JP2788272B2 - 建築用パネル - Google Patents
建築用パネルInfo
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は建築、構築物の外壁、内壁を構成するのに有
用な建築用パネル(以下、単にパネルという)に関する
ものである。さらに詳しくは、化粧面幅、パネル厚さを
大きくしても、雄、雌嵌合構造にして壁下地より剥落す
ることがなく、かつ、釘等の固定具が外部へ露出しな
く、縦、横張り可能なパネルに関するものである。
用な建築用パネル(以下、単にパネルという)に関する
ものである。さらに詳しくは、化粧面幅、パネル厚さを
大きくしても、雄、雌嵌合構造にして壁下地より剥落す
ることがなく、かつ、釘等の固定具が外部へ露出しな
く、縦、横張り可能なパネルに関するものである。
従来、この種パネルとしては金属製板材間に合成樹脂
発泡体等の芯材を充填して一体に形成し、その幅方向の
両端縁に凹状、凸状を形成して本実構造としたパネルが
上市されている。
発泡体等の芯材を充填して一体に形成し、その幅方向の
両端縁に凹状、凸状を形成して本実構造としたパネルが
上市されている。
しかしながらこの種パネルでは、躯体に固定するのに
釘、ボルト等を用い、脳天から固定すると、地震等によ
る躯体の変形に追従することができず、破損してしまう
不利があった。また、化粧面幅が600〜900mm位の大型の
パネルの場合には、従来、化粧面からの脳天打ちが通常
の施工法であり、これでは化粧面に釘、ボルト等の固定
具が露出してしまい、美観性、耐候性を大幅に劣化させ
るものであった。この欠点を除去するために、裏面材と
なる金属製板材を裏面側からリベット等により取り付け
ることにより、パネルを固定する方法も考え出されてい
るが、基本的に表面材が躯体に固定されないため、耐震
性、耐風圧性に劣る不利があった。また裏面材の一端は
固定されているが、他端はフリーであり、係合力が劣る
不利があった。
釘、ボルト等を用い、脳天から固定すると、地震等によ
る躯体の変形に追従することができず、破損してしまう
不利があった。また、化粧面幅が600〜900mm位の大型の
パネルの場合には、従来、化粧面からの脳天打ちが通常
の施工法であり、これでは化粧面に釘、ボルト等の固定
具が露出してしまい、美観性、耐候性を大幅に劣化させ
るものであった。この欠点を除去するために、裏面材と
なる金属製板材を裏面側からリベット等により取り付け
ることにより、パネルを固定する方法も考え出されてい
るが、基本的に表面材が躯体に固定されないため、耐震
性、耐風圧性に劣る不利があった。また裏面材の一端は
固定されているが、他端はフリーであり、係合力が劣る
不利があった。
本発明はこのような欠点を除去するため、表面材およ
び裏面材に金属製板材を用いると共に、表面材の長手方
向の一端縁に断面略コ字状で突出した2つの差込縁を、
他端縁には断面略コ字状の2つの嵌合溝を形成し、また
裏面材は固定部側で相隣るパネルの裏面材を係合する形
状とし、さらに表面材と裏面材が接触しないように芯材
で一体化することにより、パネルの固定を一端で、かつ
固定具が外部に露出しないようにし、また、パネルの熱
膨脹、収縮、および躯体の変形(地震等)によるパネル
の剥落、表面材のを防止し、耐火試験に合格し、さらに
は化粧面の幅、厚さを大きくでき、施工が楽なパネルを
提供するものである。
び裏面材に金属製板材を用いると共に、表面材の長手方
向の一端縁に断面略コ字状で突出した2つの差込縁を、
他端縁には断面略コ字状の2つの嵌合溝を形成し、また
裏面材は固定部側で相隣るパネルの裏面材を係合する形
状とし、さらに表面材と裏面材が接触しないように芯材
で一体化することにより、パネルの固定を一端で、かつ
固定具が外部に露出しないようにし、また、パネルの熱
膨脹、収縮、および躯体の変形(地震等)によるパネル
の剥落、表面材のを防止し、耐火試験に合格し、さらに
は化粧面の幅、厚さを大きくでき、施工が楽なパネルを
提供するものである。
以下に図面を用いて本発明に係るパネルについて詳細
に説明する。第1図は上記パネルAの代表例であり、表
面材1、裏面材25、芯材30からなるサンドイッチ構造の
パネルAである。表面材1、および裏面材25は金属製板
材よりなり、例えばAl、Fe、Cu、ステンレス、アルミ・
亜鉛合金メッキ鋼板、カラー鋼板、ホーロー鋼板、フッ
素樹脂塗装鋼板、クラッド鋼板、サンドイッチ鋼板等の
一種をプレス成形、押出成形、ロール成形等によって形
成したものであり、第1図に示すパネルAでは化粧面部
2、雄型連結部6、雌型連結部16を形成したものであ
る。さらに詳説すると、建築用パネル面内方向を内方と
し、反対方向を外方とした場合、表面材1は第2図に示
すように、横長の化粧面部2と、雄型連結部6、雌型連
結部16とから樋状部1aを形成したものであり、化粧面部
2は化粧面2aと、化粧面2aの長手方向端縁を内方に任意
角度で屈曲した側壁3、4と、側壁3の下端縁を外方に
突出した目地下地5とから形成したものである。雄型連
結部6は目地下地5の先端を内方に屈曲した上縁8と、
目地下地5の先端部と上縁8よりなる第1差込縁7と、
上縁8の先端を外方に突出した下縁9と、上縁8と下縁
9とから断面略コ字状に形成した係合溝10と、下縁9を
さらに外方に突出した固定片11と、固定片11の先端を内
方に屈曲した下縁12と、固定片11と下縁12よりなる第2
差込縁13と、固定片11上に形成した凹状の固定溝14と、
下縁12の先端を下方にL字状に屈曲した補強片15よりな
るものである。また固定溝14は、図示しないが目地下地
5上に形成することができる。この固定溝14は躯体αへ
のパネルAの固定の際の打設位置の目印、固定具βの頭
部の植設溝、連結部における毛細管現象の防止による防
水性の向上等に役立つものである。雌型連結部16は側壁
4の下端を内方に屈曲した上面17と、上面17の先端を外
方に屈曲した下面18と、上面17と下面18とから断面略逆
コ字状に形成した第1嵌合溝19と、下面18の先端を内方
に化粧面2aと略平行に突出した上面20と、下面18と上面
20よりなる係合縁21と、上面20の先端を外方に突出した
下面22と、上面20と下面22より断面略逆コ字状に形成し
た第2嵌合溝23と、下面22の先端を内方に屈曲した補強
片24とからなるものである。この第1嵌合溝19、第2嵌
合溝23は第4図に示すように、第1嵌合溝19は第1差込
縁7に、第2嵌合溝23は第2差込縁13に挿入され、パネ
ルA同士を連結し、固定具βによるパネルAの固定と共
に躯体αへ固定するのに役立つものである。裏面材25は
第3図に示すように、長尺状の金属製板材の一端縁を外
方に逆L字状に屈曲した凹片26と、凹片26の先端を内方
に屈曲した補強片27と、他端縁を内方に逆L字状に屈曲
した凸片28と、凸片28の先端を内方にさらに逆L字状に
屈曲した補強片29とから樋状部25aを形成したものであ
る。なお裏面材25は、芯材28の裏面を覆ってパネルAを
サンドイッチ構造体とし、パネルA自体の機械強度を向
上すると共に、不燃材、防水材、遮熱材、防音材、パッ
キング材などの1つの機能として役立つものである。さ
らに説明すると、凹片26、凸片28は、第4図に示すよう
に、パネルA同士を連結した際に凹片26に凸片28が係合
され、躯体αに固定されるものである。芯材30は主に合
成樹脂発泡体を用い、断熱材、防水材、防音材、緩衝
材、防火材等として機能するものであり、例えばポリイ
ソシアヌレートフォーム、フェノールフォーム、ポリウ
レアフォーム、ポリイミドフォーム等の合成樹脂発泡
体、およびこれら合成樹脂発泡体に難燃剤(硼酸塩、珪
酸塩、リン酸塩等)、難燃助剤(石膏スラグ、タルク、
シラスバルーン等)、骨材(パーライト、ガラスビーズ
等)、繊維状物(長、短繊維)等を粗、あるいは密に混
入したもの、パーライトの周囲にフェノールフォーム粉
末をコーティングし、これを加温、加圧して発泡させた
もの、石膏ボード、岩綿ボード、グラスウールボード、
ALC、インシュレーションボード、木片チップボード、
グラスウール等で、単一素材、あるいは複数の素材を組
み合わせて形成するものである。また芯材30の形成は、
表面材1と裏面材25の樋状部1a、25aに充填すると共
に、補強片15、24と補強片27、29とが接触しないように
するものであり、表面材1が火災等により加熱されて
も、その熱が裏面材25へ伝わらないようにし、熱橋防止
による耐火性、断熱性の向上を図るものである。さら
に、表面材1と裏面材25の補強片15、24間の幅をW1、凹
片26と凸片28間の幅をW2とすると、W1≒W2の関係であ
る。また31は凹部、32は凸部であり、凹部31は雄型連結
部6の下縁12、芯材30の側端面と補強片27から断面略逆
L字状に形成したものであり、凸部32は雌型連結部16の
下面22、芯材30の側端面と補強片29から断面略逆L字状
に形成したものである。この凸部32は第4図に示すよう
に凹部31に挿入され、パネルA同士を連結するための部
分である。
に説明する。第1図は上記パネルAの代表例であり、表
面材1、裏面材25、芯材30からなるサンドイッチ構造の
パネルAである。表面材1、および裏面材25は金属製板
材よりなり、例えばAl、Fe、Cu、ステンレス、アルミ・
亜鉛合金メッキ鋼板、カラー鋼板、ホーロー鋼板、フッ
素樹脂塗装鋼板、クラッド鋼板、サンドイッチ鋼板等の
一種をプレス成形、押出成形、ロール成形等によって形
成したものであり、第1図に示すパネルAでは化粧面部
2、雄型連結部6、雌型連結部16を形成したものであ
る。さらに詳説すると、建築用パネル面内方向を内方と
し、反対方向を外方とした場合、表面材1は第2図に示
すように、横長の化粧面部2と、雄型連結部6、雌型連
結部16とから樋状部1aを形成したものであり、化粧面部
2は化粧面2aと、化粧面2aの長手方向端縁を内方に任意
角度で屈曲した側壁3、4と、側壁3の下端縁を外方に
突出した目地下地5とから形成したものである。雄型連
結部6は目地下地5の先端を内方に屈曲した上縁8と、
目地下地5の先端部と上縁8よりなる第1差込縁7と、
上縁8の先端を外方に突出した下縁9と、上縁8と下縁
9とから断面略コ字状に形成した係合溝10と、下縁9を
さらに外方に突出した固定片11と、固定片11の先端を内
方に屈曲した下縁12と、固定片11と下縁12よりなる第2
差込縁13と、固定片11上に形成した凹状の固定溝14と、
下縁12の先端を下方にL字状に屈曲した補強片15よりな
るものである。また固定溝14は、図示しないが目地下地
5上に形成することができる。この固定溝14は躯体αへ
のパネルAの固定の際の打設位置の目印、固定具βの頭
部の植設溝、連結部における毛細管現象の防止による防
水性の向上等に役立つものである。雌型連結部16は側壁
4の下端を内方に屈曲した上面17と、上面17の先端を外
方に屈曲した下面18と、上面17と下面18とから断面略逆
コ字状に形成した第1嵌合溝19と、下面18の先端を内方
に化粧面2aと略平行に突出した上面20と、下面18と上面
20よりなる係合縁21と、上面20の先端を外方に突出した
下面22と、上面20と下面22より断面略逆コ字状に形成し
た第2嵌合溝23と、下面22の先端を内方に屈曲した補強
片24とからなるものである。この第1嵌合溝19、第2嵌
合溝23は第4図に示すように、第1嵌合溝19は第1差込
縁7に、第2嵌合溝23は第2差込縁13に挿入され、パネ
ルA同士を連結し、固定具βによるパネルAの固定と共
に躯体αへ固定するのに役立つものである。裏面材25は
第3図に示すように、長尺状の金属製板材の一端縁を外
方に逆L字状に屈曲した凹片26と、凹片26の先端を内方
に屈曲した補強片27と、他端縁を内方に逆L字状に屈曲
した凸片28と、凸片28の先端を内方にさらに逆L字状に
屈曲した補強片29とから樋状部25aを形成したものであ
る。なお裏面材25は、芯材28の裏面を覆ってパネルAを
サンドイッチ構造体とし、パネルA自体の機械強度を向
上すると共に、不燃材、防水材、遮熱材、防音材、パッ
キング材などの1つの機能として役立つものである。さ
らに説明すると、凹片26、凸片28は、第4図に示すよう
に、パネルA同士を連結した際に凹片26に凸片28が係合
され、躯体αに固定されるものである。芯材30は主に合
成樹脂発泡体を用い、断熱材、防水材、防音材、緩衝
材、防火材等として機能するものであり、例えばポリイ
ソシアヌレートフォーム、フェノールフォーム、ポリウ
レアフォーム、ポリイミドフォーム等の合成樹脂発泡
体、およびこれら合成樹脂発泡体に難燃剤(硼酸塩、珪
酸塩、リン酸塩等)、難燃助剤(石膏スラグ、タルク、
シラスバルーン等)、骨材(パーライト、ガラスビーズ
等)、繊維状物(長、短繊維)等を粗、あるいは密に混
入したもの、パーライトの周囲にフェノールフォーム粉
末をコーティングし、これを加温、加圧して発泡させた
もの、石膏ボード、岩綿ボード、グラスウールボード、
ALC、インシュレーションボード、木片チップボード、
グラスウール等で、単一素材、あるいは複数の素材を組
み合わせて形成するものである。また芯材30の形成は、
表面材1と裏面材25の樋状部1a、25aに充填すると共
に、補強片15、24と補強片27、29とが接触しないように
するものであり、表面材1が火災等により加熱されて
も、その熱が裏面材25へ伝わらないようにし、熱橋防止
による耐火性、断熱性の向上を図るものである。さら
に、表面材1と裏面材25の補強片15、24間の幅をW1、凹
片26と凸片28間の幅をW2とすると、W1≒W2の関係であ
る。また31は凹部、32は凸部であり、凹部31は雄型連結
部6の下縁12、芯材30の側端面と補強片27から断面略逆
L字状に形成したものであり、凸部32は雌型連結部16の
下面22、芯材30の側端面と補強片29から断面略逆L字状
に形成したものである。この凸部32は第4図に示すよう
に凹部31に挿入され、パネルA同士を連結するための部
分である。
次に施工例について簡単に説明する。いま第1図に示
すようなパネルAを用いて第4図に示すように施工する
と仮定する。なお、パネルAとしては、表面材1、裏面
材25として0.5mm厚のカラー鋼板を用い、芯材30として
はポリイソシアヌレートフォームを原料で吐出し、反
応、発泡させ、次にキュアして一体化したものである。
そこで主柱、間柱、防水シート、あるいは鉄骨下地等か
らなる躯体αに第n段目のパネルA1の固定片11に形成し
た固定溝14を、ボルト等の固定具βを介してパネルA1を
固定する。次にn+1段目のパネルA2の第1嵌合溝19を
パネルA2の第1差込縁7に、第2嵌合溝23を第2差込縁
13に、凸片28を凹片26に凸部32を凹部31に落とし込むよ
うに挿入し、第4図のような横目地部を形成するもので
ある。また壁体全体を形成するには、上記したような工
程を土台から桁に向かって行えばよいものである。な
お、土台部分にはスタータ(図示せず)、出、入隅等の
部分(図示せず)にはオーキング材、役物を用いる必要
がある。
すようなパネルAを用いて第4図に示すように施工する
と仮定する。なお、パネルAとしては、表面材1、裏面
材25として0.5mm厚のカラー鋼板を用い、芯材30として
はポリイソシアヌレートフォームを原料で吐出し、反
応、発泡させ、次にキュアして一体化したものである。
そこで主柱、間柱、防水シート、あるいは鉄骨下地等か
らなる躯体αに第n段目のパネルA1の固定片11に形成し
た固定溝14を、ボルト等の固定具βを介してパネルA1を
固定する。次にn+1段目のパネルA2の第1嵌合溝19を
パネルA2の第1差込縁7に、第2嵌合溝23を第2差込縁
13に、凸片28を凹片26に凸部32を凹部31に落とし込むよ
うに挿入し、第4図のような横目地部を形成するもので
ある。また壁体全体を形成するには、上記したような工
程を土台から桁に向かって行えばよいものである。な
お、土台部分にはスタータ(図示せず)、出、入隅等の
部分(図示せず)にはオーキング材、役物を用いる必要
がある。
以上説明したのは本発明に係るパネルAの一実施例に
すぎず、第5図(a)〜(x)〜第8図(a)〜(d)
に示すように形成することもできる。すなわち、第5図
(a)〜(x)〜第8図(a)〜(d)はパネルAのそ
の他の実施例を示すものであり、特に第7図において
は、(a)図は第1差込縁7と第2差込縁13を略同一位
置に形成したパネルA、(b)図は防水性、気密性の強
化のためにパッキング材、コーキング材等33を形成した
パネルA、(c)、(d)図は芯材30が合成樹脂発泡体
のように、原料で吐出した際に表面材1と裏面材25間よ
り液洩れしないようにシート状物34で被覆したパネル
A、(e)図は表面材1と裏面材25が接触しないように
するための嵩上げ材、耐火材(無機材)、液洩れ防止用
として機能するバックアップ材35を形成したパネルA、
(f)図は表面材1と裏面材25との間隔、所謂厚さを決
定するための嵩上げ材36(短尺材、あるいは長尺材)を
形成したパネルA、(g)図は芯材30中にパーライト粒
等の骨材37を充填し、耐火性を向上したパネルAであ
る。さらに第8図(a)〜(d)は表面材1の化粧面部
2の一端縁、あるいは両端縁を内方に屈曲し、パネルA
施工時のパネルA端部が相互に対面する目地部のコーキ
ング材処理の施工性、耐久性を向上するために端面壁2b
を形成したパネルAであり、(b)は(a)のイ−イ線
断面図、(d)は(c)のロ−ロ線断面図である。勿
論、第5図(a)〜(x)〜第8図(a)〜(d)を各
々組み合わせたパネルAとすることもできる。
すぎず、第5図(a)〜(x)〜第8図(a)〜(d)
に示すように形成することもできる。すなわち、第5図
(a)〜(x)〜第8図(a)〜(d)はパネルAのそ
の他の実施例を示すものであり、特に第7図において
は、(a)図は第1差込縁7と第2差込縁13を略同一位
置に形成したパネルA、(b)図は防水性、気密性の強
化のためにパッキング材、コーキング材等33を形成した
パネルA、(c)、(d)図は芯材30が合成樹脂発泡体
のように、原料で吐出した際に表面材1と裏面材25間よ
り液洩れしないようにシート状物34で被覆したパネル
A、(e)図は表面材1と裏面材25が接触しないように
するための嵩上げ材、耐火材(無機材)、液洩れ防止用
として機能するバックアップ材35を形成したパネルA、
(f)図は表面材1と裏面材25との間隔、所謂厚さを決
定するための嵩上げ材36(短尺材、あるいは長尺材)を
形成したパネルA、(g)図は芯材30中にパーライト粒
等の骨材37を充填し、耐火性を向上したパネルAであ
る。さらに第8図(a)〜(d)は表面材1の化粧面部
2の一端縁、あるいは両端縁を内方に屈曲し、パネルA
施工時のパネルA端部が相互に対面する目地部のコーキ
ング材処理の施工性、耐久性を向上するために端面壁2b
を形成したパネルAであり、(b)は(a)のイ−イ線
断面図、(d)は(c)のロ−ロ線断面図である。勿
論、第5図(a)〜(x)〜第8図(a)〜(d)を各
々組み合わせたパネルAとすることもできる。
以上説明したように本発明に係るパネルによれば、
落とし込み構造と、表面材、芯材、裏面材の端縁により
形成した本実構造により、係合力、耐風圧性、防水性、
防音性、気密性、施工性、断熱性、耐火性にすぐれる。
落とし込み構造であるため、施工が簡単である。表
面材と裏面材が連結部においても接触しない構造である
ため、熱橋を防止して耐火性、断熱性を向上する。等の
特徴、効果がある。
落とし込み構造と、表面材、芯材、裏面材の端縁により
形成した本実構造により、係合力、耐風圧性、防水性、
防音性、気密性、施工性、断熱性、耐火性にすぐれる。
落とし込み構造であるため、施工が簡単である。表
面材と裏面材が連結部においても接触しない構造である
ため、熱橋を防止して耐火性、断熱性を向上する。等の
特徴、効果がある。
第1図は本発明に係る建築用パネルの一実施例を示す一
部切り欠き斜視図、第2図は表面材の一例を示す説明
図、第3図は裏面材の一例を示す説明図、第4図は本発
明に係る建築用パネルの施工状態を示す一部切り欠き断
面図、第5図(a)〜(x)、第6図(a)〜(f)、
第7図(a)〜(g)、第8図(a)〜(d)はその他
の実施例を示す説明図である。1 ……表面材、7……第1差込縁、13……第2差込縁、
14……固定溝、19……第1嵌合溝、23……第2嵌合溝、
25……裏面材、26……凹片、28……凸片、30……芯材、
31……凹部、32……凸部。
部切り欠き斜視図、第2図は表面材の一例を示す説明
図、第3図は裏面材の一例を示す説明図、第4図は本発
明に係る建築用パネルの施工状態を示す一部切り欠き断
面図、第5図(a)〜(x)、第6図(a)〜(f)、
第7図(a)〜(g)、第8図(a)〜(d)はその他
の実施例を示す説明図である。1 ……表面材、7……第1差込縁、13……第2差込縁、
14……固定溝、19……第1嵌合溝、23……第2嵌合溝、
25……裏面材、26……凹片、28……凸片、30……芯材、
31……凹部、32……凸部。
Claims (1)
- 【請求項1】金属製板材よりなる長尺状の表面材、裏面
材間に芯材を充填した建築用パネルにおいて、建築用パ
ネル面内方向を内方とし、反対方向を外方とした場合、
前記表面材は長尺状の化粧面部と、該化粧面部の一端縁
を内方に屈曲した側壁と、該側壁の下端を内方に突出し
た目地下地と、該目地下地の先端を内方に屈曲して形成
した第1差込縁と、該第1差込縁の下縁先端を外方に屈
曲して断面略コ字状に形成した係合溝と、該係合溝の下
縁先端を内方に屈曲してなる第2差込縁を形成した雄型
連結部と、他端縁を内方に屈曲した側壁と、該側壁の下
端を内方に断面略逆コ字状に屈曲した第1嵌合溝と、該
第1嵌合溝の下面を内方に屈曲した係合縁と、該係合溝
の下縁先端を外方に断面略逆コ字状に屈曲した第2嵌合
溝を形成した雌型連結部とからなり、前記裏面材は長尺
状板材の一端縁を表面材方向で外方に逆L字状に屈曲し
た補強片を、他端縁には上方で内方逆L字状に屈曲した
補強片を形成してなり、前記第2差込縁の下縁、芯材の
側端面と補強片とから断面逆L字状の凹部を形成し、前
記第2嵌合溝の下面、芯材の側端面と補強片とから断面
逆L字状の凸部を形成したことを特徴とする建築用パネ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP107889A JP2788272B2 (ja) | 1989-01-05 | 1989-01-05 | 建築用パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP107889A JP2788272B2 (ja) | 1989-01-05 | 1989-01-05 | 建築用パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02183043A JPH02183043A (ja) | 1990-07-17 |
JP2788272B2 true JP2788272B2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=11491467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP107889A Expired - Fee Related JP2788272B2 (ja) | 1989-01-05 | 1989-01-05 | 建築用パネル |
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