の内部が大気によって冷却されてしまう。また、前
記マンホール35においては、ホッパ部の内部から外部
まで延びる貫通孔35aの壁面に、前記壁体31と一体
の鉄製のスリーブ35bが配設され、該スリーブ35b
の一端がホッパ部の外部に露出するとともに蓋36と接
触させられる。したがって、鉄製のスリーブ35bを介
して熱が伝達され、ホッパ部の内部が大気によって冷却
されてしまう。
は、金属製のバルブ本体がホッパ部の内部から外部まで
の間に位置させられ、しかも、前記壁体31に支持され
る。したがって、壁体31を介して熱が伝達され、ホッ
パ部の内部が大気によって冷却されてしまう。また、前
記マンホール35においては、ホッパ部の内部から外部
まで延びる貫通孔35aの壁面に、前記壁体31と一体
の鉄製のスリーブ35bが配設され、該スリーブ35b
の一端がホッパ部の外部に露出するとともに蓋36と接
触させられる。したがって、鉄製のスリーブ35bを介
して熱が伝達され、ホッパ部の内部が大気によって冷却
されてしまう。
【0014】さらに、金属製の叩き座37を介して熱が
伝達され、ホッパ部の内部が大気によって冷却されてし
まう。このように、ホッパ部には多くのコールドスポッ
トが形成され、その近傍のダストが大気によって冷却さ
れてしまうので、前記コールドスポットが起点になり、
ホッパ部内において腐食が発生したりダストの付着が発
生したりする。
伝達され、ホッパ部の内部が大気によって冷却されてし
まう。このように、ホッパ部には多くのコールドスポッ
トが形成され、その近傍のダストが大気によって冷却さ
れてしまうので、前記コールドスポットが起点になり、
ホッパ部内において腐食が発生したりダストの付着が発
生したりする。
【0015】また、前記本体部においても、内部を通過
する被処理ガスが壁体を介して大気によって冷却される
とドレンが発生してしまう。本発明は、前記従来の乾式
電気集塵装置の問題点を解決して、ホッパ部において腐
食が発生したりダストの付着が発生したりすることがな
く、本体部においてドレンが発生することがない乾式電
気集塵装置を提供することを目的とする。
する被処理ガスが壁体を介して大気によって冷却される
とドレンが発生してしまう。本発明は、前記従来の乾式
電気集塵装置の問題点を解決して、ホッパ部において腐
食が発生したりダストの付着が発生したりすることがな
く、本体部においてドレンが発生することがない乾式電
気集塵装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の乾
式電気集塵装置は、被処理ガスの送り方向におけるガス
ガス熱交換器よりも下流側で、脱硫装置よりも上流側に
配設され、放電極と集塵極との間に電場を形成し、前記
集塵極にダストを吸引させて被処理ガスからダストを除
去する本体部と、該本体部の下方に配設されダストを捕
集するホッパ部とを有する。
式電気集塵装置は、被処理ガスの送り方向におけるガス
ガス熱交換器よりも下流側で、脱硫装置よりも上流側に
配設され、放電極と集塵極との間に電場を形成し、前記
集塵極にダストを吸引させて被処理ガスからダストを除
去する本体部と、該本体部の下方に配設されダストを捕
集するホッパ部とを有する。
【0017】また、該ホッパ部には、ホッパ部の内部か
ら外部までの間において内側部分と外側部分とに分割さ
れた金属部材が配設され、該金属部材の内側部分と外側
部分との間に断熱材が配設される。本発明の他の乾式電
気集塵装置は、被処理ガスの送り方向におけるガスガス
熱交換器よりも下流側で、脱硫装置よりも上流側に配設
され、放電極と集塵極との間に電場を形成し、前記集塵
極にダストを吸引させて被処理ガスからダストを除去す
る本体部と、該本体部の下方に配設され、ダストを捕集
するホッパ部と、前記放電極を支持するための碍子(が
いし)が収容された碍子室とを有する。
ら外部までの間において内側部分と外側部分とに分割さ
れた金属部材が配設され、該金属部材の内側部分と外側
部分との間に断熱材が配設される。本発明の他の乾式電
気集塵装置は、被処理ガスの送り方向におけるガスガス
熱交換器よりも下流側で、脱硫装置よりも上流側に配設
され、放電極と集塵極との間に電場を形成し、前記集塵
極にダストを吸引させて被処理ガスからダストを除去す
る本体部と、該本体部の下方に配設され、ダストを捕集
するホッパ部と、前記放電極を支持するための碍子(が
いし)が収容された碍子室とを有する。
【0018】また、前記本体部と碍子室との間、及び前
記本体部とホッパ部との間に断熱材が配設される。
記本体部とホッパ部との間に断熱材が配設される。
【0019】
【作用】本発明によれば、前記のように乾式電気集塵装
置は、被処理ガスの送り方向におけるガスガス熱交換器
よりも下流側で、脱硫装置よりも上流側に配設され、放
電極と集塵極との間に電場を形成し、前記集塵極にダス
トを吸引させて被処理ガスからダストを除去する本体部
と、該本体部の下方に配設され、ダストを捕集するホッ
パ部とを有する。
置は、被処理ガスの送り方向におけるガスガス熱交換器
よりも下流側で、脱硫装置よりも上流側に配設され、放
電極と集塵極との間に電場を形成し、前記集塵極にダス
トを吸引させて被処理ガスからダストを除去する本体部
と、該本体部の下方に配設され、ダストを捕集するホッ
パ部とを有する。
【0020】被処理ガスは前記ガスガス熱交換器によっ
て冷却された後、乾式電気集塵装置に送られ、該乾式電
気集塵装置において被処理ガスからダストが除去され
る。また、前記ホッパ部には、ホッパ部の内部から外部
までの間において内側部分と外側部分とに分割された金
属部材が配置され、該金属部材の内側部分と外側部分と
の間に断熱材が配設される。この場合、前記金属部材を
介して熱が伝達されるのを防止することができる。
て冷却された後、乾式電気集塵装置に送られ、該乾式電
気集塵装置において被処理ガスからダストが除去され
る。また、前記ホッパ部には、ホッパ部の内部から外部
までの間において内側部分と外側部分とに分割された金
属部材が配置され、該金属部材の内側部分と外側部分と
の間に断熱材が配設される。この場合、前記金属部材を
介して熱が伝達されるのを防止することができる。
【0021】本発明の他の乾式電気集塵装置は、被処理
ガスの送り方向におけるガスガス熱交換器よりも下流側
で、脱硫装置よりも上流側に配設され、放電極と集塵極
との間に電場を形成し、前記集塵極にダストを吸引させ
て被処理ガスからダストを除去する本体部と、該本体部
の下方に配設され、ダストを捕集するホッパ部と、前記
放電極を支持するための碍子が収容された碍子室とを有
する。
ガスの送り方向におけるガスガス熱交換器よりも下流側
で、脱硫装置よりも上流側に配設され、放電極と集塵極
との間に電場を形成し、前記集塵極にダストを吸引させ
て被処理ガスからダストを除去する本体部と、該本体部
の下方に配設され、ダストを捕集するホッパ部と、前記
放電極を支持するための碍子が収容された碍子室とを有
する。
【0022】また、前記本体部と碍子室との間、及び前
記本体部とホッパ部との間に断熱材が配設される。この
場合、前記本体部と碍子室との間、及び前記本体部とホ
ッパ部との間において熱が伝達されるのを防止すること
ができる。
記本体部とホッパ部との間に断熱材が配設される。この
場合、前記本体部と碍子室との間、及び前記本体部とホ
ッパ部との間において熱が伝達されるのを防止すること
ができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施例に
おける乾式電気集塵装置のホッパ部の概略図である。図
において、ホッパ部は逆角錐形状の鉄製の壁体31を有
し、乾式電気集塵装置18(図2参照)の図示しない本
体部において集塵極の表面から剥離させられたダストを
捕集し、ダストバルブ32を介してダストを外部に排出
する。
ながら詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施例に
おける乾式電気集塵装置のホッパ部の概略図である。図
において、ホッパ部は逆角錐形状の鉄製の壁体31を有
し、乾式電気集塵装置18(図2参照)の図示しない本
体部において集塵極の表面から剥離させられたダストを
捕集し、ダストバルブ32を介してダストを外部に排出
する。
【0024】ところで、前記乾式電気集塵装置18に
は、前記ガスガス熱交換器17によって90〔℃〕に冷
却された被処理ガスが送られるようになっているので、
該乾式電気集塵装置18において前記ホッパ部に捕集さ
れたダストも90〔℃〕に冷却されている。そして、前
記壁体31が大気によって冷却されると、ダストもそれ
に伴って冷却され、ダストに含有された硫黄酸化物が前
記壁体31の内面に付着し、壁体31を腐食させてしま
う。そこで、壁体31が大気によって冷却されることが
ないように、壁体31の外側に断熱材33を配設して保
温施工を施すようにしている。
は、前記ガスガス熱交換器17によって90〔℃〕に冷
却された被処理ガスが送られるようになっているので、
該乾式電気集塵装置18において前記ホッパ部に捕集さ
れたダストも90〔℃〕に冷却されている。そして、前
記壁体31が大気によって冷却されると、ダストもそれ
に伴って冷却され、ダストに含有された硫黄酸化物が前
記壁体31の内面に付着し、壁体31を腐食させてしま
う。そこで、壁体31が大気によって冷却されることが
ないように、壁体31の外側に断熱材33を配設して保
温施工を施すようにしている。
【0025】また、前記壁体31の側面にはマンホール
55が形成され、作業員は該マンホール55からホッパ
部内に進入し、前記乾式電気集塵装置18内の保守・点
検を行うことができるようになっている。なお、通常、
前記マンホール35は蓋56によって閉鎖され、該蓋5
6には断熱材56aが内貼りされる。さらに、前記壁体
31の内面には捕集されたダストが付着するので、乾式
電気集塵装置18を長期間使用すると付着したダストが
壁体31の内面に堆積し、ダストが下方に円滑に流れな
くなってしまう。そこで、前記壁体31の側面に一端を
固定させて金属製の叩き座57が配設される。該叩き座
57は、前記断熱材33を貫通して外方に延びる。した
がって、前記ホッパ部の外部において図示しないハンマ
等によって他端を打撃すると、壁体31の内面に付着し
たダストが衝撃によって剥離させられる。
55が形成され、作業員は該マンホール55からホッパ
部内に進入し、前記乾式電気集塵装置18内の保守・点
検を行うことができるようになっている。なお、通常、
前記マンホール35は蓋56によって閉鎖され、該蓋5
6には断熱材56aが内貼りされる。さらに、前記壁体
31の内面には捕集されたダストが付着するので、乾式
電気集塵装置18を長期間使用すると付着したダストが
壁体31の内面に堆積し、ダストが下方に円滑に流れな
くなってしまう。そこで、前記壁体31の側面に一端を
固定させて金属製の叩き座57が配設される。該叩き座
57は、前記断熱材33を貫通して外方に延びる。した
がって、前記ホッパ部の外部において図示しないハンマ
等によって他端を打撃すると、壁体31の内面に付着し
たダストが衝撃によって剥離させられる。
【0026】ところで、前記ホッパ部にダストバルブ3
2、マンホール35、叩き座37等はホッパ部の内部か
ら外部までの間に配設されるため、内部の熱が外部に伝
達されるとコールドスポットが形成されてしまう。そこ
で、前記ダストバルブ32の近傍において、前記壁体3
1を軸方向に垂直に切断して内側部分と外側部分に分割
し、両者間にゴム等の断熱材から成るガスケット61を
配設する。このようにして、断熱材33を介して熱が伝
達されるのを防止することができる。そして、前記壁体
31には、ガスケット61の周方向にフランジ31a、
31bを形成し、該フランジ31a、31bによって前
記ガスケット61を挟み、図示しないボルト等によって
固定する。この場合、ボルト等を断熱性材料によって形
成することによって、フランジ31a、31b間におい
て熱が伝達されるのを防止することができる。
2、マンホール35、叩き座37等はホッパ部の内部か
ら外部までの間に配設されるため、内部の熱が外部に伝
達されるとコールドスポットが形成されてしまう。そこ
で、前記ダストバルブ32の近傍において、前記壁体3
1を軸方向に垂直に切断して内側部分と外側部分に分割
し、両者間にゴム等の断熱材から成るガスケット61を
配設する。このようにして、断熱材33を介して熱が伝
達されるのを防止することができる。そして、前記壁体
31には、ガスケット61の周方向にフランジ31a、
31bを形成し、該フランジ31a、31bによって前
記ガスケット61を挟み、図示しないボルト等によって
固定する。この場合、ボルト等を断熱性材料によって形
成することによって、フランジ31a、31b間におい
て熱が伝達されるのを防止することができる。
【0027】また、前記マンホール55において、ホッ
パ部の内部から外部まで延びる貫通孔55aの壁面に、
前記壁体31と一体の鉄製のスリーブ55bが配設さ
れ、該スリーブ55bの一端がホッパ部の外部に露出す
るとともに蓋56と接触させられる。そこで、前記スリ
ーブ55bを軸方向に垂直に切断して内側部分と外側部
分に分割し、両者間にゴム等の断熱材から成るガスケッ
ト63を配設する。このようにして、スリーブ55bを
介して熱が伝達されるのを防止することができる。そし
て、前記スリーブ55bには、ガスケット63の周方向
にフランジ55b1 、55b2 を形成し、該フランジ5
5b1 、55b2 によって前記ガスケット63を挟み、
図示しないボルト等によって固定する。この場合、ボル
トを断熱性材料によって形成し、フランジ55b1 、5
5b2 間において熱が伝達されるのを防止することがで
きる。
パ部の内部から外部まで延びる貫通孔55aの壁面に、
前記壁体31と一体の鉄製のスリーブ55bが配設さ
れ、該スリーブ55bの一端がホッパ部の外部に露出す
るとともに蓋56と接触させられる。そこで、前記スリ
ーブ55bを軸方向に垂直に切断して内側部分と外側部
分に分割し、両者間にゴム等の断熱材から成るガスケッ
ト63を配設する。このようにして、スリーブ55bを
介して熱が伝達されるのを防止することができる。そし
て、前記スリーブ55bには、ガスケット63の周方向
にフランジ55b1 、55b2 を形成し、該フランジ5
5b1 、55b2 によって前記ガスケット63を挟み、
図示しないボルト等によって固定する。この場合、ボル
トを断熱性材料によって形成し、フランジ55b1 、5
5b2 間において熱が伝達されるのを防止することがで
きる。
【0028】さらに、金属製の叩き座57を軸方向に垂
直に切断して内側部分と外側部分に分割し、両者間に断
熱材から成るガスケット65を配設する。このようにし
て、叩き座57を介して熱が伝達されるのを防止するこ
とができる。そして、前記叩き座57には、ガスケット
65の周方向にフランジ57a、57bを形成し、該フ
ランジ57a、57bによって前記ガスケット65を挟
み、図示しないボルト等によって固定する。この場合、
ボルトを断熱性材料によって形成し、フランジ57a、
57b間において熱が伝達されるのを防止することがで
きる。
直に切断して内側部分と外側部分に分割し、両者間に断
熱材から成るガスケット65を配設する。このようにし
て、叩き座57を介して熱が伝達されるのを防止するこ
とができる。そして、前記叩き座57には、ガスケット
65の周方向にフランジ57a、57bを形成し、該フ
ランジ57a、57bによって前記ガスケット65を挟
み、図示しないボルト等によって固定する。この場合、
ボルトを断熱性材料によって形成し、フランジ57a、
57b間において熱が伝達されるのを防止することがで
きる。
【0029】このように、前記ダストバルブ32、マン
ホール55、叩き座57等において熱が伝達されるのが
防止され、ホッパ部の内部が大気によって冷却されるの
を防止することができる。したがって、ホッパ部におい
てコールドスポットが形成されることがないので、腐食
が発生したりダストの付着が発生したりすることがな
い。
ホール55、叩き座57等において熱が伝達されるのが
防止され、ホッパ部の内部が大気によって冷却されるの
を防止することができる。したがって、ホッパ部におい
てコールドスポットが形成されることがないので、腐食
が発生したりダストの付着が発生したりすることがな
い。
【0030】この場合、前記ガスケット61、63より
外側部分においては壁体31、スリーブ55bが大気に
よって冷却され、腐食が発生することがある。ところ
が、ガスケット61、63より外部側の壁体31、スリ
ーブ55bはボルトを外すことによって容易に交換する
ことができる。次に、本発明の第2の実施例について説
明する。
外側部分においては壁体31、スリーブ55bが大気に
よって冷却され、腐食が発生することがある。ところ
が、ガスケット61、63より外部側の壁体31、スリ
ーブ55bはボルトを外すことによって容易に交換する
ことができる。次に、本発明の第2の実施例について説
明する。
【0031】図4は本発明の第2の実施例における乾式
電気集塵装置の概念図である。図に示すように、乾式電
気集塵装置18は本体部71及びホッパ部72から成
り、本体部71内を矢印A方向に被処理ガスが流れる。
前記本体部71内には図示しない放電極及び集塵極が配
設され、該集塵極に被処理ガスのダストが吸引される。
また、前記本体部71の壁体75の上端に碍子室76が
形成され、該碍子室76に図示しない碍子が配設され、
該碍子によって放電極が支持される。
電気集塵装置の概念図である。図に示すように、乾式電
気集塵装置18は本体部71及びホッパ部72から成
り、本体部71内を矢印A方向に被処理ガスが流れる。
前記本体部71内には図示しない放電極及び集塵極が配
設され、該集塵極に被処理ガスのダストが吸引される。
また、前記本体部71の壁体75の上端に碍子室76が
形成され、該碍子室76に図示しない碍子が配設され、
該碍子によって放電極が支持される。
【0032】一方、前記本体部71の壁体75の下端に
ホッパ部72が形成され、被処理ガスから除去されたダ
ストがホッパ部72に捕集される。前記碍子室76及び
ホッパ部72は、本体部71から突出させて形成される
ので、大気によって冷却されやすく、低温になりやす
い。そこで、壁体75と碍子室76との間を断熱材81
によって、壁体75とホッパ部72との間を断熱材82
によって、ホッパ部72の中間部を断熱材83によって
分離し、乾式電気集塵装置18の内部が大気によって冷
却されるのを防止する。
ホッパ部72が形成され、被処理ガスから除去されたダ
ストがホッパ部72に捕集される。前記碍子室76及び
ホッパ部72は、本体部71から突出させて形成される
ので、大気によって冷却されやすく、低温になりやす
い。そこで、壁体75と碍子室76との間を断熱材81
によって、壁体75とホッパ部72との間を断熱材82
によって、ホッパ部72の中間部を断熱材83によって
分離し、乾式電気集塵装置18の内部が大気によって冷
却されるのを防止する。
【0033】したがって、乾式電気集塵装置18内にお
いてドレンが発生するのを防止することができる。な
お、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本
発明の趣旨に基づいて種々変形することが可能であり、
それらを本発明の範囲から排除するものではない。
いてドレンが発生するのを防止することができる。な
お、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本
発明の趣旨に基づいて種々変形することが可能であり、
それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば乾式電気集塵装置は、被処理ガスの送り方向におけ
るガスガス熱交換器よりも下流側で、脱硫装置よりも上
流側に配設され、放電極と集塵極との間に電場を形成
し、前記集塵極にダストを吸引させて被処理ガスからダ
ストを除去する本体部と、該本体部の下方に配設され、
ダストを捕集するホッパ部とを有する。
れば乾式電気集塵装置は、被処理ガスの送り方向におけ
るガスガス熱交換器よりも下流側で、脱硫装置よりも上
流側に配設され、放電極と集塵極との間に電場を形成
し、前記集塵極にダストを吸引させて被処理ガスからダ
ストを除去する本体部と、該本体部の下方に配設され、
ダストを捕集するホッパ部とを有する。
【0035】また、該ホッパ部において、ホッパ部の内
部から外部までの間に配設された金属部材が内側部分と
外側部分とに分割され、内側部分と外側部分との間に断
熱材が配設される。この場合、前記金属部材を介して熱
が伝達されるのを防止することができる。したがって、
ホッパ部においてコールドスポットが形成されることが
ないので、腐食が発生したりダストの付着が発生したり
することがなくなる。
部から外部までの間に配設された金属部材が内側部分と
外側部分とに分割され、内側部分と外側部分との間に断
熱材が配設される。この場合、前記金属部材を介して熱
が伝達されるのを防止することができる。したがって、
ホッパ部においてコールドスポットが形成されることが
ないので、腐食が発生したりダストの付着が発生したり
することがなくなる。
【0036】本発明の他の乾式電気集塵装置は、被処理
ガスの送り方向におけるガスガス熱交換器よりも下流側
で、脱硫装置よりも上流側に配設され、放電極と集塵極
との間に電場を形成し、前記集塵極にダストを吸引させ
て被処理ガスからダストを除去する本体部と、該本体部
の下方に配設され、ダストを捕集するホッパ部と、前記
放電極を支持するための碍子が収容された碍子室とを有
する。
ガスの送り方向におけるガスガス熱交換器よりも下流側
で、脱硫装置よりも上流側に配設され、放電極と集塵極
との間に電場を形成し、前記集塵極にダストを吸引させ
て被処理ガスからダストを除去する本体部と、該本体部
の下方に配設され、ダストを捕集するホッパ部と、前記
放電極を支持するための碍子が収容された碍子室とを有
する。
【0037】また、前記本体部と碍子室との間、及び前
記本体部とホッパ部との間に断熱材が配設される。この
場合、前記本体部と碍子室との間、及び前記本体部とホ
ッパ部との間において熱が伝達されるのを防止すること
ができる。したがって、乾式電気集塵装置内においてド
レンが発生するのを防止することができる。
記本体部とホッパ部との間に断熱材が配設される。この
場合、前記本体部と碍子室との間、及び前記本体部とホ
ッパ部との間において熱が伝達されるのを防止すること
ができる。したがって、乾式電気集塵装置内においてド
レンが発生するのを防止することができる。
【図1】本発明の第1の実施例における乾式電気集塵装
置のホッパ部の概略図である。
置のホッパ部の概略図である。
【図2】従来の排ガス処理装置のブロック図である。
【図3】従来の乾式電気集塵装置のホッパ部の概略図で
ある。
ある。
【図4】本発明の第2の実施例における乾式電気集塵装
置の概念図である。
置の概念図である。
17 ガスガス熱交換器 18 乾式電気集塵装置 20 脱硫装置 33、81、82、83 断熱材 71 本体部 72 ホッパ部 76 碍子室
Claims (2)
- 【請求項1】 被処理ガスの送り方向におけるガスガス
熱交換器よりも下流側で、脱硫装置よりも上流側に配設
された乾式電気集塵装置において、(a)放電極と集塵
極との間に電場を形成し、前記集塵極にダストを吸引さ
せて被処理ガスからダストを除去する本体部と、(b)
該本体部の下方に配設され、ダストを捕集するホッパ部
とを有するとともに、(c)該ホッパ部には、ホッパ部
の内部から外部までの間において内側部分と外側部分と
に分割された金属部材が配設され、(d)該金属部材の
内側部分と外側部分との間に断熱材が配設されたことを
特徴とする乾式電気集塵装置。 - 【請求項2】 被処理ガスの送り方向におけるガスガス
熱交換器よりも下流側で、脱硫装置よりも上流側に配設
された乾式電気集塵装置において、(a)放電極と集塵
極との間に電場を形成し、前記集塵極にダストを吸引さ
せて被処理ガスからダストを除去する本体部と、(b)
該本体部の下方に配設され、ダストを捕集するホッパ部
と、(c)前記放電極を支持するための碍子が収容され
た碍子室とを有するとともに、(d)前記本体部と碍子
室との間、及び前記本体部とホッパ部との間に断熱材が
配設されたことを特徴とする乾式電気集塵装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7620294A JP2963331B2 (ja) | 1994-04-14 | 1994-04-14 | 乾式電気集塵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7620294A JP2963331B2 (ja) | 1994-04-14 | 1994-04-14 | 乾式電気集塵装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07280246A JPH07280246A (ja) | 1995-10-27 |
JP2963331B2 true JP2963331B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=13598580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7620294A Expired - Fee Related JP2963331B2 (ja) | 1994-04-14 | 1994-04-14 | 乾式電気集塵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2963331B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103586134B (zh) * | 2013-12-04 | 2016-06-01 | 绵阳工物联合科技有限公司 | 一种带移动轴承座的移动电极除尘器 |
CN105709937A (zh) * | 2014-12-01 | 2016-06-29 | 天津蓝巢电力检修有限公司 | 加装灰斗吹扫装置的电除尘器系统 |
-
1994
- 1994-04-14 JP JP7620294A patent/JP2963331B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07280246A (ja) | 1995-10-27 |
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