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JP2776940B2 - エレベータ装置 - Google Patents

エレベータ装置

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Publication number
JP2776940B2
JP2776940B2 JP2029593A JP2959390A JP2776940B2 JP 2776940 B2 JP2776940 B2 JP 2776940B2 JP 2029593 A JP2029593 A JP 2029593A JP 2959390 A JP2959390 A JP 2959390A JP 2776940 B2 JP2776940 B2 JP 2776940B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
group
elevator
intermediate transfer
service
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2029593A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03238275A (ja
Inventor
篤哉 藤野
吉男 坂井
秀登 松沢
健治 米田
尚文 仲田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH03238275A publication Critical patent/JPH03238275A/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Elevator Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エレベータ装置に係り、特に、二階建て構
造の乗りかごを持つダブルデツキエレベータを備えたエ
レベータ装置に関する。
〔従来の技術〕
高層のビル、あるいは、超高層のビルにおいて、縦の
交通機関であるエレベータが必要であることは論を待た
ないが、土地,ビル内スペースの面から、エレベータの
設置面積の比率がビルの総床面積に対してあまり大きく
ならないことが求められている。
この問題に対しては、特公昭50−7337号公報に開示さ
れている次のような解決策がある。つまり、ビル内に連
続する二階床の中間乗継階を設け、この中間乗継階より
上方の高層・低層に就役する二群のエレベータ、下方の
高層・低層に就役する二群のエレベータ、及び、地上基
準階と中間乗継階との間に就役するダブルデツキエレベ
ータを配置する方法である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来技術は、各エレベータのサービス階
床の連続に関する考慮がされておらず、ビル内各階層の
使い分けに不便を生じるという問題があった。
本発明の目的は、各エレベータ群のサービス階床をで
きるだけ連続させ、各階層の使い分け時の不便を軽減す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明はダブルデツキエ
レベータの上かごを中間乗継階より上方の階床の低層側
エレベータ群への乗り継ぎに使用し、下かごを中間乗継
階より上方の階床の高層側エレベータ群への乗り継ぎに
使用するようにしたものである。
〔作用〕
中間乗継階より上方の階床の低層側エレベータは、中
間乗継階上階から上方に連続する階床をサービスする。
中間乗継階より上方の階床の高層側エレベータは、中
間乗継階下階から、低層側エレベータのサービス階床を
急行通過し、それにより上方に連続する階床をサービス
する。
これにより、上記中間乗継階より上方の階床の低層側
エレベータは、サービス階床に不連続を生じることがな
く、例えばホテルに使用したとしても、そのゾーンの最
下階である受付階と客室階間に別用途の階床が存在する
ことがないので、不便を生じることがなくなる。
一方、上記中間乗継階より上方の階床の高層側エレベ
ータは、乗継階との間のサービス階床に不連続を生じる
ことは当然のこととして避けられないが、通過階が1階
増えるだけで、実使用上に支障を生じることはない。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図から第4図を用いて
説明する。
第1図は、本発明のダブルデツキエレベータをビルに
設置した例である。ここで、実施例においては、地上六
十階,地下一階のビルを例に説明する。第1図におい
て、一階、及び、B一階が、地上基準階である。三十
階、及び、三十一階が、中間乗継階である。
AバンクとBバンクのエレベータ群(以下、A群,B群
のように表記する)は、中間乗継階より下方の階床を分
割してサービスする。実施例では、A群は、 B一階,一階〜十五階 のビル下方低層をサービスする。また、B群は、 B一階,一階←急行→十六階〜三十階 のビル下方高層をサービスする。第1図で、矢印で示し
た区間は、急行通過ゾーンを表している。
ダブルデツキエレベータSは、地上基準階と中間乗継
階の間を急行往復運行する。
B一階,一階←急行→三十階,三十一階 さらに、C群とD群は、中間乗継階より上方の階床を
分割してサービスする。この時、本発明では、ダブルデ
ツキエレベータSの上かごUを、上方低層側(C群)へ
の乗り継ぎ用に使用する。そのため、ダブルデツキエレ
ベータSと、C群との乗り継ぎ階は三十一階となり、C
群のサービス階床は、 三十一階〜四十五階 の連続した十五階床となる。もし、本発明によらず、ダ
ブルデツキエレベータSの下かごLを、上方低層側(C
群)への乗り継ぎ用に使用するならば、ダブルデツキエ
レベータSと、C群との乗り継ぎ階は三十階となり、C
群のサービス階床は、 三十階,三十二階〜四十五階 のように不連続となることが容易に判る。
また、本発明では、D群へは、ダブルデツキエレベー
タSの下かごLにより、三十階で乗り継ぎを行う。D群
のサービス階床は、 三十階←急行→四十六階〜六十階 となる。
第2図に、従来技術と本発明を比較しながら、目的階
と乗り継ぎエレベータとの関係を示す。第2図より、従
来技術で不連続であったC群エレベータのサービスゾー
ンについて、本発明ではサービス階床の不連続がなく、
このゾーンの使用に不便を生じない。
例えば、このゾーンをホテルとして使用する場合を考
えると、従来、同図(b)に示すように30階が受付階と
なり、31階を挟んで32階〜45階が客室階となる。受付を
終えた利用客は、自分の部屋が32階等であれば、エレベ
ータを待つまでもなく階段利用を考えるが、31階がホテ
ル以外に使用されていれば、余計な他人と顔を合わせる
などの不便を生じ、このような使用はできないこととな
る。
これに対して本願発明の実施例によれば、C群エレベ
ータのサービス階の不連続に伴う上記使い勝手の悪さ
や、不要者の侵入によるセキュリティの低下といった問
題は生じない。
制御系ハードウエア構成を第3図に示す。
第3図では、A群,B群,C群,D群、及び、ダブルデツキ
エレベータSが、各一台で構成される実施例を説明す
る。
A群の制御系ハードウエアは、A号機制御マイコンME
−Aを中心に、各層ホール呼び釦HB−A、及び、信号線
L−A−1より構成される。ここで、各記号の「−A」
は、そのハードウエアがA群のものであることを示す。
また、ホール呼び釦の記号「HB−A−」に続く数字は、
そのホール呼び釦が設置されている階床を表している。
また、信号線L−A−1は、A号機制御マイコンME−A
と各ホール呼び釦HB−Aとの間の信号をやり取りする。
B群,C群,D群の制御系ハードウエアには、各記号にそ
れぞれ「−B」,「−C」,「−D」を付けて区別して
いる。それぞれA群と基本構成は同様であるが、ホール
呼び釦の設置階が異なつている。
ダブルデツキエレベータSの制御系ハードウエアは、
S号機制御マイコンME−Sを中心に、ホール呼び釦HB−
S、及び、信号線L−S−1より構成される。ホール呼
び釦HB−Sは、地上基準階である一階と地下一階、中間
乗継階である三十階と三十一階に設置される。
各マイコンMEは、号機に登録されたかご呼び階、ホー
ル呼び釦HBから信号線Lを通して登録されたホール呼び
階に対して応答するように、号機を制御する。ここで、
本発明の効果が、各マイコンME間で信号をやり取りする
ことなく得られることは、自明である。
また、第4図は、各群が複数台のエレベータ号機から
構成されている場合の制御系ハードウエア構成図であ
る。ここで、C群、及び、D群については省略してい
る。
第3図からの変更として、A群の制御系ハードウエア
は、A群群管理制御実行用マイコンME−Aを中心に、各
階ホール呼び釦HB−A、各号機制御マイコンME−A、及
び、信号線L−A1,L−A2より構成する。
A群群管理制御実行用マイコンMA−Aは、各階ホール
呼び釦HB−A、及び、各号機制御マイコンME−Aからの
信号により、群管理制御を実行する。
号機制御マイコンの記号「ME−A−」に続く数字は、
号機番号を表す。ここでは、A群の台数が八台の例を示
している。号機制御マイコンMEは、群管理制御実行用マ
イコンMAからの運行指令信号に応じて、号機を制御す
る。
信号線L−A−1は、A群群管理制御実行用マイコン
MA−Aと各ホール呼び釦HB−Aとの間の信号を、信号線
L−A−2は、A群群管理制御実行用マイコンMA−Aと
各号機制御マイコンME−Aとの間の信号をやり取りす
る。
B群、及び、図示していないが、C群,D群についても
同様である。
なお、本発明は、六十階床のビルに限らず、また、各
エレベータ群間に共通する局所的な乗り継ぎ階のあるビ
ルでも、同様に実施できることは明らかである。
本実施例によれば、C群ゾーンは31階から45階まで完
全に連続であり、ビル内における階層の使い分け上の使
い勝手が向上し、また不連続階からの不要者の侵入の可
能性がなく、セキュリティの向上が図れるという効果が
得られる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、エレベータ群のサービスゾーンをで
きるだけ連続階床とすることができるダブルデツキエレ
ベータを備えたエレベータ装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例のビル内エレベータ配置
図、第2図は、エレベータ乗り継ぎ階説明図、第3図,
第4図は、制御系ハードウエアのブロツク図である。 A……下方低層サービスエレベータ群、B……下方高層
サービスエレベータ群、S……ダブルデツキエレベー
タ、U……上かご、L……下かご、C……上方低層サー
ビスエレベータ群、D……上方高層サービスエレベータ
群、ME−……号機制御マイコン、HB−……ホール呼び
釦、L−……信号線、MA−……群管理制御実行用マイコ
ン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米田 健治 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日 立製作所水戸工場内 (72)発明者 仲田 尚文 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日 立製作所水戸工場内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66B 1/18 - 1/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビルの中間階に設けられた上下に連続する
    中間乗継階と、前記中間乗継階より上方の階床の低層側
    と高層側とをそれぞれサービスする二群のエレベータと
    を持つビルに設置され、地上基準階と前記中間乗継階と
    の間を往復して就役する二階建て構造の乗りかごを持つ
    ダブルデツキエレベータを備えたエレベータ装置におい
    て、 前記中間乗継階より上方の階床の低層階をサービスする
    一群のエレベータは、前記中間乗継階のうちの上側の階
    と、この階と連続する前記低層階をサービスするように
    構成し、 前記中間乗継階より上方の階床の高層階をサービスする
    他の一群のエレベータは、前記中間乗継階のうちの下側
    の階と、この階と間隔を置いた前記高層階をサービスす
    るように構成したことを特徴とするエレベータ装置。
JP2029593A 1990-02-13 1990-02-13 エレベータ装置 Expired - Lifetime JP2776940B2 (ja)

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