JP2683285B2 - 管継手構造 - Google Patents
管継手構造Info
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- JP2683285B2 JP2683285B2 JP26653089A JP26653089A JP2683285B2 JP 2683285 B2 JP2683285 B2 JP 2683285B2 JP 26653089 A JP26653089 A JP 26653089A JP 26653089 A JP26653089 A JP 26653089A JP 2683285 B2 JP2683285 B2 JP 2683285B2
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- pipe
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- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 description 1
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- Joints With Sleeves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、管継手構造に関するものである。
従来の、鋳鉄管製ガス管の継手構造を、第3図に示
す。
す。
第3図に示すように、従来の管継手構造は、内面に突
起1Aが形成された受口管1と、端部にスピゴットリング
6が固定され、受口管1内に挿入される挿口管2との間
に、バックアップリング3、丸ゴム輪4および角ゴム輪
5が挿入され、受口管1のフランジ1Bに螺合するボルト
7によって、角ゴム輪5に当接する押輪8を押圧するも
のであった。
起1Aが形成された受口管1と、端部にスピゴットリング
6が固定され、受口管1内に挿入される挿口管2との間
に、バックアップリング3、丸ゴム輪4および角ゴム輪
5が挿入され、受口管1のフランジ1Bに螺合するボルト
7によって、角ゴム輪5に当接する押輪8を押圧するも
のであった。
上述した従来の管継手構造によれば、管に引抜き力が
作用すると、第4図に示すように、バックアップリング
3が、スピゴットリング6に接触して、受口管1が挿口
管2から抜出るのを防止する。
作用すると、第4図に示すように、バックアップリング
3が、スピゴットリング6に接触して、受口管1が挿口
管2から抜出るのを防止する。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、地震等によって過大な引抜き力が管に
作用すると、押輪8と受口管1との間から丸ゴム輪4お
よび角ゴム輪5が外部に飛出して、管継手の密封が破壊
される虞れがあった。
作用すると、押輪8と受口管1との間から丸ゴム輪4お
よび角ゴム輪5が外部に飛出して、管継手の密封が破壊
される虞れがあった。
従って、この考案の目的は、地震等によって過大な引
抜き力が管に作用しても、管継手の密封が破壊される虞
れがない管継手構造を提供するものである。
抜き力が管に作用しても、管継手の密封が破壊される虞
れがない管継手構造を提供するものである。
この発明は、内面に突起が形成された受口管と、端部
にスピゴットリングが固定され、前記受口管内に挿入さ
れる挿口管との間に、バックアップリング、丸ゴム輪お
よび角ゴム輪が挿入され、前記挿口管のフランジに螺合
するボルトによって、前記角ゴム輪に当接する押輪を押
圧するものからなる管継手構造において、前記スピゴッ
トリングと前記バックアップリングとの間に、ロックリ
ングが設けられ、前記ロックリングは、管に引抜き力が
作用した時に、前記バックアップリングにより広げられ
て、前記スピゴットリングと前記受口管の前記突起との
間に挟まれることに特徴を有するものである。
にスピゴットリングが固定され、前記受口管内に挿入さ
れる挿口管との間に、バックアップリング、丸ゴム輪お
よび角ゴム輪が挿入され、前記挿口管のフランジに螺合
するボルトによって、前記角ゴム輪に当接する押輪を押
圧するものからなる管継手構造において、前記スピゴッ
トリングと前記バックアップリングとの間に、ロックリ
ングが設けられ、前記ロックリングは、管に引抜き力が
作用した時に、前記バックアップリングにより広げられ
て、前記スピゴットリングと前記受口管の前記突起との
間に挟まれることに特徴を有するものである。
次に、この発明の一実施態様を、図面を参照しながら
説明する。
説明する。
第1図は、この発明の一実施態様の管継手構造を示す
断面図である。
断面図である。
第1図に示すように、この発明の管継手構造は、内面
に突起1Aが形成された受口管1と、端部にスピゴットリ
ング6が固定され、受口管1内に挿入される挿口管2と
の間に、バックアップリング3、丸ゴム輪4および角ゴ
ム輪5が挿入され、受口管1のフランジ1Bに螺合するボ
ルト7によって、角ゴム輪5に当接する押輪8を押圧す
ることからなる管継手構造において、スピゴットリング
6とバックアップリング3との間に、ロックリング9が
設けられているものである。
に突起1Aが形成された受口管1と、端部にスピゴットリ
ング6が固定され、受口管1内に挿入される挿口管2と
の間に、バックアップリング3、丸ゴム輪4および角ゴ
ム輪5が挿入され、受口管1のフランジ1Bに螺合するボ
ルト7によって、角ゴム輪5に当接する押輪8を押圧す
ることからなる管継手構造において、スピゴットリング
6とバックアップリング3との間に、ロックリング9が
設けられているものである。
ロックリング9は、弾性および圧縮力に優れたFRPま
たは鋼等で出来ていて、その先端は、テーパー状になっ
ている。従って、引抜き力が管に作用すると、第2図に
示すように、ロックリング9は、バックアップリング3
の先端に押されて広げられ、スピゴットリング6と受口
管1の突起1Aとの間に挟まれる。これによって、管に引
抜き力が作用しても、押輪8と受口管1との間から丸ゴ
ム輪4および角ゴム輪5が外部に飛出して、管継手の密
封が破壊される虞れはない。
たは鋼等で出来ていて、その先端は、テーパー状になっ
ている。従って、引抜き力が管に作用すると、第2図に
示すように、ロックリング9は、バックアップリング3
の先端に押されて広げられ、スピゴットリング6と受口
管1の突起1Aとの間に挟まれる。これによって、管に引
抜き力が作用しても、押輪8と受口管1との間から丸ゴ
ム輪4および角ゴム輪5が外部に飛出して、管継手の密
封が破壊される虞れはない。
ロックリング9は、広がり易いように、その外周部に
放射状にスリットを設けるとよい。
放射状にスリットを設けるとよい。
以上、説明したように、この発明によれば、地震等に
よって過大な引抜き力が管に作用しても、スピゴットリ
ング6とバックアップリング3との間に、ロックリング
9が挟み込まれるので、丸ゴム輪4および角ゴム輪5が
押輪8と受口管1との間から外部に飛出して、管継手の
密封が破壊される虞れがないといった有用な効果がもた
らされる。
よって過大な引抜き力が管に作用しても、スピゴットリ
ング6とバックアップリング3との間に、ロックリング
9が挟み込まれるので、丸ゴム輪4および角ゴム輪5が
押輪8と受口管1との間から外部に飛出して、管継手の
密封が破壊される虞れがないといった有用な効果がもた
らされる。
第1図は、この発明の一実施態様の管継手構造を示す断
面図、第2図は、管に引抜き力が作用したときの状態を
示す断面図、第3図および第4図は、従来の管継手構造
を示す断面図である。図面において、 1……受口管、2……挿口管、 3……バックアップリング、4……丸ゴム輪、 5……角ゴム輪、6……スピゴットリング、 7……ボルト、8……押輪、 9……ロックリング。
面図、第2図は、管に引抜き力が作用したときの状態を
示す断面図、第3図および第4図は、従来の管継手構造
を示す断面図である。図面において、 1……受口管、2……挿口管、 3……バックアップリング、4……丸ゴム輪、 5……角ゴム輪、6……スピゴットリング、 7……ボルト、8……押輪、 9……ロックリング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星野 光義 埼玉県浦和市文蔵4丁目18番15号 (72)発明者 伊藤 高則 東京都渋谷区恵比寿西1丁目33番1号 (56)参考文献 特公 昭61−20758(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】内面に突起が形成された受口管と、端部に
スピゴットリングが固定され、前記受口管内に挿入され
る挿口管との間に、バックアップリング、丸ゴム輪およ
び角ゴム輪が挿入され、前記挿口管のフランジに螺合す
るボルトによって、前記角ゴム輪に当接する押輪を押圧
するものからなる管継手構造において、前記スピゴット
リングと前記バックアップリングとの間に、ロックリン
グが設けられ、前記ロックリングは、管に引抜き力が作
用した時に、前記バックアップリングにより広げられ
て、前記スピゴットリングと前記受口管の前記突起との
間に挟まれることに特徴を有する管継手構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26653089A JP2683285B2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | 管継手構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26653089A JP2683285B2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | 管継手構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03129192A JPH03129192A (ja) | 1991-06-03 |
JP2683285B2 true JP2683285B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=17432162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26653089A Expired - Fee Related JP2683285B2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | 管継手構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2683285B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1163326A (ja) * | 1997-08-27 | 1999-03-05 | Tokyo Gas Co Ltd | 金属管路の電気絶縁工法及びその装置 |
JP3925775B2 (ja) * | 2001-09-07 | 2007-06-06 | 豊田合成株式会社 | 樹脂チューブ |
JP4286004B2 (ja) * | 2003-01-07 | 2009-06-24 | 株式会社クボタ | 管の継手構造 |
JP5458076B2 (ja) * | 2011-09-20 | 2014-04-02 | 本田技研工業株式会社 | 封止構造体 |
CN105605351A (zh) * | 2016-03-31 | 2016-05-25 | 辽宁爱维尔铸业股份有限公司 | 大口径t型接口整铸球墨铸铁管件 |
KR101828502B1 (ko) * | 2017-09-04 | 2018-02-12 | 강태호 | 그루브 조인트 어댑터 |
-
1989
- 1989-10-13 JP JP26653089A patent/JP2683285B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03129192A (ja) | 1991-06-03 |
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